JPH0680519U - 基板のバリ取装置及び切削処理基板 - Google Patents

基板のバリ取装置及び切削処理基板

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JPH0680519U JP2587793U JP2587793U JPH0680519U JP H0680519 U JPH0680519 U JP H0680519U JP 2587793 U JP2587793 U JP 2587793U JP 2587793 U JP2587793 U JP 2587793U JP H0680519 U JPH0680519 U JP H0680519U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板のバリ取作業の作業能率を大幅に向上す
る。 【構成】 所定サイズにカッティングされた基板2を1
枚ずつ供給する供給手段5と、供給手段5から供給され
た基板2のカッティング面の上側の角部を斜めに切削し
てバリ取りする第1切削手段52と、基板2のカッティ
ング面の下側の角部を斜めに切削してバリ取りする第2
切削手段54と、上下の角部がバリ取りされた基板のカ
ッティング面を垂直に切削してバリ取りする第3切削手
段58とを有する幅方向に位置調節可能な1対のバリ取
手段31と、を備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、所定サイズにカッティングされた基板のカッティング面をバリ取り する基板のバリ取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、熱硬化性積層板などの基板は、その製作過程において外縁部に不良箇 所が発生し易いので、予め要求サイズよりも多少大きなサイズの基板を製作し、 後で基板の不要な外縁部をカッティングするとともに、カッティング面をバリ取 りして要求サイズの基板を得るようにしている。 通常、前記基板のカッティング面に発生したバリは、サンドロールやサンドデ ィスクなどを用いて手作業で研削して除去している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記のようにサンドロールなどで研削してバリを除去する場合、カ ッティング面のバリを完全に且つ能率的に除去することが困難なこと、研削時に 発生した微細な切りくずが基板表面に付着するので、その除去作業が大変煩雑な こと、などの問題がある。 本考案の目的は、基板のバリ取作業の作業能率を大幅に向上し得る基板のバリ 取装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る基板のバリ取装置は、所定サイズにカッティングされた基板を 1枚ずつ供給する供給手段と、前記供給手段から供給された基板のカッティング 面の上側の角部を斜めに切削してバリ取りする第1切削手段と、基板のカッティ ング面の下側の角部を斜めに切削してバリ取りする第2切削手段と、上下の角部 がバリ取りされた基板のカッティング面を垂直に切削してバリ取りする第3切削 手段とを有する幅方向に位置調節可能な1対のバリ取手段と、を備えたものであ る。
【0005】 ここで、請求項2のように、前記供給手段は、所定サイズにカッティングされ た基板を複数枚積層状に載置可能なエレベータ式載置台と、エレベータ式載置台 にセットされた基板のうちの最上部の基板を掻き出す掻出手段と、掻き出された 基板をバリ取手段へ送給する送給手段と、送給手段による基板の送給状態を検出 する検出手段と、検出手段からの信号を受けて送給手段により1枚ずつ基板が送 給されるように掻出手段を制御する制御手段と、を備えてもよい。 請求項3に係る切削処理基板は、所定サイズにカッティングされた基板のカッ ティング面の上側の角部を斜めに切削した第1切削面と、基板のカッティング面 の下側の角部を斜めに切削した第2切削面と、上下の角部がバリ取りされた基板 のカッティング面を垂直に切削した第3切削面とからなる台形状の切削端面を有 するものである。
【0006】
【作用】
