JPH0681540A - パワーウィンドウの制御装置 - Google Patents

パワーウィンドウの制御装置

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JPH0681540A
JPH0681540A JP4260669A JP26066992A JPH0681540A JP H0681540 A JPH0681540 A JP H0681540A JP 4260669 A JP4260669 A JP 4260669A JP 26066992 A JP26066992 A JP 26066992A JP H0681540 A JPH0681540 A JP H0681540A
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motor
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守彦 豊鷲見
Naohiro Nakatsuji
直宏 中辻
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H7/00Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
    • H02H7/08Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors
    • H02H7/085Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors against excessive load
    • H02H7/0851Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors against excessive load for motors actuating a movable member between two end positions, e.g. detecting an end position or obstruction by overload signal
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F15/00Power-operated mechanisms for wings
    • E05F15/40Safety devices, e.g. detection of obstructions or end positions
    • E05F15/41Detection by monitoring transmitted force or torque; Safety couplings with activation dependent upon torque or force, e.g. slip couplings
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/10Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
    • E05Y2900/13Type of wing
    • E05Y2900/148Windows

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  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、自動開閉時のみならず手動開閉
時における手等の挟み込みを防止できるようにすること
を目的とする。 【構成】 助手席用サブスイッチ57の閉操作により通
電部56によってパワーウィンドウモータ58に閉塞方
向に通電され、挟み込みが生じたときに、挟み込み検出
手段61から検出信号が出力される間に助手席用マスタ
ースイッチ39の開操作があれば、遮断部63により通
電部56によるモータ58の閉塞方向への通電を遮断
し、モータ反転部65によりモータ58に開放方向に通
電してモータ58を反転するものである。 【効果】 従って、手動開閉用のサブスイッチ57の閉
操作時に挟み込みが生じた場合であっても、挟み込みを
回避することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のパワーウィ
ンドウの閉動作中に手が挟まれる等の異常を検知する安
全機能を備えたパワーウィンドウの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】4ドアの自動車のパワーウィンドウシス
テムでは、一般に運転席ドアに運転席ドアの窓開閉用の
運転席パワーウィンドウスイッチのほか助手席ドア及び
左右後部座席ドアの窓開閉用の各マスタースイッチが配
設され、助手席ドア及び両後部座席ドアに各ドアの窓開
