JP2528947Y2 - 挟持解体装置 - Google Patents

挟持解体装置

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JP2528947Y2
JP2528947Y2 JP1992031332U JP3133292U JP2528947Y2 JP 2528947 Y2 JP2528947 Y2 JP 2528947Y2 JP 1992031332 U JP1992031332 U JP 1992031332U JP 3133292 U JP3133292 U JP 3133292U JP 2528947 Y2 JP2528947 Y2 JP 2528947Y2
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Inventor
大次郎 松本
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株式会社松本製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、バックホー、パワーシ
ョベル等の掘削機のアームの先端に取付けて使用する挟
持解体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の挟持解体装置60を図3に示す
が、バックホー、パワーショベル等の掘削機械のアーム
61に、ブラケット62を取付け、該ブラケット62に
回動し、しかもリンク機構等によって連結された上爪6
3及び下爪64を取付け、前記上爪63に押圧部材65
の一端を取付け、該押圧部材65の他端を中間アーム6
7及び油圧シリンダ68を介して駆動し、前記上爪63
及び下爪64の開閉を行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記挟
持解体装置60においては、前記アーム61を挟むブラ
ケット62を用いているので、全体の重量が重くなり、
作業性が悪く、全体としてコスト高になるという問題点
があった。本考案は、かかる事情に鑑みなされたもの
で、製造コストが安く、しかも軽量化され作業性の良い
挟持解体装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の挟持解体装置は、ショベルの基端側周縁部が支持
ピンを介してアームの先端に回動自在に連結され、前記
ショベルの基端側背部が、前記アームにその基端が取付
けられた油圧シリンダの先端、及び一端が前記アームの
中間に回動自在に連結された中間アームの他端に連結ピ
ンを介して回動自在に連結され、前記油圧シリンダを伸
縮することにより前記ショベルの首振りをする掘削機の
前記連結ピン及び支持ピンを抜いて前記ショベルを外
し、該連結ピン及び支持ピンを用いて前記アームの先端
に取付ける挟持解体装置であって、基端部が前記支持ピ
ンを介して前記アームの先部に回動自在に装着された上
爪及び下爪と、前記上爪の上部中間に設けられた上部レ
バーに回動自在にその一端が固着され、他端は、前記ア
ームにその基端が取付けられた前記油圧シリンダの先
端、及び一端が前記アームの中間部に回動自在に連結さ
れた前記中間アームの他端に連結ピンを介して回動自在
に連結された押圧部材と、前記下爪の中間部に設けられ
た下部レバーにその一端が回動自在に連結され、他端は
前記押圧部材の中間に回動自在に連結されたリンク部材
とを有してなる。
【0005】
【作用】請求項1記載の挟持解体装置においては、アー
ムの先部に回動自在に上爪と下爪とを設け、前記上爪を
押圧部材の進退によって、前記下爪をリンク部材を介し
て前記押圧部材の進退によって回動させているので、ア
ームにその一端が取付けられた油圧シリンダを伸縮する
ことによって、前記上爪及び下爪が開閉する。従って、
取付けブラケット等が不要となる。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案
を具体化した実施例につき説明し、本考案の理解に供す
る。ここに、図1は本考案の一実施例に係る挟持解体装
置の側面図、図2は同平面図である。図1、図2に示す
ように、本考案の一実施例に係る挟持解体装置10は、
全体が鋼構造物からなって、掘削機のアーム11の先部
に回動自在に装着された上爪12及び下爪13と、前記
上爪12に設けられた上部レバー14に回動自在にその
一端が固着された押圧部材15と、前記押圧部材15の
他端部にその一端が回動自在に連結され他端は前記アー
ム11の中間部に回動自在に連結される対となる中間ア
ーム16と、前記下爪13に設けられた2対の下部レバ
ー17にその一端が回動自在に連結され、他端は前記押
圧部材15に回動自在に連結される対となるリンク部材
18とを有している。以下、これらについて詳しく説明
する。
【0007】前記上爪12は、二本の爪19、20と、
これらを基端部で連結する連結部材21と、該連結部材
21の両側に設けられた取付け板22、23と、前記連
結部材21の上部に設けられた対となる上部レバー14
とを有して構成され、前記取付け板22、23には前記
