JPH0676460B2 - ブタジエン重合体又は共重合体の製造法 - Google Patents

ブタジエン重合体又は共重合体の製造法

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JPH0676460B2
JPH0676460B2 JP61109722A JP10972286A JPH0676460B2 JP H0676460 B2 JPH0676460 B2 JP H0676460B2 JP 61109722 A JP61109722 A JP 61109722A JP 10972286 A JP10972286 A JP 10972286A JP H0676460 B2 JPH0676460 B2 JP H0676460B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、溶媒又は希釈剤の不存在下又は実質的に不存
在下において、固状物質の存在下で操作される連続法又
は断続法によるブタジエン単量体の触媒重合反応又は共
重合反応を介して1,4−シス−ポリブタジエン又はブタ
ジエンと他のジオレフィンとの共重合体を製造する方法
に係る。
高1,4−シス含量を有すると共に、特にタイヤ及び他の
弾性体製品の製造に適するポリブタジエンの製造にあた
っては、ブタジエンを重合させるための各種の触媒法が
公知である。この目的に一般的に使用される触媒は、チ
タン、コバルト、ニッケル、ウラン及び希土類元素の如
き遷移金属と、周期律表第1A、第IIA及び第IIIA族に属
する金属のアルキル及び/又は水素化物誘導体との組合
せでなる(米国特許第3,118,864号、同第3,178,402号、
同第3,794,604号、同第4,242,232号及びベルギー国特許
第559,676号、同第573,680号及び同第791,709号)。
公知の方法によれば、最も一般的には、ブタジエンの重
合反応は、重合温度を制御し、これによりゲルを含有せ
ず又は実質的に含有せず、しかも制御された分子量を有
する可溶性の直線状重合体を得ることを目的として炭化
水素溶液中で行なわれる。
他方、塊状重合による1,4−シス−ポリブタジエンの製
造では、溶液中で行なわれる従来の方法に比べて、溶媒
又は希釈剤の不存在下又は実質的に不存在下で行なわれ
ることによってもたらされる明白な利点にもかかわら
ず、工業的にはあまり進歩が見られない。
その理由は下記の点にあると考えられる。
(A)塊状重合に要求される特殊性を満足する触媒、詳
述すれば、 過剰の単量体の存在下において、連鎖移動反応(これに
より、あまり利用され得ない低分子量の重合体が生成さ
れる)を生じない触媒、 重合体中において副次的に架橋反応、環化反応及び/又
は枝分れ反応(これにより、多量のゲルが生成されると
共に、最終生成物について要求される特性に非常なマイ
ナスの影響を及ぼす)を生じない触媒、 充分に高い活性度を示し、これにより、洗浄処理が省略
できるように触媒残留レベルが低い最終重合体を生成す
る触媒、 高度に粘稠な反応系において満足できる反応速度で操作
する際に要求される高温度条件下であっても、高い活性
度及び選択率を保持する触媒、 が存在しないこと。
(B)高度に粘稠な重合体の塊状物の処理に関して、技
術上、レオロジー上、及び熱変換上の困難性があるこ
と。
1,4−シス−ポリブタジエンを生成するためのブタジエ
ンの塊状重合法の例としては、米国特許第3,770,710号
に開示されたものがある。
かかる米国特許第3,770,710号は、リチウム触媒を使用
し、従来の反応器においては、異なる温度の2段階で、
温度を制御するため単量体を蒸発させながら行なわれる
ジオレフィン単量体の塊状重合法に関する。
制御された各段階での操作は、発泡に関する現象を防止
又は少なくとも低減させ、かつより高い温度で重合反応
を完了させる必要性に由来するものである。
特開昭59−226011号は、溶媒又は希釈剤の不存在下又は
実質的に不存在下で行なわれるブタジエンの1,4−シス
−ポリブタジエンへの触媒重合反応法に関する。この方
法によれば、触媒混合物は、炭化水素ビヒクル中、1以
上のネオジム化合物、1以上のハロゲン含有化合物、1
