JP2890884B2 - 冷気循環式オープンショーケース - Google Patents
冷気循環式オープンショーケースInfo
- Publication number
- JP2890884B2 JP2890884B2 JP10528391A JP10528391A JP2890884B2 JP 2890884 B2 JP2890884 B2 JP 2890884B2 JP 10528391 A JP10528391 A JP 10528391A JP 10528391 A JP10528391 A JP 10528391A JP 2890884 B2 JP2890884 B2 JP 2890884B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- fan
- fins
- cooler
- cold air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Defrosting Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前面部に開口部を有
し、この開口部に臨む吹出口から冷気流を吹き出してエ
アーカーテンを形成して収納用空間を冷却保冷する冷気
循環式オープンショケースに係わり、特にその冷却器の
改良に関する。
し、この開口部に臨む吹出口から冷気流を吹き出してエ
アーカーテンを形成して収納用空間を冷却保冷する冷気
循環式オープンショケースに係わり、特にその冷却器の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の冷気循環式オープンショーケー
スとして図2に示すものが公知である。ここで図2は、
従来技術による冷気循環式オープンショーケースの構成
例の側断面図であり、図3はその冷却器の構成図で、
(a)はファンとともに示した斜視図、(b)は後面図
である。図2,図3において、本体ケース1は、前面に
開口部1aを有する断面がほぼコ字状をなし、断熱壁で
なる外箱2と内部に収納用空間4を形成する内箱3とか
らなり、外箱2と内箱3との間には仕切板5を設けて内
外2層の冷気エアカーテン用通風路6および保護エアカ
ーテン用通風路7が形成されている。冷気エアカーテン
用通風路6はその上下両端が開口部1aに臨んでそれぞ
れ吹出口6aおよび吸込口6bをなし、その内部に、軸
流ファンであるファン8および、オープンショーケース
外に設置された図示しない冷凍機から冷媒16が図示し
ない膨張弁を介して供給される冷却器9’とが配設され
ている。冷却器9’は、図3に示す如く前記冷媒16が
通流する金属製蛇管9aと、この金属製蛇管9aに、冷
媒16から与えられる冷熱を前記収納用空間内空気に伝
達する、互いに等間隔で貫通装着された金属薄板製の複
数のフィン9dとよりなる。冷媒16は、冷媒入口9e
から冷却器9’に流入し、冷媒出口9fから冷却器9’
外に流出する。冷却器9’のフィン9dにはファン8か
ら循環空気が供給され、冷媒16から与えられる冷熱で
この循環空気を冷気とする。なお、8aは、ファン8を
冷却器9’と一体に構成するための支持フレームであ
る。さらに冷却器9’の上流側には必要に応じ除霜ヒー
タ17が設置される。また保護エアカーテン用通風路7
はその上下両端が開口部1aに臨んでそれぞれ吹出口7
aおよび吸込口7bをなし、内部にファン10が配設さ
れている。11は吹出口6aおよび吹出口7aにそれぞ
れ装着された空気整流体、12は収納用空間4を上下多
段に仕切る棚であり、13は基台である。
スとして図2に示すものが公知である。ここで図2は、
従来技術による冷気循環式オープンショーケースの構成
例の側断面図であり、図3はその冷却器の構成図で、
(a)はファンとともに示した斜視図、(b)は後面図
である。図2,図3において、本体ケース1は、前面に
開口部1aを有する断面がほぼコ字状をなし、断熱壁で
なる外箱2と内部に収納用空間4を形成する内箱3とか
らなり、外箱2と内箱3との間には仕切板5を設けて内
外2層の冷気エアカーテン用通風路6および保護エアカ
ーテン用通風路7が形成されている。冷気エアカーテン
用通風路6はその上下両端が開口部1aに臨んでそれぞ
れ吹出口6aおよび吸込口6bをなし、その内部に、軸
流ファンであるファン8および、オープンショーケース
外に設置された図示しない冷凍機から冷媒16が図示し
ない膨張弁を介して供給される冷却器9’とが配設され
ている。冷却器9’は、図3に示す如く前記冷媒16が
通流する金属製蛇管9aと、この金属製蛇管9aに、冷
媒16から与えられる冷熱を前記収納用空間内空気に伝
達する、互いに等間隔で貫通装着された金属薄板製の複
数のフィン9dとよりなる。冷媒16は、冷媒入口9e
から冷却器9’に流入し、冷媒出口9fから冷却器9’
外に流出する。冷却器9’のフィン9dにはファン8か
ら循環空気が供給され、冷媒16から与えられる冷熱で
