JP5246856B2 - 毛髪用塗布具 - Google Patents

毛髪用塗布具 Download PDF

Info

Publication number
JP5246856B2
JP5246856B2 JP2008147460A JP2008147460A JP5246856B2 JP 5246856 B2 JP5246856 B2 JP 5246856B2 JP 2008147460 A JP2008147460 A JP 2008147460A JP 2008147460 A JP2008147460 A JP 2008147460A JP 5246856 B2 JP5246856 B2 JP 5246856B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
application
liquid container
applicator
coating
coating liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008147460A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009291381A (ja
Inventor
博明 小山
悠佑 京極
恵一郎 高千代
高 梅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Pencil Co Ltd filed Critical Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority to JP2008147460A priority Critical patent/JP5246856B2/ja
Publication of JP2009291381A publication Critical patent/JP2009291381A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5246856B2 publication Critical patent/JP5246856B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

本発明は、液体塗布具、特に染毛料、あるいは薬剤などを毛髪や毛皮などに塗布するとき、手指および頭皮を汚すことなく染毛料などを塗布することが出来る毛髪用塗布具に関するものである。
従来、染毛料等の塗布体としては通常のブラシが用いられていた。即ち、使用前に染毛料などを容器内で混合するなどして使用可能にした後、通常のブラシによって塗布する方法である(例えば特許文献1)。これに対し、既に使用可能な状態になっている染毛料などを含浸させたスポンジなどの多孔質体に接触させておいた櫛体を備えた塗布具を引き抜くだけで、使用できる状態となっている毛染め塗布具が提案されている(特許文献2)。この機構によれば、極めて簡便に染毛料などを毛髪に塗布することが出来るものの、櫛体により毛髪を梳きながら染毛料などの塗布を行おうとすると、作業の初期で櫛体に付着した染毛料などを使い切ってしまい、長い部分に染毛料などを塗布するためには、何度も染毛料などを含浸させたスポンジ体などに接触させ、染毛料などを櫛体に付着させながら塗布を行う必要があり、非常に煩わしい。
そして、既に使用可能な状態になっている染毛料などを含浸させたスポンジなどの多孔質体を櫛体などの根元に備え付けておく構造も提案されている(特許文献3、4)。これらの構造であると、櫛歯に毛細管力を持たせておけば多孔質体から櫛歯に染毛料などが供給されるため、櫛体で毛髪を梳きながら染毛料などの塗布が可能であるが、塗布具全体、あるいは多孔質体を密封するなどの処置を施さなければ、染毛料などに揮発性の物質が含まれていれば蒸発してしまい、自ずと染毛料などの組成に制限が加えられることとなる。また、染毛料などを含浸した多孔質体などを交換する場合、直接それに触らねばならず、特に道具を用意しない限りは手指を染毛料などで汚染することとなる。
これらの問題に鑑み、筆記具等の構成を利用し、染毛料などを収納した貯留部を設け、塗布に供される染毛料などの必要量のみを、塗布部まで突き出た塗布体から染み出させるように構成された塗布具が提案されている(特許文献5)。ここでは、櫛体の突出を低くして塗布体周囲に配置しているので、容易に染毛料などを毛髪に塗布可能ではあるが、櫛体が短く低いため、結果として毛髪などを押し付けながら塗布を行わなければならず、塗布作業自体は非常に煩雑である。
上記塗布具よりも優れた携帯の髪用塗布具が、本発明出願人により開発、実施されている(例えば特許文献6)。櫛体を多孔質体とし、かつ、密閉された染毛料などの貯留部を持つため、使い勝手が良く、保管性にも優れるため、大きな販売実績を誇っているが、構造が複雑であり、組み立て工程がやや複雑であるので、生産上、課題が残るものである。
上記従来技術と併行して、染毛料などが貯留された密閉容器を持ち、気体の圧力などにより染毛料を押圧して、強制的に櫛体などに設けた吐出口から大量の液体を塗布できるようにした塗布具も実施されている(例えば特許文献7)。これらの製品は使用者にとっては、大量の液を万遍なく塗布できる感覚を得られるものであるが、一気に大量の染毛料などが吐出するため、手指を汚染するおそれがある等の欠点があり、ガスを封入しなければならないなど、製造上においても難がある。
特開平10−71020 特開平7−303514 特開2001−190335 特開2004−357740 特開平11−169224 特開2005−342312 特開2006−68114
