JPH0681290B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0681290B2
JPH0681290B2 JP24316784A JP24316784A JPH0681290B2 JP H0681290 B2 JPH0681290 B2 JP H0681290B2 JP 24316784 A JP24316784 A JP 24316784A JP 24316784 A JP24316784 A JP 24316784A JP H0681290 B2 JPH0681290 B2 JP H0681290B2
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英男 西島
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【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、スローモーシヨン再生時、磁気テープを間欠
的に走行させるようにしたヘリカルスキヤン方式の磁気
記録再生装置に関する。
〔発明の背景〕
ヘリカルスキヤン方式の磁気記録再生装置においては、
スローモーシヨン再生時、再生画像に横揺れが生ずる。
これは、スローモーシヨン再生時の磁気テープの走行状
態が記録時とは異なり、再生された水平同期信号の周波
数が変動することによるものである。
この再生画像の横揺れを防止する一方法として、特開昭
56−166677号公報に開示されるように、この横揺れの直
接の原因となる再生水平同期信号の周波数の変動を検出
して補正信号を得、この補正信号でビデオヘツドを回転
させるシリンダモータの回転速度を制御する方法が知ら
れている。しかし、この方法によると、この補正信号が
スローモーシヨン再生時に発生するノイズに応答しない
ようにするために、補正回路のカツトオフ周波数を低く
設定しなければならず、このために、応答速度が低くな
って過渡応答に点で問題があった。
そこで、通常、シリンダモータの回転速度を制御するた
めに、パルス状の補正信号を用いている。以下、この点
について説明する。
ヘリカルスキヤン方式の磁気記録再生装置においては、
従来、磁気テープを間欠走行させてスローモーシヨン再
生を行なう方法が知られている。この方法は、通常再生
時のように、磁気テープを記録時と同一速度で走行させ
て再生する再生動作と、磁気テープを停止させてスチル
再生を行なう再生動作とを交互に行なわせるものであっ
て、前者の再生動作毎に、磁気テープは1フレーム分ず
つ移送される。
第7図はかかるスローモーシヨン再生を行なう磁気記録
再生装置の一従来例を示すブロツク図であって、1,2は
ビデオヘツド、3は周波数発生器、4は周波数−電圧変
換器、5は電圧比較器、6は基準電圧源、7は加算器、
8はドライブ回路、9はシリンダモータ、10はタツクヘ
ツド、11はフリツプフロツプ回路、12は位相比較器、13
は基準信号発生器、14はキヤプスタンモータ、15は切換
スイツチ、16は周波数発生器、17は周波数−電圧変換
器、18は増幅器、19はコントロールヘツド、20は増幅
器、21は位相比較器、22はドライブ回路、23は加算器、
24はスローモーシヨン再生制御回路、25はモノマルチバ
イブレータ、26は分周器、27はフリツプフロツプ回路、
28は補正パルス発生回路、29は磁気テープである。
同図において、周波数発生器3からはシリンダモータ9
の回転速度に比例した周波数の信号(以下、FG信号とい
う)が発生され、このFG信号は周波数−電圧変換器(以
下、f−V変換器という)4に供給されてFG信号の周波
数に応じた電圧が形成される。したがって、この電圧は
シリンダモータ9の回転速度に応じて変化する。f−V
変換器4の出力電圧は電圧比較器5で基準電圧源6から
の基準電圧と比較され、両者の電圧差を表わす速度制御
信号が得られる。この速度制御信号は加算器7を介して
ドライブ回路8に供給され、シリンダモータ9の回転速
度が制御される。
一方、タツクヘツド10はシリンダモータ9によって回転
するマグネツトを検出し、シリンダモータ9の回転位相