閉用のサブスイッチがそれぞれ配設されており、運転席
パワーウィンドウスイッチには、ワンタッチで運転席ド
ア窓を全開,全閉する自動開閉機能及びスイッチを操作
している間だけ窓を開,閉する手動開閉機能の2つの機
能が設けられ、各マスタースイッチ及び各サブスイッチ
には上記した手動開閉機能だけが設けられている。
【0003】図7はこのようなパワーウィンドウシステ
ムにおける制御装置の結線図の一例であり、メインヒュ
ーズ1を介してヒューズボックス内に設けられたパワー
ウィンドウリレー2のa接点2aの一端がバッテリに接
続され、このa接点2aの他端には、ヒューズボックス
内のヒューズ3,4,5をそれぞれ介して上記した左後
部座席用マスタースイッチ6,右後部座席用マスタース
イッチ7,助手席用マスタースイッチ8の各アップ側ス
イッチ部6u,7u,8u及び各ダウン側スイッチ部6
d,7d,8dの常開端子が接続されている。
【0004】また、パワーウィンドウリレー2のa接点
2aの他端には、ヒューズボックス内のヒューズ9を介
して運転席パワーウィンドウ用コントロールユニット1
0の電源端子が接続され、このコントロールユニット1
0の自動アップ入力端子AU,手動アップ入力端子M
U,手動ダウン入力端子MD,自動ダウン入力端子AD
には、運転席パワーウィンドウスイッチ11の自動アッ
プ端子11a,手動アップ端子11b,手動ダウン端子
11c、自動ダウン端子11dが接続され、運転席パワ
ーウィンドウスイッチ11の切換片11eがコントロー
ルユニット10のアース端子と共にアースされている。
【0005】さらに、各マスタースイッチ6〜8の各ス
イッチ部6u,6d,7u,7d,8u,8dの常閉端
子とアースとの間に、運転席ドアに設けられているメイ
ンスイッチ12が接続され、このメインスイッチ12を
オンすることにより、各マスタースイッチ6〜8及び後
述する各サブスイッチの操作が可能となり、メインスイ
ッチ12をオフすることにより、各マスタースイッチ6
〜8及び各サブスイッチの操作は不可能となる。
【0006】そして、左後部座席用マスタースイッチ6
の両スイッチ部6u,6dの共通端子には左後部座席用
サブスイッチ13のアップ側スイッチ部13u及びダウ
ン側スイッチ部13dの常閉端子がそれぞれ接続され、
これら両スイッチ部13u,13dの常開端子はヒュー
ズ3を介してリレー2のa接点2aの他端に接続され、
両スイッチ部13u,13dの共通端子間に配線用遮断
器14と左後部座席用パワーウィンドウモータ15の直
列回路が接続されている。
【0007】また、右後部座席用マスタースイッチ7の
両スイッチ部7u,7dの共通端子には右後部座席用サ
ブスイッチ16のアップ側スイッチ部16u及びダウン
側スイッチ部16dの常閉端子がそれぞれ接続され、こ
れら両スイッチ部16u,16dの常開端子はヒューズ
4を介してリレー2のa接点2aの他端に接続され、両
スイッチ部16u,16dの共通端子間に配線用遮断器
17と右後部座席用パワーウィンドウモータ18の直列
回路が接続されている。
【0008】さらに、助手席用マスタースイッチ8の両
スイッチ部8u,8dの共通端子には助手席用サブスイ
ッチ19のアップ側スイッチ部19u及びダウン側スイ
ッチ部19dの常閉端子がそれぞれ接続され、これら両
スイッチ部19u,19dの常開端子はヒューズ5を介
してリレー2のa接点2aの他端に接続され、両スイッ
チ部19u,19dの共通端子間に配線用遮断器20と
助手席用パワーウィンドウモータ21の直列回路が接続
されている。
【0009】そして、コントロールユニット10のアッ
プ出力端子OUとダウン出力端子ODとの間に配線用遮
断器22と運転席用パワーウィンドウモータ23の直列
回路が接続されており、モータ23の回転量等から運転
席ドアの窓の全開及び全閉を検出する検出手段がコント
ロールユニット10の検出信号入力端子とアースとの間
に設けられ、この検出手段による全開,全閉検出信号が
コントロールユニット10に入力されることにより、自
動開閉動作が終了する。
【0010】また、ヒューズボックス内にはキーオフタ
イマ回路24が設けられ、このタイマ回路24の電源端
子がヒューズを介してバッテリに接続され、タイマ回路
24の出力端子とアースとの間にパワーウィンドウリレ
ー2のリレーコイル2bが接続され、このタイマ回路2
4はイグニッションキースイッチのオンにより動作し、
イグニッションキースイッチのオフ後も所定のタイマ時
間タイマ回路24が動作を保持し、この間も各スイッチ
6〜8,11,13,16,19を操作できるようにリ
レーコイル2bを励磁状態に保持するようになってい
る。
【0011】そして、運転席パワーウィンドウスイッチ
11を自動アップ端子11a又は自動ダウン端子11d
側に切換操作すると、コントロールユニット10から運
転席用パワーウィンドウモータ23に閉塞方向又は開放
方向に電流が流れ、運転席ドアの窓が全閉又は全開状態
になるまで自動的に閉塞又は開放され、自動開閉が行わ
