JPH0681025B2 - ゲ−ト駆動回路 - Google Patents

ゲ−ト駆動回路

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JPH0681025B2
JPH0681025B2 JP62171254A JP17125487A JPH0681025B2 JP H0681025 B2 JPH0681025 B2 JP H0681025B2 JP 62171254 A JP62171254 A JP 62171254A JP 17125487 A JP17125487 A JP 17125487A JP H0681025 B2 JPH0681025 B2 JP H0681025B2
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JP
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transistor
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cmos inverter
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秋雄 玉川
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、NチャネルMOSトランジスタをソース出力ト
ランジスタとして用いる場合の出力トランジスタのゲー
ト駆動回路に関し、特にターンオン時間を改善させたゲ
ート駆動回路に関する。
[従来の技術] 従来、NチャネルMOSトランジスタをソース出力として
使用する場合は、第3図に示すような回路を使用してい
た。即ち、出力トランジスタ1のゲートは、昇圧回路2
及びプルダウン用トランジスタ3からなるゲート駆動回
路により駆動される。
先ず、出力トランジスタ1をオンさせるには、プルダウ
ン用トランジスタ3のゲート端子4をローレベルにして
プルダウン用トランジスタ3をオフ状態にし、昇圧回路
2のトリガ端子5に昇圧回路を動作させるためのトリガ
信号を入力する。昇圧回路2の出力は、出力トランジス
タ1のゲート電位を電源電圧より上昇させる。これによ
り出力トランジスタ1のオン抵抗が小となり、出力端子
6を介して大電流のソース出力が得られることになる。
次に、出力トランジスタ1をオフさせるには昇圧回路2
の動作を止め、プルダウン用トランジスタ3のゲート端
子4をハイレベルにして、プルダウン用トランジスタ3
をオン状態にする。トランジスタ3がオン状態になる
と、電源電圧より高く充電された出力トランジスタ1の
ゲートに蓄積された電荷は、プルダウン用トランジスタ
3を通過して接地端子に流れ、出力トランジスタ1はオ
フ状態となる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上述した従来のゲート駆動回路において
は、出力トランジスタ1をオンさせるときに、昇圧回路
2の遅延により、ターンオン時間が長くなるという欠点
がある。
ターンオン時間を短くするためには、出力トランジスタ
1のゲートを昇圧回路2と共に通常のCMOSインバータで
も駆動することが考えられるが、このようにすると、昇
圧回路2が出力トランジスタのゲート電位を電源電位よ
りも上昇させたときに、CMOSインバータを構成するPチ
ャネルトランジスタのドレイン電位が基板電位より上昇
してしまう。ドレイン−基板間がこのように順バイアス
されると、出力トランジスタ1のゲートに蓄積された電
荷がすべて基板に流れてしまい、出力トランジスタ1の
ゲート電位を高めることが不可能になってしまうという
問題点がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであ
って、出力トランジスタのターンオン時間を短くするこ
とができ、しかも出力トランジスタのゲート電位を十分
に高めることができるゲート駆動回路を提供することを
目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係るゲート駆動回路は、昇圧回路とともにソー
ス出力用のNチャネルMOSトランジスタの出力トランジ
スタのゲートを駆動するCMOS回路を備えている。
即ち、このCMOS回路は、前記昇圧回路のトリガタイミン
グでローレベル信号を入力し出力点が前記出力トランジ
スタのゲートに接続された第1のCMOSインバータ回路
と、この第1のインバータ回路を構成するPチャネルMO
Sトランジスタと上記CMOSインバータ回路の出力点との
間に接続されゲート及びドレインが上記PチャネルMOS
トランジスタに共通接続された逆流阻止用NチャネルMO
Sトランジスタと、前記第1のCMOSインバータ回路と並
列に設けられ入力点が前記第1のCMOSインバータ回路と
共通に接続され出力点が前記逆流阻止用NチャネルMOS
トランジスタのバックゲートに接続された第2のCMOSイ
ンバータ回路とを備えている。
[作用] 本発明によれば、昇圧回路へのトリガ入力があると、第
1のCMOSインバータ回路の入力にローレベルが与えら
れ、同インバータ回路が速やかに立上るので、出力トラ
ンジスタは直ちにターンオンすることができる。
出力トランジスタがオン状態となり、昇圧回路が出力ト
ランジスタのゲートを電源電圧よりも上昇させると、第
1のCMOSインバータ回路の出力点とPチャネルMOSトラ
ンジスタとの間にダイオード接続された逆流阻止用Nチ
ャネルMOSトランジスタが逆バイアスとなるので、Pチ
ャネルMOSトランジスタを介しての電荷の流出を防止で
きる。従って、出力トランジスタのゲート電位を十分に
高めることができる。
[実施例] 次に、本発明の実施例について添付の図面を参照して説
明する。第1図は本発明の実施例を示す回路図である。
NチャネルMOSトランジスタからなる出力トランジスタ
1のゲートに接続される本実施例に係るゲート駆動回路
は、昇圧回路2と、以下のように構成されたCMOS回路10
とで構成されている。
即ち、電源(VDD)−接地(VSS)間には、PチャネルMO
Sトランジスタ11とNチヤネルMOSトランジスタ12とから
なる第1のCMOSインバータ回路13が接続されている。こ
の第1のCMOSインバータ回路13の出力点P0は出力トラン
ジスタ1のゲートに接続されている。
