JPH0678085B2 - 接着される折り畳みタブを備えたパックの包装装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は接着剤等で互いに接合される折り畳みタブを
備えたパック、特に、薄いカードボード製の紙巻タバコ
のパックを製造する装置に関し、これらのパックは、組
み立てた後ただちに乾燥タレットに供給されるものであ
る。

［発明が解決しようとする問題点と解決するための手
段］ この発明は、主としてヒンジ蓋付きパックと称される直
方体形のタバコのパックを製造する装置に関する。この
ようなパックの場合、狭い側の側面を形成する側タブが
互いに接着剤等の手段によって接合される。そして、こ
の接着剤が硬化するまでこれらの折り畳みタブが互いに
ずれないように固定するため、このパックは組み立て後
に乾燥タレット内に仮に保持される。このような装置と
しては、DE-A2,632,968に記載のものがある。このよう
な乾燥タレットは、径方向を向いたポケットが、周方向
に連続して設けられ、これらポケット内にパックが収容
されるように構成されている。これらのポケットは、直
方体形のタバコのパックの形状を安定して保持できるよ
うに構成されている。これらのパックは、この乾燥タレ
ットで例えば15秒間保持され、折り畳みタブの間の接着
剤が硬化し、このパックの形状が確実に賦形される。

この発明の目的は、序論で述べた機種の包装装置を、接
着によって互いに接合された折り畳みタブを安定化する
ことが可能であり、他方で、接着が危険なパックの場合
であっても、装置の高生産性を実現するように改良発展
させることである。この目的を達成するため、この発明
の装置は第１の乾燥タレットに続いて第２の乾燥タレッ
トを備え、この第２の乾燥タレットによってパックが仮
に保持される。

この第１の乾燥タレットは、従来から知られているよう
に、パックを保持してその接着剤を硬化させ、同時にこ
のパックを直方体の正確な形に賦形する。また、この第
１の乾燥タレットに続く第２の乾燥タレットは、上記の
パックを収容するポケットを備えている。そしてこのパ
ックはこの第２の乾燥タレットにこれら包装容器の接着
剤がさらに硬化し安定するまで保持され、次の工程に送
られる。

このように、この装置では複数の、特に２つの乾燥タレ
ットを備えているので、接着剤の硬化の時間全体が長く
なり、例えば金属被膜が被着されているパックなど、そ
の接着が困難なパックの場合にも適する。

この第２の乾燥タレットは、周方向に配列された複数の
ポケットを備え、これらのポケット内にはそれぞれタレ
ットの軸方向と平行するよう隣り合って重ねられた複数
のパック（パックの集合体）が収容される。そして、前
記第１の乾燥タレットから排出されたパックは、供給コ
ンベヤによって第２の乾燥タレットの一方の側にある供
給ステーションにおいてそのポケット内に収容され、こ
の乾燥タレットの他方側には、この供給ステーションに
隣接して押しだしステーションが設けられている。

また、上記のポケット内にはパックが連続的に供給され
て、このポケット内で重ねられ、上記のパックの集合体
が形成され、つぎに搬送されてくるパックは把持されて
一時的に停止される。

［実施例］ 以下、この発明の実施例を説明する。実施例のものは、
直方体形の紙巻タバコのパック10を製造するものであ
る。この紙巻タバコのパックは、薄いカードボード製の
ヒンジ蓋付きパックのものが好ましい。この実施例の装
置は、全体を図示はしないが、ドイツ公開特許第2,440,
006に開示されているようなパック10の製造装置の一部
を構成するものである。

この紙巻タバコのパック10は、パックの幅狭の側面11を
構成する互いに重ね合わされて接着される側面タブを備
えている。そして、未硬化の接着剤が塗布されたパック
は、パックのトラック12によって搬送され、移送タレッ
ト13によって持ち上げられ、第１の乾燥タレット14上に
移送される。この第１の乾燥タレットとしては、ドイツ
公開特許第2,632,968に開示されているような、パック1
0を収容するようなポケット15が径方向を向いて設けら
れているものが好ましい。これらのポケット15は、上記
のパック10を押圧成形し、これらを直方体形に安定して
正確に成形するように構成されている。また、この第１
の乾燥タレット14では、上記のパックはわずかながら加
熱される。

