JPH0683703B2 - 内視鏡の湾曲操作装置 - Google Patents

内視鏡の湾曲操作装置

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JPH0683703B2
JPH0683703B2 JP60176836A JP17683685A JPH0683703B2 JP H0683703 B2 JPH0683703 B2 JP H0683703B2 JP 60176836 A JP60176836 A JP 60176836A JP 17683685 A JP17683685 A JP 17683685A JP H0683703 B2 JPH0683703 B2 JP H0683703B2
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JP
Japan
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pulley
cover
wire
endoscope
wires
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JP60176836A
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JPS6238411A (ja
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羊介 吉本
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、挿入部の湾曲部を手元の操作部によって湾
曲操作する内視鏡の湾曲操作装置に関する。
〔従来の技術〕 内視鏡の挿入部を湾曲操作する操作装置は、操作部本体
の内部にプーリを設け、このプーリに操作ワイヤの端部
が巻込み固定され、この操作ワイヤの他端部が挿入部に
湾曲部に連結されている。そして、前記プーリを回転操
作することにより操作ワイヤの一方を巻込み、他方の操
作ワイヤを繰り出すことにより湾曲部の湾曲操作を行な
うようになっている。
第8図乃至第10図は従来の湾曲操作装置を示すもので、
1は内視鏡の操作部本体であり、2は挿入部である。操
作部本体1の内部には操作レバー3によって回転可能な
プーリ4が設けられ、このプーリ4には一対の操作ワイ
ヤ5、5の一端側が反対方向から巻込み固定されている
とともに、前記プーリ4の外周は操作ワイヤ5、5の脱
落を防止するカバー6が設けられている。また、前記操
作ワイヤ5、5の他端部は前記挿入部2に内装されるワ
イヤ7、7の基端に連結リング8、8を介して連結され
ており、これらワイヤ7、7の先端は挿入部2の湾曲部
9に連結されている。そして、前記操作レバー3によっ
てプーリ4を回転操作することにより、操作ワイヤ5、
5のうち一方が引かれ、他方が押されることになり、こ
の押し引き操作がワイヤ7、7を介して湾曲部9に伝達
されることになる。
このとき、操作ワイヤ5、5が弛緩するとプーリ4から
脱落することがあり、これを前記カバー6によって防止
しているが、カバー6だけでは完全な脱落防止はできな
い。そこで、前記操作部本体1に対してフレーム10を固
定するフレーム固定部材11にガイドコイル12、12を設
け、このガイドコイル12、12に前記操作ワイヤ5、5を
挿通し、操作ワイヤ5、5が弛みを生じてもプーリ4か
ら脱落するのを防止している。
また、実開昭52−158588号公報に示すように、プーリを
囲繞するカバーの側壁に操作ワイヤの移動範囲を規制す
る誘導用切込み部を設け、この誘導用切込み部に操作ワ
イヤを挿通して操作ワイヤのプーリからの脱落、操作ワ
イヤのプーリとカバーとの間への挟み込みを防止したも
のがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術のうち前者のものは、操作ワイヤを挿通す
るガイドコイルを操作部内に隔壁のように張出している
フレーム固定部材に固定しているために、フレーム固定
部材のスペースが必要となり、チャンネルパイプ、イメ
ージガイドバンドルおよびライトガイドバンドル等を挿
通させるための空間に制限を受けるとともに、大チャン
ネル、太いファイバーバンドルを使用する際、または複
数個のプーリを使用する場合に、操作部を大形にしなけ
ればならなくなり、組立作業性も悪いという欠点があ
る。また、後者のものは、カバーによって操作ワイヤの
脱落、巻込みが防止できるものの、誘導切込み部に操作
ワイヤに摺動するために操作ワイヤの摩耗が著しく、操