出力点P0とPチャネルMOSトランジスタ11のソースとの
間には、NチャネルMOSトランジスタからなる逆流阻止
用トランジスタ14が接続されている。逆流阻止用トラン
ジスタ14は、ドレンイとゲートとがPチャネルMOSトラ
ンジスタ11のソースに共通接続され、PチャネルMOSト
ランジスタ14から出力点P0側へのみ電流を流すダイオー
ドの機能を発揮する。
また、電源−接地間には、PチャネルMOSトランジスタ1
5とNチャネルMOSトランジスタ16とからなる第2のCMOS
インバータ回路17が接続されている。この第2のCMOSイ
ンバータ回路17の入力点は第1のCMOSインバータ回路13
の入力点とともに入力端子18に共通接続され、出力点は
逆流阻止用トランジスタ14のバックゲートに接続されて
いる。
以上の構成において、第1、第2のCMOSインバータ回路
13,17の入力端子18がハイレベルのときには、Nチャネ
ルMOSトランジスタ12はオン状態、出力点P0、即ち出力
トランジスタ1のゲート電位はローレベルとなつてお
り、出力トランジスタ1はオフ状態である。この時、昇
圧回路2のトリガ端子5には昇圧回路2を動作させるた
めのトリガ信号は入力されていない。
第1,第2のCMOSインバータ回路13,17の入力端子18がロ
ーレベルになると、PチャネルMOSトランジスタ11及び
逆流阻止用トランジスタ14はオン、NチャネルMOSトラ
ンジスタ12はオフとなるため、ダイオード接続された逆
流阻止用トランジスタ14を通して出力トランジスタ1の
ゲートは充電される。ゲートの電位は電源電圧(VDD
から逆流阻止用トランジスタ14の順方向電圧降下を差し
引いた値となる。このとき、第2のCMOSインバータ回路
17の出力はハイとなり、逆流阻止用トランジスタ14のバ
ックゲート電位は電源電圧まで上昇するため、このトラ
ンジスタ14のしきい値電圧VTの増大が抑制され、順方向
電圧降下を小さくすることができる。
第1、第2のCMOSインバータ回路13,17の入力端子18が
ローとなると同時に、昇圧回路2のトリガ端子5には、
昇圧回路2を動作させるためのトリガ信号が入力され
る。出力トランジスタ1のゲートは、この昇圧回路2と
ともに、トランジスタ11,14を通して、同時に充電され
るため、ゲート電位は速やかに上昇し、昇圧回路2だけ
で充電する場合よりも出力トランジスタ16のターンオン
時間を短縮させることができる。
充電が進み、出力トランジスタ1のゲート電位が電源電
圧(VDD)より上昇すると、Nチャネルのトランジスタ1
3,14のソースドレイン接合は逆バイアスされるので、N
チャネルトランジスタが形成されているPウェルまたは
P型基板に電流が流れることが防止される。このため、
出力トランジスタ1のゲート電位は、電源電位よりも十
分に高くなり、出力トランジスタ1のオン抵抗を十分に
低くできるので、出力端子6を介して大電流のソース出
力を得ることができる。
第2図は本発明の第2の実施例を示す回路図である。こ
の実施例が先の実施例と異なる点は、第2のCMOSインバ
ータ回路17の出力を、直接昇圧回路20のトリガ端子5に
接続した点にある。
昇圧回路20は、NチャネルMOSトランジスタ21と、ダイ
オード接続されたNチャネルMOSトランジスタ22と、MOS
キャパシタ23とによって構成されており、MOSキャパシ
タ23の片側の電極24にクロック信号φを入力することに
より、昇圧動作を行うものとなっている。NチャネルMO
Sトランジスタ21とダイオード接続されたNチャネルMOS
トランジスタ22のバックゲート電位は昇圧回路20が動作
する時、電源電圧までプルアップされるため、両Nチャ
ネルMOSトランジスタ21,22のしきい値電圧VTの上昇が抑
えられ、高い昇圧効率が得られる。従って、この実施例
では、その分、ターンオン時間も短縮される。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、ゲート駆動回路
に高速動作が可能なCMOSインバータ回路を付加し、更に
出力端子の電位を電源電圧以上にした場合でも、出力ト
ランジスタのゲートに蓄積された電荷がCMOSインバータ
回路を介して流出しないように逆流阻止用トランジスタ
を設けたので、出力トランジスタから得られる出力を低
下させることなく、出力トランジスタのターンオン時間
を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るゲート駆動回路の回路
図、第2図は本発明の他の実施例に係るゲート駆動回路
の回路図、第3図は従来のゲート駆動回路の回路図であ
る。 1;出力トランジスタ、2,20;昇圧回路、13;第1のCMOSイ
ンバータ回路、14;逆流阻止用トランジスタ、17;第2の
CMOSインバータ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソース出力として用いられるNチャネルMO
    Sトランジスタからなる出力トランジスタのゲートを駆
    動するゲート駆動回路において、トリガ入力に応じて昇
    圧動作を行い昇圧された電圧を前記出力トランジスタの
    ゲートに与える昇圧回路と、前記トリガ入力と同一タイ
    ミングでローレベル信号を入力し出力点が前記出力トラ
    ンジスタのゲートに接続された第1のCMOSインバータ回
    路と、この第1のCMOSインバータ回路を構成するPチャ
    ネルMOSトランジスタと同第1のCMOSインバータ回路の
    出力点との間に接続されそのゲート及びドレインが上記
    Pチャネルトランジスタに共通接続された逆流阻止用N
    チャネルMOSトランジスタと、前記第1のCMOSインバー
    タ回路と並列に設けられ入力点が前記第1のCMOSインバ
    ータ回路と共通に接続され出力点が前記逆流阻止用Nチ
    ャネルMOSトランジスタのバックゲートに接続された第
    2のCMOSインバータ回路とを具備したことを特徴とする
    ゲート駆動回路。
  2. 【請求項2】前記第2のCMOSインバータ回路の出力点
    は、前記昇圧回路のトリガ入力として与えられているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のゲート駆
    動回路。
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