JPH0680690A - 新規アシル化剤 - Google Patents

新規アシル化剤

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JPH0680690A
JPH0680690A JP5062067A JP6206793A JPH0680690A JP H0680690 A JPH0680690 A JP H0680690A JP 5062067 A JP5062067 A JP 5062067A JP 6206793 A JP6206793 A JP 6206793A JP H0680690 A JPH0680690 A JP H0680690A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 アシル化剤として有用な新規複合化合物を提
供する。 【構成】 この複合化合物は、場合により重合体の一部
として存在する、N−ジ置換カルバモイル ハロゲニド
と4−(3級アミノ)ピリジンとの複合体であって、1
−(N−ジ置換アミノカルボニル)−4−(3級アミ
ノ)−ピリジニウム ハロゲニドである複合体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アシル化剤として有用
な、特にステロイド中のフェノール性ヒドロキシ基の新
規な選択的アシル化に有用な4−(3級アミノ)−ピリ
ジンの反応性複合体(complec)に関する。
【0002】
【従来の技術】4−(3級アミノ)−ピリジンは、たと
えばAngew.Chem.Int.Ed,Engl.
17、569〜583頁(1978年)に記載されてい
る。この文献には、これらのピリジン化合物の極めて強
い触媒作用が検討されている。この高い触媒活性は立体
的に干渉されている2級または3級アルコールでさえ
も、また別の方法では成功しないステロイド中の立体的
に干渉されているアルコール系OH基でさえも、これら
をアシル化するのに使用できる。この触媒のフェノール
性ヒドロキシ基のアシル化における作用に関して、この
文献はこの触媒がアルコールの場合に見い出されると同
様の反応速度を増加する作用を有すると述べ、アシル化
剤については特別の例として無水酢酸およびジメチルカ
ルバモイルクロライドを記載している。
【0003】
【発明の開示】本発明に係わる選択的アシル化は、場合
により重合体の1部分である、カルバモイルハロゲニ
ド、4−(3級アミノ)−ピリジンまたはその複合体で
あるアシル化剤を、不活性溶剤中で場合により酸受容体
の存在下に少なくとも2個の遊離のヒドロキシ基を有
し、これらのヒドロキシ基の少なくとも1個はフェノー
ル性であり、および少なくとも1個はアルコール性であ
るステロイドと反応させ、ステロイドのN−ジ置換カル
バメートエステルを製造することからなる。残りのアル
コール性ヒドロキシ基(1個または2個以上)は場合に
よりその他のエステル基に慣用の方法により変換でき
る。
【0004】従来技術から既知である事実から見て、本
発明によるカルバモイルハロゲニドを含むアシル化剤が
1個または2個以上のアルコール性ヒドロキシ基によっ
ても置換されているステロイド中のフェノール性ヒドロ
キシ基(1個または2個以上)を選択的にアシル化する
ことは全く驚くべきことである。
【0005】従って、本発明の目的は、たとえば上記ア
シル化方法に使用できる、一群のカルバモイルハロゲニ
ドと4−(3級アミノ)−ピリジンとの間の新規な複合
体を提供することにある。
【0006】本発明に係り、ステロイドのフェノール性
カルバメートエステルを製造するための選択的アシル化
方法が提供される。さらにまた、高収率をもたらすこと
を特徴とするこのような方法が提供される。上記選択的
アシル化方法によって、種々の目的に、たとえば医薬
