JPH0677936B2 - ガラスランの型成形接続部構造 - Google Patents

ガラスランの型成形接続部構造

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JPH0677936B2
JPH0677936B2 JP2169188A JP16918890A JPH0677936B2 JP H0677936 B2 JPH0677936 B2 JP H0677936B2 JP 2169188 A JP2169188 A JP 2169188A JP 16918890 A JP16918890 A JP 16918890A JP H0677936 B2 JPH0677936 B2 JP H0677936B2
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JP
Japan
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molding
rib
glass run
pattern
mold
Prior art date
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JP2169188A
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English (en)
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JPH0459208A (ja
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政博 野崎
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車用ドアサッシの内周に沿って取付けるガ
ラスランの型成形接続部の構造に関するものである。
[従来技術] ガラスランの前部コーナ部(第1図のG部)を例にとる
と、第7図に示すようにコーナ部は押出成形のガラスラ
ン3A、3Bを型成形で接続した接続部3Cで形成される。
この場合、ドアサッシとのシール性をよくするために、
ドアサッシとの合せ面に薄肉(厚さ0.5〜1mm程度)のリ
ブ4を形成することが行なわれている。このリブ4は型
成形時に成形される(特開昭61−220917号)。
ところが型成形時には、不可避的に型割り部(パーティ
ングライン)に型成形のゴム材料が侵入してバリ52、53
が発生する。リブ4の先端にもバリ51が発生する。
これ等のバリは型成形後、はさみ等で除去されてバリ仕
上げがなされる。ところで、これ等のバリと上記リブ4
との見分けが必ずしも明確でないために、誤ってリブ4
を根元から切除してしまうことが起り得る。またリブ4
の先端からバリ51を正確な形状で除去するには注意力と
熟練を要し、極めて作業性が悪い。
[本発明が解決しようとする課題] 本発明は上記の実情に鑑み、リブを残してバリ仕上げが
正確かつ作業性よく行ない得るガラスランの型成形接続
部構造を実現することを課題としてなされたものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は第2図に例示するように、型成形接続部3cのリ
ブ4の表面に、成形用金型のリブ成形面に設けた模様を
転写してなる模様40を形成したことを特徴とする。
[作用・効果] 上記模様により、リブとバリとの識別が容易になされ得
る。従って、作業性容易にバリ仕上げを行なうことがで
き、所定形状のリブを有する型成形接続部を得ることが
できる。
[実施例] 第1図において、ドア1のドアサッシ11にはその内周に
沿ってガラスラン3が組付けられ、ドアガラス2まわり
をシールする。
ガラスラン3の前部コーナ部Gでは、第2図に示すよう
にゴムを押出成形したガラスラン3A、3Bがコーナ形状を
なす型成形の接続部3Cにより接続されている。型成形接
続部3Cのドアサッシ11との合せ面には、リブ4が舌状に
突出しており、リブ4の表面にはシボ状の凹凸面をなす
模様40が形成してある。
上記型成形接続部3Cは、該接続部3Cを成形すべき金型の
キャビティにガラスラン3A、3Bの端末を所定の角度で対
向させてセットし、キャビティにゴム材料を注入するこ
とにより成形される。
第4図はキャビティ7を形成する金型6の断面を示すも
ので、金型6は複数の型部材で構成されており、これ等
の間のパーティングライン61、62、63、64の一つ61を利
用してリブ成形部70が設けてある。該成形部70の成形面
には、シボ状の凹凸模様が刻設してある。
第3図は上記キャビティ7により型成形されたままの型
成形接続部を示すものである。接続部3Cには、型成形時
にパーテイングライン62、63、64(第5図)に侵入した
ゴム材料によるバリ52、53、55(バリ55は図には現れな
い)が生じる。また、リブ4の先端にもパーティングラ
イン61に侵入したゴム材料によるバリ51が生じる。
リブ4の両面には、上記リブ成形部70の成形面の模様が
転写された模様40が形成される。
しかして、上記バリ52、53、54はその根元より切除され
る。バリ51はリブ4の模様40を境として切除される。こ
の結果、第2図に示すように、所定形状のリブ4を有
し、バリ仕上げされた型形成接続部3Cが得られる。
リブとバリとを判別するための模様をリブ面に形成する
本発明は、ガラスランの前部コーナ部Gの型成形接続部
3Cに限らず、他の型成形接続部にも適用できる。
第5図および第6図は本発明を第1図のH部に適用した
実施例を示すもので、押出成形のガラスラン3Dの端末に
型成形接続部3Eが形成してある。接続部3Eの下端縁には
第5図に示すように周方向に棚状にリブ4aが一体に型成
形してある。また接続部3Eは延長部31を有している。こ
れ等リブ4aおよび延長部31は第6図に示すようにドアイ
ンナパネル12と、これを覆うドアトリム13の上部後端と
の間に挿置してガラスラン3とドアトリム13との間の隙
間をシールする役割を果たすものである。このリブ4a
も、型成形時にその先端まわりにバリ55が生じるが、前
記実施例と同様にリブ4a面に模様40を形成することでリ
ブ4aとバリ55を識別することができ、リブ4aを正確に所
定形状に切除することができる。
なお、上記模様40はリブとバリとを識別するためのもの
であるから、特定の模様に限定されない。
【図面の簡単な説明】
第1図はガラスランを備えた自動車ドアの正面図、第2
図ないし第4図は第1図のG部に本発明を適用した実施
例を示すもので、第2図は型成形接続部の斜視図、第3
図は型成形接続部のバリ仕上げ前の斜視図、第4図は型
成形接続部を成形する金型の断面図、第5図および第6
図は第1図のH部に本発明を適用した実施例を示すもの
で、第5図は型成形接続部の斜視図、第6図は型成形接
続部のリブの配設場所を示す図、第7図は第3図に対応
する従来の型成形接続部の斜視図である。 11……ドアサッシ 2……ドアガラス 3……ガラスラン 3A、3B、3D……押出成形のガラスラン 3C、3E……型成形接続部 4、4a……リブ 40……模様 51、52、53……バリ 6……金型 61、62、63、64……パーティングライン 7……キャビティ 70……リブ成形部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:30 4F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車用ドアサッシの内周に沿って取付け
    るガラスランの型成形接続部であって、その表面にドア
    サッシとの間のシール性向上等のために薄肉状のリブを
    突設した型成形接続部において、上記リブの表面に、成
    形用金型のリブ成形面に設けた模様を転写してなる模様
    を形成したことを特徴とするガラスランの型成形接続部
    構造。
JP2169188A 1990-06-27 1990-06-27 ガラスランの型成形接続部構造 Expired - Lifetime JPH0677936B2 (ja)

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JPH0459208A JPH0459208A (ja) 1992-02-26
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JP2007008324A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd ドアグラスランのコーナー部構造

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JP4612486B2 (ja) * 2005-06-30 2011-01-12 鬼怒川ゴム工業株式会社 ドアグラスランのコーナー部構造

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JPH0459208A (ja) 1992-02-26

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