JPH0677403A - 半導体集積回路装置及びその設計方法 - Google Patents

半導体集積回路装置及びその設計方法

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JPH0677403A
JPH0677403A JP4226756A JP22675692A JPH0677403A JP H0677403 A JPH0677403 A JP H0677403A JP 4226756 A JP4226756 A JP 4226756A JP 22675692 A JP22675692 A JP 22675692A JP H0677403 A JPH0677403 A JP H0677403A
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wiring
clock signal
power supply
semiconductor integrated
integrated circuit
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Masaomi Okabe
雅臣 岡辺
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Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体集積回路装置を微細化した場合におけ
るクロック信号配線と他の信号配線との間のカップリン
グ容量により生じるノイズの影響を小さくして、ノイズ
マージンの高い安定動作可能な半導体集積回路装置を短
期間で設定することを目的とする。 【構成】 CADシステムによる設計に用いるマクロセ
ル1aはVDD電源配線4及び4aの間にクロック信号配
線6を挟み、シールドするような構成にする。 【効果】 基本マクロセル1aのようにクロック信号配
線6をシールドしたマクロセルを用いることにより、C
ADを用いても常に配線領域に形成される他の信号線と
の間のカップリング容量を小さな状態にしておくことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路装置
に配線を施す技術に関し、特にクロック信号配線におけ
るクロック信号のノイズを低減する配線技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図12は半導体集積回路装置の設計フロ
ーの一例を示すフローチャートである。一般的にゲート
アレイ等を用いたセミカスタム手法は、設計手法が標準
化されており、計算機による自動設計がほとんどであ
る。例えばゲートアレイは、トランジスタ等の基本セル
を規則正しく配列した基板(マスターチップ)を予め作
成しておき、配線層のパターンを自在にレイアウトする
ことによる配線接続だけをCAD(Computor
Aided Design)等により行って短期間でカ
スタマイズする方式である。
【0003】また、上述の設計フローに用いられるCA
Dシステムの一例を図13に示す。このシステムは、S
OG(Sea of Gates)用に開発されたシス
テムである。図13において、T1〜T11は各種ツー
ルを示しており、統合化データベースのデータに基づい
て各種ツールによりシュミレーションや検証、データの
変換レイアウト等が自動的に行われる。
【0004】まず、ユーザから提出された論理回路図や
タイミングチャート(ステップS1)に基づいて論理接
続等の情報を論理入力ツールT1,T2を用いてCAD
システムのデータベースに設計データとして入力する
(ステップS2)。
【0005】次に、ユーザから提出された論理回路に誤
りがないかどうかを検証するため、タイミングチャート
等から作成されるテストパターンを用いて論理シュミレ
ーションツールT4等により論理検証を行う(ステップ
S3)。正常に動作しない場合(NG)には設計の修正
を行う。正常動作が確認されると更に仮想配線長を用
い、タイミング検証ツールT5によるタイミング検証を
行う(ステップS4)。タイミング検証が終了すると選
定されたマスターチップ上にセルを配置配線する工程に
移る。配置配線は設計データベースDB1に登録されて
いる各種セルのライブラリを用いてレイアウトツールT
5により自動的になされる(ステップS5)。ゲートア
レイの場合は、チップサイズが定まっているため、マス
ターチップのゲート使用率が高い場合には、自動配置配
線では100%結線されない場合もあり、再配線プログ
ラムやアートワークデータを直接人の手で会話型アート
