JPH0676547U - パネルの吊具 - Google Patents
パネルの吊具Info
- Publication number
- JPH0676547U JPH0676547U JP2289293U JP2289293U JPH0676547U JP H0676547 U JPH0676547 U JP H0676547U JP 2289293 U JP2289293 U JP 2289293U JP 2289293 U JP2289293 U JP 2289293U JP H0676547 U JPH0676547 U JP H0676547U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- suspension
- section
- rotatably supported
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 パネルの小口面に開口しているナットに吊具
を係着して、パネルを吊り上げる際にこのパネルの取り
付け部や懸吊部には無理な曲げ応力が作用せず、懸吊部
やボルトが曲がったりパネルが損傷したりすることがな
い吊具を提供する。 【構成】 パネルの小口面に開口しているナット2に係
着して該パネルを吊り上げる吊具であって、底面および
両側面に透孔が穿設されている断面コ字状の取り付け部
6と、前記取り付け部6の両側面に回動自在に軸支され
ている懸吊部7とからなり、該取り付け部6の裏面に、
中央部に透孔が穿設されている平板状の台座9を前記懸
吊部7の回動軸と直交する回転軸の回りに回転自在に軸
支したものである。
を係着して、パネルを吊り上げる際にこのパネルの取り
付け部や懸吊部には無理な曲げ応力が作用せず、懸吊部
やボルトが曲がったりパネルが損傷したりすることがな
い吊具を提供する。 【構成】 パネルの小口面に開口しているナット2に係
着して該パネルを吊り上げる吊具であって、底面および
両側面に透孔が穿設されている断面コ字状の取り付け部
6と、前記取り付け部6の両側面に回動自在に軸支され
ている懸吊部7とからなり、該取り付け部6の裏面に、
中央部に透孔が穿設されている平板状の台座9を前記懸
吊部7の回動軸と直交する回転軸の回りに回転自在に軸
支したものである。
Description
【0001】
この考案はパネルの小口面に開口しているナットに係着して該パネルを吊り上 げる吊具に関し、特に水平に載置されている大型パネルを垂直に吊り上げるのに 好適なものである。
【0002】
従来水平に載置されている大型パネルを垂直に吊り上げる場合には図3(A、 B)のように頂部に丸環10aを固着したボルト10を、パネル1の小口面に開 口しているナット2に螺合させてワイヤー3で吊り上げている。しかしパネル1 を引き起こす際にボルト10に大きな曲げ応力が作用し、折れ曲がったり、折損 する危険性があった。また別の方法としては図4(A、B)のようなL型の金具 20を、ボルト21でパネル1の小口面に開口しているナット2に螺合させ、ワ イヤー3で吊り上げる方法もある。しかしこの場合も金具20が変形したり、パ ネル小口面を損傷したりする問題があった。
【0003】
この考案は前記の問題を解消し、パネルを損傷することなく安全に吊り上げる ことができる吊具を提供するものである。
【0004】
この考案はパネルの小口面に開口しているナットに係着して該パネルを吊り上 げる吊具であって、底面および両側面に透孔が穿設されている断面コ字状の取り 付け部と、前記取り付け部の両側面に回動自在に軸支されている懸吊部とからな り、該取り付け部の裏面に、中央部に透孔が穿設されている平板状の台座を前記 懸吊部の回動軸と直交する回転軸の回りに回転自在に軸支したものである。
【0005】
【作用】 パネルの小口面にこの吊具を取り付ける際に、取り付け部の水平軸に対して懸 吊部を回動自在に軸支したので、取り付け部をボルトでパネルに螺合することが 容易であり、また取り付け部の裏面には、平板状の台座を垂直軸の回りに回転自 在に軸支させたので、一対の吊具を懸吊部ワイヤーで引き起こして吊り上げると きにその角度に応じて取り付け部と懸吊部の角度が変化し、取り付け部や懸吊部 には無理な曲げ応力が作用しないので、懸吊部やボルトが曲がったりパネルが損 傷したりすることがない。
【0006】
以下本考案の一実施例を図面によって詳細に説明する。図1(A)(B)は本 考案の実施例の吊具の斜視図と正面図であり、図2(A)〜(D)はこの吊具の 使用状況を説明する図である。図1の吊具5は断面コ字状の取り付け部6の上面 に懸吊部7が取着されており、懸吊部7は両側面先端部に透孔が穿設されている 断面が変形コ字状をなし、前記取り付け部6の側面にボルト7a,ナット7bで 水平軸の回りに回動自在に軸支されている。また懸吊部7の上面には吊り環8が 遊嵌されている。