に同期したタツクパルスを発生する。このタツクパルス
はフリツプフロツプ回路(以下、FF回路という)11に供
給され、シリンダモータ9の回転周期に等しい周期を有
し、かつデユーテイ比が50%のヘツド切替信号a(第8
図)を発生する。このヘツド切換信号aは位相比較器12
で基準信号発生器13からの基準信号と位相比較され、両
者の位相差を表わす位相制御信号が得られる。この位相
制御信号は加算器7を介してドライブ回路8に供給さ
れ、シリンダモータ9の回転位相が基準信号発生器13が
出力する基準信号に同期するように制御される。
以上がシリンダモータ9のサーボ系であるが、次にキヤ
プスタンモータ14のサーボ系について説明する。
周波数発生器16で出力されるキヤプスタンモータ14の回
転速度に比例した周波数のFG信号はf−V変換器17に供
給され、FG信号の周波数に応じた、したがって、キヤプ
スタンモータ14の回転速度に応じた電圧値の速度制御信
号が形成される。この速度制御信号は、増幅器18で増幅
された後、加算器23に供給される。また、コントロール
ヘツド19によって磁気テープ29から再生されたコントロ
ール信号c(第8図)は、増幅器20で増幅された後、位
相比較器21で基準信号発生器13からの基準信号と位相比
較され、両者の位相差を表わす位相制御信号が形成され
る。この位相制御信号は加算器23で速度制御信号と加算
される。
通常再生モード時には、切換スイツチ15はA側に閉じて
おり、加算器23の出力信号は切換スイツチ15を介してド
ライブ回路22に供給される。このために、キヤプスタン
モータ14は、速度制御信号により、所定の回転速度で回
転するように速度制御され、また、位相制御信号によ
り、基準信号発生器13からの基準信号に位相同期するよ
うに位相制御される。
以上のように、シリンダモータ9とキヤプスタンモータ
14を制御することにより、通常再生時、ビデオヘツド1,
2は磁気テープ29上のトラツクを正確に再生走査し、こ
の結果、安定した再生画像が得られる。
スローモーシヨン再生モード時には、切換スイツチ15は
B側に閉じ、スローモーシヨン再生制御回路24からの駆
動信号e(第8図)がドライブ回路22に供給される。ス
ローモーシヨン再生制御回路24はモノマルチバイブレー
タ(以下、モノマルチという)25、分周器26、FF回路27
および補正パルス発生回路28からなる。
分周器26はFF回路11からのヘツド切換信号aを1/Nに分
周する。また、モノマルチ25は増幅器20からのコントロ
ール信号cでトリガされ、一定パルス幅の高レベルの遅
延パルスdを発生する。FF回路27は分周器26の出力信号
bの立上りエツジでセツトされ、モノマルチ25からの遅
延パルスdの立下りエツジでリセツトされる。したがっ
て、FF回路27は矩形状の駆動信号eを出力し、この駆動
信号eによってキヤプスタンモータ14が間欠駆動されて
磁気テープ29は間欠的に移送され、通常再生とスチル再
生とが交互に繰り返えす。
なお、記録時と同一速度で磁気テープ29を連続的に走行
させて再生を行なう動作および磁気テープを連続的に停
止させて再生を行なう動作を、夫々、通常再生モード、
スチル再生モードといい、スローモーシヨン再生におい
て、磁気テープを記録時と同一速度で走行させて再生を
行なう動作を通常再生、磁気テープを停止させて再生を
行なう動作をスチル再生という。
さて、このように、磁気テープを間欠的に移送させてス
ローモーシヨン再生させると、再生画像に横揺れが生ず
る。これは水平同期信号の周波数変動によるものである
が、この変動の原因としては、 磁気テープ29の間欠走行によってシリンダモータ9の
負荷が変動し、シリンダモータ9、したがって、ビデオ
ヘツド1,2の回転速度が変動すること、 通常再生とスチル再生とでは、再生水平同期信号の周
波数に差があること が考えられる。
そこで、第7図においては、補正パルス発生回路28でFF
回路27が出力する駆動信号eに同期した補正パルスf
(第8図)を形成し、この補正パルスfを加算器7を介
してドライブ回路8に加えることにより、再生された水
平同期信号の周波数が一定となるように、シリンダモー
