JPH0684166B2 - 横型製袋充填包装機における製袋装置 - Google Patents

横型製袋充填包装機における製袋装置

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JPH0684166B2
JPH0684166B2 JP35362391A JP35362391A JPH0684166B2 JP H0684166 B2 JPH0684166 B2 JP H0684166B2 JP 35362391 A JP35362391 A JP 35362391A JP 35362391 A JP35362391 A JP 35362391A JP H0684166 B2 JPH0684166 B2 JP H0684166B2
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兼光 徳岡
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Fuji Jukogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機体の下方から給送さ
れる帯状フィルムを筒状に成形すると共に、この筒状フ
ィルムに所定間隔毎に被包装物を充填供給し、該筒状フ
ィルムの重合端縁部および被包装物を挟む前後に所要の
シールを施すことにより包装体を連続的に製造する横型
製袋充填包装機における製袋装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、ピロー包装体を製造する横型製袋充
填包装機として、図11に示す如く、帯状フィルム10
を機体(図示せず)の下方から引出して筒状に成形する型
式が知られている。該包装機12は、循環走行する無端
チェン14からなる供給コンベヤ16を備え、無端チェ
ン14に所定間隔で取付けた多数のアタッチメント18
により、被包装物20を一定間隔で下流側に向け押送す
るようになっている。この供給コンベヤ16の下流側に
製袋器22が配設され、機体の下方に配置したロール状
の供給源24から繰出しローラ26により繰出される帯
状フィルム10を、該製袋器22に通過させることによ
り筒状に成形するよう構成されている。そして、この筒
状フィルム10a中に、前記供給コンベヤ16を介して
被包装物20が順次供給される。
【0003】また製袋器22の下流側に一対の送りロー
ラ28,28(一方のみ図示)が配設され、両ローラ28,
28により筒状フィルム10aの重合端縁部を挟持しつ
つ引張って下流側へ送るようになっている。そして、被
包装物20を封入した筒状フィルム10aの長手端縁部
に縦シールを施すと共に、該フィルム10aの被包装物
20を挾む前後に夫々横シールおよび切断を施して、三
方シールの施された包装体を連続的に製造するよう構成
されている。なお前記縦シールは、水平に対向し合うロ
ール対からなる縦シール装置30により行なわれ、また
前記横シールは、筒状フィルム10aの水平な給送路を
挟んで上下に対向し合う1対のシール体からなる横シー
ル装置32により行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の包装機
12では、帯状フィルム10を筒状に成形する製袋器2
2として「箱形型式」のものが使用されている。この場合
において、製袋器22に対しフィルム10が全面的に接
触して摺接移動することから、折込み抵抗(製袋抵抗)が
必然的に大きくなり、各種性状のフィルムを良好に折込
むことが困難であった。しかも供給コンベヤ16の駆動
手段(スプロケット等)が製袋器22に近接配置される関
係上、帯状フィルム10は製袋器22の直下より下流側
から該製袋器22に供給されている。すなわち帯状フィ
ルム10は、前記製袋器22で折込み案内される際に、
給送方向に相当大きな力で引張られ、殊に図11に符号
Aで示す部分(丸で囲んだ部分)に応力が集中することと
なっていた。このため、例えばアルミ箔がラミネートさ
れた延展性が小さなフィルムでは、製袋傷や、シワの発
生する要因となっていた。また逆に延展性が比較的大き
く柔軟なフィルムでは、不必要に大きく伸びてシワとな
