JPH0676283B2 - 粒状の農園芸水和剤組成物 - Google Patents

粒状の農園芸水和剤組成物

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JPH0676283B2
JPH0676283B2 JP60077769A JP7776985A JPH0676283B2 JP H0676283 B2 JPH0676283 B2 JP H0676283B2 JP 60077769 A JP60077769 A JP 60077769A JP 7776985 A JP7776985 A JP 7776985A JP H0676283 B2 JPH0676283 B2 JP H0676283B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、粒状(顆粒状)の農園芸水和剤組成物に関す
る。
〔従来の技術とその問題点〕
農薬原体の製剤には水和剤以外に粒剤、乳剤、フロアプ
ル剤など種々の剤型があるが、水和剤は高濃度に農薬原
体を含有させることができると同時に、農薬原体の種類
に関係なく製剤化が可能である点で優れている。
しかしながら、水和剤は無機鉱物性粉末等と共に農薬原
体が微粉に粉砕されているため、使用にあたつて散布液
を調製する際、袋の開封と同時に微粉が舞い上ると共
に、薬剤の計量にも手間がかかつていた。
そこで、近年、水和剤を粒状にする試みがなされてい
る。しかしながら、従来の水和剤をそのまま粒状にした
場合、水中で崩壊しなかつたり、安定な分散液を与えな
かつたり種々の問題があつた。これを解決する方法とし
て、農薬活性成分にでん粉及び水溶性無機塩とを配合し
てなる粒状水和剤の提案(特公昭53-12577号公報)もな
されているが、初期分散性又は自己分散性や懸濁安定性
の点において、必ずしも満足しうるものではなかつた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明者らは、粒体としての特性が良好で、水
中での崩壊性に優れ且つ安定な分散液を与える粒状水和
剤を得るべく鋭意研究を行つた結果、特定の化合物を特
定の割合で配合した水和剤組成物としたとき上記目的が
達成されることを見い出し本発明を完成した。
即ち、本発明は、農薬原体50重量%以上を含有する粒状
の高濃度農薬原体水和剤中に分散剤を10〜40重量%配合
せしめることを特徴とする粒状の農園芸水和剤組成物を
提供するものである。
(1)不飽和カルボン酸およびその誘導体からなる単量
体群から選ばれる1種又は2種以上を必須成分とする水
溶性または水分散性重合体。
(2)スチレンスルホン酸塩を必須構成単量体とする水
溶性又は水分散性重合体。
(3)置換基として炭化水素基を有することもある芳香
族化合物のスルホン化物のホルマリン縮合物又はその
塩。
本発明に係る上記(1)〜(3)の分散剤を具体的に説
明する。
(1)不飽和カルボン酸およびその誘導体からなる単量
体群から選ばれる1種又は2種以上を必須成分とする水
溶性または水分散性重合体。
重合体(1)の製造に用いられる単量体としては、アク
リル酸、メタアクリル酸などの不飽和モノカルボン酸、
マレイン酸などの不飽和ジカルボン酸、これらの誘導体
たとえば上記の酸のアルキルエステル(メチルエステル
など)、アルカリ金属塩(ソーダ塩など)、アンモニウ
ム塩および有機アミン塩(トリエタノールアミン塩な
ど)、これらの混合物がある。これらの単量体の他に共
重合成分として酢酸ビニル、イソブチレン、ジイソブチ
レン、スチレンのような共重合可能な単量体を加えるこ
ともできる。
これらの単量体を重合させる方法は従来から公知の方法
で行なわれる。単量体成分の割合および重合体の重合度
はとくに制約はないが、重合体は少なくとも水溶性また
は水分散性であることが必要である。
具体的な例としてはアクリル酸重合物、メタアクリル酸
重合物、アクリル酸とメタアクリル酸との共重合物、ア
クリル酸とメタアクリル酸ポリオキシエチレンエステル
との共重合物、アクリル酸とアクリル酸メチルエステル
との共重合物、アクリル酸と酢酸ビニルとの共重合物、
アクリル酸とマレイン酸の共重合物、マレイン酸とイソ
ブチレンの共重物、マレイン酸とスチレンとの共重合物
