JPH0686558B2 - 加硫可能シリコ−ンゴム組成物 - Google Patents

加硫可能シリコ−ンゴム組成物

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JPH0686558B2
JPH0686558B2 JP25986085A JP25986085A JPH0686558B2 JP H0686558 B2 JPH0686558 B2 JP H0686558B2 JP 25986085 A JP25986085 A JP 25986085A JP 25986085 A JP25986085 A JP 25986085A JP H0686558 B2 JPH0686558 B2 JP H0686558B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、加硫可能シリコーンゴム組成物、更に詳しく
はシリコーンゴムの強度を改良した加硫可能シリコーン
ゴム組成物に関する。
技術背景 シリコーンゴムは、その耐熱性、耐油性が良好な点を生
かし、パッキン、ガスケット、オイルシール、ブーツ、
ダイヤフラム、ロール、ベルト、電線被覆、チューブな
どへ応用されている。しかし、強度が不十分であるとい
う問題を有している。強度を改良するために極微細シリ
カや表面処理シリカの添加エチレン−プロピレンゴムと
のブレンドなどが推奨されている。しかし、これらの場
合、強度は改良されるものの加工性がそこなわれる。あ
るいは、耐油性が大きくそこなわれるという点で未だ不
満足である。
発明の目的及び概要 本発明の目的は、シリコーンゴムの持つ耐熱性、耐油性
を損うことなく強度を改良した加硫可能ゴム組成物を提
供することにある。
本発明者らは、各種検討の結果シリコーンゴム(A)に
対しハロゲン化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム
(B)とを重量比でA/B=95/5乃至20/80、好ましくはA/
B=80/20乃至40・60で混合することで本目的を達成し得
ることを見出し本目的を完成した。
発明の構成 本発明によれば、シリコーンゴム(A)とハロゲン化エ
チレン・α−オレフィン共重合ゴム(B)を主体とし、
該シリコーンゴム(A)とハロゲン化エチレン・α−オ
レフィン共重合ゴム(B)とは、重量基準で A/B=95/5乃至20/80 の割合で含有されていることを特徴とする加硫可能シリ
コーンゴム組成物が提供される。
発明の好適態様 シリコーンゴム(A) 本発明組成物において使用するシリコーンゴム(A)と
は、重合主鎖中に−O−Si−O−を有するゴムであり、
それ自体公知の各種シリコーンゴム、例えばメチルシリ
コーンゴム、メチル・フエニルシリコーンゴム、メチル
ビニルシリコーンゴム、メチルフエニルビニルシリコー
ンゴム等を使用でき、これらの内でも重合度が300乃至1
0000のものが有効に使用される。
即ち、これらのシリコーンゴムは耐熱性、耐油性等の各
種特性に優れており、各種用途に使用されているが、強
度において不満足なものである。
このため本発明においては該ゴムと後述するハロゲン化
エチレン・α−オレフィン共重合ゴム(B)を併用する
ことによって、シリコーンゴムの優れた特性を損わずに
強度を改良を図ったものである。
ハロゲン化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム(B) 本発明組成物の(B)成分であるハロゲン化エチレン・
α−オレフィン共重合ゴムの塩素または臭素含量は15〜
40重量%であり、好ましくは20〜35重量%である。その
ハロゲン含量があまりに小さいと、所望の耐油性を得る
ことができず、一方あまりに大きいと、本発明組成物の
耐寒性、加工性を損うという欠点を生じる。
ハロゲン化エチレン・α−オレフィン共重合ゴムのベー
スポリマーであるエチレン・α−オレフィン共重合ゴム
としてはエチレンとα−オレフィン、例えばプロピレ
ン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メ