以上の水酸基含有化合物及び有機金属及び/又は水素化
アルミニウム化合物を接触させることにより調製され
る。
この触媒混合物は液状のブタジエン単量体と混合され、
得られた混合物は、延長された「栓流」式の重合反応器
の一端で連続的に供給され、この反応器内でブタジエン
の重合反応が行なわれる。
別法として、この重合反応器に、触媒混合物の流れと液
状ブタジエンの流れとが連続して供給される。
重合による熱は、ブタジエン単量体の部分的な蒸発(従
って、反応器における圧力を制御でき、重合温度を所定
の範囲内に維持できる)を介して除去される。触媒の組
成、ブタジエン/触媒の比、重合温度及び反応器におけ
る滞留時間を制御することによっても、重合体約25ない
し約70重量%を含有する混合物を生成でき、かかる混合
物は重合反応器の他端から連続的に排出される。
排出された混合物から1,4−シス−ポリブタジエンが重
合最終生成物として回収され、その後、触媒用の「重合
停止剤(short stopper)」及び熱酸化による劣化を防
止するための安定剤を含有する重合体から未反応ブタジ
エン及び触媒用ビヒクルとして使用された溶媒が留去さ
れる。かかる蒸発は溶媒除去押出機で行なわれる。
しかしながら、かかる方法を入口温度30℃以上で連続的
に行なう場合には、一般に、触媒、単量体及び重合体で
なる系の均一性があまり充分ではないため、ムーニー粘
度(ML)が一定でない1,4−シス−ポリブタジエンが生
成される。
この事実は、かかる生成物が必要な特性を満足させ得な
いものであると共に、スケールアップの際の効果の再現
性が疑わしいものであることを指摘している。
発明者らは、厳格に制御された分子量を有する1,4−シ
ス−ポリブタジエン等を得ること(これに対応して、ム
ーニー粘度の変動が阻止される)により、上記欠点を解
消できることを見出し、本発明に至った。
従って、本発明の目的は、適切な触媒組成物と好適な重
合法との組合せを介して、重合反応を低沸点炭化水素溶
媒または希釈剤の不存在下、又はこれらの低沸点炭化水
素溶媒又は希釈剤の極少量(一般にブタジエン単量体に
対して約2重量%以下)の存在下で行なうと共に、反応
系に不溶性の固状物質の存在下で操作を行なうことによ
り(重合は連続法又は断続法で行なわれる)、上記欠点
を解消でき、ゲルを含有せず、厳格に制御された高い分
子量をもつ直線状1,4−シス−ポリブタジエンを高収率
で得ることが可能となる方法を提供することにある。
この目的に使用される固状物質は有機性又は無機性のも
のである。
有機性固状物質としては、高分子量物質、好ましくは粉
末状のポリエチレン及びポリスチレン、又はゴム工業に
おいて通常使用される「ブラック」の如き各種の性質又
は各種の性質又は各種の源の炭素がある。
無機性固状物質としては、天然又は合成の酸化物及び
塩、好ましくは微粉状の酸化亜鉛、二酸化チタン、シー
ライト、タルク等、がある。
使用される固状物質の量は、生成する重合体の50重量%
以下、好ましくは1ないし10重量%である。
上述の如き範囲の量で存在する場合には、固状物質はポ
リブタジエンの特性を変化させない。たとえ、多量で存
在する場合でも、これらは硬化成分又は不活性強化充填
剤として作用するため、重合体のある種の特性にとって
は好適である。
かかる固状物質は、反応に供される単量体及び/又は触
媒混合物と予め混合され、あるいは特に反応が断続的又
は栓流式の延長された反応器で行なわれる場合には、重
合反応中に徐々に添加される。
重合反応系に不活性固状物質を添加することにより得ら
れる他の利点は、単量体と触媒との間の接触を改善する
ことができ、これにより分子量をさらに良好に制御でき
ると共に、アルミニウム化合物の節約が可能となること
にある。
さらに詳述すれば、本発明によれば、まず不活性炭化水
素ビヒクル中で(a)ネオジムの酸化物、アルコラー
ト、フェネート及びカルボキシレート、又はこれらと他
の希土類元素との混合物の中から選ばれる少なくとも1
のネオジム化合物、(b)アルコール又はフェノールに
由来する水酸基又はカルボキシル基を含有する少なくと
も1の有機化合物(水を含有していてもよい)、(c)