タ9を加減速させている。
そこで、上記2つの要因を勘案し、この方法で再生され
た水平同期信号の周波数変動を完全に除くようにする
と、補正パルスは非常に複雑な波形としなければなら
ず、この結果、補正パルス発生回路28の構成が非常に複
雑になる。そこで、実用上ではコストの面も考慮して近
似的な補正が行なわれており、このために、スローモー
シヨン再生画像に横揺れが残るという問題があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来技術の問題を解消し、簡単な
回路構成でもってスローモーシヨン再生画像の横揺れを
大幅に低減可能とした磁気記録再生装置を提供するにあ
る。
〔発明の概要〕
この目的を達成するために、本発明は、磁気テープの間
欠走行によるスローモーシヨン再生時、先に掲げた再生
水平同期信号の周波数変動の夫々の原因を別々に解消す
るようにしたものであって、磁気テープの間欠走行に伴
なうキヤプスタンモータの負荷変動に起因する再生水平
同期信号の周波数変動を防止するため補正パルス(第2
の補正信号)によってシリンダモータを制御し、通常再
生とスチル再生との再生水平同期信号の周波数の差に起
因する該再生水平同期信号の周波数変動をなくすためキ
ヤプスタンモータの回転速度に応じた制御電圧(第1の
補正信号)によって該シリンダモータの回転速度を変化
させるようにした点に特徴がある。
更に詳しくいうと、本発明は、ビデオヘッドを駆動する
シリンダモータの回転速度に応じた第1の情報(4出
力)と基準値(6出力)とを比較して(5)誤差情報を
発生し、該誤差情報によって該シリンダモータの回転速
度を制御するシリンダモータ速度制御系と、通常再生時
には、キャプスタンモータの回転速度に応じた第2の情
報(17出力)によってキャプスタンモータの回転速度を
制御し、スローモーション再生時には、磁気テープから
再生されたコントロール信号(c)と前記シリンダモー
タの回転位相に同期したヘッド切替信号(a)とをもと
に形成された間欠駆動信号(e)によって前記キャプス
タンモータを通常再生とスチル再生とが交互に繰り返さ
れるように間欠駆動するキャプスタンモータ速度制御系
とを備えたヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置に
おいて、前記第2の情報に応じた第1の補正信号(g)
を出力する第1の手段と、前記間欠駆動信号に同期し所
定の位相、期間および変位量を有する第2の補正信号
(f′)を出力する第2の手段を設け、前記第1の補正
信号で前記基準値を変化させることにより、前記シリン
ダモータの回転速度を変化させて前記交互に繰り返され
る通常再生とスチル再生との再生水平同期信号の周波数
差を補正し、前記第2の補正信号で前記誤差情報を変化
させることにり、前記間欠駆動に基づく前記シリンダモ
ータの負荷変動による回転速度変動を除去するように構
成したものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面について説明するが、その
前に、磁気テープの再生走行速度と再生水平同期信号の
周波数fHのずれとの関係について説明する。
第5図は磁気テープの走行速度とビデオヘツドの走査軌
跡との関係を示すものであって、A0は磁気テープ29が停
止している時(すなわち、スチル再生モード時)のビデ
オヘツドの走査軌跡、A1は磁気テープ29が記録時と同一
速度で走行している時(すなわち、通常再生モード時)
のビデオヘツドの走査軌跡、A2,A3,A4は夫々磁気テー
プ29が記録時の2倍、3倍、4倍の速度で走行している
ときのビデオヘツドの走査軌跡、Bはトラツクである。
同図に示すように、磁気テープ29の走行速度が記録時に
等しい通常再生時には、ビデオヘツドの走査軌跡A1はト
ラツクBに一致するが、磁気テープ29の走行速度が記録
時と異なると、ビデオヘツドの走査軌跡は複数のトラツ
クにまたがる。ところで、磁気テープ29に形成される2
つの隣接せるトラツクB間では、その長手方向にα
けずれる。このαは、例えば、VHS規格の標準モード
(連続して2時間の記録を可能とするモード)では、1.
