JPH068677U - トイレ用ドアの戸当り部構造 - Google Patents

トイレ用ドアの戸当り部構造

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JPH068677U
JPH068677U JP5179992U JP5179992U JPH068677U JP H068677 U JPH068677 U JP H068677U JP 5179992 U JP5179992 U JP 5179992U JP 5179992 U JP5179992 U JP 5179992U JP H068677 U JPH068677 U JP H068677U
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JP
Japan
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door
installation panel
end surface
panel
installation
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Application number
JP5179992U
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English (en)
Inventor
武志 堂前
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Comany Inc
Original Assignee
Comany Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアの角部が欠けたり割れたりすることのな
いように、滑らかな曲面をもって戸当り端面を形成し、
ドアと据付けパネルの両戸当り端面間の隙間から光が漏
れることのないトイレ用ドアの戸当り部構造の提供。 【構成】 ドア及び据付けパネルの端面を切削加工して
滑らかな曲面とし、中立面を基準にそれぞれ片側に凸部
を形成して互いに噛み合うように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はヒンジを介して開閉するトイレ用ドアの戸当り部構造に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
図3はトイレブースのドアを示した従来例であり、ドア(イ) は蝶番(ロ) を介し て開閉自在に軸支され、内開き構造となっており、該ドア(イ) にはロック(ハ) が 取着されている。そして同図からも明らかなように、ドア(イ) の端面は表面に対 して垂直を成す平坦面であり、据付けパネル(ニ) との間に残る隙間(ホ) を通して 光が漏れ、内部を透視される可能性がある。
【0003】 図4も従来型式のトイレブース用ドアの戸当り部形状を示した具体例であるが 、この場合には、ドア(イ) の端面は滑らかな凹状曲面を呈し、一方の据付けパネ ル(ニ) の端面は凸状曲面を形成している。したがって、両端面の間に残る隙間(ホ ) を通して光が漏れたり、内部を透視することは出来ないが、ドア(イ) の先端角 部(ヘ) は角ばっていて割れ易い形状となっている。また該角部(ヘ) に手や体が当 ってケガをすることもある。
【0004】 一方、ドア(イ) の構造によっても異なるが、図4のごとくコア(ト) を充填材と し、コア(ト) の上下及び両側端に水の浸透を防止する人工木片(チ) を配置し、両 面にスレート板(リ) 、(リ) を貼着して構成し、スレート板の表面には大理石等の 模様を水圧転写にて形成して成るドア(イ) が使用される場合がある。この場合、 石綿とセメントを混合して固めた上記スレート板(リ) 及び人工木片(チ) の端面形 状がそれぞれ異なることから、ドア(イ) 及び据付けパネル(ニ) の戸当り端面を切 削加工するに際し、別々の工具を使用しなければならず製作上の問題もあり、角 部(ヘ) を持つドア端面の形状はデザイン的にも好ましくない。
【0005】
【本考案が解決しようとする課題】
このように、従来型式のトイレブース用ドアの戸当りには上記のごとき問題が ある。本考案が解決しようとする課題はこれら問題点であり、欠けたり、割れた りし易い角部を形成することなく、ドア端面及び据付けパネル端面をデザイン的 にも好ましい同一形状として、共通の工具を用いて製作可能とした戸当り部構造 を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のトイレブース用ドアの戸当り部構造は、その戸当り端面は角部を持た ず、曲面にて形成し、ドア端面と据付けパネル端面との形状は点対称形となって 、該ドアを閉じる場合には互いに噛み合い、両端面間に残る隙間から光は漏れな い曲面形状となっている。すなわち、ドア及び据付けパネルの中立面を基準に一 方側端面を突出し、他方側端面をくぼませた曲面形状を呈す。またドア及び据付 けパネルは両面にスレート板等を貼着し、上下及び両側端には水の浸透を防止す るための人工木片を有し、該スレート板表面は水圧転写にて形成した大理石等の 模様を持っている。以下、本考案に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する 。
【0007】
【実施例】
図1はトイレブースの横断面を示した実施例であり、同図において1はドア、 2a、2b…は据付けパネルを示す。据付けパネル2aは床面に起立し、その一 方の側端に形成した凹溝3には壁面4に固定したエンドレール5が嵌入して位置 決めされ、他方の側端には凸片6が設けられている。また据付けパネル2bの一 方側端には凹部7を形成し、該凹部7に上記据付けパネル2aの凸片6が嵌合し て互いに連結し、他方側端にはカチット8を設け、該カチット8は据付けパネル 2cに螺合したネジ9の頭と連結している。よって、据付けパネル2cは据付け パネル2bと直角に交差して連結し、同じように据付けパネル2fは上記据付け パネル1aに対向して配置され、据付けパネル2eと連結している。そして、据 付けパネル2dと据付けパネル2eとはカチット8を介してL型に交差して連結 する。