れる。
【0012】一方、運転席パワーウィンドウスイッチ1
1を手動アップ端子11b又はダウン端子11c側に切
換操作すると、コントロールユニット10から運転席用
モータ23に、運転席パワーウィンドウスイッチ11を
操作している間だけ閉塞方向又は開放方向に電流が流れ
て運転席ドアの窓が閉塞又は開放され、手動開閉が行わ
れる。
【0013】また、各マスタースイッチ6〜8をアップ
側又はダウン側に切換操作すると、これらのスイッチ6
〜8のアップ側スイッチ部6u,7u,8u又はダウン
側スイッチ部6d,7d,8dが常開端子側に切り換わ
り、各モータ15,18,21に各スイッチ6〜8を操
作している間閉塞方向又は開放方向に電流が流れて左,
右後部座席ドア,助手席ドアの窓が閉塞又は開放され、
手動開閉が行われる。
【0014】さらに、各サブスイッチ13,16,19
をアップ側又はダウン側に切換操作した場合も、これら
のスイッチ13,16,19のアップ側スイッチ部13
u,16u,19u又はダウン側スイッチ部13d,1
6d,19dが常開端子側に切り換わり、各モータ1
5,18,21に各スイッチ13,16,19を操作し
ている間閉塞方向又は開放方向に電流が流れ、左,右後
部座席ドア,助手席ドアの窓が手動操作により閉塞又は
開放される。
【0015】一方、このような構成において、例えば左
後部座席用マスタースイッチ6と左後部座席用サブスイ
ッチ13とを同時に逆操作をした場合、即ち左後部座席
用サブスイッチ13をアップ側に切換操作してアップ側
スイッチ部13aが常開端子側に切り換わっている状態
で左後部座席用マスタースイッチ6をダウン側に切換操
作すると、アップ側スイッチ部13aの常開端子を介し
て助手席用パワーウィンドウモータ15に閉塞方向に電
流が流れているときにマスタースイッチ6のダウン側ス
イッチ部6dが常開端子側に切り換わるため、助手席用
パワーウィンドウモータ15が閉塞方向に回転している
途中で停止する。他のマスタースイッチとサブスイッチ
の同時逆操作の場合も同様である。
【0016】他方、運転席以外でサブスイッチ13,1
6,19がアップ側に切換操作されて誤って手や首等が
挟まれた場合には、サブスイッチをダウン側に切り換え
ることにより手等の挟み込みを回避できるが、幼児等が
スイッチ装置をする場合には必ずしもこのような回避操
作を行えるとは限らない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
場合に運転席において対応する座席のマスタースイッチ
6〜8をダウン側に切換操作することによって手等の挟
み込みを回避することも考えられるが、マスタースイッ
チとサブスイッチを同時に逆操作すると上記したように
パワーウィンドウモータが停止するだけで開放方向に回
転しないため、手等の挟み込みを回避することができ
ず、マスタースイッチの操作を停止した場合にはパワー
ウィンドウモータが再び閉塞方向に回転して挟み込みを
続けるという事態も考えられ、マスタースイッチの操作
を停止することができなくなる場合がある。
【0018】このような手等の挟み込みを防止する手法
として、例えば特開昭61−78984号公報に記載の
ようなパワーウィンドウ安全装置が提案されているが、
いわゆる自動開閉時の挟み込みを防止するものであり、
上記したような手動開閉時におけるマスタースイッチと
サブスイッチの同時逆操作によるパワーウィンドウモー
タの停止まで考慮した挟み込みの防止装置ではない。
【0019】そこでこの発明は、上記のような問題点を
解消するためになされたもので、自動開閉時のみならず
手動開閉時における手等の挟み込みを防止できるように
することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明に係るパワーウ
ィンドウの制御装置は、運転席に設けられた自動開閉用
パワーウィンドウスイッチの開,閉操作により窓が全
開,全閉するまで前記窓を自動開閉し、全閉動作途中に
おけるパワーウィンドウの過負荷発生時に前記窓を開放
する安全機能を有するパワーウィンドウの制御装置にお
いて、運転席以外の座席に設けられた当該窓の手動開閉
用パワーウィンドウスイッチと、前記手動開閉用パワー
ウィンドウスイッチが開,閉操作される間当該窓のパワ
ーウィンドウモータに開放,閉塞方向に通電する通電部
と、前記通電部による前記パワーウィンドウモータの閉
塞方向への通電中に窓への手等の挟み込みを検出したと
きに検出信号を出力する挟み込み検出手段と、前記検出
信号の入力により前記通電部による前記パワーウィンド
ウモータの閉塞方向への通電を遮断する遮断部と、前記
検出信号が入力された時に前記パワーウィンドウモータ
に開放方向に通電して前記パワーウィンドウモータを反
転するモータ反転部とを備えたことを特徴としている。
【0021】
【作用】この発明においては、運転席以外に設けられた
当該窓の手動開閉用パワーウィンドウスイッチの閉操作