ってしまう難点が指摘される。
【0005】
【発明の目的】この発明は、前述した製袋装置に内在し
ている前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、帯状フィルムを筒状に成形する際
にフィルムの性状に左右されることなく、製袋傷やシワ
の発生を防止し得る極めて簡単な構成の製袋装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を克服し、所
期の目的を達成するため本発明は、機体の下方に配置し
た供給源から供給される帯状フィルムを筒状に成形する
と共に、この筒状フィルム中に被包装物を順次供給し、
次いで被包装物を封入した筒状フィルムの長手端縁部を
縦シールすると共に、筒状フィルムの被包装物を挾む前
後を横シールするようにした横型製袋充填包装機におい
て、前記被包装物の給送方向と交差して機体に回転可能
に配設され、前記供給源から供給される帯状フィルムの
給送方向を変換させて水平に案内するガイドローラを備
え、このガイドローラは、被包装物の給送中心を挟んで
左右対称に延在する等径部と、該等径部に夫々連設され
てその開放端に向け直径が減少するテーパ部とで構成さ
れ、前記等径部からテーパ部へ移行する境界部は角張る
よう設定され、前記ガイドローラに供給される帯状フィ
ルムを、前記境界部で折曲して等径部およびテーパ部に
密着した状態で案内し、該ローラを経た帯状フィルムの
両長手端縁部を折曲部を支点として上方に徐々に立ち上
げて筒状成形するよう構成したことを特徴とする。
【0007】また、同じく前記課題を解決し、所期の目
的を好適に達成するため本願の別の発明は、機体の下方
に配置した供給源から供給される帯状フィルムを筒状に
成形すると共に、この筒状フィルム中に被包装物を順次
供給し、次いで被包装物を封入した筒状フィルムの長手
端縁部を縦シールすると共に、筒状フィルムの被包装物
を挾む前後を横シールするようにした横型製袋充填包装
機において、前記被包装物の給送方向と交差して機体に
回転可能に配設され、前記供給源から供給される帯状フ
ィルムの給送方向を変換させて水平に案内するガイドロ
ーラと、前記ガイドローラの下流側に臨み、該ローラの
軸方向に帯状フィルムの製袋幅で離間して対向し、被包
装物の給送方向と平行に延在する一対の第1フィルムガ
イドと、前記ガイドローラの下流側に臨み、前記一対の
第1フィルムガイドの上端部から相互に離間する外側に
向け延在する一対の第2フィルムガイドとからなり、前
記ガイドローラは、被包装物の給送中心を挟んで左右対
称に延在する等径部と、該等径部に夫々連設されてその
開放端に向け直径が減少するテーパ部とで構成され、前
記等径部からテーパ部へ移行する境界部は角張るよう設
定され、前記ガイドローラに供給される帯状フィルム
を、前記境界部で折曲して等径部およびテーパ部に密着
した状態で案内すると共に、該ローラを経て折曲部を支
点として上方に徐々に立ち上げられる帯状フィルムの両
長手端縁部を、第1フィルムガイドの外側および第2フ
ィルムガイドの下面で案内しつつ筒状に成形するよう構
成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】機体の下方から給送された帯状フィルムは、ガ
イドローラにより給送方向を変換されて水平状態で下流
側に案内される。ガイドローラを通過する帯状フィルム
は、該ローラの等径部とテーパ部との境界部において折
曲されて、等径部とテーパ部とに密着した状態で給送さ
れる。そして、下流側に給送される帯状フィルムは、折
曲部を支点としてその両長手端縁部が徐々に上方に立ち
上がって筒状に成形される。
【0009】またガイドローラの下流側に第1および第
2のフィルムガイドを設けた場合は、ガイドローラを経
て徐々に立ち上がる帯状フィルムの両長手端縁部が、第
1フィルムガイドの外側に沿いつつ案内される。更に、
第1フィルムガイドに沿って案内される帯状フィルムの
端縁部は、第1フィルムガイドから外側に延在する第2
フィルムガイドの下面に沿って外側に折返されて下流側
に給送される。そして、第2フィルムガイドの下流側に
おいて、帯状フィルムは円滑に筒状成形される。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係る横型製袋充填包装機にお