【0008】 これら各据付けパネル2a、2b…の支持構造は、図2a、bの示すように、 アジャスター10にて支えた巾木11の上片12に据付けパネル2a、2b…を 載せる場合、又は床面14に固定した脚金具13にて支え・固定する場合のいず れの方法を採用してもよい。前者の巾木11の上片12に載せる場合には、据付 けパネル2a、2b…の下端に凸片15をビスで取着し、該凸片15を上片12 に形成した凹部16に嵌合して位置決めする。据付けパネル2a、2b…の仕様 は同一であるが、上記凸片15を別部材としてビス止めするだけで異なる支持形 態に共用可能としている。
【0009】 またドア1及び据付けパネル2a、2b…は両面に石綿及びセメントを固めて 成形したスレート板を貼着し、上下端及び両側端には人工木片17、17…を配 置して構成している。この人工木片17はドア1並びに据付けパネル2a、2b …内への水の浸透を防止するためのもので、該ドア1及び据付けパネル2a、2 b…の表面に大理石等の模様を水圧転写にて形成するために水中に沈めることが 出来る。また清掃時に水がかかっても何ら問題ないパネル構造を呈している。
【0010】 ところで、上記据付けパネル2dにはヒンジ18が固定され、該ヒンジ18を 介してドア1が開閉自在に取着されている。ドア1は内開き構造となっており、 その戸当りドア端面19は湾曲し、中立面の内側を突出して凸部20を形成し、 該戸当りドア端面19と噛み合うように、据付けパネル2cの戸当りパネル端面 21は中立面の外側を突出して凸部22を有している。両戸当り端面19、21 間には僅かな隙間23を残しているが、該隙間23は湾曲しているため、隙間を 通して光が漏れることはない。したがって、内部を透視することは勿論不可能で ある。
【0011】 上記戸当りドア端面19及び戸当りパネル端面21は点対称形であり、これら 各戸当り端面19、21は切削されて所定の湾曲面に加工される訳であるが、同 じ形状であるため同一工具が用いられる。そして上記凸部20、22は角部を持 たない滑らかな曲面にて形成されている。以上述べたように、本考案のトイレ用 ドアの戸当り部構造は、戸当りドア端面には中立面より片側に凸部を形成し、戸 当りパネル端面には中立面より反対側に凸部をそれぞれ形成して、両端面間には 湾曲した隙間を残したもので、次のような効果を得ることが出来る。
【0012】
【考案の効果】
本考案の両戸当り端面は中立面を基準に、片側に滑らかな凸部をそれぞれ形成 して互いに噛み合うよう構成したもので、角ばった部分は無く、ドアの開閉時に 物と衝突して一部が欠けたり、割れたりするといった事態を招かない。そして両 戸当り端面は点対称を成しているため、同一工具を用いて加工することが出来る ことで便利であるとともに、工具の交換作業がいらず生産性も向上する。一方で は点対称形を成す滑らかな曲面の戸当り部構造は外観上も好ましく、勿論、両戸 当り面間の隙間から光が漏れたり、透視されることは無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の戸当り部構造を有すトイレブースの横
断面。
【図2】据付けパネルの下端部支持構造。
【図3】従来のトイレ用ドアの戸当り部構造。
【図4】従来のトイレ用ドアの戸当り部構造。
【符号の説明】
1 ドア 2 据付けパネル 3 凹溝 4 壁面 5 エンドレール 6 凸片 7 凹部 8 カチット 9 ネジ 10 アジャスター 11 巾木 12 上片 13 脚金具 14 床面 15 凸片 16 凹部 17 人工木片 18 ヒンジ 19 戸当りドア端面 20 凸部 21 戸当りパネル端面 22 凸部 23 隙間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジを介して開閉自在に取着するトイ
    レ用ドアであって、ドアの戸当り端面及び据付けパネル
    の戸当り端面には僅かな隙間を残して互いに噛み合う曲
    面を形成するために切削加工される戸当り部において、
    中立面を基準として戸当りドア端面の片側に滑らかな凸
    部を設け、他方の戸当りパネル端面の反対側に滑らかな
    凸部をそれぞれ形成したことを特徴とするトイレ用ドア
    の戸当り部構造。
JP5179992U 1992-06-29 1992-06-29 トイレ用ドアの戸当り部構造 Pending JPH068677U (ja)

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JP5179992U JPH068677U (ja) 1992-06-29 1992-06-29 トイレ用ドアの戸当り部構造

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Publication Number Publication Date
JPH068677U true JPH068677U (ja) 1994-02-04

Family

ID=12896980

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JP5179992U Pending JPH068677U (ja) 1992-06-29 1992-06-29 トイレ用ドアの戸当り部構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05302475A (ja) * 1992-04-28 1993-11-16 Naka Ind Ltd ドア構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05302475A (ja) * 1992-04-28 1993-11-16 Naka Ind Ltd ドア構造

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