JPH0682234B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0682234B2
JPH0682234B2 JP61010696A JP1069686A JPH0682234B2 JP H0682234 B2 JPH0682234 B2 JP H0682234B2 JP 61010696 A JP61010696 A JP 61010696A JP 1069686 A JP1069686 A JP 1069686A JP H0682234 B2 JPH0682234 B2 JP H0682234B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プロセスカートリッジを着脱可能な画像形成
装置に関する。
〔従来の技術〕
近来、画像形成装置としては上記のようなカートリッジ
式のものが種々考案されるようになってきている。プロ
セスカートリッジはそれに含ませる1つ或は複数のプロ
セスユニットの種類や組合せ等により様々な形態に形成
され、画像形成装置本体に対して着脱自在に適用使用さ
れる。
画像形成装置をカートリッジ式に構成するのは概略以下
のような理由による。まず像担持体(一般に感光ドラ
ム、以下感光ドラムと記す)と、その周辺に配置される
プロセスユニットはその相互配列位置精度を精密に保つ
必要があるため、装置の保守・点検などに際し各々のプ
ロセスユニットが感光ドラムに対し独立に装置本体に設
置されている場合にはその作業が難しくなるという点が
ある。また感光ドラムはその寿命に応じて交換する必要
があるため、その周辺のプロセスユニットの寿命もドラ
ムと同等にし一体として交換できれば都合がよいという
点もある。而してこれ等の点は画像形成装置をカートリ
ッジ式に構成することにより合理的に対処できる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、カートリッジ式画像形成装置は感光ドラムとそ
の周辺のプロセスユニットを一体的に1つの枠内に収容
して画像形成装置本体に対して着脱自由に装着するとい
う構成上の理由からプロセスカートリッジ(以下、カー
トリッジと略記する)特有の問題があり、そのためカー
トリッジの使用限界が短くなる短所も同時に有してい
た。
その大きな原因の1つにカートリッジ内の空気流通性の
悪さがあげられる、即ち上述したような構成をとるため
カートリッジは実質的に密閉構造に近くなり、必然的に
カートリッジ内の空気の流通は悪くなる。このため、感
光ドラム周辺のプロセスユニット例えば現像器やクリー
ナから漏れて出た現像剤がカートリッジ内から排出され
ず他のカートリッジ内プロセスユニット例えば帯電器に
付着して帯電器の長期的な安定した放電を阻害すること
があった。又帯電器のコロナ放電により発生したオゾン
が帯電器内部やカートリッジ内の他の部分に滞留するこ
とにより、感光ドラム表面或はカートリッジ内の他の部
分の劣化を早めてしまうことがあった。更にはカートリ
ッジ内各部の温度が上昇しても空気の流通が悪く冷却が
行えず異常昇温によるプロセスユニットの機能低下をも
たらすという問題もあった。
本発明はカートリッジ式画像形成装置についての上記の
ような問題点を解消することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点を解決する本発明は、像担持体と、前記像担
持体に作用して前記像担持体に帯電を行う帯電手段と、
を有するプロセスカートリッジを着脱可能であって、記
録媒体に画像を形成する画像形成装置において、 プロセスカートリッジを装着するための装着手段と、 熱を用いて、前記記録媒体に画像の定着を行う加熱定着
手段と、 前記装着手段に装着されたプロセスカートリッジの有す
る前記帯電手段周辺の空気を装置本体外へ排気するため
に前記プロセスカートリッジに設けられた開口と接続す
る第1の開口と、前記加熱定着手段周辺の空気を装置本
体外へ排気するために前記加熱定着手段に設けられた開
口と接続する第2の開口と、を有するダクトと、 前記第1の開口と第2の開口とから空気を吸引して、そ
の空気を装置本体外へ排気するための空気流発生手段
と、 前記空気流発生手段による空気の流れる方向において、
前記ダクト内部に前記第1の開口の下流側であって前記