この循環空気を冷気とする。なお、8aは、ファン8を
冷却器9’と一体に構成するための支持フレームであ
る。さらに冷却器9’の上流側には必要に応じ除霜ヒー
タ17が設置される。また保護エアカーテン用通風路7
はその上下両端が開口部1aに臨んでそれぞれ吹出口7
aおよび吸込口7bをなし、内部にファン10が配設さ
れている。11は吹出口6aおよび吹出口7aにそれぞ
れ装着された空気整流体、12は収納用空間4を上下多
段に仕切る棚であり、13は基台である。
【0003】前述のオープンショーケースには、収納用
空間4に多数の商品が陳列収納される。そして正回転す
るファン8によって、収納用空間内空気が冷気エアカー
テン用通風路6を実線の矢印に示すごとく循環され、か
つ冷却器9’で冷却されて冷気となり吹出口6aに送ら
れる。この冷気は吹出口6aから吹出して冷気エアカー
テン14を形成する。また正回転するファン10によっ
て、保護エアカーテン用通風路7を実線の矢印に示すご
とく循環される非冷却空気が吹出口7aから吹出し保護
エアカーテン15を形成し、熱遮断効果を高めるように
冷気エアカーテン14を保護する。したがって収納用空
間4内の商品は効率よく冷却、保冷される。
空間4に多数の商品が陳列収納される。そして正回転す
るファン8によって、収納用空間内空気が冷気エアカー
テン用通風路6を実線の矢印に示すごとく循環され、か
つ冷却器9’で冷却されて冷気となり吹出口6aに送ら
れる。この冷気は吹出口6aから吹出して冷気エアカー
テン14を形成する。また正回転するファン10によっ
て、保護エアカーテン用通風路7を実線の矢印に示すご
とく循環される非冷却空気が吹出口7aから吹出し保護
エアカーテン15を形成し、熱遮断効果を高めるように
冷気エアカーテン14を保護する。したがって収納用空
間4内の商品は効率よく冷却、保冷される。
【0004】次に除霜運転時の場合を説明する。上記保
冷運転時に冷気エアカーテン14および保護エアカーテ
ン15は途中で若干外気を巻き込み吸込口6bおよび7
bに流れる。この外気は湿気を持っているため、保冷運
転を継続していると外気に含まれている湿気が、霜とし
て冷却器9’のフィン9dおよび蛇管9aの表面に徐々
に着霜し、冷却器9’の冷却能力が低下していく。この
ためオープンショーケースではタイマなどを用いて適当
な周期で前記着霜を除去するための除霜運転が行なわれ
る。除霜運転時には、ファン10を逆回転させ、冷却器
9’に冷媒を供給している冷凍機の運転を停止し、さら
に必要な場合には除霜ヒータ17に通電して除霜運転に
入る。なおこのとき、冷気エアカーテン用通風路6に配
設されたファン8は正回転で運転され続ける。しかし
て、図2中で鎖線の矢印で示すごとく、ファン10の逆
転によって吹出口7aから収納用空間内空気よりも温か
い外気が保護エアカーテン用通風路7に吸込まれる。こ
の外気は吸込口6bから冷気エアカーテン用通風路6に
鎖線の矢印で示すごとく吸込まれて流れる。そして除霜
ヒータ17によってさらに加熱され除霜用温風となり冷
却器9’を洗流加温して前記着霜を溶融除去する。除霜
運転の間、冷却器9’の着霜を溶融除去する熱量は、温
かい外気の持つ熱量と除霜ヒータ17に印加される電力
とによって与えられる。なお、オープンショーケースの
除霜運転時に、ファン10を停止して除霜運転を行うこ
ともある。
冷運転時に冷気エアカーテン14および保護エアカーテ
ン15は途中で若干外気を巻き込み吸込口6bおよび7
bに流れる。この外気は湿気を持っているため、保冷運
転を継続していると外気に含まれている湿気が、霜とし
て冷却器9’のフィン9dおよび蛇管9aの表面に徐々
に着霜し、冷却器9’の冷却能力が低下していく。この
ためオープンショーケースではタイマなどを用いて適当
な周期で前記着霜を除去するための除霜運転が行なわれ
る。除霜運転時には、ファン10を逆回転させ、冷却器
9’に冷媒を供給している冷凍機の運転を停止し、さら
に必要な場合には除霜ヒータ17に通電して除霜運転に
入る。なおこのとき、冷気エアカーテン用通風路6に配
設されたファン8は正回転で運転され続ける。しかし
て、図2中で鎖線の矢印で示すごとく、ファン10の逆
転によって吹出口7aから収納用空間内空気よりも温か
い外気が保護エアカーテン用通風路7に吸込まれる。こ
の外気は吸込口6bから冷気エアカーテン用通風路6に
鎖線の矢印で示すごとく吸込まれて流れる。そして除霜
ヒータ17によってさらに加熱され除霜用温風となり冷
却器9’を洗流加温して前記着霜を溶融除去する。除霜
運転の間、冷却器9’の着霜を溶融除去する熱量は、温
かい外気の持つ熱量と除霜ヒータ17に印加される電力
とによって与えられる。なお、オープンショーケースの
除霜運転時に、ファン10を停止して除霜運転を行うこ
ともある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
る冷気循環式オープンショケースにおいては、冷却器