アーム11の先端孔に挿通する支持ピン24が嵌入し、
該上爪12を前記アーム11の先端に回動自在に固定し
ている。また、前記下爪13は三本の爪25〜27と、
これらを連結する連結部材28と、該連結部材28の両
側に設けられた取付け板29、30と、前記連結部材2
8の下部に設けられた2対の下部レバー17とを有し、
前記支持ピン24が挿通して、該下爪13も前記アーム
11の先端に回動自在に連結されている。
【0008】前記押圧部材15は、その一端がピン31
を介して前記対となる上部レバー14に連結され、他端
は連結ピン32を介して油圧シリンダ33の先端金物3
4に回動自在に連結されている。また、前記押圧部材1
5には一端がアーム11の中間部にピン35を介して回
動自在に連結される中間アーム16の他端が連結ピン3
2を介して回動自在に連結されている。なお、前記先端
金物34は油圧シリンダ33のロッドに一体的に固着し
ても良い。そして、該押圧部材15の中間部には突出す
る軸受部36、37が設けられ、該軸受部36、37に
は対となるリンク部材18の一端が回動自在に連結され
ている。前記リンク部材18の他端は、前記2対の下部
レバー17にそれぞれピン38を介して回動自在に連結
されている。
【0009】従って、前記油圧シリンダ33を縮める
と、押圧部材15が後退するので、上爪12が上部に開
き、これと共に、リンク部材18を引っ張るので、下爪
13を下方に開く。そして、前記油圧シリンダ33を伸
ばすと上記動作と逆の動作をして上爪12及び下爪13
が閉じることになる。なお、本実施例に係る挟持解体装
置10においては、従来からアーム11に取付けられて
いる中間アーム16をそのまま使用できるので、ショベ
ルから該挟持解体装置10への取替に際しては、2本の
ピンを24、32を抜き差しすることによって行え、極
めて簡便となった。
【0010】
【考案の効果】請求項1記載の挟持解体装置は以上の説
明からも明らかなように、掘削機のアームの先端に固定
するブラケットが設けられていないので、装置全体の軽
量化が図られ、これによって廉価な作業性の良い挟持解
体装置を提供できる。また、前記アームにパワーショベ
ルを取付ける為に従来から形成されている孔に装着され
ている支持ピンと連結ピンに連結するだけで挟持解体装
置を取付けることができるので、その取付けが容易であ
る。そして、前記アームに取付けられた孔のピッチに関
係なく、該挟持解体装置を取付けることができるので、
汎用性に富む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る挟持解体装置の側面図
である。
【図2】同平面図である。
【図3】従来例に係る挟持解体装置の側面図である。
【符号の説明】
10 挟持解体装置 11 アーム 12 上爪 13 下爪 14 上部レバー 15 押圧部材 16 中間アーム 17 下部レバ
ー 18 リンク部材 20 爪 21 連結部材 22 取付け板 23 取付け板 24 支持ピン 25 爪 26 爪 27 爪 28 連結部材 29 取付け板 30 取付け板 31 ピン 32 連結ピン 33 油圧シリンダ 34 先端金物 35 ピン 36 軸受け部 37 軸受け部 38 ピン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショベルの基端側周縁部が支持ピンを介
    してアームの先端に回動自在に連結され、前記ショベル
    の基端側背部が、前記アームにその基端が取付けられた
    油圧シリンダの先端、及び一端が前記アームの中間に回
    動自在に連結された中間アームの他端に連結ピンを介し
    て回動自在に連結され、前記油圧シリンダを伸縮するこ
    とにより前記ショベルの首振りをする掘削機の前記連結
    ピン及び支持ピンを抜いて前記ショベルを外し、該連結
    ピン及び支持ピンを用いて前記アームの先端に取付ける
    挟持解体装置であって、 基端部が前記支持ピンを介して前記アームの先部に回動
    自在に装着された上爪及び下爪と、前記上爪の上部中間
    に設けられた上部レバーに回動自在にその一端が固着さ
    れ、他端は、前記アームにその基端が取付けられた前記
    油圧シリンダの先端、及び一端が前記アームの中間部に
    回動自在に連結された前記中間アームの他端に連結ピン
    を介して回動自在に連結された押圧部材と、前記下爪の
    中間部に設けられた下部レバーにその一端が回動自在に
    連結され、他端は前記押圧部材の中間に回動自在に連結
    されたリンク部材とを有してなることを特徴とする挟持
    解体装置。
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JPS5452519A (en) * 1977-10-03 1979-04-25 Hasuo Konishi Musical instrument
JPS5649505Y2 (ja) * 1978-07-28 1981-11-18

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