第2又は第3アルキル、アリール又はアルキルアリール
ハロゲン化物、有機酸のハロゲン化物、金属又は有機金
属ハロゲン化物、ハロゲン化水素酸及びハロゲンの中か
ら選ばれる少なくとも1のハロゲン化物、及び(d)少
なくとも1のアルミニウム有機金属化合物又は相当する
水素化物誘導体を、水酸基及び/又はカルボキシル基/
ネオジム原子の比が2/1ないし80/1となる前記化合物
(a)及び化合物(b)の量で接触させて、アルミニウ
ム/ネオジムの原子比が20/1ないし80/1であり、かつハ
ロゲン/ネオジムの原子比が0.2/1ないし3/1である触媒
混合物を調製する。
ついで、この触媒混合物及び液状ブタジエン単量体(好
ましくは予め混合した後)を、ネオジムg原子当たりブ
タジエン104ないし4×104分子の量で、攪拌状態にある
重合反応器に断続的に、又はピストンによって流動され
る(栓流)混合物の重合反応が行なわれる延長された反
応器の一端に連続的に供給し、これら反応器において、
いずれの場合にも固状物質の存在下で操作すると共に、
温度を重合反応系の液相からブタジエンを一定圧力で部
分的に蒸発させることにより制御しながら、重合体含量
が約25ないし約70重量%である混合物が得られるまで重
合反応を行なう。
その後、反応器から排出されてくる混合物から1,4−シ
ス−ポリブタジエン等を分離、回収する。
いずれにしても、重合反応は自浄性単一又は二スクリュ
ーを具備する押出機形の装置において、入口温度少なく
とも30℃及び出口温度130℃以下に維持し、一段階法で
連続的に行なわれる。別法としては、連続する数段階と
し、高温度段階で自浄性単一又は二スクリューを具備す
る押出機形反応器を使用して連続的に行なうこともで
き、あるいは攪拌下に維持した反応器において断続的に
行なうこともできる。
本発明による触媒の調製に使用されるビヒクルは、低沸
点又は比較的低い沸点をもつ不活性(非反応性)の脂環
式、環状又は枝分かれ状炭化水素、たとえばブタン、ペ
ンタン、ヘキサン、シクロヘキサン及びヘプタン、又は
これらの混合物でなる。生成される重合体の5重量%以
下の少量で触媒と共に導入されたこれら炭化水素は、重
合反応が完了した後、たとえば適当な溶媒除去押出機に
おいてポリブタジエンから分離される。
ここで「ビヒクル」とは、上記触媒を溶解する又はその
大部分を溶解するために使用される溶媒であるが、重合
反応の際の反応系用の溶媒又は希釈剤と区別するために
当該用語を使用している。
他の具体例によれば、触媒ビヒクルは、パラフィン油等
又はオイル−エキステントポリブタジエンの組成に必要
な炭化水素油の如き高分子量の炭化水素又は炭化水素混
合物で構成される。
これら炭化水素は分離が要求されず、ポリブタジエン中
に残される。特に、パラフィン油等が重合中に約5重量
%以下の量で存在する場合には、重合体の特性はあまり
変化されないことが見出された。
触媒の調製に使用されるネオジム化合物は、酸化ネオジ
ム(Nd2O3)、脂肪族及び脂環式アルコールからのネオ
ジムアルコラート、ネオジムフェネート及び脂肪族、脂
環式及び芳香族有機酸からのネオジムカルボキシレート
から選ばれる。これらの中でも好適なものは酸化ネオジ
ム、トリブチルネオジム、トリナフテン酸ネオジム及び
トリ(2−エチル−ヘキサノエート)ネオジム、ネオジ
ムベルサテート(Nd versatate)又はネオデカノエート
(neodecanoate)である。
他の希土類元素とネオジムとの混合物、たとえばNd約72
%、La10%及びPr8%を含有する混合物であるジジムを
使用することも可能である。
水酸基(アルコール性又はフェノール性)又はカルボキ
シル基を含有する有機化合物は、脂環族及び脂環式アル
コール、フェノール及び置換フェノール、及び脂肪族、
脂環式及び芳香族酸の中から選ばれる。これらの中で
も、ブチルアルコール、2−エチルヘキサノン酸及びナ
フテン酸が好ましい。これらの化合物は、単独で、又は
水酸基(水のものを含む)及び遊離及び/又は結合形の
カルボキシル基/ネオジム原子の比が2/1ないし80/1の
範囲であれば、部分的又は完全にネオジム(ネオジムア
ルコラート、フェネート及びカルボキシレート)と組合
せて使用される。