は、冷媒が通流する金属製蛇管とこの金属製蛇管に貫通
装着し冷媒からの冷熱を空気に伝達する互いに等間隔に
装着された複数のフィンとよりなるため、冷媒が流入す
る冷媒入口に隣接して装着されたフィンにおいては、冷
媒の冷却能力が高くより低温となることで、またファン
の前面部にあたる部位のフィンにおいては、より多くの
空気が循環されることで、ともに他の部位のフィンより
もその着霜量が多い。このため、除霜運転時に、この部
位の除霜が他の部位よりも遅れるので、早く除霜された
部位は高温となり、収納用空間の温度が上昇してしまう
こととなる。収納用空間の温度上昇は、収納用空間内の
商品の温度を上昇させ、商品の鮮度を低下させる可能性
があるのでこの問題の解決が課題とされていた。
る冷気循環式オープンショケースにおいては、冷却器
は、冷媒が通流する金属製蛇管とこの金属製蛇管に貫通
装着し冷媒からの冷熱を空気に伝達する互いに等間隔に
装着された複数のフィンとよりなるため、冷媒が流入す
る冷媒入口に隣接して装着されたフィンにおいては、冷
媒の冷却能力が高くより低温となることで、またファン
の前面部にあたる部位のフィンにおいては、より多くの
空気が循環されることで、ともに他の部位のフィンより
もその着霜量が多い。このため、除霜運転時に、この部
位の除霜が他の部位よりも遅れるので、早く除霜された
部位は高温となり、収納用空間の温度が上昇してしまう
こととなる。収納用空間の温度上昇は、収納用空間内の
商品の温度を上昇させ、商品の鮮度を低下させる可能性
があるのでこの問題の解決が課題とされていた。
【0006】本発明は、前述の従来技術の問題点に鑑み
なされたものであり、その目的は冷却器のフィンの間隔
を適切に選択することで、収納用空間の温度が過度に上
昇することのない冷気循環式オープンショケースを提供
することにある。
なされたものであり、その目的は冷却器のフィンの間隔
を適切に選択することで、収納用空間の温度が過度に上
昇することのない冷気循環式オープンショケースを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では前述の目的
は、
は、
【0008】1)前面に開口部を有し断面がほぼコ字状
をなし内部に商品を保冷収納する収納用空間を有する本
体ケース内に、上下両端が前記開口に臨んでそれぞれ吹
出部および吸込部をなす通風路が形成され、この通風路
内に収納用空間内空気を循環するファンおよび、冷凍機
から冷媒の供給を受ける冷却器が配設され、この冷却器
が前記冷媒を通流させる金属製蛇管とこの金属製蛇管に
貫通装着される複数のフィンとよりなる冷気循環式オー
プンショケースにおいて、前記フィンの相互間隔を、前
記冷媒が流入する冷媒入口に隣接する部位および前記フ
ァンの前面部でその他の部位よりも広くすること、また
をなし内部に商品を保冷収納する収納用空間を有する本
体ケース内に、上下両端が前記開口に臨んでそれぞれ吹
出部および吸込部をなす通風路が形成され、この通風路
内に収納用空間内空気を循環するファンおよび、冷凍機
から冷媒の供給を受ける冷却器が配設され、この冷却器
が前記冷媒を通流させる金属製蛇管とこの金属製蛇管に
貫通装着される複数のフィンとよりなる冷気循環式オー
プンショケースにおいて、前記フィンの相互間隔を、前
記冷媒が流入する冷媒入口に隣接する部位および前記フ
ァンの前面部でその他の部位よりも広くすること、また
【0009】2)前記1項記載の手段において、その他
の部位よりも広い間隔とする冷媒が流入する冷媒入口に
隣接する部位およびファンの前面部のフィンの相互間隔
を、その他の部位との遷移部において徐々に変えるこ
と、で達成される。
の部位よりも広い間隔とする冷媒が流入する冷媒入口に
隣接する部位およびファンの前面部のフィンの相互間隔
を、その他の部位との遷移部において徐々に変えるこ
と、で達成される。
【0010】
【作用】本発明においては前述の構成として、冷却器の
フィンの相互間隔を、冷媒の冷却能力が高いことでより
低温となる冷媒が流入する入口部、およびより多くの空
気が循環されるファンの前面部において広く、その他の
部位では従来通り狭い間隔としたことで、いずれの部位
のフィンもその着霜量がほぼ等しくなる。これによっ
て、除霜運転時に、全てのフィンの除霜はほぼ同時に完
了することとなる。
フィンの相互間隔を、冷媒の冷却能力が高いことでより
低温となる冷媒が流入する入口部、およびより多くの空
気が循環されるファンの前面部において広く、その他の
部位では従来通り狭い間隔としたことで、いずれの部位
のフィンもその着霜量がほぼ等しくなる。これによっ
て、除霜運転時に、全てのフィンの除霜はほぼ同時に完
了することとなる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明の一実施例による冷気循環式オ
ープンショケース用の冷却器の構成を、ファンとともに
示した斜視図である。図3の従来例と同一部分には同じ
