JPH10152290A - 吊り荷の姿勢制御装置 - Google Patents
吊り荷の姿勢制御装置Info
- Publication number
- JPH10152290A JPH10152290A JP32772296A JP32772296A JPH10152290A JP H10152290 A JPH10152290 A JP H10152290A JP 32772296 A JP32772296 A JP 32772296A JP 32772296 A JP32772296 A JP 32772296A JP H10152290 A JPH10152290 A JP H10152290A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- control device
- suspended load
- attitude control
- crane
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吊り荷の姿勢変更に要する作業時間を短
縮する。 【解決手段】 姿勢制御装置10は、クレーンのフック
4に張架される吊片14を有する横長状吊り治具12の
両端部に、PC版2の上部に係止可能な一対の遠隔操作
式電動チェーンブロック18a、18bを具えている。
また、吊り治具12の中央部にはPC版2の下部に係止
可能な遠隔操作式電動チェーンブロック18cを具えて
いる。水平状態にあるPC版2を建て起こすには、リモ
コン19を操作して、チェーンブロック18aと18b
を巻き上げると同時に、チェーンブロック18cを巻き
下げる。
縮する。 【解決手段】 姿勢制御装置10は、クレーンのフック
4に張架される吊片14を有する横長状吊り治具12の
両端部に、PC版2の上部に係止可能な一対の遠隔操作
式電動チェーンブロック18a、18bを具えている。
また、吊り治具12の中央部にはPC版2の下部に係止
可能な遠隔操作式電動チェーンブロック18cを具えて
いる。水平状態にあるPC版2を建て起こすには、リモ
コン19を操作して、チェーンブロック18aと18b
を巻き上げると同時に、チェーンブロック18cを巻き
下げる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は吊り荷の姿勢制御
装置に関し、特に、PC版、鉄骨柱、梁、その他、重量
のある吊り荷を、例えば、水平状態から垂直状態に、あ
るいは、垂直状態から水平状態へと姿勢を変更すること
のできる装置に関するものである。
装置に関し、特に、PC版、鉄骨柱、梁、その他、重量
のある吊り荷を、例えば、水平状態から垂直状態に、あ
るいは、垂直状態から水平状態へと姿勢を変更すること
のできる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、PC版等の吊り荷の建て起こし装
置としては、次のような装置が公知である。
置としては、次のような装置が公知である。
【0003】実開平4−97793号公報には、吊り荷
の上部をワイヤで、下部を電動チェーンブロックを介し
て平吊りし、遠隔操作にて電動チェーンブロックを巻き
下げることにより吊り荷を建て起こすことのできる可動
吊り治具装置が開示されている。しかしながら、この装
置では、吊り荷上部を吊っているワイヤの長さが変化し
ないので、吊り荷の高さ分、ウインチを巻き下げ(また
は巻き上げ)なければならず、建て起こし作業に長時間
を要していた。
の上部をワイヤで、下部を電動チェーンブロックを介し
て平吊りし、遠隔操作にて電動チェーンブロックを巻き
下げることにより吊り荷を建て起こすことのできる可動
吊り治具装置が開示されている。しかしながら、この装
置では、吊り荷上部を吊っているワイヤの長さが変化し
ないので、吊り荷の高さ分、ウインチを巻き下げ(また
は巻き上げ)なければならず、建て起こし作業に長時間
を要していた。
【0004】特開平2−176075公報には、同調制
御した2つのウインチによって、PC版の左側上下部お
よび右側上下部をそれぞれ吊り、遠隔操作にてPC版上
部の巻き上げとPC版下部の巻き下げを行うことによ
り、平吊りと縦吊り間の姿勢変更を行うようにした吊込
み装置が開示されている。しかしながら、この装置で
は、PC版の地切り時にPC版の下端部が地面に擦れて
損傷することを防止するためには、正確な玉掛けが要求
されるという問題点を有している。
御した2つのウインチによって、PC版の左側上下部お
よび右側上下部をそれぞれ吊り、遠隔操作にてPC版上
部の巻き上げとPC版下部の巻き下げを行うことによ
り、平吊りと縦吊り間の姿勢変更を行うようにした吊込
み装置が開示されている。しかしながら、この装置で
は、PC版の地切り時にPC版の下端部が地面に擦れて
損傷することを防止するためには、正確な玉掛けが要求
されるという問題点を有している。
【0005】また、PC版の建物外壁面への取り付けに
