JPH0683232U - 工作物の保持具 - Google Patents

工作物の保持具

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JPH0683232U
JPH0683232U JP2859793U JP2859793U JPH0683232U JP H0683232 U JPH0683232 U JP H0683232U JP 2859793 U JP2859793 U JP 2859793U JP 2859793 U JP2859793 U JP 2859793U JP H0683232 U JPH0683232 U JP H0683232U
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敏也 佐藤
仁 馬渕
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工作物を確実に保持できるようにするととも
に、支持部材の上部側からかかる力によって、押圧部材
の先端部の破壊が防止される、工作物の保持具を提供す
る。 【構成】 保持具16は、保持具本体17と、工作物K
に当接して支持する支持部材18等を備えている。保持
具本体17には、上面21から底面22にかけて支持部
材挿入穴23が形成され、この支持部材挿入穴23内に
スプリング30を介して、支持部材18が上下動自在に
嵌め込まれている。支持部材18は、側面に下方に行く
に従い切込みが軸心方向に深くなるような斜面部25を
備え、保持具本体17には、この斜面部25に対して直
交位置するネジ孔24が形成され、このネジ孔24に
は、六角穴付きボルト19が挿入される。この六角穴付
きボルト19の先端には、平坦な当接面33aを備えた
球体33が回動自在に取り付けられ、その球体33の当
接面33aが斜面部25に当接する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、工作物を機械加工する際に使用される、工作物の保持具に関する ものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】
従来、工作物の保持具としては、例えば、実開昭61ー134834号公報に 示されるものがあった。この保持具は、図6に示されるように、保持具本体1の 支持部材挿入穴2内に、スプリング3を介して、上下動自在に支持部材4が配置 されている。そして、保持具本体1の側面には、支持部材挿入穴2に対して直交 状態で貫通するネジ孔7が形成されており、かつ、このネジ孔7には、押圧体5 が螺合している。この押圧体5の先端部には、平坦な当接面6aを備えた球体6 が、取り付けられており、この球体6を支持部材4の側面に形成された斜面部1 0に当接させることにより、支持部材4を支持するとともに、その支持部材4の 上面側で工作物を保持するようにしていた。
【0003】 しかしながら、押圧体5の先端の球体6が、支持部材4の軸心に対して直交す るようにその支持部材4を押圧するため、この押圧体5の押圧力(矢印12)は 、図7に示されるように、斜面部10と直交する方向の力(矢印13)と斜面部 10に沿う方向の力(矢印14)とに分散される。
【0004】 そのため、斜面部10と球体6の当接面6aとの間の摩擦力に関しては、押圧 体5の押圧力12の分散された力(矢印13)のみが作用するので、斜面部10 と球体6の当接面6aとの間の摩擦力が小さくなり、刃物による切削抵抗が大き いような場合においては、工作物を確実に保持できないおそれがあった。また、 支持部材4の上部側からかかる力に対して、図7に示されるように、球体6の下 部15と押圧体5の先端部とが相互に接触する箇所Pに応力が集中し、押圧体5 の先端部が破壊されやすくなるという問題があった。
【0005】 この考案は、上記した欠陥を解決するために案出されたものであり、その目的 とするところは、斜面部と押圧部材の先端部との間で十分な摩擦力が働くように して、工作物を確実に保持できる、工作物の保持具を提供することにある。