ワークエディタにより修正することもある。そして、自
動配置配線が終了すると、配線長は正確に定まり(ステ
ップS6)、これを用いたタイミング検証が行われる
(ステップS7)。この動作タイミングの最終検証の結
果に誤りが発生した場合には、論理回路、またはタイミ
ングチャートを修正する場合がある。次に、タイミング
検証で正常動作が確認されたときには、実際のパターン
に変換され、これを用いて配線形成のためのマスクが作
成され(ステップS8)、またユーザより提供されたタ
イミングチャートから生成されたテストパターンは論理
検証・タイミング検証に用いられるとともにテスト生成
ツールT6等を用いて半導体集積回路装置を試験するた
めのテスター用のフォーマットに変換される(ステップ
S9)。マスクを用いて配線形成工程を経て完成したウ
ェハは、このテストパターンを用いて試験され、製品の
完成へと向かう。なお、図12における点線はCADシ
ステム及びCADシステムの使用関係を示している。
【0006】次に図14から図24を用いて自動配置配
線について詳しく説明する。図14は図12で示したタ
イミング検証(ステップS4)終了後に選定されるマス
ターチップの構成の一例を示す平面図である。図におい
て、50はゲートアレイLSIのマスターチップ、52
は信号の入出力に用いられるLSI周辺のI/Oバッフ
ァ領域、53は内部ゲートが配置された内部ゲート領
域、54は内部ゲート領域53の周辺に配置され、クロ
ック信号を出力するプリドライバを含むプリドライバセ
ル、55は内部ゲート領域53の周辺に配置され、内部
ゲート領域53にクロック信号を出力し配分するための
メインドライバを含むメインドライバセルである。内部
ゲート領域53を複数の単位領域に分割したときの1つ
の単位領域Ar2の拡大平面図を図15に示す。図15
において、2はPMOSトランジスタのゲート電極、2
aはPMOSトランジスタ列を構成しているN+ 拡散
層、3はNMOSトランジスタのゲート電極、3aはN
MOSトランジスタ列を構成しているP+ 拡散層であ
る。図の左上の矢印は基本セルの1単位を示している。
【0007】次に、図16及び図17は内部ゲート領域
53に対して2相クロック信号の供給を実現するための
スライスセルを示す図である。図16は第1のクロック
信号CLKAを供給するためのクロックリングの形成に
用いるセルを示しており、図17は第2のクロック信号
CLKBを供給するためのクロックリングの形成に用い
るセルを示している。図16において、60はクロック
リングを含むスライスセル、62は外部から与えられた
クロック信号CLKAをプリドライバの入力に伝えるプ
リドライバ入力線、63はプリドライバの出力をメイン
ドライバの入力端に伝えるプリドライバ出力線、64
a,64bはメインドライバの出力をクロックリングに
伝えるメインドライバ出力線である。これらの配線のレ
イアウトによってプリドライバとメインドライバを第1
のクロック信号CLKAを供給するためにそれぞれ幾つ
づつ割り当てるかの選択を行うことが可能となってい
る。61a〜61c及び65a,65bはクロックリン
グを構成しているAl配線である。61a〜61cは第
2層Al配線、65a〜65bは第1層Al配線であ
る。クロックリングの構成は、この構成だけに限られ
ず、例えば第2層Al配線の本数はこのスライスセルで
は3本であるが、3本でなくても、4本以上であっても
よく、それぞれの場合に応じたスライスセルを用意して
おけばよい。同様に図17において、70は第2のクロ
ック信号CLKBを供給するためのクロックリングを含
むスライスセル、72は外部から与えられたクロック信
号CLKBをプリドライバの入力に伝えるプリドライバ
入力線、73はプリドライバの出力をメインドライバの
入力端に伝えるプリドライバ出力線、74a,74bは
メインドライバの出力をクロックリングに伝えるメイン
ドライバ出力線である。ここでは、3つのプリドライバ
の出力を3つのメインドライバの入力に共通に与える構
成となっている。
【0008】そして、図17に示したマスターチップに
図16及び図17に示したスライスセルを重ねた状態を
図18に示す。図18からわかるように図16に示した
第1のクロック信号CLKAを供給するクロックリング
と図17に示した第2のクロック信号CLKBを供給す
るクロックリングの大きさは異なっているため、同一配
線層においてクロック信号配線が重複して形成されるこ
とはない。クロックリングは内部ゲート領域53の周囲
に配置されるとともにその中心にもクロック信号配線6
1a,71aを配置しクロックスキューが発生し難い構
