JPH0428371Y2 - - Google Patents
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- JPH0428371Y2 JPH0428371Y2 JP1986099454U JP9945486U JPH0428371Y2 JP H0428371 Y2 JPH0428371 Y2 JP H0428371Y2 JP 1986099454 U JP1986099454 U JP 1986099454U JP 9945486 U JP9945486 U JP 9945486U JP H0428371 Y2 JPH0428371 Y2 JP H0428371Y2
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- Japan
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- arm
- link member
- hydraulic excavator
- clamping
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 47
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
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- Shovels (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、建築物及び構築物を解体する時に使
用する挟持解体装置の油圧シヨベルカーのアーム
への取付け構造に関する。
用する挟持解体装置の油圧シヨベルカーのアーム
への取付け構造に関する。
従来、建築物等の解体にあつては手作業あるい
は油圧シヨベルをそのまま使用して引き倒す等の
手段が取られていたが、多量の粉塵や危険を伴う
ので、現在、油圧等で駆動される建設機械のアー
ムの先端に挟状の挟持具を取付けた種々の挟持解
体装置が開発されている。
は油圧シヨベルをそのまま使用して引き倒す等の
手段が取られていたが、多量の粉塵や危険を伴う
ので、現在、油圧等で駆動される建設機械のアー
ムの先端に挟状の挟持具を取付けた種々の挟持解
体装置が開発されている。
これらの解体装置は、上爪及び下爪を駆動する
為のリンク装置が外部に大きく露出している為、
解体した屑等がリンクの作業範囲内にあつて円滑
な駆動を妨げるという問題点があつた。
為のリンク装置が外部に大きく露出している為、
解体した屑等がリンクの作業範囲内にあつて円滑
な駆動を妨げるという問題点があつた。
そこで、本出願者は実公昭59−42455号公報に
記載の建築物、構築物の解体装置を考案し出願し
た。
記載の建築物、構築物の解体装置を考案し出願し
た。
この建築物、構築物の解体装置10は第3図に
示すように、連結リンク11aによつて連結され
た上爪11及び下爪12をブラケツト13に回転
自由に取付け、前記上爪11に前リンク部材14
と後リンク部材15とを取付け、後リンク部材1
5にシリンダーのピストンロツド16を連結し
て、該シリンダーの伸縮によつて上爪11及び下
爪12を開閉する構造となつていた。
示すように、連結リンク11aによつて連結され
た上爪11及び下爪12をブラケツト13に回転
自由に取付け、前記上爪11に前リンク部材14
と後リンク部材15とを取付け、後リンク部材1
5にシリンダーのピストンロツド16を連結し
て、該シリンダーの伸縮によつて上爪11及び下
爪12を開閉する構造となつていた。
そして、該解体装置10は、ブラケツト13の
上部に後リンク部材15の一端をピン17によつ
て回動自在に軸着すると共に、前記ブラケツト1
3を2本のピン18,19によつて油圧シヨベル
等のアーム20に固着していた。
上部に後リンク部材15の一端をピン17によつ
て回動自在に軸着すると共に、前記ブラケツト1
3を2本のピン18,19によつて油圧シヨベル
等のアーム20に固着していた。
しかしながら、通常の油圧シヨベルは第4図に
示すように、前記アーム20の先端の取付孔21
にシヨベル本体22をピン18にて回動自在に固
定し、該取付孔21の後部にある取付孔23に
は、シヨベル本体22に回動自在に連結されてい
る前リンク部材25にピン24を介して回動自在
に連結されている後リンク部材26の一端をピン
19を介して連結する構造となつていたので、該
シヨベル本体22を外して前記解体装置10を取
付けようとする場合は、ピン18,19を抜くと
共にピン24を抜く必要があつた。
示すように、前記アーム20の先端の取付孔21
にシヨベル本体22をピン18にて回動自在に固
定し、該取付孔21の後部にある取付孔23に
