JPH05247990A - トイレユニットの甲板取付構造 - Google Patents

トイレユニットの甲板取付構造

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Publication number
JPH05247990A
JPH05247990A JP8300892A JP8300892A JPH05247990A JP H05247990 A JPH05247990 A JP H05247990A JP 8300892 A JP8300892 A JP 8300892A JP 8300892 A JP8300892 A JP 8300892A JP H05247990 A JPH05247990 A JP H05247990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deck
unit frame
receiver
unit
mounting structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP8300892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Iwashita
佳男 岩下
Yasuyuki Matsumoto
康行 松元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Naka Technical Laboratory Co Ltd
Naka Corp
Original Assignee
Naka Technical Laboratory Co Ltd
Naka Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Naka Technical Laboratory Co Ltd, Naka Corp filed Critical Naka Technical Laboratory Co Ltd
Priority to JP8300892A priority Critical patent/JPH05247990A/ja
Publication of JPH05247990A publication Critical patent/JPH05247990A/ja
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  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 甲板の取付及び取外しを簡単にし、しかも、
取付状態のがたつきを防止し、かつ美観の向上を図る。 【構成】 衛生陶器13と連結し、かつ給水管14、通
気管15及び排水管16等の配管を収容するユニットフ
レーム11の上面開口部の近傍位置に甲板受け20を起
立する。甲板30の一端側下面に、甲板受け20を嵌合
する凹溝31を設けると共に、この凹溝31の一方の側
壁部に甲板受け20と係脱可能に係合する係合部32を
形成する。これにより、甲板30の取付及び取外しを簡
単にすることができ、かつ取付状態のがたつきを防止す
ることができると共に、美観の向上を図ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はトイレユニットの甲板
取付構造に関するもので、更に詳細には、例えば便器等
の衛生陶器と連結する配管収容用のユニットフレームの
上面に甲板を着脱可能に取付ける甲板の取付構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、トイレユニットは、便器等の衛
生陶器と連結するユニットフレーム内に、給水管、通気
管及び排水管等の配管を収容し、ユニットフレームの上
面には配管の点検・修理用の開口部が設けられ、そし
て、開口部に甲板が着脱可能に取付けられている。
【0003】このように構成されるトイレユニットにお
いて、従来では、平板状の甲板を単にユニットフレーム
の上面に設けられた開口部に着脱可能に取付けるもの
(実開昭48−1737号公報参照)、あるいは、ユニ
ットフレームの上面に架設された固定板に取付孔を穿設
し、甲板の下面には取付孔に貫挿される差込みピンを突
設してなるもの(実開昭58−78346号公報参照)
が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者す
なわち実開昭48−1737号公報に記載の構造のもの
は、ユニットフレームの上面に設けられた開口部に単に
甲板を落し込んで取付ける構造であるため、構造は簡単
であるが、開口部の縁部と甲板との間の隙間が少ない
と、甲板を取外す際の手の引掛り部が少ないため、甲板
の取外しが面倒となる。また、甲板の取外しを容易にす
るために開口部の縁部と甲板との間の隙間を広くする
と、甲板が不用意にがたついて損傷する虞れがあり、し
かも美観が損なわれるという問題があった。また、後者
すなわち実開昭58−78346号公報に記載のもの
は、取付孔と差込みピンとを係合する構造であるため、
がたつきの心配はないが、甲板の取付の際に、取付孔と
差込みピンの位置合わせが面倒であるという問題があっ
た。
【0005】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、甲板の取付及び取外しを簡単にし、しかも、取付状
態のがたつきを防止し、かつ美観の向上を図れるように
したトイレユニットの甲板取付構造を提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のトイレユニットの甲板取付構造は、衛生
陶器と連結するユニットフレーム内に、給水管、通気管
及び排水管等の配管を収容し、上記ユニットフレームの
上面開口部に甲板を取付けてなるトイレユニットにおい
て、上記ユニットフレームの上面開口部の近傍位置に甲
板受けを起立し、上記甲板の一端側下面に、上記甲板受
けを嵌合する凹溝を設けると共に、この凹溝の一方の側
壁部に上記甲板受けと係脱可能に係合する係合部を形成
してなるものである。
【0007】この発明において、上記甲板の一端側下面
に設けた凹溝を甲板受けに嵌合すると共に、係合部を甲