ける製袋装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面
を参照しながら以下説明する。なお、図11に関して説
明した部材と同じ部材に関しては、同一の符号で指示す
るのみに止める。
【0011】(第1実施例について)図1に示す如く、供
給コンベヤ16の下流側に、被包装物22の給送方向と
交差するガイドローラ34が機体(図示せず)に回転可能
に配設され、機体の下方から給送される帯状フィルム1
0は、ガイドローラ34に巻掛け案内されて給送方向を
変換された後、水平状態で下流側に給送されるようにな
っている。このガイドローラ34は、所定長さ寸法の等
径部34aと、該等径部34aの両端に連設されて開放
端に向けて直径が減少するテーパ部34b,34bとか
ら構成される。ガイドローラ34の等径部34aからテ
ーパ部34b,34bへ移行する境界部34c,34c
は、被包装物20の給送中心から左右に同一距離の位置
に臨むよう位置決めされている。また両境界部34c,
34cの間隔(等径部34aの軸方向の長さ寸法)は、筒
状フィルム10の製袋幅(被包装物20の幅寸法)と対応
するよう設定されている(図2参照)。
【0012】前記ガイドローラ34の境界部34cは、
角張るよう設定され、ガイドローラ34に案内されて水
平給送される帯状フィルム10を、両境界部34c,3
4cで折曲して前記等径部34aおよびテーパ部34b
に密着した状態で案内するよう設定される。すなわち、
両境界部34c,34cで帯状フィルム10が折曲され
ることにより、該フィルム10は下流側に対して所要の
張力をもった状態で給送されることとなる。またガイド
ローラ34の下流側に配設した一対の送りローラ28,
28により引張られる帯状フィルム10の両長手端縁部
は、前記境界部34c,34cで折曲された部位を製袋
支点として徐々に上方に立ち上がって円滑に筒状成形さ
れる。
【0013】(第1実施例の作用)次に、第1実施例に係
る製袋装置の作用について説明する。前記機体の下方に
配置した供給源24から供給されて、ガイドローラ34
により給送方向を変換されて下流側に給送される帯状フ
ィルム10は、図1に示す如く、該ローラ34の等径部
34aに対応する幅寸法の部分が水平に給送される。ま
た境界部34c,34cから外方に臨む帯状フィルム1
0は、等径部34aに対して傾斜する前記テーパ部34
b,34bに沿って折曲げられ、これにより帯状フィル
ム10は等径部34aおよびテーパ部34b,34bに
密着した状態で給送される。また境界部34c,34c
を角張るよう設定したことで、該境界部34cにおいて
も帯状フィルム10が密着状態にて給送されることから
製袋支点が付与され、境界部34cにおけるフィルムの
たるみを防止して製袋時のシワの発生を有効に防止し得
る。しかもガイドローラ34は、帯状フィルム10の給
送に伴って自由回転するので、帯状フィルム10に過大
な摺接抵抗が加わることはなく、応力集中による製袋傷
やシワの発生を有効に防止し得る。また、境界部34
c,34cで帯状フィルム10が折曲されるので(図2参
照)、帯状フィルム10が左右(幅方向)に蛇行するのを
防止し得る利点を有する。
【0014】前記ガイドローラ34を通過した帯状フィ
ルム10は、前記境界部34c,34cで折曲げられた
部位を製袋支点として、その両長手端縁部が徐々に上方
に立ち上がって円滑に筒状成形される。そして、この筒
状フィルム10aに、前記供給コンベヤ16から被包装
物20が1個当てづつ順次供給される。なお、両製袋支
点の離間寸法(境界部34c,34cの間隔)は、被包装
物20の幅寸法(帯状フィルム10の製袋幅)と対応して
いるので、製袋支点を基準として筒状成形されたフィル
ム10aには被包装物20が円滑に充填される。
【0015】次いで、前記縦シール装置30により筒状
フィルム10aの重合端縁部に縦シールが施されると共
に、横シール装置32により該筒状フィルム10aの被
包装物20を挟む前後に横シールが施されることにより
ピロー包装体が得られる。
【0016】(第2実施例について)次に、本発明に係る