【0006】 また、他の目的とするところは、支持部材の上部側からかかる力に対して、押 圧部材の先端部に取り付けた球体の下部とその押圧部材の先端部とが相互に接触 する箇所に応力が集中しなくなり、押圧部材の先端部の破壊を防ぐことができる 、工作物の保持具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る工作物の保持具は、前記目的を達成するために、次の構成から なる。すなわち、上面から底面に向かって形成される支持部材挿入穴と、側面よ りこの支持部材挿入穴に向かって延びるように形成され、その支持部材挿入穴に 通じるネジ孔とを備える保持具本体と、この保持具本体の上面側に配置される工 作物を当接支持するため、前記支持部材挿入穴内を上下動自在に配置される支持 部材と、前記ネジ孔に螺合されるとともに、先端部を前記支持部材の側面に当接 させる押圧部材と、その支持部材挿入穴内の底部側と前記支持部材の下面側との 間に配置され、支持部材を上方へ付勢する付勢部材とを備える。そして、前記支 持部材の側面に、下方に行くに従い切込みが軸心方向に深くなるような斜面部を 形成するとともに、前記ネジ孔をこの斜面部に対して直交位置するように形成す ることを特徴とする。
【0008】 前記押圧部材の先端部には、平坦な当接面が形成された球体が、回動自在に取 り付けられているのが望ましい。
【0009】 前記保持具本体の下部には、その側面より前記支持部材挿入穴に向かって延び るように形成され、その支持部材挿入穴と連通する通気用の孔が設けられている のが望ましい。
【0010】
【作用】
工作物の保持具本体の支持部材挿入穴内に、付勢部材を介して、上下動自在に 支持部材が配置され、押圧部材の先端部が、保持具本体のネジ孔を介して支持部 材の側面に当接して押圧することにより、支持部材の上面側で工作物が保持され る。その際、押圧部材が、前記ネジ孔に沿って斜面部に直交して、その押圧部材 の先端部が前記支持部材の側面に当接する。それにより、押圧部材の押圧力が分 散されず、斜面部と押圧部材の先端部との間の摩擦力が小さくならない。
【0011】 また、押圧部材の先端部に回動自在に取り付けられた球体の当接面を、前記斜 面部に密着させ、しかも、球体の当接面は、斜面部と直交しながらその斜面部を 押圧することにより、支持部材の上部側から力がかかっても、球体の下部と押圧 部材の先端部とが相互に接触する箇所に応力が集中しなくなる。
【0012】 また、保持具本体の下部には、その側面より前記支持部材挿入穴に向かって延 びるように形成され、その支持部材挿入穴と連通する通気用の孔が設けられてい るので、支持部材挿入穴内の底部側と支持部材の下面側との間にある空気が、保 持具本体の外部との間で通気する。
【0013】
【実施例】
以下、この考案にかかる工作物の保持具の一実施例を図面に基づいて説明する 。
【0014】 工作物の保持具16は、図1乃至図4に示されるように、保持具本体17と、 工作物Kに当接して支持する支持部材18と、押圧部材としての六角穴付きボル ト19と、設置面Sに形成されたネジ孔S1に螺合して、保持具本体17をその 設置面Sに固定させるための固定用ボルト20とを備えている。
【0015】 保持具本体17は、例えば、直方体形状であり、その上面21から底面22に 向かって、例えば、円筒形状の支持部材挿入穴23が形成されている。また、保 持具本体17の短辺側の側面17aには、前記支持部材挿入穴23に向かって延 びるネジ孔24が形成され、支持部材挿入穴23に通じるが、このネジ孔24は 、後述する斜面部25に対して直交位置するように形成されている(図1参照) 。また、保持具本体17の支持部材挿入穴23の側方には、上面21から底面2 2にかけて、座ぐり孔K1及びこの座ぐり孔K1と連通するネジ孔K2が形成さ れており、固定用ボルト20を挿入することができるようになっている。