成となっている。そして、内部ゲート領域53へ内部ゲ
ート領域53の周囲から2相クロック信号を効率的に供
給するような配線を容易に行うことができる。
【0009】続いて、基本マクロセルを配置配線して所
望の機能を構成するが、ここでは説明を簡単にするた
め、第2のクロック信号CLKBとマクロセルとの関係
について説明を行う。図19はVDD電源配線76a〜7
8a,GND電源配線76b〜78bを含むマスターチ
ップと図17のスライスセルとの重ね合わせた状態を示
す図である。図20は基本マクロセルを示す図である。
図20において、4は電位VDDを供給するVDD電源配
線、5は電位GNDを供給するGND電源配線である。
一列に並んだPMOSトランジスタ2のゲート電極2の
並びと平行にセルの一方端部にVDD電源配線4が配置さ
れ、一列に並んだNMOSトランジスタ2のゲート電極
3の並びと平行にセルの他方端部にGND電源配線5が
配置されている。
【0010】図21は図19に示したマスターチップ上
に図20を示した基本マクロセル、もしくは基本マクロ
セルに更に配線を施したマクロセルを敷き詰めた状態を
示す図である。
【0011】クロックリング及びプリドライバセルやメ
インドライバセル等のクロックドライバセルの配線が確
定した後、内部ゲート領域53のどの列にマクロセルを
配置するか、即ち内部セル列の配置位置を決定する。例
えば図21に示した半導体集積回路装置では、第2列,
第5列及び第8列にマクロセルを配置している。配置さ
れるマクロセルは、第2のクロック信号CLKBの供給
が必要な順序回路35aとクロック信号の供給が必要な
い組み合わせ回路36aとに分類される。マクロセルを
敷き詰めた状態において、内部セル列のうちマクロセル
がない所ではVDD電源配線4及びGND電源配線5は継
がっておらず、マクロセルが一列に継がっている所では
VDD電源配線4及びGND電源配線5は継がっている。
内部セル列におけるマクロセルの配置が実施された後、
内部セルを配置している内部セル列の電源配線4,5を
内部ゲート領域53の左端から右端へ接続するための電
源配線4,5のみから成るマクロセルを各内部セル列の
上に重ねる。上記マクロセルを重ねた状態を図22に示
す。図22の領域Ar3はトランジスタの接続はなく能
動回路としての役割は果たさないが、電源配線4,5は
存在しており、内部セル列の電源配線4,5は左端の電
源配線78aから右端の電源配線77aまで途切れるこ
となく続いている。
【0012】次に、マクロセルが配置されていない配線
帯のどの位置に信号配線を描くのかの決定を行って、ク
ロックリングから各マクロセルにクロック信号を分配す
るための第1層Al配線を配線する。図23に第2のク
ロック信号CLKBの配線を施したマスターチップを示
す。図23において、6は第1層Al配線によるクロッ
ク信号配線、38は第2層Al配線によるクロック信号
配線、39はクロックリングを構成している第2層Al
配線71a〜71cとクロック配線6とを接続するため
のスルーホールである。
【0013】最後に、クロック信号配線以外の通常信号
のための配線を施す。その様子を図24に示す。図24
において、40は信号配線である。信号配線40は、マ
クロセルが敷き詰められている内部セル列以外の内部ゲ
ート領域53の配線領域を使って行われる。例えば内部
ゲート領域53のうち、例えば領域Ar4,Ar5にお
いて、かなり長い距離にわたって信号配線40とクロッ
ク信号配線6とが並行して配置配線されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体集積回路
装置は以上のように構成されており、例えば、領域Ar
4,Ar5において信号配線40とクロック信号配線6
との間で配線間容量によりクロストークが生じる。近
年、半導体集積回路装置はますます微細化しており、微
細化に伴って配線間のクロストークによる影響はますま
す増大している。そして、通常信号がクロック信号配線
6を伝達するクロック信号CLKBに混ざるとノイズと
して作用する。また逆に、クロック信号配線6を伝達し
ているクロック信号CLKBが信号配線40を伝達して
いる通常信号に混ざるとノイズとして作用するという問
題点があった。そこで、クロック信号配線6と信号配線
40が並走しないそうにレイアウトする必要がある。し
かし、CADシステムによる自動配置配線を行っている
ために従来の配線ツールでは、クロック信号配線と通常
の信号配線が並走しないようにレイアウトすることは困
難である。そのため、このようなノイズを低減しようと
すればクロストークが生じそうな部分だけ、人手によっ
