JP2614520B2 - 低温ショーケース - Google Patents

低温ショーケース

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JP2614520B2
JP2614520B2 JP1299822A JP29982289A JP2614520B2 JP 2614520 B2 JP2614520 B2 JP 2614520B2 JP 1299822 A JP1299822 A JP 1299822A JP 29982289 A JP29982289 A JP 29982289A JP 2614520 B2 JP2614520 B2 JP 2614520B2
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俊明 宮武
哲雄 中村
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は平型オープンショーケース等の低温ショーケ
ースに関する。
(ロ)従来の技術 冷却器をケース下部に配置した平型オープンショーケ
ース等では、前記冷却器の側部につながる冷媒管等の配
管場所を考慮して、冷却器の側方に空間を存するように
やや中央寄りに冷却器を配置する構成としている。一
方、庫内には前記冷却器を通って熱交換された冷気が循
環通流する冷気通路のみ構成されて、前記側方空間は空
気通路とならないようにしている。その為、前記側方空
間の奥(風下側)側は前記冷却器の管板から突出する遮
蔽板で塞ぐと共に、前記冷却器の風上側に近接して配置
されるファンケースとの間も遮蔽板で塞いでいる。
上記構成は特開昭62−217075号公報で見られると共
に、第3図〜第5図に示す構造でより明瞭となる。すな
わち各図において、1はオープンショーケースの本体、
2は冷気通路、3は冷気吹出口、4は冷気吸込口で、吹
出口3から吸込口4に向かって冷気のエアカーテン5が
形成されて庫内6の貯蔵品が外界と温度的に隔絶され一
定の低温状態に保存される。前記冷気通路2の底部区域
にはプレートフィン形冷却器7が設けられると共に、こ
の冷却器7と若干離間してその風上側にファンケース8
が配置される。9はファンケース8に支持した送風ファ
ンである。そして、冷却器7とファンケース9の離間区
域10に、除霜時通電され冷却器7の着霜を除去する除霜
用ヒータ11が配設されている。ところで、前記冷却器7
の左右管板のうち、一方の管板12を通して冷媒の出入す
る冷媒管13,13が接続されている。この冷媒管13,13は他
端が圧縮機(図示せず)につながるのであるが、このよ
うに冷媒管13の配管のためにその収納空室14を確保する
べく冷却器7及びファンケース8は若干中央寄りに移行
配置させ、かつこの空室14は冷却器7を通らない冷えて
ない空気が通流する空気通路とならないように、冷却器
7の後端においてその管板12から冷気通路2の側壁を形
成する。本体1の壁部1aに突き当る第1の遮蔽板15と、
冷気通路2と完全に仕切られるように冷却器7とファン
ケース8との離間区域の側方には第2の遮蔽板16とが設
けられている。そして除霜用ヒータ11のヒータ端部11a
をこの第2の遮蔽板16を挿通して、管板12のUベンド管
17にも熱を与えて除霜を成すようにしている。18は背面
断熱壁である。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記第3図〜第4図の従来構成において、除霜時、除
霜用ヒータ11を通電し、かつ、送風ファン9を駆動して
除霜を行うが、その場合第4図に示すように送風ファン
9によるヒータ熱が冷却器7の中央区域には良く通流し
効果的な除霜が行われるが、第2の遮蔽板16によって、
冷却器7のUベンド管17には熱の通路がないので、除霜
用ヒータ11で暖まった空気をUベンド管17に導びけず、
効果的な霜取りが行えず、その為、霜残りとなる問題点
があった。また図示しないが、除霜復帰をこの冷却器7
の管板12近くに配して、その霜取終了間近の温度上昇は
検出する霜取復帰センサーで制御する場合は、この管板
12の温度上昇が鈍く、長期に亘って通電状態が続くこと