作ワイヤが使用中に破断する恐れがある。
この発明は、前記のような問題点に着目してなされたも
ので、内視鏡の挿入部に内装する内蔵物の挿通スペース
を確保することができるとともに、操作ワイヤのプーリ
からの脱落、摩耗による破断を未然に防止することを目
的とする。
〔問題点を解決しようとするための手段及び作用〕
この内視鏡の湾曲操作装置は、内視鏡の操作部に設けた
プーリ4を回転操作することにより前記操作ワイヤ5を
押し引きし湾曲部9を湾曲操作するものにおいて、前記
プーリ4の外周を覆い操作ワイヤ5の導出方向に延長し
た延長部25を有するカバー21を設け、このカバー21の延
長部25に操作ワイヤ5を挿通し、操作ワイヤ5の弛みを
規制する弾性管29を設けたことにある。
〔実施例〕
以下、この発明の各実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図は第1の実施例を示すものであるが、
第8図乃至第10図と同一構成部分は同一番号を付して説
明を省略する。第1図乃至第3図中、21は操作部本体1
の内部に設けたプーリ4の外周にこれを囲繞するように
設けたカバーである。このカバー21はたとえば金属板を
絞り加工することによって円筒部22とこの円筒部22の一
端に設けたリング状の端板部23および円筒部22の他端に
設けた取付け片24、24とから構成されている。さらに、
前記円筒部22の一部には周面の一部を切り起すことによ
って延長部としての一対の支持片25、25が一体に設けら
れ、これら支持片25、25の先端部には取付け孔26を有す
る折曲部27が設けられている。このように構成されたカ
バー21はその円筒部22が前記プーリ4に嵌合した状態に
設置され、取付け片24、24は取付けねじ28、28によって
前記操作部本体1に取付けられている。そして、カバー
21の円筒部22から延長する一対の支持片25、25は操作部
本体1から挿入部2方向に突出しており、この取付け孔
26、26には弾性管としてのガイドコイル29、29が挿入固
定されている。このガイドコイル29、29は金属線をコイ
ル状に密巻することによって形成され、曲げに対しても
直線上に復元する弾性力を有しており、このガイドコイ
ル29、29の内部には前記プーリ4に巻付け固定された操
作ワイヤ5、5が軸方向にスライド自在に挿通されてい
る。そして、この操作ワイヤ5、5は連結リング8、8
を介して挿入部2に内装されたワイヤ7、7に連結され
ている。
しかして、操作レバー3によってプーリ4を回転操作す
ることにより操作ワイヤ5、5のうち一方がプーリ4に
巻取られ、他方が繰り出される。したがって、操作ワイ
ヤ5、5と連結するワイヤ7、7を介して湾曲部9が湾
曲操作されることになる。このとき、プーリ4の外周は
カバー21の円筒部22によって囲繞されているために、操
作ワイヤ5、5がプーリ4から脱落することはなく、ま
た操作ワイヤ5、5はガイドコイル29、29に挿通されて
いるために、操作ワイヤ5、5に弛みが生じることはな
く、操作ワイヤ5、5の進退運動を確実にワイヤ7、7
に伝達させることができる。
第4図乃至第6図は第2図の実施例を示すもので、操作
部本体の内部に2のプーリを設け、それぞれに操作ワイ
ヤを巻付け固定して湾曲部を上下、左右に湾曲できるよ
うにしたものである。すなわち、30は操作部本体1に軸
支された第1の回転軸で、この一端部には第1の操作レ
バー31が固定され、他端部には第1のプーリ32が嵌着さ
れている。また、前記第1の回転軸30にはパイプ33が嵌
合され、このパイプ33の外周には第2の回転軸34が嵌合
されている。そして、この第2の回転軸34の一端部には
第2の操作レバー35が設けられ、この他端部には第2の
プーリ36が嵌着されている。そして、前記第1の回転軸
30および第2の回転軸34は独立的に回転自在に軸支され
ており、前記第1のプーリ32と第2のプーリ36との間に
は円板37が介装されている。この円板37には中央部には
前記パイプ33に嵌合する開口孔38が穿設され、この開口
孔38の内周円の一部には内側突起39が、円板37の外周縁
と一部には外側突起40が設けられている。そして、前記
円板37の内側突起39は前記パイプ33の端部に形成された
係止溝41に係止され、外側突起40は後述するカバー42の
切欠部43に係止されている。そして、円板37によってパ
イプ33を回転不能に保持し、このパイプ33によって第1
の回転軸30と第2の回転軸34の伴回りを防止している。
また、前記カバー42は第1の実施例と同様に円筒部44を
有しており、この円筒部44に前記切欠部43が設けられて