第2の開口の上流側に設けられたシャッタ手段と、 画像形成工程時には、前記第1の開口からの空気が流れ
るように前記ダクトを開放して、非画像形成工程時に
は、前記第1の開口からの空気が流れることがないよう
に前記ダクトを閉鎖するよう前記シャッタ手段を駆動す
る駆動手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置を要旨とする。
〔作用〕
上記の構成によりカートリッジ内の空気の流通が積極的
になされ、空気流通の悪さに起因する前述のような諸問
題は良好に解消される。
それに加えて本発明によれば、プロセスカートリッジ内
の部品に浮遊塵等の付着が生ずることなく、非画像形成
工程中に加熱定着手段からの熱を装置本体外へ効率良く
排出させることができる。
〔実施例〕
図面は本発明の一実施例画像形成装置を示すもので、第
1図は全体的な概略構成を示す縦断正面図、第2図は該
装置のプロセスカートリッジ部分の拡大縦断正面図であ
る。
なお以下説明する実施例は、画像形成装置、更に詳しく
は像担持体と、該像担持体の周辺に配置される少なくと
も1つのプロセスユニット(画像形成プロセス機器)を
含み一体的に着脱できるプロセスカートリッジを有する
画像形成装置(以下カートリッジ式画像形成装置と記
す)に関する。
またさらに以下説明する実施例は、像担持体と、該像担
持体の周辺に配備される少なくとも1つの画像形成プロ
セス機器を含み一体的に着脱できるプロセスカートリッ
ジを有する画像形成装置において、プロセスカートリッ
ジ側と画像形成装置本体側とに、プロセスカートリッジ
が画像形成装置本体に装着状態にあるとき互いに対向し
てプロセスカートリッジ内と画像形成装置本体側との間
に連通通風路を形成する通風開口部を具備させた画像形
成装置である。なお、プロセスカートリッジ内と画像形
成装置本体側との間に形成される連通通風路は、プロセ
スカートリッジ内へ空気を送り込む送風路、またはプロ
セスカートリッジ内の空気を排出する排風路、もしくは
その両者である画像形成装置である、またさらに、画像
形成工程実行中は通風路を開き状態に保持し、それ以外
のときは遮断状態に保持する通風路開閉シャッタ機構を
設けた画像形成装置である。さらに、プロセスカートリ
ッジが放電器を含み、該放電器の内空が通風路の一部と
なっている画像形成装置である。またさらに、画像形成
装置本体側の光学系配設部が通風路の一部となっている
画像形成装置である。
本例の画像形成装置はカートリッジ式で、且つ光学系移
動型・回転ドラム型の転写式電子写真複写装置である。
第1図において1は固定の原稿載置ガラスであり、該ガ
ラス上面の所定位置に原稿2を複写すべき画像面を下向
きにして載置し、その上から原稿圧着板1aをかぶせるこ
とにより原稿セットがなされる。
3〜9は原稿載置ガラス1の下面側に配設した移動型光
学系であり、具体的に3は原稿照明ランプ、4〜6は移
動第1ミラー・同第2ミラー・同第3ミラー、7〜9は
固定第4ミラー・同第5ミラー・同第6ミラー、10は移
動第3ミラーと固定第4ミラーとの間に配設した結像レ
ンズである。ランプ3と移動第1ミラー4は原稿載置ガ
ラス1の下面に沿ってガラスの図面上左辺側から右辺側
へ所定の速度で往復移動駆動され、それに連動して移動
第2ミラー5と同第3ミラー6が動方向に上記ランプ3
・移動第1ミラー4の1/2の速度で往復移動し、これに
より原稿載置ガラス1の上面に載置セットされている原
稿2の下向き画像面が左辺側から右辺側に順次に照明及
びミラー走査され、その走査原稿光像が像担持体たる回
転感光ドラム11の周面に順次に結像露光される。ランプ
3、移動第1〜第3ミラー4・5・6は所定の往動終点
に到達すると復動に転じられてはじめの往動始点位置に
戻される。
感光ドラム11は軸11aを中心に矢印方向に所定の周速度
で回転駆動され、上記走査原稿光像の結像露光位置より
も感光ドラム回転方向上流側に位置する帯電器12により
正又は負の均一帯電処理を受け、その帯電面に上記走査
原稿光像の結像露光を順次に受けることにより感光ドラ
ム周面に原稿画像に対応する静電像が順次に形成されて
いく。
上記感光ドラム周面の形成静電像は次いで第1の現像器
13又は第2の現像器13でトナー像として顕像化される。
本例装置において第1の現像器13は色トナー(赤・青等