際しては、一般に、クレーンでPC版を吊り上げ、建物
の周辺部から壁際まで揚重搬送を行い、PC版を吊り上
げた状態でクレーンの吊り部(フック)とPC版の間に
連結したチェーンブロック等を利用して、PC版の取り
付け作業を行っている。しかしながら、当該作業はクレ
ーンでPC版を吊り上げたままの状態で取り付けと調整
を行うため、クレーンを長時間拘束することになる。
際しては、一般に、クレーンでPC版を吊り上げ、建物
の周辺部から壁際まで揚重搬送を行い、PC版を吊り上
げた状態でクレーンの吊り部(フック)とPC版の間に
連結したチェーンブロック等を利用して、PC版の取り
付け作業を行っている。しかしながら、当該作業はクレ
ーンでPC版を吊り上げたままの状態で取り付けと調整
を行うため、クレーンを長時間拘束することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明装置は、吊り荷
の水平状態または垂直状態などの姿勢変更に要する作業
時間を短縮することを発明の解決課題とするものであ
る。更に、本発明は、クレーンによる揚重搬送時間を最
小限とすることによりクレーンの拘束時間を短縮するこ
とのできる姿勢制御装置を提供するものである。
の水平状態または垂直状態などの姿勢変更に要する作業
時間を短縮することを発明の解決課題とするものであ
る。更に、本発明は、クレーンによる揚重搬送時間を最
小限とすることによりクレーンの拘束時間を短縮するこ
とのできる姿勢制御装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る吊り荷の姿
勢制御装置は、クレーンのフックに張架される吊片を有
する横長状吊り治具の両端部に、吊り荷の上部に係止可
能な一対の遠隔操作式電動チェーンブロックを具えると
ともに、該吊り治具の中央部には吊り荷の下部に係止可
能な遠隔操作式電動チェーンブロックを具えたことを特
徴とする。
勢制御装置は、クレーンのフックに張架される吊片を有
する横長状吊り治具の両端部に、吊り荷の上部に係止可
能な一対の遠隔操作式電動チェーンブロックを具えると
ともに、該吊り治具の中央部には吊り荷の下部に係止可
能な遠隔操作式電動チェーンブロックを具えたことを特
徴とする。
【0008】前記吊り治具は、吊り荷としてのPC版の
上端部ファスナーが係合固定されるべき建物躯体の取付
金物に係合固定可能なファスナーを具えていることが好
ましい。
上端部ファスナーが係合固定されるべき建物躯体の取付
金物に係合固定可能なファスナーを具えていることが好
ましい。
【0009】
【作用】リモコンの操作により、吊り荷の上部の巻き上
げ(または巻き下げ)と吊り荷の下部の巻き下げ(また
は巻き上げ)を同時に行う。各電動チェーンブロックが
独立しているので、巻き上げまたは巻き下げの長さや速
度を自由に調整することができる。
げ(または巻き下げ)と吊り荷の下部の巻き下げ(また
は巻き上げ)を同時に行う。各電動チェーンブロックが
独立しているので、巻き上げまたは巻き下げの長さや速
度を自由に調整することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、PC版の建て起こし作業を
例にとって、図面を参照しながら本発明の好適な実施形
態を説明する。
例にとって、図面を参照しながら本発明の好適な実施形
態を説明する。
【0011】図1は、姿勢制御装置10によりPC版2
を水平に吊下した状態を示す正面図(a)と側面図
(b)である。姿勢制御装置10の主体を構成する横長
の吊り治具12の両端上部には、ワイヤ3を介してクレ
ーン等のフック4に張架される吊片14、14が設けら
れている。
を水平に吊下した状態を示す正面図(a)と側面図
(b)である。姿勢制御装置10の主体を構成する横長
の吊り治具12の両端上部には、ワイヤ3を介してクレ
ーン等のフック4に張架される吊片14、14が設けら
れている。
【0012】吊り治具12の下部両端部寄りには、一対
の遠隔操作式電動チェーンブロック18a、18bを装
備する。また、吊り治具12の下部中央部にも遠隔操作
式電動チェーンブロック18cを装備する。チェーンブ
ロック18a、18bとPC版2の上部吊片7、7間、
およびチェーンブロック18cとPC版2の下部吊片8
間には、それぞれワイヤ5、5、5を張架している。
の遠隔操作式電動チェーンブロック18a、18bを装
備する。また、吊り治具12の下部中央部にも遠隔操作
式電動チェーンブロック18cを装備する。チェーンブ
ロック18a、18bとPC版2の上部吊片7、7間、
およびチェーンブロック18cとPC版2の下部吊片8
間には、それぞれワイヤ5、5、5を張架している。
【0013】各電動チェーンブロック18a、18b、
18cは、作業員Oの持っているリモコン(遠隔操縦装
置)19により操作可能であり、リモコン19の信号を
受信して各電動チェーンブロック18a、18b、18