触媒活性を改善する点で、水酸基放出剤として一定量の
水を添加することは好ましいことが見出された。さらに
詳述すれば、水のこの効果は、アルミニウム有機金属化
合物又は相当する水素化物誘導体中のアルミニウム原子
/添加した水のモル数の比を1/1ないし5/1の範囲内、好
ましくは約2/1に維持する際に達成される。
触媒の調製に使用されるハロゲン放出化合物は、好まし
くは塩酸、塩化ジエチルアルミニウム、ジ塩化エチルア
ルミニウム、トリ塩化アルミニウム、塩化第3ブチル、
塩化ベンジル及び塩化ベンゾイルの中から選ばれる。特
に、塩酸を水溶液の形で使用することが好ましく、所望
の含水量を提供できる。
アルミニウム有機金属化合物及び相当する水素化物誘導
体としては、トリアルキルアルミニウム及び水素化アル
キルアルミニウムがある。好ましくは、トリエチルアル
ミニウム、トリイソブチルアルミニウム及びモノ水素化
ジイソブチルアルミニウムが使用される。
各触媒成分の量は、アルミニウム/ネオジムの原子比が
20/1ないし80/1となり、ハロゲン/ネオジムの原子比が
0.2/1ないし3/1となるように選択される。
好適な具体例によれば、水酸基(水のものを含む)及び
/又はカルボキシル基/ネオジム原子の比は3/1ないし3
0/1程度であり、アルミニウム/ネオジムの原子比は25/
1ないし50/1程度であり、ハロゲン/ネオジムの原子比
は1/1ないし2/1程度である。
本発明の方法によれば、上記触媒成分を炭化水素ビヒク
ル中、室温又はこれよりも高い温度で接触させることに
より触媒混合物を調製する。
触媒成分の添加順序及び添加方法は問題ではないが、1
具体例によれば、室温(20°ないし25℃)において、炭
化水素ビヒクル中、各成分を以下の順序で接触させる。
(1)ネオジムアルコラート、フェネート及び/又はカ
ルボキシレート (2)アルミニウム有機金属化合物及び/又は相当する
水素化物誘導体 (3)ハロゲン化合物 (4)ヒドロキシル及び/又はカルボキシル化合物及び
/又は水 他の具体例によれば、温度50°ないし80℃において、炭
化水素ビヒクル中、以下の順序で各成分を接触させても
よい。
(1)酸化ネオジム (2)ヒドロキシル及び/又はカルボキシル有機化合物 (3)ハロゲン化合物 (4)水 この場合には、ついで混合物を室温(20℃ないし25℃)
に冷却し、アルミニウム有機金属化合物又は相当する水
素化物誘導体を添加する。
上記の如く操作することにより、触媒溶液あるいは相当
する炭化水素ビヒクル中に触媒の大部分が溶解している
触媒混合物が得られる。
本発明の方法で使用する触媒の調製工程を図に示す。
このようにして得られた触媒混合物を液状ブタジエン単
量体と、ブタジエンのg分子数/ネオジムg原子の比が
104ないし4×105となる割合で混合する。混合は良好な
均質化が可能ないかなる装置、たとえば攪拌容器内で行
なわれる。また、混合は適切に選択された温度で行なわ
れる。反応による熱はブタジエンを一定圧力で蒸発さ
せ、ついで再循環させることにより除去される。
連続法による1具体例によれば、触媒混合物流と不溶性
の固状物質を含有するブタジエン懸濁液流とを、上記割
合となるよう、別々に反応器に供給することもできる。
延長された重合反応器では、反応塊状物はピストン又は
実質的にピストンによって移動される。この目的には、
たとえば重合反応中の塊状物が自浄性単一スクリュー又
は二スクリューによって移動される押出機が好適であ
る。
一般に、重合反応は、30℃以上の入口温度及び130℃以
下の出口温度、好ましくは50℃ないし60℃程度の入口温
度及び80℃ないし100℃程度の出口温度の間で行なわれ
る。
重合反応を行なう際の圧力は、ブタジエンが液相に存在
しうる程度である。上記温度範囲については、圧力3な
いし18バール(絶対圧)とすることが便利である。
上記の一般条件下で操作し、滞留時間ないし120分とす
る場合には、反応器の他端において、重合体含量約25重
量%ないし約70重量%をもつ混合物が排出される。ま
た、好適条件では、滞留時間は20ないし60分程度であ
る。経済性の面から、ブタジエンの相当する重合体への
変化については比較的高い変化率で操作することが便利