チル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン、など
の共重合体であって、エチレンα−オレフィンとのモル
比が約50/50〜95/5またはムーニー粘度ML1+4(100℃)
が約10〜150、好ましくは約20〜80のものが用いられ
る。
上記塩素化ゴムは通常、以下のようにして製造される。
まず、エチレン・α−オレフィン・共重合ゴムの塩素化
は共重合ゴムを例えば粉砕して細粒化し、この細粒を水
性分散状態にして、通常約70〜90℃の温度で分子状塩素
と接触させる方法、四塩化炭素、テトラクロルエチレン
のような塩素に対して安定な溶媒中に共重合ゴムを溶解
し、均一な溶液状態として分子状塩素と接触させる方法
などによって行われ得る。
なお、分子状塩素を使用して塩素化を行う場合には、光
の照射により塩素化反応速度を大幅に増大し得るのも、
従来の知見の如くである。
塩素化反応後の処理は通常のように行われる。水性分散
状態での塩素化の場合、塩素化ゴムは水洗により分子状
塩素から分離し、乾燥させる。溶液状態での塩素化の場
合には、反応生成溶液を過剰のメタノールなどの塩素化
ゴム貧溶媒中に投入し、沈殿物を過し、この溶媒で洗
浄して後、乾燥させる。
塩素化の程度を調節するには、分子状塩素及びその他の
塩素化剤の使用量、反応時間、反応温度などを適宜選択
すればよい。塩素含有量は、この段階で通常約15〜40重
量%、好ましくは約20〜35重量%に調節するのがよい。
分子状塩素に代えて分子状臭素を使用すれば、同様にし
て臭素化ゴムが生成することは当然である。
これらのハロゲン化ゴムに塩酸吸収剤、酸化防止剤、金
属不活性化剤をそれぞれハロゲン化ゴム100重量部に対
し、約0.05〜2重量部添加することが好ましい。
塩酸吸収剤としては、周期律表第IIA族金属の有機酸塩
例えば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カル
シウム、マナセアソト、ハイドロタルサイト、エポキシ
化大豆油、エポキシ系塩酸吸収剤など、酸化防止剤とし
ては、ジ−t−ブチルヒドロキシトルエン、テトラキス
〔メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ)
ヒドロシンナメート〕メタン、d,1−α−トコフエロー
ル、フェニル−β−ナフチルアミン、トリフェニルメタ
ン、1,4−ベンゾキノンなど、属不活性剤としては、ト
リス(ノニルフェニル)ホスフアイト、イソプロピルサ
イトレート、ペンタエリスリトール、テトラキス(2,4
−ジ−t−ブチルフエニル)−4,4′−ビフエニレン−
ジ−ホスフアイト、などが例示できる。
これらは、ハロゲン化ゴムの色相安定及びゲル化防止に
顕著な効果を示す。
シリコーンゴム組成物 本発明においては、シリコーンゴム(A)とハロゲン化
エチレン・α−オレフィン共重合ゴム(B)とを併用す
ることが目的の達成上最も重要である。シリコーンゴム
(A)は加硫物に対し耐熱性を与え、ハロゲン化エチレ
ン・α−オレフィン共重合ゴムは加硫物に対して強度を
与える。
シリコーンゴム(A)とハロゲン化エチレン・α−オレ
フィン共重合ゴム(B)との配合割合は本発明組成物の
用途に応じて任意に選択しうるが、重量比で通常A/B=9
5/5乃至20/80であり、好ましくは80/20乃至40/60であ
る。ハロゲン化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム
(B)の比率があまりに小さいと、強度改良という当初
の目的を達成できず、またあまりに多い場合にはシリコ
ーンゴムの優れた特徴である耐熱性が損われるという問
題を生じる。
本発明の組成物から加硫物を得るに当つては意図する加
硫物の用途、それに基づく性能に応じて、シリコーンゴ
ム(A)及びハロゲン化エチレン・α−オレフィン共重
合ゴム(B)の他にゴム用補強剤、充填剤、軟化剤の種
類及び配合量、更には加硫剤、加硫促進剤、加硫助剤な
どの加硫系を構成する化合物の種類および量、そして加
硫物を製造する工程が適宜選択される。
本発明では、組成物中に占めるシリコーンゴム(A)と