など、およびこれらとアルカリ金属、アンモニアおよび
有機アミンとの塩が挙げられる。これらの重合体を2種
以上用いることもできる。
(2)スチレンスルホン酸塩を必須構成単量体とする水
溶性又は水分散性重合体 スチレンスルホン酸塩の単独重合体はスチレンスルホン
酸塩を重合するか、或いはポリスチレンをスルホン化す
ることにより容易に製造することができる。スチレンス
ルホン酸塩の重合体は次の式で表わされる骨格を有する
ものである。
分子量は1000以上、好ましくは100.00〜300万である。
MはLi,Na,K等のアルカリ金属塩類又はNH3、アルキルア
ミン、アルカノールアミン等を意味する。
また、スチレンスルホン酸塩と他の単量体との共重合体
はスチレンスルホン酸塩と他の単量体を共重合するか或
いはスチレンと他の単量体との共重合体をスルホン化す
ることにより容易に製造することができる。共重合の相
手の単量体としてはアルキルアクリレート、アルキルメ
タクリレート、ビニルアルキルエーテル、酢酸ビニル、
エチレン、プロピレン、ブチレン、ブタジエン、ジイソ
ブチレン、塩化ビル、塩化ビニリデン、アクリルニトリ
ル、スチレン等の疎水性単量体、及びアクリル酸、メタ
クリル酸、マレイン酸、フマール酸、無水マレイン酸、
ビニルアルコール、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、ジアセトンアクリルアミド、N-ビニルピロリドン、
2-アクリルアミド‐2-メチルプロパンスルホン酸、メタ
クリルスルホン酸、キシレンスルホン酸、ナフタレンス
ルホン酸等の親水性単量体等が用いられる。好ましい共
重合体としては、(メタ)アクリル酸‐スチレンスルホ
ン酸共重合体塩が挙げられる。共重合体中の(メタ)ア
クリル酸とスチレンスルホン酸のモル比は1/10〜10/1、
好ましくは1/3〜7/1である。また、平均分子量は1000〜
100万、好ましくは1万〜70万である。当該共重合体の
塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム
塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、
モノイソプロパノールアミン塩、ジイソプロパノールア
ミン塩、トリイソプロパノールアミン塩、2-アミノ‐2-
メチルプロパン‐1,3-ジオール塩などがあげられる。ま
た、性能を阻害しない程度に未中和部分を残しておいて
差し支えない。
(3)置換基として炭化水素基を有することもある芳香
族化合物のスルホン化物のホルマリン縮合物又はその塩 具体的には石油スルホン酸誘導体、リグニンスルホン酸
誘導体、ナフタレンスルホン酸誘導体、キシレンスルホ
ン酸誘導体、アルキルベンゼンスルホン酸誘導体等のホ
ルマリン縮合物である。
本発明に係る上記化合物(3)は、例えばナフタレン、
アルキル置換ベンゼン、アルキル置換ナフタレン、アン
スラセン、アルキル置換アンスラセン、リグニン、石油
残渣中の芳香環を有するものなどを、一般の方法によ
り、スルホン化し、引き続き造塩反応、更にホルマリン
縮合することにより得られる。この場合、縮合度は、好
ましくは、2〜30、更に好ましくは、3〜10である。こ
こで、縮合度が2以下の時は、縮合による効果が少な
く、又、30を越えると、高分子量化するため、溶解性な
どの点により、実用上問題を生ずる。
使用する芳香族化合物としては、各種のものが使用可能
であるが、好ましくは、リグニン、キシレン、トルエ
ン、ナフタレンまたは、炭素数1〜6のアルキルナフタ
レンを使用すれば良く、勿論、これらの混合物でもよ
い。
塩としては、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金
属、カルシウムなどのアルカリ土類をはじめ、アミン、
アンモニウム塩なども使用される。
本発明の水和剤組成物中における分散剤の配合割合は10
〜40重量%、好ましくは10〜20重量%である。10重量%
未満では粒状高濃度農薬原体水和剤の初期分散性が発現
されない。一方、40重量%を超えると経済性に乏しく、
またかえって懸濁安定性が低下する。
本発明に用いられる農薬原体とは殺虫剤、殺菌剤、殺ダ