製袋装置の第2実施例につき説明する。なお、ガイドロ
ーラ34の構造自体は同一であるので、異なる部分の構
造のみ説明する。
【0017】図3に示す如く、前記供給コンベヤ16の
上方には、被包装物20の給送方向と交差する方向に所
定間隔離間する一対の第1フィルムガイド36,36が
対向的に配設され、両ガイド36,36の間を供給コン
ベヤ16のアタッチメント18が走行するよう設定され
ている。第1フィルムガイド36,36は、図6に示す
如く、相互に対向するL形状に形成され、その水平部3
6a,36aに被包装物20が載置されるようになって
いる。そして、両ガイド36,36の間を走行する前記
アタッチメント18によって、被包装物20はガイド3
6,36に沿って下流側に押送される。
【0018】また第1フィルムガイド36,36は、前
記ガイドローラ34を越えて後述する搬送コンベヤ38
の上方まで延在し、その垂直部36b,36bは、ガイ
ドローラ34を通過して前記折曲部(境界部34c)を製
袋支点として上方に立ち上げられる帯状フィルム20の
幅方向両側を案内するべく機能する。なお第1フィルム
ガイド36,36は、適宜の手段を介して相互に近接お
よび離間移動自在に構成され、被包装物20の幅寸法に
応じて間隔調節し得るようになっている。また第1フィ
ルムガイド36を垂直部36bのみの構成とし、供給コ
ンベヤ16により移送される被包装物20を、機枠に別
途配設したテーブル等により支持するようにしてもよ
い。
【0019】前記各第1フィルムガイド36の下流端に
は、図1および図5に示す如く、垂直部36bの上端に
配設されて外側(他方の第1フィルムガイド36から離
間する側)に水平に延出する第2フィルムガイド40が
配設される。この第2フィルムガイド40の延出端部
は、搬送コンベヤ38のフレーム42に配設され、第1
フィルムガイド36を保持するべく機能する。また第2
フィルムガイド40は、図6に示す如く、前記ガイドロ
ーラ34を経て立ち上げられた帯状フィルム10の上端
(長手端縁部)を外側に水平に折返して案内する機能を兼
ねている。
【0020】なお第2フィルムガイド40は、フレーム
42に対して高さおよび幅方向に移動調節自在に配設さ
れ、被包装物20の高さ寸法や製袋幅等に応じて第1フ
ィルムガイド36と共に位置調節し得るよう構成されて
いる。また両ガイド36,40の位置調節は、手動によ
り行なうようにしてもよく、また包装機12の制御手段
(図示せず)に入力された被包装物20の寸法や製袋幅等
のデータに基いてモータにより自動調節するよう構成し
てもよい。
【0021】前記ガイドローラ34の下流側には、図4
に示す如く、該ローラ34を経て水平に給送される帯状
フィルム10の下方に搬送面を水平に臨ませた搬送コン
ベヤ38が配設され、該コンベヤ38は前記横シール装
置32近傍まで延在している。搬送コンベヤ38は、前
記第1フィルムガイド36,36の下方を水平に循環走
行する無端ベルト44で構成され、該無端ベルト44の
所定位置には、複数の通孔44aが走行方向に所定間隔
で穿設されている(図5参照)。また搬送コンベヤ38に
おける搬送面の下面に、図示しない吸引源に接続される
吸引チャンバー46が配設されると共に、該吸引チャン
バー46の前記通孔44aと対応する位置に開口46a
が設けられている。すなわち、吸引源を付勢して吸引チ
ャンバー46内に負圧を形成することにより、開口46
aおよび通孔44aを介して作用する吸引力により、搬
送コンベヤ38の搬送面を給送される帯状フィルム10
を吸着することができるようになっている。
【0022】なお、無端ベルト44に穿設される通孔4
4aの位置は、前記ガイドローラ34における両境界部
34c,34cの内側(給送中心側)に臨むよう設定さ
れ、ガイドローラ34を経た帯状フィルム10の製袋支
点より外側の部分が無端ベルト44に吸着されることが
ないよう構成されている。また、無端ベルト44の通孔
44aや吸引チャンバー46の開口46aの位置は、帯
状フィルム10の製袋幅の変更に応じて変更し得るよう
になっている。
【0023】また搬送コンベヤ38は、帯状フィルム1
0の給送速度と略同一速度で走行されるよう設定され、
殊に重量の軽い被包装物20においては、帯状フィルム
