JPH0571248U - アタッチメント着脱装置 - Google Patents

アタッチメント着脱装置

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JPH0571248U
JPH0571248U JP2146392U JP2146392U JPH0571248U JP H0571248 U JPH0571248 U JP H0571248U JP 2146392 U JP2146392 U JP 2146392U JP 2146392 U JP2146392 U JP 2146392U JP H0571248 U JPH0571248 U JP H0571248U
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勝介 粟野
直志 渡田
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    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/3604Devices to connect tools to arms, booms or the like
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来の油圧ショベルでは、バケットなどを着脱
したり、或は交換したりする時に、そのバケットなどの
装着部に位置するピン7,8を抜き取って行なわなけれ
ばならない。そのようにして、バケットなどを油圧ショ
ベルの作業フロント部から着脱したり、或は交換したり
することは、手間と人手と時間とを要する欠点があっ
た。本考案は、上記欠点を除去することを目的とするも
のである。 【構成】本考案は、油圧ショベルなどの作業フロント部
に、バケット3などの作業用アタッチメントを装着する
作業機において、前記バケット3などの作業用アタッチ
メントのピン7’・8’を支持する固定フック10と可
動フック11を設け、それらの固定フック10と可動フ
ック11の基部で、アーム2の先端部およびロッド4の
先端部とピン結合してなるアタッチメント着脱装置であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、アタッチメント着脱装置に関し、特に、油圧ショベルなどの作業機 において、その作業機の作業フロント部に装着するバケットなどの作業用アタッ チメント着脱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の油圧ショベルなどの作業機において、その作業機の作業フロント部に装 着するバケットなどの作業用アタッチメントを着脱したり、或は交換したりする 時には、油圧ショベルなどの作業機の本体に接続した作業フロント部のアーム2 の先端部および作業フロント部のアーム2の後端部に基部を有するバケットシリ ンダ9の先端部とロッド4の後端部と接続して、そのロッド4の先端部のところ で、それぞれピン7,8を介して装着されているバケットなどの作業用アタッチ メントの装着部に位置するピン7,8を抜き取って行なわなければならない。そ して、その油圧ショベルの具体的構成は、図6および図7において示すように、 油圧ショベル本体1にアーム2を回動自在に取付け、そのアーム2の先端にバケ ット3を回動自在に取付け、そのバケット3を作業フロント部のアーム2の後端 部に基部を有するバケットシリンダ9の先端部に接続したロッド4の先端部にバ ケット3は装着されている。特に、図7は、図6の輪郭Aで示した部分の内部の 機構を拡大して示したものであって、図8は、バケット3の要部を拡大した斜視 図である。図7および図8において、バケット3のブラケット5,6の部分にピ ン7,8を配設し、ピン7はバケット3とアーム2とを連結し、ピン8はバケッ ト3とロッド4とを連結し、それらのピン7,8はピン孔に対して抜き差し自在 である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の油圧ショベルなどの作業機において、その作業機の作業フロント部に装 着するバケットなどの作業用アタッチメントを着脱したり、或は交換したりする 時には、図6,図7および図8において示すように、油圧ショベルなどの作業機 の本体に接続した作業フロント部のアーム2の先端部および作業フロント部のア ーム2の後端部に基部を有するバケットシリンダ9の先端部とロッド4の後端部 と接続して、そのロッド4の先端部のところで、それぞれピン7’8を介して装 着されているバケットなどの作業用アタッチメントの装着部に位置するピン7’ 8を抜き取って行なわなければならない。