品、たとえばエストラジオール−3−N−ビス(2−ク
ロルエチル)カルバメートのような抗腫瘍剤として、お
よびエストラジオール−3−N−ビス(2−クロルエチ
ル)カルバメート−17−ホスフェートまたはその塩
(たとえば、米国特許第3,299,104号参照)の
ような有用な化合物の製造用の中間体として使用できる
フェノール系カルバメートエステルの製造方法が提供さ
れる。
【0007】本発明に係り使用するのに適する群のステ
ロイドは置換エストラ−1,3,5(10)−トリエン
を包含する。これらのエストラ−1,3,5(10)−
トリエンはその3位置で1個だけのフェノール系ヒドロ
キシ基により置換されており、そしてアルコール系ヒド
ロキシ基(1個または2個以上)が16−および(また
は)17−位置に存在していると好ましく、これらの両
方が存在する場合には、それらの1個はエステルの形で
ありうる。
【0008】このようなステロイドの例としては、下記
のエストロゲン類をあげることができる;エストラ−
1,3,5(10)−トリエン−3,17β−ジオール
(エストラジオール−17β)、エストラ−1,3,5
(10)−トリエン−3,17α−ジオール(エストラ
ジオール−17α)、エストラ−1,3,5(10)−
トリエン−3,16α,17β−トリオール(エストリ
オール)、エストラ−1,3,5(10)−トリエン−
3,16β,17β−トリオール(16−エピエストリ
オール)、エストラ−1,3,5(10)−トリエン−
3,16α,17α−トリオール(17ーエピエストリ
オール)、エストラ−1,3,5(10)−トリエン−
3,16α−ジオール−17−オン、エストラ−1,
3,5(10)−トリエン−3,17β−ジオール−1
6−オン(16−ケトエストラジオール)、17α−エ
チニル−エストラ−1,3,5(10)−トリエン−
3,17β−ジオール(17α−エチニルエストラジオ
ール)およびエストリオール−16−アセテート。
【0009】前記エストロゲンの中では下記のエストロ
ゲンが特に好適である:エストラジオール−17β、エ
ストリオール、エストリオール−16−アセテートおよ
び17β−エチニル−エストラジオール、特にエストラ
ジオール−17β。
【0010】適当なアシル化剤はN−ジ置換カルバモイ
ルハロゲニド、特に置換N−ジアルキルカルバモイルク
ロライドであり、この場合に、そのアルキル基は同一ま
たは異なっていて、エチルまたはプロピルから選ばれ、
これらの基は2−または3−位置でClまたはBrのよ
うなハロゲン原子で置換されていると好ましい。N−ビ
ス(2−クロルエチル)カルバモイルクロライドは特に
好適である。N−ジエチルカルバモイルクロライドのよ
うな置換されていないN−ジアルキルカルバモイルハロ
ゲニドもまた使用できるが、収率は多少減少する(例3
参照)。
【0011】触媒として使用する4−(3級アミノ)−
ピリジンは、場合によりその2−,3−,5−および6
−位置が1個または2個以上のメチルおよび(または)
エチル基により置換されており、そして3級アミノ基を
有するピリジン環化合物であり、3級アミノ基はたとえ
ばジエチルアミン、ジエチルアミノ、ピロリジニル、ピ
ペリジル、−モルホリニル、4−メチルピペリジニルお
よびヘキサヒドロアゼピニルよりなる群から選ばれる。
その他の適当な3級アミンは文献、たとえばHassn
er A.等によるテトラヒドロン(Tetrahyd
ron)34,2069頁(1978年)に見い出され
る。この文献に記載されている群の3級アミンをここに
引用して組入れる。
【0012】4−ジメチルアミノピリジンおよび4−ピ
ロリジニル−ピリジンが好適である。場合により、置換
されているピリジンはそれらの酸付加塩の形で使用で
き、このような場合に、これらの塩は慣用の方法により
反応混合物中でそれらの遊離塩基に変えられる。置換さ
