JP4475759B2 - 内視鏡の挿入部 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は内視鏡の挿入部に関する。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡は一般に、手元側からの遠隔操作によって屈曲する湾曲部が可撓管部の先端に連結されて、観察窓等が配置された先端部本体が湾曲部の先端に連結されている。
【0003】
そして、先端部本体に先端が取り付けられた光学繊維束やチューブ類等のような各種内蔵物が、先端部本体の後端から真っ直ぐ後方に延出されて、湾曲部内から可撓管部内にわたって挿通配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のような構成では、湾曲部内や可撓管部内において各種内蔵物が効率的な配列状態にならず、そのために挿入部の外径が太くなって、内視鏡検査を受ける人に与える苦痛が大きくなる一因になっていた。
【0005】
そこで本発明は、湾曲部内や可撓管部内において各種内蔵物を最も効率的な状態に配列することができ、それによって挿入部外径を細くして内視鏡検査を受ける人に与える苦痛を小さくすることができる内視鏡の挿入部を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡の挿入部は、手元側からの遠隔操作によって屈曲する湾曲部が可撓管部の先端に連結され、湾曲部の先端に連結された先端部本体に、湾曲部内から可撓管部内にわたって挿通配置された複数の内蔵物の先端が取り付けられた内視鏡の挿入部において、複数の内蔵物のうちの一つ又は複数の内蔵物の配列位置を、先端部本体と湾曲部との間又は可撓管部との間において変位させたものである。
【0007】
なお、複数の内蔵物のうちの一つ又は複数の内蔵物の配置位置が、先端部本体の後端部と湾曲部内との間で変位していてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図4は、内視鏡の全体構成を示しており、挿入部を構成する可撓管部1の基端には操作部2が連結され、可撓管部1の先端には、操作部2に配置された操作ノブ4を回転操作することによって遠隔的に屈曲する湾曲部3が連結されている。
【0009】
図5は挿入部の先端部分の正面図であり、湾曲部3の先端に連結された先端部本体5の先端面には、観察窓6、照明窓11、送気送水口12及び処置具突出口10aが配置されている。
【0010】
図6は挿入部の先端部分の側面断面図であり、観察窓6の内側に配置された対物光学系7による被写体の結像位置には、固体撮像素子8の撮像面が配置され、固体撮像素子8の背部に配置された電子回路部8′から後方に信号ケーブル9が延出されている。
【0011】
処置具突出口10aの内側には、湾曲部3内から可撓管部1内の全長にわたって挿通配置されたチャンネルチューブ10の先端が配置されている。チャンネルチューブ10は、例えば四フッ化エチレン樹脂チューブによって形成されている。
【0012】
湾曲部3内に位置する部分においては、チャンネルチューブ10の外周面に螺旋溝が形成されて柔軟性が付与され、腰折れ防止の補強をするためのワイヤがその螺旋溝に沿って巻き付けられている。ただし、そのような螺旋溝等は本発明にはあってもなくてもよい。
【0013】
湾曲部3は、複数(例えば5〜15個程度)の節輪31をリベット32で回動自在に連結し、その外面をゴムチューブ等のような弾力性のある外皮33で被覆して構成されており、最先端の節輪31aの先寄りの部分に、先端部本体5の後寄りの部分が嵌挿されてネジ止め固定されている。
【0014】
最先端の節輪31aの内周面に突設されたワイヤ止め36には、操作部2から牽引操作される湾曲操作ワイヤ34の先端が挿通固着され、そこから先側に突出する湾曲操作ワイヤ34の先端部分に抜け止めリング35が固着されている。
【0015】
また、節輪31の内周面には、湾曲操作ワイヤ34を通して案内するためのワイヤガイド37が適宜の間隔で内方に突出する状態に取り付けられている。なお、図6においては、湾曲部3内に挿通配置されている各種内蔵物の図示が省略されている。
【0016】
図1、図2及び図3は、図6におけるI−I断面、II−II断面及びIII−III断面を示しており、13は、照明窓11の内側に射出端面が配置されたライトガイドファイババンドル、14は、送気送水口12に連通接続されたフレキシブルな送気送水チューブである。
【0017】
前出の信号ケーブル9、チャンネルチューブ10及びこれらライトガイドファイババンドル13、送気送水チューブ14は、いずれも先端部分が先端部本体5に固定され、操作部2内まで湾曲部3内から可撓管部1内の全長にわたって挿通配置されている内蔵物である。
【0018】
図2に示されるように、先端部本体5においては、観察画面の上下方向との向きの整合をとるために、固体撮像素子8と電子回路部8′を上下向きに配置する必要がある。
【0019】