符号を付し、その説明を省略する。図1において、9
b,9c,9dはそれぞれ金属製蛇管9aに装着される
金属薄板製のフィンである。フィン9bは、前記冷媒1
6が冷却器9に流入する冷媒入口9eに隣接する部位に
装着され、フィン9dよりも広い間隔を有する。フィン
9cはファン8の前面部に装着され、フィン9dよりも
広い間隔を有する。フィン9dは、フィン9bおよびフ
ィン9c以外のフィンであり、フィン9bおよびフィン
9cよりも狭くかつ従来例同様に等間隔で蛇管9aに装
着される。
説明する。図1は本発明の一実施例による冷気循環式オ
ープンショケース用の冷却器の構成を、ファンとともに
示した斜視図である。図3の従来例と同一部分には同じ
符号を付し、その説明を省略する。図1において、9
b,9c,9dはそれぞれ金属製蛇管9aに装着される
金属薄板製のフィンである。フィン9bは、前記冷媒1
6が冷却器9に流入する冷媒入口9eに隣接する部位に
装着され、フィン9dよりも広い間隔を有する。フィン
9cはファン8の前面部に装着され、フィン9dよりも
広い間隔を有する。フィン9dは、フィン9bおよびフ
ィン9c以外のフィンであり、フィン9bおよびフィン
9cよりも狭くかつ従来例同様に等間隔で蛇管9aに装
着される。
【0012】なお、冷媒入口9eに隣接する部位の冷却
器9の温度は、冷媒16がしだいに冷熱を失うために徐
々に温度が上昇するので、フィン9bのフィン間隔を、
フィン9bからフィン9dへの遷移部で徐々に狭くする
とよい。かつまた、ファン8から吹き出す循環空気の風
速は、その中心部で最高速となり、中心部から離れに従
い低減するので、フィン9cのフィン間隔を、フィン9
dからフィン9cへの遷移部で徐々に広くし、かつ、フ
ィン9cからフィン9dへの遷移部で徐々に狭くすると
よい。これらにより着霜量をより一層等しくすることが
できる。
器9の温度は、冷媒16がしだいに冷熱を失うために徐
々に温度が上昇するので、フィン9bのフィン間隔を、
フィン9bからフィン9dへの遷移部で徐々に狭くする
とよい。かつまた、ファン8から吹き出す循環空気の風
速は、その中心部で最高速となり、中心部から離れに従
い低減するので、フィン9cのフィン間隔を、フィン9
dからフィン9cへの遷移部で徐々に広くし、かつ、フ
ィン9cからフィン9dへの遷移部で徐々に狭くすると
よい。これらにより着霜量をより一層等しくすることが
できる。
【0013】
【発明の効果】本発明においては、冷却器のフィンの相
互間隔を、冷媒の冷却能力が高くより低温となる冷媒が
流入する冷媒入口に隣接した部位、およびより多くの空
気が循環されるファンの前面部で広く、その他の部位で
は狭い間隔としたことで、いずれの部位のフィンもその
着霜量がほぼ等しくなる。これによって、除霜運転時
に、全てのフィンの除霜がほぼ同時に完了することとな
るため、収納用空間の温度が上昇せず、収納用空間内の
商品の鮮度を低下させることがなくなるとともに、フィ
ンの装着枚数を減少できることで、材料使用量が低減さ
れかつ装着工数も短縮されるという効果を奏する。
互間隔を、冷媒の冷却能力が高くより低温となる冷媒が
流入する冷媒入口に隣接した部位、およびより多くの空
気が循環されるファンの前面部で広く、その他の部位で
は狭い間隔としたことで、いずれの部位のフィンもその
着霜量がほぼ等しくなる。これによって、除霜運転時
に、全てのフィンの除霜がほぼ同時に完了することとな
るため、収納用空間の温度が上昇せず、収納用空間内の
商品の鮮度を低下させることがなくなるとともに、フィ
ンの装着枚数を減少できることで、材料使用量が低減さ
れかつ装着工数も短縮されるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例による冷気循環式オープンシ
ョケース用の冷却器の構成を、ファンとともに示した斜
視図
ョケース用の冷却器の構成を、ファンとともに示した斜
視図
【図2】従来例の冷気循環式オープンショケースの側断
面図
面図
【図3】従来例の冷気循環式オープンショケース用の冷
却器の構成図で、(a)は斜視図、(b)は後面図
却器の構成図で、(a)は斜視図、(b)は後面図
8 ファン 8a 支持フレーム 9 冷却器 9a 蛇管 9b フィン 9c フィン 9d フィン 9e 冷媒入口 16 冷媒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F28F 1/32 F28F 1/32 V (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 21/08 F25D 19/00 F25B 39/02 A47F 3/04 F28F 1/32
Claims (2)
- 【請求項1】前面に開口部を有し断面がほぼコ字状をな
し内部に商品を保冷収納する収納用空間を有する本体ケ
ース内に、上下両端が前記開口に臨んでそれぞれ吹出部
