JPH0686662A - 被加熱食品の加熱方法及びその装置 - Google Patents

被加熱食品の加熱方法及びその装置

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JPH0686662A
JPH0686662A JP5107078A JP10707893A JPH0686662A JP H0686662 A JPH0686662 A JP H0686662A JP 5107078 A JP5107078 A JP 5107078A JP 10707893 A JP10707893 A JP 10707893A JP H0686662 A JPH0686662 A JP H0686662A
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JP
Japan
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food
heated
pressure
heating
pressure vessel
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JP5107078A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Hoshino
弘 星野
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Frontier Engineering Co Ltd
Original Assignee
Frontier Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジュール熱を利用して練り製品やレトルトパ
ウチ食品などの被加熱食品を加熱する場合において、高
い加熱温度により被加熱食品を加熱して被加熱食品の保
形と殺菌とを行ない得るようにする。 【構成】 練り製品などの被加熱食品は加圧容器内に収
容され、この中に収容された電極からの通電により、練
り製品を大気圧よりも高い圧力雰囲気の中でする。これ
により、被加熱食品を100℃以上の高温にまで加熱す
ることができ、保形と殺菌とがより高い温度で確実に達
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蒲鉾等の練り製品および
レトルトパウチに収容された食品を、通電することによ
ってジュール熱により加熱するようにした被加熱食品の
加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】蒲鉾等の練り製品は、通常、魚肉を調味
料と共にすり潰して形成したペーストを、製品に応じた
形状に成形した後に、製品としての保形と殺菌を行なう
ために加熱するようにしている。また、カレーやおでん
の具などが収容されたいわゆるレトルトパウチ食品も、
食品が収容されシールされた後に加熱殺菌が行われてい
る。これら被加熱食品の加熱には、多くの場合、蒸煮法
が用いられているが、この方式では加熱時間を要するこ
とから、例えば練り製品であれば、短時間で所望の加熱
を行なうべく、特開平3−139265号公報に示され
るような通電により生じたジュール熱により加熱する方
式が採用されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにジュール熱
を利用した被加熱食品の加熱装置においては、通電条件
を種々に設定しても、被加熱食品の加熱温度には限界が
あった。この理由は、従来の加熱装置では、被加熱食品
は工場建屋内等の大気圧雰囲気の中で加熱されているた
めである。また近年にあっては、被加熱食品の殺菌を行
なうために加熱温度をより高くすることが望まれつつあ
る。
【0004】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてな
されたものであり、高い温度で迅速に被加熱食品を加熱
し得るようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、被加熱食品を加圧容器内に搬入する工程
と、前記被加熱食品が搬入された後に前記加圧容器内の
圧力を大気圧以上に加圧する工程と、前記被加熱食品に
通電して前記被加熱食品内にジュール熱を発生させる工
