JPH0753147B2 - 内視鏡湾曲装置 - Google Patents

内視鏡湾曲装置

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JPH0753147B2
JPH0753147B2 JP61177725A JP17772586A JPH0753147B2 JP H0753147 B2 JPH0753147 B2 JP H0753147B2 JP 61177725 A JP61177725 A JP 61177725A JP 17772586 A JP17772586 A JP 17772586A JP H0753147 B2 JPH0753147 B2 JP H0753147B2
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JP
Japan
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optical fiber
fiber bundle
insertion portion
endoscope
bending
Prior art date
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Application number
JP61177725A
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JPS6335223A (ja
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正明 林
成人 真貝
達也 久保田
次生 岡崎
利昭 野口
秀樹 大桑
正博 川嶋
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Olympus Corp
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Olympus Optic Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、生体腔内に挿入し、観察、撮影等を行なう
内視鏡湾曲装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、内視鏡の挿入部は可撓部と湾曲部および先端部
とから構成されている。そして、前記湾曲部を湾曲する
手段としては、たとえば実公昭48−31669号公報、実公
昭60−24323号公報に示すように、挿入部に内装された
複数本の操作ワイヤの一端が前記先端部に連結され、他
端が手元操作部に連結されている。そして、手元操作部
の操作によって前記操作ワイヤを押し引きすることによ
って湾曲部を湾曲して先端部の方向を変えている。
すなわち、前記実公昭48−31669号公報のものは、湾曲
部を形成する湾曲管の内周面に操作ワイヤを案内する複
数の挿通孔が突出して設けられている。また、前記実公
昭60−24323号公報のものは、可撓性チューブに軸方向
に亘って複数の中空部が設けられ、この中空部に操作ワ
イヤが挿通されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、前述のように構成された内視鏡の湾曲装置
は、挿入部の湾曲部を湾曲する目的のための複数本の操
作ワイヤを内装しており、さらにこれら操作ワイヤを進
退自在に案内する挿通孔が設けられている。したがっ
て、これら操作ワイヤを観察用光学繊維束、照明用光学
繊維束および送気・送水チューブとともに挿入部に内装
する必要があり、デッドスペースが生じ、挿入部の細径
化が困難である。
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その
目的とするところは、操作ワイヤを内装することなく、
湾曲部を湾曲操作することができ、挿入部の細径化が図
れる内視鏡湾曲装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
この発明は、内視鏡の挿入部内に挿通された観察用光学
繊維束、照明用光学繊維束、チュープ、信号線の少なく
とも一つの一端を挿入部の先端部に接続固定し、他端を
内視鏡の手元側の操作機構に連結し、前記操作機構は前
記内蔵物を押し引き操作することにより前記挿入部の一
部を湾曲することを特徴とする。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図は第1の実施例を示すもので、1は内
視鏡であり、これは操作部2と挿入部3とから構成され
ている。そして、操作部2には接眼部4および操作機構
5が設けられている。また、挿入部3は合成樹脂製のマ
ルチルーメンチューブによって形成され、6は可撓部、
7は湾曲部、8は先端部に形成されている。さらに、挿
入部3には軸方向に複数の通路9a〜9dが設けられ、通路
9aには観察用光学繊維束10が内装され、通路9bには照明
用光学繊維束11が内装されている。そして、観察用光学
繊維束10は挿入部3の先端部8に設けた対物光学系12
に、照明用光学繊維束11は照明窓13にそれぞれ対向して
いるとともに、先端部8に固着されている。
また、前記観察用光学繊維束10および照明用光学繊維束
11は、その長手方向全長に亘って接着剤などによって固
めた硬質のコンジットファイバー束によって形成されて
いる。そして、中途部は挿入部3に対してフリーである
が、一端側は前記先端部8ひ固着され、他端側は前記操
作部2まで延長され、この操作部2内に位置する観察用
光学繊維束10および照明用光学繊維束11の中途部には円
筒状の操作金具14、14が嵌着されている。そして、これ
ら操作金具14、14は平行状態に並設されていて、互いに
対向する側面にはラック15、15が設けられている。さら
に、前記操作金具14と14との間にはピニオン16が前記ラ
ック15、15に歯合して設けられ、このピニオン16は前記
操作機構5によって正逆回転可能に構成されている。ま
た、前記観察用光学繊維束10の端部は前記接眼部4に接
続され、照明用光学繊維束11の端部はユニバーサルコー
ド(図示しない)に接続されている。さらに、前記挿入
部3に設けられた通路9cは、たとえば送気・送水通路と
して使用され、通路9dは、たとえば吸引通路として使用