本発明は上記した問題点を考慮し、簡単な構成にも関らず、少ない回数で、大量の染毛料などを、大きな面積により塗布することが出来、被塗布部以外の手指などを汚染しにくい毛髪用塗布具を提供することを目的とする。更には、染毛料などを含浸した塗布部を容易に交換可能で、その際にも、手指などを汚染しない塗布具の構造体および交換用カートリッジを提示することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するため、毛髪用塗布具として、(1)塗布液が含浸され、柔軟性を持つ塗布部を収容する塗布液収容体と、塗布液収容体を収容する本体とを有する液体塗布具であって、
前記本体は、把持部と、塗布液収容体を収容する塗布部収容部と、前記塗布液収容体と接続する塗布部固定環と、前記塗布部固定環に着脱自在に嵌着可能な前記塗布液収容体を前記塗布部固定環とともに固定し、前記塗布部収容体から突出した塗布部周囲の下方に伸び、かつ、先端が一つの仮想面を共有する一連の櫛歯体が並立する櫛体部とが一体で構成され、前記把持部は塗布部固定環の後方かつ櫛体部の上方に位置し、塗布部固定環の開口部後方より塗布液収容体が出し入れ可能とすると共に、前記塗布液収容体には取っ手が形成され、前記取っ手と前記塗布部固定環で固定し接続することを特徴とする液体塗布具。
この塗布具では、取っ手操作による一回の動作で簡便に塗布部の収容部が、塗布具に対し着脱が可能である。また、櫛歯体が塗布部より下方に伸びており、塗布体が柔軟なものとしているため、少ない回数で、大量の染毛料などを、大きな面積により塗布することが出来るようになっている。また、塗布液収容体を塗布具に密着して固定することが出来る。
更に()前記塗布部は多孔質体からなり、前記塗布液収容部から突出した前記塗布部の一部と、前記塗布液収容部内に収納された部分とは、それらの毛細管力が異なるように調整されていることを特徴とする()に記載の液体塗布具。
塗布部を多孔質体とすることによって、安定して染毛料などの液体を保持できる。更に、その多孔質体内部で毛細管力に差を付ける(例えば、突出部の毛細管力を高めておく)ことによって、染毛料など塗布液の動きを、ある程度制御(突出部へ染毛料などを移動しやすく)することができるようになる。
また()前記塗布液収容体の取っ手に形成された接続部において嵌着される蓋体によって前記本体と接続された前記塗布液収容体を前記本体から取り外して、塗布部全面が被覆される()に記載の液体塗布具に着脱可能な塗布体カートリッジ。
ここでは、前記塗布液収容体を塗布具より外して保管した場合、即ち不使用時あるいは未使用時に、蓋体を被せて密閉状態にして、カートリッジとして保管することによって塗布部からの溶剤などの蒸発を抑えることができるようになる。
本発明は上記のように構成されているので、次の効果を奏する。
染毛料などを含浸させた多孔質体などからなる、柔軟な塗布部を有する塗布液収容体を、櫛歯が形成された櫛体部を有する塗布具本体の塗布部固定環と接続し、塗布液収容体の取っ手と固定され、全体の見た目がブラシのような塗布具が構成される。櫛体部に並んだ櫛歯は、前記塗布部の下に立てられている。櫛歯と塗布体が近接している構成であるので、櫛歯によって梳かれた毛髪が塗布部に触れやすく、染毛料などの均一な塗布を行いやすい。また、部品点数が少ないため、一般の使用者に構造が理解でき、塗布液収容体の着脱を容易に行うことができる。また、塗布部側を覆う蓋体を設けることによって、使用の一時中断などを行っても暫くは溶剤等の蒸発を抑えることができ、使用可能な状態を長く保つことが出来る。
前記塗布液収容体にも、塗布具にセットする以前、未使用時において適当な蓋体などにより、塗布体が大気に触れないようにすることで、長期間の保管を可能にし、かつ、使用者が使用したい時には、簡便にセットできる状態に解くことができる。塗布体の毛細管力を変えることによって、塗布体の中に含浸させた染毛料などの塗布液を偏在させることができる。具体的には毛細管力の高い部分に向かって塗布液が移動していくので、通常は染毛料などを出したいところの毛細管力を高く設定する。ここで、塗布体は柔軟性を持つものと規定したが、具体的に柔軟性を持つとは、JIS K6253タイプAデュロメータの測定値が60以下であることを言い、好ましくは20以上50以下であることを言う。60を超える値であると、毛髪などが当たった時に変形が起こらず毛髪などとの接触が点でのみ行われる可能性が大きい。特に確認したわけではないが、あまりに柔軟すぎれば、少しの衝撃で塗布体が変形し、含浸した液体が零れ落ちてしまうことは容易に想像できる。
次に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
本出願では、塗布部が露出した周囲の櫛歯体先端の方向を「下方」とし、塗布液収容体と塗布具本体が固定されている部分の方向を「上方」としている。また、塗布具本体の把持部側を「後方」とし、逆の方向を「前方」としている。
本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
第1の実施形態をくみ上げたときの外観を図1に示す。また、横断面図を図2に示す。これらの図に示す通り、本体1の後方に把持部11が備わっている。また本体1の前方には塗布部収容部12および櫛歯体13aが複数本形成された櫛体部13が形成されている。塗布部収容部12内には塗布液収容体2が内蔵されている。塗布液収容体2は本体1の塗布部固定環12cで接続し、固定されている。塗布液収容体2の突出した部分である塗布部21は、塗布部収容部12の下方に開口する櫛歯体13a、13a…の集合である櫛体部13に囲まれる形となっている。
