JPH0678599U - 落とし錠 - Google Patents

落とし錠

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JPH0678599U
JPH0678599U JP2533993U JP2533993U JPH0678599U JP H0678599 U JPH0678599 U JP H0678599U JP 2533993 U JP2533993 U JP 2533993U JP 2533993 U JP2533993 U JP 2533993U JP H0678599 U JPH0678599 U JP H0678599U
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JP
Japan
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drop
lock
rod
drop rod
gate
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Pending
Application number
JP2533993U
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English (en)
Inventor
二郎 梅田
Original Assignee
株式会社梅田金属
ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Publication date
Application filed by 株式会社梅田金属, ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社 filed Critical 株式会社梅田金属
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 片手または片足の操作によって解錠を容易に
行うことができる落とし錠を提供することである。 【構成】 扉体13に固定される落とし錠本体31と、
落とし錠本体31に上下動自在に取り付けられた落とし
棒32と、落とし棒32を上方へ付勢するばね35と、
落とし棒32の上方への移動をロックするロック位置と
非ロック位置との間で移動可能に構成された、操作部5
0を有する係止部材33とを備えたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば門扉を施錠する落とし錠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の落とし錠として、例えば、実公昭62-24720号公報に開示されたものが知 られている。この落とし錠は、図5に示すように、門扉101の下端部に固定さ れた落とし錠本体102と、落とし錠本体102に上下動自在に取り付けられ、 下端部にノブ103を有する落とし棒104と、落とし錠本体102に回動自在 に取り付けられ、挿通孔105に落とし棒104を挿通するとともに、一端に操 作つまみ106を取り付けた係止部材107と、係止部材107を上方に付勢す るばね108とによって構成されている。
【0003】 この落とし錠では、落とし棒104は、ばね108の付勢による係止部材10 7の上方への回動によって、挿通孔105の縁が落とし棒104に圧接すること により、上方への移動がロックされる。したがって、落とし棒104のノブ10 3を押して、落とし棒104を押し下げることにより、落とし錠の施錠とロック が自動的に行われる一方、操作つまみ106を持ち上げ、係止部材107を上方 へ回動させてロックを解除しながら、ノブ103を持ち上げて落とし棒104を 引き上げることにより、落とし錠の解錠が行われる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように、この従来の落とし錠を解錠するには、門扉101の下端部に設け られた係止部材107の操作つまみ106と落とし棒104のノブ103とを、 同時に引上げ操作することが必要になる。このため、この落とし錠は、解錠を行 うのに、かがんだ姿勢をとり、しかも一方の手で操作つまみ106を、他方の手 でノブ103を同時に操作しなければならず、その作業が非常に面倒であるとい う欠点がある。
【0005】 本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、片手または片足の操 作によって解錠を容易に行うことができる落とし錠を提供することを目的として いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の落とし錠は、門扉に固定される落とし錠本 体と、落とし錠本体に上下動自在に取り付けられた落とし棒と、落とし棒を上方 へ付勢するばねと、落とし棒の上方への移動をロックするロック位置と非ロック 位置との間で移動可能に構成された、操作部を有する係止部材とを備えたことを 特徴としている。
【0007】
【作用】
この落とし錠によれば、落とし棒を落とすことにより施錠が行われ、この施錠 状態からの落とし棒の上方への移動を係止部材がロックするとともに、操作部を 操作することにより、係止部材が非ロック位置へ移動して落とし棒のロックを解 除し、ばねの作用により落とし棒を上方に移動させることによって、落とし棒自 体をまったく操作することなく、解錠が行われる。
【0008】
【実施例】