【0016】 また、前記支持部材挿入穴23の内側には、前記支持部材挿入穴23内を上下 動自在となるように、前記支持部材18が挿入配置されており、この支持部材1 8は、例えば、円柱状の支持部材本体26と、外周部がネジ切りされるとともに 上部先端が尖った軸部27と、この軸部27に嵌まる六角ナット28とを備えて いる。そして、この支持部材本体26の上面26aから底面26bに向かって形 成されるネジ孔26cに、軸部27が螺合された状態で、この軸部27に、六角 ナット28が締め付けられている。そして、軸部27の先端は、保持具本体17 の上面側に配置される工作物Kに当接して支持するが、軸部27が六角ナット2 8を介してネジ孔26cに対して回転すると、上下方向に移動して軸部27の高 さ調整ができる。
【0017】 また、支持部材挿入穴23内の底部側と支持部材18の下面側との間には、支 持部材18を上方へ付勢する付勢部材、例えば、スプリング30が配置されてい る。すなわち、支持部材本体26の底面26bから上面26aに向かって形成さ れる穴26eには、スプリング30の上端が嵌め込まれる一方、支持部材挿入穴 23内の底面側に形成された小径の穴23aには、スプリング30の下端が嵌め 込まれる。それにより、スプリング30は、支持部材挿入穴23の長手方向に伸 縮自在に取り付けられる。
【0018】 前記ネジ孔24内には、締付け用の六角穴付きボルト19が螺合される。そし て、この六角穴付きボルト19の頭部側に、六角レンチの先端(図示せず)を嵌 め込んで回転させることにより、その軸方向に移動させるようになっている。ま た、六角穴付きボルト19の先端部32には、図5に明示されるように、球面凹 部32aが設けられ、この球面凹部32aには、平坦な当接面33aを形成した 球体33が回動自在に取り付けられている。
【0019】 また、前記支持部材本体26の側面には、下方に行くに従い切込みが軸心方向 に深くなるような斜面部25が形成されている。これは、下方に行くに従い切込 みが軸心方向に深くなるような斜面部25が形成されていると、仮に支持部材1 8の側面が鉛直面となっている場合に比べて、斜面部25と球体33の当接面3 3aとの間の摩擦抵抗が大きいからである。従って、斜面部25と球体33の当 接面33aとの間の摩擦抵抗のみを考慮すれば、斜面部25と鉛直面Rとの間で 形成する開き角度L(図4参照)は、できるだけ大きい方が望ましいが、この場 合、開き角度Lは、次に述べる理由により約7〜9度程度であることが望ましい 。
【0020】 すなわち、ネジ孔24と水平面Fとの間で形成する開き角度M(図1参照)が 、斜面部25と球体33の当接面33aとの間の摩擦力及び六角穴付きボルト1 9の先端部の破壊防止(後述)を考慮して、前記開き角度Lと一致する必要があ るが、六角穴付きボルト19の頭部側が斜め下方を向いているので、開き角度M が約9度程度を越えると、その六角穴34に六角レンチの先端を嵌め合わせて、 六角穴付きボルト19を回転させる際の作業性が悪くなるため、保持具本体17 の高さを取る必要が生じ、保持具全体のコンパクト化に障害が生じるからである 。また、開き角度Lが7度程度以下であると、既述した通り、斜面部25と球体 33の当接面33aとの間の摩擦抵抗が小さく、その間で滑りが生じやすくなる 。従って、開き角度Mは、作業性並びにコンパクト化を考慮して、約9度程度以 下が望ましく、また、開き角度Lは、摩擦抵抗を考慮して約7度程度以上が望ま しいため、これら開き角度M及び開き角度Lは、約7〜9度程度であることが望 ましい。
【0021】 また、斜面部25の下端には、斜面部25と直交する別の斜面部39が形成さ れている。支持部材18が上限位置付近にあって六角穴付きボルト19を回転さ せて前方に進ませる際に、この斜面部39に沿うように、この斜面部39と水平 面Fとの間で形成する開き角度N(図4参照)も、前記開き角度Mと一致してい ることが望ましい。
【0022】 また、前記保持具本体17の下部には、図3に示されるように、その長辺側の 側面17bよりこの支持部材挿入穴23に向かって延びるように、通気用の孔3 5が形成されており、この孔35は、穴23aを介して支持部材挿入穴23と連 通する。そして、支持部材挿入穴23内の底部側と支持部材18の下面側との間 にある空気が、保持具本体17の外部との間で通気するが、この理由は、支持部 材挿入穴23内の底部側と支持部材18の下面側との間にある空気が、仮に外部 と通気しないと、支持部材18が下方に沈み込んだ際に、その支持部材18が支 持部材挿入穴23に密着して、上下の自由な動きが阻害されるおそれが生じるか らである。また、保持具本体17の長辺側の側面17bには、前記支持部材挿入 穴23に向かって延びるように、孔37が形成されて支持部材挿入穴23と連通 するが、この孔37には、ネジ38が差し込まれるとともに、支持部材本体26 の側面26fに形成される溝26gにも嵌め込まれ、支持部材18の回転を防止 するとともに、支持部材18の上下動の上限及び下限を規制する。
