JPH0723438B2 - 加硫可能フツ素ゴム組成物 - Google Patents

加硫可能フツ素ゴム組成物

Info

Publication number
JPH0723438B2
JPH0723438B2 JP60259859A JP25985985A JPH0723438B2 JP H0723438 B2 JPH0723438 B2 JP H0723438B2 JP 60259859 A JP60259859 A JP 60259859A JP 25985985 A JP25985985 A JP 25985985A JP H0723438 B2 JPH0723438 B2 JP H0723438B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
ethylene
weight
olefin copolymer
copolymer rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP60259859A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62121749A (ja
Inventor
哲夫 東條
隆 中原
保彦 大多和
昭 松田
Original Assignee
三井石油化学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三井石油化学工業株式会社 filed Critical 三井石油化学工業株式会社
Priority to JP60259859A priority Critical patent/JPH0723438B2/ja
Publication of JPS62121749A publication Critical patent/JPS62121749A/ja
Publication of JPH0723438B2 publication Critical patent/JPH0723438B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、加硫可能フツ素ゴム組成物、更に詳しくはフ
ツ素ゴムの耐熱性、耐油性を損うことなく低温特性の改
良、比重の減少を可能とした加硫フツ素ゴム組成物に関
する。
技術背景 フツ素ゴムはその優れた耐熱性、耐油性を生かし、宇宙
機器、航空機器、自動車、化学工業、電気機器などの分
野で、ガスケツト、ゴム引布、タイヤバルブ、スチーム
シール、O−リングなどに使用されている。ところが、
フツ素ゴムは低温ではもろくなるという欠点があり、更
に高価であるためにその用途が制限されている。
発明の目的及び概要 本発明の目的は、フツ素ゴムのもつ優れた耐熱性、耐油
性を損うことなく、低温特性に優れかつ安価な加硫可能
ゴム組成物を提供することにある。
本発明者等は、各種検討の結果フツ素ゴム(A)に対し
ハロゲン化エチレン・α−オレフイン共重合ゴム(B)
を重量比でA/B=95/5ないし50/50、好ましくはA/B=80/
20ないし60/40で混合した場合には、フツ素ゴムの有す
る耐熱性、耐油性等の優れた特性を損うことなく、低温
特性に優れ且つ安価なゴム組成物が得られることを見出
した。
発明の構成 本発明によれば、フッ素ゴム(A)と未加硫のハロゲン
化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム(B)とを主体
とし、該フッ素ゴム(A)と未加硫ハロゲン化エチレン
・α−オレフィン共重合ゴム(B)とは、重量基準で A/B=95/5乃至50/50 の重量比で含有されていることを特徴とする加硫可能フ
ッ素ゴム組成物が提供される。
発明の好適態様 フツ素ゴム(A) 本発明において使用するフツ素ゴムとしては、ビニリデ
ンフルオリド系、含フツ素シリコン系、含フツ素ビニル
エーテル系等のそれ自体公知の各種のフツ素ゴムを使用
し得るが、成形性、作業性等の見地から、ムーニー粘度
ML1+4(121℃)が20乃至180、及び比重が1.25乃至2.10
のものが好適に使用し得る。また、フツ素含量は一般に
35〜75重量%の範囲にある。
これらのフツ素ゴムは、耐熱性、耐油性、耐薬品性等に
おいて顕著に優れた特性を有しているが、低温での機械