請求項1に係る基板のバリ取装置においては、所定サイズにカッティングされ た基板が、供給手段により1枚ずつ1対のバリ取手段間に供給され、先ず第1切 削手段によりカッティング面の上側の角部が斜めに切削されてバリ取りされると ともに、第2切削手段によりカッティング面の下側の角部が斜めに切削されてバ リ取りされ、次に第3切削手段により上下の角部がバリ取りされた基板のカッテ ィング面を垂直に切削して、基板の進行方向両側のカッティング面のバリが除去 される。
【0007】 ここで、請求項2においては、エレベータ式載置台に積層状にセットされた複 数の基板のうちの最上部の基板が、掻出手段により順々に掻き出されて送給手段 によりバリ取手段へ送給される。一方、送給手段による基板の送給状態が検出手 段により検出され、掻出手段は、検出手段からの信号に基づいて制御手段により 制御され、エレベータ式載置台にセットされた基板を所定の間隔をあけながら順 々に掻き出すことになる。 請求項3に係る切削処理基板においては、基板のカッティング面に対して切削 加工を施して、第1切削面と第2切削面と第3切削面とからなる台形状の切削端 面が形成される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。 本実施例は、所定サイズにカッティングされた基板のカッティング面のバリを 除去する基板のバリ取装置に本考案を適用した場合のものである。尚、本実施例 では、基板の送給方向を基準に前後方向を定義して説明する。 図1・図2に示すように、バリ取装置1は、基本的には、基板2の左右のカッ ティング面3(図3参照)のバリを切削して除去するバリ取装置本体4と、バリ 取装置本体4の後方に設けられバリ取装置本体4に対して基板2を順々に供給す る供給手段5とを備えている。
【0009】 前記供給手段5は、図1・図2に示すように、所定サイズにカッティングされ た基板2を複数枚積層状に載置可能なエレベータ式の載置台10と、載置台10 を昇降駆動する昇降駆動手段11と、載置台10にセットされた基板2のうちの 最上部の基板2を掻き出す掻出手段12と、掻き出された基板2をバリ取装置本 体4へ送給する送給手段14と、送給手段14による基板2の送給状態を検出す る検出手段15と、検出手段15からの信号を受けて送給手段14により1枚ず つ基板2が送給されるように掻出手段12及び昇降駆動手段11を制御する制御 手段16とを備えている。
【0010】 前記昇降駆動手段11について説明すると、バリ取装置本体4の後方には門型 の支持フレーム20が設けられ、支持フレーム20の左右の脚部20aには後方 へ延びる載置台10が昇降可能に案内され、左右の脚部20a内には上下方向向 きのスクリュー軸21が夫々設けられ、載置台10の基端部は左右のスクリュー 軸21の途中部に夫々螺合され、電動モータ21aにより左右のスクリュー軸2 1が同期回転駆動されることで載置台10が昇降するように構成され、載置台1 0に積層状に載置された基板2は、その最上部の基板2の高さ位置が後述する掻 出プレート22の爪部22aの回転軌跡と交叉する掻出位置になるように順々に 上昇駆動される。尚、前記スクリュー軸21に代えてワイヤーやチェーンなどを 介して載置台10を昇降駆動してもよい。
【0011】 前記掻出手段12について説明すると、支持フレーム20の上端部には後方へ 延びる支持柱23が基板2のサイズに応じて左右方向に位置調節可能に支持され 、支持柱23の後端部には電動モータ24がその回転軸24aを左右方向向きに 向けて設けられ、回転軸24aには掻出位置に上昇した基板2を前方へ掻き出し 可能な爪部22aを有する略円板状の掻出プレート22が設けられている。尚、 前記掻出手段12は、掻出位置に上昇した最上部の基板2の後端部を前方へ押出 し可能なエアシリンダなどで構成してもよい。
【0012】 前記検出手段15は光学式のセンサなどで構成され、この検出手段15は支持 フレーム20の上端部の前端面に固定され、検出手段15からは、基板2が検出 手段15に対向する間においてハイレベルの信号が出力され、基板2が検出手段 15に対向しなくなるとローレベルの信号が出力される。但し、前記検出手段1 5としては光学式のセンサ以外のセンサを用いてもよい。 前記制御手段16では、検出手段15からの信号がハイレベルの信号からロー レベルの信号に切り換わったときに、昇降駆動手段11を駆動して載置台10を 基板2の1枚分の厚さだけ上昇させた後、掻出手段12の掻出プレート22を1 回転させて載置台10に積層状に載置された基板2のうちの最上部の基板2を前 方へ掻き出す。