【0023】 次に、このような構成からなる保持具16の使用法について説明する。
【0024】 最初、保持具本体17の支持部材挿入穴23内に、スプリング30が挿入され るとともに、このスプリング30上に載置されるように支持部材18が挿入され た状態で、六角穴付きボルト19がネジ孔24に緩く締め付けられている。
【0025】 次に、設置面S上には、工作物Kを保持するための、複数の支持具(図示せず )が配置され、この支持具の周囲等の設置面S上には、保持具16が固定用ボル ト20及びネジ孔S1を介して、適宜の個数だけ取り付けられる。そして、工作 物Kがその支持具及び保持具16上に配置される。
【0026】 そして、保持具本体17の支持部材挿入穴23内を、スプリング30を介して 、支持部材18は、上下動自在となるので、工作物Kが載せられた支持部材18 は、ある程度沈み込んだ位置でバランスがとれる。その状態で、六角穴付きボル ト19を締め付けると、その六角穴付きボルト19の先端部の球体33の当接面 33aが、支持部材18の斜面部25に当接して押圧することにより、支持部材 18の上面側で工作物Kが所望の高さで保持される。その際、六角穴付きボルト 19の先端部の球体33は、回動自在であるため、仮に斜面部25の面に精度が 無くても、球体33の当接面33aは、斜面部25の面になじんで密着する。
【0027】 また、六角穴付きボルト19が、前記ネジ孔24に沿って下方から上方へ向か いながら斜面部25に直交して、球体33に形成された当接面33aが前記支持 部材18の斜面部25と当接するので、図5に示されるように、この六角穴付き ボルト19の押圧力(矢印42)は、分散することなく斜面部25と直交する方 向の力のみとなる。従って、従来の装置で発生した、図7に示される斜面部10 に沿う方向の力(矢印14)は、この実施例では生じない。そのため、斜面部2 5と球体33の当接面33aとの間の摩擦力に関しては、六角穴付きボルト19 の押圧力(矢印42)が作用するので、斜面部25と球体33の当接面33aと の間で十分な摩擦力が保たれ、工作物Kを確実に保持する。また、支持部材18 の上部側からかかる力は、図5に示されるように、球体33の下部33bの周面 に分散され、球体33の下部と六角穴付きボルト19の先端部とが相互に接触す る箇所Qに応力が集中しなくなり、六角穴付きボルト19の先端部の破壊が防止 される。
【0028】 尚、本考案は、上述した実施例に限定されるわけではなく、例えば、保持具本 体17、支持部材18、支持部材挿入穴23、支持部材本体26などの形状を変 更したり、押圧部材として六角穴付きボルト以外の部材を代用するなど、その他 種々の変更が可能である。また、通気用の孔35は、他の手段などにより支持部 材18が支持部材挿入穴23内に密着することを適宜に防止すれば、無くてもよ いし、また、押圧部材としてのボルト19の先端部に取り付けた球体6を省略す るなど、押圧部材の具体的構造を変更してもよい。また、設置面Sは、通常、治 具プレート、マシンテーブル等の上面であるが、必ずしもこれに限定されないし 、更に、設置面Sへの固定方法も上記実施例以外の方法を採用してもよい。
【0029】
【考案の効果】
以上、詳述したところから明らかなように、この考案にかかる工作物の保持具 によれば、次の効果がある。
【0030】 請求項1に記載された工作物の保持具によれば、下方に行くに従い切込みが軸 心方向に深くなるような斜面部を支持部材の側面に形成するとともに、押圧部材 が螺合されるネジ孔がこの斜面部に対して直交位置するように形成されているの で、押圧部材が、その先端部を、前記斜面部と直交しながらその斜面部を押圧す ることができる。従って、斜面部と押圧部材の先端部との間で、十分な摩擦力が 働き、工作物は、確実に保持される。