および吸込部をなす通風路が形成され、この通風路内に
収納用空間内空気を循環するファンおよび、冷凍機から
冷媒の供給を受ける冷却器が配設され、この冷却器が前
記冷媒を通流する金属製蛇管とこの金属製蛇管に貫通装
着される複数のフィンとよりなる冷気循環式オープンシ
ョケースにおいて、前記フィンの相互間隔を、前記冷媒
が流入する冷媒入口に隣接する部位および前記ファンの
前面部でその他の部位よりも広くすることを特徴とする
冷気循環式オープンショケース。 - 【請求項2】請求項1に記載の冷気循環式オープンショ
ケースにおいて、その他の部位よりも広い間隔とする冷
媒が流入する冷媒入口に隣接する部位およびファンの前
面部のフィンの相互間隔を、その他の部位との遷移部に
おいて徐々に変えることを特徴とする冷気循環式オープ
ンショケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10528391A JP2890884B2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 冷気循環式オープンショーケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10528391A JP2890884B2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 冷気循環式オープンショーケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04335981A JPH04335981A (ja) | 1992-11-24 |
JP2890884B2 true JP2890884B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=14403352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10528391A Expired - Lifetime JP2890884B2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 冷気循環式オープンショーケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2890884B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-10 JP JP10528391A patent/JP2890884B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04335981A (ja) | 1992-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3318376B2 (ja) | 改良されたとげ状のフィンを有する冷蔵庫用蒸発器 | |
JP3616174B2 (ja) | 冷却装置、冷蔵庫、ショーケース及び自動販売機 | |
JP3734922B2 (ja) | 冷凍冷蔵庫 | |
JPH08303932A (ja) | 冷凍冷蔵ショーケースの除霜装置 | |
JPH08313144A (ja) | 冷凍冷蔵ショーケースの除霜装置 | |
JP2890884B2 (ja) | 冷気循環式オープンショーケース | |
JPS6211276B2 (ja) | ||
JP3649875B2 (ja) | 低温ショーケース | |
JP3003820B2 (ja) | 冷凍冷蔵庫 | |
JP3157360B2 (ja) | 冷却器 | |
JP2547926B2 (ja) | 冷凍冷蔵オープンショーケースの除霜方法 | |
JP2715235B2 (ja) | 冷蔵ショーケースの冷気循環構造 | |
JP2600744B2 (ja) | 冷気循環式オープンショーケース | |
JP2869102B2 (ja) | オープンショーケース | |
JPH07318229A (ja) | 冷凍冷蔵ショーケースの除霜方式 | |
JPH0432683A (ja) | オープンショーケース | |
CN108366680A (zh) | 冷藏销售器具 | |
JP5381278B2 (ja) | 冷蔵貯蔵庫のエアカーテン装置 | |
JPH0712861Y2 (ja) | 前面扉付き冷蔵ショーケース | |
JP2877626B2 (ja) | 冷却器の除霜装置 | |
JP3860626B2 (ja) | 自動販売機 | |
JPH11281232A (ja) | 冷凍ショ−ケ−ス | |
JPH1038446A (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JPS5938706Y2 (ja) | 冷凍冷蔵シヨ−ケ−ス | |
JPH0827128B2 (ja) | 冷気循環式オープンショーケース |