の色トナー)を収容した現像器、第2の現像器14は黒ト
ナーを収容した現像器であり、コンソール部(不図示)
で何れか所望の現像器を選択すると選択された現像器が
感光ドラム11に対して作用状態になる前進位置に移動し
てその位置に保持され、他の現像器は感光ドラム11に対
して非作用の後退位置に保持される。図は黒トナーを収
容した第2の現像器14が選択されて感光ドラム11に作用
状態になっている状態を示した。
感光ドラム11周面のトナー現像画像は転写帯電器15位置
で感光ドラム11と転写帯電器15との間に感光ドラム11の
回転と同期取りされて給紙部から給送された転写紙面に
順次に転写される。像転写を受けた転写紙は分離帯電器
27により感光ドラム11面から順次に分解され、搬送部28
を介して定着器29へ送り込まれる。該定着器29で転写紙
面の転写像は永久固着像として定着される。次いでその
転写紙は第1排出ローラ30へ送られ、フラッパ31の上縁
とガイド32の間に案内され、第2排出ローラ34に至る。
その途中に補助ガイド部材33があるが、このガイド部材
33は矢印方向に回転自在となっているので転写紙の通過
に対して影響を与えない。而して転写紙は第2排出ロー
ラ34から装置外のトレイ35上に画像形成物(コピー)と
して排出される。
トナー像転写後の感光ドラム11面はクリーナ16位置を通
過することにより転写残りトナー分の除去を受け、次い
で前露光ランプ17による光照射を受けることにより表面
電荷の除去(電気的メモリの除去)を受け、再び帯電器
12による均一帯電を受けることにより繰り返して画像形
成に供される。
給紙部は本例装置の場合第1及び第2の上下2つの給紙
カセット19a・19bを装着して選択使用できるようになっ
ており、コンソール部で第1又は第2の何れかの給紙カ
セット19a又は19bを選択すると選択したカセット側の給
紙制御系がオン状態となる。而して選択されたカセット
側の給紙ローラ20a又は20bによりカセット19a又は19b内
の収納転写紙18a又は18bの上面に繰り出し力が作用し最
上位の転写紙が分離ローラ対21a又は21bに送り込まれ
る。該ローラ対21a又は21bは転写紙が重なって複数枚送
り込まれたときに最上位の1枚だけ分離搬送する役目を
する。分離ローラ対21a又は21bで1枚宛給送された転写
紙18a又は18bはガイド板22a間又は22b間を通ってその時
点では回転停止しているレジスタローラ対24のニップ部
に至り先端部が一旦受け止められる。該レジスタローラ
対24は回転感光ドラム11の周面に形成されたトナー画像
の先端辺位置が転写帯電器15の位置に回動位置したとき
給送転写紙の先端辺部もその位置に丁度到達一致するタ
イミングを得られるように感光ドラム11の回転と同期取
りされて回転を開始され、ガイド25・26を通して転写紙
の転写部への給送がなされる。
尚、本例の画像形成装置は一方面に画像形成を行った転
写紙(片面コピー)を表裏反転して転写部へ再給送した
多面側にも画像形成を行う両面コピー機能を有するもの
で、50はガイド板51と複数対の給送ローラ52とからな
り、補助ガイド部材33・第2排出ローラ34と協動して一
方面に像形成済の転写紙を表裏反転して転写部へ再給送
するための紙パスであるが、この両面コピー機能は本発
明の要点外であるからその詳細な説明は省略する。
Aは画像形成装置本体に対して着脱自在のプロセスカー
トリッジであり、本例装置の場合は感光ドラム11・帯電
器12・クリーナ16の3器についてそれ等を一つの共通の
枠36内に収容してプロセスカートリッジとしてある。
該カートリッジAの画像形成装置本体に対する着脱操作
は、画像形成装置本体の外装筐の前面扉(不図示)を開
いて装置内を開放する。この前面扉が開かれるとドアス
イッチ(不図示)がオフとなって電源回路が自動的に遮
断され、電気的な安全性が確保される。そして画像形成
装置本体内に固定配設してある前後方向(図の紙面と垂
直方向)のガイド37を案内としてカートリッジAを装置
内に押し込む、或は装置内から引張って引き出すことに
より装置本体に対するカートリッジAの着脱がなされ
る。カートリッジAの装着操作においてカートリッジを
十分に押し込むと案内によりカートリッジAは最終的に
第2図示のようにガイド37から少し浮いて装置本体側と
カートリッジA側とに相対的に設けたピンと嵌合孔等の