れているピリジンを触媒量で、たとえば使用するステロ
イド1モル当り0.02〜0.2モルの範囲で、酸受容
体の存在下に使用すると好ましいが、これらはまた溶液
中で直接に生成させることもでき、または単離された形
のN−ジ置換カルバモイルハロゲニドとのそれらの錯体
の形で使用することもできる。
【0013】本発明によるN−ジ置換カルバモイルハロ
ゲニドと4−(3級アミノ)−ピリジンとの間の複合体
は新規化合物であり、1−(N−ジ置換アミノカルボニ
ル)−4−(3級アミノ)−ピリジニウムハロゲニドで
ある。
【0014】好ましい複合体はハロゲン原子が2−およ
び(または)3−位置に位置しているClまたはBrか
ら選ばれる、1−(N−ジハロアルキルアミノカルボニ
ル)−4−(3級アミノ)−ピリジニウムクロライドで
ある。最も好適な複合体は1−〔N−ビス(2−クロル
エチル)−4−(3級アミノ)−ピリジニウムハロゲニ
ドである。特に、1−〔N−ビス(2−クロルエチル)
アミノカルボニル〕−4−ジメチルアミノ−ピリジニウ
ムクロライドおよび1−〔N−ビス(2−クロルエチ
ル)アミノカルボニル〕−4−ピロリジニルピリジニウ
ムクロライドが最適である。
【0015】本発明に係る方法においては、たとえばデ
ラネイ(Delaney E.J.)等によりJ.A
m.Chem.Soc.104(1982年)799頁
によるように重合体に結合しているか、またはトモイ
(Tomoi M.)等によりMakromol.Ch
em.Rapid Commun.(1982年)5
37頁に記載されているような重合方法により重合体の
1部分に転移されている前記の4−(3級アミノ)−ピ
リジンまたは複合体を使用することもできる。これらの
記載をここに引用して組入れる。このような重合体支持
置換ピリミジンはそれらの置換ピリジン含有量にもとづ
き計算して触媒量で使用すると好ましい。これらはまた
カルバモイルハロゲニドとのそれらの複合体の形で使用
することもできる。
【0016】好ましい態様において、本発明に係る選択
的アシル化方法は、式
【化1】
【0017】式中、R1 はHまたはOHであり、R2
HまたはOHまたはC≡CHであり、あるいはR1 とR
2 は一緒になり=Oを表わし、R3 はHまたはOHであ
り、R4 はHまたはOHであり、あるいはR3 とR4
一緒になり=Oを表わし、但し、R1 およびR2 は同時
に等しくはなく、かつR3 およびR4 は同時にOHでは
なく、AおよびBは、同一または異なり、場合によりハ
ロゲン原子で置換されていてもよい炭素数2または3の
アルキルであるで表わされるステロイドのフェノール性
N−ジ置換カルバメートエステルを製造するために使用
される。
【0018】この方法では、少なくとも1個はアルコー
ル性である、少なくとも2個の遊離のヒドロキシ基を有
し、式
【化2】
【0019】式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は上記
のとおりであるで表わされるステロイドを、不活性溶媒
中で、場合により酸受容体の存在の下に、アシル化剤と
して、式
【化3】
【0020】式中、AおよびBは上記のとおりであり、
そしてHalはハロゲンである)で表わされるカルバモ
イルハロゲニドと、触媒として、式
【化4】 式中、P−N−Qは−N(CH32
【化5】
【0021】であり、そしてTはH、CH3 またはCH
2 CH3 である、で表わされる4−(3級アミノ)−ピ
リジンを使用して反応させるか、あるいはアシル化剤と
して、式
【化6】
【0022】(式中、A,B,P−N−QおよびTは上
記のとおりである)で表わされる複合体と、反応させる
ことからなる。
【0023】この方法は下記の反応式で示すことができ
る:
【化7】
【0024】使用する酸受容体は当業者にとって自明の