ハロゲン化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム(B)
との総量は意図する加硫物の性能、用途に応じて適宜選
択されるが、通常30重量%以上、好ましくは40重量%以
上である。
本発明で使用できる軟化剤は通常ゴムに使用される軟化
剤で十分であるが、例えばプロセスオイル、潤滑油、パ
ラフィン、流動パラフィン、石油アスファルト、ワセリ
ンなどの石油系軟化剤、コールタール、コールタールピ
ッチなどのコールタール系軟化剤、ヒマシ油、アマニ
油、ナタネ油、ヤシ油などの脂肪油系軟化剤、トール
油;サブ;蜜ロウ、カルナウバロウ、ラノリンなどのロ
ウ類;リシノール酸、バルミチン酸、ステアリン酸バリ
ウム、ステアリン酸カルシウム、ラウリン酸亜鉛などの
脂肪酸および脂肪酸塩;石油樹脂、アタクチックポリプ
ロピレン、クロマンインデン樹脂、ポリエステル系樹脂
などの合成高分子物質、あるいはジオクチルアジペー
ト、ジオクチルフタレートなどのエステル系可塑剤その
他マイクロクリスタリンワックス、サブ(フアクチ
ア)、シリコーンオイル、変性シリコーンオイルなどを
挙げることができる。
これらの軟化剤の配合量は、加硫物の用途に応じて適宜
選択できるが、シリコーンゴム(A)とハロゲン化エチ
レン・α−オレフィン共重合ゴム(B)との総量100重
量部に対し、通常は最大60重量部なしくは最大40重量部
配合される。
本発明ではSRF、GPF、FEF、HAF、ISAF、SAF、FT、MT、
などのカーボンブラック、比表面積(BET法)が50m2/g
以上好ましくは100m2/g以上のシリカエアロゲル(無水
けい酸)などのゴム補強剤、軽質炭酸カルシウム、重質
炭酸カルシュウム、タルク、クレーなどの如き充填剤を
使用してもよい。
これらのゴム補強剤および充填剤の種類及び量はその用
途に応じて適宜選択されるが、シリコーンゴム(A)と
ハロゲン化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム(B)
との総量100重量部に対して通常は最大150重量部、好ま
しくは最大100重量部の割合で配合される。
本発明の組成物から得られる加硫物は通常の場合には一
般のゴムを加硫するときと同様に、後述する方法で未加
硫の配合ゴムを一度調製し、次いで該配合ゴムを意図す
る形状に成形した後、加硫を行うことにより製造され
る。
加硫剤としては有機過酸化物、硫黄及び硫黄化合物、ト
リアジン系化合物などが用いられるが、特に有機過酸化
物の使用が好ましい。
有機過酸化物としてはジクミルペルオキシド、2,5−ジ
メチル−2,5−ジ(第三ブチルペルオキシ)ヘキサン、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルペルオキシ)ヘキ
サン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(第三ブチルペルオキ
シ)ヘキシン−3、ジ第三ブチルペルオキシド、ジ第三
ブチルペルオキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサ
ン、第三ブチルヒドロペルオキシドを例示できるが、な
かでもジクミルペルオキシド、ジ第三ブチルペルオキシ
ド、ジ第三ブチルペルオキシ−3,3,5−トリメチルシク
ロヘキサンが好ましく使用される。
有機過酸化物は本発明のシリコーンゴム(A)とハロゲ
ン化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム(B)の総量
100重量部に対して3×10-4ないし5×10-2モル部、好
ましくは1×10-3モルないし3×10-2モル部使用する。
加硫剤として有機過酸化物を使用するときは加硫助剤の
併用が好ましい。加硫助剤としては硫黄、p−キノンジ
オキシムなどのキノンジオキシム系、ポリエチレングリ
コールジメタクリレートなどメタクリレート系、ジアリ
ルフタレート、トリアリルシアヌレートなどのアリル
系、その他マレイミド系、ジビニルベンゼンなどが例示
される。このような加硫助剤は使用する有機過酸化物1