本体1は、図3(a)及び(b)に示す通り、大まかに、後方には把持部11、前方には塗布部収容部12及び櫛体部13となっている。把持部11、塗布部収容部12、櫛体部13はコストダウンの点から1部品にした方が望ましい。ここで把持部11は、手に取りやすい形状であれば特に限定しないが、面取加工を施す等、より握りやすい形状の方が望ましい。また、取り付け位置は、毛髪などに塗布することを考慮して、櫛体部13と対称側の上方に位置したほうが望ましい。塗布部収容部12は、側面部12aと胴部12bと塗布部固定環12cで構成されている。側面部12は塗布液収容体2を収容した後、毛髪などに塗布する際に、手指を汚さないように塗布液収容体2を露出しないようにしている。胴部12bは、本第1の実施形態では円筒形状であるが、塗布液収容体2が収容できれば特に形状は指定しない。断面の略中心より下方には、塗布液収容体2の一部である塗布部21を露出させるための開口部が形成されている。開口部は毛髪等への塗布が可能であれば特に面積、形状は指定しない。塗布部固定環12cは、リング状に形成されており、塗布液収容体2と接続が可能な形状となっている。塗布液収容体2との接続方法は、本第1の実施形態はネジ式を採用し、塗布部固定環12cの内径部にネジ加工を施している。また塗布部固定環12cの開口部後方より塗布液収容体2が本体1との出し入れが可能となっている。櫛体部13は、塗布部収容部12の胴部12bの中心より下方に位置している開口部端面から櫛歯体13aが取り付けられている。櫛歯体13aの本数は、毛髪等への塗布が可能な本数であれば、特に規定しない。櫛歯体13a、13a…の先端は、仮想面を共有している。櫛体部13の形状は、円柱胴部12bの側面に沿った形状やや球面となっている。特に、塗布具を頭髪に対するものであるとする場合、適当な球面を選択すれば使用者の頭部に柔軟に接触しやすくなることとなり、好ましい。
塗布液収容体2は、図4に示す通り、大まかに、後方には、塗布液収容体2を手指を汚さずに交換するための取っ手22、取っ手22から前方に向かって毛髪等に塗布する塗布液が含浸した塗布部21、塗布部の位置を安定するための芯材24、保持板23の順になっている。塗布部21は、柔軟性を持ち、毛細管力を持つ主に多孔質体からなる材料から構成される。具体的な多孔質体としては、様々な材質の繊維束体あるいは連続気泡体などが考えられるが、含浸する塗布液や本体1などの材質に鑑み、適宜選択していくことができる。塗布部21は、柔軟性を持つ材料から構成され、変形可能であるので、特に図示しなかったが、塗布部収容部12に収容できる形状であれば、様々な形状を採ることが可能である。ところで塗布部21は、塗布部収容部12に収容したとき、突出する部分の毛細管力を高く設定すれば、その部分に含浸した塗布液(染毛料など)が引かれやすくなり、消費された分の塗布液が移動しやすくなる。そこで突出部の部分のみ孔径の小さな連続気泡体を使用したり、繊維束体であれば繊維の密度をその部分だけ密にすれば目的を達することができる。あるいは、当該部分を熱するなど物理的処理や、薬品または有機溶剤などに漬け込むなど化学的処理を施すことによっても目的を達することができる。取っ手22は、案内孔22a、接続部22b、把持部22c、ガイド22dで構成されている。案内孔22aは、後述の芯材24を固定するための孔で、略中央に位置してある。接続部22bの形状は、塗布部固定環12cと接続できれば、特に限定しないが、本実施例1ではネジによる接続方法を用いているため、ネジを形成した。また塗布部21を取り付けた際に塗布部21が把持部22cの外径からはみ出さないようにガイド22dを取っ手に形成した。保持板23と芯材24は、塗布部21を取っ手22に取り付けるために形成されている。芯材24は塗布部21の略中央を貫通し取っ手22の案内孔22aと保持板23の案内孔23aに挿入し、固定するためのものである。また保持板23と芯材24は、塗布部21が取っ手22に固定できれば一体の部品としてもよい。芯材24の材料は、ポリプロピレンを用いているが、塗布液や塗布部を変質されない材料であれば限定しない。
塗布液収容体2を本体1に取り付ける際は、図5(a)及び(b)に示すように、後方から塗布液収容体2を開放された塗布部固定環12cを前方に向かって挿入した後、把持部22cを摘んで、回転することにより、接続部22bと塗布部固定環12cのネジがかみ合い塗布液収容体2は本体1内の塗布部収容部12に嵌着することで、塗布具としての使用が可能となる。
第2の実施形態をくみ上げたときの外観を図6(a)および(b)に示す。また、横断面図を図7に示す。第1の実施形態とは、本体1における把持部11の形状、塗布部収容部12の塗布部固定環12cの形状、塗布液収容体2における取っ手22の形状、保持板23の形状、案内板25及びシール材26と部品構成が異なっている。それ以外の部品については、第1の実施形態と同様である。
本体1については、図8に示す通り、大まかに、後方には把持部11、前方には塗布部収容部12及び櫛体部13となっている。把持部11については、第1の実施形態では一部曲線部が形成されており、本実施形態では、直線部のみで形成され塗布部収容部12と接続されているが、前述で記載して通り、手に取りやすい形状であれば特に限定しない。塗布部固定環12cは、塗布液収容体2の取っ手22に取り付けられたシール材26と嵌着する内径となっている。櫛歯体13aは、胴部12bの形状に沿った円弧形状となっている。