そして、これらのパック10は、この第１の乾燥タレット
14がほぼ１回転した後、ポケット15内からエジェクタ16
によって押し出され、この乾燥タレット14の近傍に配置
されたベルトコンベヤ上に導入される。このベルトコン
ベヤは、第２の乾燥タレット18にこのパックを移送する
供給コンベヤ17を構成する。

この供給コンベヤ17は、回転する無端状の上側部19と、
同様な構成の回転する無端状の下側部20から構成され
る。そして、上記のパック10は、長い側面11が下または
上を向く相対的な位置において、すなわち端面21が側方
を向く位置において、これらの間に保持される。

そしてこれらの紙巻タバコのパックは、この供給コンベ
ヤ17によって互いに離間して搬送され、前記第２の乾燥
タレット18の各ポケット22内に直接供給される。そし
て、このポケット22内にこの紙巻タバコのパックがタレ
ットの回転軸と平行するように隣り合って重ねられるこ
とによって、パックの集合体23が形成される。

この第２の乾燥タレット18と前記の第１乾燥タレット14
とは互いに90度ずれに鉛直面内に配置されている。この
第２の乾燥タレット18は、軸方向に連続した小室から構
成され、前記パックの集合体23はこの内部に軸方向に挿
入されるように構成されている。また、これら各ポケッ
トは、２個の側壁24,25から構成され、その一方（側壁2
5）は、今の場合移動自在に構成されている。

側壁25は２アーム形の壁レバー26の一部から形成され、
この壁レバー26は、枢着軸受27によって回動自在に枢着
され、また他方のアーム部は従動ローラ28を介してカム
ディスク29によって支持されている。また、この壁レバ
ー26の他方のアーム部には（引っ張りスプリング30）が
取り付けられ、上記の側壁25が閉じる方向に付勢されて
いる。そして、供給ステーション31および押し出しステ
ーション32の部分では、上記従動ローラ28がカムディス
ク29によって押し上げられ、上記のスプリング30の付勢
力に抗して上記の側壁25が開放されるように構成されて
いる。また、これらポケット22の径方向は固定された環
状の壁33によって閉塞されている。また、同期して回転
する環状支持ディスク34が設けられ、上記の固定側の側
壁24および可動側の側壁25は、それぞれこの支持ディス
クに取り付けられ、またこの支持ディスクによってポケ
ット22の反対側が閉塞されている。そして上記のパック
10は、これらの側壁24、25の間に保持固定されるように
構成されている。

そして、これらのパック10は、供給コンベヤ17によって
供給ステーション31に位置するポケット22内に供給さ
れ、これらのパック10は、このポケットの反対側のポケ
ットストッパ35に当接する。この実施例では、このポケ
ットストッパは、２アーム形のレバーから構成され、こ
のレバーには外側から上記のポケット22内に突出するス
トッパ凸部36が形成されている。また、保持ディスク38
を固定するため、枢着軸受37が設けられている。また、
このポケットストッパ35の一方の脚部39は、上記のスト
ッパ凸部36と密接し、この脚部はトラックローラ40によ
ってポット形のカムディスク41上に支持される。また、
このポケットストッパ35には（引っ張り）スプリング42
が取り付けられ、このストッパ凸部36は後退する方向に
付勢されている。

これらパックの集合体28がこのポケット内に搬送される
場合には、上記のストッパ凸部36はこのポケット22内に
移動する（第６図に実線で示す）。そして、このパック
の集合体23はこのストッパ凸部36に当接する。この乾燥
タレット18が移動する場合には、このストッパ凸部36は
後退する（第６図に破線で示す）。そして、上記パック
10は上記のポケット22内へ荷重の掛からない状態で移動
する。タレット側壁44の傾斜した入り口側縁部43によっ
て、このパックの集合体23はこのポケット22内に整列さ
れ、この反対側（タレット側壁45側）に移動する。