される。
したがって、前述のように構成された内視鏡の湾曲装置
において、操作機構5を回転操作することによって、ピ
ニオン16が回転し、この回転力はラック15、15を介して
操作金具14、14に軸方向の往復運動として伝達される。
すなわち、ピニオン16を時計回りに回転させると、操作
金具14を介して観察用光学繊維束10が先端部8側に押さ
れるとともに、操作金具14を介て照明用光学繊維束11が
操作部2側に引かれる。したがって、挿入部3の湾曲部
7は矢印a方向に湾曲される。また、ピニオン16を反時
計回り方向に回転すると、操作金具14を介して照明用光
学繊維束11が先端部8側に押されるとともに、操作金具
14を介して観察用光学繊維束10が操作部2側に引かれ
る。したがって、挿入部3の湾曲部7は矢印b方向に湾
曲される。したがって、観察用光学繊維束10および照明
用光学繊維束11を湾曲操作部材としての役目を果たし、
湾曲部7を任意の方向に湾曲させることができる。
第4図は第2の実施例を示すもので、観察光学系として
挿入部3の先端部8にCCD等の固体撮像素子17を設け、
この固体撮像素子17に電気的に接続する信号線18を集束
して挿入部3に内装したものである。このように構成さ
れた内視鏡においても、操作部2に位置する前記信号線
18の中途部に操作金具14を嵌着し、第1の実施例と同様
に操作機構5を操作することによって挿入部3の湾曲部
7を湾曲操作することができる。
第5図は第3の実施例を示すもので、19は挿入部を示
す。この挿入部19を構成する可撓管20は、内側より外側
に順に螺旋管21、網管22および外装管23によって構成さ
れ、この可撓管20の内部には観察用光学繊維束24、照明
用光学繊維束25と送気・送水チューブ26、吸引チューブ
27が内装されている。そして、前記送気・送水チューブ
26、吸引チューブ27を軸方向に伸縮しない材料によって
形成し、この一端を挿入部19の先端部(図示しない)に
固着するとともに、他端を第1および第2の実施例と同
様に操作部2の操作機構5に連動する。そして、前記送
気・送水チューブ26、吸引チューブ27を押し引きするこ
とによって挿入部19の湾曲部(図示しない)を湾曲する
ことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、内視鏡の挿入
部に内装された観察用光学繊維束、照明用光学繊維束、
チューブ、信号線の少なくとも一つを手元操作部によっ
て押し引きすることによって、従来のように操作ワイヤ
を内装することなく、湾曲部を湾曲させることができ
る。したがって、挿入部に内装する内蔵物を減少するこ
とができ、挿入部を細径化でき、患者に対する苦痛を軽
減できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの発明の第1の実施例を示すもの
で、第1図は内視鏡の内部構造を示す縦断面図、第2図
は内視鏡の全体の正面図、第3図は第1図のIII−III線
に沿う断面図、第4図はこの発明の第2の実施例を示す
縦断面図、第5図はこの発明の第3の実施例を示す挿入
部の一部切欠した斜視図である。 1……内視鏡、2……操作部、3……挿入部、5……操
作機構、8……先端部、10……観察用光学繊維束、11…
…照明用光学繊維束。
フロントページの続き (72)発明者 岡崎 次生 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 野口 利昭 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大桑 秀樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 川嶋 正博 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の挿入部内に挿通された観察用光学
    繊維束、照明用光学繊維束、チューブ、信号線の少なく
    とも一つの一端を挿入部の先端部に接続固定し、他端を
    内視鏡の手元側の操作機構に連結し、前記操作機構は前
    記内蔵物を押し引き操作することにより前記挿入部の一
    部を湾曲することを特徴とする内視鏡湾曲装置。
JP61177725A 1986-07-30 1986-07-30 内視鏡湾曲装置 Expired - Lifetime JPH0753147B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP61177725A JPH0753147B2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30 内視鏡湾曲装置

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JP61177725A JPH0753147B2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30 内視鏡湾曲装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6335223A JPS6335223A (ja) 1988-02-15
JPH0753147B2 true JPH0753147B2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=16036019

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61177725A Expired - Lifetime JPH0753147B2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30 内視鏡湾曲装置

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JP6038776B2 (ja) * 2011-04-07 2016-12-07 テルモ株式会社 医療用デバイス
JP6134782B2 (ja) * 2013-04-01 2017-05-24 テルモ株式会社 作動部材、および医療器具
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