JPH0677694A - 部品装着装置 - Google Patents
部品装着装置Info
- Publication number
- JPH0677694A JPH0677694A JP4225608A JP22560892A JPH0677694A JP H0677694 A JPH0677694 A JP H0677694A JP 4225608 A JP4225608 A JP 4225608A JP 22560892 A JP22560892 A JP 22560892A JP H0677694 A JPH0677694 A JP H0677694A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- mass
- weight
- driven
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品をプリント基板に装着する部品装着装置
において、本体の振動の発生を抑制して、部品一点当り
の装着時間を短縮させることを目的とする。 【構成】 装着ヘッド１を移動させる第１の駆動軸２に
平行に配設した第４の駆動軸５によって駆動される第１
のおもり６と、第２の駆動軸３に平行に配設した第５の
駆動軸７によって駆動される第２のおもり８と、第３の
駆動軸４に平行に配設した第６の駆動軸９によって駆動
される第３のおもり１０を備え、おもり６の質量は装着
ヘッド１と同質量とし、おもり８とおもり１０の合計質
量とその合成重心を第２，第３の駆動軸３，４によって
駆動される部分の質量とそれらの重心位置に等しくし、
かつ、おもり６は装着ヘッド１と逆方向に同速度で、お
もり８，１０は第２，第３の駆動軸３，４と逆方向に同
速度で、それぞれ駆動させる構成とすることにより、装
着ヘッド１の慣性力をおもり６，８，１０の慣性力で相
殺して、装着ヘッド１の加速度を大きくしても振動の発
生を抑制できる。
において、本体の振動の発生を抑制して、部品一点当り
の装着時間を短縮させることを目的とする。 【構成】 装着ヘッド１を移動させる第１の駆動軸２に
平行に配設した第４の駆動軸５によって駆動される第１
のおもり６と、第２の駆動軸３に平行に配設した第５の
駆動軸７によって駆動される第２のおもり８と、第３の
駆動軸４に平行に配設した第６の駆動軸９によって駆動
される第３のおもり１０を備え、おもり６の質量は装着
ヘッド１と同質量とし、おもり８とおもり１０の合計質
量とその合成重心を第２，第３の駆動軸３，４によって
駆動される部分の質量とそれらの重心位置に等しくし、
かつ、おもり６は装着ヘッド１と逆方向に同速度で、お
もり８，１０は第２，第３の駆動軸３，４と逆方向に同
速度で、それぞれ駆動させる構成とすることにより、装
着ヘッド１の慣性力をおもり６，８，１０の慣性力で相
殺して、装着ヘッド１の加速度を大きくしても振動の発
生を抑制できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、部品をプリント基板上
に装着する装着ヘッドの移動速度が早い部品装着装置に
関する。
に装着する装着ヘッドの移動速度が早い部品装着装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、部品装着装置については部品一点
当りの装着時間を短縮するための装置の高速化が重要な
課題となっている。
当りの装着時間を短縮するための装置の高速化が重要な
課題となっている。
【０００３】以下に従来の部品装着装置について図面を
参照しながら説明する。図２に示すように、部品装着装
置１７には、部品を供給する部品供給部１３が設置され
ており、部品を吸着する吸着ノズル１４を有する装着ヘ
ッド１を直線的に移動可能とする第１の駆動軸１５と、
これと直交して配された第２の駆動軸１６を備えてい
る。また、プリント基板１１を本体上の所定の位置に位
置決めする構成とされている。
参照しながら説明する。図２に示すように、部品装着装
置１７には、部品を供給する部品供給部１３が設置され
ており、部品を吸着する吸着ノズル１４を有する装着ヘ
ッド１を直線的に移動可能とする第１の駆動軸１５と、
これと直交して配された第２の駆動軸１６を備えてい
る。また、プリント基板１１を本体上の所定の位置に位
置決めする構成とされている。
【０００４】上記のように構成された部品装着装置の動
作について説明する。装着ヘッド１はＮＣ制御された第
１および第２駆動軸１５，１６によって部品供給部１３
上に移動し、部品供給部１３により供給された部品を吸
着ノズル１４で吸着する。次に装着ヘッド１は部品を保
持したままプリント基板１１上の所定位置まで移動した
後、部品装着を行うことになる。
作について説明する。装着ヘッド１はＮＣ制御された第
１および第２駆動軸１５，１６によって部品供給部１３
上に移動し、部品供給部１３により供給された部品を吸
着ノズル１４で吸着する。次に装着ヘッド１は部品を保
持したままプリント基板１１上の所定位置まで移動した
後、部品装着を行うことになる。
【０００５】このような部品装着装置では部品一点当り
の装着時間を短縮するためにはまず装着ヘッド１の移動
時間を短縮することが必要であり、これはすなわち装着
ヘッド１の移動時の加速度をできるだけ大きくすること
になる。
の装着時間を短縮するためにはまず装着ヘッド１の移動
時間を短縮することが必要であり、これはすなわち装着
ヘッド１の移動時の加速度をできるだけ大きくすること
になる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、装着ヘッド１の加速度を大きくすること