的特性において満足し得るものではない。
このために本発明においては、後述するハロゲン化エチ
レン・α−オレフィン共重合ゴム(B)(以下、単にハ
ロゲン化エチレン・α−オレフィン共重合ゴムと呼ぶ)
を併用することにより、上記欠点を改善するものであ
る。
ハロゲン化エチレン・α−オレフイン共重合ゴム 本発明組成物において、(B)成分のハロゲン化エチレ
ン・α−オレフィン共重合ゴムは未加硫のものであり、
その塩素または臭素含量は15〜40重量%であり、好まし
くは20〜35重量%である。そのハロゲン含量があまりに
小さいと、所望の耐油性を得ることができず、一方あま
りに大きいと、本発明組成物の耐寒性、加工性を損うと
いう欠点を生じる。
ハロゲン化エチレン・α−オレフイン共重合ゴムのベー
スポリマーであるエチレン・α−オレフィン共重合ゴム
としてはエチレンとα−オレフイン、例えばプロピレ
ン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メ
チル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン、など
の共重合体であつて、エチレンとα−オレフインとのモ
ル比が約50/50〜95/5またはムーニー粘度ML1+4(100
℃)が約10〜150、好ましくは約20〜80のものが用いら
れる。
上記塩素化ゴムは通常、以下のようにして製造される。
まず、エチレン・α−オレフイン・共重合ゴムの塩素化
は共重合ゴムを例えば粉砕して細粒化し、この細粒を水
性分散状態にして、通常約70〜90℃の温度で分子状塩素
と接触させる方法、四塩化炭素、テトラクロルエチレン
のような塩素に対して安定な溶媒中に共重合ゴムを溶解
し、均一な溶液状態として分子状塩素と接触させる方法
などによつて行われ得る。
なお、分子状塩素を使用して塩素化を行う場合には、光
の照射により塩素化反応速度を大幅に増大し得るのも、
従来の知見の如くである。
塩素化反応後の処理は通常次のように行われる。水性分
散状態での塩素化の場合、塩素化ゴムは水洗により分子
状塩素から分離し、乾燥させる。溶液状態での塩素化の
場合には、反応生成溶液を過剰のメタノールなどの塩素
化ゴムの貧溶媒中に投入し、沈澱物をロ過し、この溶媒
で洗浄して後、乾燥させる。
塩素化の程度を調節するには、分子状塩素及びその他の
塩素化剤の使用量、反応時間、反応温度などを適宜選択
すればよい。塩素含有量は、この段階で通常約15〜40重
量%、好ましくは約20〜35重量%に調節するのがよい。
分子状塩素に代えて分子状臭素を使用すれば、同様にし
て臭素化ゴムが生成することは当然である。
これらのハロゲン化ゴムに塩酸吸収剤、酸化防止剤、金
属不活性化剤をそれぞれハロゲン化ゴム100重量部に対
し、約0.05〜2重量部添加することが好ましい。
塩酸吸収剤としては、周期律表第IIA族金属の有機酸塩
たとえば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カ
ルシウム、マナセアソト、ハイドロタルサイト、エポキ
シ化大豆油、エポキシ系塩酸吸収剤など、酸化防止剤と
しては、ジ−t−ブチルヒドロキシトルエン、テトラキ
ス〔メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シ)ヒドロシンナメート〕メタン、d,l−α−トコフエ
ロール、フエニル−β−ナフチルアミン、トリフエニル
メタン、1,4−ベンゾキノンなど、金属不活性化剤とし
ては、トリス(ノニルフエニル)ホスフアイト、イソプ
ロピルサイトレート、ペンタエリスリトール、テトラキ
ス(2,4−ジ−t−ブチルフエニル)−4,4′−ビフエニ
レン−ジ−ホスフアイト、などが例示できる。
これらは、ハロゲン化ゴムの色相安定及びゲル化防止に
顕著な効果を示す。
フツ素ゴム組成物 本発明においては、フツ素ゴム(A)とハロゲン化エチ
レン・α−オレフイン共重合ゴム(B)とを併用するこ
とが目的の達成上最も重要である。フツ素ゴムは加硫物
に対して耐熱性、耐油性を与えハロゲン化エチレン・α
−オレフイン共重合ゴムは加硫物に対して低温柔軟性を
与える。
フツ素ゴム(A)とハロゲン化エチレン・α−オレフイ
ン共重合ゴム(B)との配合割合は、本発明組成物の用
途に応じて任意に選択しうるが重量比で通常A/B=95/5