であり、重合体含量60ないし70重量%をもつ混合物が反
応器から排出される。
本発明の1具体例によれば、重合反応器を出る混合物を
混合装置に供給し、ここで重合停止剤及び重合体の熱酸
化劣化に対する安定化剤を、好ましくはブタジエン溶液
の形で供給する。また、好ましくは水又は樹脂酸の如き
有機酸、又は高級脂環族アルコール(たとえば、分子中
に炭素原子8ないし18個を含有する)、又はこれらの組
合せを、触媒成分全体の少なくとも5ないし10倍量(モ
ル)で供給することにより、触媒を不活性化する。
なお、酸以外に、重合停止剤に溶解する塩基化剤、たと
えばアンモニア、アミン、エポキシド及びアルカリ金属
の有機塩(アルコラート及びカルボキシレート)を添加
することが好ましい。さらに、好適には、重合体の保存
のための通常の抗酸化剤(たとえば、立体障害フェノー
ル及び亜リン酸塩)に加えて、第2アミン及びエポキシ
ドの如きラジカル捕獲剤が炭化水素溶液に添加される。
これら2種の溶液は便宜的にエマルジョン化される。
このように処理した塊状物を、つづいて、近接する加熱
スクリュー装置(溶媒除去押出機)に供給し、ここで10
0℃ないし180℃の範囲の温度及び大気圧又はこれに近い
圧力下で操作することにより、揮発性物質を蒸発除去す
る。この処理により、未変化のブタジエン、触媒混合物
と導入された低沸点溶媒及び触媒系の脱活性化に必要な
量よりも過剰に導入された水が除去される。得られたブ
タジエン及び低沸点溶媒については、分離及び再循環の
ための通常の処理を行なう。
本発明の方法に従って操作することにより、代表的に
は、揮発性物質含量が約1重量%以下の乾燥安定状態の
ポリブタジエンが得られる。この重合体は、一般に97%
以上のシス 1,4ユニット含量及び30ないし80以上のムー
ニー粘度(ML1+4,100℃)をもつ。
本発明の方法を利用することにより、非常に高いシス
1,4ユニット含量をもつが、ゲルを含有しない直状ポリ
ブタジエンが得られる。この重合体については、触媒残
留物を分離するための洗浄が必要とならない。
さらに、本発明の方法は、簡単かつ便利であり、エネル
ギ消費も低く、しかも経済性についての問題点がない。
上述の方法は、ブタジエンと、たとえばイソプレン、ピ
ペリレンの如き他のジオレフィンとの共重合にも有利に
利用され、必須的に1,4 シス構造を有する共重合体が得
られる。
次に、本発明を説明するため実施例について述べるが、
これらは本発明を限定するものではない。
実施例1 触媒溶液の調製 テフロンコーティングした金属板(12×55mm)を、壁強
化ガラス瓶(容積100ml)に導入し、その後、以下の物
質を順次導入した。
ナフテン酸(酸化鉄 200) 19.8g Nd2O3(95%) 4.04g 塩化第3ブチル 4.25ml パラフィン油 45.0ml 瓶をネオプレン製密閉有孔王冠で閉止し、80℃に恒温制
御した水浴中に移した。磁石の作用により、金属板を回
転させた。5分後、37%HCl水溶液(C.Erba製)0.08ml
を、ゴムシールを介して挿入したミクロシリンジによ
り、反応混合物に添加した。約80分後、懸濁液の色は灰
色から栗色に変化した。80℃において計3時間反応器を
行った。得られた濃厚溶液を室温で3時間放置した後滴
定したところ、Nd含量が0.343モル/lであることを示し
た。
乾燥N2雰囲気下で導入された(イソ−C4H9)2AlHの0.97
モルパラフィン油溶液820mlを収容するガラスフラスコ
に、機械的に攪拌しながら、上記溶液を約5分間で導入
した。
このようにして得られた溶液を、使用前、室温に24時間
維持した。元素分析では以下の結果を示した。
Nd 0.027(g原子/l) Al 0.892 Cl 0.040 重合反応(比較例) 重合反応器は、水平方向に配置された容積約2.8lの鋼製
シリンダでなり、ハイパワーモータによって40rpmで回
転される機械的攪拌機(シャフト及びブレード)及び反
応によって生成する蒸気を運び、冷却し、再循環するた
めの装置(反応器の上方部に設置)を具備する。電気抵
抗内蔵加熱ジャケットをさらに具備する反応器におい
て、ポンプにより減圧し(0.1トル)、その後、下記の
成分を順次導入した。