それ故に、通常、オペレータと作業者 の二人の共同作業でバケットなどの作業用アタッチメントを油圧ショベルなどの 作業機の作業フロント部から着脱したり、或は交換したりすることが行なわれて きた。そこで、オペレータが作業者の合図にしたがって油圧ショベルなどの作業 機を操作し、バケットなどの作業用アタッチメント装着用ピン孔と作業フロント 部のアーム2の先端部のピン孔およびロッド4の先端部のピン孔とを合わせてピ ン7,8を抜き差しすることによりバケットなどの作業用アタッチメントの着脱 或は交換を行なってきた。そのようにして複数の人により複雑な作業をしてきた ので、バケットなどの作業用アタッチメントを油圧ショベルなどの作業機の作業 フロント部から着脱したり、或は交換したりすることに非常な手間と人手と時間 とを必要とする欠点があった。本考案は、上記欠点を除去することを目的とする ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、油圧ショベルなどの作業フロント部に、バケット3などの作業用ア タッチメントを装着する作業機において、前記バケット3などの作業用アタッチ メントのピン7’・8’を支持する固定フック10と可動フック11を設け、そ れらの固定フック10と可動フック11の基部で、アーム2の先端部およびロッ ド4の先端部とピン結合してなるアタッチメント着脱装置である。
【0005】
【作用】
本考案のアタッチメント着脱装置によりバケットなどの作業用アタッチメント を油圧ショベルなどの作業機の作業フロント部から着脱したり、或は交換したり することについて、以下、詳しく説明する。図1には、バケットなどの作業用ア タッチメントが油圧ショベルなどの作業フロント部に装着されている状態が示さ れており、図5には、バケットなどの作業用アタッチメントが油圧ショベルなど の作業機の作業フロント部から離脱させられた状態が示されている。そこで、さ きに、バケットなどの作業用アタッチメントを作業フロント部へ装着させる時を 説明し、次に、バケットなどの作業用アタッチメントを作業フロント部から離脱 させる時を説明する。 1)バケットなどの作業用アタッチメントを作業フロント部へ装着させる時 まず、作業フロント部のアーム2を移動させて、バケットなどの作業用アタッ チメントのピン7’を固定フック10のフック部10dに挿入する。 次に、作業フロント部のアーム2の先端部に、基部を有するバケットシリンダ 2aを作動させて、図5に示すように、可動フック11のフック部11dをピン 8’に近ずける。 次に、シリンダ12を、図5に示すように収縮した状態から伸長させると、キ ャッチャ13は、カム14で支持された状態になっているので、回動出きずに拘 束されており、シリンダ12の伸長作動によって、可動フック11がピン8を回 動中心にして矢印Eの方向に回動する。 次に、可動フック11がピン8を回動中心にして矢印Eの方向に回動して、ピ ン8’が可動フック11のフック部11d内にはいると、ピン8’がカム14に 接触して、カム14を矢印Fの方向に回動させる。そして、カム14はキャッチ ャ13から離れ、キャッチャ13はピン15を中心に回動可能となる。 次に、シリンダ12を、さらに伸長させると、固定ブロック18aはフレーム 11bの溝11d’に沿って摺動し、それとともに、固定ブロック18bは、キ ャッチャ13の溝13a,13a’に沿って摺動する。そして、それに従い、キ ャッチャ13は矢印Gの方向に回動する。 次に、キャッチャ13が回動してピン8’に当たると、図1に示すように、キ ャッチャ13と可動フック11のフック部11dでピン8’をつかみ込むのであ る。