JPH0683120B2 - 伝送ラインの断線、短絡検知装置 - Google Patents

伝送ラインの断線、短絡検知装置

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JPH0683120B2
JPH0683120B2 JP9575786A JP9575786A JPH0683120B2 JP H0683120 B2 JPH0683120 B2 JP H0683120B2 JP 9575786 A JP9575786 A JP 9575786A JP 9575786 A JP9575786 A JP 9575786A JP H0683120 B2 JPH0683120 B2 JP H0683120B2
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JP
Japan
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transmission line
photocoupler
circuit
photo coupler
receiver
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JP9575786A
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正浩 菊地
仁 藤木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、2つの通信機器間に接続された伝送ラインの
断線,短絡を検出する装置の改良に関する。
〔背景技術〕
火災警報システムを例にとると、2つの通信機器、例え
ば、自火報受信機と副受信機を接続する伝送ラインに
は、第5図に示したような回路が用いられている。この
検知装置は、受信機1と副受信機2とを接続する入力側
の伝送ラインliに対して受信機1内に第1のフォトカプ
ラPC1を設け、副受信機2内に第2のフォトカプラPC2を
設けている。帰線側の伝送ラインlcは、副受信機2内に
おいて接地されている。
断線,短絡の検査を行う場合は、受信機1側で試験信号
(パルス信号)を出力して、第1のフォトカプラPC1を
駆動させることにより第2のフォトカプラPC2の駆動状
態、つまりVout1の出力に基づいて判断するが、その場
合の各回路部a,bの動作を第6図〜第8図に示す。第6
図は伝送ラインが正常である場合、第7図は伝送ライン
に断線(イとして示す)を生じた場合、第8図は伝送ラ
インに短絡(ロとして示す)を生じた場合を示したもの
である。なお、TdはフォトカプラPCの駆動時の遅れ時間
を示している。
しかるに、このような検査方式では、伝送ラインの異常
の判断は副受信機2側でしか検知できず、受信機1側に
検査結果を知らせるようなシステムを構成する場合に
は、別の伝送ラインを設ける必要があり、かえってシス
テムを複雑にするという問題がある。
〔発明の目的〕
本発明は、上記の事情に鑑み開発されたもので、伝送ラ
インを増大させることなく、簡易な構成で試験信号を出
力した通信機器側においても試験結果が検知できるよう
に構成された伝送ラインの断線,短絡検知装置を提供す
ることを目的としている。
〔発明の開示〕
本発明は、上記目的を達成するため提案されるもので、
2つの通信機器に接続された伝送ラインのそれぞれの機
器側に第1,第2のフォトカプラを設け、第1のフォトカ
プラを駆動させて第2のフォトカプラの駆動状態を知る
ことによって伝送ラインの異常を検出するようにした伝
送ラインの断線,短絡検知装置の改良に係り、特に、上
記第1のフォトカプラと直列に接続された第3のフォト
カプラと、第1のフォトカプラの入力と第3のフォトカ
プラの出力との出力レベルの一致を判定する一致判定回
路と、この一致判定回路の出力に応じて充放電制御され
るコンデンサを有したCR充放電回路とを第1のフォトカ
プラを設けた受信機側に設けて構成したことを特徴とし
ている。
実施例 以下に、添付図を参照して本発明の一実施例を説明す
る。
第1図において、1は受信機,2は副受信機であり、これ
ら2つの通信機器は、伝送ラインli,lcにより接続され
ている。
入力側の伝送ラインliの一端は、受信機1内に設けた第
1のフォトカプラPC1に接続されており,他端は副受信
機2内に設けた第2のフォトカプラPC2に接続されてい
る。
また、第1のフォトカプラPC1には第3のフォトカプラP
C3が直列に接続され、このフォトカプラPC3に接続され
た帰線側の伝送ラインlcの他端は副受信機2内で接地さ
れている。
第1のフォトカプラPC1には試験信号(パルス信号)が
送られ、この試験信号は第3のフォトカプラPC3の出力
とともにエクスクル−シブNOR回路EXNORに入力される。
エクスクル−シブNOR回路EXNORの出力は、更にCR充放電