ブタジエン 1000g 上述の触媒溶液 (Nd 0.61ミリモル) 22.6ml 触媒を導入する前に、反応器内のブタジエンを60℃に恒
温制御した。平衡圧は約6.7気圧であり、反応中、この
圧力を維持した。重合の際、熱ロスを補償するため、壁
温度を内部温度よりも2〜3℃高い温度に維持した。
反応塊状物から生じた蒸気を、反応器サイクルから、−
78℃の冷エチルアルコール中に浸漬されかつレベルイン
ジケータを具備する回収タンクに接続された鋼製コイル
(4×6)に供給した。始めから底部に一定の高さまで
ブタジエンが導入されているタンク内には、存在する液
体を約−15℃に維持するために冷流体が循環される他の
鋼製コイルが設置されている。このタンクから計測ポン
プにより液体を取出し、タンク内のレベルを一定に保つ
ように液体を反応器に戻した。
攪拌機のシャフトを駆動するモータによって消費される
電力を電流計によって監視した。電力は最初の約10分間
は一定であり、その後、約24分までは徐々に上昇した。
かかる事実は、攪拌機の動きを妨害(回転の速度が低下
する)する量及びコンシステンシーをもつ重合体塊状物
が生成していることを示す。
開始時から26.75分後に、蒸留、脱気した水0.5lを反応
器に導入することにより、重合反応を停止した。その
後、まず圧力を除き、ついでオートクレーブ(そのジケ
ットについては初期の温度(60℃)に維持した)内を減
圧下におくことにより、未反応のブタジエンを除去し
た。
開放した反応器の各部位(計7ケ所)から一定量の重合
体を採取し、それぞれを別々に50℃、減圧下で乾燥し
た。各サンプルについて測定されたムーニー粘度(1+
4,100℃)MLは下記のとおりであった。
MLmax(測定された最高値) 52 MLmin(測定された最低値) 34 ML (全重合体た平均値) 42.5 得られた生成物は全体で591gであった(変化率59.1
%)。
赤外線により測定した1,4−シスユニット含量は98.2%
であり、25℃、テトラヒドロフラン中で測定した固有粘
度は3.6であり、ゲル又はミクロゲルは存在しなかっ
た。
実施例2−4 ブタジエンの重合に関し、実施例1に記載のものと同じ
装置及び同じ操作法に従って、ただし、反応器を閉止
し、ブタジエンを導入する前に、各種の量のポリエチレ
ン(PE)粉末(粒子サイズ50ないし25ミクロンを有する
粒子が80%を占める)を導入して、3種類のテストを行
った。
得られた結果を第1表に示す。なお変化率(%)は、PE
の重量を除外した生成重合体に関するものである。
実施例5−7 実施例1に記載した如く操作し、同じ装置を使用し、同
じ反応体及び量に関して、ただし各種の量のシーライト
(ケイ酸塩、表面積1−3m2/g)を添加してテストを行
った。反応器を閉止し、減圧する前に、シーライトを反
応器に充填した。
得られた結果を第2表に示す。
実施例8および9 実施例1と同様にして、ただしブタジエン及び触媒を導
入する前にそれぞれ導入したTiO215g及びタルク50gの存
在下で操作して、2種類のブタジエン重合テストを行っ
た。
反応26.75分後、前述の方法に従って水を導入すること
により、反応を停止し(実施例1参照)、得られた重合
体を評価した。結果を次表に示す。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の方法で使用する触媒の調製工程を示す図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−283608(JP,A) 特開 昭59−226011(JP,A) 特公 昭48−13716(JP,B1) 特公 平3−22887(JP,B2)

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不活性炭化水素ビヒクル中で、a)ネオジ
    ムの酸化物、b)ナフテン酸、c)塩化第3ブチル、及
    びd)少なくとも1の有機アルミニウム化合物又は相当
    する水素化物誘導体を、カルボキシル基/ネオジム原子
    の比が2/1ないし80/1となる前記化合物a)及び化合物