による庫内温度の上昇から商品にダメージを与えると共
に、プルダウンも劣ると言う問題点があった。その他
に、若干であるがUベント管17も熱交換作用を有する
が、そこに空気が流通しないのでそれを利用できず、冷
却器7を十分活用している構成とは言えなかった。
本発明は以上の点に鑑みて成されたもので、除霜時に
冷却器に霜残りを生じさせず、そして冷却器の効率的活
用を得られるように構成した低温ショーケースを提供す
ることを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明の低温ショーケースは冷気通路の底部区域に送
風ファンを支持したファンケースを風上側に、プレート
フィン形冷却器を風下側にと離間して設け、この離間区
域に除霜用ヒータを配すと共に、この離間区域の側方を
開口して空気流通口を設け、前記ファンケースの後端と
本体壁部との間に前部遮蔽板を設けると共に、前記プレ
ートフィン形冷却器の後端と本体壁部との間に後部遮蔽
板を設け、この前部遮蔽板、後部遮蔽板及び本体壁部と
より形成され、前記冷気通路と平行に形成され、冷媒管
の一部である前記冷却器の管板より突出するUベンド
管、及び前記空気流通口より延在した前記除霜用ヒータ
を内在させた部屋を設け、前記ファンケースを出た空気
の一部が前記空気流通口より部屋に入り、前記部屋を巡
って前記空気流通口より前記冷却器を介して出て行く空
気流を形成したものである。
(ホ)作 用 冷却時、除霜時とも送風ファンが運転されている関係
上、空気の一部が空気流通口を出入して、部屋を巡る空
気の流れが生じる。
よって、冷却時にはこの空気流はUベンド管より冷却
作用を受け、Uベンド管の熱交換作用を活用できる。ま
た、除霜時には、除霜ヒータで暖まった空気がこの部屋
にも導びかれてUベンド管の近傍を効果的に熱し、霜残
しを起こさないようにする。
(ヘ)実施例 以下、本発明の実施例を図面に基き説明する。なお、
従来と同一構成物は同一番号で示す。
まず、第1図と第2図で、20は冷却器7とファンケー
ス9との間の離間区域10の両側にあった従来の第2の遮
蔽板16を除去することによって、後述する部屋と冷気通
路2とを連通できるようにした空気流通口である。21は
ファンケース9の後端片側に設けられた前部遮蔽板であ
る。この前部遮蔽板21には冷媒管13を通す開孔23が設け
られている。冷却器7の後端片側に設けられる第1遮蔽
板15はこの前部遮蔽板21に対応して後方に配置されてい
るので以下後部遮蔽板と記述する。各遮蔽板21,15の先
端は本体壁部1aに当接している。従って、前部遮蔽板21
と後部遮蔽板15、及び本体壁部1aそして図示しないが天
上壁とで区画形成された部屋22が構成される。この部屋
22は前記空気流通口20を介して冷気通路2と連通し、フ
ァンケース9から見て風下側に開け、冷気通路2と平行
している状態になっている。送風ファン9によりファン
ケース9を出た空気の一部は第1図の矢印に示すよう
に、この空気流通口20より部屋22に入り、部屋22を巡っ
て再び空気流通口21より出て、風下側の冷却器7へと流
れ、主冷気流と合流して行く空気流を形成する。よっ
て、この部屋22に空気が淀むような状況となる。尚、前
部遮蔽板21と後部遮蔽板15及び通路側壁である本体壁部
1aとで形成される部屋22は、図面では冷却器7の左側に
形成されているが、同様の部屋は冷却器7の右側にも形
成して、冷却空気を導き、右側のUベンド管をも冷却作
用に活用できるようにすることも可能である。
以上の構成により、冷却時の送風ファン9の運転とに
より、上述した空気流が生じて、それはUベンド管17と
接触する。よって、このUベンド管17によって若干冷却
効果を得られる。このようにして、従来熱交換作用に利
用していなかったUベンド管17を利用でき、冷却器7全
体の冷却作用を十分活用できる。そして、除霜時に除霜
用ヒータ11が通電され、送風ファン9が運転されると、
除霜用ヒータ11で暖まった空気は大部分が冷却器7へと
ストレートに流れその除霜をするが、この場合にも暖ま
った空気流の一部が部屋に導びかれ、そこを巡って出て
