JPH0452026Y2 - - Google Patents

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JPH0452026Y2
JPH0452026Y2 JP15127787U JP15127787U JPH0452026Y2 JP H0452026 Y2 JPH0452026 Y2 JP H0452026Y2 JP 15127787 U JP15127787 U JP 15127787U JP 15127787 U JP15127787 U JP 15127787U JP H0452026 Y2 JPH0452026 Y2 JP H0452026Y2
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JP
Japan
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molding
mold
terminal cap
gate
protrusion
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JP15127787U
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JPS6455010U (ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、モールデイングの端部に端末キヤ
ツプを射出成形する型に関する。
(従来の技術) 自動車の車体側面等には、軟質塩化ビニル樹脂
等の弾性プラスチツクを主体とする押出成形品か
らなるモールデイングが、ドア幅等所定長に切断
されて用いられている。
ところでその切断端部は鋭い角部となりやす
く、また押出成形品が発泡樹脂で構成されている
場合は切断端面に発泡構造がそのまま現れること
となる等安全性、外観等において劣るため、第4
図の如く所望の端末キヤツプ用キヤビテイ10を
有する型11,12内にモールデイング端部14
を装置し、射出成形にて端末キヤツプを成形する
と同時にモールデイング端部に一体に被着するこ
とが行われている。
そしてその場合、モールデイング端部の位置決
めをするため、裏面側の型12からピン16を立
設することが行われており、モールデイングの幅
広化に対応して複数のピンが設けられることが多
い。また端末キヤツプを成形するため、射出原料
のゲート口18がキヤツプ裏面側に設けられる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、位置決めピンの立設及びゲート
口の設置等により型の加工が複雑になると共に、
両者が近接して設けられる場合も多く型加工上困
難な場合もある。
また端末キヤツプが被着された成形品において
はゲートが裏面側に突出するため、ナイフ仕上げ
によりゲートを切除する必要があり、作業性に劣
る問題もある。
そこでこの考案は、従来技術における型加工お
よび成形品仕上げにおける前記問題を解決せんと
するものである。
(問題点を解決するための手段) この考案は、モールデイングの端部に端末キヤ
ツプを射出成形する型において、モールデイング
端部の位置決め用突起にゲート口を設けたことを
特徴とするものである。
(作用) 端末キヤツプ成形時、位置決め用突起によりモ
ールデイング端部が型内所定位置に装置されると
共に、該位置決め用突起がゲート部となる。従つ
て、位置決め用突起とは別にゲート口を設ける必
要がなく型構造が簡略となる。
また、この考案の型を用いて端末キヤツプが形
成された成形品は、前記位置決め用突起によつて
端末キヤツプの裏面側に凹部が形成され、その凹
部内にゲート跡が位置することとなる。従つて、
ゲート跡が成形品外部に現れないので後加工によ
りゲート部を切除する必要がない。
(実施例) 以下実施例に基づきこの考案を説明する。
第1図はこの考案の一実施例に係る型20の要
部縦断面図である。また第2図及び第3図は共に
A−A矢視平面図であるが、第2図はモールデイ
ング端部14の切断線がモールデイング長手方向
に対して直交する場合、第3図は該切断線が長手
方向に対して斜めの場合の型について示す。
型20は、可動型22とランナー板24及び固
定型26からなる。可動型22は、成形品の脱型
を可動とするため通常上下動可能となつており、
この可動型22とランナー板24との間に所定の
モールデイング端部14挿入用のキヤビテイ28
と、所望の端末キヤツプ用キヤビテイ30が形成
してある。
またランナー板24には、モールデイング端部
14の側部位置決め用突起32と、該端部14先
端の位置決め用突起34が所定位置に設けてあ
る。モールデイング端部先端の位置決め用突起3
4は端末キヤツプ用キヤビテイ30内に突出して
おり、該突起34先端にはゲート口36が開口し
て設けてある。そのゲート口36は、ランナー部
38及び固定型のスプルー40と連通している。
位置決め用突起は、32の如くピン状のものでも
よく、または34の如く板状のものでもよいが、
板状突起とする場合にはモールデイング端部と該
板状突起が面状に接触するため位置決めを正確に
行なうことができる。勿論この例の如く一部をピ
ン状とし、他を板状突起としてもよい。なお、ラ
ンナー板24を無くしてランナーを固定型26に
設けてもよい。
次にこのようにしてなる型20を用いて行なう
端末キヤツプの成形について説明する。
まず前記位置決め用突起32,34を利用して
モールデイング端部挿入用キヤビテイ28にモー
ルデイング端部14を装置する。次いでモールデ
イング端部先端の位置決め用突起34のゲート口
36からプラスチツク原料を端末キヤツプ用キヤ
ビテイ30に射出して端末キヤツプを成形し、モ
ールデイング端部切断面に端末キヤツプを被着す
る。
これによつて得られた成形品は、端末キヤツプ
の裏面に前記位置決め用突起34による凹部が形
成され、その凹部内にゲート跡が位置するもので
あり、該ゲート跡が外部に現れてないのでゲート
部を切除する必要もなく、そのまま製品となる。
(考案の効果) この考案は、モールデイングの端部に端末キヤ
ツプを射出成形する型において、モールデイング
端部の位置決め用突起にゲート口を設けたもので
あるため、ゲート口を別に設ける必用がないので
型構造が簡単となる。また、従来にあつてはゲー
ト口と位置決め用突起が近接する場合には型加工
が容易ではない問題を有していたが、この考案の
型によればゲート口と位置決め用突起が一つとな
つているため型加工上の問題もなくすことができ
たのである。
更に、この考案の型を用いて成形された成形品
は、端末キヤツプの裏面側に凹部が形成され、該
凹部内にゲート跡が位置するため、何等後加工す
ることなく製品となる。従つてこの考案は、成形
品の後作業をなくして作業を簡略化する効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一例に係る型の要部断面
図、第2図及び第3図は第1図中のA−A矢視平
面図、第4図は従来の型を説明する要部断面図で
ある。 34……位置決め用突起、36……ゲート口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) モールデイングの端部に端末キヤツプを射出
    成形する型において、モールデイング端部の位
    置決め用突起にゲート口を設けたことを特徴と
    するモールデイングの端末キヤツプ成形型。 (2) 突起がピン又は板状突起からなる実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載されたモールデイン
    グの端末キヤツプ成形型。
JP15127787U 1987-10-02 1987-10-02 Expired JPH0452026Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15127787U JPH0452026Y2 (ja) 1987-10-02 1987-10-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15127787U JPH0452026Y2 (ja) 1987-10-02 1987-10-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6455010U JPS6455010U (ja) 1989-04-05
JPH0452026Y2 true JPH0452026Y2 (ja) 1992-12-08

Family

ID=31425174

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JP15127787U Expired JPH0452026Y2 (ja) 1987-10-02 1987-10-02

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JP (1) JPH0452026Y2 (ja)

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JPS6455010U (ja) 1989-04-05

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