ないし50/50であり好ましくはA/B=80/20ないし60/40で
ある。ハロゲン化エチレン・α−オレフイン共重合ゴム
(B)の比率があまりに小さいと低温柔軟性付与という
当初に目的を達成できず、またあまりに大きいとフツ素
ゴムの優れた特徴である耐熱老化性及び耐油性が損われ
るという問題を生じる。
本発明組成物から加硫物を得るにあたつては、意図する
加硫物の用途、それに基づく性能に応じてフツ素ゴム
(A)及びハロゲン化エチレン・α−オレフイン共重合
ゴムの他にゴム用充填剤、可塑剤及び加工助剤、受酸
剤、加硫剤の種類及び量、そして加硫物を製造する工程
が適宜選択される。
本発明では、組成物中に占めるフツ素ゴム(A)とハロ
ゲン化エチレン・α−オレフイン共重合ゴム(B)との
総量は、加硫物の性能、用途に応じて適宜選択される
が、通常40wt%以上、好ましくは50重量%以上である。
本発明で使用されるゴム用充填剤は、MTブラツク、FTブ
ラツク、FETブラツクなどのカーボンブラツク、タル
ク、ホワイトカーボン、炭酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、クレーなどの無機充填剤、又着色のためにベンガ
ラ、シアニングリーンなどの顔料を例示できる。
これらのゴム用充填剤の配合量は、用途に応じ適宜選択
できるがフツ素ゴム(A)、ハロゲン化エチレン・α−
オレフイン共重合ゴム(B)との総量100重量部に対し
通常は最大80重量部、好ましくは最大60重量部配合され
る。
本発明で使用される可塑剤及び加工助剤には、フルオロ
シリコンオイル、加工助剤としては、ステアリン酸、ポ
リエチレンワツクスなどが例示できる。
これらの可塑剤及び加工助剤の配合量は、用途に応じ適
宜選択できるが、フツ素ゴム(A)、ハロゲン化エチレ
ン・α−オレフイン共重合ゴム(B)との総量100重量
部に対して通常最大20重量部、好ましくは最大10重量部
配合される。
本発明で使用される受酸剤には酸化マグネシウム、リサ
ージ、酸化カルシウムなどが例示でき、その配合量はフ
ツ素ゴム(A)、ハロゲン化エチレン・α−オレフイン
共重合ゴム(B)との総量100重量部に対し通常最大30
重量部、好ましくは最大15重量部である。
本発明の組成物から得られる加硫物は通常の場合には一
般のゴムを加硫するときと同様に、後述する方法で未加
硫の配合ゴムを一度調製し、次いで該配合ゴムを意図す
る形状に成形した後、加硫を行うことにより製造され
る。
加硫剤としては、ヘキサメチレンジアミンカルバメー
ト、N,N′−ジシンナミリデン−1,6−ヘキサジアミン、
4,4′−ビス(アミノシクロヘキシル)メタンカルバメ
ートなどのポリアミン類、ジクミルペルオキシド、2,5
−ジメチル−2,5−ジ(第3ブチルペルオキシ)ヘキサ
ン、などの有機過酸化物、あるいはダイエルG601、Fluo
rel FC−2170、Viton E−60Cのごときポリオール系の加
硫剤、トリアジン化合物と各種アミン化合物の併用など
を例示できる。
これらの加硫剤はフツ素ゴム(A)、ハロゲン化エチレ
ン・α−オレフイン共重合ゴムとの総量100重量部に対
し通常0.2〜10重量部、好ましくは0.5〜5重量部配合さ
れる。
又、有機過酸化物で加硫する場合、p−キノンジオキシ
ムなどのキノンオキシム系、ポリエチレングリコールジ
メタクリレートなどのメタクリレート系、ジアリルフタ
レート、トリアリルシアヌレートなどのアリル系、その
他マレイミド系、ジビニルベンゼンなどの加硫助剤との
併用が好ましい。これらの助剤は、フツ素ゴム(A)、
ハロゲン化エチレン・α−オレフイン共重合体(B)と
の総量100重量部に対し通常0.5〜6重量部、好ましくは
1〜4重量部配合される。
未加硫の配合ゴムは通常次の方法で調製される。すなわ
ちバンバリーミキサーの如きミキサー類にハロゲン化ブ
チルゴム(A)、ハロゲン化エチレン・α−オレフイン
ゴム(B)、充填剤及び軟化剤を80℃ないし150℃の温
度で3ないし10分間混練した後、オープンロールの如き
ロール類を使用して、加硫剤を追加混合しロール温度40
ないし80℃で5ないし30分間混練した後、分出し、リボ
ン状又はシート状の配合ゴムを調製する。
このように調製された配合ゴムを押出成形機、カレンダ
ーロール、又はプレス等により、意図する形状に成形