回路Aの充放電制御をなすトランジスタTRのベースに送
られる。ここに、CR充放電回路Aは、トランジスタTRが
OFFの時、コンデンサCを抵抗R1,R2を通じて充電し、ト
ランジスタTRがONになると、コンデンサCに充電された
電荷を抵抗R2,トランジスタTRを介して放電するもので
ある。
このような構成によれば、伝送ラインliが正常な場合に
試験信号(パルス信号)を送り第1のフォトカプラを駆
動すると、試験信号が「H」である時は、PC2,PC3はい
ずれもOFFとなり、試験信号が「L」である時は、PC2,P
C3はいずれもONとなるが、PC2,PC3には若干の応答遅れ
が有る(第2図においてTdで示す)ため、副受信機2側
では、試験信号よりもTdだけ遅れた第2図bに示したよ
うなパルス出力Vout1を得る。
また、この時、PC2,PC3の若干の応答遅れにより、エク
スクル−シブNOR回路EXNORの出力は、第2図dで示した
ようになる。この結果、トランジスタTRの導通時間は、
非導通時間よりも遥かに長くなり、コンデンサCの充電
時の出力電圧、つまりVout2は第2図fで示すように小
さくなるので、受信機1側ではこのVout2の状態を知る
ことにより伝送ラインが正常なことが判断される(以
上、第2図参照)。
一方、伝送ラインliに断線((イ)として示す)を生じ
た場合に試験信号を送ると第3図に示したような動作と
なり、Vout1は「H」レベルの信号を保持し、Vout2はト
ランジスタTR2の非導通時間が長くなる結果、第3図d
に示したように大きなパルス出力となる。
また、伝送ラインliに短絡を生じた場合に試験信号を送
ると第4図に示したようになり、Vout1は「L」レベル
の信号を保持し、Vout2はトランジスタTR2の非導通時間
が長くなり、断線時と同様に大きなパルス出力が得られ
る。本発明装置によれば、このような動作をなすのでVo
ut2の出力を利用して警報ブザーや,警報ランプを作動
するような構成にすれば受信機1側で伝送ラインの異常
事態が検知できる。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明によれば、伝送ラインを
増やし、システムを複雑化することなく、簡易な方法で
試験信号を発生した通信機器側においても伝送ラインの
異常を知ることができ通信システムの信頼性の向上を安
価に実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例回路構成図、第2図〜第4
図は、試験時における第1図のa〜f部分の動作を示す
タイムチャート、第5図は従来例の回路構成図、第6図
〜第8図は、試験時における第5図のa,b部分の動作を
示すタイムチャートである。 (符号の説明) li,lc……伝送ライン PC1……第1のフォトカプラ PC2……第2のフォトカプラ PC3……第3のフォトカプラ EXNOR……一致判定回路 A……CR充放電回路 1……受信機(通信機器) 2……副受信機(通信機器) Vout1,Vout2……異常検知信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの通信機器に接続された伝送ラインの
    それぞれの機器側に第1,第2のフォトカプラを設け、第
    1のフォトカプラを駆動させて第2のフォトカプラの駆
    動状態を知ることによって伝送ラインの異常を検出する
    ようにした伝送ラインの断線,短絡検知装置において、 上記第1のフォトカプラを設けた通信機器内に、第1の
    フォトカプラと直列に第3のフォトカプラを設け、かつ
    上記第1のフォトカプラの入力と上記第3のフォトカプ
    ラの出力とを一致判定回路に入力するとともに、この一
    致判定回路の出力によってCR充放電回路の充放電制御を
    行う構成となし、該CR充放電回路の出力レベルの大小判
    別を行うことにより伝送ラインの断線,短絡を上記第1
    のフォトカプラを設けた通信機器側において検知できる
    ようにしたことを特徴とする伝送ラインの断線,短絡検
    知装置。
JP9575786A 1986-04-24 1986-04-24 伝送ラインの断線、短絡検知装置 Expired - Lifetime JPH0683120B2 (ja)

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JPS62252222A JPS62252222A (ja) 1987-11-04
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JP5200782B2 (ja) * 2008-09-08 2013-06-05 サンケン電気株式会社 並列運転インバータ装置の状態判別回路
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