程と、前記被加熱食品を加熱した後に前記被加熱食品の
温度を低下させる冷却工程と、前記加圧容器内の圧力を
大気圧まで減圧する工程とを有する被加熱食品の加熱方
法である。
【0006】また本発明は、相互に対向して相対接近離
反移動自在に配置された第1電極と第2電極とを有し被
加熱食品を加熱する加熱ユニットと、前記加熱ユニット
を収容する加圧容器と、当該加圧容器に設けられ当該加
圧容器内の圧力を調整する圧力調整手段と、前記加圧容
器内の被加熱食品の温度を低下させる冷却手段とを有
し、前記被加熱食品を大気圧以上の圧力条件下で加熱す
ることを特徴とする被加熱食品の加熱装置である。
【0007】さらに本発明は、請求項2に記載の被加熱
食品加熱装置において、前記第1電極及び前記第2電極
と前記被加熱食品との間に、予め水分が補給された透水
性フィルムを装着してなる被加熱食品の加熱装置であ
る。
【0008】
【作用】本発明の加熱方法においては、被加熱食品は加
圧容器内に搬入されて、その加圧容器内において大気圧
以上に加圧された状態で電極から供給された電流により
通電される。これにより、被加熱食品の内部に発生した
ジュール熱により被加熱食品自体は加熱されることにな
るが、加圧雰囲気の下では、被加熱食品を100℃以上
にまで加熱される。そして、加熱された後には加圧容器
内の雰囲気の温度が低下された後に、被加熱食品は加圧
容器の外部に排出される。また本発明の加熱装置におい
ては、加圧容器内に設けられた加熱ユニット内に被加熱
食品が搬入され、搬入後に加圧状態となって被加熱食品
に対する加熱が達成される。加圧条件は圧力調整手段に
より設定され、加熱後にはまず、加圧容器内の雰囲気の
温度が低下され、更に、大気圧まで減圧された後に被加
熱食品は外部に排出される。更に、電極と被加熱食品と
の間に透水性フィルムを装着すると、電極と被加熱食品
は直接接触することがなく、電極の汚れが防止されると
共に被加熱食品の品質が向上する。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例に基いて本発明を詳細
に説明する。なお、続いて説明する実施例では、被加熱
食品として練り製品やレトルトパウチ食品を例にして説
明しているが、説明に用いた食品以外の被加熱食品を除
外する趣旨ではない。図1〜図5は本発明の一実施例に
係る被加熱食品の加熱装置を示す図であり、図1に示さ
れるように、被加熱食品の加熱装置は架台10に取付け
られた加熱容器11を有している。この加圧容器11は
横断面がほぼ円形となっており、一端部には開閉蓋12
がヒンジ部13を中心に開閉自在に取付けられている。
そして、この加圧容器11内には、第1〜第3の3つの
加熱ユニット21〜23が装着されている。図3は加圧
容器11の開閉蓋12を開いた状態における図2の右側
面図である。それぞれの加熱ユニット21〜23は、加
熱容器11内の底部に固定された支持台20の上に取付
けられている。
【0010】この支持台20の中央部に長手方向に沿っ
て形成されたガイド溝25には、棚部材26が摺動自在
となっている。図2は加圧容器11内に装着された加熱
ユニット21〜23の数に対応させて3つの棚部材26
が収容されるようになっており、入口側の棚部材26
と、その隣の他の1つの棚部材26の一部とを示すと、
図4の通りである。図示するように、棚部材26は、上
下に6段の棚板27を有し、各々の棚板27には、5つ
の練り製品Sが載置されるようになっている。図4に
は、説明の便宜上、最上段の棚板に1つの練り製品Sが
載置された状態を示している。この練り製品Sは蒲鉾で
あり、長方形の板Pの上に魚肉等のペースト状の蒲鉾部
分Tが盛り付けられている。練り製品S相互を棚板16
の上で位置決めするために位置決め部材28が各々の棚
板27に取付けられている。各々の棚板27の幅寸法
は、練り製品Sの長さよりも短い寸法に設定されてい
る。したがって、棚板27に練り製品Sが載置された状
態では、練り製品Sの両端部が棚板27の両側面から突
出することになる。
【0011】第1加熱ユニット21は、図2、図3及び
図4に示されるように、棚部材26の一方側に位置させ
て台座31に取付けられた支持ブラケット32を有し、
このブラケット32には固定支持板33が取付けられて
いる。この固定支持板33には、棚部材26の各々の棚
板27に対応させて6つの第1電極板34が絶縁部材3