により通電部によって当該窓のパワーウィンドウモータ
に閉塞方向に通電され、窓が閉じている途中に挟み込み
が生じると、挟み込み検出手段から検出信号が出力さ
れ、遮断部により通電部によるパワーウィンドウモータ
の閉塞方向への通電が遮断され、モータ反転部によりパ
ワーウィンドウモータに開放方向に通電されてモータが
反転し、窓が開放されて挟み込みが解除される。
【0022】
【実施例】
(第1実施例)図1はこの発明のパワーウィンドウの制
御装置の第1実施例の一部の結線図、図2は他の一部の
結線図、図3は図2の一部のブロック図、図4は図1の
一部のブロック図、図5は動作説明図である。
【0023】まず、運転席のドア等に設けられた制御ユ
ニットCUの構成を示す図2について説明すると、図2
に示すように、ヒューズ31を介して第1リレー32の
リレーコイル32aの一端及びこの第1リレー32のc
接点32cの常開端子が接続され、同様にヒューズ31
を介して第2リレー33のリレーコイル33aの一端及
びb接点33bの一端がバッテリに接続され、第3リレ
ー34のリレーコイル34aの一端及びc接点34cの
常開端子が第2リレー33のb接点33bの他端に接続
され、第1,第3リレー32,34のc接点32c,3
4cの共通端子間に運転席ドアの窓用パワーウィンドウ
モータ35が接続され、第1〜第3リレー32〜34に
より通電部36が構成されている。
【0024】そして、自動アップ端子37a,手動アッ
プ端子37b,手動ダウン端子37c,自動ダウン端子
37d及びアースされた切換片37eを有する運転席パ
ワーウィンドウスイッチ(以下ドライバスイッチとい
う)37が設けられ、このドライバスイッチ37は自動
開閉用パワーウィンドウスイッチとしての機能と手動開
閉用パワーウィンドウスイッチとしての機能とを有し、
ドライバスイッチ37を自動アップ端子37a又は自動
ダウン端子37dに切換操作すると、後述するように窓
が全開又は全閉するまでパワーウィンドウモータ35が
駆動され、ドライバスイッチ37を手動アップ端子37
b又は手動ダウン端子37cに切換操作すると、後に詳
述するように、スイッチを操作している間だけパワーウ
ィンドウモータ35が駆動される。
【0025】このとき、自動アップ,ダウン端子37
a,37dは、制御部38の自動アップ,ダウン入力端
子にそれぞれ接続されている。
【0026】また、運転席にはこのほか手動開閉用パワ
ーウィンドウスイッチである助手席用マスタースイッチ
39,左後部座席用40,右後部座席用マスタースイッ
チ41が設けられ、これら各スイッチ39〜41の共通
端子はアースされ、アップ側端子39u,40u,41
u及びダウン側端子39d,40d,41dはそれぞれ
制御部38の各スイッチ39〜41用のアップ入力端子
及びダウン入力端子に接続され、各スイッチ39〜41
の操作があれば、操作されている間制御部38から操作
に応じた操作信号が、出力部42を介して後述する運転
席以外の各座席の制御ユニットにおける入力部に出力さ
れるようになっている。
【0027】さらに、第1,第3リレー32,34のc
接点32c,34cの常閉端子とアースとの間に挟み込
み検出手段43が設けられ、パワーウィンドウモータ3
5の閉塞方向への通電による窓の閉塞中における手や首
等の挟み込みによる過電流が挟み込み検出手段43によ
り検出され、制御部38に検出信号が出力される。
【0028】そして、コレクタが第2リレー33のリレ
ーコイル33aの他端に接続されエミッタがアースされ
たNPNトランジスタ等からなる遮断手段44が設けら
れ、挟み込み検出手段42から制御部38に検出信号が
出力されることにより、制御部38の第1出力回路から
遮断制御信号が出力され、遮断手段44のトランジスタ
がオンし、第2リレー33が励磁されてそのb接点33
bがオフし、通電部36によるパワーウィンドウモータ
35の閉塞方向への通電が遮断されるようになってお
り、遮断手段44と制御部38の第1出力回路により遮
断部45が構成されている。
【0029】また、コレクタがそれぞれドライバスイッ
チ37の手動アップ端子37b及び手動ダウン端子37
cに接続され、エミッタが共にアースされた2個のNP
Nトランジスタ46a,46bからなるモータ駆動手段
46が設けられ、挟み込み検出手段43から制御部38
に検出信号が出力されることにより、制御部38の第2
出力回路から開放制御信号が出力されてトランジスタ4
6a,46bがそれぞれオフ,オンし、パワーウィンド
ウモータ35が開放方向に通電されて反転し、このよう
にモータ駆動手段46及び制御部38の第2出力回路に
よりモータ反転部47が構成されている。
【0030】ところで、制御部38の概略構成は図3に
示すようになっており、第1〜第3出力回路と、第1〜
第9の入力回路と、CPUと、処理プログラムを記憶し
たROMと、データ記憶用のRAMとを備え、各入力回
路は図示のように各スイッチ37,39〜41の各端子