行く過程でUベント管17と触れ、Uベンド管17を含め冷
却器管板12部分に効果的な熱供与をし、霜残りを起こさ
ず、短時間の除霜を可能とする。
(ト)発明の効果 以上のように本発明によれば、冷気通路の底部区域内
に少し離して設けた風上側のファンケースと、風下側の
冷却器との間の側方間隙を空気流通口として風下側に開
けた部屋を設け、この部屋にファンケースを出た空気の
一部が前記空気流通口より入り、巡回して出ていくよう
な空気流を形成させたので、冷却時にはこの部屋内にあ
る冷却器端部のUベンド管より冷却作用が得られて、冷
却器を十分に活用できる。又、除霜時には、前記冷却器
とファンケースとの間に配した除霜用ヒータにより暖ま
った空気も同様に流れるので、Uベンド管等の冷却器管
板部分の霜取を効果的に行える。よって、従来、除霜用
ヒータから遠く離れ、その熱の伝わり難く、霜残りとな
ってしまうことの多かったこの冷却器管板部分の除霜も
確実に行えると共に、冷却運転時においては、冷気通路
と平行な部屋の空気流の全てが、冷却されたUベンド管
で冷却され、その後、Uベント管で冷却された空気が、
冷却器を通過しそこでさらに冷却される働きもするの
で、冷却能力を高めることができ、また、除霜運転時に
おいては、除霜ヒータで暖められた空気が、Uベンド管
の除霜を行い、その後、Uベント管を通過した暖かい空
気が、冷却器を通過して冷却器の除霜を行う働きもする
ので、Uベンド管や冷却器の除霜能力を高めることがで
きるとの作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は空気流形成部分を示した低温ショーケースの要
部断面図、第2図は同要部の構造斜視図、第3図乃至第
5図は従来例を示し、第3図は低温ショーケースの概略
的全体側断面図、第4図は同要部断面図、第5図は同要
部の構造斜視図である。 1……本体、1a……本体壁部、2……冷気通路、7……
冷却器、8……ファンケース、9……送風機ファン、10
……離間区域、11……除霜用ヒータ、11a……ヒータ端
部、12……冷却器の管板、13……冷媒管、15……第1遮
蔽板、17……Uベンド管、20……空気流通口、21……前
部遮断板、22……部屋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−217075(JP,A) 実開 昭56−34283(JP,U) 実開 平1−158082(JP,U) 実開 昭60−43977(JP,U) 実開 昭58−124784(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷気通路の底部区域に送風ファンを支持し
    たファンケースを風上側に、プレートフィン形冷却器を
    風下側にと離間して設け、この離間区域に除霜用ヒータ
    を配すと共に、この離間区域の側方を開口して空気流通
    口を設け、前記ファンケースの後端と本体壁部との間に
    前部遮蔽板を設けると共に、前記プレートフィン形冷却
    器の後端と本体壁部との間に後部遮蔽板を設け、この前
    部遮蔽板、後部遮蔽板及び本体壁部とより形成され、前
    記冷気通路と平行に形成され、冷媒管の一部である前記
    冷却器の管板より突出するUベンド管、及び前記空気流
    通口より延在した前記除霜用ヒータを内在させた部屋を
    設け、前記ファンケースを出た空気の一部が前記空気流
    通口より部屋に入り、前記部屋を巡って前記空気流通口
    より前記冷却器を介して出て行く空気流を形成したこと
    を特徴とする低温ショーケース。
JP1299822A 1989-11-20 1989-11-20 低温ショーケース Expired - Lifetime JP2614520B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5922459Y2 (ja) * 1979-08-24 1984-07-04 サンデン株式会社 冷気循環型冷凍冷蔵ショ−ケ−ス

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