て修正することが必要となり、設計のために長時間の作
業が必要となり、本来、ゲートアレイが有する設計時間
が短いという利点が十分発揮されないという問題点があ
った。
【0015】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、従来のCADシステムを用いて
もクロック信号配線に隣接して他の信号配線が配線され
ないようにすることで、短期間でノイズの発生の少ない
高速かつ安定動作可能な半導体集積回路装置を得ること
を目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る半導体
集積回路装置は、CADシステムによって少なくとも一
部のマクロセルを自動配置配線することにより形成さ
れ、異なる電源電位の供給を受けて動作する回路及びク
ロック信号に同期して動作する回路を有する半導体集積
回路装置であって、前記マクロセルは、多層配線のうち
の特定の配線層に形成され、前記クロック信号を伝達す
るクロック信号配線と、前記特定配線層の前記クロック
信号配線の両側に該クロック信号配線と隣接して形成さ
れる前記電源電位を供給するための少なくとも一組の電
源配線とを備えて構成されている。
【0017】第2の発明に係る半導体集積回路装置の前
記一組の電源配線は、互いに同一電位の電源配線を含む
ことを特徴とする。
【0018】第3の発明に係る半導体集積回路装置は、
入力される信号レベルがロウレベルからハイレベルに遷
移するときに動作する回路、もしくは入力される信号レ
ベルがロウレベルのときに動作する回路をさらに備え、
前記一組の電源配線の電位は高電位側の電源電位を含む
ことを特徴とする。
【0019】第4の発明に係る半導体集積回路装置は、
入力される信号のレベルがハイレベルからロウレベルに
遷移するときに動作する回路、もしくは入力される信号
レベルがロウレベルのときに動作する回路をさらに備
え、前記一組の電源配線の電位は低電位側の電源電位を
含むことを特徴とする。
【0020】第5の発明に係る半導体集積回路装置の前
記一組の電源配線は、互いに異なる電位の電源配線を含
むことを特徴とする。
【0021】第6の発明に係る半導体集積回路装置の設
計方法は、異なる電源電位の供給を受けて動作する回路
及びクロック信号に同期して動作する回路を有する半導
体集積回路装置のCADシステムを用いる設計方法であ
って、多層配線のうちの特定の配線層に形成されるクロ
ック信号配線と、前記特定の配線層内の前記クロック信
号配線の両側に該クロック信号配線に隣接して形成され
る一組の電源配線とを有するマクロセルを準備する工程
と、前記マクロセルを自動配置配線する工程とを備えて
構成されている。
【0022】
【作用】第1乃至第5の発明の半導体集積回路装置にお
けるマクロセルは、自動配置配線されるとマクロセル内
部に配置されているクロック配線が電源配線によってマ
クロセルの外部からシールドされているので、その後配
線領域にどのような信号と配線が施されてもクロック配
線と信号配線のカップリング容量は小さく、クロストー
クは生じ難い。従って、半導体集積回路装置は、クロッ
ク信号と他の信号との干渉ノイズを低減でき、高速かつ
安定動作が可能となる。
【0023】更に、第3の発明の半導体集積回路装置に
おけるクロック信号配線は、高電位側の電位にある電源
配線によりシールドされているので、電源配線のノイズ
として低電位側より高電位側に変化するノイズは発生し
にくいため、入力される信号レベルがロウレベルからハ
イレベルに遷移するときに動作する回路、もしくは入力
される信号レベルがハイレベルのときに動作する回路は
誤動作を起こしにくくなる。
【0024】また、第4の発明の半導体集積回路装置に
おけるクロック信号配線は、低電位側の電位にある電源
配線によりシールドされているので、電源配線のノイズ
として高電位側より低電位側に変化するノイズは発生し
にくいため、入力される信号のレベルがハイレベルから
ロウレベルに遷移するときに動作する回路、もしくは入
力される信号レベルがロウレベルのときに動作する回路
は誤動作を起こしにくくなる。
【0025】第6の発明の半導体集積回路装置の設計に
おけるマクロセルを配置配線する工程は、特別な配線プ
ログラムを用いる事なく、従来のCADシステムでクロ
ック信号配線を他の信号配線からシールドされた状態に
自動配置配線することができる。
【0026】
【実施例】以下この発明の一実施例を図について説明す
る。図1、図2、図3、図25乃至図28はこの発明の
一実施例による基本マクロセルの構成を示す平面図であ