そして、キャッチャ13と可動フック11のフック部11dによりピン8’ をつかみ込んだ状態では固定ブロック18a,18bの移動するフレーム11b の溝11b’とキャッチャ13の溝13a,13a’の間隔は、シリンダ12が 伸長する方向にしたがつて狭くなっているので、シリンダ12を伸長するにした がい固定ブロック18a,18bは、くさび効果によりシリンダ12の推力より 大きい力でキャッチャ13を矢印Gの方向に押し付け、可動フック11のフック 部11dとキャッチャ13とでピン8’を確実に保持する。 上述のようにして、ピン8’を可動フック11のフック部11dとキャッチャ 13とで確実に保持することによりバケットなどの作業用アタッチメントを作業 フロント部へ装着させうるのである。 2)バケットなどの作業用アタッチメントを作業フロント部から離脱させる時 まず、図1に示すように、シリンダ12を伸長した状態から、シリンダ12を 収縮していくと、固定ブロック18a,18bは、フレーム11bの溝11d’ に沿って摺動し、それとともに、固定ブロック18bは、キャッチャ13の溝1 3a,13a’に沿って摺動する。そして、それに伴い、キャッチャ13は矢印 G’の方向に回動する。 次に、キャッチャ13は、フレーム11bに当たるまで回動する。それに伴い 、カム14は、捩りばね14bにより矢印F’の方向に回動してストッパ14d に当たり固定して拘束される。 次に、キャッチャ13がフレーム11bに当った状態でシリンダ12を縮小す ると、可動フック11が矢印E’の方向に回動するので、ピン8’は可動フック 11のフック部11dから離脱する。 次に、シリンダ12を最も縮小させ完全に縮小されたところで、その後に、作 業フロント部のアーム2の先端部に基部を有するバケットシリンダ2aを作動さ せて、可動フック11のフック部11dをピン8’の上方に外す。 次に、作業フロント部のアーム2を移動させ、バケットなどの作業用アタッチ メントのピン7’を固定フック10のフック部10dから離脱させると、バケッ トなどの作業用アタッチメントをアタッチメント着脱装置から離脱させることが できる。 3)ピン間距離が異なるバケットなどの作業用アタッチメントを作業フロント部 に着脱する時 可動フック11は、ピン8を回動中心にして回動し、かつ、ピン8’が可動フ ック11のフック部11d内に挿入されると、キャッチャ13を支持するカム1 4が外れて可動フック11のフック部11dとキャッチャ13とでピン8’を保 持しかつ固定ブロック18a,18bのくさび効果により固定する構造であるの で、ピン間距離が異なるバケットなどの作業用アタッチメントについても、上述 の1),2)の各項に記載された手順と同じようにして、ピン間距離が異なるバ ケットなどの作業用アタッチメントを作業フロント部に着脱することができる。
【0006】
【実施例1】 油圧ショベルなどの作業フロント部に設けたアーム2の先端部およびロッド4 の先端部に、バケット3などの作業用アタッチメントの介在部材をピン結合し、 そのピン結合の部分とは別の部分でピン結合するため、前記バケット3などの作 業用アタッチメントの介在部材に設けたピン7・8とは別のもう一方のピン7’ を設け、そのピン7’を保持する可動フック11を固定フック10に対し回動自 在に結合させるとともに、前記可動フック11に前記バケットなどの作業用アタ ッチメントのピン8’を保持するためのキャッチャ13を回動自在に取付けてな るアタッチメント着脱装置である。
【0007】
【実施例2】 油圧ショベルなどの作業フロント部に、バケット3などの作業用アタッチメン トを装着する作業機において、前記バケット3などの作業用アタッチメントのピ ン7’・8’を支持する固定フック10と可動フック11を前記油圧ショベルな どの作業フロント部に設けたアーム2の先端部およびロッド4にピン結合し、そ のピン結合とは別にピン結合するため、前記バケット3などの作業用アタッチメ ントのピン7・8とは別のもう一方のピン7’を支持する可動フック11を固定 フック10に対し回動自在に結合させるとともに、前記可動フック11に前記バ ケットなどの作業用アタッチメントのピン8’を保持するためのキャッチャ13 を回動自在に取付けてなるアタッチメント着脱装置である。
【0008】
【実施例3】 固定フック10にシリンダ12の一端をピン結合し、そのシリンダ12の他端 に設けたピン17を回動中心にして、前記シリンダ12の他端に設けたピン17 が可動フック11の溝11d’に沿って摺動する固定ブロック18aおよびキャ ッチャ13の溝13aに沿って摺動する固定ブロック18bを回動自在に取付け てなるアタッチメント着脱装置である。