慣用のもののいづれかでありうる。3級アミンが好まし
く、特に使用する4−(3級アミノ)−ピリジンより塩
基性が大であるか、または均等である3級アミンが好ま
しく、たとえばトリエチルアミン、ジイソプロピル−エ
チルアミンおよび1,8−ビス(ジメチルアミン)ナフ
タレンのような酸受容体が好ましい。4−(3級アミ
ノ)−ピリジンそれら自体もまた酸受容体として使用で
きる。4−(3級アミノ)−ピリジンを触媒量で使用す
る場合に、酸受容体は反応中に生成される遊離のハロゲ
ン化水素と結合するのに少なくとも必要な量で使用す
る。
【0025】使用する溶剤はアシル化反応用に当技術で
よく知られているいづれか慣用の溶剤またはこの反応に
適合できるこのような溶剤の混合物であることができ
る。このような溶剤は炭化水素、ハロゲン化炭化水素、
エーテル、エステル、ケトンまたはアミドであることが
できる。ハロゲン化および非ハロゲン化炭化水素の中
で、代表的溶剤として下記の溶剤をあげることができ
る:クロロホルム、塩化メチレン、ベンゼン、クロルベ
ンゼンおよびトルエン。
【0026】エーテル、エステル、ケトンおよびアミド
は脂肪族であると好ましい。このような溶剤の代表的例
にはジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテ
ル、酢酸エチル、アセトン、ブタノンおよびジメチルホ
ルムアミドがある。クロロホルム、塩化メチレン、クロ
ルベンゼンおよびトルエンが特に好適な溶剤である。 反応温度:反応温度は望ましくない副作用を生じるほど
高くなく、または反応が不経済な速度であるほど遅く進
行するほど低くない温度であるべきであることを除け
ば、制限はない。好適な範囲は室温から使用する溶剤の
沸点までの範囲である。
【0027】反応圧力:前記反応混合物に反応中に使用
する圧力には特に制限はない。大部分の目的に対し、大
気圧が適当である。しかしながら、或る場合には、超大
気圧が望ましいこともあり、実用することができる。反
応圧力はまた所望により大気圧以下であることもでき
る。 反応時間:反応時間は広く変化させることができるが、
最高収率および最大経済性の観点から、完了するに十分
な時間反応させておかねばならない。
【0028】モル比:フェノール性ステロイドおよびカ
ルバモイルハロゲニドまたは1−(N−ジ置換アミノカ
ルボニル)−4−(3級アミノ)−ピリジンハロゲニド
は一般にほぼ等モル量で使用する。しかしながら、通
常、カルバモイルハロゲニドまたは1−(N−ジ置換ア
ミノカルボニル)−4−(3級アミノ)−ピリジニウム
ハロゲニドを少過剰で使用すると好ましく、これは反応
に対していづれの有害な作用も与えない。
【0029】仕上げ処理:所望の生成物を含有する反応
混合物は当業者にとって自明のように常法により仕上げ
ることができる。 本明細書で使用する命名法はIUPAC Commis
sion on the Nomenclature
of Orgnic Chemistry、1957
年、1965年および1971年により発行された法則
に従っている。
【0030】
【実施例】次例は本発明を説明するものであって、本発
明の範囲を制限しようとするものではないが、列挙され
ている反応剤および得られるカルバメートは本発明者の
意図する目的にとって特に重要なものである。次例に示
されているNMRデータは重水素置換クロロホルム中の
溶液から60MHz装置(Perkin Elmer
R12)を用いて得られる。次の記号を多様なピークの
表現に使用する:s=シングレット;d=ダブレット;
t=トリプレット;m=マルチプレット。
【0031】例1 クロロホルム150ml中のエストラジオール−17β
15g(55ミリモル)、トリエチルアミン6.27g
(62ミリモル)および4−N,N−ジメチルアミノピ