塗布液収容体2は、図9に示す通り、大まかに、後方には、塗布液収容体2を手指を汚さずに交換するための取っ手22、接続部22bにシール部材26を嵌着した取っ手22から前方に向かって、塗布部21が取っ手外径からはみ出さないようにガイドする凹状の案内板25、毛髪等に塗布する塗布液が含浸した塗布部21、塗布部の位置を安定するための芯材24、保持板23の順になっている。取っ手22は芯材24を挿入するための案内孔22aとシール部材26を嵌着するための溝を形成した接続部22bと把持部22cが形成されている。把持部22cは、塗布液収容体2の取付け取外しをより容易にするためのものであり、無くても機能上問題は無い。保持板23は軽量化のため、略中心に位置している案内孔23a以外の複数の穴23bが形成されているが、無くても機能上問題は無い。案内板25は、略中心に位置している案内孔25aと複数の穴25bが形成されている。穴25bは、軽量化のため複数形成されているが、無くても機能上問題は無い。また、保持板23と案内板25は、コストダウンを目的として、同形状にしても良い。シール部材26は、塗布液収容体2が本体1に収容された時に、取っ手22と塗布部固定環12cの隙間を塞ぎ、塗布液収容体の固定と固定塗布液の漏れを防ぐ役割をしている。芯材24は、保持板23、案内板25、取っ手22の案内孔と塗布部21の略中央部を通して、一体の塗布液収容体2を形成する。
塗布液収容体2を本体1に取り付ける際は、図10に示すように、後方から塗布液収容体2を開放された塗布部固定環12cを前方に向かって挿入した後、十分に押し込んだところで塗布具としての使用が可能となる。塗布液収容体2は、把持部22cを掴みながら挿入すると容易に取付が可能である。
また、未使用時においては、図11のように本体1から外した塗布液収容体2を、塗布部固定環12cと同形状を開放部の一面に形成した蓋体3に挿入し、嵌着することで図12のような塗布体カートリッジ4が構成される。塗布体カートリッジ4は、密閉構造であるため、塗布液の蒸発を防ぐことが出来る。
第3の実施形態をくみ上げたときの外観を図13(a)および(b)に示す。第1の実施形態とは、本体1における櫛体部13の櫛歯体13aの形状が異なっている。それ以外の部品については、第1の実施形態と同様である。櫛歯体13aは、胴部12bから下方に伸張する形状になっているが、第1の実施形態と同様、仮想面を共有している。前記の仮想面は、平面であるが、実用上何ら問題なく使用できる。
第4の実施形態の組み立て構成を図14に示す。第3の実施形態とは、本体1の塗布部固定環12cと塗布液収容体2の接続部22cが異なる点である。
本体1の塗布部固定環12cは、内径部に凹状のアンダーカットを形成する。塗布液収容体2の接続部22cには、凸状の突起を形成し、塗布液収容体2が本体1に挿入した際に嵌着できる構造となっている。
以上、第1から第4の実施形態において、本体1と塗布液収容体2と蓋体3については、把持部11の形状、塗布部固定環12cと取っ手22との接続構造、櫛体部13の形状、塗布液収容体2の構造、等を各実施形態から組み合わせた構成をすることもできる。
本発明の毛髪用塗布具および交換用カートリッジは、塗布具本体に設けた一連の櫛歯体によって毛髪(人間、その他のペット動物等を含む毛髪)を梳きながら塗布体に含浸した染毛料などを塗布する際に、塗布液などが直接頭皮などに触れず、塗布性が十分に確保でき、かつ、比較的大量の塗布液を大量の毛髪に塗布することができ、さらには、塗布体の交換について、交換用カートリッジの着脱が容易であるので、産業上の利用可能性の高いものである。
図1は本発明の第1の実施形態に係る毛髪用塗布具の塗布液収容体を取り付けた状態の前方向からの斜視図である。 図2は本発明の第1の実施形態に係る毛髪用塗布具の塗布液収容体を取り付けた状態の横断面図である。 図3(a)及び(b)は本発明の第1の実施形態に係る毛髪用塗布具本体の斜視図及び下方からの平面図である。 図4は本発明の第1の実施形態に係る塗布液収容体の構成を示す前方向からの斜視図である。 図5(a)及び(b)は本発明の第1の実施形態に係る毛髪用塗布具の塗布液収容体を本体の塗布部収容部に挿入しようとする場面の上方からの斜視図及び後方から斜視図である。 図6(a)及び(b)は本発明の第2の実施形態に係る毛髪用塗布具の塗布液収容体を取り付けた状態の前方向からの斜視図及び下方からの斜視図である。 図7は本発明の第2の実施形態に係る毛髪用塗布具の塗布液収容体を取り付けた状態の横断面図である。 図8は本発明の第2の実施形態に係る毛髪用塗布具本体の斜視図である。 図9は本発明の第2の実施形態に係る塗布液収容体の構成を示す前方向からの斜視図である。 図10は本発明の第2の実施形態に係る毛髪用塗布具の塗布液収容体を本体の塗布部収容部に挿入しようとする場面の上方からの斜視図である。 図12は本発明の第2の実施形態に係る毛髪用塗布具の塗布液収容体を蓋体に挿入しようとする場面の上方からの斜視図である。 図12は本発明の第2の実施形態に係る毛髪用塗布具の塗布液収容体を蓋体に挿入した後の塗布体カートリッジの上方からの斜視図である。 図13(a)及び(b)は本発明の第3の実施形態に係る毛髪用塗布具の塗布液収容体を取り付けた状態の前方向からの斜視図及び下方からの斜視図である。 図14は本発明の第4の実施形態に係る毛髪用塗布具の塗布液収容体の上方からの斜視図である。
符号の説明
1 本体
11 把持部
12 塗布部収容部
12a 側面部
12b 胴部
12c 塗布部固定環
13 櫛体部
13a 櫛歯体
2 塗布液収容体
21 塗布部
22 取っ手
22a 案内孔
22b 接続部
22c 把持部
22d ガイド
23 保持板
23a 案内孔
23b 穴
24 芯材
25 案内板
25a 案内孔
25b 穴
26 シール材
3 蓋体
4 塗布体カートリッジ