板受けに着脱可能に係合させるものであれば、甲板の他
端側下面は平坦状であってもよいが、好ましくは甲板の
下面に、あるいは甲板の他端側下面からユニットフレー
ムの上面に向って垂下する支持脚の下面に、ユニットフ
レームの上面に当接するずれ防止用摩擦部材を装着して
なる方がよい。
【0008】また、上記係合部は甲板受けと着脱可能に
係合するものであれば、その形態は任意でよく、例えば
甲板受けに設けられた凸条と係合する凹条係合部、ある
いは甲板受けに設けられた凹条に係合する凸条係合部の
いずれであってもよい。
【0009】
【作用】上記のように構成されるこの発明のトイレユニ
ットの甲板取付構造によれば、ユニットフレームの上面
開口部の近傍位置に甲板受けを起立し、甲板の一端側下
面に、甲板受けを嵌合する凹溝を設けると共に、この凹
溝の一方の側壁部に甲板受けと係脱可能に係合する係合
部を形成することにより、係合部を甲板受けに係合させ
ると共に、凹溝を甲板受けに嵌合して甲板の取付を行う
ことができる。取付状態において、係合部が甲板受けに
係合するので、上方への浮き上がりが防止され、また、
凹溝に甲板受けが嵌合するので、甲板の水平方向の移動
が防止される。また、甲板を取外す場合は、凹溝と甲板
受けとの嵌合状態を解除すると共に、係合部と甲板受け
との係合を解除することによって容易に甲板を取外すこ
とができる。
【0010】また、甲板の他端側下面、あるいは、甲板
の他端側下面からユニットフレームの上面に向って垂下
する支持脚の下面に、ユニットフレームの上面側に当接
するずれ防止用摩擦部材を装着することにより、取付状
態において、ずれ防止用摩擦部材がユニットフレーム上
面に接触するので、更に甲板のずれを確実に防止するこ
とができる。
【0011】
【実施例】以下にこの発明の実施例を図面に基いて詳細
に説明する。
【0012】図1はこの発明の甲板取付構造を有するト
イレユニットの全体の斜視図、図2はその要部の断面斜
視図が示されている。
【0013】トイレユニット10は、建物内の直角な2
つの壁面1のコーナー部を利用して設けられるトイレッ
トブース2の3連式のトイレットブースユニット2a内
に配設されている。この場合、トイレットブースユニッ
ト2aは、床面3に沿って配設された幅木4の上方に立
設される側パネル5、隔てパネル6及び前パネル7とで
区画形成されており、前パネル7に設けられた出入口8
に扉9が開閉可能に装着されている。
【0014】上記トイレユニット10は、図2に示すよ
うに、建物の壁面1及び床面3に固定される箱状のユニ
ットフレーム11と、このユニットフレーム11の前化
粧板12側に連結される便器等の衛生陶器13とで主要
部が構成されている。この場合、ユニットフレーム11
内には、給水管14、通気管15及び排水管16等の配
管が収容されており、また、ユニットフレーム11の上
面開口部17の前化粧板12側縁部には、甲板受け20
が立設され、この甲板受け20を介して甲板30が着脱
可能に取付けられている。
【0015】上記甲板30は例えば人造大理石にて形成
されており、その一端すなわち前化粧板12側の下面に
は、甲板受け20を嵌合する凹溝31が形成され、この
凹溝31の前化粧板12側の側壁に甲板受け20と着脱
可能に係合する凹条係合部32が形成されている(図3
参照)。また、甲板受け20は、図3ないし図5に示す
ように、ユニットフレーム11の上面の前化粧板12側
部に固定ねじ21をもって固定されるアングル状固定片
22と、この固定片22の中間部の上面に垂直に起立す
る垂直片23と、垂直片23の上端から前化粧板12側
に向って直角に延在する水平片24と、水平片24の先
端に甲板30の凹条係合部32と係合する凸条25を残
して下方に垂下する垂下片26と、垂直片26の中間部
から前化粧板12側に向って突出する前化粧板取付片2
7とで構成されている。このように構成される甲板受け
20は例えばアルミニウム合金製押出形材にて形成され
ている。
【0016】上記のように構成される甲板30をユニッ
トフレーム11の上面開口部17に取付けるには、図4
に示すように、予めユニットフレーム11の上面に固定
ねじ21をもって固定された甲板受け20の凸条25に
凹条係合部32を係合させる。次に、甲板30を倒して
凹溝31内に甲板受け20を嵌合すれば、凹条係合部3
2と凸条25との係合によって甲板30は浮き上がるこ
となく、水平状態に取付けられる(図5参照)。この状
態において、甲板30の壁面側端部の下面に装着される
面ファスナー,マグネットあるいは係止ばね等のずれ止
め防止用摩擦部材36が、ユニットフレーム11の上面
に固定されるチャンネル状の受部材18上に当接される
と共に、甲板30の凹溝31と甲板受け20とが嵌合す
るので、甲板30の水平方向の移動が防止され、甲板3
0のがたつきやがたつきによる損傷を防止することがで
きる。
【0017】なお、甲板30の先端すなわち壁面側端部
と壁面1との間に隙間40を設けることによって甲板3
0の取外しの際にこの隙間40に手を掛けて甲板30を
持ち上げることができる。なお、隙間40は壁面1と甲
板先端部との間に形成されるので、美観を損なうことは
ない。
【0018】また、甲板30を取外すには、隙間40に
手を掛けて甲板30を起こすことにより、凹溝31と甲
板受け20との嵌合状態を解除した後、凸条25と凹条
係合部32との係合を解除すれば、容易に甲板30を取
外すことができる。したがって、ユニットフレーム11
内に収容される配管の点検・補修を容易に行うことがで
きる。
【0019】上記実施例では、甲板30が人造大理石に
て形成される場合について説明したが、必ずしも甲板3
0の材質は人造大理石のものに限定されるものではな
く、例えば図6に示すように、アルミニウム合金製の形
材にて形成することもできる。すなわち、甲板30の前
化粧板側下面の先端に凹条係合部32を有する膨隆部3
3と垂下凸条34を適宜間隔をおいて突設して凹溝31
を形成することによって上記第一実施例と同様に甲板3
0を甲板受け20に嵌合及び係合させて取付けることが
できる。
【0020】なおこの場合、甲板30の壁面側端部の下
面からユニットフレーム11の上面に向って垂下する逆