【0013】 前記送給手段14について説明すると、掻出位置に対応する高さ位置の上下両 側において支持フレーム20の左右の脚部20a間には上下1対の送給ローラ2 5が回転自在に支持され、下側の送給ローラ25に対応する高さ位置において左 右の脚部20aには前方へ延びるローラコンベア26が設けられ、掻出手段12 により掻き出された基板2は、図示外の回転駆動手段により回転駆動される上下 の送給ローラ25間に保持されてローラコンベア26上へ送給され、ローラコン ベア26を介してバリ取装置本体4へ送給される。但し、前記ローラコンベア2 6の複数のローラは電動モータなどにより回転駆動させてもよい。 前記バリ取装置本体4は、図1・図2に示すように、供給手段5により供給さ れた基板2をその両端部において保持した状態で移送する移送手段30と、移送 手段30による基板2の移送途中において基板2の左右のカッティング面3をバ リ取りする1対のバリ取手段31とを備えている。
【0014】 前記移送手段30について説明すると、図1〜図3に示すように、固定ベース 32の四隅には支柱33が立設され、左右の支柱33間には上下1対の支持ロッ ド34が夫々架設され、上側1対の支持ロッド34には左右1対の上部可動プレ ート35が左右方向に移動自在に設けられ、下側1対の支持ロッド34には左右 1対の下部可動プレート37が左右方向に移動自在に設けられ、左右の上部可動 プレート35間及び左右の下部可動プレート37間の距離は夫々基板2の横幅よ りも短く設定され、上下の可動プレート35・37間には基板2の左右両端部の 通過を許す隙間39が夫々形成されている。尚、前記右側の可動プレート35・ 37は支持ロッド34に固定的に設けてもよい。
【0015】 前記下部可動プレート37の外側には複数のプーリ40を介して無端ループ状 の下部弾性ベルト41が張設され、上部可動プレート35の外側には複数のプー リ42を介して無端ループ状の上部弾性ベルト43が張設され、下部弾性ベルト 41の上端部と上部弾性ベルト43の下端部とは隙間39の上下方向の略中段位 置に沿って前後方向にストレート状に配置され、左右の上部弾性ベルト43及び 下部弾性ベルト41は図示外の回転駆動手段により矢印で示す方向へ同期回転駆 動される。
【0016】 下部弾性ベルト41は上部弾性ベルト43よりも後方へ延長されており、その 延長部分の上方には複数の案内用のローラ44が下部弾性ベルト41の上面に当 接された状態で回転自在に支持され、ローラコンベア26により移送された基板 2は、先ず基板2の両端近傍部が下部弾性ベルト41とローラ44間に保持され て上下の弾性ベルト41・43間に案内され、上下の弾性ベルト41・43間に 保持された状態で前方へ移送され、移送途中において1対のバリ取手段31によ り左右のカッティング面3がバリ取された後バリ取装置本体4外へ排出される。 但し、前記ローラ44はバネなどにより下部弾性ベルト41に圧接させてもよい し、電動モータなどにより回転駆動させてもよい。
【0017】 前記左右のバリ取手段31について説明すると、固定ベース32には前後1対 のガイドレール45が左右方向向きに設けられ、ガイドレール45には左右1対 の支持台46・47が設けられ、左側の支持台46はガイドレール45に沿って 移動自在に支持され、右側の支持台47はガイドレール45に固定され、前後の ガイドレール45間において固定ベース32には左右方向向きのスクリュー軸4 8が回転自在に支持され、スクリュー軸48の途中部は左側の支持台46の下部 に螺合され、電動モータ又は手動にてスクリュー軸48を回転操作して左側の支 持台46を左右方向に移動させることで、基板2の幅方向のサイズに応じて左右 のバリ取手段31の間隔が調節される。尚、右側の支持台47をガイドレール4 5に移動自在に設け、左右のバリ取手段31を相互に接近又は離間する方向に移 動させ、左右のバリ取装置31間の間隔を調節するようにしてもよい。