10に移載された被包装物20を下方から支持して、こ
れを下流側に確実に移送することができる。なお、搬送
コンベヤ38に吸引チャンバー46を設けることなく、
該コンベヤ38の走行速度を帯状フィルム10の給送速
度より僅かに速い速度で走行させることによっても、被
包装物20を帯状フィルム10を介して支持して確実に
下流側に移送することが可能である。
【0024】前記供給コンベヤ16と搬送コンベヤ38
との上方には、図4に示す如く、オーバーヘッドコンベ
ヤ48が配設され、該コンベヤ48は供給コンベヤ16
から搬送コンベヤ38への被包装物20の確実な受渡し
を行なうべく機能する。このオーバーヘッドコンベヤ4
8は、被包装物20の給送方向に循環的に走行する無端
チェン50を備え、該無端チェン50には、走行方向に
所定間隔で複数のアタッチメント52(図面には一部の
み図示)が配設される。このアタッチメント52は、供
給コンベヤ16のアタッチメント18と干渉することな
く、被包装物20の後端側に当接して、これを下流側に
押送可能に構成される。またオーバーヘッドコンベヤ4
8は、常に供給コンベヤ16の走行速度(帯状フィルム
10の繰出し速度)と同一速度で走行するよう設定さ
れ、供給コンベヤ16のアタッチメント18による押送
から解放された被包装物20は、コンベヤ48のアタッ
チメント52により引続き同一速度で下流側に押送され
る。
【0025】なお、前述した如く第1フィルムガイド3
6を垂直部36bのみの構成とし、供給コンベヤ16か
ら搬送コンベヤ38に受渡される被包装物20を、該コ
ンベヤ38の搬送面に臨む帯状フィルム10の上に直に
移載する場合は、オーバーヘッドコンベヤ48は必ずし
も必要でなく、このときには適宜選択的に設けるように
すればよい。
【0026】
【第2実施例の作用】次に、第2実施例に係る製袋装置
の作用につき説明する。包装機12の稼動に先立ち、第
1フィルムガイド36および第2フィルムガイド40
を、帯状フィルム10の製袋幅および、被包装物20の
高さ寸法等に合わせて位置決め調節する。なおガイドロ
ーラ34の境界部34c,34cの間隔は、帯状フィル
ム10の製袋幅に対応するよう設定されている。
【0027】前記第1フィルムガイド36,36の水平
部36a,36aに載置された被包装物20は、供給コ
ンベヤ16のアタッチメント18により所定間隔毎に下
流側に向けて押送される。この被包装物20がコンベヤ
16の下流端近傍に到来すると、図4に示す如く、前記
オーバーヘッドコンベヤ48のアタッチメント52が後
端部から当接する。そして、供給コンベヤ16のアタッ
チメント18から解放された以後の被包装物20は、オ
ーバーヘッドコンベヤ48のアタッチメント52を介し
て下流側に押送される。
【0028】また前記機枠の下方に配置した供給源24
から繰出しローラ26を介して繰出される帯状フィルム
10は、前記ガイドローラ34に巻掛け案内されて給送
方向を変換された後、前記第1フィルムガイド36,3
6と搬送コンベヤ38との間に給送される。このとき帯
状フィルム10には、前述した如く、ガイドローラ34
の境界部34c,34cと対応する位置で折曲げられ
て、前記等径部34aおよびテーパ部34c,34cに
密着した状態で下流側に案内される。また帯状フィルム
10の給送に伴ってガイドローラ34は自由回転し、該
帯状フィルム10は無理なく下流側へ給送される。
【0029】前記ガイドローラ34を経た帯状フィルム
10は、前記搬送コンベヤ38における無端ベルト44
の通孔44aを介して作用する吸引チャンバー46の吸
引力により、該無端ベルト44の表面に吸着保持された
状態で下流側に給送される。また帯状フィルム10の幅
方向両側は、折曲部を製袋支点として徐々に上方に立ち
上がり、該部位が図6に示すように第1フィルムガイド
36,36における垂直部36b,36bの外側に案内さ
れつつ下流側に給送される。更に、第1フィルムガイド
36,36の下流端に配設した第2フィルムガイド40,
40の下面に、帯状フィルム10の両端縁部が案内され
て外側に水平に折返される。そして、第2フィルムガイ
ド40,40に案内される両端縁部が下流側で重ね合わ
せられて筒状に成形されると共に、前記一対の送りロー
