JP5200781B2 - 並列運転インバータ装置の位相同期回路 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のインバータ装置を並列運転させる際に各インバータ装置の位相を同期させる並列運転インバータ装置の位相同期回路に関する。
交流電力を出力する2台のインバータ装置を並列運転させる時、一方のインバータ装置から他方のインバータ装置に電流が流れないように、各インバータ装置は、同じ位相の交流電圧を出力しなければならない。このような位相を同期させる方法として、例えば、各インバータ装置を商用の系統電圧の位相に同期させる方式、複数のインバータ装置の中の1台をマスタとし、他をスレーブとして位相を同期させるマスタ−スレーブ方式などが知られている。
なお、関連する技術として、特許文献1に記載されたインバータの並列運転制御装置が知られている。
このインバータの並列運転制御装置は、並列運転される複数台のインバータの出力位相を商用電源等の共通の第1周波数基準信号の位相、又は個別に設けられた発振器より出力される第2周波数基準信号の位相の一方の位相に同期するように制御するPLL回路と、第1周波数基準信号の異常時にPLL回路の位相基準を第2周波数基準信号に切り換える位相基準切換部と、予め各位相基準にそれぞれ対応するゲインが得られるように設定されPLL回路に各インバータの出力相互間の有効電力偏差を補正するための位相補正信号を与える位相補正部と、位相切換部の切換状態に応じて位相補正部のゲインがその時の位相基準に対応するゲインとなるように切り換えるゲイン切替部とを備える。
特開平2−262869号公報
しかしながら、上述した各インバータ装置を商用の系統電圧の位相に同期させる方式の場合には、各インバータ装置から見た位相同期の基準となる商用の系統電圧の波形は同一となるため、比較的簡単に制御できる。しかし、商用の系統電圧が存在しない環境の時、例えば停電時には、複数台のインバータ装置の位相同期は不可能となる。
また、マスタ−スレーブ方式の場合には、マスタからスレーブに位相データを送信する時、途中にマイクロコンピュータやインターフェースが介在する必要がある。このため、システムとして高コストになるとともに、通信に時間を要し、さらに通信異常時などの対策も必要となる。
本発明の課題は、商用の系統電圧が存在しなくても複数台のインバータ装置の位相を同期させることができ、しかも、安価かつ簡単に位相同期制御を行うことができる並列運転インバータ装置の位相同期回路を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、複数のインバータ装置を並列運転させる際に各インバータ装置の位相を同期させる並列運転インバータ装置の位相同期回路であって、他インバータ装置からの位相信号が入力されてから自インバータ装置からの位相信号が入力されるまでの第1期間に電源電圧を出力し、前記自インバータ装置からの位相信号が入力されてから前記他インバータ装置からの位相信号が入力されるまでの第2期間にグランド電圧を出力し、前記第1期間及び前記第2期間以外の期間にハイインピーダンス状態になるPLL回路と、前記PLL回路の出力が電源電圧になった時にはグランド電圧に変換し、グランド電圧になった時には電源電圧に変換し、ハイインピーダンス状態になった時は電源電圧の1/2の電圧に変換する電圧変換回路と、前記電圧変換回路の出力が電源電圧の1/2の電圧より大きい場合に位相を遅らせる位相信号を生成し、電源電圧の1/2の電圧より小さい場合に位相を進める位相信号を生成して前記PLL回路にフィードバックする制御回路とを備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記制御回路は、前記電圧変換回路から出力される電圧をデジタル値に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器から出力されるデジタル値を、電源電圧の1/2の電圧をゼロとする正又は負のデジタル値に正規化する正規化部と、前記正規化部で正規化されたデジタル値が正又は負の値を継続している期間をカウントするカウンタとを備え、前記カウンタでカウントされた値を位相操作量として位相を進める又は遅らせる位相信号を生成して前記PLL回路にフィードバックすることを特徴とする。
本発明によれば、商用の系統電圧を用いないで、PLL回路の出力電圧を変換する電圧変換回路の出力を用いて複数のインバータ装置の位相を同期させるので、従来のマスタ−スレーブ方式のようにマスタからスレーブに位相データを送信する必要がなく、しかも途中にマイクロコンピュータやインターフェースを介在させる必要がない。