6を介して取付けられている。各々の第1電極板34
は、水平方向に延びており、1段の棚板27に載置され
る5個の練り製品Sに対応した長さをそれぞれ有してい
る。
【0012】第1加熱ユニット21は、図2、図3及び
図5に示されるように、棚部材26の他方側に位置させ
て台座41に取付けられた支持ブラケット42を有し、
このブラケット42に取付けられたエアシリンダ47の
ロッドには、移動支持板43が取付けられている。この
移動支持板43には、棚部材26の各々の棚板27に対
応させて6つの第2電極板44が絶縁部材46を介して
取付けられている。したがって、シリンダ47を駆動し
て移動支持板43を移動させることにより、それぞれの
第2電極板44は、それぞれ対向する第1電極板34に
向けて接近離反移動することになる。それぞれの第2電
極板44も、第1電極板34と同様な長さとなってい
る。移動支持板43が進退移動する際には、ブラケット
42に取付けられた2つのカイドスリーブ48内を、移
動支持板43に取付けられたガイドロッド49が摺動す
ることになる。尚、図示実施例にあっては、第1電極板
34と第2電極板44は、それぞれ6つずつ有している
が、6段の棚板に対応した寸法を有する1枚の電極板に
より、第1電極板34と第2電極板44とを形成するよ
うにしても良い。
【0013】図1に示されるように、加圧容器11の内
部に加圧空気等の加圧ガスを供給すると共に、内部の加
圧空気を外部に排出するための空圧管路51が圧力調整
手段として、加圧容器11に接続されている。圧力容器
11の内周面には、内部に冷却水が循環する冷却パイプ
52が配置されており、この冷却パイプ52内に冷却水
を供給する供給パイブ53が圧力容器11に接続されて
いる。第1加熱ユニット21は上述した構造となってい
るが、他の第2及び第3加熱ユニット22、23も同様
の構造となっている。
【0014】図6(A)(B)は、電極板34(44)
の1つを拡大して示す図であり、電極板には、透水性フ
ィルム55が予め装着されるようになっている。この透
水性フィルム55は、例えばセロファン、紙、不織布等
の布のように、水分を保持する通水性ないし吸水性を有
する部材であれば、どのようなものを使用しても良い。
このような材質の透水性フィルム55を、予めこれに水
分を給水した後に、それぞれの第1電極板34及び第2
電極板44に対して装着する。これにより、電極板3
4、44が直接練り製品に接触することが防止される。
【0015】図示する場合には、圧力容器11の大きさ
の制限から各々の電極板34、44に対して手動、ある
いは自動的に透水性フィルム55を圧力容器11の外部
で装着するようにしているが、加圧容器11の大きさを
図示する場合よりも大きく設定すれば、前述した特開平
3−139265号公報に示されるように、ロール状に
巻き付けられた透水性フィルムを使用して、それに給水
しながら、それぞれの電極板34、44の前面に透水性
フィルムを位置させるようにすることも可能である。
【0016】次に、上述した構成の練り製品加熱装置を
使用して、練り製品を加熱する手順について、図7に示
される工程図を参照しつつ説明する。まず、加圧容器1
1の外部において、3つの棚部材26の各々に練り製品
Sを載置する。図示する場合には、1つの棚部材26に
は、1列に5個で上下方向に6段の練り製品Sが載置さ
れるので、合計90個の練り製品Sに対する加熱作業が
可能となる。3つの棚部材26をガイド溝25に沿って
摺動させながら、加圧容器11内に収容する。このと
き、相隣り合う2つの棚部材26の相互間は、スペーサ
56により所定の隙間が形成される。3つの棚部材26
が加圧容器11内に収容されたならば、蓋部材12を閉
じ、空圧管路51から加圧容器11内に圧縮空気を供給
する。これにより、加圧容器11内は、大気圧以上の所
定の圧力、例えば3 Kg/cm2 程度の圧力に設定される。
この状態で、それぞれの加熱ユニット21〜23のシリ
ンダ47を駆動して、それぞれの第2電極板44を対向
する第1電極板34に向けて接近移動させる。すると、
まず、第2電極板44に練り製品Sの一端部が透水性フ
ィルム55を介して当接し、第2電極板44に押されな
がら練り製品Sの他端部は透水性フィルム55を介して
第1電極板34に当接することになる。
【0017】各々の練り製品Sに対して第1電極板34
