JPH0680782U - フォークグラブ - Google Patents

フォークグラブ

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Publication number
JPH0680782U
JPH0680782U JP2140593U JP2140593U JPH0680782U JP H0680782 U JPH0680782 U JP H0680782U JP 2140593 U JP2140593 U JP 2140593U JP 2140593 U JP2140593 U JP 2140593U JP H0680782 U JPH0680782 U JP H0680782U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
pin
claw
upper claw
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2140593U
Other languages
English (en)
Inventor
昭雄 永松
Original Assignee
千葉工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 千葉工業株式会社 filed Critical 千葉工業株式会社
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Publication of JPH0680782U publication Critical patent/JPH0680782U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 交換作業の容易なフォークグラブを提供する
ことにある。 【構成】 アーム先端に固定されたブラケットと、ブラ
ケットの一部にピンで支承された下爪と、ブラケット及
びブラケットピンで回動可能に支承された上爪と、上爪
及び下爪を開閉作動させるリンク機構とを備え、2本の
ピンで着脱可能に取り付たフォークグラブであるので、
交換作業を容易に行う事ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、家屋の解体や木石等の重量物の荷役に使用するフォークグラブに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のフォークグラブは、パワーショベル等の土木機械のアームの先 端に取り付けられたバケット等を取り外し、その代わりに上爪、下爪より成る一 対のフォークを油圧駆動で開閉する構成である。 従来より、種々の構成のフォークグラブが提案されている。例えば、実公昭6 1−9906号等においては、アームに備えられた油圧シリンダーを駆動するこ とによりリンク機構を介して爪を開閉させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述のような従来のフォークグラブの構造において、バケットを取り 外す際にアーム先端のピンを3本以上交換しなければならず、フォークグラブの 着脱作業に時間がかかるという欠点が存在した。また、フォークグラブ自体の構 造も複雑であるため、故障の原因ともなっていた。
【0004】 本考案の目的は、従来のこのようなフォークグラブ交換作業が困難で、時間が かかるという欠点に鑑み、短時間で交換作業のできるフォークグラブを提供する ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の要旨とするところは、土木作業機械のア ーム先端にブラケットピン及び支持部で固定されたブラケットと、該ブラケット の一部にピンで半回動可能に支承された下爪と、前記ブラケット及びアーム先端 にブラケットピンで回動可能に支承された上爪と、該上爪及び下爪を開閉作動さ せるリンク機構と、該リンク機構を駆動する油圧シリンダーとを備え、前記上爪 と下爪とが下爪に形成された長穴と上爪に立設された係合ピンとで相互に係合す ると共に、前述アーム先端にブラケットピンと上爪ピンの2本で着脱可能に取り 付けられたものである。
【0006】
【作用】
本考案に係るフォークグラブは、2本のピンを取り外すだけで、取り替え作業 をする事ができる為、短時間で交換作業を完了できる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、 本考案の一実施例に係るフォークグラブを土木機械に組み付けた状態を示す全体 側面図、図2は、本考案の一実施例に係るフォークグラブの閉じた状態を示す要 部拡大側面図、図3は、フォークグラブの要部拡大平面図である。ここで、フォ ークグラブ10は、土木作業機械のアーム11の先端にブラケットピン12及び 支持部13で固定されたブラケット14と、該ブラケット14の一部にピン15 で半回動可能に支承された下爪16と、前記ブラケット14及びアーム11の先 端にブラケットピン12で回動可能に支承された上爪18と、該上爪18及び下 爪16を開閉作動させるリンク機構19と、該リンク機構19を駆動する油圧シ リンダー20等を備えている。
【0008】 ここで、ブラケット14は、バケット等の取り外しされたアーム11の先端に ブラケットピン12及び支持部13、17で固定されている。支持部13は、爪 を閉じる際のブラケット14の回動を阻止し、支持部17は、爪を開く際の回動 を阻止する働きをする。
【0009】 下爪16は、ピン15でブラケット14に回動可能に支承されると共に、長穴 21で上爪18に固定されたピン22と係合している。また、下爪16は、全体 として上向きに湾曲していると共に、内側16aが硬い部材で補強されている。
【0010】 上爪18は、アーム11の先端にブラケットピン12で回動可能に支持されて いると共に、ピン22で下爪16の長穴21に係合している。また、上爪18の 上面には、上爪ピン23が横架されており、この上爪ピン23にリンク機構19 のバケットリンク24と係合している。上爪18は、下爪16と対向するように 下向きに湾曲している。更に、上爪18の内側18aも硬い部材で補強されてい る。更にまた、上爪18の一部には、ストッパ18bが固定されており、所定以 上の開成を阻止している。