に接続され、第3出力回路は上記したように出力部42
に各マスタースイッチ39〜41の操作に応じた制御信
号を発生出力する。
【0031】尚、ドライバスイッチ37が自動アップ端
子37aに切り換えられた場合には、窓が全閉するまで
の間自動アップ端子37aと手動アップ端子37bとが
同時に切換片37eを介してアースされ、ドライバスイ
ッチ37が自動ダウン端子37dに切り換えられた場合
には、窓が全閉するまでの間自動ダウン端子37dと手
動ダウン端子37cとが同時に切換片37eを介してア
ースされるようになっている。
【0032】そして、ドライバスイッチ37を手動アッ
プ端子37bに切り換えると、ドライバスイッチ37を
切換操作している間手動アップ端子37bがアースさ
れ、第2リレー33のb接点33bを介して第3リレー
34のリレーコイル34aが通電,励磁され、第3リレ
ー34のc接点34cが常開端子側に切り換わり、第2
リレー33のb接点33b,第3リレー34のc接点3
4c,パワーウィンドウモータ35,第1リレー32の
c接点32c及び挟み込み検出手段43を経てアースに
バッテリからの電流が流れ、ドライバスイッチ37を操
作している間だけパワーウィンドウモータ35に閉塞方
向に電流が流れて窓がいわゆる手動閉塞される。
【0033】一方、ドライバスイッチ37を手動ダウン
端子37cに切り換えた場合も上記と同様、ドライバス
イッチ37を切換操作している間手動ダウン端子37c
がアースされ、第2リレー33のb接点33bを介して
第1リレー32のリレーコイル32aが通電,励磁さ
れ、第1リレー32のc接点32cが常開端子側に切り
換わり、第2リレー33のb接点33b,第1リレー3
2のc接点32c,パワーウィンドウモータ35,第3
リレー34のc接点34c及び挟み込み検出手段43を
経てアースにバッテリからの電流が流れ、ドライバスイ
ッチ37を操作している間だけパワーウィンドウモータ
35に開放方向に電流が流れて窓がいわゆる手動開放さ
れる。
【0034】つぎに、ドライバスイッチ37を自動アッ
プ端子37aに切り換えると、上記したように窓が全閉
するまでの間自動アップ端子37aと手動アップ端子3
7bとが同時にアースされ、この間上記の手動閉塞時と
同様に第3リレー34のc接点34cが常開端子側に切
り換わり、窓が全閉するまでパワーウィンドウモータ3
5に閉塞方向に電流が流れて窓が自動閉塞される。
【0035】さらに、ドライバスイッチ37を自動ダウ
ン端子37dに切り換えた場合も上記したように窓が全
開するまでの間、自動ダウン端子37dと手動ダウン端
子37cとが同時にアースされ、この間上記の手動開放
時と同様に第1リレー32のc接点32cが常開端子側
に切り換わり、窓が全開するまでパワーウィンドウモー
タ35に開放方向に電流が流れて窓が自動開放される。
【0036】つぎに、助手席ドアに設けられた助手席用
サブスイッチ及び制御ユニットCU′の構成を示す図1
について説明する。但し、4ドアの場合に左,右後部座
席ドアに設けられたサブスイッチ及び制御ユニットの構
成も図1と同様であるため、図1の構成のみについて説
明し、重複した説明は避ける。
【0037】図1に示すように、ヒューズ51を介して
通電部としての第4リレー52のリレーコイル52aの
一端及びb接点52bの他端がバッテリに接続され、こ
のb接点52bの他端に第5リレー53のa接点53a
の一端が接続されると共に、リレーコイル52aの両端
に第5リレー53のリレーコイル53bの両端が接続さ
れ、第6リレー54及び第7リレー55のリレーコイル
54a,55aの一端がヒューズ51を介してバッテリ
に接続され、第6,第7リレー54,55のc接点54
c,55cの常閉端子が共に第5リレー53のa接点5
3aの他端に接続されると共に常開端子が共にヒューズ
51に接続されており、第4〜第7リレー52〜55に
より通電部56が構成されている。
【0038】そして、手動開閉用パワーウィンドウスイ
ッチである助手席用サブスイッチ57のアップ側スイッ
チ部57u,ダウン側スイッチ部57dの常開端子が共
に第4リレー52のb接点52bの他端に接続され、両
スイッチ部57u,57dの常閉端子がそれぞれ第6,
第7リレー54,55のc接点54c,55cの常閉端
子に接続され、両スイッチ部57u,57dの共通端子
間に助手席ドアの窓用パワーウィンドウモータ58が接
続されている。
【0039】さらに、上記した出力部42から各マスタ
ースイッチ39〜41の操作に応じた操作信号が入力部
59を介して集中制御部60の第1入力回路に入力され
るようになっており、第5リレー53のa接点53aの
他端とアースとの間にも運転席側と同様の挟み込み検出
手段61が設けられ、サブスイッチ57のアップ側スイ
ッチ部57uの操作によるパワーウィンドウモータ58
の閉塞方向への通電による窓の閉塞中における手や首等
の挟み込みによる過電流が挟み込み検出手段61により
検出され、集中制御部60の第2入力回路に挟み込み検