そして、電子回路部8′に次いで大きなスペースを占めるチャンネルチューブ10を電子回路部8′と上下に並べて先端部本体5の直径位置に配置することにより、この部分の挿入部外径を最も小さくすることができる。二個ずつ設けられているライトガイドファイババンドル13と送気送水チューブ14は、各々左右に一個ずつ振り分けて配置される。
【0020】
図1に示されるように、最先端の節輪31aの後端近傍位置には、湾曲操作ワイヤ34の先端を固定するためにワイヤ止め36が上下方向の直径位置に内方に向けて突設されている。
【0021】
したがって、チャンネルチューブ10をワイヤ止め36と干渉しないように上下方向の直径線上から少し左右に変位させることにより、この部分の挿入部外径を最も小さくすることができる。
【0022】
信号ケーブル9は、電子回路部8′に比べると相当に細いものであるが、ワイヤ止め36との干渉を避けるために左右方向(ただしチャンネルチューブ10と逆方向)に変位させ、それに伴って信号ケーブル9に隣接する方の送気送水チューブ14を内方に変位させてある。
【0023】
このように、ワイヤ止め36と干渉する内蔵物10,9を最先端の節輪31aの内部(即ち、先端部本体5の後端部と湾曲部3内との間)で変位させて配置することにより、その部分の挿入部外径を最も小さくして、内視鏡検査を受ける人が受ける苦痛を最小限にすることができる。
【0024】
また、図3に示されるように、湾曲部3内においては、上下左右の四箇所にワイヤガイド37が内方に向けて突設されているので、各内蔵物9,10,13,14のうちの一つ又は複数の内蔵物をワイヤガイド37と干渉しない位置にさらに適宜変位させることにより、湾曲部3の外径を最も小さくして、内視鏡検査を受ける人が受ける苦痛を最小限にすることができる。
【0025】
なお、通常は可撓管部1内には突起等が設けられていないので、可撓管部1内では各種内蔵物を湾曲部3の後端部と同じ配列状態にすればよいが、内蔵物9,10,13,14と干渉する突起等が可撓管部1内に設けられる場合には、上記の湾曲部3と同様にして一つ又は複数の内蔵物の配列位置を適宜変位させて、可撓管部1の外径を最小にすればよい。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の内蔵物のうちの一つ又は複数の内蔵物の配列位置を先端部本体と湾曲部との間又は可撓管部との間において変位させることにより、湾曲部内や可撓管部内において各種内蔵物を最も効率的な状態に配列することができ、それによって挿入部の外径を細くして内視鏡検査を受ける人に与える苦痛を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の内視鏡の挿入部の図6におけるI−I断面図である。
【図2】本発明の実施例の内視鏡の挿入部の図6におけるII−II断面図である。
【図3】本発明の実施例の内視鏡の挿入部の図6におけるIII−III断面図である。
【図4】本発明の実施例の内視鏡の全体構成を示す外観図である。
【図5】本発明の実施例の内視鏡の挿入部の先端部分の正面図である。
【図6】本発明の実施例の内視鏡の挿入部の先端部分の側面断面図である。
【符号の説明】
1 可撓管部
3 湾曲部
5 先端部本体
9 信号ケーブル(内蔵物)
10 チャンネルチューブ(内蔵物)
13 ライトガイドファイババンドル(内蔵物)
14 送気送水チューブ(内蔵物)
31 節輪
31a 最先端の節輪
36 ワイヤ止め
37 ワイヤガイド

Claims (1)

  1. 手元側からの遠隔操作によって屈曲する湾曲部が可撓管部の先端に連結されて、上記湾曲部の内周部には湾曲操作ワイヤを案内するためのワイヤガイドが観察画面の方向に対応する上下左右の4方向に突設され、固体撮像素子とその背部の電子回路部とを内蔵して上記湾曲部の先端に連結された先端部本体に、上記湾曲部内から上記可撓管部内にわたって挿通配置された複数の内蔵物の先端が取り付けられると共に、上記内蔵物の一つであって上記電子回路部から延出する信号ケーブルが上記湾曲部内から上記可撓管部内に配置された内視鏡の挿入部において、
    上記湾曲部の先端付近の内周部に上記湾曲操作ワイヤの先端が固定されていて、
    上記先端部本体においては、上記複数の内蔵物の中で最も太い内蔵物であるチャンネルチューブと上記電子回路部とが上記先端部本体の軸線を間に挟んで上下の位置関係に配置されると共に、上記湾曲部内においては、その軸線を間に挟んで斜めの位置関係に上記チャンネルチューブと上記信号ケーブルとが配置され、
    上記チャンネルチューブと上記信号ケーブルの配列位置が上記先端部本体と上記湾曲部との境界部付近で変位して、上記チャンネルチューブが、上記湾曲部に対する上記湾曲操作ワイヤ先端の固定部付近においては、その固定部と上記湾曲部の内周面との双方に接する位置を通過していることを特徴とする内視鏡の挿入部。
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