【0011】 リンク機構19は、バケットリンク24とサイドリンク25、シリンダーピン 26、ヒンジピン27等から構成されている。サイドリンク25は、一端がアー ム11の先端でブラケットピン12より後端にヒンジピン27で回動可能に支持 されると共に、他端がシリンダーピン26でバケットリンク24に係合している 。このように構成されたリンク機構19のシリンダーピン26には、油圧シリン ダー20のロッド20aの先端がピン結合されている。
【0012】 次に以上のように構成されたフォークグラブは、油圧ショベル等の土木機械の ブーム先端のアーム11からショベル等を取り外し、その代わりに取り付けるも のである。油圧シリンダー20及びサイドリンク25、バケットリンク24は、 そのまま使用する事ができる。
【0013】 油圧シリンダー20のロッド20aの移動により、リンク機構19が駆動され 、該リンク機構19により、上爪18が駆動される。先ず、爪を閉じる場合には 、油圧シリンダーのロッド20aを突出させる。ロッド20aが突出すると、サ イドリンク25は前方向に倒れ、バケットリンク24を前方に押し出す。バケッ トリンク24が前方に押し出されると、バケットリンク24と上爪ピン23で係 合している上爪18は、ブラケットピン12を中心に回動する。
【0014】 上爪18がブラケットピン12を中心に回動すると、上爪18に立設されたピ ン22と長穴21で係合している下爪16は、ピン15を中心として上向きに回 動し、上爪18と下爪16とは互いに近付き閉成される(図2参照)。
【0015】 逆に爪を開く場合には、油圧シリンダーのロッド20aを後退させる。すると 、リンク機構19を介して上爪18の上爪ピン23が引かれ、上爪18はブラケ ットピン12を中心に上向きに回動する。上爪18が上向きに回動すると、上爪 と長穴21、ピン22で係合した下爪16がピン15を中心に下向きに回動する 。上爪18が上向きに回動する際、ブラケット14は、支持部17でアーム11 に支承されているので、上爪18に追随して回動する事がない。このようにして 、上爪18及び下爪16は、開成される(図4参照)。また、ストッパ18bに より、所定以上の開成が阻止される。
【0016】 この様に、本考案のフォークグラブは、ブラケットピン12及び上爪ピン23 を抜き取り、交換するだけで土木作業機械のバケットをフォークグラブに交換す る事ができるので、交換作業が極めて容易となる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、土木作業機械のアーム先端にブラケットピン 及び支持部で固定されたブラケットと、該ブラケットの一部にピンで半回動可能 に支承された下爪と、前記ブラケット及びアーム先端にブラケットピンで回動可 能に支承された上爪と、該上爪及び下爪を開閉作動させるリンク機構と、該リン ク機構を駆動する油圧シリンダーとを備え、前記上爪と下爪とが下爪に形成され た長穴と上爪に立設された係合ピンとで相互に係合すると共に、前述アーム先端 にブラケットピンと上爪ピンの2本で着脱可能に取り付けられたので、土木作業 機械からバケットを取り外して、フォークグラブを付け替える作業を極めて容易 にする事ができる。したがって、作業能率の向上に大きく寄与する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るフォークグラブを土木
機械に組み付けた状態を示す全体側面図である。
【図2】本考案の一実施例に係るフォークグラブの閉じ
た状態を示す要部拡大側面図である。
【図3】本考案の一実施例に係るフォークグラブの要部
拡大平面図である。
【図4】本考案の一実施例に係るフォークグラブの開い
た状態を示す側面図である。
【符号の説明】
10 フォークグラブ 11 アーム 12 ブラケットピン 13,17 支持部 14 ブラケット 15 ピン 16 下爪 18 上爪 19 リンク機構 20 油圧シリンダー 21 長穴 22 ピン 23 上爪ピン 24 バケットリンク 25 サイドリンク 26 シリンダーピン 27 ヒンジピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土木作業機械のアーム先端にブラケット
    ピン及び支持部で固定されたブラケットと、該ブラケッ
    トの一部にピンで半回動可能に支承された下爪と、前記
    ブラケット及びアーム先端にブラケットピンで回動可能
    に支承された上爪と、該上爪及び下爪を開閉作動させる
    リンク機構と、該リンク機構を駆動する油圧シリンダー
    とを備え、前記上爪と下爪とが下爪に形成された長穴と
    上爪に立設された係合ピンとで相互に係合すると共に、
    前述アーム先端にブラケットピンと上爪ピンの2本で着
    脱可能に取り付けられたことを特徴とするフォークグラ
    ブ。
JP2140593U 1993-04-23 1993-04-23 フォークグラブ Pending JPH0680782U (ja)

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JP2140593U JPH0680782U (ja) 1993-04-23 1993-04-23 フォークグラブ

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JP2140593U JPH0680782U (ja) 1993-04-23 1993-04-23 フォークグラブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0680782U true JPH0680782U (ja) 1994-11-15

Family

ID=12054142

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JP2140593U Pending JPH0680782U (ja) 1993-04-23 1993-04-23 フォークグラブ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102248372A (zh) * 2011-06-22 2011-11-23 河南盛荣特种钢业有限公司 单面复合不锈钢冷轧基料的生产方法

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