リジン1.25g(10ミリモル)の攪拌した懸濁液に
クロロホルム50ml中のN−ビス(2−クロルエチ
ル)カルバモイルクロライド13.2g(65ミリモ
ル)の溶液を加える。混合物を室温で3時間、激しく撹
拌する。清明な溶液が得られる。溶液を0.5M塩酸5
0mlで、次いで各回100mlの水で2回、洗浄す
る。有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、蒸
発乾燥させる。
【0032】エストラジオール−17β,3−N−ビス
(2−クロルエチル)カルバメートである残留する油状
物をメタノール200mlから再結晶させる。結晶化し
た生成物を濾過し、メタノール−水混合物で洗浄し、次
いで減圧で乾燥させる。TLCで純粋なエストラジオー
ル−17β,3−N−ビス(2−クロルエチル)カルバ
メート〔エストラマスチン(Estramustin
e)〕の収量は21.2g(87.6%)であり、この
生成物は65〜70℃で焼結し、124〜125℃で溶
融する。同一モル比率および反応条件を使用して、前記
反応を溶剤として塩化メチレンを用いて行なう。クロロ
ホルムを用いた場合と同様の結果で得られる。
【0033】エストラジオール:4−N,N−ジメチル
アミノピリジンのモル比を1:0.05に変え、反応時
間を6時間に増加すると、前記モル比の場合と同じ収率
および品質の目的生成物が得られる。同一モル比を使用
するが、85℃の反応温度を使用し、溶剤としてトルエ
ンを用いて前記反応を行なう。クロロホルムおよび塩化
メチレンの場合と同様な結果が得られる。
【0034】例2 例1の反応の選択性を研究するために、反応を下記の方
法に従い過剰のN−ビス(2−クロルエチル)カルバモ
イルクロライドを用いて行なう。クロロホルム200m
l中のエストラジオール−17β15g(55ミリモ
ル)、トリエチルアミン12.54g(124ミリモ
ル)および4−N,N−ジメチルアミノピリジン3.0
g(24ミリモル)の撹拌した懸濁液に、クロロホルム
100ml中のN−ビス(2−クロロエチル)カルバモ
イルクロライド26.4g(130ミリモル)の溶液を
加える。混合物を室温で3時間激しく撹拌する。清明な
溶液が得られる。
【0035】この溶液を0.5M塩酸、次いで各回15
0mlの水で2回、洗浄する。有機相を硫酸ナトリウム
上で乾燥させ、濾過し、次いで蒸発乾燥させる。エスト
ラジオール−17β,3−N−ビス(2−クロルエチ
ル)カルバメートである残留する油状物をメタノール2
00mlから再結晶させる。結晶化した生成物を濾取
し、メタノール−水混合物で洗浄し、次いで減圧で乾燥
させる。TLCで純粋なエストラジオール−17β,3
−N−ビス(2−クロルエチル)カルバメートの収量は
22.5g(92.8%)であり、この生成物は65〜
70℃で焼結し、固化し、次いで124〜125℃で溶
融する。
【0036】前記例と同一の条件を使用し、4−N,N
−ジメチルアミノピリジンの代りに4−N,N−ジメチ
ルアミノピリジンおよび4−(1−ピロリジニル)ピリ
ジンをそれぞれ使用する。前記で得られるものと同様の
結果が得られる。同一モル比を使用するが、85℃の反
応温度を使用し、溶剤としてトルエンを用いて前記反応
を行なう。結果はクロロホルムの場合に得られるものと
同様である。
【0037】例3 クロロホルム150ml中のエストラジオール−17β
13.5g(50ミリモル)、トリエチルアミン5.5
5g(55ミリモル)および4−N,N−ジメチルアミ
ノピリジン1.5g(12ミリモル)の撹拌した懸濁液
に、クロロホルム50ml中のジエチルカルバモイルク
ロリド6.78g(50ミリモル)の溶液を加える。混
合物を室温で12時間激しく撹拌する。未反応エストラ
ジオール−17βを濾去し、残存する清明な溶液を0.
