JPH0110187Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0110187Y2 JPH0110187Y2 JP1983051305U JP5130583U JPH0110187Y2 JP H0110187 Y2 JPH0110187 Y2 JP H0110187Y2 JP 1983051305 U JP1983051305 U JP 1983051305U JP 5130583 U JP5130583 U JP 5130583U JP H0110187 Y2 JPH0110187 Y2 JP H0110187Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- resin passage
- molded product
- cavity
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 38
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 38
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 9
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 9
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 3
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は射出成形用金型に関し、例えば、事務
機等の前面板のように表面が美麗な成形品を得る
場合に使用して好適なものである。
機等の前面板のように表面が美麗な成形品を得る
場合に使用して好適なものである。
事務機等の前面板を射出成形により製造するに
際しては、製品表面を美麗とするため、製品表面
を成形する型面には樹脂通路が開口しないように
なすのが望ましい。
際しては、製品表面を美麗とするため、製品表面
を成形する型面には樹脂通路が開口しないように
なすのが望ましい。
射出成形用金型に於いて、樹脂通路は一般に固
定側金型に設けられているので、固定側金型の型
面により成形品の裏面を成形しようとすると、押
出ピン等の離型装置も固定側金型に設けねばなら
ない。ところで、離型装置を固定側金型に設ける
場合には、金型が大型になる。金型代が嵩む、ラ
ンナーが長くなる等の問題点がある。
定側金型に設けられているので、固定側金型の型
面により成形品の裏面を成形しようとすると、押
出ピン等の離型装置も固定側金型に設けねばなら
ない。ところで、離型装置を固定側金型に設ける
場合には、金型が大型になる。金型代が嵩む、ラ
ンナーが長くなる等の問題点がある。
このような問題点を解決したものとして、例え
ば、実開昭57−196523号公報に記載されているよ
うに、離型装置が設けられている移動側金型に樹
脂通路が設けられ、移動側金型の型窩に樹脂通路
が開口されたものが知られている。
ば、実開昭57−196523号公報に記載されているよ
うに、離型装置が設けられている移動側金型に樹
脂通路が設けられ、移動側金型の型窩に樹脂通路
が開口されたものが知られている。
しかしながら、実開昭57−196523号公報に記載
された射出成形用金型では、樹脂通路の型面への
開口箇所は、成形しようとする成形品の端部を成
形する型面の部分であるために樹脂が型窩の隅々
に充填されるまでの時間がかかる他、樹脂の流れ
のバランスが悪いために成形品に成型歪みが生じ
変形し易いといつた問題点がある。
された射出成形用金型では、樹脂通路の型面への
開口箇所は、成形しようとする成形品の端部を成
形する型面の部分であるために樹脂が型窩の隅々
に充填されるまでの時間がかかる他、樹脂の流れ
のバランスが悪いために成形品に成型歪みが生じ
変形し易いといつた問題点がある。
本考案は表面が美麗な成形品を得ることがで
き、しかも樹脂の流れのよい射出成形用金型を提
供することを目的としている。
き、しかも樹脂の流れのよい射出成形用金型を提
供することを目的としている。
本考案は上記の目的を達成するためになされた
ものであつて、固定側金型及び移動側金型からな
り、双方の金型の間に所望の成形品の形状に適合
する型窩が設けられ、移動側金型に成形品離型装
置が設けられた射出成形用金型において、移動側
金型に中子が移動可能に設けられ、該中子に樹脂
通路が設けられ、該樹脂通路の一端は型窩に開口
され、樹脂通路の型窩への開口箇所は成形しよう
とする所望の成形品の端部以外の部分を成形する
型窩の部分であり、該樹脂通路の他端は金型閉合
時に固定側金型の樹脂通路に連通されていること
を特徴とするものである。
ものであつて、固定側金型及び移動側金型からな
り、双方の金型の間に所望の成形品の形状に適合
する型窩が設けられ、移動側金型に成形品離型装
置が設けられた射出成形用金型において、移動側
金型に中子が移動可能に設けられ、該中子に樹脂
通路が設けられ、該樹脂通路の一端は型窩に開口
され、樹脂通路の型窩への開口箇所は成形しよう
とする所望の成形品の端部以外の部分を成形する
型窩の部分であり、該樹脂通路の他端は金型閉合
時に固定側金型の樹脂通路に連通されていること
を特徴とするものである。
本考案においては、樹脂通路の型窩への開口箇
所は成形しようとする所望の成形品の端部以外の
部分を成形する型窩の部分であるので、樹脂の流
れはよく、型窩の隅々まで樹脂が充填されるのに
大して時間を要しないものである。
所は成形しようとする所望の成形品の端部以外の
部分を成形する型窩の部分であるので、樹脂の流
れはよく、型窩の隅々まで樹脂が充填されるのに
大して時間を要しないものである。
又、本考案においては、樹脂通路は移動側金型
に移動可能に設けられた中子に設けられているの
で、中子を移動させることにより樹脂通路内に存
在するランナーを樹脂通路から取り除くことがで
きる。
に移動可能に設けられた中子に設けられているの
で、中子を移動させることにより樹脂通路内に存
在するランナーを樹脂通路から取り除くことがで
きる。
本考案射出成形用金型の一例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