不図示の手段により安定に位置決め保持状態となる。又
不図示の装置本体側の給電子及び機械的駆動部材と、カ
ートリッジA側の受電子及び機械的従動部材とが合致係
合してカートリッジAは装置本体側に対して電気回路的
及び機械的に結合化状態となる。次いで前面扉を閉じる
ことによりドアスイッチがオンとなり画像形成装置は使
用可能状態となる。
カートリッジA内の帯電器12の背面板には開口121を形
成してある。カートリッジ枠36には上記帯電器12の背面
開口121が対応する面部分に第1の開口361を、その第1
の開口361に近接する面部分に第2の開口362を、更にそ
の第2の開口362に近接する面部分に第3の開口363を形
成してある。上記第2の開口362には透明シート40を張
設してある。
又カートリッジ着脱ガイド37には、カートリッジAが画
像形成装置本体に装着された状態において上記カートリ
ッジ枠36に形成した第1〜第3の開口361・362・363
夫々対応する面部分に第1〜第3の開口371・372・373
を形成してある。
39は画像形成装置本体内を光学系部分とそれより下方の
機構部分とに実質的に区画する遮光ステーであり、該ス
テーに開口部391を設け、該開口と前記カートリッジ着
脱ガイド37の第1の開口371とをダクト38で接続させて
ある。
45は画像形成装置本体外装筐の奥側板の左上隅部に配設
した外気吸い込みファンであり、このファンにより外気
が除塵フィルタ付開口(不図示)を通して装置本体の光
学系区画空間内に導入され、装置本体外装筐の右側板面
に配設したルーバ開口46より外部へ抜け出る。
42は画像形成装置本体外装箱の左側板面に配設したルー
バ開口であり、該ルーバ開口と前記カートリッジ着脱ガ
イド37の第3の開口373とはダクト41で接続させてあ
る。このダクト41内の途中にはオゾン処理用フィルタ43
及び排気ファン44を設置してある。
カートリッジAが装置本体内に装着された状態におい
て、光学系区画空間とカートリッジA内とが遮光ステー
39の開口391→ダクト38→カートリッジ着脱ガイド37の
第1の開口371→カートリッジ枠36の第1の開口361→帯
電器12の背面開口121→帯電器12内→帯電器12の放電開
口と感光ドラム11との間隙部bの経路で連通化する。又
カートリッジA内とダクト41とがカートリッジ枠36の第
3の開口363→カートリッジ着脱ガイド37の第3の開口3
73の経路で連通化する。そしてカートリッジ枠36の透明
シート40を張設した第2の開口362はカートリッジ着脱
カイド37の第2図の開口372に対応位置して、カートリ
ッジ着脱ガイド37の外側で開口372の位置に配設した前
露光ランプ17の光が開口372→透明シート40→開口362
通して感光ドラム11面に照射可能状態となる。
而して外気吸い込みファン45の作動により光学系区画空
間内に導入された除塵外気は照明系を冷却してルーバ開
口46から装置外へ排出される。又光学系区画空間内に導
入された上記外気の一部は遮光ステー39の開口391より
ダクト38内に入り前記したように開口371→同361→同12
1を通って帯電器12内へ入り込み、帯電器12の放電開口
と感光ドラム11との、感光ドラム回転方向上流側の隙間
部bからカートリッジAの内空へ吹き出し的に流れ込
む。又感光ドラム回転方向下流側の隙間部aからもカー
トリッジA外へ流れ出る。本例の場合上記両隙間部a・
bについて隙間部bの方を同aよりも大きく設定して隙
間部bからの吹き出し空気量の割合が隙間部aからのそ
れよりも大きくなるようにしてある。一方排気ファン44
の作動によりカートリッジA内の空気は開口363→同373
→ダクト41→ルーバ開口42の径路で装置本体外へ排出さ
れる。
上記のような空気の流れは画像形成装置の動作中継続し
て発生しているので、カートリッジA内の熱気ごもりに
よる異常昇温が防止される。尚光学系区画空間からダク
ト38を介してカートリッジA内へ入る空気は光学系区画
空間にファン45に吸い込まれた後の経過時間が短いので
その温度上昇は小さい。ダクト38に入る空気の温度上昇
を最低に押える目的においては開口391を光学系区間空
間の空気流れ方向上流側へ配設するようにすればよい。
又上記ダクト38を経由して帯電器12内へ入った空気は帯
電器12の放電開口と感光ドラム11との隙間部bと同aか