と第2電極板44とが当接した状態のもとで、両電極板
に電流を供給して各々の練り製品Sを通電する。これに
より、練り製品Sの蒲鉾の部分はジュール熱により加熱
されることになるが、加圧容器11内の圧力は大気圧以
上に設定されているので、練り製品内に含有されている
水分は100℃以上となっても気化することなく、従来
に比して高い温度まで練り製品Sは加熱される。
【0018】次いで、電極に対する通電を停止した後
に、冷却水供給パイプ53から冷却水を供給して、冷却
水循環パイプ52内に冷却水を循環する。これにより、
加圧容器11内の雰囲気の温度が低下し、練り製品S自
体の温度も低下される。その温度まで低下したならば、
空圧管路51を介して加圧容器11内のガスを排出し
て、加圧容器11内の圧力を大気圧とほぼ同一の圧力ま
で減圧させる。このようにして減圧されたならば、開閉
蓋12を開いて全ての棚部材26を加圧容器11から外
部に取り出す。
【0019】図8及び図9は本発明の他の実施例に係る
練り製品の加熱装置を示す図であり、この加熱装置にお
ける加圧容器11aの図8における右端部には、図9に
示されるように、練り製品入口用開口部61が形成され
ている。加圧容器11aの左端部には、入口用開口部6
1に対向させて練り製品出口用開口部62が形成されて
いる。これら両開口部を貫通して架台10aの上には、
ガイドレール63が設けられており、前記実施例におい
て示された棚部材26がこのガイドレール63に形成さ
れた溝25aに沿って案内されて圧力容器11a内に送
り込まれる。
【0020】この加圧容器11a内には前記実施例にお
ける加熱ユニット21〜23と同様な構造の4つの加熱
ユニット21〜24が組込まれている。したがって、図
4に示された棚部材と同様の構造の棚部材(図示省略)
が、この場合には4つ加圧容器11a内に収容されるよ
うになっている。これらの加圧ユニット21〜24と棚
部材の構造は前記実施例の場合同様であり、電極には予
め透水性フィルムが装着されるようになっている。前記
入口用開口部61と出口用開口部62には、自動的に開
閉する開閉蓋64、65が開閉自在に設けられている。
入口用の開閉蓋64を開閉駆動するために、開閉蓋64
の上端とエアーシリンダ等の駆動手段66とがチェーン
やロープ等の索条67により連結されており、この索条
67はプーリー68により吊り下げられている。出口用
開口部を開閉する開閉蓋65も同様の構造によって自動
的に開閉するようになっており、開閉蓋65を駆動する
部材と共通する部材には同一の符号が付されている。
【0021】このような加圧容器11aを有する加熱装
置においては、練り製品が載置された4つの棚部材は順
次入口用開口部61から挿入され、加熱後には出口用開
口部62から排出される。この場合には加熱作業が前記
実施例の場合よりもより効率的になされる。また、この
実施例にあっては、加熱ユニット21〜24も加熱容器
11aの外部に摺動させて取出すことができるように形
成し、加熱容器11aから取出された状態で透水性フィ
ルム55を電極に装着するようにしても良い。尚、前記
それぞれの実施例にあっては、練り製品としては蒲鉾を
示すが、蒲鉾以外に、種々のタイプの練り製品を加熱す
るために本発明を適用することが可能である。また、透
水性フィルム55は、予め電極に装着することなく、練
り製品の両端部に装着するようにしても良い。また、1
度に加熱する練り製品の数は、棚部材のサイズを任意に
設定することにより、上記実施例に限定されず、種々の
数に設定することができる。
【0022】さらに、本発明に関わる別の実施例につい
て説明する。なお、すでに説明した部材と共通の部材に
は、同一の符号を付す。図10に示されるように、この
実施例の加熱装置は加圧容器11aを有している。この
加圧容器11aの、図10(a)における右端部には、
練り製品Sなどの被加熱物を搬入する入口用開口部61
が形成されており、また入口用開口部61と対向する加
圧容器11aの左端部には、練り製品等を搬出する出口
用開口部62が形成されている。これらの入口および出
口用開口部61,62には、開閉自在である開閉蓋6
4,65が設けられており、それぞれの開閉蓋64,6
5は、プーリ68に吊り下げられるチェーンやロープ等
の索条67を介してエアシリンダ等の駆動手段66に接
続している。したがってエアシリンダ66を駆動動作さ