【0018】 前記構成以外において左右のバリ取手段31は基本的に同じ構成なので、左側 のバリ取手段31について説明すると、支持台46には上方へ向けて延びる支持 ブラケット50が立設され、支持ブラケット50の後端面には左右1対のガイド レール51が上下方向向きに設けられ、ガイドレール51の上段部には第1切削 手段52が第1可動台53を介して上下方向に位置調節可能に支持され、ガイド レール51の下段部には第2切削手段54が第2可動台55を介して上下方向に 位置調節可能に支持され、支持ブラケット50の前端面の上部には上下1対のガ イドレール56が左右方向向きに設けられ、ガイドレール56には第3切削手段 58が第3可動台57を介して前後方向に位置調節可能に支持されている。
【0019】 前記3つの切削手段52・54・58は、図2〜図6に示すように、略円板状 の切削ホイール52a・54a・58aと切削ホイール52a・54a・58a を夫々回転駆動するための電動モータ52b・54b・58bとを備え、第1切 削ホイール52aの右側へ向けて縮小するコーン状の外周面には基板2のカッテ ィング面3の上側の角部3aを斜めに切削してバリ取りする切削刃52cが円周 所定間隔おきに設けられ 第2切削ホイール54aの左側へ向けて縮小するコー ン状の外周面には基板2のカッティング面3の下側の角部3bを斜めに切削して バリ取りする切削刃54cが円周所定間隔おきに設けられ、第3切削ホイール5 8aの左端面には上下の角部3a・3bがバリ取りされた基板2のカッティング 面3を垂直に切削してバリ取りする切削刃58cが円周所定間隔おきに放射状に 設けられている。
【0020】 尚、前記可動台53・55・57の位置をサーボモータなどにより夫々調節す ることで、基板2の厚さに応じて切削刃52c・54c・58cとカッティング 面3との位置関係が適性に設定される。また、前記切削刃52c・54c・58 cは切削ホイール52a・54a・58aに対して一体的に形成してもよいし、 別部材で構成して切削ホイール52a・54a・58aに植え込むようにしても よい。
【0021】 次に、前記バリ取装置1の作用について説明する。 左側のバリ取手段31と左側の可動プレート35・37との左右方向の位置を 基板2の幅方向のサイズに応じて調節するとともに、可動台53・55・57の 位置を基板2の厚さに応じて調節し、基板2の左右両端部と切削ホイール52a ・54a・58aとを適性な位置関係に調節する。 次に、載置台10を上昇させて載置台10上に積層状に載置された複数の基板 2のうちの最上部の基板2を掻出位置に位置させ、掻出手段12を駆動して最上 部の基板2を掻き出すとともに送給ローラ25を駆動して、最上部の基板2をロ ーラコンベア26上へ送給し、ローラコンベア26からバリ取装置本体4へ基板 2を送給する。そして、検出手段15からの信号がハイレベルの信号からローレ ベルの信号に切り換わると、昇降駆動手段11が駆動されて載置台10が基板2 の1枚分の厚さだけ上昇駆動された後、掻出手段12の掻出プレート22が1回 転されて載置台10に積層状に載置された基板2のうちの最上部の基板2が前方 へ掻き出され、こうして最上部の基板2が順々にバリ取装置本体4に送給される ことになる。
【0022】 バリ取装置本体4では、先ずローラコンベア26により送給された基板2を図 示外の案内部材により左右方向に位置決めした後、基板2の左右両端近傍部を下 部弾性ベルト41とローラ44間に保持して前方へ移送し、上下の弾性ベルト4 1・43間へ送り込む。次に、上下の弾性ベルト41・43間に基板2の左右両 端近傍部を保持した状態で更に前方へ移送し、移送途中において、先ず、図4に 示すように、第1切削ホイール52aにより基板2の角部3aを斜めに切削して 第1切削面6aを形成した後、図5に示すように、第2切削ホイール54aによ り基板2の角部3bを斜めに切削して第2切削面6bを形成し、次に、図6に示 すように、第3切削ホイール58aにより両角部3a・3bが切削された基板2 の左右両端部を鉛直に切削して第3切削面6cを形成し、図7に示すように、左 右両端部に略台形状の切削端面6を有する切削処理基板2Aを得る。