5H(但し、Hは水平同期信号の周期)であり、同じく3
倍速モード(連続して6時間の記録を可能とするモー
ド)では、0.5Hである。
そこで、スチルモード再生時には、走査軌跡A0から明ら
かなように、ビデオヘツドの1回の走査で1本のトラツ
クBよりもα分だけ余分に再生し、このために、再生
水平同期信号の周波数は高くなる。また、磁気テープ29
の走行速度を記録時よりも速くすると、走行速度が速く
なるにつれて走行軌跡A2,A3,A4となり、ビデオヘツド
の1回の走査での走査期間は、走査軌跡A2,A3,A4の順
で1本のトラツクからα,2α,3αだけ短くなり、
再生水平同期信号の周波数はその分だけ低くなる。
いま、記録時に等しい通常再生モード時のキヤプスタン
モータの回転速度をu stD,キヤプスタンモータの実際の
回転速度をuとしてu/u stDを横軸にとり、通常再生モー
ド時に得られる正規の再生水平同期信号の周期をHと
し、α/Hをスチル再生時を基準として正規化しこれを
単位として再生水平同期信号の周波数変動を縦軸にとる
と、磁気テープ29の走行速度と再生水平同期信号の周波
数変動(fHずれ)との関係は、第6図の実線で示され
る。磁気テープ29が間欠的に移送されるスローモーシヨ
ン再生時には、磁気テープ29の走行速度は通常再生モー
ドでの走行速度とスチル再生モードの走行速度との間で
変化するから、再生水平同期信号の周波数変動は、0≦
u/u stD≦1の範囲の太い実線の矢印に示すように変化す
る。
そこで、磁気テープ29の走行速度にかかわらず、再生水
平同期信号の周波数を一点鎖線に示すように一定に保つ
ためには、ビデオヘツド、したがって、シリンダモータ
の回転速度を破線に示すように変化させればよい。この
場合の変化はキヤプスタンモータの回転速度uと比例関
係にある。このことから、磁気テープ29の走査速度の変
化に起因する再生水平同期信号の水平同期信号の周波数
変動を、シリンダモータの回転速度を変化させることに
よって除くことができる。
第1図は本発明による磁気記録再生装置の一実施例を示
すブロツク図であって、30は補正回路、31は補正パルス
発生回路であり、第7図に対応する部分には同一符号を
つけて重複する説明を省略する。
第2図は第1図の各部の信号を示す波形図であって、第
1図に対応する信号には同一符号をつけている。
第1図において、f−V変換器17からのキヤプスタンモ
ータ14の回転速度に応じた速度制御信号は補正回路30に
供給され、補正信号gが形成される。この補正信号gは
基準電圧源6を制御し、この結果、電圧比較器5に供給
される基準電圧は補正信号gによって変化する。したが
って、磁気テープ29を間欠的に走行させるためのキヤプ
スタンモータ14の回転速度に追従してシリンダモータ9
の回転速度が変化し、通常再生時の再生水平同期信号の
周波数に対するスチル再生時およびスチル再生時と通常
再生時間の磁気テープ29の走行速度における再生水平同
期信号の周波数の変動が除かれる。このようにして、先
に述べた変動の原因が除かれる。
一方、スローモーシヨン再生制御回路24のFF回路27で発
生された駆動信号eは補正パルス発生回路31に供給さ
れ、キヤプスタンモータ14の回転速度が変化する時点に
合わせて補正パルスf′が形成される。この補正パルス
f′は加算器7を介してドライブ回路8に供給され、シ
リンダモータ9の回転速度が変化される。これによっ
て、磁気テープ29の走行速度が変化したことによってシ
リンダモータ9の負荷が変動しても、補正パルスf′が
この負荷変動によるシリンダモータ9の回転速度の変動
を抑圧し、これによる再生水平同期信号の周波数変動を
防止することができる。この補正パルスf′は、このよ
うに、シリンダモータ9の負荷変動のみを補正するもの
であるから、その波形は比較的単純なものとなり、した
がって、補正パルス発生回路31の回路構成を非常に簡単
にすることができる。このようにして、先に述べた原因
が除かれる。
ところで、補正信号gによる補正の場合、その補正量は
磁気テープ29上の記録フオーマツトによって一意的に決
まる。このために、補正回路30の回路構成も一意的に決
まり、そのIC化が容易である。また、補正パルスf′に
よる補正の場合、その補正量は各モータ、ドライブ回路
など周りの条件に依存する部分が多く、磁気記録再生装
置毎に異なって一意的に決めることは困難である。しか
し、この補正はシリンダモータ9の負荷変動に伴なう回
転速度のずれ成分のみについて行なえばよく、このため
に、補正パルスf′の位相、パルス幅、波高値のいずれ
か1つのみを、外付けの可変抵抗により、磁気記録再生