5M塩酸100mlで、次いで各回100mlの水で2
回洗浄する。有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾
過し、次いで蒸発乾燥させる。
【0038】エストラジオール−17β,3−N−ジエ
チルカルバメートである残留する油状物をメタノール1
40mlから再結晶させる。結晶化した生成物を濾取
し、メタノールと水との混合物で洗浄し、次いで減圧で
乾燥させる。TLCで純粋なエストラジオール−17
β,3−N−ジエチルカルバメートの収量は6.0g
(32%)であり、この生成物は198〜200℃の融
点を有する。
【0039】例4 クロロホルム150ml中のエストラジオール−17β
15g(55ミリモル)、トリエチルアミン6.27g
(62ミリモル)および4−N,N−ジメチルアミノピ
リジン1.5g(12ミリモル)の撹拌した懸濁液に、
クロロホルム50ml中のN−ビス(2−ブロモエチ
ル)カルバモイルクロライド19.06g(65ミリモ
ル)の溶液を加える。混合物を室温で3時間激しく撹拌
する。清明な溶液が得られる。この溶液を0.5M塩酸
50mlで、次いで各回100mlの水で2回、洗浄す
る。有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、次
いで蒸発乾燥させる。
【0040】エストラジオール−17β,3−N−ビス
(2−ブロモエチル)カルバメートである残留する油状
物をメタノール200mlから再結晶させる。結晶化し
た生成物を濾取し、メタノール−水混合物で洗浄し、次
いで減圧で乾燥させる。TLCで純粋なエストラジオー
ル−17β,3−N−ビス(2−ブロモエチル)カルバ
メートの収量は24.7g(85%)であり、融点は8
0℃である。同一モル比および反応条件を使用して、N
−ビス(2−クロルプロピル)カルバモイルクロライド
を用い前記反応を行なう。
【0041】TLCで純粋なエストラジオール−17
β、3−N−ビス(2−クロルプロピル)カルバメート
の収量は21.1g(82%)であり、生成物の融点は
114〜116℃である。同一モル比および反応条件を
使用して、N−(2−クロルエチル)−N−(3−クロ
ルプロピル)カルバモイルクロライドを用い、前記反応
を行なう。TLCで純粋なエストラジオール−17β,
3−N−ビス(2−クロルエチル)−N−(3−クロル
プロピル)カルバメートの収量は19.7g(79%)
であり、生成物の融点は79〜87℃である。
【0042】例5 例1に従いおよび溶剤としてクロロホルムを使用し、4
−N,N−ジメチルアミノピリジンの代りに、下記のピ
リジン化合物を同一モル比でそれぞれ使用する:4−
N,N−ジメチルアミノ−3−メチル−ピリジン;4−
N,N−ジメチルアミノ−3−エチル−ピリジン;4−
N,N−ジエチルアミノ−ピリジン;4−(1−ピロリ
ジニル)−ピリジン;4−(1−ピペリジニル)−ピリ
ジン;4−(4−メチル−1−ピペリジニル)−ピリジ
ン;4−(1−ヘキサヒドロアゼピニル)−ピリジンお
よび4−(1−モルホリノ)−ピリジン。得られたエス
トラジオール−17β,3−N−(2−クロルエチル)
カルバメートの収量および純度は4−N,N−ジメチル
アミノピリジンを用いて得られたものと同様である。
【0043】例6 例1に従いおよび溶剤としてクロロホルムを使用し、エ
ストラジオール−17βの代りに、下記のステロイドを
同一モル比でそれぞれ使用する:エストラジオール−1
7α、エストリオール、エストリオール−16α−アセ
テート、16−ケトエストラジオールおよび17α−エ
チニルエストラジオール。得られた化合物はTLCによ
り純粋であり、それらのNMRスペクトルは下記に示し
た各種の化合物の構造と一致する。純粋な化合物の収量
および融点を示す:
【0044】エストラジオール−17α,3−N−ビス
(2−クロルエチル)カルバメート(87%;融点:1
04.5〜106℃);エストリオール−3−N−ビス
(2−クロルエチル)カルバメート(80%;明確な融
点はない);エストリオール−16α−アセテート−3
−N−ビス(2−クロルエチル)カルバメート(75