【0023】 このように、切削によりカッティング面3をバリ取りするので、バリ取り時に 発生する切りくずは比較的大きなものとなり、切削処理基板2Aの表面から容易 に除去することが可能になるとともに、前記バリ取り時においては、図3に示す ように、基板2の左右両端近傍部は隙間39を通って左右の可動プレート35・ 37の両側へ突出され、この突出した部分を上下の弾性ベルト41・43で保持 した状態で、カッティング面3のバリを除去することになるので、可動プレート 35・37により基板2の中央部側への切りくずの侵入が抑制されるとともに、 弾性ベルト41・43により基板2の左右両端近傍部への切りくずの付着が防止 され、基板2の表面に対する切りくずの付着が効果的に防止され、切削処理基板 2Aの表面の清掃作業を大幅に簡略化出来る。 尚、前記基板2の前後のカッティング面は、基板2を水平面内において90度 回転させて載置台10に積層状にセットし、前記と同様に切削してバリ取りする ことが可能である。
【0024】
【考案の効果】
前記作用の項で詳細に説明したように次のような効果が得られる。 請求項1に係る基板のバリ取装置によれば、切削によりバリを除去するので、 比較的大きな切りくずしか発生せず、バリ取り後の基板表面の清潔作業を簡略化 出来ること、基板を送給しながらのバリ取りが可能で、能率的にバリを除去可能 なこと、などの効果が得られる。
【0025】 ここで、請求項2によれば、簡単な構成の供給手段を設けることで、バリ取作 業の作業能率を大幅に向上出来ること、エレベータ式載置台にセットされた基板 を所定の間隔をあけながら順々に掻き出すので、送給した基板が重なったり干渉 したりすることが防止されること、などの効果が得られる。 請求項3に係る切削処理基板によれば、基板のカッティング面に対して切削加 工を施して、第1切削面と第2切削面と第3切削面とからなる台形状の切削端面 を形成してあるので、基板のカッティング面のバリ除去作業を能率的に行うこと が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 バリ取装置の平面図
【図2】 図1の2−2線断面図
【図3】 切削時における基板の左端部付近の縦断面図
【図4】 第1切削ホイールと基板との関係を示す説明
【図5】 第2切削ホイールと基板との関係を示す説明
【図6】 第3切削ホイールと基板との関係を示す説明
【図7】 切削処理基板の縦断面図
【符号の説明】
1 バリ取装置 6c 第3切削面 2 基板 10 載置台 2A 切削処理基板 12 掻出手段 3 カッティング面 14 送給手段 3a 角部 15 検出手段 3b 角部 16 制御手段 5 供給手段 31 バリ取手段 6 切削端面 52 第1切削手段 6a 第1切削面 54 第2切削手段 6b 第2切削面 58 第3切削手段

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定サイズにカッティングされた基板を
    1枚ずつ供給する供給手段と、 前記供給手段から供給された基板のカッティング面の上
    側の角部を斜めに切削してバリ取りする第1切削手段
    と、基板のカッティング面の下側の角部を斜めに切削し
    てバリ取りする第2切削手段と、上下の角部がバリ取り
    された基板のカッティング面を垂直に切削してバリ取り
    する第3切削手段とを有する幅方向に位置調節可能な1
    対のバリ取手段と、 を備えたことを特徴とする基板のバリ取装置。
  2. 【請求項2】 前記供給手段は、所定サイズにカッティ
    ングされた基板を複数枚積層状に載置可能なエレベータ
    式載置台と、エレベータ式載置台にセットされた基板の
    うちの最上部の基板を掻き出す掻出手段と、掻き出され
    た基板をバリ取手段へ送給する送給手段と、送給手段に
    よる基板の送給状態を検出する検出手段と、検出手段か
    らの信号を受けて送給手段により1枚ずつ基板が送給さ
    れるように掻出手段を制御する制御手段と、を備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の基板のバリ取装置。
  3. 【請求項3】 所定サイズにカッティングされた基板の
    カッティング面の上側の角部を斜めに切削した第1切削
    面と、基板のカッティング面の下側の角部を斜めに切削
    した第2切削面と、上下の角部がバリ取りされた基板の
    カッティング面を垂直に切削した第3切削面とからなる
    台形状の切削端面を有する切削処理基板。
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