    b)の量で接触させて、アルミニウム/ネオジムの原子
    比が20/1ないし80/1であり、かつハロゲン/ネオジムの
    原子比が0.2/1ないし3/1である触媒混合物を調製し;該
    触媒混合物及び液状ブタジエンを、ネオジムのg原子当
    たりブタジエン104ないし4×105g分子の割合で、攪拌
    状態に維持された重合反応器に断続的に、又はピストン
    により流動される栓流混合物について重合が行われる延
    長された反応器の一方の端に連続的に供給し、重合反応
    の液相からのブタジエン単量体の一部蒸発により温度を
    制御しながら、重合体含量が25重量%ないし70重量%で
    ある混合物が得られるまで重合させ、得られた該混合物
    を前記重合反応器から取出し;前記反応器から排出され
    た混合物から1,4−シス−ポリブタジエン又はブタジエ
    ン共重合体を分離、回収することからなる溶媒又は希釈
    剤の不存在下、又は実質的に不存在下におけるブタジエ
    ン単量体の触媒重合反応又は共重合反応を介して1,4−
    シス−ポリブタジエン又はブタジエンと他のジオレフィ
    ンとの共重合体を製造する方法において、前記重合反応
    を、ポリエチレン、シーライト、TiO2及びタルクでなる
    群の中から選ばれる反応系に不溶の固状物質の存在下で
    行うことを特徴とする、ブタジエン重合体又は共重合体
    の製造法。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の製造法におい
    て、使用する固状物質の量が生成する重合体の50重量%
    以下である、ブタジエン重合体又は共重合体の製造法。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項記載の製造法におい
    て、前記固状物質の量が生成する重合体の1ないし10重
    量%である、ブタジエン重合体又は共重合体の製造法。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項記載の製造法におい
    て、前記触媒用の不活性炭化水素ビヒクルが、ブタン、
    ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン及びヘプタン、又
    はこれらの混合物、オイル−エキステンドポリブタジエ
    ンの処方に適するパラフィン油又は炭化水素油の中から
    選ばれるものである、ブタジエン重合体又は共重合体の
    製造法。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1項記載の製造法におい
    て、前記有機アルミニウム化合物及び相当する水素化物
    誘導体が、アルミニウムトリアルキル及び水素化アルキ
    ルアルミニウムの中から選ばれるものである、ブタジエ
    ン重合体又は共重合体の製造法。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第5項記載の製造法におい
    て、前記アルミニウム化合物が、トリエチルアルミニウ
    ム、トリイソブチルアルミニウム及びモノ水素化ジイソ
    ブチルアルミニウムの中から選ばれるものである、ブタ
    ジエン重合体又は共重合体の製造法。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第1項記載の製造法におい
    て、前記有機アルミニウム化合物又は相当する水素化物
    誘導体のアルミニウム:水のモル数の比が1:1ないし5:1
    となる量で触媒に水を添加する、ブタジエン重合体又は
    共重合体の製造法。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第7項記載の製造法におい
    て、前記比が2:1である、ブタジエン重合体又は共重合
    体の製造法。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第1項記載の製造法におい