る。図1において、1aは基本マクロセル、6は電源配
線4,5と同一配線層内にあるクロック信号配線、4a
は基本マクロセル1aにおいてクロック信号配線6の外
側に電源配線4とともにクロック信号配線6を挟むよう
に形成されたVDD電源配線であり、その他図20と同一
符号は図20と同一もしくは相当する部分を示す。
【0027】図2は図1と異なってGND電源配線によ
りクロック信号配線を挟んだ基本マクロセルを示す図で
ある。図2において、1bは基本マクロセル、5aは基
本マクロセル1bにおいてクロック信号配線6の外側に
電源配線5とともにクロック信号配線6を挟むように形
成されたGND電源配線であり、その他図20と同一符
号は図20と同一もくしは相当する部分を示す。
【0028】図3は図1及び図2と異なって2本のクロ
ック信号配線をVDD電源配線及びGND電源配線の双方
でクロック信号配線を挟んだ基本マクロセルを示す図で
ある。図3において、1cは基本マクロセル、6a,6
bは電源配線4,5と同一配線層内にあるクロック信号
配線、4aは基本マクロセル1cにおいてクロック信号
配線6aの外側に電源配線4とともにクロック信号配線
6aを挟むように形成されたVDD電源配線、5aは基本
マクロセル1cにおいてクロック信号配線6bの外側に
電源配線5とともにクロック信号線6bを挟むように形
成されたGND電源配線であり、その他図20と同一符
号は、図20と同一もしくは相当する部分を示す。
【0029】図25乃至図27はクロック信号配線をV
DD電源配線とGND電源配線とで挟んだ基本マクロセル
を示す図である。図25乃至図27において、1e〜1
gは基本マクロセル、4a,5a,4b,5bは基本マ
クロセル1e〜1gにおいてクロック信号配線6の外側
に形成され、GND電源配線5もしくはVDD電源配線4
とともにクロック信号配線6を挟むように形成されたV
DD電源配線及びGND電源配線である。
【0030】また、図28はクロック信号配線をシール
ドする一組の電源配線が同一配線層内で相互に接続され
ている例を示す図である。
【0031】次に、マクロセルにおける各トランジスタ
へのクロック信号の供給方法の一例を図4に示す。基本
マクロセル1aにおいて、7は第2層Al配線であり、
第1層配線の電源配線4及びクロック信号配線6等と直
交するように形成されてる。スルーホール8によってV
DD電源配線4,4aと第2層Al配線7が接続されてい
る。このことにより配線抵抗等の要因を排してVDD電源
配線4,4aの電位の値を同じにすることができる。ス
ルーホール8によってクロック信号配線6と第2層Al
配線7が接続され、第2層Al配線7と第1層Al配線
9が接続される。また、第1層Al配線9はトランジス
タのゲート電極2,3とコンタクトホール10を介して
接続されている。このようにしてトランジスタのゲート
電極2,3にクロック信号配線6からクロック信号が供
給される。
【0032】次に、図5乃至図11を用い、この発明の
マクロセルを用いた自動配置配線について詳しく説明す
る。マスターチップは図14に示した従来の半導体集積
回路装置と同じマスターチップを用いる。図5及び図6
はマスターチップの内部ゲート領域に対して2相クロッ
ク信号の供給を実現するためのスライスセルを示す図で
ある。図5は第1のクロック信号CLKBを供給するた
めのクロックリング形成に用いるセルを示している。図
6は第2のクロック信号CLKAを供給するためのクロ
ックリング形成に用いるセルを示している。図5及び図
6において、11,20はスライスセル、13,22は
外部から与えられたクロック信号CLKB,CLKAを
プリドライバの入力に伝えるプリドライバ入力線、1
4,23はプリドライバの出力をメインドライバの入力
端に伝えるプリドライバ出力線、15a,15b,24
a,24bはメインドライバの出力をクロックリングに
伝えるメインドライバ出力線である。12a〜12c及
び21a〜21cはクロックリングを構成している第2
層Al配線、16a〜16b及び26a〜26bはクロ
ックリングを構成している第1層Al配線である。スラ
イスセル11,20が図16及び図17に示したスライ
スセルと異なる点は、電源配線18a〜18c及び電源
配線28a〜28cを備えている点である。これは、ク
ロック信号線12a〜12c及び21a〜21cと他の
信号配線とのクロストークが起きないようにシールドす
ることを目的として設けられたものである。
【0033】次に、図15に示したマスターセルに図5
及び図6に示したスライスセルを重ねた状態を図7に示
す。図7において、クロックリングが重ならないことは