上記のポケット22は、中央水平面の高さで供給される紙
巻タバコのパック10が、その端面21が径方向に外側およ
び内側を向いて、ポケット22内に収容されるように設計
される。また、その側面11は周方向を向く。

ポケット22内に紙巻タバコのパックを確実に供給するた
めに、後続のパック10は、上記の供給コンベヤ17上で一
時的に停止される。この実施例の場合、この隣り合って
重ねられたパック10は把持されることによって前進が停
止されるように構成されている。このような作動を行う
ため、この供給コンベヤ17の側部には、横方向に移動自
在な把持板46が設けられている。この把持板には、延長
レバーアーム47が形成され、適当なギア48によって間欠
的に作動されるように構成されている。第６図に示す状
態では、数個のパックの端面21が、この供給コンベヤ17
の側方に配置された固定横ガイド49に押圧されている。
次のポケット22がこの供給ステーション31まで移動する
と、上記の把持板46は後退し、重ねられたパック10は、
このポケット22内に搬送される。この実施例では、上記
横ガイド49は、上記のタレット側壁44に連続する。

また、第１図に示すように、この乾燥タレット18は、反
時計方向に回転駆動される。この乾燥タレットが、１回
転する間、このポケット22内に上記の紙巻タバコのパッ
クが保持される。また、この供給ステーション31の下方
には、押しだしステーション32が設けられている。各ポ
ケット22からはパックの集合体23がエジェクタ50によっ
て押し出され、螺旋状中間部材51を経て排出コンベヤ52
に移送される。この排出コンベヤは上部分と下部分とか
ら構成され、これらの間に接着剤の硬化したパックが保
持される。また、上記の中間部材51は傾斜湾曲した案内
壁を越え、上記のポケット22から水平方向の排出コンベ
ヤ52までパックを移送する。

上記のエジェクタ50は、水平脚部53を有する角度を持っ
たアームを備え、このエジェクタ50が往復移動するとこ
の水平脚部53がポケット22内を移動し、このポケット内
のパックを押し出して、排出コンベヤ52上に移送する。
このエジェクタ50の他の部分は、上記の乾燥タレット18
の側方に並んで、この乾燥タレットの軸方向と平行な水
平の支持ロッド54上に移動自在に設けられている。この
エジェクタ50は、駆動プーリ56および、これによって回
転されるクランク55および連接棒57によって駆動され
る。この連接棒は、上記のエジェクタ50を保持する摺動
部材58に連結されている。この摺動部材58は、上記の支
持ロッド54に摺動自在に保持されている。

上記の乾燥タレット18の外側環状壁33およびタレット側
壁44,45は、上記押しだしステーッション32および供給
ステーション31の部分において中断されるか、凹部59,6
0が形成されている。押し出しステーション32の凹部59
によって、上記のエジェクタ50またはその脚部53が自由
に移動できるようになる。

第６図、第７図を参照しつつ上記乾燥タレット18をさら
に説明する。乾燥タレットの側壁44、45は閉塞したハウ
ジングの環状室33を形成する。この乾燥タレット18は、
以下のように駆動される。すなわち、固定中央軸63には
主歯車62を介して駆動される。上記の支持ディスク34の
外周には、前記ポケット22が設けられ、この支持ディス
ク34は、前記の主歯車62と一体に連結され、これととも
に回転する。支持ディスク34上には横方向に突出したリ
ムとしてカムディスク41が配設される。このカムディス
ク41は、ポケット22すなわち可動側壁25に対応してお
り、これらは上記の軸63に接続されている。図示の実施
例では、上記のカムディスク41は、上記の保持ディスク
38と一体のものであり、この保持ディスクの外周が上記
のカムディスク41を構成している。また、この保持ディ
スク38には開口64が形成され、この開口を介して上記ポ
ケットストッパ35の脚部39および上記のカムディスク41
に当接した従動ローラ40が移動するように構成されてい
る。