モルに対して1/2ないし2モル、好ましくは約等モル使
用する。
また、老化防止剤を使用すれば、本発明の組成物から得
られる加硫物の材料寿命を長くすることが可能であるこ
とも通常のゴムにおけると同様である。この場合に使用
される老化防止剤としては、例えばフエニルナフチルア
ミン、N,N′−ジ−2−ナフチル−p−フエニレンジア
ミンなどの芳香族二級アミン系、ジブチルヒドロキシト
ルエン、テトラキス〔メチレン(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシ〕ヒドロシンナメート〕メタンなどの
立体障害型フエノール系安定剤が使用される。
このような老化防止剤の使用量はシリコーンゴム(A)
及びハロゲン化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム
(B)の総量100重量部に対して通常0.1乃至5重量部、
好ましくは0.5乃至3重量部の割合に選ぶ。
更に、本発明組成物には、必要に応じて着色剤、多価ア
ルコール、各種シロキサン類を添加できる。
調製 未加硫の配合ゴムは通常次の方法で調製される。即ちバ
ンバリーミキサーの如きミキサー類にシリコーンゴム
(A)、ハロゲン化エチレン・α−オレフィンゴム
(B)、充填剤及び軟化剤を80℃乃至150℃の温度で3
乃至10分間混練した後、オーブンロールの如きロール類
を使用して、加硫剤を追加混合しロール温度40乃至80℃
で5乃至30分間混練した後、分出し、リボン状又はシー
ト状の配合ゴムを調製する。
このように調製された配合ゴムを押出成形機、射出成形
機、カレンダーロール、又はプレス等により、意図する
形状に成形し、成形と同時に又は成形物を加硫槽内に導
入し、通常130乃至230℃の温度で通常1乃至30分間加熱
することにより加硫物を得ることができる。
この加硫の段階は金型を用いて行なってもよいし、また
金型を用いず実施してもよい。
用途 このようにして得られた製品は強度、耐熱性、耐油性に
優れており、工業部品、電機部品、土木建材部品として
有用である。
工業部品としては、ベルト、ゴムロール、ホース、ブー
ツ類、ガスケット、パッキンなどに具体的に使用され
る。電機部品としてはプラグキャップ、ディストリビュ
ーターキャップ、コンデンサーキャップなどのキャップ
類、船舶用電線、イグニッションケーブルなどの電気絶
縁層に使用される。土木建材用としては、建築用ガスケ
ット、ハイウエイジョイントシールなどに使用される。
以下実施例に基づいて本発明を説明する。
参考例1. エチレン・1−ブテン共重合ゴム〔エチレン/1−ブテン
のモル比90/10、ML1+4(100℃)30〕50gを2lの四塩化炭
素に溶解しこれを攪拌機および温度計を備えた容量3lの
ガラス製反応容器に仕込み、温度を60℃に保ちながら、
容器の外側から20W昼光色螢光灯を照射しつつ、反応容
器内に塩素ガスを2.0g/分の割合で導入し、70分間塩素
化反応を行なった。その後、窒素ガスを反応容器に通
じ、過剰の塩素ガスを除去した。
この容器にフェノール系安定剤ノクラック200(大内新
興社製)0.3g、リン系安定剤サンドスタブ P−EPQ
(サンズ社製)0.3g、エポキシ系安定剤Marh273(アデ
カアーガス社製)0.3gを添加した。
次にこれをエバポレーターで濃縮し、更に常温の真空乾
燥機で十分に脱溶媒を行った。
このようにして得た塩素化エチレン−α−オレフィン共
重合ゴムの性状を次のようにして測定した。
ML1+4(100℃):JIS K6300、島津 MSV−200型ムーニー
粘度計 塩素含有量:ボンベ燃焼法 比重:東洋精機製自動比重計 測定結果を以下に示す。
ムーニー粘度 80 塩素含有量 30wt% 比重 1.10 参考例2. エチレン・プロピレン共重合ゴム〔エチレン単位/プロ
ピレン単位(モル比)70/30、ML1+4(100℃)40〕50gを
2lの四塩化炭素に溶解し、攪拌機、温度計及び塩素ガス
導入管を備えた容量3lのガラス製反応器に該溶液を装入
し、温度を60℃に保ちながら、容器の外側から20W昼光
色螢光灯を照射すると同時に反応容器内に塩素ガスを2.