せて開閉蓋64,65を上下動することにより、入口用
開口部61および出口用開口部62を開閉することがで
きる。また、加圧容器11aの中央部には、仕切り用開
閉蓋71が設けられており、上記開閉蓋64,65同
様、索条67を介して接続するエアシリンダ等の駆動手
段66を作動することにより、上下動、つまり開閉する
ようになっている。したがって、この仕切り用開閉蓋7
1を閉じることにより、加圧容器11a内を、第1収容
室72と第2収容室73の2つの収容室に分割すること
ができる。
【0023】このうち一方の収容室、つまり第1収容室
72には、加熱ユニット(不図示)が組み込まれるよう
になっており、例えば被加熱品が蒲鉾などの練り製品S
であれば、図2,図3および図5に示されるような加熱
ユニットを設置してもよい。この場合の加熱処理手順
は、既に説明されている通りであり、被加熱物である蒲
鉾は、図4に示されるような棚部材26に載置された
後、加熱ユニットに搬入される。
【0024】また図10に示されるように、加圧容器1
1aには、2本の空圧管51が接続されており、その内
の一方は第1収容室72側に、そして他方は第2収容室
73側に開設されている。これらの空圧管51はそれぞ
れ、圧力を調整する圧力調整手段(不図示)に接続され
ており、したがって、この空圧管51を介して圧力調整
手段より加圧容器11a内に空気を供給することによ
り、加圧室11a内の圧力を調整できるようになってい
る。なお、各空圧管51の制御はそれぞれ独立して行わ
れるようになっており、また前述したように、各空圧管
51を、第1収容室72と第2収容室73に振り分けて
開設しているので、仕切り用開閉蓋71を閉じた状態に
あっては、第1収容室72および第2収容室73を、そ
れぞれ別々に加圧および減圧できる。
【0025】さらに、加圧容器11a内の第2収容室7
3を形成する側の上面には、第2収容室73内に冷却水
を放出する放水口75が開設されており、また第2収容
室73の底面は網、すのこなどにより格子状に形成され
ている。したがって、放水口75より放出された冷却水
は、第2収容室73内を通過した後、格子状の底面を通
過して収容室73外に排出される。図示されるように、
格子状の底面を通って排出された冷却水は、第2収容室
73の下部に取り付けられる水槽77に回収されるよう
になっており、水槽77内に収容された冷却水は、熱交
換器79に送られて蓄積された熱を取り除かれた後、ポ
ンプ81により前記放出口75に供給され、再び冷却水
として用いられている。なお、冷却水を豊富に得られる
のであれば、特に冷却水を再利用しなくてもよい。
【0026】また、第2収容室に面する壁面や開閉蓋の
内部にジャケット、つまり冷却水を流す空間を形成し
て、冷却水を流すことにより、第2収容室73内および
この室内に収容される被冷却物を冷却してもよい。この
ようにすると、冷却水に触れると不都合を生じる物をも
冷却することができる。さらに、格子状に形成されてい
る第2収容室73の底面を開閉自在とし、前記放水口7
5から放出された冷却水を第2収容室73内に貯水でき
るようにしてもよい。このようにすると、例えば被冷却
物がレトルトパックなどの製品であれば、冷却処理を迅
速に行うことができる。
【0027】次に、このような加熱装置を用いて練り製
品などの被加熱物を加熱する手順を説明する。まず、練
り製品Sなどの被加熱物を、入口用開口部61から圧力
容器11a内に搬入し、入口用開閉蓋64を閉じる。こ
のとき仕切り用開閉蓋71は閉じられており、したがっ
て練り製品Sは、第1収容室72内に搬入されることに
なる。次に、第1収容室72内に空圧管51より空気を
送り、第1収容室72内を加圧し、同時に加熱ユニット
の電極により練り製品Sを挟んで通電する。所定の加熱
処理が終了すると、仕切り用開閉蓋71を開けて、練り
製品Sを第2収容室73に搬入する。この時、出口用開
閉蓋65は閉じられており、また第2収容室73内の圧
力は第1収容室72内と同圧に調整されているので、仕
切り用開閉蓋71を容易に開くことができ、圧力差に起
因する不慮の事故を防止できる。練り製品Sが第2収容
室73に搬入され、仕切り用開閉蓋71が閉じられる
と、第2収容室73内に放水口75から冷却水が放出さ
れ、練り製品Sおよび第2収容室73内が所望の温度に
冷却される。なお第2収容室73内の圧力は、冷却処理
中の練り製品Sの温度が所定の温度、例えば90度以下