また、この実施例では、上記の両乾燥タレット14、18の
容量は、各タレットでパックをそれぞれ約15秒間保持で
きるように設定されている。したがって、接着剤の硬化
時間は合計約30秒となり、パックを確実に接着できる。
なお、この出願の発明の装置は、パックを集合体23の形
態で収容する第２の乾燥タレット18を採用したので、パ
ックを単体ごとに収容する場合と比較して、第２乾燥タ
レットを一層緩慢に動作させることができるので、その
分だけ発生する加速度も小さくなる。これによって、半
乾燥状態のパックの歪みの発生を抑制する効果が期待で
きる。さらに、パックが集合体として互いに隣り合って
重なるので、加速度の影響を分散吸収するので、この点
においても、歪み軽減上有利である。

また上記の第２の乾燥タレット18は前記の第１の乾燥タ
レット14と同様に適当な加熱手段で加熱される。

【図面の簡単な説明】

第１図はパック製造装置の概略的な側面図、第２図は、
第１図の装置の平面図、第３図は第１図に対して90度回
転した第２の乾燥タレットの平面図、第４図はこの乾燥
タレットを拡大して示す側面図、第５図は第４図に対し
て90度回転した状態の第２の乾燥タレットの供給アーム
およびエジェクタを示す図、第６図は第２の乾燥タレッ
トの水平方向の断面図、第７図は第６図に対して90度ず
れた状態の径方向の断面図である。 10……パック、14……第１の乾燥タレット、15……ポケ
ット、17……供給コンベヤ、18……第２の乾燥タレッ
ト、22……ポケット、23……パックの集合体、24、25…
…側壁、35……ポケットストッパ、41……カムディス
ク、50……エジェクタ。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−163611（ＪＰ，Ａ) 特公 昭62−41922（ＪＰ，Ｂ２)