し、成形と同時に又は成形物を加硫槽内に導入し、通常
130ないし230℃の温度で通常1ないし30分間加熱するこ
とにより加硫物を得ることができる。
この加硫の段階は金型を用いて行なつてもよいし、又金
型を用いずに実施してもよい。またオーブンなどを用い
て後加硫すれば更に良好な性能が得られるのは従来の知
見通りである。
以上のごとくして製造された加硫物は、自動車部品とし
てOリング、バルブ、ポンプシール、ダイアフラム、ホ
ースなど、産業機械用としてOリング、オイルシール、
ガスケツト、チユーブ、ロールなど、化学プラント工業
向として、タンクシール、オイルシール、メカニカルシ
ールなどに使用できる。
次に実施例に基づいて本発明を説明する。
参 考 例 1. エチレン・1−ブテン共重合ゴム〔エチレン/1−ブテン
のモル比92/8、ML1+4(100℃)30〕50gを2の四塩化
炭素に溶解しこれを撹拌機および温度計を備えた容量3
のガラス製反応容器に仕込み、温度を60℃に保ちなが
ら、容器の外側から20W昼光色螢光灯を照射しつつ、反
応容器内に塩素ガスを20g/分の割合で導入し、70分間塩
素化反応を行なつた。その後、窒素ガスを反応容器に通
じ、過剰の塩素ガスを除去した。
この溶液にフエノール系安定剤ノクラツク200(大内新
興社製)0.3g、リン系安定剤サンドスタブP−EPQ(サ
ンズ社製)0.3g、エポキシ系安定剤Marh273(アデカア
ーガス社製)0.3gを添加した。
次にこれをエバポレーターで濃縮し、更に常温の真空乾
燥機で十分に脱溶媒を行つた。
このようにして得た塩素化ゴムの性状値を次のようにし
て測定した。
ML1+4(100℃):JIS K6300、島津MSV−200型ムーニー粘
度計 塩素含有量:ボンベ燃焼法 比 重:東洋精機製自動比重計 測定結果を以下に示す。
ムーニー粘度 80 塩素含有量 30wt% 比 重 1.10 参考例 2. エチレン・プロピレン共重合ゴム〔エチレン単位/プロ
ピレン単位(モル比)80/20、ML1+4(100℃)40〕50gを
2の四塩化炭素に溶解し、撹拌機、温度計及び塩素ガ
ス導入管を備えた容量3のガラス製反応器に該溶液を
装入し、温度を60℃に保ちながら、容器の外側から20W
昼光色螢光灯を照射すると同時に反応器内に塩素ガスを
2.0g/minの割合で導入し、18分間塩素化反応を行なつ
た。その後、窒素ガスを反応器に通じて過剰の塩素ガス
を除去した。
この溶液に、ジ−t−ブチルヒドロキシトルエン0.3gお
よびステアリン酸カルシウム0.3gを添加した。
次に、これをエバポレーターで濃縮し、更に常温の真空
乾燥機で十分に脱溶媒を行つた。
このようにして得た塩素化ゴムの性状値を参考例1と同
様にして測定した。結果を以下に示す。
ムーニー粘度 55 塩素含有量 15wt% 比 重 0.98 実施例 1. フツ素ゴム〔商品名:バイトンB(デユポン社製)ML
1+10(121℃)75、比重1.82〕と参考例1で合成した塩
素化エチレン・1−ブテン共重合体〔塩素含量30wt%、
ML1+4(100℃)80、比重1.10〕、ステアリン酸、酸化マ
グネシウム、パーヘキサ2.5Z、TAIC、MTブラツク、を以
下の配合処方で8インチオープンロールを用いて50℃〜
60℃で20分間混練した 1)商品名:キヨワマグ#150:協和化学社製 2)2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルペルオキシ)
ヘキサン:日本油脂社製 3)トリアリルイソシアヌレート:日本化成社製 4)旭サーマル:旭カーボン社製 混練されたゴム配合物を160℃で20分間プレス加硫し、
厚さ2mmの加硫ゴムシートを作成した。このシートを更
に160℃のオーブン中で1時間後加硫し、測定に供し
た。
JIS K6301の方法に従い引張強さ(TB)、伸び(EB)、
スプリング硬さ(HS)、永久伸び(PS)、低温脆化温度
(Tb)、耐油性〔JIS3号油100℃−70時間後の膨潤率
(ΔV)〕、耐熱老化性〔180℃−70時間後の引張強さ
の保持率(AR(TB))、伸びの保持率(AR(EB))〕を
測定した。
結果を後記表1に示す。
実施例 2. 実施例1においてフツ素ゴムと塩素化エチレン・1−ブ
テン共重合体の混合比を90/10から60/40に変えた以外
は、実施例1と同様な操作を行つた。
