JP2572609Y2 - 浴室ユニット - Google Patents
浴室ユニットInfo
- Publication number
- JP2572609Y2 JP2572609Y2 JP1993028251U JP2825193U JP2572609Y2 JP 2572609 Y2 JP2572609 Y2 JP 2572609Y2 JP 1993028251 U JP1993028251 U JP 1993028251U JP 2825193 U JP2825193 U JP 2825193U JP 2572609 Y2 JP2572609 Y2 JP 2572609Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage tower
- decorative lid
- footrest
- unit
- decorative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばハンドシャワー
等を備えた浴室ユニットに関する。
等を備えた浴室ユニットに関する。
【０００２】
【従来の技術】ハンドシャワーを備えた浴室ユニットに
おいては、シャワーの使用勝手の向上をはかることを目
的として、ハンドシャワーの壁掛け位置の下方の壁面
に、足置き台を設けた構造のものがある（例えば実公平
４−２０９２０号公報）。
おいては、シャワーの使用勝手の向上をはかることを目
的として、ハンドシャワーの壁掛け位置の下方の壁面
に、足置き台を設けた構造のものがある（例えば実公平
４−２０９２０号公報）。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記の足置
き台付きの浴室ユニットにおいては、従来、ユニット室
を構成する壁パネルに、足置き台が一体成形されてお
り、このため、離型が困難で成形性が悪いといった問題
があった。
き台付きの浴室ユニットにおいては、従来、ユニット室
を構成する壁パネルに、足置き台が一体成形されてお
り、このため、離型が困難で成形性が悪いといった問題
があった。
【０００４】また、最近の浴室ユニットでは、機能性や
意匠性の向上をはかることを目的として、壁パネルにシ
ャワータワー（収納タワー）を設けた構造のものがある
が、この種のユニットに上記した足置き台を配置するこ
とは困難であった。すなわち足置き台は、その機能面を
考慮するとシャワータワーの下方部に設ける必要がある
が、その部位には、通常、タワー内部の点検用の開口が
設けられており、その開口部と足置き台の配置部位が互
いに干渉する。
意匠性の向上をはかることを目的として、壁パネルにシ
ャワータワー（収納タワー）を設けた構造のものがある
が、この種のユニットに上記した足置き台を配置するこ
とは困難であった。すなわち足置き台は、その機能面を
考慮するとシャワータワーの下方部に設ける必要がある
が、その部位には、通常、タワー内部の点検用の開口が
設けられており、その開口部と足置き台の配置部位が互
いに干渉する。
【０００５】本考案はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、収納タワー等の下方
部に足置き台を設けることが可能で、しかも、そのタワ
ー配置部位の壁パネルの形状を複雑化する必要のない浴
室ユニットを提供することにある。
もので、その目的とするところは、収納タワー等の下方
部に足置き台を設けることが可能で、しかも、そのタワ
ー配置部位の壁パネルの形状を複雑化する必要のない浴
室ユニットを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの構成を、実施例に対応する図１を参照しつつ説明す
ると、本考案は、壁パネル１ｂに設けた収納タワー２の
下方部に開口された点検口３を、当該ユニットの内部側
から覆うことが可能な形状で、かつ、収納タワー２に着
脱自在に装着される化粧蓋４を備えているとともに、そ
の化粧蓋４には足置き用の突起４ａが形成されているこ
とによって特徴づけられる。
めの構成を、実施例に対応する図１を参照しつつ説明す
ると、本考案は、壁パネル１ｂに設けた収納タワー２の
下方部に開口された点検口３を、当該ユニットの内部側
から覆うことが可能な形状で、かつ、収納タワー２に着
脱自在に装着される化粧蓋４を備えているとともに、そ
の化粧蓋４には足置き用の突起４ａが形成されているこ
とによって特徴づけられる。
【０００７】
【作用】収納タワー２の内部メンテナンス用の点検口３
を目隠しするための化粧蓋４に足置き台としての機能の
付加することにより、その収納タワー２に足置き台を設
けることが可能となる。しかも、壁パネル１ｂに足置き
台を一体成形しないことから、その壁パネル１ｂの形状
が複雑になることはない。
を目隠しするための化粧蓋４に足置き台としての機能の
付加することにより、その収納タワー２に足置き台を設
けることが可能となる。しかも、壁パネル１ｂに足置き
台を一体成形しないことから、その壁パネル１ｂの形状
が複雑になることはない。
【０００８】
【実施例】本考案の実施例を、以下、図面に基づいて説