ら夫々クリーナ16側と現像器13・14側へ吹き出し的に流
れ出るので、それ等のプロセスユニット16、13・14から
帯電器12内へ入り込もうとする飛散現像剤やその他の浮
遊塵の帯電器内侵入が防止され、放電ワイヤ122をはじ
めとする帯電器内部の汚損による放電ムラ等が防止され
る。
帯電器12内で生じるオゾンは隙間部bからカートリッジ
A内へ流れ出る空気と共にカートリッジA内へ入り、次
いでダクト41内へ入り、該ダクト41内に配設したオゾン
処理フィルタ43で分解され、オゾンを実質的に含まない
空気がルーバ開口42から排出される。従って帯電器12内
・カートリッジA内でのオゾン滞留による感光ドラム11
・帯電器12をはじめとするカートリッジ内要素のオゾン
の酸化作用による劣化等が防止される。
図示例装置においては定着器29の上面側にも開口291
形成し、その開口291に対応位置するダクト41のダクト
壁面部分に開口411を形成することにより定着器29内と
ダクト41内とを連通化させてある。これにより定着器29
内に生じる熱気がダクト41を通して排出され、定着器29
の熱気による画像形成装置内の過昇温が防止される。尚
本例装置の定着器29はヒータ293を定着ローラ292内に設
置した所謂ヒートローラ形式のものである。
又図示例の装置では画像形成装置本体とプロセスカート
リッジAの間でカートリッジA内へ空気を導入する通風
系と、カートリッジA内の空気を排出する通風系の送風
・排風2系統の通風路を具備させてあるが、カートリッ
ジA内へ空気を導入する通風系のみ、或はカートリッジ
A内の空気を排出する通風系のみ具備させるようにして
も前述のような問題点を解消してプロセスカートリッジ
の寿命を高める効果が得られる。
感光ドラム11は一般に画像形成工程実行過程では回転駆
動させ、それ以外は回転駆動を停止させるように制御さ
れる。そこで外気吸い込みファン45についてはそれに合
せて画像形成工程実行過程では作動させ、それ以外のと
きは停止させるように制御してもよい。排気ファン44に
ついては、定着器29がヒートローラ形式のもの或はその
他の電熱式のものである場合には適正な定着温度を維持
させるべく画像形成工程実行過程以外のときにも通電が
行われ熱気を発生しているのでその熱気を排除すべく画
像形成工程事項過程以外のときも継続的に作動状態にさ
せておくのがよい。
ただ上記のような制御構成とした場合、画像形成工程実
行過程以外のときは帯電器12内への積極的な空気導入は
なく、一方カートリッジA内の空気は排気ファン44の作
動によりダクト41を介して積極的に排気される関係とな
り、その結果帯電器12内へ空気がダクト38を通して積極
的に導入される前述の場合とは逆に、帯電器12の放電開
口と感光ドラム11との隙間部aから現像器13・14側の現
像剤等浮遊塵を含む空気が吸い込まれる空気の流れを生
じて帯電器内更にはカートリッジA内の汚損を招き易
い。
そこでこの場合にはダクト41の、カートリッジ着脱ガイ
ド37の第3の開口373と、定着器29の開口291に対向する
開口411との間のダクト内途中位置にダクト開閉シャッ
タ機構60を設ける。図示例のシャッタ機構60が電磁ソレ
ノイド48への通電−オフのときはシャッタ板47が回動軸
471を中心にばね49の力でシャッタ板47がストッパ412
当接するまで反時計方向に回動されてダクト41が閉塞化
状態(第2図2点鎖線示)に保持され、電磁ソレノイド
48への通電−オンのときはシャッタ板47が軸471を中心
にばね49の力に抗して時計方向に回動され、ダクト41が
開き状態(第2図実線示)に保たれる。
而して画像形成工程実行過程中は電磁ソレノイド48へ通
電を行わせてダクト41を開き状態に保たせ、画像形成工
程実行過程以外のときは通電をオフにしてダクト41をシ
ャッタ機構位置で閉塞化させる。これにより画像形成工
程実行過程以外のときはカートリッジA内の空気はダク
ト41を介して排気されず、従って前記したような隙間部
aを介しての空気の帯電器内への流入更にはカートリッ
ジA内への流入現象を生じない。一方定着器29内に生じ
る熱気の排除はその間も支障なく行われる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、カートリッジ式画像形成