【0009】
【実施例4】 アタッチメントの離脱状態では、キャッチャ13は捩りばね14bで作動する カム14により拘束され、シリンダ12の作動により可動フック11が揺動し、 アタッチメントのピン8’が可動フック11のフック部に入り、前記ピン8’に より、カム14が作動して、キャッチャ13の拘束が解除され、シリンダ12の 作動により固定ブロック18a、18bが摺動し、固定ブロック18a、18b のくさび効果によりキャッチャ13と可動フック11とでアタッチメントのピン 8’を確実に保持するようにしてなるアタッチメント着脱装置。
【0010】
【実施例5】 油圧ショベルなどの作業フロント部に、バケット3などの作業用アタッチメン トを装着する作業機において、前記バケット3などの作業用アタッチメントのピ ン7’・8’を支持する固定フック10を、前記油圧ショベルなどの作業フロン ト部に設けたアーム2の先端部およびロッド4にピン結合し、そのピン結合とは 別にピン結合するため、前記バケット3などの作業用アタッチメントのピン7. 8とは別のもう一方のピン7’を支持する可動フック11を固定フック10に対 し回動自在に結合させるとともに、前記可動フック11に前記バケットなどの作 業用アタッチメントのピン8’を保持するためのキャッチャ13を回動自在に取 付けてなり、固定フック10にシリンダ12の一端をピン結合し、そのシリンダ 12の他端に設けたピン17を回動中心にして、前記シリンダ12の他端に設け たピン17が可動フック11の溝11d’に沿って摺動する固定ブロック18a およびキャッチャ13の溝13aに沿って摺動する固定ブロック18bを回動自 在に取付けてなり、アタッチメントの離脱状態では、キャッチャ13は捩りばね 14bで作動するカム14により拘束され、シリンダ12の作動により可動フッ ク11が揺動し、アタッチメントのピン8’が可動フック11のフック部に入り 、前記ピン8’により、カム14が作動して、キャッチャ13の拘束が解除され 、シリンダ12の作動により固定ブロック18a、18bが摺動し、固定ブロッ ク18a、18bのくさび効果によりキャッチャ13と可動フック11とでアタ ッチメントのピン8’を確実に保持するようにしてなるアタッチメント着脱装置 である。
【0011】
【実施例6】 フック構造部分は固定フック10と可動フック11とからなり、前記固定フッ ク10はブラケット10a,10a’,フレーム10b,フックプレート10c ,10c’およびボス10d,10d’で構成され、ピン7を介して油圧ショベ ルなどの作業フロント部に設けたアーム2の先端部とピン結合し、またピン8を 介して作業フロント部のアーム2の後端部に基部を有するバケットシリンダ2a の先端部とロッド4の後端部とを接続し、前記可動フック11はブラケット11 a,11a’,フレーム11bおよびフックプレート11c,11c’で構成さ れ、ピン8の部分で前記可動フック11は前記固定フック10および前記ロッド 4と連結されており、前記可動フック11に設けたピン15の部分でキャッチャ 13を回動可能に取り付け、ピン14a,捩りばね14b,その捩りばね14b を受ける座金14cによりカム14を前記可動フック11に取り付け、前記カム 14は、捩りばね14bによって、前記可動フック11に固定されたストッパー 14dに押し付けられており、シリンダ12はピン16の部分で前記固定フック 10に取り付け、固定ブロック18a、18bはピン17の部分で前記シリンダ 12の先端に取り付けられており、前記固定ブロック18aは前記可動フック1 1のフレーム11bの溝11b’に沿って摺動し、前記固定ブロック18bは、 キャッチャ13の溝13a,13a’に挿入され、それらの溝13a,13a’ に沿って摺動するようにしてなるアタッチメント着脱装置である。
【0012】