明する。図１は本考案実施例の構造を示す要部縦断面図
で、図２はその実施例の全体構造を示す概略斜視図であ
る。
明する。図１は本考案実施例の構造を示す要部縦断面図
で、図２はその実施例の全体構造を示す概略斜視図であ
る。
【０００９】ユニット本体１は、防水床パン１ａとその
縁部に立設される壁パネル１ｂ，１ｃ・・１ｄおよび天
井パネル１ｅによって主に構成されており、それらパネ
ルのうち、１枚の壁パネル１ｂに収納タワー２が設けら
れている。
縁部に立設される壁パネル１ｂ，１ｃ・・１ｄおよび天
井パネル１ｅによって主に構成されており、それらパネ
ルのうち、１枚の壁パネル１ｂに収納タワー２が設けら
れている。
【００１０】さて、収納タワー２の下部は内方へと窪ん
だ形状となっており、その凹部２１の鉛直部壁体２１ａ
に点検口３が開口されている。また、その鉛直部壁体２
１ａには点検口３をユニット内部側から塞ぐ内蓋３ａが
ねじ止めによって装着されている。そして、凹部２１に
は、足置き用の突起４ａが一体形成された化粧蓋４が嵌
め込まれている。
だ形状となっており、その凹部２１の鉛直部壁体２１ａ
に点検口３が開口されている。また、その鉛直部壁体２
１ａには点検口３をユニット内部側から塞ぐ内蓋３ａが
ねじ止めによって装着されている。そして、凹部２１に
は、足置き用の突起４ａが一体形成された化粧蓋４が嵌
め込まれている。
【００１１】その化粧蓋４は、一対の取り付け金具５ａ
と５ｂを用いた引っ掛け機構によって、凹部の鉛直部壁
体２１ａに着脱自在に装着される。すなわち、その装着
は、化粧蓋４の縁を、凹部２１に少しだけ嵌め込み、こ
の状態で、化粧蓋４を上方に持ち上げるとともに、さら
に押し込んで、この化粧蓋側の取り付け金具５ｂの先端
を、凹部側の金具５ａに合わせて差し込むといった作業
で簡単に行える。
と５ｂを用いた引っ掛け機構によって、凹部の鉛直部壁
体２１ａに着脱自在に装着される。すなわち、その装着
は、化粧蓋４の縁を、凹部２１に少しだけ嵌め込み、こ
の状態で、化粧蓋４を上方に持ち上げるとともに、さら
に押し込んで、この化粧蓋側の取り付け金具５ｂの先端
を、凹部側の金具５ａに合わせて差し込むといった作業
で簡単に行える。
【００１２】そして、このような装着状態で、化粧蓋４
の下面は防水床パンの床面１１ａに当接するとともに、
その前面が収納タワー２の前面とほぼ面一となる。従っ
て、化粧蓋４の突起４ａに足を置いても、化粧蓋４がぐ
らつくことはなく。また、突起４ａ以外の部分は、収納
タワー２の前面から突出しないので、意匠面および安全
面においても優れている。なお、化粧蓋４の離脱は、先
とは逆の手順を行うだけで、簡単に行うことができる。
の下面は防水床パンの床面１１ａに当接するとともに、
その前面が収納タワー２の前面とほぼ面一となる。従っ
て、化粧蓋４の突起４ａに足を置いても、化粧蓋４がぐ
らつくことはなく。また、突起４ａ以外の部分は、収納
タワー２の前面から突出しないので、意匠面および安全
面においても優れている。なお、化粧蓋４の離脱は、先
とは逆の手順を行うだけで、簡単に行うことができる。
【００１３】なお、化粧蓋４の収納タワー２への装着に
用いる取り付け金具５ａ、５ｂは、他の同等の代替手段
に置き換え可能であることは言うまでもない。その一例
を図３，図４に基づいて説明する。図３の〔Ａ〕は収納
タワーの凹部回りを示した図であり、図３の〔Ｂ〕は化
粧蓋の裏面を示した図である。図においては、一対の取
り付け金具５ｃと５ｄを用いた引っ掛け機構によって、
凹部の鉛直部壁体２１ｂに着脱自在に装着される。即
ち、化粧蓋側の金具５ｃは短いパイプ状部材を化粧蓋の
裏面に、裏面から若干離した状態で平行に固定したもの
であり、凹部側の金具５ｄは、弾性を備えたステンレス
製の溝状部材であって前記化粧蓋側の金具５ｃのパイプ
状部材を挟み込んで保持するように構成したものであ
る。
用いる取り付け金具５ａ、５ｂは、他の同等の代替手段
に置き換え可能であることは言うまでもない。その一例
を図３，図４に基づいて説明する。図３の〔Ａ〕は収納
タワーの凹部回りを示した図であり、図３の〔Ｂ〕は化
粧蓋の裏面を示した図である。図においては、一対の取
り付け金具５ｃと５ｄを用いた引っ掛け機構によって、
凹部の鉛直部壁体２１ｂに着脱自在に装着される。即
ち、化粧蓋側の金具５ｃは短いパイプ状部材を化粧蓋の
裏面に、裏面から若干離した状態で平行に固定したもの
であり、凹部側の金具５ｄは、弾性を備えたステンレス
製の溝状部材であって前記化粧蓋側の金具５ｃのパイプ
状部材を挟み込んで保持するように構成したものであ
る。
【００１４】よって、その装着は、化粧蓋４ｂの表側の
突起４ｃを持って、図３において二点鎖線で示したよう
に、凹部２１ｃに合わせて押し込むだけで、この化粧蓋
側の金具５ｃのパイプ状部材は、凹部側の金具５ｄの溝
状部材を弾性変形させて広げて嵌まり込み、凹部側の金
具５ｄの弾性復元力によって保持される。化粧蓋４ｂを
取り外すときには、化粧蓋４ｂの縁に鉤等を引っ掛けて
引っ張るとよい。
突起４ｃを持って、図３において二点鎖線で示したよう
に、凹部２１ｃに合わせて押し込むだけで、この化粧蓋