ラ28,28に挟持されて給送される。
【0030】前記オーバーヘッドコンベヤ48により移
送される被包装物20は、前記第1フィルムガイド3
6,36から離間して搬送コンベヤ38に吸着される帯
状フィルム10に移載されると、該被包装物20はコン
ベヤ38に支持されて下流側に移送される。そしてこの
被包装物20は帯状フィルム10と一体的に移動すると
共に、該フィルム10が被包装物20を包み込むように
筒状成形されることにより、該被包装物20は筒状フィ
ルム10aに充填される。次いで、送りローラ28,2
8の下流側に配設した前記縦シール装置30により、筒
状フィルム10aの重合端縁部に縦シールが施されると
共に、横シール装置32により被包装物20を挟む前後
に横シールが施されることにより、ピロー包装体が得ら
れる。
【0031】
【変形例について】図7は、前記ガイドローラ34の変
形例を示すものであって、被包装物10の給送中心を挟
んで左右に位置する両境界部の間隔を可変調節可能に構
成してある。すなわちガイドローラ34は、等径部54
aと、該等径部54aの一端に連設されて開放端に向け
て直径が減少するテーパ部54bとからなる一対のロー
ラ体54,54により構成される。そして、両ローラ体
54,54は、その等径部54a,54aの開放端を対向
した状態で、逆ねじ軸56を介して連結されている。ま
た等径部54aからテーパ部54bへ移行する境界部5
4cは、角張るよう設定され、該境界部54cにより帯
状フィルム10を折曲して製袋支点を付与し得るように
なっている。従って、逆ねじ軸56を適宜の手段により
正逆回転することにより、一対のローラ体54,54を
相互に近接および離間移動して、帯状フィルム10に製
袋支点を付与する境界部54c,54cの間隔を調節す
ることができる。
【0032】なお両境界部54c,54cの間隔調節
は、手動により行なうようにしてもよく、また包装機1
2の制御手段(図示せず)に入力された製袋幅のデータに
基いてモータにより自動調節するようにしてもよい。更
に、両ローラ体54,54を近接および離間する手段
は、前記ねじ軸56に限定されるものでなく、その他の
手段も適宜採用可能である。
【0033】図8は、第1フィルムガイド36,36の
変形例を示すものである。すなわち、前記供給コンベヤ
16の上方に配設されて被包装物20を載置して案内す
る案内ガイド58,58とは別体として、該ガイド58,
58の下流側に第1フィルムガイド36,36を配設し
てある。この場合において、第1フィルムガイド36,
36は単に板状であればよく、図1に示すような水平部
36aは設けなくてもよい。なお、案内ガイド58,5
8は、被包装物20を載置する水平部を適宜選択的に設
けるようにすればよい。
【0034】図9は、前記搬送コンベヤ38の変形例を
示すものであって、該コンベヤ38を上流側の第1コン
ベヤ38aと下流側の第2コンベヤ38bとに分割する
よう構成されている。また第1コンベヤ38aは、図に
示す如く、前記ガイドローラ34の下流側から送りロー
ラ28,28の配設位置近傍(フィルム製袋部)まで延在
するよう設定されている。そして該第1コンベヤ38a
にのみ吸引チャンバー46を設け、供給コンベヤ16か
ら受渡された被包装物20を筒状フィルム10aに確実
に供給し得るようになっている。また搬送コンベヤ38
を2つに分割することなく、図10に示す如く、上流側
のフィルム製袋部に対応する位置にのみ吸引チャンバー
46を配設し、該部分での帯状フィルム10および被包
装物20の確実な移送を行なうようにしてもよい。
【0035】なお、第1、第2実施例および変形例にお
いては、ガイドローラ34における両境界部34c,3
4cの間隔を筒状フィルム10の製袋幅と対応させる場
合につき説明したが、本願はこれに限定されるものでな
い。すなわち、例えば幅寸法の異なる数種類の被包装物
20を包装する兼用包装の場合は、兼用される被包装物
20の最小幅寸法に応じた製袋幅に、両境界部34c,
34cの間隔を設定すればよい。但し、第2実施例にお
いては、第1フィルムガイド36,36の間隔を、被包
装物20に幅寸法に応じた製袋幅と一致させる必要があ
る。また前記ガイドローラ34においては、単に機枠に
自由回転可能に枢支する場合の他に、前記供給コンベヤ