は、シヨベル本体22に回動自在に連結されてい
る前リンク部材25にピン24を介して回動自在
に連結されている後リンク部材26の一端をピン
19を介して連結する構造となつていたので、該
シヨベル本体22を外して前記解体装置10を取
付けようとする場合は、ピン18,19を抜くと
共にピン24を抜く必要があつた。
また、前記後リンク部材15をアーム20から
完全に外した後に、ピン18,19によつてブラ
ケツト13をアーム20に固定し、ピン24によ
つてピストンロツド16を接続していた。
完全に外した後に、ピン18,19によつてブラ
ケツト13をアーム20に固定し、ピン24によ
つてピストンロツド16を接続していた。
ところが、前記ピン18,19,24はシヨベ
ル本体22を直接固定して駆動する為のものであ
るから、その径も大きく、3本のピンを抜いて、
再度ブラケツト等の所定の位置にピン18,1
9,24を差し込むのは大変な労力を必要とする
という問題点があつた。
ル本体22を直接固定して駆動する為のものであ
るから、その径も大きく、3本のピンを抜いて、
再度ブラケツト等の所定の位置にピン18,1
9,24を差し込むのは大変な労力を必要とする
という問題点があつた。
また、従来例においては、シヨベル用と解体装
置用とに別々の前リンク部材と後リンク部材とを
用意する必要があり、無駄であるという問題点が
あつた。
置用とに別々の前リンク部材と後リンク部材とを
用意する必要があり、無駄であるという問題点が
あつた。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、装置全体に無駄がなく、しかも取付取外しが
容易にできる挟持解体装置の油圧シヨベルカーの
アームへの取付け構造を提供することを目的とす
る。
で、装置全体に無駄がなく、しかも取付取外しが
容易にできる挟持解体装置の油圧シヨベルカーの
アームへの取付け構造を提供することを目的とす
る。
前記目的に沿う本考案に係る挟持解体装置の油
圧シヨベルカーのアームへの取付け構造は、連結
リンクによつて連結された上爪及び下爪と、対向
する板からなつて前記上爪及び下爪がその前側に
回動自在に取付けられた取付ブラケツトと、前記
上爪の上部にその一端が回動自在に取付けられた
前リンク部材と、該前リンク部材の他端にその一
端が回動自在に連結され他端は油圧シヨベルカー
のアームに回動自在に取付けられる後リンク部材
とを有し、前記前リンク部材の他端に油圧シリン
ダーを連結して前記上爪及び下爪を開閉する挟持
解体装置の油圧シヨベルカーのアームへの取付け
構造であつて、 前記前リンク部材と後リンク部材とを前記アー
ムに取付ける油圧シヨベルと共用にし、 前記取付ブラケツトの略中央を前記アームの先
部に形成されている前部取付け孔に軸着し、 該取付ブラケツトを構成する対となる板の後部
を、2個のボルト孔が形成されしかも装着された
場合には前記アームの下面に当接する台座によつ
て連結し、 前記アームを覆うU字状のボルトを前記ボルト
孔に挿通してネジ止めして構成されている。
圧シヨベルカーのアームへの取付け構造は、連結
リンクによつて連結された上爪及び下爪と、対向
する板からなつて前記上爪及び下爪がその前側に
回動自在に取付けられた取付ブラケツトと、前記
上爪の上部にその一端が回動自在に取付けられた
前リンク部材と、該前リンク部材の他端にその一
端が回動自在に連結され他端は油圧シヨベルカー
のアームに回動自在に取付けられる後リンク部材
とを有し、前記前リンク部材の他端に油圧シリン
ダーを連結して前記上爪及び下爪を開閉する挟持
解体装置の油圧シヨベルカーのアームへの取付け
構造であつて、 前記前リンク部材と後リンク部材とを前記アー
ムに取付ける油圧シヨベルと共用にし、 前記取付ブラケツトの略中央を前記アームの先
部に形成されている前部取付け孔に軸着し、 該取付ブラケツトを構成する対となる板の後部
を、2個のボルト孔が形成されしかも装着された
場合には前記アームの下面に当接する台座によつ
て連結し、 前記アームを覆うU字状のボルトを前記ボルト
孔に挿通してネジ止めして構成されている。
本考案に係る挟持解体装置の油圧シヨベルカー
のアームへの取付け構造は、前リンク部材と後リ
ンク部材とが油圧シヨベルと共用しているので、
これらを取り外す必要がなく、また、挟持解体装
置の油圧シヨベルカーのアームへの取付け構造の
取付本体をなす取付ブラケツトの略中央は前記ア
ームの先端にピンによつて取付られ、後部はアー
ムに取付部材によつて取付られているので、これ
によつて該挟持解体装置を取外し自由に前記アー
ムに取付けることができる。即ち、油圧シヨベル
から該挟持解体装置に切り換える場合は、アーム
の先端に設けられているピンと油圧シヨベルに連
結されている前リンク部材のピンを抜いて、油圧