【0031】 また、請求項2に記載された工作物の保持具によれば、押圧部材の先端部に取 り付られた球体の当接面を、前記斜面部に密着させることができ、しかも、球体 の当接面は、斜面部と直交しながらその斜面部を押圧することにより、支持部材 の上部側から力がかかっても、球体の下部と押圧部材の先端部とが相互に接触す る箇所に応力が集中しなくなり、押圧部材の先端部の破壊が防止される。
【0032】 また、請求項3に記載された工作物の保持具によれば、保持具本体の下部には 、その側面より前記支持部材挿入穴に向かって延びるように形成され、その支持 部材挿入穴と連通する通気用の孔が設けられているので、支持部材挿入穴内の底 部側と支持部材の下面側との間にある空気が、外部との間で通気し、支持部材の 上下の自由な動きを常に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る工作物の保持具の一実施例を示
す断面図である。
【図2】おなじく平面図である。
【図3】図2におけるAーA線の断面図である。
【図4】この実施例の工作物の保持具を構成する支持部
材の側面図である。
【図5】この実施例の工作物の保持具の押圧力の作用を
説明する図である。
【図6】従来の工作物の保持具を示す断面図である。
【図7】従来の工作物の保持具の押圧力の作用を説明す
る図である。
【符号の説明】
16 保持具 17 保持具本体 17a
側面 18 支持部材 19 六角穴付きボルト(押圧部
材) 21 上面 22 底面 23 支
持部材挿入穴 24 ネジ孔 25 斜面部 30 ス
プリング 33a 当接面 33 球体 35 通
気用の孔 K 工作物

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面から底面に向かって形成される支持
    部材挿入穴と、側面よりその支持部材挿入穴に向かって
    延びるように形成され、その支持部材挿入穴に通じるネ
    ジ孔とを備える保持具本体と、 この保持具本体の上面側に配置される工作物を当接支持
    するため、前記支持部材挿入穴内を上下動自在に配置さ
    れる支持部材と、 前記ネジ孔に螺合されるとともに、先端部を前記支持部
    材の側面に当接する押圧部材と、 その支持部材挿入穴内の底部側と前記支持部材の下面側
    との間に配置され、支持部材を上方へ付勢する付勢部材
    とを備える工作物の保持具において、 前記支持部材の側面に、下方に行くに従い切込みが軸心
    方向に深くなるような斜面部を形成するとともに、前記
    ネジ孔をこの斜面部に対して直交位置するように形成す
    ることを特徴とする工作物の保持具。
  2. 【請求項2】 前記押圧部材の先端部には、平坦な当接
    面が形成された球体が、回動自在に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の工作物の保持具。
  3. 【請求項3】 前記保持具本体の下部には、その側面よ
    り前記支持部材挿入穴に向かって延びるように形成さ
    れ、その支持部材挿入穴と連通する通気用の孔が設けら
    れていることを特徴とする請求項1または2のいずれか
    に記載の工作物の保持具。
JP1993028597U 1993-04-30 1993-04-30 工作物の保持具 Expired - Lifetime JP2602613Y2 (ja)

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JPS61134834U (ja) * 1985-02-07 1986-08-22
JPH01117838U (ja) * 1988-02-01 1989-08-09
JPH02126734U (ja) * 1989-03-23 1990-10-18

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