%;融点:154〜156℃);16−ケトエストラジ
オール−3−N−ビス(2−クロルエチル)カルバメー
ト(70%;融点:199〜200℃);17α−エチ
ニルエストラジオール−3−N−ビス(2−クロルエチ
ル)カルバメート(72%;融点:140〜141
℃);
【0045】例7 例1に従いおよび溶媒としてクロロホルムを使用し、ト
リエチルアミンの代りにジイソプロピルエチルアミンお
よび18−ビス(ジメチルアミノ)ナフタレンをそれぞ
れ用いる。得られたエストラジオール−17β,3−N
(2−クロルエチル)カルバメートの収量および純度は
トリエチルアミンを用いて得られたものと同様である。
【0046】例8 活性アシル化性複合体の製造を例示する。N−ビス(2
−クロルエチル)カルバモイル クロライド2.04g
(10ミリモル)および4−N,N−ジメチルアミノピ
リジン1.22g(10ミリモル)を重水素化クロロホ
ルム20mlに溶解する。得られた溶液をNMRで分析
する。
【0047】生成された(溶液中に)生成物は1−〔N
−ビス(2−クロルエチル)アミノカルボニル〕−4−
ジメチルアミノピリジニウム クロライドであり、その
構造はNMRにより記載されているとおりに確認され
る。 得られたNMRデータ:化学シフト(ピーク構造、水素
の数);溶剤:CDCl3 3.45(s.6H)、3.9(s.8H)、7.35
(d.2H)、8.65(d.2H)。
【0048】例9 活性アシル化性複合体の単離を例示する。N−ビス(2
−クロルエチル)カルバモイル クロライド8.16g
(40ミリモル)および4−N,N−ジメチルアミノピ
リジン4.88g(40ミリモル)をクロロホルム15
0mlに溶解する。溶液を室温で24時間放置すると、
蒸発乾燥する。残留する油状物をジエチルエーテル/ア
セトンで結晶化が生じるまで処理する。結晶物質を濾取
し、エーテルで洗浄し、次いで減圧で乾燥させる。
【0049】生成物は1−〔N−ビス(2−クロルエチ
ル)アミノカルボニル〕−4−ジメチルアミノピリジニ
ウム クロライドである;融点:162〜165℃。構
造はNMRで確認される。 得られたNMRデータ:化学シフト(ピーク構造、水素
の数);溶剤:CDCl3 ;3.45(s.6H)、
3.9(s.8H)、7.35(d.2H)、8.65
(d.2H)。
【0050】上記例と同一条件を使用し、N−ビス(2
−クロルエチル)カルバモイル クロライドの代りに
N,N−ジエチルカルバモイル クロライドを用いる。
単離された生成物は1−(N,N−ジエチルアミノカル
ボニル)−4−ジメチルアミノピリジニウム クロライ
ドである;融点:95〜97℃。構造はNMRにより確
認される。 得られたNMRデータ:化学シフト(ピーク構造、水素
の数);溶剤:CDCl3 ;1.26(t.6H)、
3.42(s.6H)、3.45(q.4H)、7.4
2(d.2H)、8.48(d.2H)。
【0051】例10 複合体の生成速度および生成された複合体の安定性を研
究するために、N−ビス(2−クロルエチル)カルバモ
イル クロライドを4−N,N−ジエチルアミノピリジ
ンおよび4−ピロリジニルピリジンの各重水素化クロロ
ホルム中の溶液とそれぞれ混合し、混合物のNMRを2
4時間の間にわたり測定する。この測定は、複合体が非
常に急速に生成され、室温において溶液中で安定である
ことを示す。
【0052】下記のNMRデータが得られる:化学シフ
ト(ピーク構造、水素の数);溶剤:CDCl3 ; 1−〔N−ビス(2−クロルエチル)アミノカルボニ
ル〕−4−ジメチルアミノピリジニウム クロライド:
3.45(s.6H)、3.9(s.8H)、7.35
(d.2H)、8.65(d.2H); 1−〔N−ビス(2−クロルエチル)アミノカルボニ
ル〕−4−ジエチルアミノピリジニウム クロライド:
1.35(t.6H)、3.5〜4.1(m、sをとも
なう12H、3.9に8H)、7.25(d.2H)、
8.65(d.2H);
【0053】1−〔N−ビス(2−クロルエチル)アミ
ノカルボニル〕−4−(1−ピロリジニル)ピリジニウ
ム クロライド:2.0〜2.4(m、2.2に中心を