シヨベルを外し、次に挟持解体装置の取付ブラケ
ツトの略中央部の前記アームの先端に連結し、前
記前リンク部材の先端を上爪に連結し、更に、取
付ブラケツトの後部に設けられている台座にU字
状のボルトを挿通して、アームに固定するので、
その取付取外しが容易になる作用を有する。
のアームへの取付け構造は、前リンク部材と後リ
ンク部材とが油圧シヨベルと共用しているので、
これらを取り外す必要がなく、また、挟持解体装
置の油圧シヨベルカーのアームへの取付け構造の
取付本体をなす取付ブラケツトの略中央は前記ア
ームの先端にピンによつて取付られ、後部はアー
ムに取付部材によつて取付られているので、これ
によつて該挟持解体装置を取外し自由に前記アー
ムに取付けることができる。即ち、油圧シヨベル
から該挟持解体装置に切り換える場合は、アーム
の先端に設けられているピンと油圧シヨベルに連
結されている前リンク部材のピンを抜いて、油圧
シヨベルを外し、次に挟持解体装置の取付ブラケ
ツトの略中央部の前記アームの先端に連結し、前
記前リンク部材の先端を上爪に連結し、更に、取
付ブラケツトの後部に設けられている台座にU字
状のボルトを挿通して、アームに固定するので、
その取付取外しが容易になる作用を有する。
そして、挟持解体装置の取付ブラケツトの後部
は、前記アームに前記U字状のボルトによつて締
め付けられることになるので、アームの先端部に
取付られているピンを中心にして揺動あるいは回
動することはない。
は、前記アームに前記U字状のボルトによつて締
め付けられることになるので、アームの先端部に
取付られているピンを中心にして揺動あるいは回
動することはない。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を
具体化した一実施例につき説明し、本考案の理解
に供する。
具体化した一実施例につき説明し、本考案の理解
に供する。
ここに、第1図は本考案の一実施例に係る挟持
解体装置の油圧シヨベルカーのアームへの取付け
構造を解体した状態の斜視図、第2図は前記実施
例に係る挟持解体装置の油圧シヨベルカーのアー
ムへの取付け構造を組み立てた状態の側面図であ
る。なお、前記第4図に示した構成要素と同一の
構成要素については同一の番号を付してその詳し
い説明を省略する。
解体装置の油圧シヨベルカーのアームへの取付け
構造を解体した状態の斜視図、第2図は前記実施
例に係る挟持解体装置の油圧シヨベルカーのアー
ムへの取付け構造を組み立てた状態の側面図であ
る。なお、前記第4図に示した構成要素と同一の
構成要素については同一の番号を付してその詳し
い説明を省略する。
第1図に示すように、本考案の一実施例に係る
挟持解体装置の油圧シヨベルカーのアームへの取
付け構造30を示すが、該挟持解体装置は連結リ
ンク31によつて回動自在に連結された上爪32
及び下爪33と、該上爪32及び下爪33を回動
自在に固定する取付ブラケツト34と、前記上爪
32に取付けられている前リンク部材25及び該
前リンク部材25に取付られている後リンク部材
26と、前記取付ブラケツト34の後部をアーム
20に取付ける取付部材の一例であるU字型ボル
ト37とを有して構成されている。以下、これら
について詳しく説明する。
挟持解体装置の油圧シヨベルカーのアームへの取
付け構造30を示すが、該挟持解体装置は連結リ
ンク31によつて回動自在に連結された上爪32
及び下爪33と、該上爪32及び下爪33を回動
自在に固定する取付ブラケツト34と、前記上爪
32に取付けられている前リンク部材25及び該
前リンク部材25に取付られている後リンク部材
26と、前記取付ブラケツト34の後部をアーム
20に取付ける取付部材の一例であるU字型ボル
ト37とを有して構成されている。以下、これら
について詳しく説明する。
前記上爪32及び下爪33は図示しないピンを
中心として取付ブラケツト34に回動自在に取付
られ、周知の構造となつて、上下から対象物を挟
持するようになつている。一方、この上爪32の
中央上部には、該上爪32と前リンク部材25の
先端とを回動自在に連結するピン38が嵌入する
孔39a,40aが形成された受け金具39,4
0が取付られている。
中心として取付ブラケツト34に回動自在に取付
られ、周知の構造となつて、上下から対象物を挟
持するようになつている。一方、この上爪32の
中央上部には、該上爪32と前リンク部材25の
先端とを回動自在に連結するピン38が嵌入する
孔39a,40aが形成された受け金具39,4
0が取付られている。
前記上爪32及び下爪33を回動自在に固定す
る取付ブラケツト34の略中央部には、所定の孔
41が形成されて、ピン42によつて油圧シヨベ
ル(通常、パワーシヨベルカーともいう)が取付
られる周知構造のアーム20の先端に設けられて