勿論、電源配線18a〜18c及び電源配線28a〜2
8cもクロックリングと同一配線層において重なること
はない。従来と同様のクロックリングを用いて2相クロ
ック信号を供給することもできるが、図5及び図6の様
にスライスセルにシールドのための電源配線を含めるこ
ともできる。
【0034】続いて、基本マクロセルを配置配線して所
望の機能を構成するが、ここでは説明を簡単にするため
に第2のクロック信号CLKBと基本マクロセルとの関
係について説明する。図8は電源配線31a〜31cを
含むマスターチップと図5に示したスライスセルとの重
ね合わせた状態を示す図である。ここでは説明を簡単に
するためにGND電源配線も省略している。クロックリ
ング及びクロックドライバセルの配線が確定した後、内
部セル領域53のどの列にマクロセルを配置するのか、
内部セル列の配置位置を決定する。なお、信号配線を施
す前に図8に示す様に第2層VDD電源配線31a〜31
cと第2層GND電源配線18a〜18cを予め配線し
ておく。そして、クロック信号配線12a〜12c及び
電源配線31a〜31c等を配線する領域は配線プログ
ラムでは内部ゲート及び第2層電源配線禁止領域として
扱うので、配線プログラムによる通常の信号配線の配線
時には影響しない。同様にクロック信号配線16a,1
6bの配線領域もI/Oバッファ領域7に内接して予め
配線領域を確保しておき、内部セル配置禁止、第1層金
属による信号配線禁止領域として扱うので、通常信号線
の配線には影響しない。
【0035】図9は図8に示したマスターチップ上に図
1に示した基本マクロセル、もしくは基本マクロセルに
配線を施して所定の機能を持たせたマクロセルを敷き詰
めた状態を示す図である。図において、35は第2のク
ロック信号CLKBの供給が必要な順序回路、36はク
ロック信号の供給が必要ない組み合わせ回路を示してい
る。マクロセルを敷き詰めた段階で電源配線4,5とと
もにクロック信号配線6の配線もほぼ終了している。し
かし、内部セル列においてマクロセルが存在していない
部分があり、電源配線4,5及びクロック信号配線6は
継がっていない。マクロセルが一列に継がっていない所
を継げるため、内部セルを配置している内部セル列の電
源配線4,5及びクロック信号配線6を内部ゲート領域
53の左端から右端へ接続する左端から右端までの長さ
を有する電源4,5及びクロック信号配線6のみから成
るマクロセルを各マクロセル列の上に重ねる。このマク
ロセルを重ねた状態を図10に示す。例えば図10の領
域Ar1はトランジスタの接続はなく能動回路としての
役割を果たしていないが、電源配線4,5及びクロック
信号配線6は存在しており、内部セル列の電源配線4,
5及びクロック信号配線6は左端の電源配線31aから
右端の電源配線31bまで途切れることなく接続してい
る。また、この時同時に第2層Al配線38によるクロ
ック信号配線6との接続及びスルーホール39によるク
ロック信号配線6とクロックリングとの接続も行う。な
お、第2層Al配線38は、全て順序回路35内で配線
されるため最短の配線となる。
【0036】また、使用される基本マクロセルは、図1
3に示したデータベースDB1にライブラリとして登録
されている。そして、SOG用レイアウトツールT11
を用いてレイアウトを行う。この時クロックスキューの
管理も同時に行う。
【0037】最後に、クロック信号線以外の通常信号の
ための配線を施す。図11はクロック信号以外の信号配
線を配線した状態を示す概念図である。図11におい
て、配線領域に配線された信号配線40は、領域Ar
6,Ar7で長い距離クロック信号配線6と並行して配
置されているが、電源配線4aによってシールドされて
いるため、クロック信号配線6と通常の信号配線40と
の間のカップリング容量は極めて小さく、クロストーク
が起こる割合は減少している。
【0038】なお、上記実施例においては、基本マクロ
セルとして図1に示した基本マクロセル1a、もしくは
それと同タイプのマクロセルを用いて配置配線を行った
が、基本マクロセルとして図2,図3,図25及び図2
6に示した基本マクロセル1b〜1hを用いてもよく、
1つのマスターチップ上でこれらを混合して使用しても
よい。
【0039】上記の基本マクロセル1a〜1gの使用に
ついて、例えば、電源配線の電位もCMOS回路等のL
SI内部の回路のスイッチングに応じて1V前後のノイ
ズパルスが発生する等の変化を起こす。例えばCMOS
回路を例に取れば、この回路の出力が“L”から“H”
へ変化する場合、主にVDD電源配線に負のノイズパルス
が発生し、“H”から“L”変化する場合にはGND電