その結果、低コストのシステムを構築できるとともに、通信に要する時間も不要になり、さらに通信異常時などの対策も不要になる。さらに、制御回路としてマイクロコンピュータを用いた場合に、複雑な制御プログラムを必要としない。
以下、本発明の並列運転インバータ装置の位相同期回路の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1の並列運転インバータ装置の位相同期回路の構成を示すブロック図である。位相同期回路は、図1に示すように、PLL(Phased Lock Loop)回路1、電圧変換回路2及び制御回路3を備える。制御回路3は、例えばマイクロコンピュータ(マイコン)により構成される。
PLL回路1、電圧変換回路2及び制御回路3は、直流電源(図示せず)から動作に必要な動作電圧(電源電圧VDD、例えば5V)が供給されているものとする。
、PLL回路1としては、汎用PLLICとして市販されているIC、例えばMC14046(モトローラ社製)又はこれと同等の機能を有するICを使用することができる。
PLL回路1は、並列運転される他のインバータ装置(他インバータ装置)からの位相信号が入力される入力端子A、自己(自インバータ装置)の位相信号が入力される入力端子Bを備え、これら入力端子A及び入力端子Bに入力された信号に応じて、出力端子Oから電源電圧VDDにほぼ等しい高レベルVOH(Hレベル)又はグランド電圧VSSにほぼ等しい低レベルVOL(Lレベル)の信号を出力し、又は、出力端子Oをハイインピーダンス状態にする。即ち、PLL回路1の出力端子Oは、高レベル状態、低レベル状態及びハイインピーダンス状態の3状態を有する。
図2はPLL回路1の状態遷移図を示す図である。この状態遷移図に示すように、PLL回路1は、例えば、入力端子A及び入力端子BのいずれにもLレベルの信号「0」が入力されてハイインピーダンス状態にある時に、入力端子AにHレベルの信号「1」が入力されると、Hレベルの信号「1」を出力する。
また、PLL回路1は、入力端子Aに入力される信号がHレベルの状態を保ったままで入力端子BにHレベルの信号「1」が入力されると、出力端子Oは、ハイインピーダンス状態になる。このような状態遷移により、入力端子A及び入力端子Bに入力される信号の立ち上がりの時間差がPLL回路1の出力に反映される。
制御回路3は、インバータ装置から正弦波電圧を出力するためのインバータ電圧基準のゼロクロス判別を行い、この判別の結果、電圧が正の時にはHレベル(例えば、5V)の信号、電圧が負の時にはLレベル(例えば、0V)の信号をそれぞれ生成して、自インバータ装置の位相信号としてI/Oポートから出力する。このため、制御回路3は、例えば、インバータ装置が50Hzの正弦波電圧を出力している時には、正の10msの間、Hレベルとなり、負の10msの間、Lレベルとなる位相信号をI/OポートからPLL回路1の入力端子Bに出力する。
図3はPLL回路1の入力信号と出力信号との関係を示すタイミングチャートである。図1に示すように、入力端子Aに他インバータ装置からの位相信号Ainが入力され、入力端子Bに自インバータ装置の位相信号Binが入力されるものとする。
図3に示すように、位相信号Ainが位相信号Binよりも先に立ち上がった場合には、PLL回路1の出力端子Oから出力される出力信号VoutはHレベル(区間a)になり、位相信号AinがHレベルのままで位相信号Binが立ち上がった時にハイインビーダンス状態(区間b)になる。
位相信号BinがHレベルのままで位相信号Ainが立ち下がった時にハイインビーダンス状態が継続(区間c)され、位相信号AinがLレベルのままで位相信号Binが立ち下がった時にハイインビーダンス状態が継続(区間d)される。
また、位相信号Binが位相信号Ainよりも先に立ち上がった場合には、PLL回路1の出力信号VoutはLレベル(区間e)になり、位相信号BinがHレベルのままで位相信号Ainが立ち上がった時にハイインビーダンス状態(区間b)になる。
位相信号AinがHレベルのままで位相信号Binが立ち下がった時にハイインビーダンス状態が継続(区間f)され、位相信号BinがLレベルのままで位相信号Ainが立ち下がった時にハイインビーダンス状態が継続(区間d)される。
したがって、出力信号VoutがHレベル(5V)になっている区間aは、自インバータ装置の位相が他インバータ装置の位相より遅れている状態であり、出力信号VoutがLレベル(0V)になっている区間eは、自インバータ装置の位相が他インバータ装置の位相より進んでいる状態を表している。
なお、PLL回路1の出力端子Oがハイインピーダンス状態の時には、出力端子Oの電圧は不定であるため、出力信号Voutのレベルによって他インバータ装置の位相信号と自インバータ装置の位相信号との位相差を知ることはできない。