T字状の支持脚35が突設され、この支持脚35の下面
に、ユニットフレーム11の上面に当接する例えば面フ
ァスナー,マグネットあるいは係止ばね等にて形成され
るずれ防止用摩擦部材36が装着されている。このよう
に、支持脚35の下面にずれ防止用摩擦部材36を装着
することにより、甲板30の取付時において、ずれ防止
用摩擦部材36がユニットフレーム11の上面に当接す
るので、甲板30のずれを更に確実に防止することがで
きる。
【0021】また、甲板30は上記人造大理石、あるい
はアルミニウム合金製押出形材以外に、図7に示すよう
にアルミニウム合金製押出形材30aの上面に例えばポ
ストフォームと称されるメラミン樹脂製部材等の化粧板
30bを貼着してもよい。
【0022】なお、図6及び図7に示す第二実施例及び
第三実施例において、その他の部分は上記第一実施例と
同じであるので、同一部分には同一符号を付して、その
説明は省略する。
【0023】なお、上記実施例では、甲板30の係合部
が凹条係合部32にて形成される場合について説明した
が、係合部は必ずしも凹条である必要はなく、例えば甲
板受け20の凸条25の代わりに凹条を形成し、甲板3
0の係合部をこの凹条に係合する凸条係合部としてもよ
い。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の甲板
取付構造は上記のように構成されているので、以下のよ
うな効果が得られる。
【0025】1)請求項1記載の甲板取付構造によれ
ば、ユニットフレームの上面開口部の近傍位置に甲板受
けを起立し、甲板の一端側下面に、甲板受けを嵌合する
凹溝を設けると共に、この凹溝の一方の側壁部に甲板受
けと係脱可能に係合する係合部を形成してなるので、甲
板の取付及び取外しを簡単にすることができる。また、
取付状態において、甲板の浮き上がりやがたつきを防止
することができ、かつ美観の向上を図ることができる。
【0026】2)請求項2記載の甲板取付構造によれ
ば、甲板の他端側下面、あるいは、甲板の他端側下面か
らユニットフレームの上面に向って垂下する支持脚の下
面に、ユニットフレームの上面側に当接するずれ防止用
摩擦部材を装着するので、取付状態において更に確実に
甲板のずれを防止することができ、がたつきによる甲板
の損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トイレユニットの全体を示す斜視図である。
【図2】トイレユニットの要部を示す断面斜視図であ
る。
【図3】この発明における甲板と甲板受けを示す分解斜
視図である。
【図4】この発明における甲板の取付中の状態を示す断
面図である。
【図5】甲板の取付状態を示す断面図である。
【図6】別の甲板の取付状態を示す断面図である。
【図7】更に別の甲板の取付状態を示す断面図である。
【符号の説明】
11 ユニットフレーム 13 衛生陶器 14 給水管 15 通気管 16 排水管 17 上面開口部 20 甲板受け 25 凸条 30 甲板 31 凹溝 32 凹条係合部(係合部) 35 支持脚 36 ずれ防止用摩擦部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛生陶器と連結するユニットフレーム内
    に、給水管、通気管及び排水管等の配管を収容し、上記
    ユニットフレームの上面開口部に甲板を取付けてなるト
    イレユニットにおいて、 上記ユニットフレームの上面開口部の近傍位置に甲板受
    けを起立し、 上記甲板の一端側下面に、上記甲板受けを嵌合する凹溝
    を設けると共に、この凹溝の一方の側壁部に上記甲板受
    けと係脱可能に係合する係合部を形成してなることを特
    徴とするトイレユニットの甲板取付構造。
  2. 【請求項2】 甲板の他端側下面、あるいは、甲板の他
    端側下面からユニットフレームの上面に向って垂下する
    支持脚の下面に、ユニットフレームの上面側に当接する
    ずれ防止用摩擦部材を装着してなることを特徴とする請
    求項1記載のトイレユニットの甲板取付構造。
JP8300892A 1992-03-06 1992-03-06 トイレユニットの甲板取付構造 Pending JPH05247990A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8300892A JPH05247990A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 トイレユニットの甲板取付構造

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JP8300892A JPH05247990A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 トイレユニットの甲板取付構造

Publications (1)

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JPH05247990A true JPH05247990A (ja) 1993-09-24

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ID=13790226

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JP8300892A Pending JPH05247990A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 トイレユニットの甲板取付構造

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JP (1) JPH05247990A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030033426A (ko) * 2001-10-22 2003-05-01 홍천화 급수 배수소음이 저감된 절수형 벽식 변기

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000927