【0007】 また取り付け部6の下方にパネル1の端部小口面に当接する四角板状の台座9 をスラストベアリング12を介して垂直軸の回りに回転自在に係着したものであ る。台座9と取り付け部6を貫通してパイプ14が座金13と台座9に固着され ており、貫通孔14aが形成されている。このパイプ14の外周の台座9と取り 付け部6、座金13の間にスラストベアリング12が配設されている。したがっ て懸吊部7は台座9に対して垂直軸の回りに回転自在で、且つ水平軸の回りに回 動自在に係着されている。
【0008】 次にこの吊具5の使用方法について説明する。この吊具5を使用してパネル1 を吊り上げる場合には、水平に載置されているパネル1に対して、図2(A)の ように、懸吊部7を上方に回動させた状態で、取り付け部6と台座9の貫通孔1 4aにボルト21を挿通し、パネル1の小口面に開口しているナット2に螺合さ せる。次にワイヤー3を取り付けて静かに引き上げると、図2(B)〜(D)の ようにパネルの引起し角度の変化に応じて懸吊部6は垂直軸と水平軸の回りを回 動するので、パネル1にも吊具5にも無理がなく吊り上げることができる。
【0009】
以上詳細に説明したように、本考案の吊り具は懸吊部7を水平軸の回りに回動 自在に軸支し、更に台座の垂直軸の回りに回転自在に係着したので、パネルへの 取り付けが容易であり、またパネルを引き起こすときにも吊り上げるときにも、 吊具やパネルの取り付け部には無理な応力が作用しないので、ボルトや吊具が曲 がったり、折れたりすることがなく安全に作業することができる。
【図1】(A)(B)は本考案の吊り具の斜視図と正面
図である。
図である。
【図2】(A)〜(D)は本考案の吊り具を使用してパ
ネルを吊り上げる状況を示す説明図である。
ネルを吊り上げる状況を示す説明図である。
【図3】(A)は従来の吊り具の斜視図であり、(B)
はパネルを吊り上げた状態を示す正面図である。
はパネルを吊り上げた状態を示す正面図である。
【図4】(A)は従来の吊り具の他の例の斜視図であ
り、(B)はパネルを吊り上げた状態を示す正面図であ
る。
り、(B)はパネルを吊り上げた状態を示す正面図であ
る。
1 パネル 2 ナット 3 ワイヤー 5,10,20 吊り具 6 取り付け部 7 懸吊部 8 吊り環 9 台座 12 ベアリング 13 座金 14 パイプ
Claims (1)
- 【請求項1】 パネルの小口面に開口しているナットに
係着して該パネルを吊り上げる吊具であって、底面およ
び両側面に透孔が穿設されている断面コ字状の取り付け
部と、前記取り付け部の両側面に回動自在に軸支されて
いる懸吊部とからなり、該取り付け部の裏面には、中央
に透孔が穿設されている平板状の台座が前記懸吊部の回
動軸と直交する回転軸の回りに回転自在に軸支されてい
ることを特徴とするパネルの吊具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2289293U JPH0676547U (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | パネルの吊具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2289293U JPH0676547U (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | パネルの吊具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0676547U true JPH0676547U (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=12095317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2289293U Pending JPH0676547U (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | パネルの吊具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0676547U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107842203A (zh) * | 2017-10-25 | 2018-03-27 | 苏州金螳螂幕墙有限公司 | 一种防松动安全单元挂件 |
-
1993
- 1993-04-07 JP JP2289293U patent/JPH0676547U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107842203A (zh) * | 2017-10-25 | 2018-03-27 | 苏州金螳螂幕墙有限公司 | 一种防松动安全单元挂件 |
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