になると、圧力調整手段により大気圧まで減圧されるよ
うになっている。このようにして冷却工程が終了する
と、出口用開閉蓋65を開いて、練り製品Sを加圧容器
11a外に搬出する。なお、放水口75より放出された
後水槽77に収容された冷却水は、順次熱交換器79に
搬入されて冷却された後、ポンプ81により放水口75
に供給され、再び冷却水として用いられるようになって
いる。
【0028】一方、第1収容室72から加熱処理終了後
の練り製品Sが搬出され、仕切り用開閉蓋が閉じられる
と、第1収容室72内は、圧力調整手段により大気圧に
減圧される。続いて入口用開閉蓋64が開けられ、新た
に加熱処理する練り製品Sが搬入される。このような一
連の工程を繰り返して、効率よく加熱冷却処理を行うこ
とができる。
【0029】なお本発明は、上記の実施例のみに限定す
べきではなく、発明の趣旨の範囲内で種々改変できる。
つまり、第1収容室に設置する加熱ユニットを交換する
ことにより、例えば、図11に示されるような収容体
(いわゆるレトルトパウチ)83の内部に収容された流
動性を有する食品の通電加熱を行うことができる。
【0030】図11に示されているレトルトパウチ83
は、ナイロン(ポリアミド)などの樹脂からなる袋体8
4の両端部に、流動性を有する食品などの内容物が収容
される内部にまで差込まれた電極85を取付けたもので
あり、両電極85に通電すると、レトルトパウチ83内
部の内容物が通電加熱される。なお流動性を有する食品
とは例えばカレー、スープあるいはおでんの具などの食
品のことであるが、野菜や肉などの固形物を含むもので
あっても当然よく、したがって、蒲鉾などの練り製品や
ハンバーグ等であってもよい。また袋体84の材料とし
ては、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニリデン
(PVDC)、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリアミド、ポリエステル、エバール等も用いる
ことができ、電極85の材料には金属板や導電性樹脂な
どを用いることができる。このようなレトルトパウチ
は、例えば特願平4−34537号等に開示されてい
る。
【0031】図12(a)に示されるように、このよう
なレトルトパウチ83内の食品を加熱する加熱装置は、
レトルトパウチ83を収容する加圧容器87を有してお
り、加圧容器87の上部には、前述したレトルトパウチ
83などを搬入出する開口部88が、そして開口部88
を開閉する開閉自在な蓋体89(図13参照)が取付け
られている。加圧容器87には、圧縮空気を供給する給
気管90、および加圧容器87内の空気を排出する排気
管91が接続されており、蓋体89を閉じた状態で、給
気管90あるいは排気管91により圧縮空気を給排気す
ることにより、加圧容器87内の圧力を変化させること
ができる。なお給気管90および排気管91は圧力調整
手段(図示せず)に接続しており、加圧容器87内を任
意の圧力に調整できる。
【0032】また図12(a)および図14に示すよう
に、加圧容器87の下部には、冷却水を貯水する水槽9
3が設置されている。この水槽93には、冷却水を供給
する給水管95と、排水する排水管97とが接続されて
おり、水槽93内の冷却水を循環するようになってい
る。したがって、冷却水の温度を一定に保つことができ
る。そして水槽93の内部と加圧容器87の内部とは連
通しており、水槽93内の気体部分の圧力は、加圧容器
87内の圧力に等しくなる。なお、この実施例の水槽9
3内では撹拌機(図示せず)を取り付けて冷却水の循環
を強制的に行っており、冷却水の温度をより均一に保つ
ようになっている。
【0033】一方、加圧容器87内には、図14に示す
ように、レトルトパウチ83を加熱する加熱ユニットが
設置されている。加熱ユニットは、エアシリンダ98に
よって昇降自在に支持される載置板99を有しており、
加圧容器87内に搬入されたレトルトパウチ83は、こ
の載置板99の上に載置される。したがって、載置板9
9を昇降移動させることにより、加圧容器87において
加熱されたレトルトパウチ83を、加圧した状態のまま
水槽93内の冷却水に浸すことができる。この載置板9
9には、レトルトパウチの両電極85の部分が載置され
る第一把持部材100が2つ取り付けられており、加圧