    て、カルボキシル基/ネオジム原子の比が3/1ないし30/
    1であり、前記アルミニウム/ネオジムの原子比が25/1
    ないし50/1であり、ハロゲン/ネオジムの原子比が1/1
    ないし2/1である、ブタジエン重合体又は共重合体の製
    造法。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第1項記載の製造法にお
    いて、前記重合反応を圧力3ないし18バール(絶対圧)
    で行う、ブタジエン重合体又は共重合体の製造法。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第1項記載の製造法にお
    いて、重合の際の滞留時間が10ないし120分である、ブ
    タジエン重合体又は共重合体の製造法。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲第11項記載の製造法にお
    いて、滞留時間が20ないし60分である、ブタジエン重合
    体又は共重合体の製造法。
  13. 【請求項13】特許請求の範囲第1項記載の製造法にお
    いて、前記重合反応を、自浄性単一又は二スクリューを
    具備する押出機形の装置において、入口温度30℃以上及
    び出口温度130℃以下に維持して一段階式に連続して行
    う、ブタジエン重合体又は共重合体の製造法。
  14. 【請求項14】特許請求の範囲第1項記載の製造法にお
    いて、前記重合反応を、温度30ないし130℃に維持した
    攪拌状態の均一系反応器を使用して連続的に行う、ブタ
    ジエン重合体又は共重合体の製造法。
  15. 【請求項15】特許請求の範囲第1項記載の製造法にお
    いて、前記重合反応を、温度30ないし130℃に維持した
    攪拌状態の反応器において断続的に行う、ブタジエン重
    合体又は共重合体の製造法。
  16. 【請求項16】特許請求の範囲第1項記載の製造法にお
    いて、前記重合反応中に蒸発されたブタジエン単量体を
    凝縮し、重合反応に直接再循環する、ブタジエン重合体
    又は共重合体の製造法。
  17. 【請求項17】特許請求の範囲第1項記載の製造法にお
    いて、前記重合反応器と直列に接続された混合装置で、
    前記重合反応からの混合物に重合停止剤及び熱酸化劣化
    に対する安定化剤を添加する、ブタジエン重合体又は共
    重合体の製造法。
  18. 【請求項18】特許請求の範囲第17項記載の製造法にお
    いて、重合停止剤が、水、有機酸及びC8-C18脂肪族アル
    コールから選ばれるものである、ブタジエン重合体又は
    共重合体の製造法。
  19. 【請求項19】特許請求の範囲第18項記載の製造法にお
    いて、アンモニア、アミン、エポキシド及びアルカリ金
    属の有機塩(アルコラート及びカルボキシレート)から
    選ばれる塩基性化剤を水又はアルコールに添加する、ブ
    タジエン重合体又は共重合体の製造法。
  20. 【請求項20】特許請求の範囲第17項記載の製造法にお
    いて、抗酸化剤又は第2アミン及びエポキシドの如きラ
    ジカル捕獲剤を前記重合停止剤と併用する、ブタジエン
    重合体又は共重合体の製造法。
  21. 【請求項21】特許請求の範囲第17項ないし第20項のい
    ずれか1項に記載の製造法において、前記重合停止剤及
    び前記ラジカル捕獲剤を液状ブタジエンのエマルジョン
    として供給する、ブタジエン重合体又は共重合体の製造
    法。
  22. 【請求項22】特許請求の範囲第1項記載の製造法にお
    いて、特許請求の範囲第17項記載の混合装置と直列に接
    続された加熱スクリュー装置において温度100℃ないし1
    80℃、大気圧下で操作することにより反応混合物及び添
    加剤から低沸点物質を除去する、ブタジエン重合体又は
    共重合体の製造法。
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