いる前部取付孔20aに軸着される構造となつて
いる。更に、詳しくは、取付ブラケツト34は所
定間隔で対向する2枚の板を有してなつて、該板
の中央部にアーム20の先端を所定位置まで嵌入
させた状態で一方側からピン42を嵌装させるこ
とによつて固定する構造となつている。
る取付ブラケツト34の略中央部には、所定の孔
41が形成されて、ピン42によつて油圧シヨベ
ル(通常、パワーシヨベルカーともいう)が取付
られる周知構造のアーム20の先端に設けられて
いる前部取付孔20aに軸着される構造となつて
いる。更に、詳しくは、取付ブラケツト34は所
定間隔で対向する2枚の板を有してなつて、該板
の中央部にアーム20の先端を所定位置まで嵌入
させた状態で一方側からピン42を嵌装させるこ
とによつて固定する構造となつている。
前記取付ブラケツト34の後部には前記対とな
る板を連結して前記アーム20の下面に当接する
台座43が設けられ、該台座43には該アーム2
0の横幅よりやや広い間隔で所定の大きさのボル
ト孔44,45が設けられている。このボルト孔
44,45には前記アーム20を挟むU字型ボル
ト37がアーム20を挟むようにして取付られ、
確実に取付ブラケツト34をアーム20に固定で
きるようになつている。
る板を連結して前記アーム20の下面に当接する
台座43が設けられ、該台座43には該アーム2
0の横幅よりやや広い間隔で所定の大きさのボル
ト孔44,45が設けられている。このボルト孔
44,45には前記アーム20を挟むU字型ボル
ト37がアーム20を挟むようにして取付られ、
確実に取付ブラケツト34をアーム20に固定で
きるようになつている。
一方、前記アーム20のやや後部には後部取付
孔20bが設けられているが、該後部取付孔20
bには、後リンク部材26の一端がピンを介して
回動自在に取付られている。この後リンク部材2
6の他端には前記前リンク部材25の他端がピン
24を介して回動自在に取付られ、しかも前記ピ
ン24にはピストンロツド16の先端が取付金具
を介して回動自在に取付られている。この前リン
ク部材25の一端には取付孔46が設けられて、
前記受け金具39,40に形成されている取付孔
39a,40aと軸心を合わせた状態でピン38
を挿入することによつて、上爪32と連結できる
ようになつている。
孔20bが設けられているが、該後部取付孔20
bには、後リンク部材26の一端がピンを介して
回動自在に取付られている。この後リンク部材2
6の他端には前記前リンク部材25の他端がピン
24を介して回動自在に取付られ、しかも前記ピ
ン24にはピストンロツド16の先端が取付金具
を介して回動自在に取付られている。この前リン
ク部材25の一端には取付孔46が設けられて、
前記受け金具39,40に形成されている取付孔
39a,40aと軸心を合わせた状態でピン38
を挿入することによつて、上爪32と連結できる
ようになつている。
なお、前記前リンク部材25及び後リンク部材
26は、前記した油圧シヨベル(第4図示)及び
前記上爪32、下爪33を開閉できるようにその
長さが決定されているものとする。
26は、前記した油圧シヨベル(第4図示)及び
前記上爪32、下爪33を開閉できるようにその
長さが決定されているものとする。
続いて、前記実施例に係る挟持解体装置の油圧
シヨベルカーのアームへの取付け構造30の作用
につき、更に詳しく説明すると、第2図に示すよ
うに該挟持解体装置の油圧シヨベルカーのアーム
への取付け構造30を組み立てた状態で、シリン
ダー47を縮めると、ピストンロツド16が後退
して、後リンク部材26が後部取付孔20bを中
心に回転し、前リンク部材25によつて上爪32
を引つ張つて取付ブラケツト34の取付孔を中心
にして時計方向に回転する。そして、該上爪32
が時計方向に回転すると、連結リンク31によつ
て連結されている下爪33は取付ブラケツト34
の取付孔を中心として反時計方向に回転し、結果
として上爪32及び下爪33が開くことになる。
シヨベルカーのアームへの取付け構造30の作用
につき、更に詳しく説明すると、第2図に示すよ
うに該挟持解体装置の油圧シヨベルカーのアーム
への取付け構造30を組み立てた状態で、シリン
ダー47を縮めると、ピストンロツド16が後退
して、後リンク部材26が後部取付孔20bを中
心に回転し、前リンク部材25によつて上爪32
を引つ張つて取付ブラケツト34の取付孔を中心
にして時計方向に回転する。そして、該上爪32
が時計方向に回転すると、連結リンク31によつ
て連結されている下爪33は取付ブラケツト34
の取付孔を中心として反時計方向に回転し、結果
として上爪32及び下爪33が開くことになる。
一方、シリンダー47を伸ばすと前記と逆の動
作をするので、これによつて上爪32、下爪33