【効果】 本考案を施したアタッチメント着脱装置は下記の効果を奏しうるのである。 1)本考案を施したアタッチメント着脱装置は、そのアタッチメント着脱装置に 装着されたシリンダの伸縮で、そのアタッチメント着脱装置を着脱する構造にな っているので、一人のオペレータがキャビン内で、そのアタッチメント着脱装置 の着脱作動のための操作をすることによって、アタッチメントを簡単に着脱しう る効果がある。それゆえに、従来、複数の人によって行なわれてきたアタッチメ ントの着脱作業をわずかひとりのオペレータによって出来るのでアタッチメント の着脱作業を能率的に行ないうる効果がある。また、単に、特定のアタッチメン ト例えばバケットの着脱作業だけでなくバケット以外の各種のアタッチメントに 交換が可能であり、一台の油圧ショベルだけでも、そのアタッチメントを所望の アタッチメントに容易に、かつ確実に、かつ迅速に、交換して多種多様の作業を 高い作業効率の状態を維持しながら遂行しうる効果がある。 2)本考案を施したアタッチメント着脱装置は、ピン間距離の異なるアタッチメ ントの着脱およびピンの口径の異なるアタッチメントの着脱が、ともに可能であ って、その結果は、各種各様のアタッチメントの着脱が可能となり、従来に比ベ て、広範囲の作業をなしうるものである。したがって、多種多様の作業を段階的 に進めねばならない建設工事において、本考案を施したアタッチメント着脱装置 は、利用価値の高い働きをなしうる効果がある。 3)本考案を施したアタッチメント着脱装置は、固定ブロックのくさび効果を利 用することによりアタッチメントのピンを確実に保持する構造であるから、万が 一にもシリンダの伸縮に際して、シリンダの保持圧を保持出来ずに下降しても前 記アタッチメントが外れるおそれがない。したがって、建設工事などのように危 険を伴いがちな工事でも、安全にそして確実に作業をなしうる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を施したアタッチメント着脱装置の実施
例に係るアタッチメント着脱装置のシリンダが伸長した
状態即ちアタッチメントのピンを把持した状態を示す側
面図である。
【図2】図1のB−B断面図である。
【図3】図1のC−C断面図である。
【図4】本考案を施したアタッチメント着脱装置の実施
例に係るアタッチメント着脱装置のバケットの装着状態
を示した実施態様図である。
【図5】本考案を施したアタッチメント着脱装置の実施
例に係るアタッチメント着脱装置のシリンダが収縮した
状態即ちアタッチメントのピンを把持した状態から、そ
のピンを解除した状態になったところを示す側面図であ
る。
【図6】油圧ショベルの全体的構成を示した側面図であ
る。
【図7】図6の丸Aの内部の部分即ちアタッチメントの
バケットの部分とアームの部分とを拡大して示した側面
図である。
【図8】油圧ショベルの従来のアタッチメントのバケッ
トの部分のピンの装着状態を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 油圧ショベル本体 9 バケットシリンダ
14a ピン 2 アーム 10 固定フック
14b 捩りばね 3 バケット 10d フック部
14d ストッパー 4 ロッド 11 可動フック
15 ピン 5 ブラケット 11d フック部
16 ピン 6 ブラケット 12 シリンダ
17 ピン 7 ピン 13 キャッチャ
18a 固定ブロック 7′ ピン 13a 溝
18b 固定ブロック 8 ピン 13a′溝 8′ ピン 14 カム

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧ショベルなどの作業フロント部に、バ
    ケット3などの作業用アタッチメントを装着する作業機
    において、前記バケット3などの作業用アタッチメント
    のピン7’・8’を支持する固定フック10と可動フッ
    ク11を設け、それらの固定フック10と可動フック1
    1の基部で、アーム2の先端部およびロッド4の先端部
    とピン結合してなるアタッチメント着脱装置。
  2. 【請求項2】油圧ショベルなどの作業フロント部に設け
    たアーム2の先端部およびロッド4の先端部に、バケッ
    ト3などの作業用アタッチメントの介在部材をピン結合
    し、そのピン結合の部分とは別の部分でピン結合するた
    め、前記バケット3などの作業用アタッチメントの介在
    部材に設けたピン7・8とは別のもう一方のピン7’を
    設け、そのピン7’を保持する可動フック11を固定フ
    ック10に対し回動自在に結合させるとともに、前記可