cの駆動・停止を行うコントロールボックス13および
その駆動電源であるバッテリボックス15は、吊り治具
12に搭載されている。なお、図1(b)では、コント
ロールボックス13とバッテリボックス15の図示を省
略している。
18cは、作業員Oの持っているリモコン(遠隔操縦装
置)19により操作可能であり、リモコン19の信号を
受信して各電動チェーンブロック18a、18b、18
cの駆動・停止を行うコントロールボックス13および
その駆動電源であるバッテリボックス15は、吊り治具
12に搭載されている。なお、図1(b)では、コント
ロールボックス13とバッテリボックス15の図示を省
略している。
【0014】上記水平状態にあるPC版2を建て起こす
には、リモコン19を操作して、チェーンブロック18
aと18bを巻き上げると同時に、チェーンブロック1
8cを巻き下げる。本装置によれば、1台の電動チェー
ンブロックでPC版2の上部または下部を巻き上げたり
巻き下げる場合と比べて、約半分の所要時間でPC版2
を建て起こすことができる。図2には、姿勢制御装置1
0によりPC版2を垂直に吊下した状態が示されてお
り、同図(a)は正面図であり、同図(b)は側面図で
ある。
には、リモコン19を操作して、チェーンブロック18
aと18bを巻き上げると同時に、チェーンブロック1
8cを巻き下げる。本装置によれば、1台の電動チェー
ンブロックでPC版2の上部または下部を巻き上げたり
巻き下げる場合と比べて、約半分の所要時間でPC版2
を建て起こすことができる。図2には、姿勢制御装置1
0によりPC版2を垂直に吊下した状態が示されてお
り、同図(a)は正面図であり、同図(b)は側面図で
ある。
【0015】本発明装置によれば、重心が偏心している
吊り荷に対してもバランスの良い吊り荷と同様にして、
姿勢変更作業を行うことができる。即ち、コーナー版ま
たは不規則な開口部を有するPC版のように釣り点がず
れている場合であっても、姿勢制御装置10の各電動チ
ェーンブロック18a、18b、18cが独立している
ので、平吊り時にワイヤ5、5、5の長さを調整した
後、各電動チェーンブロック18a、18b、18cを
適当な長さだけ巻き上げ、または巻き下げることによ
り、吊り荷(PC版2)の建て起こし作業を安全確実に
行い得る。
吊り荷に対してもバランスの良い吊り荷と同様にして、
姿勢変更作業を行うことができる。即ち、コーナー版ま
たは不規則な開口部を有するPC版のように釣り点がず
れている場合であっても、姿勢制御装置10の各電動チ
ェーンブロック18a、18b、18cが独立している
ので、平吊り時にワイヤ5、5、5の長さを調整した
後、各電動チェーンブロック18a、18b、18cを
適当な長さだけ巻き上げ、または巻き下げることによ
り、吊り荷(PC版2)の建て起こし作業を安全確実に
行い得る。
【0016】図3は、このような重心が偏心している吊
り荷に対して本発明を適用した実施形態を図示してお
り、図3(a)は水平状態を、図3(b)は垂直状態を
示している。なお、図3において、図1と同じ部材には
これらと同一の符号を付して説明を省略する。
り荷に対して本発明を適用した実施形態を図示してお
り、図3(a)は水平状態を、図3(b)は垂直状態を
示している。なお、図3において、図1と同じ部材には
これらと同一の符号を付して説明を省略する。
【0017】図4は、中央部の電動チェーンブロック1
8cの図示を省略して描いた姿勢制御装置10の別の実
施形態を示す斜視図である。図4において、吊り治具1
2の正面部には、一対のファスナー16、16を水平方
向にスライド可能に設け、ファスナー16、16は、P
C版2の上端部ファスナー26、26が係合固定される
べき大梁30の取付金物36に係合固定可能なものとす
る。
8cの図示を省略して描いた姿勢制御装置10の別の実
施形態を示す斜視図である。図4において、吊り治具1
2の正面部には、一対のファスナー16、16を水平方
向にスライド可能に設け、ファスナー16、16は、P
C版2の上端部ファスナー26、26が係合固定される
べき大梁30の取付金物36に係合固定可能なものとす
る。
【0018】例えば、図4に示す実施形態では、建物躯
体の大梁30に垂直ピンを植設することにより取付金物
36を構成し、この取付金物36にPC版2の裏面上端
部ファスナー26に穿孔されたピン孔26aを嵌合する
ことによりPC版2を建物壁面に張設するようにしてい
る。そこで、吊り治具12のファスナー16、16に
は、取付金物(垂直ピン)36に嵌合可能なピン孔16
aを設けている。なお、ピン孔16aの内径は上端部フ
ァスナー26のピン孔26aの内径より大径として、吊
り治具12の仮固定を容易にすることが好ましい。符号
16bは、ファスナー16を取付金物(垂直ピン)36
に固着するためのボルトである。
体の大梁30に垂直ピンを植設することにより取付金物
36を構成し、この取付金物36にPC版2の裏面上端