出手段61からの検出信号が入力される。
【0040】また、コレクタが第4リレー52のリレー
コイル52aの他端に接続されエミッタがアースされた
NPNトランジスタ等からなる遮断手段62が設けら
れ、サブスイッチ57のアップ側スイッチ部57uの閉
操作時に挟み込み検出手段61から集中制御部60に検
出信号が入力された時に集中制御部60の第1出力回路
から遮断制御信号が出力され、遮断手段62のトランジ
スタがオンし、第4,第5リレー52,53がともに励
磁され、第4リレー52のb接点52bがオフすると共
に第5リレー53のa接点53aがオンし、パワーウィ
ンドウモータ58の閉塞方向への通電が遮断されるよう
になっており、遮断手段62と集中制御部60の第1出
力回路により遮断部63が構成されている。
【0041】また、コレクタがそれぞれ第6,第7リレ
ー54,55のリレーコイル54a,55aの他端に接
続されエミッタが共にアースされた2個のNPNトラン
ジスタ64a,64bからなるモータ駆動手段64が設
けられ、挟み込み検出手段61から集中制御部60に検
出信号が出力されているときに、出力部42から助手席
用マスタースイッチ39のダウン側端子39dへの切換
操作に基づく開操作信号が集中制御部60に入力される
と、集中制御部60の第2出力回路から開放制御信号が
出力されてトランジスタ64a,64bがそれぞれオ
フ,オンし、パワーウィンドウモータ58が開放方向に
通電されて反転し、このようにモータ駆動手段64及び
集中制御部60の第2出力回路によりモータ反転部65
が構成されている。
【0042】ところで、集中制御部60の概略構成は図
4に示すようになっており、上記した第1,第2出力回
路及び第1,第2入力回路と、CPUと、処理プログラ
ムを記憶したROMと、データ記憶用のRAMとを備え
ている。
【0043】そして、助手席用マスタースイッチ39ア
ップ側端子39u又はダウン側端子39dへの切換操作
に応じた閉又は開操作信号が入力部59を介して集中制
御部60に入力すると、閉操作信号の場合には集中制御
部60からモータ駆動手段64に閉塞制御信号が出力さ
れてトランジスタ64a,64bがそれぞれオン,オフ
し、第6リレー54のリレーコイル54aが通電,励磁
されてc接点54cが常開端子側に切り換わり、このc
接点54c,サブスイッチ57のアップ側スイッチ部5
7u,パワーウィンドウモータ58,ダウン側スイッチ
部57d,第7リレー55のc接点55c及び挟み込み
検出手段61を経てアースにバッテリからの電流が流
れ、助手席用マスタースイッチ39を操作している間パ
ワーウィンドウモータ58に閉塞方向に電流が流れて助
手席ドアの窓が運転席側からの操作によって手動閉塞さ
れる。
【0044】一方、集中制御部60に入力する信号が開
操作信号の場合には集中制御部60からモータ駆動手段
に開放制御信号が出力されてトランジスタ64a,64
bがそれぞれオン,オフし、第7リレー55のリレーコ
イル55aが通電,励磁されてc接点55cが常開端子
側に切り換わり、このc接点55c,サブスイッチ57
のアップ側スイッチ部57d,パワーウィンドウモータ
58,アップ側スイッチ部57u,第6リレー54のc
接点54c及び挟み込み検出手段61を経てアースにバ
ッテリからの電流が流れ、助手席用マスタースイッチ3
9を操作している間パワーウィンドウモータ58に開放
方向に電流が流れて助手席ドアの窓が運転席側からの操
作によって手動開放される。
【0045】つぎに、サブスイッチ57のアップ側スイ
ッチ部57uを切換操作すると、第4リレー52のb接
点52b,アップ側スイッチ部57u,パワーウィンド
ウモータ58,ダウン側スイッチ部57d,第7リレー
55のc接点55c及び挟み込み検出手段61を経てア
ースにバッテリからの電流が流れ、サブスイッチ57を
操作している間だけパワーウィンドウモータ58に閉塞
方向に電流が流れて窓が助手席側での操作によって手動
閉塞される。
【0046】また、サブスイッチ57のダウン側スイッ
チ部57dを切換操作すると第4リレー52のb接点5
2b,ダウン側スイッチ部57d,パワーウィンドウモ
ータ58,アップ側スイッチ部57u,第6リレー54
のc接点及び挟み込み検出手段61を経てアースにバッ
テリからの電流が流れ、サブスイッチ57を操作してい
る間だけパワーウィンドウモータ58に開放方向に電流
が流れて窓が助手席側での操作によって手動開放され
る。
【0047】ところで、サブスイッチ57のアップ側ス
イッチ部57uを操作している間に手等の挟み込みが生
じると、挟み込み検出手段61により挟み込みによるパ
ワーウィンドウモータ58に流れる過電流が検出されて
集中制御部60に検出信号が出力され、遮断部63及び
モータ反転部65が動作し、集中制御部60の第1出力
回路から遮断制御信号が遮断手段62に,第2出力回路
から開放制御信号がモータ駆動手段64にそれぞれ出力
され、遮断手段62のトランジスタがオンして第4,第