側の金具５ｃのパイプ状部材は、凹部側の金具５ｄの溝
状部材を弾性変形させて広げて嵌まり込み、凹部側の金
具５ｄの弾性復元力によって保持される。化粧蓋４ｂを
取り外すときには、化粧蓋４ｂの縁に鉤等を引っ掛けて
引っ張るとよい。
【００１５】図３，図４の例によれば、図１の取り付け
金具５ａ、５ｂのように位置合わせをする必要がないの
で、優れた作業性が得られる。また、図３，図４の例に
よれば、図１の凹部２１と化粧蓋４との間に、化粧蓋を
上下させるための隙間が不要であるので、より好ましい
意匠を構成することができる。
金具５ａ、５ｂのように位置合わせをする必要がないの
で、優れた作業性が得られる。また、図３，図４の例に
よれば、図１の凹部２１と化粧蓋４との間に、化粧蓋を
上下させるための隙間が不要であるので、より好ましい
意匠を構成することができる。
【００１６】また、化粧蓋４の突起４ａの上面に滑り止
め加工を施しておけば、使用勝手がさらに向上する。
め加工を施しておけば、使用勝手がさらに向上する。
【００１７】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
収納タワーの下方部に開口された点検口を、ユニット内
側から覆う化粧蓋を、その収納タワーに着脱自在に装着
可能な構造とするとともに、その化粧蓋には足置き用の
突起を設けたから、収納タワー（シャワータワー）付き
の浴室ユニットであっても、シャワー浴を楽にするため
の足置き台を設置することが可能となった。しかも、そ
のような足置き台付きの収納タワーを、壁パネルの形状
を複雑にすることなく構築できるので、壁パネルの成形
性が悪化することもない。
収納タワーの下方部に開口された点検口を、ユニット内
側から覆う化粧蓋を、その収納タワーに着脱自在に装着
可能な構造とするとともに、その化粧蓋には足置き用の
突起を設けたから、収納タワー（シャワータワー）付き
の浴室ユニットであっても、シャワー浴を楽にするため
の足置き台を設置することが可能となった。しかも、そ
のような足置き台付きの収納タワーを、壁パネルの形状
を複雑にすることなく構築できるので、壁パネルの成形
性が悪化することもない。
【図１】本考案実施例の構造を示す要部縦断面図であ
る。
る。
【図２】本考案実施例の概略構成を示す斜視図である。
【図３】本考案の別実施例による化粧蓋の着脱可能な構
造を示す説明図である。
造を示す説明図である。
【図４】本考案の別実施例の要部の断面図である。
１・・・ユニット本体 １ａ・・・防水床パン １ｂ・・・壁パネル ２・・・収納タワー ３・・・点検口 ４・・・化粧蓋 ４ａ・・・突起（足置き用） ４ｂ・・化粧蓋 ４ｃ・・・突起（足置き用） ５ａ，５ｂ・・・取り付け金具 ５ｃ，５ｄ・・・取り付け金具
Claims (1)
- 【請求項１】 ユニット本体の一部を構成する壁パネル
に収納タワーが設けられた浴室ユニットであって、上記
収納タワーの下方部に開口された点検口を、当該ユニッ
トの内部側から覆うことが可能な形状で、かつ、上記収
納タワーに着脱自在に装着される化粧蓋を備えていると
ともに、その化粧蓋には足置き用の突起が形成されてい
ることを特徴とする浴室ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993028251U JP2572609Y2 (ja) | 1992-06-03 | 1993-05-28 | 浴室ユニット |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3740492 | 1992-06-03 | ||
| JP4-37404 | 1992-06-03 | ||
| JP1993028251U JP2572609Y2 (ja) | 1992-06-03 | 1993-05-28 | 浴室ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0613678U JPH0613678U (ja) | 1994-02-22 |
| JP2572609Y2 true JP2572609Y2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=26366308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993028251U Expired - Fee Related JP2572609Y2 (ja) | 1992-06-03 | 1993-05-28 | 浴室ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2572609Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP1993028251U patent/JP2572609Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0613678U (ja) | 1994-02-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |