JPH052744Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH052744Y2 JPH052744Y2 JP16156987U JP16156987U JPH052744Y2 JP H052744 Y2 JPH052744 Y2 JP H052744Y2 JP 16156987 U JP16156987 U JP 16156987U JP 16156987 U JP16156987 U JP 16156987U JP H052744 Y2 JPH052744 Y2 JP H052744Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof panel
- movable member
- hanging
- frame
- roof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 6
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、屋根パネルをクレーン等で吊り上げ
て建物の屋根構造体の所定位置まで搬送するのに
使用する屋根パネル吊込み用トラバーサーに関す
るものである。
て建物の屋根構造体の所定位置まで搬送するのに
使用する屋根パネル吊込み用トラバーサーに関す
るものである。
屋根パネルの吊込み作業は、屋根パネルの外周
部複数箇所にワイヤーロープやチエーン等の吊下
げ用索条を係止させ、当該吊下げ用索条の中央部
にクレーン等のフツクを引つ掛けて行うのが普通
である。
部複数箇所にワイヤーロープやチエーン等の吊下
げ用索条を係止させ、当該吊下げ用索条の中央部
にクレーン等のフツクを引つ掛けて行うのが普通
である。
しかしながら、上記のような方法であると、屋
根パネルの寸法によつては、クレーン等のフツク
を中心にして傾斜した姿勢となる吊下げ用索条や
その下橋部に連結したフツク等が屋根パネルの縁
部に強く当たつて屋根パネルの縁部を損傷するこ
とがある。
根パネルの寸法によつては、クレーン等のフツク
を中心にして傾斜した姿勢となる吊下げ用索条や
その下橋部に連結したフツク等が屋根パネルの縁
部に強く当たつて屋根パネルの縁部を損傷するこ
とがある。
また、屋根パネルを吊り込む場合、屋根パネル
の角度を予め屋根勾配に合わせておくことが、屋
根構造体に対する屋根パネルの取付け作業を容易
ならしめる点でこのましいのであるが、上記のよ
うな方法では、屋根パネルの角度調整が困難であ
る。
の角度を予め屋根勾配に合わせておくことが、屋
根構造体に対する屋根パネルの取付け作業を容易
ならしめる点でこのましいのであるが、上記のよ
うな方法では、屋根パネルの角度調整が困難であ
る。
本考案の目的は、これらの問題点を解決し、屋
根パネルの寸法に関係なく、屋根パネルの縁部を
損傷せずに、かつ任意の角度に調整して屋根パネ
ルを吊り下げることができるようにした屋根パネ
ル吊込み用トラバーサーを提供することにある。
根パネルの寸法に関係なく、屋根パネルの縁部を
損傷せずに、かつ任意の角度に調整して屋根パネ
ルを吊り下げることができるようにした屋根パネ
ル吊込み用トラバーサーを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本考案が講じた
技術的手段は、次のとおりである。即ち、本考案
による屋根パネル吊込み用トラバーサーは、三つ
の角部近傍部を吊り下げ可能な三角形状枠体と当
該三角形状枠体における頂点部分と底辺枠部分と
にわたつて架設された縦枠とから成る本体と、前
記底辺枠部分に夫々左右方向摺動自在に装着され
た左右一対の可動部材と、前記縦枠に前後方向摺
動自在に装着された中央可動部材とを備え、前記
左右一対の可動部材に同一長さの吊下げ用索条を
垂下させ、前記中央可動部材には長さ調節機構を
介して吊下げ用索条を垂下させてあることを特徴
とするものである。
技術的手段は、次のとおりである。即ち、本考案
による屋根パネル吊込み用トラバーサーは、三つ
の角部近傍部を吊り下げ可能な三角形状枠体と当
該三角形状枠体における頂点部分と底辺枠部分と
にわたつて架設された縦枠とから成る本体と、前
記底辺枠部分に夫々左右方向摺動自在に装着され
た左右一対の可動部材と、前記縦枠に前後方向摺
動自在に装着された中央可動部材とを備え、前記
左右一対の可動部材に同一長さの吊下げ用索条を
垂下させ、前記中央可動部材には長さ調節機構を
介して吊下げ用索条を垂下させてあることを特徴
とするものである。
上記の構成によれば、屋根パネルの左右幅に応
じて可動部材を左右に摺動し、屋根パネルの前後
幅に応じて中央可動部材を前後に摺動することに
よつて、３本の吊下げ用索条を鉛直にすることが
できる。
じて可動部材を左右に摺動し、屋根パネルの前後
幅に応じて中央可動部材を前後に摺動することに
よつて、３本の吊下げ用索条を鉛直にすることが
できる。
また中央可動部材に垂下した吊下げ用索条の長
さを調整することによつて、屋根パネルの角度を
任意に調節することができる。
さを調整することによつて、屋根パネルの角度を
任意に調節することができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
図において、Ｐは鋼製下地枠Ａとその上面に固
着された当該鋼製下地枠Ａよりも縦横の寸法が大
きい金属製屋根板Ｂとから成る屋根パネル、Ｃは
屋根パネル吊込み用トラバーサーである。
着された当該鋼製下地枠Ａよりも縦横の寸法が大
きい金属製屋根板Ｂとから成る屋根パネル、Ｃは
屋根パネル吊込み用トラバーサーである。
前記トラバーサーＣは、三つの角部近傍部に
夫々アイボルト等より成る吊り環ａ……を設けた
二等辺三角形状枠体１と、当該三角形状枠体１に
おける頂点部分と底辺枠部分１ａとにわたつて架
設された縦枠２とから成る角パイプ製の本体３
と、前記底辺枠部分１ａに夫々左右方向摺動自在
に装着された左右一対の角筒状の可動部材４，４
と、前記縦枠２に前後方向摺動自在に装着された
角筒状の中央可動部材５とを備えている。
夫々アイボルト等より成る吊り環ａ……を設けた
二等辺三角形状枠体１と、当該三角形状枠体１に
おける頂点部分と底辺枠部分１ａとにわたつて架
設された縦枠２とから成る角パイプ製の本体３
と、前記底辺枠部分１ａに夫々左右方向摺動自在
に装着された左右一対の角筒状の可動部材４，４
と、前記縦枠２に前後方向摺動自在に装着された
角筒状の中央可動部材５とを備えている。
前記可動部材４，４には、下端部にシヤツクル
（フツクでもよい。）６，６を備えた同一長さの吊
下げ用条索条７，７を垂下させ、前記中央可動部
材５には、下端部にシヤツクル６を備えた吊下げ
用索条８を、電動チエーンブロツク等の長さ調節
機構９を介して垂下させてある。
（フツクでもよい。）６，６を備えた同一長さの吊
下げ用条索条７，７を垂下させ、前記中央可動部
材５には、下端部にシヤツクル６を備えた吊下げ
用索条８を、電動チエーンブロツク等の長さ調節
機構９を介して垂下させてある。
図中１０……は、前記可動部材４，４及び中央
可動部材５に螺着した締付けボルトであり、当該
締付けボルト１０……をねじ込むことにより、可
動部材４，４及び中央可動部材５を本体１に対し
て固定できるようになつている。１１は、屋根パ
ネルＰの鋼製下地枠Ａの両側部を係止するフツ
ク、１２は鋼製下地枠Ａの後面中央部に設けたア
イボルトであり、これらに前記シヤツクル６……
を介してトラバーサーＣを連結するようになつて
いる。
可動部材５に螺着した締付けボルトであり、当該
締付けボルト１０……をねじ込むことにより、可
動部材４，４及び中央可動部材５を本体１に対し
て固定できるようになつている。１１は、屋根パ
ネルＰの鋼製下地枠Ａの両側部を係止するフツ
ク、１２は鋼製下地枠Ａの後面中央部に設けたア
イボルトであり、これらに前記シヤツクル６……
を介してトラバーサーＣを連結するようになつて
いる。
尚、吊下げ用条索条７，８として、この実施例
ではチエーンを使用しているが、ワイヤーロープ
等であつてもよいことは勿論である。
ではチエーンを使用しているが、ワイヤーロープ
等であつてもよいことは勿論である。
本考案は、上述した構成よりなるため、次の効
果を奏し得るのである。
果を奏し得るのである。
屋根パネルの左右幅に応じて可動部材を左右
に摺動し、屋根パネルの前後幅に応じて中央可
動部材を前後に摺動することによつて、屋根パ
ネルの寸法如何にかかわらず、３本の吊下げ用
索条を鉛直にすることができるので、屋根パネ
ルの縁部の損傷を防止できる。
に摺動し、屋根パネルの前後幅に応じて中央可
動部材を前後に摺動することによつて、屋根パ
ネルの寸法如何にかかわらず、３本の吊下げ用
索条を鉛直にすることができるので、屋根パネ
ルの縁部の損傷を防止できる。
左右の可動部材に同一長さの吊下げ用索条を
垂下させ、中央可動部材には、長さ調節機構を
介して吊下げ用索条を垂下してあるので、当該
吊下げ用索条の長さを調整することによつて、
屋根パネルの角度を屋根勾配に合わせて任意に
調節することができ、屋根構造体に対する屋根
パネルの取付け作業を容易ならしめることがで
きる。
垂下させ、中央可動部材には、長さ調節機構を
介して吊下げ用索条を垂下してあるので、当該
吊下げ用索条の長さを調整することによつて、
屋根パネルの角度を屋根勾配に合わせて任意に
調節することができ、屋根構造体に対する屋根
パネルの取付け作業を容易ならしめることがで
きる。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図は斜視
図、第２図は側面図である。 Ｃ……トラバーサー、１……三角形状枠体、１
ａ……底辺枠部分、２……縦枠、３……本体、４
……可動部材、５……中央可動部材、７，８……
吊下げ用索条、９……長さ調節機構。
図、第２図は側面図である。 Ｃ……トラバーサー、１……三角形状枠体、１
ａ……底辺枠部分、２……縦枠、３……本体、４
……可動部材、５……中央可動部材、７，８……
吊下げ用索条、９……長さ調節機構。
Claims (1)
- 三つの角部近傍部を吊り下げ可能な三角形状枠
体と当該三角形状枠体における頂点部分と底辺枠
部分とにわたつて架設された縦枠とから成る本体
と、前記底辺枠部分に夫々左右方向摺動自在に装
着された左右一対の可動部材と、前記縦枠に前後
方向摺動自在に装着された中央可動部材とを備
え、前記左右一対の可動部材に同一長さの吊下げ
用索条を垂下させ、前記中央可動部材に長さ調節
機構を介して吊下げ用索条を垂下させてあること
を特徴とする屋根パネル吊込み用トラバーサー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16156987U JPH052744Y2 (ja) | 1987-10-22 | 1987-10-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16156987U JPH052744Y2 (ja) | 1987-10-22 | 1987-10-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0167250U JPH0167250U (ja) | 1989-04-28 |
| JPH052744Y2 true JPH052744Y2 (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=31444623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16156987U Expired - Lifetime JPH052744Y2 (ja) | 1987-10-22 | 1987-10-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH052744Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0617832Y2 (ja) * | 1989-06-05 | 1994-05-11 | 象印チエンブロック株式会社 | チェーンブロック |
| JP6446918B2 (ja) * | 2014-08-29 | 2019-01-09 | 株式会社大林組 | 工事中の建物への所定部材の取り付け方法 |
-
1987
- 1987-10-22 JP JP16156987U patent/JPH052744Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0167250U (ja) | 1989-04-28 |
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