容器87に揺動自在に取り付けられる第2把持部材10
1に対して相対近接離反するようになっている。この第
2把持部材101は、クランプ(図示せず)により揺動
位置を自在に位置決めできるようになっており、第1把
持部材100との協働により確実に電極85を把持する
ようになっている。したがって、載置板99に載置され
たレトルトパウチ83の両電極85には、両電極85を
把持した把持部材100,101から確実に電力が通電
される。また第2把持部材101は、加圧容器87に取
り付けられているので、レトトルパウチを冷却する際冷
却水に浸されることがない。したがって第2把持部材の
汚れにより通電が妨げられるようなことがない。
【0034】また図14に示すように、この実施例で
は、レトルトパウチ83の内容物つまり食品の風味や歯
応え等に大きく影響する加熱温度または加熱時の温度変
化率などを制御するために、通電時間、電流量および電
圧等の条件をPID制御する制御部Cを有している。こ
のPID制御は、温度操作量を例にして簡単に説明する
と、加熱最高温度等の目標温度と現在の温度との偏差に
独自の比例定数を乗じて決定する比例制御と、偏差を時
間で積分したものに独自の比例定数を乗じさらに積分定
数を加えて決定する積分制御と、偏差を時間で微分した
ものに独自の比例定数を乗じて決定する微分制御とを混
合したものにより温度操作量を決定する制御であり、各
比例定数は自動的に選択設定される。
【0035】本実施例の温度制御の状態を図示すると図
15のようになる。すなわち、通電開始直後に、内容物
を目標温度Tまで急速に加熱し、その温度Tを一定時間
保持した後、通電を終了するというものである。また、
レトルトパウチ83内の内容物の温度に応じて加圧容器
87内圧力を制御するようになっており、内容物の品質
を損なうことなく確実に加熱処理できる。なお温度ある
いは圧力の制御方法は、上記のものに限る必要はなく、
例えば比例制御と積分制御とからなるPI制御であって
もよいし、シ−ケンス制御を用いることもできる。
【0036】このような加熱装置により、レトルトパウ
チの加熱冷却処理を行う手順を説明する。まずレトルト
パウチ83を加圧容器87内の載置板99上に載置す
る。このとき、電極85の位置を載置板99の第1把持
部材100の位置に対応させつつ載置し、その後第2把
持部材101をクランプしてレトルトパウチ83の両電
極85を把持する。両電極85を把持すると、蓋体89
を閉じ、両電極85への通電を開始すると共に、給気管
90から加圧容器87内へ圧縮空気の給気を開始する。
レトルトパウチ83内の内容物が通電加熱されると共に
加圧容器87内がを加圧されると、レトルトパウチが破
裂するというような不具合を生じることなく、レトルト
パウチ食品を比較的高い温度(100℃以上)で加熱処
理を行うことができる。またこの実施例では、温度制御
にPID制御を用いているので、加熱温度を目標とする
温度に迅速に到達させることができるようになってお
り、しかも目標温度以上に加熱し過ぎることがない。
【0037】PID制御によりレトルトパウチ83内の
内容物の温度を所定の温度に保持しつつ所定時間加熱処
理を行うと、電極間の通電を終了して加熱処理を終了す
る。そして同時に、載置板99を下降移動させてレトル
トパウチ83を水槽93の冷却水内に移動させて冷却処
理を行う。冷却が終了すると、載置板99を上昇移動さ
せ、レトルトパウチ83を搬入当初の位置に戻す。この
後、加圧容器87の蓋体89を開け、レトルトパウチ8
3の両電極85を把持している第2把持部材101を開
いた後、レトルトパウチ83を取出す。なお、取出され
たレトルトパウチ83の両端部の電極85は、通常、冷
却後に取り除かれる。
【0038】このような加熱装置にあっては、レトルト
パウチ83内に収容される内容物を迅速にしかも所定の
処理条件で確実に通電加熱することができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、被加熱
食品に対する通電加熱は、大気圧以上の高圧状態雰囲気
内でなされるので、被加熱食品を100℃以上という比
較的高温で加熱殺菌することができる。また被加熱食品
が練り製品の場合は、製品の保形を確実に行うことがで
きる。そして練り製品と電極とを透水性フィルムを介し
て接触させることにより、電極の汚れを防止できるのみ
ならず、高品質の製品を得ることができる。
【0040】さらに本発明によると、加熱ユニットの交
換が容易であり、また被加熱食品すなわち被冷却に応じ
た冷却方法を選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の練り製品の加熱方法及び加熱装置を
具体化した装置を示す外観正面図である。
【図2】 図1の内部構造を示す平面断面図である。
【図3】 開閉蓋を開いた状態における図2の右側面図
である。
【図4】 図2及び図3に示された棚部材を示す斜視図
である。
【図5】 加熱ユニットの一部を示す斜視図である。
【図6】 電極を示す図面であり、図6(A)は電極の
一部を示す斜視図、図6(B)は図6(A)におけるB
−B線に沿う断面図である。
【図7】 本発明の加熱方法における加熱手順を示す工
程図である。
【図8】 本発明の他の実施例に係る加熱装置を示す正
面図である。
【図9】 図8の右側面図である。
【図10】 別の実施例の加熱装置を示す正面図および
側面図である。
【図11】 レトルトパウチ食品を示す斜視図である。
【図12】 さらに別の実施例の加熱装置を示す平面図
および正面図である。
【図13】 加圧容器の蓋体を開けた状態を示す斜視図
である。
【図14】 加圧容器および水槽の部分拡大側断面図で
ある。
【図15】 温度制御例を示す図である。
【符号の説明】
11,11a…加圧容器、 21〜24…加
熱ユニット、26…棚部材、 3
3…固定支持板、44…移動支持板、
51…空圧管路、53…冷却水供給パイプ、
55…透水性フィルム、S…練り製品。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱食品を加圧容器内に搬入する工程
    と、前記被加熱食品が搬入された後に前記加圧容器内の
    圧力を大気圧以上に加圧する工程と、前記被加熱食品に
    通電して前記被加熱食品内にジュール熱を発生させる工
    程と、前記被加熱食品を加熱した後に前記被加熱食品の
    温度を低下させる冷却工程と、前記加圧容器内の圧力を
    大気圧まで減圧する工程とを有する被加熱食品の加熱方
    法。
  2. 【請求項2】 相互に対向して相対接近離反移動自在に
    配置された第1電極と第2電極とを有し被加熱食品を加
    熱する加熱ユニットと、前記加熱ユニットを収容する加
    圧容器と、当該加圧容器に設けられ当該加圧容器内の圧
    力を調整する圧力調整手段と、前記加圧容器内の被加熱
    食品の温度を低下させる冷却手段とを有し、前記被加熱
    食品を大気圧以上の圧力条件下で加熱することを特徴と
    する被加熱食品の加熱装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の被加熱食品加熱装置に
    おいて、前記第1電極及び前記第2電極と前記被加熱食
    品との間に、予め水分が補給された透水性フィルムを装
    着してなる被加熱食品の加熱装置。
JP5107078A 1992-05-14 1993-05-07 被加熱食品の加熱方法及びその装置 Pending JPH0686662A (ja)

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JP19879392 1992-07-24
JP4-121590 1992-07-24
JP4-198793 1992-07-24
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7485239B2 (en) 2002-08-06 2009-02-03 Kobe Steel, Ltd Component of glass-like carbon for CVD apparatus and process for production thereof

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JPS56119259A (en) * 1980-02-22 1981-09-18 Dainippon Printing Co Ltd Microwave sterilizing method
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