が開閉して物を挟持することができることにな
る。
作をするので、これによつて上爪32、下爪33
が開閉して物を挟持することができることにな
る。
次に、前記アーム20の先端に第4図に示すよ
うな油圧シヨベルを連結する場合は、まず、U字
型ボルト37を取り外した状態で、ピン42及び
ピン38を抜くことによつて、取付ブラケツト3
4をアーム20から離すと共に、前リンク部材2
5を上爪32から離すことによつて行う。
うな油圧シヨベルを連結する場合は、まず、U字
型ボルト37を取り外した状態で、ピン42及び
ピン38を抜くことによつて、取付ブラケツト3
4をアーム20から離すと共に、前リンク部材2
5を上爪32から離すことによつて行う。
このように、前記実施例においては取付部材に
U字型ボルト37を採用しているので、アーム2
0に加工をする必要が無くなる。
U字型ボルト37を採用しているので、アーム2
0に加工をする必要が無くなる。
ここで、前リンク部材25、後リンク部材26
及びピストンロツド16は分解しないでそのまま
にしておき、次の油圧シヨベルにそのまま接続す
る。
及びピストンロツド16は分解しないでそのまま
にしておき、次の油圧シヨベルにそのまま接続す
る。
本考案の係る挟持解体装置の油圧シヨベルカー
のアームへの取付け構造は以上の説明からも明ら
かなように、後リンク部材の一端がアームに回動
自在に連結されているので、該アームの先端に付
ける挟持解体装置、油圧シヨベルいずれの場合に
も共用することができて、その取付取外しをする
工程を省くことができることとなり、加えて後リ
ンク部材と前リンク部材とを共用することによつ
て、装置全体の無駄がなくなつた。
のアームへの取付け構造は以上の説明からも明ら
かなように、後リンク部材の一端がアームに回動
自在に連結されているので、該アームの先端に付
ける挟持解体装置、油圧シヨベルいずれの場合に
も共用することができて、その取付取外しをする
工程を省くことができることとなり、加えて後リ
ンク部材と前リンク部材とを共用することによつ
て、装置全体の無駄がなくなつた。
また、上爪及び下爪が前側に取付られている取
付ブラケツトは対向する板からなつてその中央部
をアームの先端にピンによつて取付られ、その後
部には2個のボルト孔を有する台座が該アームの
下面に当接するようにして設けられ、該アームを
覆うU字状のボルトによつてネジ止めできるよう
になつているので、前記アームに不要な振動、ガ
タ等の原因となる隙間を生じることなく、挟持解
体装置を油圧シヨベルカーのアームに取付けるこ
とができる。
付ブラケツトは対向する板からなつてその中央部
をアームの先端にピンによつて取付られ、その後
部には2個のボルト孔を有する台座が該アームの
下面に当接するようにして設けられ、該アームを
覆うU字状のボルトによつてネジ止めできるよう
になつているので、前記アームに不要な振動、ガ
タ等の原因となる隙間を生じることなく、挟持解
体装置を油圧シヨベルカーのアームに取付けるこ
とができる。
そして、その取付けにおいては、まず取付ブラ
ケツトの略中央を前記アームの先部に軸着して、
アームを徐々に上げると、前側に取付けられた上
爪及び下爪の自重によつて取付ブラケツトが回動
し、後部の台座がアームの下面に当接し、この位
置でU字状のボルトを前記台座に挿通し、ネジ止
めすれば良いので、極めて簡単に挟持解体装置の
取付けを行うことができる。そして、該挟持解体
装置を取り外す場合の前記アームを少し上げた状
態で前記U字状のボルトを外せば、挟持解体装置
はアームに固定された状態となつているので、事
故等を生じることなるその取り替え作業を行うこ
とができる。
ケツトの略中央を前記アームの先部に軸着して、
アームを徐々に上げると、前側に取付けられた上
爪及び下爪の自重によつて取付ブラケツトが回動
し、後部の台座がアームの下面に当接し、この位
置でU字状のボルトを前記台座に挿通し、ネジ止
めすれば良いので、極めて簡単に挟持解体装置の
取付けを行うことができる。そして、該挟持解体
装置を取り外す場合の前記アームを少し上げた状
態で前記U字状のボルトを外せば、挟持解体装置
はアームに固定された状態となつているので、事
故等を生じることなるその取り替え作業を行うこ
とができる。
第1図は本考案の一実施例に係る挟持解体装置
の油圧シヨベルカーのアームへの取付け構造を解
体した状態の斜視図、第2図は前記実施例に係る
挟持解体装置の油圧シヨベルカーのアームへの取
付け構造を組み立てた状態の側面図、第3図は従
来例に係る挟持解体装置、第4図は従来例に係る
油圧シヨベルカーのアームの先端に油圧シヨベル
を取付けた状態の側面図である。 符号の説明、16……ピストンロツド、20a
……前部取付け孔、25……前リンク部材、26
……後リンク部材、30……挟持解体装置の油圧