5リレー52,53のリレーコイル52a,53bが共
に通電,励磁され、第4リレー52のb接点52bがオ
フ,第5リレー53のa接点53aがオンすると共に、
モータ駆動手段64のトランジスタ64a,64bがそ
れぞれオン,オフし、第7リレー55のc接点55cが
常開端子側に切り換わり、このc接点55c,サブスイ
ッチ57のダウン側スイッチ部57d,パワーウィンド
ウモータ58,アップ側スイッチ部57u,第5リレー
53のa接点53a及び挟み込み検出手段61を経てア
ースにバッテリからの電流が流れ、パワーウィンドウモ
ータ58に開放方向に電流が流れて窓が開放される。
【0048】但し、上記したように左,右後部座席ドア
に設けられたサブスイッチ及び制御ユニットの構成も図
1と同様であるため、挟み込みが発生した場合に上記と
同様の動作により左,右後部座席用ドアの窓を手動開放
して挟み込みが回避される。
【0049】つぎに、一連の制御手順について図5のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0050】まず、モード判定がなされ(ステップS
1)、判定の結果が自動開閉モードであれば、ドライバ
スイッチ37が自動アップ,ダウン端子37a,37d
のいずれに切換操作されたかの判定がなされ(ステップ
S2)、ドライバスイッチ37が自動ダウン端子37d
に切換操作され、いわゆる開操作が行われたと判定され
ると、パワーウィンドウモータ35が開放方向に駆動さ
れて運転席ドアの窓の開放動作が行われたのち、(ステ
ップS3)、窓が全開かどうかの判定がなされ(ステッ
プS4)、判定結果がNOであればステップS3に戻
り、再びステップS3,S4の処理が行われ、判定結果
YESであればパワーウィンドウモータ35の駆動が停
止されて窓の開閉動作が停止され(ステップS5)、そ
の後一連の動作は終了する。
【0051】一方、ステップS2の判定において、ドラ
イバスイッチ37が自動アップ端子37aに切換操作さ
れ、いわゆる閉操作が行われたと判定されると、パワー
ウィンドウモータ35が閉塞方向に駆動されて運転席ド
アの窓の閉塞動作が行われ(ステップS6)、挟み込み
検出手段43により挟み込みが検出されたか否かの判定
がなされ(ステップS7)、この判定結果がYESであ
ればステップS3に移行し、判定結果がNOであれば挟
み込みは発生しておらず、窓が全閉かどうかの判定がな
され(ステップS8)、判定結果がNOであればステッ
プS6に移行し、判定結果がYESであればステップS
5に移行する。
【0052】つぎに、ステップS1のモード判定の結果
がサブスイッチの操作による手動開閉モードであれば、
サブスイッチのアップ側スイッチ部,ダウン側スイッチ
部のいずれが切換操作されたかの判定がなされ(ステッ
プS9)、サブスイッチのダウン側スイッチ部が操作さ
れ、いわゆる開操作が行われたと判定されると、運転席
以外の該当するドアのパワーウィンドウモータが開放方
向に駆動されて窓の開放動作が行われ(ステップS1
0)、その後サブスイッチのダウン側スイッチ部の操作
が停止されたか否かの判定がなされ(ステップS1
1)、判定結果がYESであればステップS5に移行
し、判定結果がNOであれば窓が全開かどうかの判定が
なされ(ステップS12)、判定結果がNOであればス
テップS10に移行し、判定結果がYESであればステ
ップS5に移行する。
【0053】また、ステップS9の判定において、サブ
スイッチのアップ側スイッチ部が操作され、いわゆる閉
操作が行われたと判定されると、運転席以外の該当する
ドアのパワーウィンドウモータが閉塞方向に駆動されて
窓の閉塞動作が行われ(ステップS13)、その後サブ
スイッチのアップ側スイッチ部の操作が停止されたか否
かの判定がなされ(ステップS14)、判定結果がYE
SであればステップS5に移行する。
【0054】一方、判定結果がNOであれば挟み込み検
出手段により挟み込みが検出されたか否かの判定がなさ
れ(ステップS15)、この判定結果がYESであれば
上記した挟み込み回避処理が行われ(ステップS1
6)、その後ステップS3に移行し、判定結果がNOで
あれば挟み込みは発生しておらず、窓が全閉かどうかの
判定がなされ(ステップS17)、判定結果がNOであ
ればステップS13に移行し、判定結果がYESであれ
ばステップS5に移行する。
【0055】ところで、ドアや窓フレームの歪みなどが
原因で通常の窓の開閉操作時に挟み込み検出手段により
挟み込みが生じたと誤検出され、正常な窓の開閉に支障
が生じることが考えられる。この対策として、挟み込み
検出手段の検出出力に関わらず、強制的に窓を全開また
は全閉する特殊モードを設定することができ、例えば異
なる2個のスイッチを同時に同一操作する等、通常のス
イッチ操作とは異なる操作を行うことにより、特殊モー
ド操作を選択することができる。
【0056】ステップS1のモード判定の結果が特殊モ