源配線に正のノイズパルスが発生する。そのため、ポジ
ティブエッジトリガータイプのフリップフロップ回路や
ハイイネーブルタイプのラッチ等を多用する場合には、
図11に示すように正のトリガパルスの発生しにくいV
DD電源配線でシールドする基本マクロセル1a等の形式
を用いる方が有利である。逆にネガティブエッジトリガ
ータイプのフリップフロップ回路やロウイネーブルタイ
プのラッチ等を多用する場合には、図29に示すように
負のトリガパルスの発生しにくいGND電源配線でシー
ルドする基本マクロセル1b等の形式を用いる方が有利
である。
【0040】
【発明の効果】以上のように、請求項1乃至請求項5記
載の発明の半導体集積回路装置によれば、マクロセル
は、多層配線のうちの特定の配線層に形成され、クロッ
ク信号を伝達するクロック信号配線と、特定配線層のク
ロック信号配線の両側に該クロック信号配線と隣接して
形成される電源電位を供給するための少なくとも一組の
電源配線とを備えて構成されているので、CADシステ
ムによる自動配置配線を用いても、クロック信号配線を
他の信号配線からシールドすることができ、短期間でノ
イズマージンの高い安定動作可能な半導体集積回路装置
を得ることができるという効果がある。
【0041】更に、請求項3記載の発明の半導体集積回
路装置によれば、一組の電源配線の電位は高電位側の電
源電位を含むように構成されているので、電源配線にお
ける電源電位の変動に対してもノイズマージンの高い安
定動作可能な半導体集積回路装置を得ることができると
いう効果がある。
【0042】同様に、請求項4記載の発明の半導体集積
回路装置によれば、一組の電源配線の電位は低電位側の
電源電位を含むように構成されているので、電源配線に
おける電源電位の変動に対してもノイズマージンの高い
安定動作可能な半導体集積回路装置を得ることができる
という効果がある。
【0043】請求項6記載の発明の半導体集積回路装置
の設計方法によれば、多層配線のうちの特定の配線層に
形成されるクロック信号配線と、特定配線層内のクロッ
ク信号配線の両側に該クロック信号配線に隣接して形成
される一組の電源配線とを有するマクロセルを準備する
工程と、マクロセルを自動配置配線する工程とを備えて
構成されているので、クロック信号配線を他の信号配線
からシールドすることができ、短期間でノイズマージン
の高い安定動作可能な半導体集積回路装置を設計するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による基本マクロセルの構
成を示す概念図である。
【図2】この発明の一実施例による基本マクロセルの構
成を示す概念図である。
【図3】この発明の一実施例による基本マクロセルの構
成を示す概念図である。
【図4】この発明の一実施例による基本マクロセルの構
成を示す概念図である。
【図5】この発明の一実施例に用いたスライスセルを示
す概念図である。
【図6】この発明の一実施例に用いたスライスセルを示
す概念図である。
【図7】図5及び図6に示したスライスセルをマスター
チップに重ねた状態を示す半導体集積回路装置の概念図
である。
【図8】図7に示したマスターチップにさらに電源配線
を施した状態を示す半導体集積回路装置の概念図であ
る。
【図9】図8に示したマスターチップにさらにマクロセ
ルを配置した状態を示す半導体集積回路装置の概念図で
ある。
【図10】図9に示したマスターチップにさらに内部セ
ル列の電源配線及びクロック信号配線を施した状態を示
す半導体集積回路装置の概念図である。
【図11】図10に示したマスターチップにさらに信号
配線を施した状態を示す半導体集積回路装置の概念図で
ある。
【図12】ゲートアレイの設計手順の概要を示すフロー
チャートである。
【図13】ゲートアレイの設計を行うCADシステムの
構成を示すブロック図である。
【図14】マスターチップの構成の一例を示す概念図で
ある。
【図15】図14に示したマスターチップの内部ゲート
領域の構成を示す図である。
【図16】従来の半導体集積回路装置の設計に用いたス
ライスセルを示す概念図である。
【図17】従来の半導体集積回路装置の設計に用いたス
ライスセルを示す概念図である。
【図18】図16及び図17に示したスライスセルをマ
スターチップに重ねた状態を示す半導体集積回路装置の
概念図である。
【図19】図18に示したマスターチップにさらに電源
配線を施した状態を示す半導体集積回路装置の概念図で
ある。
【図20】従来の基本マクロセルの構成を示す概念図で
ある。
【図21】図19に示したマスターチップにさらに基本
マクロセルを配置した状態を示す半導体集積回路装置の