16や搬送コンベヤ38の駆動手段または独立した駆動
手段によって、フィルム給送速度と略同速かまたは僅か
に高速で回転駆動するようにしてもよい。
【0036】また、前記ガイドローラ34におけるテー
パ部34bの傾斜角度は、帯状フィルム10の性状等に
応じて選択的に設定すればよい。この場合に、ガイドロ
ーラ34自体を交換するようにしてもよいし、ガイドロ
ーラ34における等径部34aに対してテーパ部34b
を着脱自在に構成して、該テーパ部34bのみを選択的
に交換することも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る横型製
袋充填包装機における製袋装置によれば、製袋傷やシワ
の発生の要因となる「箱形型式」の製袋器を廃止して、帯
状フィルムに部分的な応力集中を生じないガイドローラ
により円滑に筒状成形することが可能となり、構成を極
めて簡単にしてコストを低廉にし得る。また帯状フィル
ムが下流側に給送される際には、ガイドローラに設けら
れた等径部とテーパ部との境界部により帯状フィルムを
折曲して製袋支点を付与することができ、該支点により
フィルムの両長手端縁部が徐々に立ち上がり、下流側で
の円滑な筒状成形を達成することができる。更に、境界
部において帯状フィルムの左右両端部近傍が折曲されこ
とにより、下流側に引っ張られつつ給送される帯状フィ
ルムが幅方向に蛇行するのを有効に防止し得る利点を有
する。また境界部を角張るよう設定したことで、該境界
部においても帯状フィルムが密着状態にて給送され、境
界部におけるフィルムのたるみを防止して製袋時のシワ
の発生を有効に防止し得る。
【0038】前記ガイドローラの下流側に第1および第
2のフィルムガイドを設けることにより、ガイドローラ
により折曲されて製袋支点が付与された状態で給送され
る帯状フィルムの徐々に立ち上げられる部分を案内し
て、当該フィルムの筒状成形を補助することができる。
またガイドローラの下流側に、帯状フィルムを介して被
包装物を下方から支持したり、帯状フィルムを吸着した
状態で下流側に移送する搬送コンベヤを配置することに
より、該フィルムおよびフィルムに移載される被包装物
の確実な移送を達成し得る。更に、ガイドローラ、第1
および第2フィルムガイドを、被包装物の寸法や製袋幅
に応じて調節可能に構成することにより、各種寸法およ
び形状の被包装物に対応することができる、等の有益な
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る製袋装置を採用した
包装機の要部概略斜視図である。
【図2】第1実施例に係る製袋装置の正面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る製袋装置を採用した
包装機の要部概略斜視図である。
【図4】第2実施例に係る製袋装置を備えた包装機の要
部側面図である。
【図5】第2実施例に係る製袋装置を備えた包装機の要
部平面図である。
【図6】第2実施例に係る製袋装置を備えた包装機の要
部正面図である。
【図7】ガイドローラの変形例を示す説明図である。
【図8】第1フィルムガイドの変形例を示す説明図であ
る。
【図9】搬送コンベヤの変形例を示す説明図である。
【図10】搬送コンベヤの更に別の変形例を示す説明図
である。
【図11】従来技術に係る横型製袋充填包装機の概略構
成を示す説明図である。
【符号の説明】
10 帯状フィルム 20 被包装物 24 供給源 34 ガイドローラ 34a 等径部 34b テーパ部 34c 境界部 36 第1フィルムガイド 38 搬送コンベヤ 40 第2フィルムガイド 44 無端ベルト 44a 通孔 46 吸引チャンバー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の下方に配置した供給源から供給さ
    れる帯状フィルムを筒状に成形すると共に、この筒状フ
    ィルム中に被包装物を順次供給し、次いで被包装物を封
    入した筒状フィルムの長手端縁部を縦シールすると共
    に、筒状フィルムの被包装物を挾む前後を横シールする
    ようにした横型製袋充填包装機において、 前記被包装物の給送方向と交差して機体に回転可能に配