ードであれば、これらのスイッチ操作がいわゆる開操作
か閉操作かの判定がなされ(ステップS18)、開操作
であると判定されるとステップS3に移行し、閉操作で
あると判定されると、上記したような挟み込み検出は行
わずに窓の閉塞動作が行われ(ステップS19)、その
後窓が全閉かどうかの判定がなされ(ステップS2
0)、判定結果がNOであればステップS19に戻り、
判定結果がYESであればステップS5に移行し、その
後一連の動作は終了する。
【0057】従って、運転席以外の座席でサブスイッチ
の閉操作により窓が閉塞されている途中で手や首等の挟
み込みが発生した場合であっても、挟み込みを回避する
ことができ、自動開閉時のみならず手動開閉時における
挟み込みの防止が可能となり、機能及び安全性の向上を
図ることができる。
【0058】(第2実施例)図6はこの発明の第2実施
例の結線図であり、助手席ドアに設けられた助手席用サ
ブスイッチ及び制御ユニットCU″の構成を示す。
【0059】図6において、図1と同一符号は同一のも
の若しくは相当するものを示し、図1と相違するのは、
入力部59,集中制御部60,挟み込み検出手段61,
遮断手段62及びモータ駆動手段64のみを制御ユニッ
トCU″に内蔵し、通電部を構成する各リレーをサブス
イッチとともにユニット化したことである。
【0060】詳述すると、図1における第5リレー53
及びサブスイッチ57が削除され、通電部71を構成す
る第4,第6,第7リレー52,54,55と助手席用
サブスイッチ72とがユニット化されており、第6,第
7リレー54,55のc接点54c,55cの共通端子
間に助手席ドアの窓用パワーウィンドウモータ58が接
続され、助手席用サブスイッチ72のアップ側端子72
u,ダウン側端子72dが第6,第7リレー54,55
のリレーコイル54a,55aに接続され、サブスイッ
チ72の共通端子がアースされている。
【0061】従って、図6に示す構成によっても、第1
実施例と同等の効果を得ることができる。
【0062】なお、通電部,遮断部,モータ反転部の構
成は上記各実施例に限定されるものでないのは勿論であ
る。
【0063】また、上記各実施例は、4ドア車に適用し
た場合について説明したが、2ドア車であっても、この
発明を同様に実施することができる。
【0064】さらに、上記各実施例では、挟み込み検出
時に窓を全開制御する場合について説明したが、窓をそ
の位置で停止させたり、若干開放した状態で停止するよ
うな制御を行ってもよいのは勿論である。
【0065】
【発明の効果】以上のように、この発明のパワーウィン
ドウの制御装置によれば、運転席以外の座席でサブスイ
ッチの閉操作中に挟み込みが発生した場合に、挟み込み
を回避することができ、自動開閉時のみならず手動開閉
時における挟み込みの防止が可能となり、機能及び安全
性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のパワーウィンドウの制御装置の第1
実施例の一部の結線図である。
【図2】他の一部の結線図である。
【図3】図2の一部のブロック図である。
【図4】図1の一部のブロック図である。
【図5】第1実施例の動作説明用フローチャートであ
る。
【図6】この発明の第2実施例の一部の結線図である。
【図7】従来のパワーウィンドウの制御装置の結線図で
ある。
【符号の説明】
37 ドライバスイッチ 39,40,41 助手席,左,右後部座席用マスタ
ースイッチ 56 通電部 57 助手席用サブスイッチ 61 挟み込み検出手段 63 遮断部 65 モータ反転部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席に設けられた自動開閉用パワーウ
    ィンドウスイッチの開,閉操作により窓が全開,全閉す
    るまで前記窓を自動開閉し、全閉動作途中におけるパワ
    ーウィンドウの過負荷発生時に前記窓を開放する安全機
    能を有するパワーウィンドウの制御装置において、 運転席以外の座席に設けられた当該窓の手動開閉用パワ
    ーウィンドウスイッチと、前記手動開閉用パワーウィン
    ドウスイッチが開,閉操作される間当該窓のパワーウィ
    ンドウモータに開放,閉塞方向に通電する通電部と、前
    記通電部による前記パワーウィンドウモータの閉塞方向
    への通電中に窓への手等の挟み込みを検出したときに検
    出信号を出力する挟み込み検出手段と、前記検出信号の
    入力により前記通電部による前記パワーウィンドウモー
    タの閉塞方向への通電を遮断する遮断部と、前記検出信
    号が入力された時に前記パワーウィンドウモータに開放
    方向に通電して前記パワーウィンドウモータを反転する
    モータ反転部とを備えたことを特徴とするパワーウィン
    ドウの制御装置。
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