装置毎に調整可能とし、他の2つを一定に設定しても実
用上問題はない。したがって、補正パルス発生回路31の
IC化が容易である。このことから、磁気記録再生装置の
サーボ系はほとんどIC化されているが、補正回路30や補
正パルス発生回路31を設けたことにより、回路規模が大
形になるようなことはない。
第3図は第1図の補正回路30の一具体例を示すブロツク
図であって、34、32、33は入力端子、35はパルス発生回
路、36はブリセツト回路、37はカウンタ、38はラツチ回
路、39はPWM(パルス幅変調)波発生回路である。
第4図は第3図の各部の信号を示す波形図であって、第
3図に対応する信号には同一符号をつけている。但し、
信号iはカウンタ37が出力するカウント値であり、簡明
にするためにこれを波形で表わしている。
まず、スローモーシヨン再生モードでの通常再生時にお
ける具体例の動作を説明する。
第3図および第4図において、入力端子32からクロツク
信号CP1が、また、入力端子33から一定周期の信号hが
夫々パルス発生回路35に供給され、信号hの立上りエツ
ジの直後にラツチパルスjが、また、それよりも遅れて
プリセツトパルスkが形成される。
プリセツトパルスkはカンウタ37を予じめプリセツト回
路36に設定されている所定値にプリセツトする。カウン
タ37は、プリセツトされた後、入力端子34から供給され
るクロツク信号CP2をカウントし、順次のカウント値i
をラツチ回路38に供給する。ラツチ回路38はパルス発生
回路35からラツチパルスjが供給されると、その時のカ
ウント値iをラツチし、そのカウント値をPWM波発生回
路39に供給する。
ラツチ回路38でカウント値iがラツチされると、その直
後パルス発生回路35はプリセツトパルスkを発生し、カ
ウンタ35は再びプリセツトされた後、クロツク信号CP2
をカウントし始める。
PWM波発生回路39はラツチ回路38から供給されたカウン
ト値に応じてパルス幅変調された波形の信号を発生し、
この信号は次段のローパスフイルタ(図示せず)によっ
て直流電圧に変換され、この直流電圧が第1図の補正信
号gであって、基準電圧源6を制御する。
通常再生時には、ラツチ回路38でラツチされるカウント
値は一定であり、したがって、基準電圧源6からの基準
電圧は一定に保持される。
次に、スチル再生に移行するために、ギヤプスタンモー
タ14の回転速度が変化すると、f−V変換器17(第1
図)からの速度制御信号が変化する。ブリセツト回路36
には、この速度制御信号に応じたブリセツト値が設定さ
れており、この速度制御信号に対応した所定のブリセツ
ト値が選択される。そして、カウンタ37は、パルス発生
回路35からブリセツトパルスkが供給されると、この選
択されたブリセツト値にブリセツトされ、上記と同様に
して、入力端子34からのクロツク信号CP2をカウントす
る。
そこで、いま、通常再生時よりもカウンタ37のブリセツ
ト値がΔdだけ変化したとすると、カウンタ37のカウン
ト値iは破線で示すように変化する。したがって、ラツ
チ回路38でラツチされるカウント値はΔdだけ変わる。
いま、この偏差Δdを与える前の通常再生時のロック周
波数(周波数発生器3の出力のFG信号の周波数)をFと
し、この偏差Δdが与えられたことによるロツク周波数
をF′とすると、速度偏差は (F′−F)/F×100(%) であり、ブリセツト値を適当に選ぶことにより、磁気テ
ープ29の走行速度の変化に伴なう再生水平同期信号の周
波数を除くのに必要な所望の速度偏差を得ることができ
る。なお、第4図中、Tは、周波数発生器3の出力のFG
信号の上記ロック周波数Fに対応する周期、T′は同様
に周波数発生器3のFG信号の上記ロック周波数F′に対
応する周期である。
なお、この具体例はキヤプスタンモータ14の回転速度に
応じてプリセツト回路36のブリセツト値を変化させるも
のであったが、これに限らず、プリセツト値を一定と
し、たとえば、プリセツトパルスkあるいはラツチパル
スjの発生タイミングをキヤプスタンモータ14の回転速
度に応じて変化させるようにしてもよく、任意の変形が
可能である。
また、第1図において、スローモーシヨン再生時以外で
は、少なくとも補正パルス発生回路31の出力信号を遮断
することが必要であることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、間欠駆動型のス
ローモーション再生を行なうヘリカルスキャン方式の磁
気記録再生装置において、再生映像の横揺れの要因を、
磁気テープの間欠走行に基づくシリンダモータの負荷変