は、移動部分の慣性力を増加させることになるので、部
品装着装置１７の高速化は本体の振動が大きくなり、部
品装着精度に悪影響を及ぼすという問題点を有してい
た。
来の構成では、装着ヘッド１の加速度を大きくすること
は、移動部分の慣性力を増加させることになるので、部
品装着装置１７の高速化は本体の振動が大きくなり、部
品装着精度に悪影響を及ぼすという問題点を有してい
た。
【０００７】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、本体の振動の発生を抑制しつつ、部品一点当りの装
着時間を短縮した部品装着装置を提供することを目的と
する。
で、本体の振動の発生を抑制しつつ、部品一点当りの装
着時間を短縮した部品装着装置を提供することを目的と
する。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の部品装着装置は、ヘッド駆動手段による装着
ヘッドの移動時に、その移動部の質量と同質量のおもり
を装着ヘッドと逆方向で、かつ同速度で移動させる駆動
手段を備えた構成としたものである。
に本発明の部品装着装置は、ヘッド駆動手段による装着
ヘッドの移動時に、その移動部の質量と同質量のおもり
を装着ヘッドと逆方向で、かつ同速度で移動させる駆動
手段を備えた構成としたものである。
【０００９】
【作用】この構成において、装着ヘッドの慣性力をおも
りの慣性力によって相殺することとなる。
りの慣性力によって相殺することとなる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【００１１】本発明の一実施例を示す図１では、従来例
と同一部品に同一番号を付して説明は省略する。
と同一部品に同一番号を付して説明は省略する。
【００１２】図１に示すように、装着機本体１２には部
品を供給する部品供給部１３が配設されており、部品を
吸着するノズル１４を有する装着ヘッド１を直線的に移
動可能とした第１の駆動軸２と、これと直交して配設さ
れた第２の駆動軸３および第３の駆動軸４を備えてい
る。さらに、第１の駆動軸２に平行に配設された第４の
駆動軸５と、それによって駆動される第１のおもり６
と、第２の駆動軸３に平行に配設された第５の駆動軸７
と、それによって駆動される第２のおもり８と、第３の
駆動軸４に平行に配設された第６の駆動軸９と、それに
よって駆動される第３のおもり１０とが備えられてい
る。第１のおもり６の質量は装着ヘッド１と同質量を有
し、第２，第３のおもり８，１０はそれらの合計質量が
第２，第３の駆動軸３，４によって駆動される部分の質
量と等しく、それらの合成重心位置は、第１の駆動軸２
の方向において、第２，第３の駆動軸３，４によって駆
動される部分の重心位置と等しくなるように構成されて
いる。また、第１のおもり６は、装着ヘッド１と逆の方
向に同速度で、第２，第３のおもり８，１０は、第２，
第３の駆動軸３，４によって駆動される質量の移動方向
と逆の方向に同速度で駆動される構成としている。
品を供給する部品供給部１３が配設されており、部品を
吸着するノズル１４を有する装着ヘッド１を直線的に移
動可能とした第１の駆動軸２と、これと直交して配設さ
れた第２の駆動軸３および第３の駆動軸４を備えてい
る。さらに、第１の駆動軸２に平行に配設された第４の
駆動軸５と、それによって駆動される第１のおもり６
と、第２の駆動軸３に平行に配設された第５の駆動軸７
と、それによって駆動される第２のおもり８と、第３の
駆動軸４に平行に配設された第６の駆動軸９と、それに
よって駆動される第３のおもり１０とが備えられてい
る。第１のおもり６の質量は装着ヘッド１と同質量を有
し、第２，第３のおもり８，１０はそれらの合計質量が
第２，第３の駆動軸３，４によって駆動される部分の質
量と等しく、それらの合成重心位置は、第１の駆動軸２
の方向において、第２，第３の駆動軸３，４によって駆
動される部分の重心位置と等しくなるように構成されて
いる。また、第１のおもり６は、装着ヘッド１と逆の方
向に同速度で、第２，第３のおもり８，１０は、第２，
第３の駆動軸３，４によって駆動される質量の移動方向
と逆の方向に同速度で駆動される構成としている。
【００１３】上記のように構成された部品装着装置につ
いて、以下その動作について説明する。装着ヘッド１は
ＮＣ制御された各駆動軸２，３，４によって部品供給部
１３上に移動し、部品供給部１３から供給された部品を
吸着ノズル１４で吸着する。次に装着ヘッド１は部品を
保持したままプリント基板１１上の所定位置まで移動し
た後、部品装着を行うが、装着動作中に移動部の質量の
重心の移動は生じない。
いて、以下その動作について説明する。装着ヘッド１は
ＮＣ制御された各駆動軸２，３，４によって部品供給部
１３上に移動し、部品供給部１３から供給された部品を
吸着ノズル１４で吸着する。次に装着ヘッド１は部品を
保持したままプリント基板１１上の所定位置まで移動し
た後、部品装着を行うが、装着動作中に移動部の質量の
重心の移動は生じない。
【００１４】すなわち、部品装着装置の装着動作による
装着ヘッド１の慣性力を各おもり６，８，１０の慣性力
によって相殺できて、本体の振動を発生させず、装着ヘ
ッドの加速度を大きくしても部品装着装置の精度に影響
を及ぼさないので、部品一点当りの装着時間を短縮でき
る。
装着ヘッド１の慣性力を各おもり６，８，１０の慣性力
によって相殺できて、本体の振動を発生させず、装着ヘ
ッドの加速度を大きくしても部品装着装置の精度に影響
を及ぼさないので、部品一点当りの装着時間を短縮でき