シヨベルカーのアームへの取付け構造、31……
連結リンク、32……上爪、33……下爪、34
……取付ブラケツト、37……U字型ボルト(取
付部材)、38,42……ピン、43……台座、
44,45……ボルト孔。
の油圧シヨベルカーのアームへの取付け構造を解
体した状態の斜視図、第2図は前記実施例に係る
挟持解体装置の油圧シヨベルカーのアームへの取
付け構造を組み立てた状態の側面図、第3図は従
来例に係る挟持解体装置、第4図は従来例に係る
油圧シヨベルカーのアームの先端に油圧シヨベル
を取付けた状態の側面図である。 符号の説明、16……ピストンロツド、20a
……前部取付け孔、25……前リンク部材、26
……後リンク部材、30……挟持解体装置の油圧
シヨベルカーのアームへの取付け構造、31……
連結リンク、32……上爪、33……下爪、34
……取付ブラケツト、37……U字型ボルト(取
付部材)、38,42……ピン、43……台座、
44,45……ボルト孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 連結リンクによつて連結された上爪及び下爪
と、対向する板からなつて前記上爪及び下爪がそ
の前側に回動自在に取付けられた取付ブラケツト
と、前記上爪の上部にその一端が回動自在に取付
けられた前リンク部材と、前リンク部材の他端に
その一端が回動自在に連結され他端は油圧シヨベ
ルカーのアームに回動自在に取付けられる後リン
ク部材とを有し、前記前リンク部材の他端に油圧
シリンダーを連結して前記上爪及び下爪を開閉す
る挟持解体装置の油圧シヨベルカーのアームへの
取付け構造であつて、 前記前リンク部材と後リンク部材とを前記アー
ムに取付ける油圧シヨベルと共用にし、 前記取付ブラケツトの略中央を前記アームの先
部に形成されている前部取付け孔に軸着し、 該取付ブラケツトを構成する対となる板の後部
を、2個のボルト孔が形成されしかも装着された
場合には前記アームの下面に当接する台座によつ
て連結し、 前記アームを覆うU字状のボルトを前記ボルト
孔に挿通してネジ止めしたことを特徴とする挟持
解体装置の油圧シヨベルカーのアームへの取付け
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986099454U JPH0428371Y2 (ja) | 1986-06-28 | 1986-06-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986099454U JPH0428371Y2 (ja) | 1986-06-28 | 1986-06-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS635150U JPS635150U (ja) | 1988-01-13 |
JPH0428371Y2 true JPH0428371Y2 (ja) | 1992-07-09 |
Family
ID=30968345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986099454U Expired JPH0428371Y2 (ja) | 1986-06-28 | 1986-06-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0428371Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS601852B2 (ja) * | 1979-06-20 | 1985-01-17 | 元一 重廣 | ビ−ル等の原料に用いる糖液および食糧として用いる蛋白質を米あるいはマイロより製造する方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS601852U (ja) * | 1983-06-18 | 1985-01-09 | 大淀ヂ−ゼル株式会社 | 掘削機械の掴持機 |
-
1986
- 1986-06-28 JP JP1986099454U patent/JPH0428371Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS601852B2 (ja) * | 1979-06-20 | 1985-01-17 | 元一 重廣 | ビ−ル等の原料に用いる糖液および食糧として用いる蛋白質を米あるいはマイロより製造する方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS635150U (ja) | 1988-01-13 |
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