部ファスナー26に穿孔されたピン孔26aを嵌合する
ことによりPC版2を建物壁面に張設するようにしてい
る。そこで、吊り治具12のファスナー16、16に
は、取付金物(垂直ピン)36に嵌合可能なピン孔16
aを設けている。なお、ピン孔16aの内径は上端部フ
ァスナー26のピン孔26aの内径より大径として、吊
り治具12の仮固定を容易にすることが好ましい。符号
16bは、ファスナー16を取付金物(垂直ピン)36
に固着するためのボルトである。
【0019】本実施形態では、予め、地上またはPC版
の吊り上げ場所において、姿勢制御装置10の左右のフ
ァスナー16、16の位置と間隔を調整した上で、各電
動チェーンブロック18a、18b、18cを介して姿
勢制御装置10にPC版2をセットする。前記PC版2
を平吊りした姿勢制御装置10を所定の高さまでクレー
ンで吊り上げた後、遠隔操作により前記した姿勢制御を
行って縦吊りとする。
の吊り上げ場所において、姿勢制御装置10の左右のフ
ァスナー16、16の位置と間隔を調整した上で、各電
動チェーンブロック18a、18b、18cを介して姿
勢制御装置10にPC版2をセットする。前記PC版2
を平吊りした姿勢制御装置10を所定の高さまでクレー
ンで吊り上げた後、遠隔操作により前記した姿勢制御を
行って縦吊りとする。
【0020】次に、PC版2を取り付けるべき階の直上
階のPC版の取付位置にこの姿勢制御装置10を固定す
る。即ち、垂直ピン36A、36Aにファスナー16、
16のピン孔16a、16aを嵌合させ、ボルト16
b、16bで固定する。次いで、クレーンのフック4か
ら姿勢制御装置10を切り離し、この段階でクレーンを
解放する。また、取付作業が終了した他の姿勢制御装置
10があれば、クレーンで回収する。
階のPC版の取付位置にこの姿勢制御装置10を固定す
る。即ち、垂直ピン36A、36Aにファスナー16、
16のピン孔16a、16aを嵌合させ、ボルト16
b、16bで固定する。次いで、クレーンのフック4か
ら姿勢制御装置10を切り離し、この段階でクレーンを
解放する。また、取付作業が終了した他の姿勢制御装置
10があれば、クレーンで回収する。
【0021】電動チェーンブロック18a、18bを巻
き上げて、PC版2のファスナー26、26を建物躯体
の垂直ピン36B、36Bに係合固定する。即ち、ファ
スナー26、26のピン孔26a、26aを垂直ピン3
6B、36Bに嵌合させ、図示してないボルト等で固定
する。
き上げて、PC版2のファスナー26、26を建物躯体
の垂直ピン36B、36Bに係合固定する。即ち、ファ
スナー26、26のピン孔26a、26aを垂直ピン3
6B、36Bに嵌合させ、図示してないボルト等で固定
する。
【0022】上記PC版2の取付および調整が終わった
ら、PC版2から姿勢制御装置10を切り離すと共に、
これをクレーンで回収し、PC版2の吊り上げ場所まで
回送し、上記作業を繰り返す。
ら、PC版2から姿勢制御装置10を切り離すと共に、
これをクレーンで回収し、PC版2の吊り上げ場所まで
回送し、上記作業を繰り返す。
【0023】上記した実施形態では、吊り荷としてのP
C版2について説明したが、本発明の姿勢制御装置は、
この他にも鉄骨柱、梁、といった重量のある吊り荷に適
用することにより、後述する発明の効果を得ることがで
きる。
C版2について説明したが、本発明の姿勢制御装置は、
この他にも鉄骨柱、梁、といった重量のある吊り荷に適
用することにより、後述する発明の効果を得ることがで
きる。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、吊り荷の姿勢
変更に要する作業時間を大幅に短縮することができる。
また、バランスの良い吊り荷に限らず、重心が偏心して
いる吊り荷に対しても姿勢制御作業を安全確実に行うこ
とが可能である。
変更に要する作業時間を大幅に短縮することができる。
また、バランスの良い吊り荷に限らず、重心が偏心して
いる吊り荷に対しても姿勢制御作業を安全確実に行うこ
とが可能である。
【0025】請求項2の発明によれば、上記効果に加え
て、クレーンで吊り上げた状態ではなく、クレーンとは
別にPC版の取り付け・調整を行うことができるので、
クレーンによる揚重搬送時間を最小限とし、クレーンの
拘束時間を短縮することができる。
て、クレーンで吊り上げた状態ではなく、クレーンとは
別にPC版の取り付け・調整を行うことができるので、
クレーンによる揚重搬送時間を最小限とし、クレーンの
拘束時間を短縮することができる。
【図1】姿勢制御装置10によりPC版2を水平に吊下
した状態を示す正面図(a)と側面図(b)である。
した状態を示す正面図(a)と側面図(b)である。
【図2】姿勢制御装置10によりPC版2を垂直に吊下
した状態が示されており、同図(a)は正面図であり、
同図(b)は側面図である。
した状態が示されており、同図(a)は正面図であり、
同図(b)は側面図である。