    設され、前記供給源から供給される帯状フィルムの給送
    方向を変換させて水平に案内するガイドローラを備え、 このガイドローラは、被包装物の給送中心を挟んで左右
    対称に延在する等径部と、該等径部に夫々連設されてそ
    の開放端に向け直径が減少するテーパ部とで構成され、 前記等径部からテーパ部へ移行する境界部は角張るよう
    設定され、 前記ガイドローラに供給される帯状フィルムを、前記境
    界部で折曲して等径部およびテーパ部に密着した状態で
    案内し、該ローラを経た帯状フィルムの両長手端縁部を
    折曲部を支点として上方に徐々に立ち上げて筒状成形す
    るよう構成したことを特徴とする横型製袋充填包装機に
    おける製袋装置。
  2. 【請求項2】 機体の下方に配置した供給源から供給さ
    れる帯状フィルムを筒状に成形すると共に、この筒状フ
    ィルム中に被包装物を順次供給し、次いで被包装物を封
    入した筒状フィルムの長手端縁部を縦シールすると共
    に、筒状フィルムの被包装物を挾む前後を横シールする
    ようにした横型製袋充填包装機において、 前記被包装物の給送方向と交差して機体に回転可能に配
    設され、前記供給源から供給される帯状フィルムの給送
    方向を変換させて水平に案内するガイドローラと、 前記ガイドローラの下流側に臨み、該ローラの軸方向に
    帯状フィルムの製袋幅で離間して対向し、被包装物の給
    送方向と平行に延在する一対の第1フィルムガイドと、 前記ガイドローラの下流側に臨み、前記一対の第1フィ
    ルムガイドの上端部から相互に離間する外側に向け延在
    する一対の第2フィルムガイドとからなり、 前記ガイドローラは、被包装物の給送中心を挟んで左右
    対称に延在する等径部と、該等径部に夫々連設されてそ
    の開放端に向け直径が減少するテーパ部とで構成され、 前記等径部からテーパ部へ移行する境界部は角張るよう
    設定され、 前記ガイドローラに供給される帯状フィルムを、前記境
    界部で折曲して等径部およびテーパ部に密着した状態で
    案内すると共に、該ローラを経て折曲部を支点として上
    方に徐々に立ち上げられる帯状フィルムの両長手端縁部
    を、第1フィルムガイドの外側および第2フィルムガイ
    ドの下面で案内しつつ筒状に成形するよう構成したこと
    を特徴とする横型製袋充填包装機における製袋装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイドローラの下流側に、該ローラ
    に案内されて水平に給送される帯状フィルムの下方に搬
    送面を水平に臨ませた搬送コンベヤを配設し、帯状フィ
    ルムに載置された被包装物を下方から支持して下流側に
    移送するよう構成した請求項1または2記載の横型製袋
    充填包装機における製袋装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイドローラの下流側に配設され、
    該ローラに案内されて水平に給送される帯状フィルムの
    下方に無端ベルトを走行自在に臨ませた搬送コンベヤ
    と、この搬送コンベヤに配設され、無端ベルトに穿設し
    た通孔を介して作用する吸引力により帯状フィルムを該
    無端ベルトに吸着させ得る吸引手段とを備えた請求項1
    または2記載の横型製袋充填包装機における製袋装置。
  5. 【請求項5】 前記第1フィルムガイドおよび第2フィ
    ルムガイドは、被包装物の給送方向と交差する方向およ
    び上下方向に位置調節自在に構成される請求項2、3ま
    たは4の何れかに記載の横型製袋充填包装機における製
    袋装置。
  6. 【請求項6】 前記ガイドローラの等径部は、被包装物
    の給送中心を挟んで左右の前記境界部における間隔を可
    変調節自在に構成される請求項1、2、3、4または5
    の何れかに記載の横型製袋充填包装機における製袋装
    置。
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