電圧変換回路2は、PLL回路1からの出力信号Voutを入力し、抵抗R1,R2,R3,R4と、オペアンプOPとから構成されている。抵抗R1,R2,R3,R4は、同一の抵抗値を有する。抵抗R1の一端は、PLL回路1の出力端子Oに接続され、他端には電源電圧VDDの半分の電圧VDD/2が印加されている。抵抗R2の一端は、PLL回路1の出力端子Oに接続され、他端は、オペアンプOPの反転入力端子(−)に接続されている。
抵抗R3の一端は、オペアンプOPの出力端子に接続され、他端は、オペアンプOPの反転入力端子(−)に接続されている。抵抗R4の一端には、電源電圧VDDの半分の電圧VDD/2が印加され、他端は、オペアンプOPの非反転入力端子(+)に接続されている。
次に、このように構成された電圧変換回路2の動作を図4に示す説明図を参照しながら説明する。
図4(a)はPLL回路1からの出力信号Voutが5Vの時の電圧変換回路2の等価回路を示す図である。抵抗R1は高インピーダンスとすることで、5V系と2.5V系との干渉は起こらない。オペアンプOPの反転入力端子(−)Aは、イマジナリーショートによって2.5Vとなるため、
(5−2.5)/R2=(2.5−Vo)/R3
となる。ここで、VoはオペアンプOPの出力信号Voutである。R2=R3よりオペアンプOPの出力信号Vo=0Vとなる。
図4(b)はPLL回路1からの出力信号が0Vの時の電圧変換回路2の等価回路を示す図である。この場合、
(0−2.5)/R2=(2.5−Vo)/R3
となり、R2=R3よりオペアンプOPの出力信号Vo=5Vとなる。
図4(c)はPLL回路1の出力端子Oがハイインピーダンス状態の時の電圧変換回路2の等価回路を示す図である。この場合、抵抗R1は2.5Vのプルアップ抵抗として機能する。このため、抵抗R1と抵抗R2の接統点は2.5Vとなる。よって、
(2.5−2.5)/R2=(2.5−Vo)/R3
となり、R2=R3よりオペアンプOPの出力信号Vo=2.5Vとなる。
以上の動作により、PLL回路1の出力信号Voutが5V、0V又はハイインピーダンス状態の場合には、電圧変換回路2によって、それぞれ0V、5V又は2.5Vに変換される。
この場合、電圧変換回路2の出力が5V又は0Vになっている時間は、並列運転されている2台のインバータ装置の位相信号の位相差として扱うことができる。また、5Vであるか0Vであるかによって位相の進み又は遅れを判別することができる。この電圧変換回路2の出力信号Voは、制御回路3のA/D端子に送られる。
制御回路3は、自インバータ装置の位相信号を生成する。図5は制御回路3で行われる位相操作量変換を実現するための構成を示すブロック図である。制御回路3は、図5に示すように、A/D変換器11、正規化部12、カウンタ13及びラッチ14を備える。
ここでは、制御回路3として、16ビットマイコンが使用されるものとする。この場合、5Vは「32767」、0Vは「0」、2.5Vは「16383」として扱われる。
A/D変換器11は、電圧変換回路2から出力される電圧をデジタル値に変換し、正規化部12に送る。正規化部12は、A/D変換器11から送られてきたデジタル値を正規化するために、該デジタル値から「16383」を引く。これにより、図6に示すように、例えば、5Vを表す「32767」は「16384」に、2.5Vを表す「16384」は「0」に、0Vを表す「0」は「−16384」にそれぞれ正規化される。
ここで、例えば、3.75Vに対応する値以上の時には、正と判断し、1.25Vに対応する値以下の時には負と判断するように構成できる。正規化された値が、正であれば位相進み、負であれば位相遅れとして扱うことができ、その正又は負の値が継続している期間は位相差として扱うことができる。
カウンタ13は、正規化部12で正規化された値を入力し、位相進み時には、図7(a)に示すように、正規化部12から正の値が送られてきている間、所定のクロックにしたがって、ゼロを初期値としてカウントアップを行う。
ラッチ14は、正規化部12で正規化された値が正からゼロに変化したタイミングで、カウンタ13から送られてきているカウント値をラッチする。この時点で、カウンタ13の内容はクリアされる。ラッチ14にラッチされたカウント値が、位相操作量として使用される。
一方、カウンタ13は、位相遅れ時は、図7(b)に示すように、正規化部12から負の値が送られてきている間、所定のクロックにしたがって、ゼロを初期値としてカウントダウンを行う。
ラッチ14は、正規化部12で正規化された値が負からゼロに変化したタイミングで、カウンタ13から送られてきているカウント値をラッチする。この時点で、カウンタ13の内容はクリアされる。ラッチ14にラッチされたカウント値が、位相操作量として使用される。