    動フック11に前記バケットなどの作業用アタッチメン
    トのピン8’を保持するためのキャッチャ13を回動自
    在に取付けてなる請求項1記載のアタッチメント着脱装
    置。
  3. 【請求項3】油圧ショベルなどの作業フロント部に、バ
    ケット3などの作業用アタッチメントを装着する作業機
    において、前記バケット3などの作業用アタッチメント
    のピン7’・8’を支持する固定フック10と可動フッ
    ク11を前記油圧ショベルなどの作業フロント部に設け
    たアーム2の先端部およびロッド4にピン結合し、その
    ピン結合とは別にピン結合するため、前記バケット3な
    どの作業用アタッチメントのピン7・8とは別のもう一
    方のピン7’を支持する可動フック11を固定フック1
    0に対し回動自在に結合させるとともに、前記可動フッ
    ク11に前記バケットなどの作業用アタッチメントのピ
    ン8’を保持するためのキャッチャ13を回動自在に取
    付けてなる請求項1記載のアタッチメント着脱装置。
  4. 【請求項4】固定フック10にシリンダ12の一端をピ
    ン結合し、そのシリンダ12の他端に設けたピン17を
    回動中心にして、前記シリンダ12の他端に設けたピン
    17が可動フック11の溝11d’に沿って摺動する固
    定ブロック18aおよびキャッチャ13の溝13aに沿
    って摺動する固定ブロック18bを回動自在に取付けて
    なる請求項1記載のアタッチメント着脱装置。
  5. 【請求項5】アタッチメントの離脱状態では、キャッチ
    ャ13は捩りばね14bで作動するカム14により拘束
    され、シリンダ12の作動により可動フック11が揺動
    し、アタッチメントのピン8’が可動フック11のフッ
    ク部に入り、前記ピン8’により、カム14が作動し
    て、キャッチャ13の拘束が解除され、シリンダ12の
    作動により固定ブロック18a、18bが摺動し、固定
    ブロック18a、18bのくさび効果によりキャッチャ
    13と可動フック11とでアタッチメントのピン8’を
    確実に保持するようにしてなる請求項1記載のアタッチ
    メント着脱装置。
  6. 【請求項6】油圧ショベルなどの作業フロント部に、バ
    ケット3などの作業用アタッチメントを装着する作業機
    において、前記バケット3などの作業用アタッチメント
    のピン7’・8’を支持する固定フック10を、前記油
    圧ショベルなどの作業フロント部に設けたアーム2の先
    端部およびロッド4にピン結合し、そのピン結合とは別
    にピン結合するため、前記バケット3などの作業用アタ
    ッチメントのピン7・8とは別のもう一方のピン7’を
    支持する可動フック11を固定フック10に対し回動自
    在に結合させるとともに、前記可動フック11に前記バ
    ケットなどの作業用アタッチメントのピン8’を保持す
    るためのキャッチャ13を回動自在に取付けてなり、固
    定フック10にシリンダ12の一端をピン結合し、その
    シリンダ12の他端に設けたピン17を回動中心にし
    て、前記シリンダ12の他端に設けたピン17が可動フ
    ック11の溝11d’に沿って摺動する固定ブロック1
    8aおよびキャッチャ13の溝13aに沿って摺動する
    固定ブロック18bを回動自在に取付けてなり、アタッ
    チメントの離脱状態では、キャッチャ13は捩りばね1
    4bで作動するカム14により拘束され、シリンダ12
    の作動により可動フック11が揺動し、アタッチメント
    のピン8’が可動フック11のフック部に入り、前記ピ
    ン8’により、カム14が作動して、キャッチャ13の
    拘束が解除され、シリンダ12の作動により固定ブロッ
    ク18a、18bが摺動し、固定ブロック18a、18
    bのくさび効果によりキャッチャ13と可動フック11
    とでアタッチメントのピン8’を確実に保持するように
    してなる請求項1記載のアタッチメント着脱装置。
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