結果を後記表1に示す。
実施例 3. 実施例1において、参考例1で合成した塩素化エチレン
・1−ブテン共重合体のかわりに、参考例2で合成した
塩素化エチルン・プロピレン共重合体〔塩素含量15wt
%、ML1+4(100℃)55、比重0.98〕を用いた以外は実施
例1と全く同様に操作した。
結果を後記表1に示す。
実施例 4. 実施例2において参考例1で合成した塩素化エチレン・
1−ブテン共重合体のかわりに、参考例2で合成した塩
素化エチレン・ブロピレン共重合体を用いた以外は実施
例2と全く同様に操作した。
結果を後記表1に記す。
比較例 1. 実施例1において塩素化エチレン・1−ブテン共重合体
を使用せずにフツ素ゴム100重量部とした。これ以外は
実施例1と全く同様に操作した。
結果は後記表1に示す。
比較例 2. 実施例1においてフツ素ゴムと塩素化エチレン・1−ブ
テン共重合体の配合量をそれぞれ90重量部、10重量部か
ら30重量部、70重量部へ変えた。これ以外は実施例1と
全く同様に操作した。
結果は後記表1に示す。
比較例 3. 実施例2において塩素化エチレン・1−ブテン共重合体
のかわりに、塩素化前のエチレン・1−ブテン共重合体
を用いた以外は実施例2と全く同様に操作した。
結果は後記表1に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−181149(JP,A) 特開 昭61−2744(JP,A) 特開 昭60−65048(JP,A) 特開 昭52−150459(JP,A) 特公 平6−49809(JP,B2)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フッ素ゴム(A)と未加硫のハロゲン化エ
    チレン・α−オレフィン共重合ゴム(B)とを主体と
    し、該フッ素ゴム(A)と未加硫ハロゲン化エチレン・
    α−オレフィン共重合ゴム(B)とは、重量基準で A/B=95/5乃至50/50 の重量比で含有されていることを特徴とする加硫可能フ
    ッ素ゴム組成物。
  2. 【請求項2】未加硫ハロゲン化エチレン・α−オレフィ
    ン共重合ゴム(B)のハロゲン含量が15乃至40重量%で
    ある特許請求の範囲第1項記載のゴム組成物。
  3. 【請求項3】未加硫ハロゲン化エチレン・α−オレフィ
    ン共重合ゴム(B)を構成するα−オレフィンが、炭素
    数3乃至10のα−オレフィンである特許請求の範囲第1
    項記載のゴム組成物。
  4. 【請求項4】ハロゲン化前のエチレン・α−オレフィン
    共重合ゴムがヨウ素価表示で3乃至30のポリエン成分を
    含む特許請求の範囲第1項記載のゴム組成物。
JP60259859A 1985-11-21 1985-11-21 加硫可能フツ素ゴム組成物 Expired - Fee Related JPH0723438B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60259859A JPH0723438B2 (ja) 1985-11-21 1985-11-21 加硫可能フツ素ゴム組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60259859A JPH0723438B2 (ja) 1985-11-21 1985-11-21 加硫可能フツ素ゴム組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62121749A JPS62121749A (ja) 1987-06-03
JPH0723438B2 true JPH0723438B2 (ja) 1995-03-15

Family

ID=17339961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60259859A Expired - Fee Related JPH0723438B2 (ja) 1985-11-21 1985-11-21 加硫可能フツ素ゴム組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0723438B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2610145B2 (ja) * 1987-11-20 1997-05-14 日本合成ゴム株式会社 ゴム組成物
