JPH067819Y2 - 液体塗布具 - Google Patents
液体塗布具Info
- Publication number
- JPH067819Y2 JPH067819Y2 JP19403286U JP19403286U JPH067819Y2 JP H067819 Y2 JPH067819 Y2 JP H067819Y2 JP 19403286 U JP19403286 U JP 19403286U JP 19403286 U JP19403286 U JP 19403286U JP H067819 Y2 JPH067819 Y2 JP H067819Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- elastic tube
- outer peripheral
- diameter
- rear end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Pens And Brushes (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、繊維束の穂先を有して、筆記具用インキ、化
粧料、頭髪用液体化粧料、塗料、接着剤等の液体をこの
穂先に供給して筆記又は塗布する液体塗布具に関する。
粧料、頭髪用液体化粧料、塗料、接着剤等の液体をこの
穂先に供給して筆記又は塗布する液体塗布具に関する。
従来のかかる液体塗布具では、穂先の後端部が熱溶着又
は固着剤等により固定されてそこに液誘導管が差し込ま
れ、又、穂先後端外周部には鍔が突設されてこの鍔が先
軸の内面段部に衝接されて抜け止め固定されていた。
又、穂先の外周部からの液漏れを防ぐためにはパッキン
等の部品が使用されていた。
は固着剤等により固定されてそこに液誘導管が差し込ま
れ、又、穂先後端外周部には鍔が突設されてこの鍔が先
軸の内面段部に衝接されて抜け止め固定されていた。
又、穂先の外周部からの液漏れを防ぐためにはパッキン
等の部品が使用されていた。
ところで化粧具のアイライナー等の如き液体塗布具に使
用される穂先は小径でストレート形状であるが、このよ
うな穂先に液誘導管を差し込むと液誘導管の外周部の肉
が薄いために熱溶着又は固着剤等により固定されている
に拘らず肉がばらけてしまう欠点があった。又、小径で
ストレート形状の穂先を先軸内に固定することも極めて
困難が大きかった。更に穂先の外周部からの液漏れを防
ぐためにパッキン等の部品を使用するとコスト高にもな
った。本考案はかかる問題の解決を目的とする。
用される穂先は小径でストレート形状であるが、このよ
うな穂先に液誘導管を差し込むと液誘導管の外周部の肉
が薄いために熱溶着又は固着剤等により固定されている
に拘らず肉がばらけてしまう欠点があった。又、小径で
ストレート形状の穂先を先軸内に固定することも極めて
困難が大きかった。更に穂先の外周部からの液漏れを防
ぐためにパッキン等の部品を使用するとコスト高にもな
った。本考案はかかる問題の解決を目的とする。
上記問題点を解決するために案出した本考案の液体塗布
具は、繊維束製の穂先(1)の後端外周部に弾性チューブ
(2)を嵌着し、弾性チューブ(2)により被覆された穂先
(1)の後端部位に液誘導管(3)を差し込み、先軸(4)の先
端口(4a)の後方にその先端口(4a)より内径が大きい中径
部(4b)を連通させて当該中径部(4b)の前端に内面段部(4
c)を設け、弾性チューブ(2)を先軸(4)の中径部(4b)に嵌
入してその外周面を中径部(4b)の内周面に密着させ、弾
性チューブ(2)の前方の端面を上記の内面段部(4c)に衝
接したことを特徴とするである。
具は、繊維束製の穂先(1)の後端外周部に弾性チューブ
(2)を嵌着し、弾性チューブ(2)により被覆された穂先
(1)の後端部位に液誘導管(3)を差し込み、先軸(4)の先
端口(4a)の後方にその先端口(4a)より内径が大きい中径
部(4b)を連通させて当該中径部(4b)の前端に内面段部(4
c)を設け、弾性チューブ(2)を先軸(4)の中径部(4b)に嵌
入してその外周面を中径部(4b)の内周面に密着させ、弾
性チューブ(2)の前方の端面を上記の内面段部(4c)に衝
接したことを特徴とするである。
図は本考案の実施例に係るもので以下図面に基づき説明
する。先ず(1)が繊維を束ねてその後端部を熱溶着によ
り固定した穂先である。図中(1a)が熱溶着部を示す。繊
維は天然繊維又は化学繊維等の材質は問わない。穂先
(1)は小径でストレート形状である。次に(2)は弾性チュ
ーブであり、その内径は穂先(1)の外径より小さく、又
その外形は後記する先軸(4)の先端口(4a)より大きく且
つ先軸(4)の先端口(4a)の後方に続く中径部(4b)の内径
より僅かに小さく設定され、材質はNBR、シリコン、
塩ビ等自由である。(3)は液誘導管であり、その外径は
穂先(1)の外径より小さくその差は大きい方が望まし
い。弾性チューブ(2)は穂先(1)の前端側からその外周部
に嵌入され、穂先(1)の外径を圧縮してその後端部に配
置される。液誘導管(3)は、弾性チューブ(2)が穂先(1)
に嵌着された後に穂先(1)の後端面から差し込まれる。
弾性チューブ(2)及び液誘導管(3)を組み付けた穂先(1)
は先軸(4)に挿入され、穂先(1)の先端部は先端の先端口
(4a)から外部に突出され、弾性チューブ(2)は中径部(4
b)に前端面が先軸(4)の内面段部(4c)に衝接するまで圧
入される。
する。先ず(1)が繊維を束ねてその後端部を熱溶着によ
り固定した穂先である。図中(1a)が熱溶着部を示す。繊
維は天然繊維又は化学繊維等の材質は問わない。穂先
(1)は小径でストレート形状である。次に(2)は弾性チュ
ーブであり、その内径は穂先(1)の外径より小さく、又