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】下記の（ａ）‐（ｄ）を特徴とし、 組み立て直後に、それぞれが一時的にパック（10）を収
   容するポケット（15,22）を有する、第１の乾燥タレッ
   ト（14）に供給され、次に第２の乾燥タレット（18）に
   供給されることができる、 接着により接合された折り畳みタブ付きパック、特にカ
   ードボード製の紙巻タバコのパックの製造装置。 （ａ）第１の乾燥タレット（14）のポケット（15）が、
   それぞれ１個のパックを収容するように設計されたこ
   と、 （ｂ）第２の乾燥タレット（18）のポケット（15）が、
   パック（10）の集合体（23）を収容するように設計され
   たこと、 （ｃ）供給コンベヤ（17）が、パックを、第１の乾燥タ
   レット（14）から第２の乾燥タレット（18）に移送する
   こと、 （ｄ）供給コンベヤ（17）が、 パックの集合体（23）を構成する多数のパック（10）
   が、第２の乾燥タレット（18）を関連ポケット（22）内
   へ放出することができる貯留装置（46,49）と関連する
   こと。
2. 【請求項２】下記の（ａ）‐（ｇ）すなわち、 （ａ）タブを接着した後直ちに直方体パックを収容し、
   接着されたタブを実質的にセットする間、パックを一時
   的に予定の直方体形状に支持するための、円形の回転可
   能な第１の乾燥タレット手段（14）と、 （ｂ）前記第１のタレットの流出側に配設され、接着さ
   れたタブのセットが最終的に完了するまでの間前記パッ
   ク（10）を収容し、支持するための、回転軸および周辺
   部を有する円形の間欠回転可能な第２の乾燥タレット手
   段（18）と、 （ｃ）前記第２の乾燥タレット手段（18）が、前記第２
   の乾燥タレット手段の軸線方向に隣接するパック（10）
   の集合体（23）を前記第１のタレット手段（14）から、
   各々収容する手段を備えるポケット（22）を有すること
   と、 （ｄ）前記第１および第２のタレット手段の間に配設さ
   れ、複数のパック（10）を前記第１の乾燥タレット（1
   4）から前記第２の乾燥タレット（18）へ次々に搬送
   し、前記ポケット（22）の１つに収容されたパック（1
   0）から前記集合体（23）を形成するための、前記第２
   の乾燥タレット手段（18）の軸線方向が延在する供給コ
   ンベヤ手段（17）と、 （ｅ）この場合、前記ポケットの各々が、それぞれ供給
   端部と出口端部を有し、前記軸線方向と平行な方向に延
   在する連続したオリフィスであることと、 （ｆ）この場合、前記第２のタレット手段の周辺部と隣
   り合って配設された供給ステーション（31）の領域内
   で、ポケットの出口部に、供給端部を通ってポケットび
   搬送されるパックの集合体（23）に対向して接触する停
   止手段となるストッパ凸部（36）を備えるポケットスト
   ッパ（35）が存在することと、さらに、 （ｇ）前記停止手段に関連して、前記停止手段を、回転
   作動中の前記第２の乾燥タレット手段（18）の回転通路
   外へ移動し， 前記第２の乾燥タレット手段（18）が静止している間
   は、前記停止手段となるために、前記のストッパ凸部
   （36）をポケット（22）の出口端部に移動する手段と、 からなることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載
   の装置。
3. 【請求項３】ポケットストッパ（35）が、枢動可能な２
   アームレバーとして設計され、その１方の端部上に、ポ
   ケット（22）に入るストッパ凸部（36）が位置し、その
   他方の端部が、乾燥タレット（18）とともに回転するカ
   ムディスク（41）上に、トラックロール（40）を介して
   支持されることを特徴とする特許請求の範囲第２項に記
   載の装置。
4. 【請求項４】コンベヤ（17）によって乾燥タレット（1
   8）に搬送され、乾燥タレット（18）の前部に組み立て
   られる紙タバコのパック（10）が、ポケット（22）が充
   填された後、把持によって一時的に支持される点、およ
   び、 複数個の紙タバコのパック（10）が、コンベヤ（17）と
   隣り合って横方向に可動に配設された把持板（46）によ
   って、コンベヤ（17）に隣接した固定側面案内（49）に
   対向して圧縮されるこができる点、 に特徴を有する特許請求の範囲第２項または第３項に記
   載の装置。
5. 【請求項５】パックの集合体（23）が、乾燥タレット
   （18）の周辺方向において互いに対向して位置する２つ
   の側壁（24,25）の間においてポケット（22）内に収容
   される点、 一方の側壁（25）は、可動で、枢動するバネ負荷された
   ２アーム形の壁部レバー（26）の一部である点、 そのレバーの位置は、トレーサローラ（28）を介してカ
   ムディスクによって、供給ステーション（31）および押
   し出しステーション（32）の領域外において側壁（25）
   が、パック集合体（23）に対向して弾性的に押されるよ
   うに制御可能である点、 を特徴を有する特許請求の範囲第２項に記載の装置。
6. 【請求項６】押し出しステーション（32）においてポケ
   ット（22）から押し出されるパックの集合体（23）が、
   螺旋状の中間部材（51）を介してコンベヤベルトで形成
   される送り出しコンベヤ（52）に供給されることを特徴
   とする特許請求の範囲第２項に記載の装置。
7. 【請求項７】ポケット（22）が、 少なくとも押し出しステーション（32）の領域において
   は、横方向に変位できるために、乾燥タレット（18）に
   隣接して配設されたエジェクタ（50）の１つの脚（53）
   が、長手方向においてポケット（22）を貫通して移動で
   きるように、 横方向に開いていることを特徴とする特許請求の範囲第
   ２項に記載の装置。