いるとともに、円筒部44の一部には切り起しによって延
長部としての一対の支持片45、45が設けられている。そ
して、これら支持片45、45の先端部に弾性管としてのガ
イドコイル46…が2本づつ合計4本の取付けられてい
る。そして、これらガイドコイル46…に前記第1のプー
リ32および第2のプーリ36に巻付け固定された操作ワイ
ヤ5…が挿通されている。したがって、この実施例によ
れば、第1の操作レバー31および第2の操作レバー35を
選択的もしくは同時に操作することによって湾曲部9を
上下、左右方向に湾曲することができる。
第7図は第3の実施例を示すもので、第1、第2の実施
例においては、カバーの円筒部を切り起すことによって
支持片を一体に設けたが、この実施例においては、カバ
ー47の端板部48に別体の支持片49、49の一端部を取付け
ねじ50…によって固定し、これら支持片49、49の他端部
にガイドコイル51、51を固定したものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、プーリを囲繞
するカバーに操作ワイヤの弛みを規制する弾性管を設け
たから、操作ワイヤのプーリからの脱落防止および操作
ワイヤの弛みを規制することができる。また、カバーの
延長部に操作ワイヤを挿通し、操作ワイヤの弛みを規制
する弾性管により、その部分での弛みは生じにくい。操
作ワイヤの弛みは、弾性管から露出した操作ワイヤの部
分で吸収される。しかも、操作部の内部に弾性管を取付
けるための部材が不要となり、操作部を大形化すること
なく、挿入部内蔵物の挿通スペースを十分に確保するこ
とができ、組立作業性も向上できるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの発明の第1の実施例を示すもの
で、第1図は操作部の縦断側面図、第2図は第1図のII
−II線に沿う断面図、第3図はカバーの斜視図、第4図
乃至第6図はこの発明の第2の実施例を示すもので、第
4図は操作部の横断正面図、第5図はカバーの斜視図、
第6図はパイプと円板との関係を示す斜視図、第7図は
この発明の第3の実施例を示すカバーの斜視図、第8図
は一般的な内視鏡の側面図、第9図は従来の操作部の縦
断側面図、第10図は第9図のA−A線に沿う断面図であ
る。 4……プーリ、5……操作ワイヤ、9……湾曲部、21、
42、47……カバー、29、46、51……ガイドコイル(弾性
管)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の操作部に設けたプーリに反対方向
    から巻込み固定した操作ワイヤの端部を、内視鏡の挿入
    部の湾曲部に連結し、前記プーリを回転操作することに
    より前記操作ワイヤを押し引きし前記湾曲部を湾曲操作
    する内視鏡の湾曲操作装置において、前記プーリの外周
    を覆い操作ワイヤの導出方向に延長した延長部を有する
    カバーと、この延長部に操作ワイヤを挿通し操作ワイヤ
    の弛みを規制する弾性管を設けたことを特徴とする内視
    鏡の湾曲操作装置。
JP60176836A 1985-08-13 1985-08-13 内視鏡の湾曲操作装置 Expired - Lifetime JPH0683703B2 (ja)

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JP60176836A JPH0683703B2 (ja) 1985-08-13 1985-08-13 内視鏡の湾曲操作装置

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JP60176836A JPH0683703B2 (ja) 1985-08-13 1985-08-13 内視鏡の湾曲操作装置

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JPS6238411A JPS6238411A (ja) 1987-02-19
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ID=16020681

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JP60176836A Expired - Lifetime JPH0683703B2 (ja) 1985-08-13 1985-08-13 内視鏡の湾曲操作装置

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