その外形は後記する先軸(4)の先端口(4a)より大きく且
つ先軸(4)の先端口(4a)の後方に続く中径部(4b)の内径
より僅かに小さく設定され、材質はNBR、シリコン、
塩ビ等自由である。(3)は液誘導管であり、その外径は
穂先(1)の外径より小さくその差は大きい方が望まし
い。弾性チューブ(2)は穂先(1)の前端側からその外周部
に嵌入され、穂先(1)の外径を圧縮してその後端部に配
置される。液誘導管(3)は、弾性チューブ(2)が穂先(1)
に嵌着された後に穂先(1)の後端面から差し込まれる。
弾性チューブ(2)及び液誘導管(3)を組み付けた穂先(1)
は先軸(4)に挿入され、穂先(1)の先端部は先端の先端口
(4a)から外部に突出され、弾性チューブ(2)は中径部(4
b)に前端面が先軸(4)の内面段部(4c)に衝接するまで圧
入される。
本考案の構成は以上のとおりであり、先ず穂先の後端外
周部には弾性チューブが嵌着されているので穂先の後端
部に液誘導管を差し込んだ場合にたとえ穂先の外径が小
さくて液誘導管の外周部位の肉が薄くても穂先後端固定
部には多少クラックが生ずることはあっても穂先のばら
けを防止する作用効果がある。次に穂先の外周部に嵌着
した弾性チューブの前端面を先軸の内面段部に係止して
固定する構造なので、穂先が小径でストレートな形状で
も容易且つ確実な固定を可能にする作用効果がある。さ
らに弾性チューブの外周面が先軸の内周面に密着する構
造なので、パッキン等の部品を用いずとも液漏れを防止
する作用がありコストアップを妨げる効果がある。本考
案は特に化粧具のアイライナー等の如く小径でストレー
ト形状の穂先を使用する液体塗布具に於てその効果が顕
著である。
周部には弾性チューブが嵌着されているので穂先の後端
部に液誘導管を差し込んだ場合にたとえ穂先の外径が小
さくて液誘導管の外周部位の肉が薄くても穂先後端固定
部には多少クラックが生ずることはあっても穂先のばら
けを防止する作用効果がある。次に穂先の外周部に嵌着
した弾性チューブの前端面を先軸の内面段部に係止して
固定する構造なので、穂先が小径でストレートな形状で
も容易且つ確実な固定を可能にする作用効果がある。さ
らに弾性チューブの外周面が先軸の内周面に密着する構
造なので、パッキン等の部品を用いずとも液漏れを防止
する作用がありコストアップを妨げる効果がある。本考
案は特に化粧具のアイライナー等の如く小径でストレー
ト形状の穂先を使用する液体塗布具に於てその効果が顕
著である。
図は本考案の実施例を示したもので、第1図は要部断面
図、第2図は部品分解斜視図である。 (1)……穂先,(1a)……熱溶着部,(2)……弾性チュー
ブ,(3)……液誘導管,(4)……先軸,(4a)……先端口,
(4b)……中径部,(4c)……内面段部。
図、第2図は部品分解斜視図である。 (1)……穂先,(1a)……熱溶着部,(2)……弾性チュー
ブ,(3)……液誘導管,(4)……先軸,(4a)……先端口,
(4b)……中径部,(4c)……内面段部。
Claims (1)
- 【請求項1】繊維束製の穂先(1)の後端外周部に弾性チ
ューブ(2)を嵌着し、弾性チューブ(2)により被覆された
穂先(1)の後端部位に液誘導管(3)を差し込み、先軸(4)
の先端口(4a)の後方にその先端口(4a)より内径が大きい
中径部(4b)を連通させて当該中径部材(4b)の前端に内面
段部(4c)を設け、弾性チューブ(2)を先軸(4)の中径部(4
b)に嵌入してその外周面を中径部(4b)の内周面に密着さ
せ、弾性チューブ(2)の前方の端面を上記の内面段部(4
c)に衝接したことを特徴とする液体塗布具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19403286U JPH067819Y2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 | 液体塗布具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19403286U JPH067819Y2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 | 液体塗布具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6398777U JPS6398777U (ja) | 1988-06-27 |
JPH067819Y2 true JPH067819Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=31150618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19403286U Expired - Lifetime JPH067819Y2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 | 液体塗布具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067819Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5421070B2 (ja) * | 2009-11-05 | 2014-02-19 | 株式会社呉竹 | 筆ペン用筆穂保持部材及びこれを備えた筆ペン |
-
1986
- 1986-12-17 JP JP19403286U patent/JPH067819Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6398777U (ja) | 1988-06-27 |
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