0g/minの割合で導入し、25分間塩素化反応を行なった。
その後、窒素ガスを反応器に通じて過剰の塩素ガスを除
去した。
この溶液に、ジ−t−ブチルヒドロキシトルエン0.3g及
びステアリン酸カルシウム0.3gを添加した。
次に、これをエバポレーターで濃縮し、更に常温の真空
乾燥機で十分に脱溶媒を行った。
このようにして得たエチレン・α−オレフィン共重合ゴ
ムの性状を参考例1と同様にして測定した。測定結果を
以下に示す。
ムーニー粘度 60 塩素含有量 20 比重 1.01 実施例1〜3. シリコーンゴム(商品名シリコーンゴムSH410:トーシリ
コーン社製)、参考例1により作成した塩素化エチレン
−1−ブテン共重合ゴム、充填剤、加硫剤、安定剤から
なる以下の処方のゴム配合物を8インチオープンロール
を用いて40℃〜50℃で20分間混練した。
混練されたゴム配合物を160℃で30分間プレス加硫して
厚さ2mmの加硫ゴムシートを作製した。
このシートを用いて、TISK6301の方法に従い以下の項目
を測定した。
・常態物性 引張強さ(TB)、伸び(EB)、スプリング硬さ(HS) ・耐熱老化性〔老化条件:160℃〜70時間エアーオーブン
中〕 引張強さ保持率(AR(TB))、伸び保持率(AR(EB)) ・耐油性〔耐油条件:100℃〜70時間 JIS1号油中〕 膨潤率(ΔV) 結果は、後記第1表に示す。
実施例4. 実施例2において参考例1で作成した塩素化エチレン−
1ブテン共重合ゴムのかわりに参考例2で作製した塩素
化エチレン−プロピレン共重合ゴムを用いた以外は実施
例2と全く同様に操作した。
結果は、後記第1表に示す。
比較例1. 実施例1において塩素化エチレン−1−ブテン共重合ゴ
ムを用いずにシリコーンゴムのみを100重量部配合した
以外は実施例1と全く同様に操作した。
結果は、後記第1表に示す。
比較例2. 実施例4において塩素化エチレン−プロピレン共重合ゴ
ムのかわりに塩素化前のエチレン−プロピレン共重合ゴ
ムを用いた以外は実施例4と全く同様に操作した。
結果は、後記第1表に示す。
比較例3. 実施例1においてシリコーンゴムを用いずに塩素化エチ
レン−1−ブテン共重合ゴムのみを100重量部配合した
以外は実施例1と全く同様に操作した。
結果は、後記第1表に示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリコーンゴム(A)とハロゲン化エチレ
    ン・α−オレフィン共重合ゴムを主体とし、該シリコー
    ンゴム(A)とハロゲン化エチレン・α−オレフィン共
    重合ゴム(B)とは、重量基準で A/B=95/5乃至20/80 の割合で含有されることを特徴とする加硫可能シリコー
    ンゴム組成物。
  2. 【請求項2】ハロゲン化エチレン・α−オレフィン共重
    合ゴム(B)のハロゲン含量が15乃至40重量%である特
    許請求の範囲第1項記載のシリコーンゴム組成物。
  3. 【請求項3】ハロゲン化エチレン・α−オレフィン共重
    合ゴム(B)を構成するα−オレフィンが、3乃至10個
    の炭素原子を含有する特許請求の範囲第1項記載のシリ
    コーンゴム組成物。
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