以下、添付図面を参照しながら、本考案の落とし錠をユニット形式の門扉に適 用した場合について説明する。このユニット形式の門扉は、門扉本体に、ポスト 、インターホン、表札、門灯やアーチなどを組み込み、全体を統一したデザイン に仕上げたものである。この門扉1は、図1に示すように、長尺の左門柱2およ び右門柱3(正面に向かって「左」、「右」)と、この左右の門柱2、3間に設 けられた短尺の中間門柱4とを有しており、左門柱2と中間門柱4の間には、観 音開きの門扉本体5が組み込まれ、中間門柱4と右門柱3の間には、門扉本体5 と同一高さのポスト6が、ポスト口6aの下側にインターホン7が、それぞれ組 み込まれている。また、右門柱3には、ポスト6の上側に表札8が組み込まれる 一方、左右の門柱2、3の上部には、対向する一対の門灯9、9が組み込まれて いる。さらに、左右の門柱2、3の上端間には、横材10が渡されるとともに、 左右の門柱2、3と横材10とのコーナー部に、それぞれ三角形の装飾板11、 11が取り付けられて、アーチ12が構成されている。
【0009】 門扉本体5は、左扉13と右扉14で構成され、それぞれ上下一対のヒンジ1 5、15を介して、左扉13は左門柱2に、右扉14は中間門柱4に開閉自在に 取り付けられている。左右の扉13、14の各々は、枠材を構成する上横框22 、下横框23、左縦框24および右縦框25を、コーナージョイント26、26 、26、26により矩形に框組した框21に、装飾を施したパネル16をリベッ ト接合して構成されている。左扉13の右縦框25および右扉14の左縦框24 の中間上部には、門扉錠18のノブ18aが取り付けられ、左扉13の右縦框2 5の下端部には、本考案に係る落とし錠19が取り付けられている。門扉本体5 は、常時は落とし錠19を施錠しておいて左扉13が閉扉状態とされ、右扉14 が開閉される。
【0010】 図2〜図4は、落とし錠19の構成を示すものである。これらの図に示すよう に、落とし錠19は、落とし錠19を左扉13に固定するための落とし錠ケース (落とし錠本体)31と、落とし錠ケース31に上下動自在に挿通された落とし 棒32と、落とし棒32の上方への移動をロックするための係止レバー(係止部 材)33および係止ばね34と、ロック解除時、落とし棒32を復帰させるため の復帰ばね35とによって構成されている。落とし錠19は、これらの構成要素 をあらかじめ落とし錠ユニットとして組み立て、コーナージョイント26の部分 から左扉13に組み付けられるようになっている。
【0011】 落とし錠ケース31は、左側部が開放された中空の直方体状のものであり、そ の上下壁36、37には、落とし棒32を挿通するための挿通孔38、39がそ れぞれ形成されている。また、落とし錠ケース31には、これを左扉13のコー ナージョイント26に固定するために、上部に幅狭の嵌合部40が形成されると ともに、左側部には、上半部が側方に張り出した取付け金具41がねじ42で固 定されている。
【0012】 落とし棒32は、一定径を有する丸棒で構成され、落とし錠ケース31の挿通 孔38、39を貫通して落とし錠ケース31の上下に延びており、その下端部に はノブ43が側方に突出して設けられ、下端にはキャップ44がはめ込まれてい る。
【0013】 係止レバー33は、細長い小判状の板材で構成され、落とし棒32が挿通され る挿通孔45を有しており、その縁部を面取りすることなく形成されている。係 止レバー33は、その長さ方向の一端が、落とし錠ケース31の前壁46の下側 約1/3の位置に形成された幅狭の第1開口47に係合しているとともに、落と し錠ケース31内を上下方向斜めに延び、他端部は、落とし錠ケース31の後壁 48のほぼ中央位置に形成された幅広の第2開口49から外方に延出して、操作 部50となっている。このような構成により、係止レバー33は、第1開口47 を支点として回動できるようになっている。
【0014】 係止ばね34は、コイルばねで構成されており、落とし棒32が挿通されると ともに、係止レバー33と落とし錠ケース31の底壁との間に配置されて、係止 レバー33を上方に付勢している。
【0015】 復帰ばね35もまた、コイルばねで構成されており、落とし棒32が挿通され るとともに、落とし錠ケース31の上壁36と落とし棒32の上端部に形成され たばね受け51との間に配置されて、落とし棒32を上方に付勢している。
【0016】 以上のように構成された落とし錠19は、次のようにして、左扉13に取り付 けられる。すなわち、図4に示すように、左扉13の下横框23と右縦框25と を接合するコーナージョイント26には、取付け穴52(キャップ用の穴を兼用 )が形成されているとともに、この取付け穴52の上壁には、左扉13の右縦框 25およびコーナージョイント26にわたって形成された挿入孔53が開口して いる。落とし錠19は、その落とし棒32を挿入孔53に挿入し、落とし錠ケー ス31の嵌合部42をコーナージョイント26の取付け穴52に嵌合させ、嵌合 部42を画する外周縁部を取付け穴52の外周壁に当接させた状態で、取付け金 具41およびねじ54によって、コーナージョイント26に固定される。
【0017】 次に、上記構成の落とし錠19の動作を説明する。まず、落とし錠19を施錠 するときには、左扉13を回動させて閉扉位置に合わせ、落とし棒32のノブ4 3を手または足で下方に押す。これにより、係止レバー33が、係止ばね34を 圧縮しながら、第1開口47を中心として下方に若干回動するので、落とし棒3 2の外周面と係止レバー33の挿通孔45の周面との間に若干の隙間が生じるこ とにより、落とし棒32が押し下げられ、キャップ44をはめ込んだ下端部が、 地面に形成した落とし棒受け55に落とし込まれ、施錠される。この状態では、 復帰ばね35が圧縮されて落とし棒32を上方に付勢するが、落とし棒32の上 方への移動は、係止レバー33が上方へ回動し、その挿通孔45の周面(特にそ の縁の角の部分)が落とし棒32の外周面を圧接することによって、ロックされ る。
【0018】 落とし錠19を解錠するときには、係止レバー33の操作部50を手または足 で押す。これにより、係止レバー33が下方に若干回動して、落とし棒32の外 周面と係止レバー33の挿通孔45の周面との間に若干の隙間が生じることによ り、ロックが解除され、落とし棒32は、圧縮されている復帰ばね35の付勢力 によって瞬時に押し上げられ、その下端部が落とし棒受け55から抜けることに よって、落とし錠19が解錠される。
【0019】 以上のように、本実施例の落とし錠では、落とし棒32のノブ43を押すだけ で、落とし錠19の施錠およびロックをワンタッチで行えるとともに、係止レバ ー33の操作部50を押すだけで、落とし錠19のロック解除および解錠をワン タッチで行える。したがって、落とし錠のロック解除および解錠の際、係止レバ ーの操作つまみと落とし棒のノブとを同時に操作しなければならなかった従来の 場合と比較して、その動作を極めて容易に行うことができる。この場合、落とし 錠19の施錠および解錠は、いずれも、落とし棒32のノブ43および係止レバ ー33の操作部50をそれぞれ「押す」動作となるので、片手で行えることは勿 論のこと、かがんだ姿勢をとることなく、片足で行うことも可能である。
【0020】 なお、上述した実施例では、本考案をユニット形式の観音開きの門扉に適用し た場合について説明したが、これを他の形式の門扉、例えばスライド式の門扉に 適用できることは勿論である。また、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で、細部の 構成を適宜変更することが可能である。
【0021】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案の落とし錠は、片手または片足の操作によって解 錠を容易に行うことができるなどの効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る落とし錠を組み込んだユニット形
式の門扉の正面図である。
【図2】本考案の落とし錠を、図1の門扉の左扉に取り
付けた状態で示す、一部を切り欠いた背面図である。
【図3】図2の落とし錠の側面図である。
【図4】落とし錠の取付け方法を説明するための斜視図
である。
【図5】従来の落とし錠を示す正面図である。
【符号の説明】
13 左扉(扉体) 19 落とし錠 31 落とし錠ケース(落とし錠本体) 32 落とし棒 33 係止レバー(係止部材) 35 復帰ばね(ばね) 50 操作部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 門扉(13)に固定される落とし錠本体
    (31)と、当該落とし錠本体(31)に上下動自在に
    取り付けられた落とし棒(32)と、当該落とし棒(3
    2)を上方へ付勢するばね(35)と、前記落とし棒
    (32)の上方への移動をロックするロック位置と非ロ
    ック位置との間で移動可能に構成された、操作部(5
    0)を有する係止部材(33)とを備えたことを特徴と
    する落とし錠。
JP2533993U 1993-04-16 1993-04-16 落とし錠 Pending JPH0678599U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2533993U JPH0678599U (ja) 1993-04-16 1993-04-16 落とし錠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2533993U JPH0678599U (ja) 1993-04-16 1993-04-16 落とし錠

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0678599U true JPH0678599U (ja) 1994-11-04

Family

ID=12163155

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JP2533993U Pending JPH0678599U (ja) 1993-04-16 1993-04-16 落とし錠

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JP (1) JPH0678599U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006257799A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Shin Nikkei Co Ltd 門扉

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006257799A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Shin Nikkei Co Ltd 門扉

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990525