JP2787073B2 (ja) * 1989-10-13 1998-08-13 ジェイエスアール株式会社 ゴム組成物

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52150459A (en) * 1976-06-08 1977-12-14 Bridgestone Corp Heat-resistant rubber composition
JPS6065048A (ja) * 1983-09-21 1985-04-13 Nippon Zeon Co Ltd 共架橋性フツ素ゴム含有組成物
JPH0649809A (ja) * 1992-07-29 1994-02-22 Taisei Corp 既存設備の上を通過する桁の架設方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62121749A (ja) 1987-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109153836B (zh) 全氟弹性体组合物及密封材料
CN109153835B (zh) 全氟弹性体组合物及密封材料
JPH0723438B2 (ja) 加硫可能フツ素ゴム組成物
JPH03100039A (ja) フルオロエラストマー組成物
JPH0686558B2 (ja) 加硫可能シリコ−ンゴム組成物
US2992202A (en) Vulcanizable halogenated butyl rubber composition containing mercaptobenzothiazole and process of vulcanizing same
JPH05279535A (ja) 含フッ素エラストマー加硫組成物
US2965600A (en) Vulcanizable composition comprising halogenated butyl rubber and stannous chloride and method of vulcanizing same
US2962473A (en) Process for stabilizing halogenated butyl rubber against gelation with magnesium oxide, and stabilized product obtained thereby
JPH0725962B2 (ja) 明色ゴム組成物
US2984642A (en) Vulcanization of halogenated rubbery polymers with hexahydrodiazines
JPS60181149A (ja) 加硫可能難然性ハロゲン化ゴム組成物
US3086955A (en) Composition of halogenated butyl rubber and zinc thiocarbamate and process of curingsame
TWI821469B (zh) 彈性體組合物及密封材
JPH0649809B2 (ja) 加硫可能フツ素ゴム組成物
JPH07196878A (ja) パーオキサイド架橋可能な低硬度フッ素ゴム加硫組成物
JPS60118723A (ja) 加硫可能ニトリルゴム組成物
JPS63312334A (ja) クロロスルホン化ポリエチレンエラストマ−組成物
JPH01306439A (ja) ゴム組成物
JPH0459845A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
JPH1087917A (ja) ゴム組成物
JPH01182341A (ja) 塩素化エチレン−プロピレン系共重合体組成物
JPH06136207A (ja) オイルブリード性塩素化エチレン・α−オレフィン共 重合ゴム組成物
JPH01215842A (ja) 塩素化エチレン−プロピレン系共重合体組成物
JPH1087916A (ja) ゴム組成物

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees