JPH0678670B2 - 鼻隠し板および軒樋を有する軒先構造 - Google Patents

鼻隠し板および軒樋を有する軒先構造

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JPH0678670B2
JPH0678670B2 JP5310791A JP5310791A JPH0678670B2 JP H0678670 B2 JPH0678670 B2 JP H0678670B2 JP 5310791 A JP5310791 A JP 5310791A JP 5310791 A JP5310791 A JP 5310791A JP H0678670 B2 JPH0678670 B2 JP H0678670B2
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JP
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eaves
plate
support plate
nose cover
nut
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JP5310791A
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實 穂苅
光彦 矢崎
正義 伊藤
賢一 岩崎
茂美 沼倉
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物における鼻隠し
板および軒樋を有する軒先構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鼻隠し板および軒樋を有する軒先
構造としては、図5に示すように、軒先化粧板16を多
数のボルト17により鼻隠し材18の表面に固定し、そ
の鼻隠し材18の上部に取付用アーム19の基端部を固
着し、その取付用アーム19の先端側部分を屋根材8に
対し複数の取付用ボルト20により固定し、軒樋1に吊
金具2の両端部を係止し、その吊金具2の中間部を前記
取付用アーム19の中間部により吊ボルト21およびこ
れに螺合されたナットを介して支持した軒先構造が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の鼻隠し板お
よび軒樋を有する軒先構造の場合は、多数のボルトによ
り軒先化粧板16を取付ける必要があるので、その取付
けに長い時間がかかり、また軒先化粧板16が損傷ある
いは劣化してこれを交換するとき、多数のボルト17を
取外さねばならないので、交換作業が煩雑であり、かつ
多数のボルト17が軒先化粧板16の表面に露出してい
るので外観が悪く、さらに軒樋1の自重が吊ボルト21
を介して取付用アーム19の中間部に作用するので、取
付用アーム19を強化する必要があり、そのため取付用
アーム付き鼻隠し材の製作費が高くなり、さらに鼻隠し
材18の上部のみが前記取付用アーム19により支持さ
れているので、鼻隠し材が風圧に対し不安定であると共
に、鼻隠し材に大きな風圧が作用したとき、鼻隠し材の
取付部が破損する恐れがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の問題を
有利に解決しかつ鼻隠し板を容易に交換するために、軒
樋1の外側上端部および内側上端部に吊金具2の両端部
を係止し、その吊金具2の中間部に吊ボルト3の下部を
固定し、鼻隠し板係止部材4と上部支持板5と下部支持
板6とを備えている支持枠材7における前記上部支持板
5を、屋根材8の軒先下面に配置し、前記吊ボルト3を
下部支持板6と上部支持板5と屋根材8とに挿通し、吊
ボルト3と下部支持板6とを下部ナット9および上部ナ
ット10により固定し、上部支持板5と屋根材8とを下
部支持ナット11おび上部締付ナット12により締付固
定し、前記鼻隠し板係止部材4に、上部係合部13およ
び下部係合部14を有する鼻隠し板15を、着脱自在に
嵌設する。
【0005】
【実施例】図1ないし図3は本発明の第1実施例を示す
ものであって、軒樋1の外側上端部に係合突条22が設
けられると共に、軒樋1の内側上端部に係合突条23が
設けられ、吊金具2の両端部に設けられたフック24,
25は軒樋1の両側の係合突条22,23に係合され、
前記吊金具2の中間部に軒樋巾方向に延長する長孔26
が設けられている。 上部支持板5と下部支持板6と一対の内向きフランジと
を備えている溝形枠体27における一対の内向きフラン
ジに、上部係合フランジ28および下部係合フランジ2
9を備えている鼻隠し板係止部材4が溶接により固着さ
れて、支持枠材7が構成され、その支持枠材7における
上部支持板5は屋根材8の軒先下面に当接され、吊ボル
ト3は、吊金具2の中間部とと下部支持板6と上部支持
板5と屋根材8とに挿通され、吊ボルト3の下部と吊金
具2の中間部とは、吊ボルト3の下部に螺合された下部
ナット30および上部ナット31により固定され、吊ボ
ルト3の中間部と下部支持板6とは、吊ボルト3に螺合
された下部ナット9および上部ナット10により固定さ
れ、上部支持板5と屋根材8とは、吊ボルト3に螺合さ
れた下部支持ナット11および上部締付ナット12によ
りテーパー座金を介して締付固定されている。
【0006】前記吊金具2,吊ボルト3および支持枠材
7は、軒樋1の長手方向に間隔をおいて多数組設置さ
れ、上部係合部13および下部係合部14を有する鼻隠
し板15は、各鼻隠し板係止部材4にわたって、軒樋長
手方向または正面側から着脱自在に嵌設される。
【0007】図4は本発明の第2実施例を示すものであ
って、鼻隠し板15の上側部分が前方に突出されている
が、その他の構成は第1実施例の場合と同様である。
【0008】前記鼻隠し板15は、例えば塩化ビニルそ
の他の合成樹脂により製作される。鼻隠し板15を鼻隠
し板係止部材4に正面側から嵌設する場合は、鼻隠し板
15の断面を弯曲させて嵌込む。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、鼻隠し板15が鼻隠し
板係止部材4に着脱自在に嵌設されるので、鼻隠し板1
5の取付けを容易にかつ迅速に行なうことができ、また
鼻隠し板15が損傷あるいは劣化した場合、その鼻隠し
板15を容易にかつ迅速に交換することができ、しかも
鼻隠し板15の表面に多数のボルトが露出していないの
で、鼻隠し板15の外観が良好であり、さらに鼻隠し板
15を支持する支持枠材7における上部支持板5が屋根
材8に固定されると共に、支持枠材7における下部支持
板6が吊ボルト3の中間部に固定されているので、鼻隠
し板15を風圧に対し安定状態でかつ強固に支持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る鼻隠し板および軒樋を有する
軒先構造の縦断側面図である。
【図2】図1の一部を拡大して示す縦断側面図である。
【図3】第1実施例に係る鼻隠し板および軒樋を有する
軒先構造の一部切欠縦断斜視図である。
【図4】第2実施例に係る鼻隠し板および軒樋を有する
軒先構造の縦断側面図である。
【図5】従来の鼻隠し板および軒樋を有する軒先構造の
縦断側面図である。
【符号の説明】
1 軒樋 2 吊金具 3 吊ボルト 4 鼻隠し板係止部材 5 上部支持板 6 下部支持板 7 支持枠材 8 屋根材 9 下部ナット 10 上部ナット 11 下部支持ナット 12 上部締付ナット 13 上部係合部 14 下部係合部 15 鼻隠し板 22 係合突条 23 係合突条 24 フック 25 フック 26 長孔 27 溝形枠体 28 上部係合フランジ 29 下部係合フランジ 30 下部ナット 31 上部ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 賢一 東京都千代田区大手町2丁目6番3号 新 日本製鐵株式会社内 (72)発明者 沼倉 茂美 東京都千代田区大手町2丁目6番3号 新 日本製鐵株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軒樋1の外側上端部および内側上端部に
    吊金具2の両端部が係止され、その吊金具2の中間部に
    吊ボルト3の下部が固定され、鼻隠し板係止部材4と上
    部支持板5と下部支持板6とを備えている支持枠材7に
    おける前記上部支持板5は、屋根材8の軒先下面に配置
    され、前記吊ボルト3は下部支持板6と上部支持板5と
    屋根材8とに挿通され、吊ボルト3と下部支持板6とが
    下部ナット9および上部ナット10により固定され、上
    部支持板5と屋根材8とは下部支持ナット11おび上部
    締付ナット12により締付固定され、前記鼻隠し板係止
    部材4に、上部係合部13および下部係合部14を有す
    る鼻隠し板15が、着脱自在に嵌設されている鼻隠し板
    および軒樋を有する軒先構造。
JP5310791A 1991-02-26 1991-02-26 鼻隠し板および軒樋を有する軒先構造 Expired - Lifetime JPH0678670B2 (ja)

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JP2008063806A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Akaneya Shoten Kanamonobu:Kk 雨樋吊り金具
JP2018168636A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 パナソニックホームズ株式会社 軒樋の化粧カバー取り付け構造

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