図8は位相同期回路の制御系を示す図である。制御回路3のA/D端子に、電圧変換回路2の出力電圧が入力されると、位相操作量変換部36は、出力電圧を位相操作量に変換する。加算器31は、基準値「0」から位相操作量を引いた差を求め、その差は増幅器32により増幅された後に、加算器33により正弦波の周波数基準カウント値に加算される。
インバータ電圧基準生成部34は、加算器33の加算結果に基づき、インバータ電圧基準を生成し、インバータ基準正負パルス変換部35は、生成されたインバータ電圧基準をインバータ基準正負パルスに変換して、自インバータ装置の位相信号として、PLL回路1の入力端子Bに送る。
以上の制御により、位相遅れの時には、図9に示すように、周波数基準カウント値に位相操作量が加えられて位相が進む。位相進みの時は、周波数基準カウント値から位相操作量が引かれて位相が遅れる。その結果、位相操作量は、時間の経過と共に減衰していき、最終的に「0」となる。
本発明は、並列接続により交流電力の負荷増設を可能とし、高信頼性が求められるインバータ装置に適用可能である。
本発明の実施例1の並列運転インバータ装置の位相同期回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1の並列運転インバータ装置の位相同期回路で使用されるPLL回路の状態遷移図である。 本発明の実施例1の並列運転インバータ装置の位相同期回路で使用されるPLL回路の入力信号と出力信号との関係を示すタイミングチャートである。 本発明の実施例1の並列運転インバータ装置の位相同期回路で使用される電圧変換回路の動作を説明するための図である。 本発明の実施例1の並列運転インバータ装置の位相同期回路の制御回路で行われる位相操作量変換を実現するための構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1の並列運転インバータ装置の位相同期回路の制御回路で行われるA/D変換及び正規化を説明するための図である。 本発明の実施例1の並列運転インバータ装置の位相同期回路の制御回路で行われる位相操作量の生成を説明するための図である。 本発明の実施例1の並列運転インバータ装置の位相同期回路の制御系を説明するための図である。 本発明の実施例1の並列運転インバータ装置の位相同期回路の制御系において位相遅れ時の動作を説明するための図である。
符号の説明
1 PLL回路
2 電圧変換回路
3 制御回路
11 A/D変換器
12 正規化部
13 カウンタ
31,33 加算器
32 増幅器
34 インバータ電圧基準生成部
35 インバータ基準正負パルス変換部
36 位相操作量変換部
OP オペアンプ

Claims (2)

  1. 複数のインバータ装置を並列運転させる際に各インバータ装置の位相を同期させる並列運転インバータ装置の位相同期回路であって、
    他インバータ装置からの位相信号が入力されてから自インバータ装置からの位相信号が入力されるまでの第1期間に電源電圧を出力し、前記自インバータ装置からの位相信号が入力されてから前記他インバータ装置からの位相信号が入力されるまでの第2期間にグランド電圧を出力し、前記第1期間及び前記第2期間以外の期間にハイインピーダンス状態になるPLL回路と、
    前記PLL回路の出力が電源電圧になった時にはグランド電圧に変換し、グランド電圧になった時には電源電圧に変換し、ハイインピーダンス状態になった時は電源電圧の1/2の電圧に変換する電圧変換回路と、
    前記電圧変換回路の出力が電源電圧の1/2の電圧より大きい場合に位相を遅らせる位相信号を生成し、電源電圧の1/2の電圧より小さい場合に位相を進める位相信号を生成して前記PLL回路にフィードバックする制御回路と、
    を備えることを特徴とする並列運転インバータ装置の位相同期回路。
  2. 前記制御回路は、
    前記電圧変換回路から出力される電圧をデジタル値に変換するA/D変換器と、
    前記A/D変換器から出力されるデジタル値を、電源電圧の1/2の電圧をゼロとする正又は負のデジタル値に正規化する正規化部と、
    前記正規化部で正規化されたデジタル値が正又は負の値を継続している期間をカウントするカウンタとを備え、
    前記カウンタでカウントされた値を位相操作量として位相を進める又は遅らせる位相信号を生成して前記PLL回路にフィードバックすることを特徴とする請求項1記載の並列運転インバータ装置の位相同期回路。
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