Claims (3)

  1. 塗布液が含浸され、柔軟性を持つ塗布部を収容する塗布液収容体と、塗布液収容体を収容する本体とを有する液体塗布具であって、
    前記本体は、把持部と、塗布液収容体を収容する塗布部収容部と、前記塗布液収容体と接続する塗布部固定環と、前記塗布部固定環に着脱自在に嵌着可能な前記塗布液収容体を前記塗布部固定環とともに固定し、前記塗布部収容体から突出した塗布部周囲の下方に伸び、かつ、先端が一つの仮想面を共有する一連の櫛歯体が並立する櫛体部とが一体で構成され、前記把持部は塗布部固定環の後方かつ櫛体部の上方に位置し、塗布部固定環の開口部後方より塗布液収容体が出し入れ可能とすると共に、前記塗布液収容体には取っ手が形成され、前記取っ手と前記塗布部固定環で固定し接続することを特徴とする液体塗布具。
  2. 前記塗布部は多孔質体からなり、前記塗布部収容部から突出した前記塗布部の一部と、前記塗布部収容部内に収納された部分とは、それらの毛細管力が異なるように調整されていることを特徴とする請求項に記載の液体塗布具。
  3. 前記塗布液収容体の取っ手に形成された接続部において嵌着される蓋体によって前記本体と接続された前記塗布液収容体を前記本体から取り外して、塗布部全面が被覆される請求項に記載の液体塗布具に着脱可能な塗布体カートリッジ。
JP2008147460A 2008-06-04 2008-06-04 毛髪用塗布具 Active JP5246856B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008147460A JP5246856B2 (ja) 2008-06-04 2008-06-04 毛髪用塗布具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008147460A JP5246856B2 (ja) 2008-06-04 2008-06-04 毛髪用塗布具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009291381A JP2009291381A (ja) 2009-12-17
JP5246856B2 true JP5246856B2 (ja) 2013-07-24