動に応じた回転速度変動によるものと、第5図及び第6
図に示すような、通常再生とスチル再生との再生水平同
期信号の周波数差によるものとに区別し、前者の負荷変
動によるものを第2の手段により除去し、後者の周波数
差によるものを第2の手段とは別に設けた第1の手段に
より除去するようにしたので、スローモーション再生時
における色々な原因による再生画像の横揺れを高い精度
で補正することができると共に、補正をするための第1
手段及び第2手段の各回路が個別に設計される結果、IC
化可能な比較的簡単な構成の回路によって所要の補正機
能を有する磁気記録再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による磁気記録再生装置の一実施例を示
すブロツク図、第2図は第1図の各部の信号を示す波形
図、第3図は第1図の補正回路の一具体例を示すブロツ
ク図、第4図は第3図の各部の信号を示す波形図、第5
図は磁気テープの走行速度に対するビデオヘツドの走査
軌跡を示す模式図、第6図はキヤプスタンモータの回転
速度に対する再生水平同期信号の周波数変化を示す説明
図、第7図は従来の磁気記録再生装置の一例を示すブロ
ツク図、第8図は第7図の各部の信号を示す波形図であ
る。 1,2……ビデオヘツド,3……周波数発生器,4……周波数
−電圧変換器,5……電圧比較器,6……基準電圧源,7……
加算器,8……ドライブ回路,9……シリンダモータ、10…
…タツクヘツド、11……フリツプフロツプ回路、14……
キヤツプスタンモータ,15……切換スイツチ,16……周波
数発生器,17……周波数−電圧変換器,19……コントロー
ルヘツド,22……ドライブ回路,24……スローモーシヨン
再生制御回路,25……モノマルチバイブレータ,26……分
周器,27……フリツプフロツプ回路,29……磁気テープ,3
0……補正回路,31……補正パルス発生回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西島 英男 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 高橋 孝 東京都小平市上水本町1479番地 日立マイ クロコンピユータエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 古谷 貴史 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 日 立ビデオエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−8945(JP,A) 特開 昭57−10587(JP,A) 特開 昭60−253047(JP,A) 実開 昭59−86055(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオヘッドを駆動するシリンダモータの
    回転速度に応じた第1の情報と基準値とを比較して誤差
    情報を発生し、該誤差情報によって該シリンダモータの
    回転速度を制御するシリンダモータ速度制御系と、通常
    再生時には、キャプスタンモータの回転速度に応じた第
    2の情報によってキャプスタンモータの回転速度を制御
    し、スローモーション再生時には、磁気テープから再生
    されたコントロール信号と前記シリンダモータの回転位
    相に同期したヘッド切替信号とをもとに形成された間欠
    駆動信号によって前記キャプスタンモータを通常再生と
    スチル再生とが交互に繰り返されるように間欠駆動する
    キャプスタンモータ速度制御系とを備えたヘリカルスキ
    ャン方式の磁気記録再生装置において、前記第2の情報
    に応じた第1の補正信号を出力する第1の手段と、前記
    間欠駆動信号に同期し所定の位相、期間および変位量を
    有する第2の補正信号を出力する第2の手段を設け、前
    記第1の補正信号で前記基準値を変化させることによ
    り、前記シリンダモータの回転速度を変化させて前記交
    互に繰り返される通常再生とスチル再生との再生水平同
    期信号の周波数差を補正し、前記第2の補正信号で前記
    誤差情報を変化させることにり、前記間欠駆動に基づく
    前記シリンダモータの負荷変動による回転速度変動を除
    去するように構成したことを特徴とする磁気記録再生装
    置。
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