る。
【００１５】
【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に本発明は、ヘッド駆動手段による装着ヘッドの移動時
に、その移動部の質量と同質量のおもりを装着ヘッドと
逆方向で、かつ同速度で移動させる駆動手段を備えた構
成により、本体の振動の発生を抑制しつつ、部品一点当
りの装着時間を短縮した優れた部品装着装置を実現でき
るものである。
に本発明は、ヘッド駆動手段による装着ヘッドの移動時
に、その移動部の質量と同質量のおもりを装着ヘッドと
逆方向で、かつ同速度で移動させる駆動手段を備えた構
成により、本体の振動の発生を抑制しつつ、部品一点当
りの装着時間を短縮した優れた部品装着装置を実現でき
るものである。
【図１】本発明の一実施例の部品装着装置の要部の斜面
略図
略図
【図２】従来の部品装着装置の外観斜視図
１ 装着ヘッド ２ 第１の駆動軸 ３ 第２の駆動軸 ４ 第３の駆動軸 ５ 第４の駆動軸 ６ 第１のおもり ７ 第５の駆動軸 ８ 第２のおもり ９ 第６の駆動軸 １０ 第３のおもり １１ プリント基板 １３ 部品供給部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古屋 浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 末木 誠 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 池谷 啓司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 部品を吸着可能とした装着ヘッドを前記
部品の供給部からプリント基板上の所定位置に位置決め
するヘッド駆動手段と、前記装着ヘッドの移動時にその
移動部の質量と同質量のおもりを前記装着ヘッドと逆方
向でかつ同速度で移動させるおもり移動手段とを備えた
部品装着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4225608A JPH0677694A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 部品装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4225608A JPH0677694A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 部品装着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0677694A true JPH0677694A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=16831994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4225608A Pending JPH0677694A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 部品装着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0677694A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110089209A (zh) * | 2016-09-29 | 2019-08-02 | 安必昂公司 | 部件放置装置及其驱动方法 |
| JP2020129574A (ja) * | 2019-02-07 | 2020-08-27 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 作業装置、制振ユニット、及び制振方法 |
| CN112166662A (zh) * | 2018-06-01 | 2021-01-01 | 株式会社富士 | 元件安装机 |
| DE102016001731B4 (de) | 2015-02-16 | 2022-11-03 | Makita Corporation | Elektrische Arbeitsmaschine |
-
1992
- 1992-08-25 JP JP4225608A patent/JPH0677694A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102016001731B4 (de) | 2015-02-16 | 2022-11-03 | Makita Corporation | Elektrische Arbeitsmaschine |
| CN110089209A (zh) * | 2016-09-29 | 2019-08-02 | 安必昂公司 | 部件放置装置及其驱动方法 |
| CN112166662A (zh) * | 2018-06-01 | 2021-01-01 | 株式会社富士 | 元件安装机 |
| CN112166662B (zh) * | 2018-06-01 | 2022-04-29 | 株式会社富士 | 元件安装机 |
| JP2020129574A (ja) * | 2019-02-07 | 2020-08-27 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 作業装置、制振ユニット、及び制振方法 |
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