概念図である。
【図22】図21に示したマスターチップにさらに内部
セル列の電源配線を施した状態を示す半導体集積回路装
置の概念図である。
【図23】図22に示したマスターチップにさらにクロ
ック信号配線を施した状態を示す半導体集積回路装置の
概念図である。
【図24】図23に示したマスターチップにさらに信号
配線を施した状態を示す半導体集積回路装置の概念図で
ある。
【図25】この発明の一実施例による基本マクロセルの
構成を示す概念図である。
【図26】この発明の一実施例による基本マクロセルの
構成を示す概念図である。
【図27】この発明の一実施例による基本マクロセルの
構成を示す概念図である。
【図28】この発明の一実施例による基本マクロセルの
構成を示す概念図である。
【図29】図7に示したマスターチップに信号配線まで
施した状態を示す概念図である。
【符号の説明】
1a〜1h 基本マクロセル 2 PMOSトランジスタのゲート電極 3 NMOSトランジスタのゲート電極 4,4a,4b VDD電源配線 5 GND電源配線 5a,5b GND電源配線 6 クロック信号配線 6a,6b クロック信号配線 7 第2層Al配線 8 スルーホール 9 第1層Al配線 10 コンタクトホール 12a〜12c クロック信号配線 13 プリドライバ入力線 14 プリドライバ出力線 15a,15b メインドライバ出力線 16 クロック信号配線 18a〜18c VDD電源配線 21a〜21c クロック信号線 11,20 スライスセル 22 プリドライバ入力線 23 プリドライバ出力線 24a,24b メインドライバ出力線 26a,26b クロック信号配線 31a〜31c VDD電源配線 35 組合せ回路 36 順序回路 38 クロック信号配線 39 スルーホール 40 信号配線 50 半導体集積回路装置 52 I/Oバッファ領域 53 内部ゲート領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CADシステムによって少なくとも一部
    のマクロセルを自動配置配線することにより形成され、
    異なる電源電位の供給を受けて動作する回路及びクロッ
    ク信号に同期して動作する回路を有する半導体集積回路
    装置であって、 前記マクロセルは、 多層配線のうちの特定の配線層に形成され、前記クロッ
    ク信号を伝達するクロック信号配線と、 前記特定配線層の前記クロック信号配線の両側に該クロ
    ック信号配線と隣接して形成される前記電源電位を供給
    するための少なくとも一組の電源配線と、 を備える、半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記一組の電源配線は、互いに同一電位
    の電源配線を含む請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 入力される信号レベルがロウレベルから
    ハイレベルに遷移するときに動作する回路、もしくは入
    力される信号レベルがハイレベルのときに動作する回路
    をさらに備え、 前記一組の電源配線の電位は高電位側の電源電位を含む
    請求項2記載の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 入力される信号のレベルがハイレベルか
    らロウレベルに遷移するときに動作する回路、もしくは
    入力される信号レベルがロウレベルのときに動作する回
    路をさらに備え、 前記一組の電源配線の電位は低電位側の電源電位を含む
    請求項2記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記一組の電源配線は、互いに異なる電
    位の電源配線を含む請求項1記載の半導体集積回路装
    置。
  6. 【請求項6】 異なる電源電位の供給を受けて動作する
    回路及びクロック信号に同期して動作する回路を有する
    半導体集積回路装置のCADシステムを用いる設計方法
    であって、 (a)多層配線のうちの特定の配線層に形成されるクロ
    ック信号配線と、前記特定の配線層内の前記クロック信
    号配線の両側に該クロック信号配線に隣接して形成され
    る一組の電源配線とを有するマクロセルを準備する工程
    と、 (b)前記マクロセルを自動配置配線する工程と、 を備える、半導体集積回路装置の設計方法。
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