装置についての前述のような諸問題を解消することがで
き所期の目的がよく達成される。
それに加えて本発明によれば、プロセスカートリッジ内
の部品に浮遊塵等の付着が生ずることなく、非画像形成
工程中に加熱定着手段からの熱を装置本体外へ効率良く
排出させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例画像形成装置を示すもので、第
1図は全体的な構成を示す縦断正面図、第2図は該装置
のプロセスカートリッジ部分の拡大縦断面図である。 11……感光ドラム11 12……帯電器12 16……クリーナ 29……定着器 291、363、373……開口 38……送風用ダクト 41……排風用ダクト 47……シャッタ板 48……電磁ソレノイド 60……シャッタ機構 A……プロセスカートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小沢 隆志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 白鳥 達哉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 楠元 俊彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 笠村 敏郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 木村 彰良 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 大橋 将志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小池 道郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−57258(JP,A) 特開 昭59−19958(JP,A) 特開 昭59−19957(JP,A) 実開 昭58−11748(JP,U) 特公 平1−45635(JP,B2) 実公 平2−14048(JP,Y2)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、前記像担持体に作用して前記
    像担持体に帯電を行う帯電手段と、を有するプロセスカ
    ートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成
    する画像形成装置において、 プロセスカートリッジを装着するための装着手段と、 熱を用いて、前記記録媒体に画像の定着を行う加熱定着
    手段と、 前記装着手段に装着されたプロセスカートリッジの有す
    る前記帯電手段周辺の空気を装置本体外へ排気するため
    に前記プロセスカートリッジに設けられた開口と接続す
    る第1の開口と、前記加熱定着手段周辺の空気を装置本
    体外へ排気するために前記加熱定着手段に設けられた開
    口と接続する第2の開口と、を有するダクトと、 前記第1の開口と第2の開口とから空気を吸引して、そ
    の空気を装置本体外へ排気するための空気流発生手段
    と、 前記空気流発生手段による空気の流れる方向において、
    前記ダクト内部に前記第1の開口の下流側であって前記
    第2の開口の上流側に設けられたシャッタ手段と、 画像形成工程時には、前記第1の開口からの空気が流れ
    るように前記ダクトを開放して、非画像形成工程時に
    は、前記第1の開口からの空気が流れることがないよう
    に前記ダクトを閉鎖するよう前記シャッタ手段を駆動す
    る駆動手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記駆動手段は電磁ソレノイドを有する特
    許請求の範囲第(1)項に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記プロセスカートリッジは、前記像担持
    体と前記帯電手段とに加えて、前記像担持体上の残留ト
    ナーを除去するクリーニング手段を有する特許請求の範
    囲第(1)項に記載の画像形成装置。
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