有する4H)、3.4〜4.0(m、sをともなう12
H、3.9に8H)、7.15(d.2H)、8.6
(d.2H)。
【0054】例11 反応をアシル化性複合体の中間単離を行なう2工程で行
なう方法を例示するために、下記の実験を行なう:N−
ビス(2−クロルエチル)カルバモイル クロライド
8.08g(40ミリモル)をクロロホルム150ml
に溶解する。この溶液に4−N,N−ジメチルアミノピ
リジン4.88g(40ミリモル)を加え、溶液を室温
で24時間放置すると、蒸発乾燥させる。残留する油状
物をジエチルエーテル/アセトンで結晶化が生じるまで
処理する。結晶物質を濾取し、エーテルで洗浄し、次い
で減圧で乾燥させる。
【0055】単離した化合物6.23g(20ミリモ
ル)をクロロホルム100mlに溶解し、トリエチルア
ミン2.02g(20ミリモル)およびエストラジオー
ル−17β 5.44gを加える。1時間激しく攪拌し
た後に、清明な溶液が得られ、この溶液からエストラジ
オール−17β,3−N−ビス(2−クロルエチル)カ
ルバメートが例1と同じ方法で単離できる。収量および
純度は例1で得られたものに匹敵する。単離複合体とエ
ストラジオール−17βとの間の上記反応をまた少量だ
け(5ミリモル)のトリエチルアミンの存在下に行な
う。収量および純度は例1で得られるものに匹敵する。
【0056】例12 乾燥ピリジン50ml中のオキシ塩化リン23mlの攪
拌溶液にエストラジオール−17β,3−N−ビス(2
−クロルエチル)カルバメート(たとえば例1により製
造)22g(50ミリモル)の溶液を加える。添加は−
10℃の温度で行なう。反応混合物を0℃で1時間放置
し、次いでピリジンと氷水との混合物中に注ぎ入れるこ
とにより加水分解する。溶液を次いで攪拌し、冷却しな
がら、塩酸と水との冷却した混合物に加える。このよう
にして得られた沈殿を濾取し、水で洗浄し、次いで減圧
で乾燥させる。
【0057】この乾燥した生成物〔これはエストラジオ
ール−17β,3−N−ビス(2−クロルエチル)カル
バメート−17−ホスフェートである〕25gをプロパ
ン−2−オールと水と稀塩酸との混合物中に加熱しなが
ら溶解する。溶液を攪拌しながら約10℃に冷却する。
エストラジオール−17β,3−N−ビス(2−クロル
エチル)カルバメート−17−ホスフェートとプロパン
−2−オールとの間の純粋な分子複合体が溶液から晶出
する。濾取し、プロパン−2−オールで洗浄し、次いで
40℃で減圧下に乾燥させる。
【0058】上記プロパン−2−オール複合体20gを
エタノール200mlに溶解する。この溶液をエタノー
ル150mlに溶解したナトリウム メチレート 4.
95gの溶液にゆっくり加える。沈殿した生成物を濾取
し、エタノール200mlで洗浄し、次いで35℃で減
圧下に乾燥させる。得られた化合物は水和した形の純粋
なエストラジオール−17β,3−N−ビス(2−クロ
ルエチル)カルバメート−17−ホスフェートのジナト
リウム塩である(これはTLC、NMR、カール フィ
ッシャー滴定および元素分析により確認される)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 場合により重合体の一部として存在す
    る、N−ジ置換カルバモイルハロゲニドと4−(3級ア
    ミノ)ピリジンとの複合体であって、1−(N−ジ置換
    アミノカルボニル)−4−(3級アミノ)−ピリジニウ
    ムハロゲニドである複合体。
  2. 【請求項2】 1−〔N−ビス(2−クロルエチル)ア
    ミノ−カルボニル〕−4−(3級アミノ)−ピリジニウ
    ムクロリドである請求項1に記載の複合体。
  3. 【請求項3】 1−〔N−ビス(2−クロルエチル)ア
    ミノカルボニル〕−4−ジメチルアミノ−ピリジニウム
    クロリドおよび1−〔N−ビス(2−クロルエチル)ア
    ミノカルボニル〕−4−ピロリジニルピリジニウムクロ
    リドである請求項1または2のいずれか一つに記載の複
    合体。
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