Family

ID=41540129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008147460A Active JP5246856B2 (ja) 2008-06-04 2008-06-04 毛髪用塗布具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5246856B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5346887B2 (ja) * 2010-07-06 2013-11-20 株式会社トキワ 化粧料塗布具

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5551372Y2 (ja) * 1974-06-15 1980-11-29
JP5008179B2 (ja) * 2006-08-30 2012-08-22 三菱鉛筆株式会社 染毛料塗布具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009291381A (ja) 2009-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005342312A (ja) 髪用塗布具及びその塗布具付き化粧料容器
JP4257860B2 (ja) 化粧材の塗布具
KR101171129B1 (ko) 모발용 도포구 및 그 도포구 부착 화장재료 용기
US20150023716A1 (en) Case for cosmetics or other products
US8215860B2 (en) Cosmetic storage type applicator
GB2199735A (en) Hair coating tool
JPH11346827A (ja) ケラチン繊維に対する組成物の塗布具
JP4974157B2 (ja) 毛髪用塗布具
JP5186564B2 (ja) 毛髪用塗布具
JP2010502392A (ja) 筐体
JP2007236456A (ja) 液塗布具
JP5246856B2 (ja) 毛髪用塗布具
WO2009139054A1 (ja) 液体塗布具
JP2008054877A (ja) 染毛料塗布具
JP2004105691A (ja) 毛染め用具
JP2016077686A (ja) 髪用塗布具
JP2021108785A (ja) ペンシル型化粧料容器
JP2001346626A (ja) まつげ装飾用化粧用具
KR102207493B1 (ko) 골무형 염색 기구
JP2010253379A (ja) 塗布具
KR101171130B1 (ko) 모발용 도포구 및 그 도포구 부착 화장재료 용기
JP2004009382A (ja) ペン型塗布具のカートリッジ
JP7170005B2 (ja) 処理剤塗布具及び処理用製品
JP2006212371A (ja) 薬剤塗布用具
JP2006102319A (ja) 髪用塗布具及びその塗布具付き化粧料容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110525

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5246856

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160419

Year of fee payment: 3

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130624

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250