１は射出成形用金型であつて、固定側金型１１
と移動側金型１２よりなり、双方の金型が閉合さ
れたときに所望の成形品２の形状に適合する型窩
が形成される。
と移動側金型１２よりなり、双方の金型が閉合さ
れたときに所望の成形品２の形状に適合する型窩
が形成される。
３はスライド中子であつて、スライド中子３の
略垂直な側壁３１には樹脂通路３２が凹設され、
樹脂通路３２の一端は型窩に開口し、樹脂通路３
２の他端は金型閉合時に固定側金型１１に貫通さ
れた樹脂通路１１１に連通されている。樹脂通路
３２の一端が開口する型窩の部分は成形しようと
する成形品２の端部でない部分を成形する部分で
ある。
略垂直な側壁３１には樹脂通路３２が凹設され、
樹脂通路３２の一端は型窩に開口し、樹脂通路３
２の他端は金型閉合時に固定側金型１１に貫通さ
れた樹脂通路１１１に連通されている。樹脂通路
３２の一端が開口する型窩の部分は成形しようと
する成形品２の端部でない部分を成形する部分で
ある。
スライド中子３は金型閉合時、移動側金型１２
の一部を構成し、金型閉合時には斜めに移動する
ことによりランナー２１を中子３より離型させる
ようにしている。
の一部を構成し、金型閉合時には斜めに移動する
ことによりランナー２１を中子３より離型させる
ようにしている。
４は移動側金型１２に設けられた押出ピンであ
る。
る。
尚、この実施例においては、金型閉合時に斜め
に移動するスライド中子３を使用したが、中子を
押出ピンと平行に移動するようにし、成形品２を
横方向に移動させてランナー２１を中子より離型
させるようにしてもよい。
に移動するスライド中子３を使用したが、中子を
押出ピンと平行に移動するようにし、成形品２を
横方向に移動させてランナー２１を中子より離型
させるようにしてもよい。
本考案射出成形用金型においては、樹脂通路は
移動側金型の型窩に開口され、移動側金型に成形
品離型装置が設けられたものであるから、成形品
の表面を固定側金型の型面により成形することに
より成形品表面に押出ピン跡やゲートの切り取り
跡のない美麗なものが得られる。
移動側金型の型窩に開口され、移動側金型に成形
品離型装置が設けられたものであるから、成形品
の表面を固定側金型の型面により成形することに
より成形品表面に押出ピン跡やゲートの切り取り
跡のない美麗なものが得られる。
又、本考案においては、樹脂通路の型窩への開
口箇所は成形しようとする所望の成形品の端部以
外の部分を成形する型窩の部分であるので、樹脂
の流れはよく、型窩の隅々まで樹脂が充填される
のに長時間を要しないものであり、生産性向上に
寄与し、成形品も成形歪みの少ないものとなり、
寸法安定性に優れる。
口箇所は成形しようとする所望の成形品の端部以
外の部分を成形する型窩の部分であるので、樹脂
の流れはよく、型窩の隅々まで樹脂が充填される
のに長時間を要しないものであり、生産性向上に
寄与し、成形品も成形歪みの少ないものとなり、
寸法安定性に優れる。
又、本考案においては、樹脂通路は移動側金型
に移動可能に設けられた中子に設けられているの
で、中子を移動させることにより樹脂通路内に存
在するランナーを樹脂通路から取り除くことがで
きる。
に移動可能に設けられた中子に設けられているの
で、中子を移動させることにより樹脂通路内に存
在するランナーを樹脂通路から取り除くことがで
きる。
第１図は本考案の１実施例の閉窩時を示す断面
図、第２図は同上開窩時を示す断面図、第３図は
第１図の−線における断面図である。 １：射出成形用金型、１１：固定側金型、１
２：移動側金型、３２，１１１：樹脂通路、３：
中子。
図、第２図は同上開窩時を示す断面図、第３図は
第１図の−線における断面図である。 １：射出成形用金型、１１：固定側金型、１
２：移動側金型、３２，１１１：樹脂通路、３：
中子。
Claims (1)
- 固定側金型及び移動側金型からなり、双方の金
型の間に所望の成形品の形状に適合する型窩が設
けられ、移動側金型に成形品離型装置が設けられ
た射出成形用金型において、移動側金型に中子が
移動可能に設けられ、該中子に樹脂通路が設けら
れ、該樹脂通路の一端は型窩に開口され、樹脂通
路の型窩への開口箇所は成形しようとする所望の
成形品の端部以外の部分を成形する型窩の部分で
あり、該樹脂通路の他端は金型閉合時に固定側金
型の樹脂通路に連通されていることを特徴とする
射出成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5130583U JPS59155116U (ja) | 1983-04-05 | 1983-04-05 | 射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5130583U JPS59155116U (ja) | 1983-04-05 | 1983-04-05 | 射出成形用金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59155116U JPS59155116U (ja) | 1984-10-18 |
| JPH0110187Y2 true JPH0110187Y2 (ja) | 1989-03-23 |
Family
ID=30181719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5130583U Granted JPS59155116U (ja) | 1983-04-05 | 1983-04-05 | 射出成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59155116U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0230260Y2 (ja) * | 1981-06-08 | 1990-08-15 |
-
1983
- 1983-04-05 JP JP5130583U patent/JPS59155116U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59155116U (ja) | 1984-10-18 |
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