【図3】重心が偏心している吊り荷に対して本発明を適
用した実施形態を示す説明図である。
用した実施形態を示す説明図である。
【図4】姿勢制御装置10の別の実施形態を示す斜視図
である。
である。
2 吊り荷としてのPC版 4 クレーンのフック 10 姿勢制御装置 12 吊り治具 14 吊片 16 ファスナー 18a、b、c 遠隔操作式電動チェーンブロック 26 PC版のファスナー 36 取付金物
Claims (2)
- 【請求項1】 クレーンのフックに張架される吊片を有
する横長状吊り治具の両端部に、吊り荷の上部に係止可
能な一対の遠隔操作式電動チェーンブロックを具えると
ともに、該吊り治具の中央部には吊り荷の下部に係止可
能な遠隔操作式電動チェーンブロックを具えたことを特
徴とする吊り荷の姿勢制御装置。 - 【請求項2】 前記吊り治具が、吊り荷としてのPC版
の上端部ファスナーが係合固定されるべき建物躯体の取
付金物に係合固定可能なファスナーを具えている請求項
1記載の吊り荷の姿勢制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32772296A JPH10152290A (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 吊り荷の姿勢制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32772296A JPH10152290A (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 吊り荷の姿勢制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10152290A true JPH10152290A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18202266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32772296A Pending JPH10152290A (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 吊り荷の姿勢制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10152290A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004175545A (ja) * | 2002-11-28 | 2004-06-24 | Taisei Corp | 橋形クレーン |
JP2018043859A (ja) * | 2016-09-15 | 2018-03-22 | 大和ハウス工業株式会社 | 吊り上げ具、吊り上げ方法および吊り上げ対象物 |
CN111153316A (zh) * | 2020-01-10 | 2020-05-15 | 中国一冶集团有限公司 | 超长pc构件用吊具 |
CN113955621A (zh) * | 2021-11-10 | 2022-01-21 | 中国电建集团核电工程有限公司 | 用于预制叠合板的吊装工具及其操作方法 |
CN115432563A (zh) * | 2021-06-04 | 2022-12-06 | 宁波海亨智慧科技有限公司 | 一种吊装方法、辅助吊具及围护桩 |
-
1996
- 1996-11-22 JP JP32772296A patent/JPH10152290A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004175545A (ja) * | 2002-11-28 | 2004-06-24 | Taisei Corp | 橋形クレーン |
JP2018043859A (ja) * | 2016-09-15 | 2018-03-22 | 大和ハウス工業株式会社 | 吊り上げ具、吊り上げ方法および吊り上げ対象物 |
CN111153316A (zh) * | 2020-01-10 | 2020-05-15 | 中国一冶集团有限公司 | 超长pc构件用吊具 |
CN115432563A (zh) * | 2021-06-04 | 2022-12-06 | 宁波海亨智慧科技有限公司 | 一种吊装方法、辅助吊具及围护桩 |
CN113955621A (zh) * | 2021-11-10 | 2022-01-21 | 中国电建集团核电工程有限公司 | 用于预制叠合板的吊装工具及其操作方法 |
CN113955621B (zh) * | 2021-11-10 | 2024-04-26 | 中国电建集团核电工程有限公司 | 用于预制叠合板的吊装工具及其操作方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020827 |