JPH0678912U - 光ファイバユニット落とし込み装置 - Google Patents

光ファイバユニット落とし込み装置

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JPH0678912U
JPH0678912U JP2494693U JP2494693U JPH0678912U JP H0678912 U JPH0678912 U JP H0678912U JP 2494693 U JP2494693 U JP 2494693U JP 2494693 U JP2494693 U JP 2494693U JP H0678912 U JPH0678912 U JP H0678912U
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groove
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隆志 助川
秀世 高坂
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産性に優れ且つ廉価な、光ファイバユニッ
トを落とし込む装置を提供する。 【構成】 光ファイバユニット9を落とし込むスペーサ
1の溝を着色してスペーサ1の捻じれピッチを光学的に
計測し、この計測値に応じて光ファイバユニットサプラ
イ18の回転速度を制御する回路を具備させて、スペーサ
溝への光ファイバユニット9の落とし込みを安定化す
る。又スペーサ溝からの光ファイバユニット9のはみ出
しを検知してラインを停止する回路を具備させて、光フ
ァイバユニット9が溝からはみ出たまま製造が続くよう
なことを防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、架空地線等に複合する光ファイバを保持する為の溝付きスペーサの 前記溝に光ファイバユニットを落とし込む装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ファイバ通信は、その無誘導,広帯域,低損失等の特性を生かして各方面で 実用されている。そして、この光ファイバは、既設の架空地線や架空送電線等に 複合して布設されている。この際、光ファイバは数本を撚合わせ、これをビニル 等にて被覆して光ファイバユニットとなし、更にスペーサにて保護される。 このスペーサは、図2にその横断面図を例示したように、長手方向に連続する 溝16を外周に所要数設けた線材で、光ファイバユニット9は前記スペーサ1の溝 16に落とし込まれ、このスペーサ1の外周を金属条等にて被覆して用いられる。
【0003】 ところで、光ファイバユニットをスペーサの溝に落とし込むには図3に示した ような装置が用いられていた。 この装置はスペーササプライ2、光ファイバユニットサプライ18、ガイド17、 落とし込み口11、スペーサ巻取機12から構成されている。 スペーサ1がスペーササプライ2からキャプスタン3により引き出される。こ のスペーサ1の溝に光ファイバユニット9が落とし込まれる。光ファイバユニッ ト9を溝に落とし込んだスペーサ1はキャプスタン13により引出されスペーサ巻 取機12に巻取られる。
【0004】 上記工程において、光ファイバユニット9はボビン10からガイド17を通って供 給される。このボビン10はスペーサ1の溝の数だけケージ型の光ファイバユニッ トサプライ18に遊星状に取付けられている。光ファイバユニットサプライ18にお けるボビン10の取付け位置は、スペーサ1の溝の位置と横断面において相似形で ある。この光ファイバユニットサプライ18は所定の速度で軸回転している。これ はスペーサ1が捻じれて供給されるので、光ファイバユニット9の落とし込み位 置をスペーサ1の捻じれに合わせる為である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の光ファイバユニット落とし込み装置では光フ ァイバユニットがスペーサの溝からはみ出るトラブルが多発し、生産性の低下を 招いていた。前記トラブルはスペーサの捻じれピッチが変動する為に起きるもの で、この捻じれピッチが規定値から±10mm以上外れると運転速度を落としてトラ ブルの未然防止が計られていた。この捻じれピッチの変動はランダムに発生する 為運転速度の制御が困難であった。又このスペーサの捻じれピッチを一定に制御 するには高価な設備を必要とした。
【0006】
【課題を解決する為の手段】
本考案は、このような状況に鑑み鋭意研究を行った結果なされたもので、その 目的とするところは、光ファイバユニットのスペーサ溝への落とし込みが安定し てなされ、万一光ファイバユニットが溝からはみ出ても即座にこれを検知してラ インが停止する光ファイバユニット落とし込み装置を、低コストで提供すること にある。 即ち、本考案は、走行する溝付きスペーサの前記溝に光ファイバユニットを連 続的に落とし込む装置において、スペーサの溝を着色してスペーサの捻じれピッ チを光学的に計測し、この計測値に応じて光ファイバユニットの送出速度を制御 する回路、及びスペーサ溝からの光ファイバユニットのはみ出しを検知してライ ンを停止する回路を具備したことを特徴とするものである。
【0007】 本考案装置において、スペーサの捻じりピッチはCCD(電荷結合素子)ビデ オカメラ等で撮影して光学的に計測される。スペーサの捻じりピッチは溝の動き を追跡して行う。溝は色別けして、光ファイバユニットを巻取ったボビンと一対 一に対応させる。撮影した捻じりピッチは画像処理設備にて読み取る。この読み 取った捻じりピッチは数値換算器にて電流値に換算し、ボビンブレーキに送信す る。スペーサ溝からの光ファイバユニットのはみ出しを検知するにはレーザーマ イクロ型外径計測器が好適である。上記種々の測定器等は比較的廉価である。
【0008】
【作用】
本考案の光ファイバユニット落とし込み装置は、光ファイバユニットを落とし 込むスペーサの溝を着色してスペーサの捻じれピッチを光学的に計測し、この計 測値に応じて光ファイバユニットの送出速度を制御する回路を具備したものなの で、スペーサ溝への光ファイバユニットの落とし込みが通常の運転速度で安定し てなされる。又スペーサ溝からの光ファイバユニットのはみ出しを検知してライ ンを停止する回路を具備したものなので、光ファイバユニットが溝からはみ出た 不良品を作り続けるようなことが防止され生産性が向上する。
【0009】
【実施例】
以下に本考案を実施例により詳細に説明する。 実施例1 図1は本考案の光ファイバユニット落とし込み装置の実施例を示す説明図であ る。 色分けされた5個の溝を有するスペーサ1を、スペーササプライ2からキャプ スタン3に巻いて引き出した。スペーササプライ2とキャプスタン3の間にCC Dビデオカメラ4を設置してスペーサ溝を撮影し、撮影した溝の捻じれピッチを 画像処理設備5にて読み取り、これを数値換算器6にて電流値に換算してボビン トルクモーター制御器7に送信し、この信号によりボビンブレーキ調整器(トル クモーター)8の電流値を制御して、光ファイバユニット9のボビン10からの送 出速度を制御する回路を構成した。ボビンブレーキ調整器8はボビン10毎に取付 けた。この回路により、各々のボビンに巻き取られた光ファイバユニット9は所 定のスペーサ1の溝に確実に安定して落とし込まれた。このあとスペーサ1をキ ャプスタン13にて引き出してスペーサ巻取機12に巻き取った。
【0010】 落とし込み口11とキャプスタン13の間にレーザマイクロ型外径測定器14を配置 してスペーサ1の外径を測定した。この測定結果をライン運転主操作盤15に送信 して、スペーサ1の外径が規定値を超えると、つまり光ファイバユニット9がス ペーサ1の溝からはみ出るとメインの電源が切れる回路を構成した。
【0011】 このようにして10時間連続運転した。この間1度だけ光ファイバユニット1 が溝をはみ出たが、前記外径測定器にて異常が検知されてメインの電源が即座に 切れた。従って不良品は極少量にとどまり、又直ぐに復旧することができ、生産 性には殆ど影響しなかった。
【0012】 上記実施例における生産性は、従来装置によるものの2倍以上であった。これ は、スペーサ溝の捻じれピッチが規定値を外れると運転速度を低下させるような 対応が不要であったこと、又光ファイバユニットが溝を外れると即座に運転が停 止されたことによる。
【0013】
【効果】
以上述べたように、本考案装置によれば、スペーサ溝への光ファイバユニット の落とし込みが通常の運転速度にて安定してなされ、又異常が即座に検出されて 不良品の製出が抑えられ、且つ廉価であり、工業上顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の光ファイバユニット落とし込み装置の
実施例を示す説明図である。
【図2】スペーサの態様を示す横断面図である。
【図3】従来の光ファイバユニット落とし込み装置の説
明図である。
【符号の説明】
1 スペーサ 2 スペーササプライ 3,13 キャプスタン 4 CCDビデオカメラ 5 画像処理設備 6 数値換算器 7 ボビントルクモーター制御器 8 ボビンブレーキ調整器 9 光ファイバユニット 10 ボビン 11 落とし込み口 12 スペーサ巻取機 14 レーザマイクロ型外径測定器 15 ライン運転主操作盤 16 スペーサ溝 17 ガイド 18 光ファイバユニットサプライ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する溝付きスペーサの前記溝に光フ
    ァイバユニットを連続的に落とし込む装置において、ス
    ペーサの溝を着色してスペーサの捻じれピッチを光学的
    に計測し、この計測値に応じて光ファイバユニットの送
    出速度を制御する回路、及びスペーサ溝からの光ファイ
    バユニットのはみ出しを検知してラインを停止する回路
    を具備したことを特徴とする光ファイバユニット落とし
    込み装置。
JP1993024946U 1993-04-14 1993-04-14 光ファイバユニット落とし込み装置 Expired - Fee Related JP2578425Y2 (ja)

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JP2578425Y2 JP2578425Y2 (ja) 1998-08-13

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62209404A (ja) * 1986-03-04 1987-09-14 Fujikura Ltd スロツトとそれを使用する光ケ−ブルの製造方法
JPH0179221U (ja) * 1987-11-16 1989-05-29

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62209404A (ja) * 1986-03-04 1987-09-14 Fujikura Ltd スロツトとそれを使用する光ケ−ブルの製造方法
JPH0179221U (ja) * 1987-11-16 1989-05-29

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