ニ剤、除草剤、植物生育調整剤であり、例えば、 O,O-ジイソプロピル‐S-ベンジルチオホスフエート〔IB
P〕、O,O-ジエチル‐S-(エチルチオエチル)ジチオホ
スフエート、O,O-ジメチル‐S-(エチルチオエチル)ジ
チオホスフエート、O,O-ジプロピル‐O-(4-メチルチオ
フエニル)ホスフエート、O,S-ジメチルアセチルホスフ
オロアミドチオエート、2-メトキシ‐4H-1,3,2-ベンゾ
ジオキサホスフオリン‐2-スルフイド、O,O-ジメチル‐
O-(2,2,2-トリクロロ‐1-ハイドロキシエチル)ホスフ
エート、O,O-ジエチル‐O-(2-イソプロピル‐4-メチル
‐6-ピリミジニル)チオホスフエート〔ダイアジノ
ン〕、O,O-ジメチル‐S-〔メトキシ‐2-オキソ‐2,3-ジ
ハイドロ‐1,3,4-チアジアゾイール‐(3)‐メチル〕
ジオチホスフエート、ジメチル‐S-(2-エチルスルフイ
ニールイソプロピル)チオホスフエート、 2-sec-ブチルフエニル‐N-メチルカーバメート〔BPM
C〕、1-ナフチル‐N-メチルカーバメート〔NAC〕、2-イ
ソプロピルフエニル‐N-メチルカーバメート〔MIPC〕、
3,5-ジメチルフエニル‐N-メチルカーバメート、ジメチ
ル〔(1,2-フエニレン)ビス‐(イミノカルボノチオイ
ル)〕ビスカーバメート〔トツプジンM〕、 1,3-ビス(カーバモイルチオ)‐2-(N,N-ジメチルアミ
ノ)プロパン、 N′‐(2-メチル‐4-クロロフエニル)N,N-ジメチルフ
オルムアミジン〔クロロフエナミジン〕、 1,4,5,6,7,8,8-ヘプタクロロ‐3a,4,7,7a-テトラハイド
ロ‐4,7-エンド‐メタノインデン、 S-メチル‐N-(メチルカーバモイルオキシ)チオアセト
イミデート、 1,2-ジブロモ‐3-クロロプロパン テトラクロロイソフタロニトリル、 N-(トリクロルメチルチオ)‐4-シクロヘキセン‐1,2-
ジカルボシイミド、シス‐N-〔(トリクロロメチル)チ
オ〕‐4-シクロヘキセン‐1,2-ジカルボキシイミド〔キ
ヤプタン〕、シス‐N-〔(1,1,2,2テトラクロロエチ
ル)チオ〕4-シクロヘキセン1,2-ジカルボキシイミド
〔ダイホルタン〕、 2,4-ジクロロ‐6-(O-クロルアニリノ)‐1,3,5-トリア
ジン、 N,N-ジエチル‐S-4-クロロベンジルチオカーバメート
〔ベンチオカーブ〕、 1-(4-ジフルオロクロロメチルカプト‐3-クロロフエニ
ル)‐3,3-ジメチルウレア〔KUE〕、 2,4-ジクロルフエニル‐4-ニトロフエニルエーテル、2,
4,6-トリクロルフエニル‐4-ニトロフエニルエーテル、 3,4-ジクロロプロピオンアニライド〔DCPA〕、 2-メチルチオ‐4,6-ビス(エチルアミノ)‐S-トリアジ
ン〔シメトリン〕、 3-イソプロピル‐2,1,3-ベンゾチアジアジノン‐(4)
‐2,2-ジオキサイド〔ペンタゾン〕、 2-クロル‐2′,6′‐ジエチル‐N-(ブトオキシメチ
ル)‐アセトアニライド、 S-エチル‐N,N-ヘキサメチレンチオカーバメート〔モリ
ネート〕、 γ‐(2-メチル‐4-クロロフエノキシ)酪酸エチル〔MC
PB〕、 などが挙げられる。これらは1種類を使用することも、
また2種類以上を使用し混合製剤とすることも可能であ
る。
本発明の水和剤組成物中における農薬原体の配合割合は
50重量%以上、好ましくは60〜85重量%である。
本発明の水和剤組成物には必要に応じ鉱物質粉末を配合
することもできる。
鉱物質粉末として使用できるものの例を挙げるが、これ
らはいずれも300メツシユ以下のものが好ましく、本発
明の目的とする粒体の一部に凹部を有する粒状物を容易
に製造することができる。鉱物質粉末として具体的に
は、ロウ石、タルク、カオリン、炭酸カルシウム、ベン
トナイト、硅石粉、石灰石粉末、酸性白土、硅藻土類粉
末、石こう、軽石粉末、貝がら類粉末、雲母粉末、コロ
イド性含水硅酸ソーダなどがある。
鉱物質粉末を配合する場合、本発明の水和剤組成物中に
おける鉱物質粉末の配合割合は0〜40重量%以上、好ま
しくは2〜30重量%である。
上記成分のほかに、必要に応じ湿展剤としてポリオキシ
エチレンアルキルアリールエーテル等の界面活性剤等を
配合してもよい。
本発明の粒状の水和剤組成物は通常の方法により製剤す
ることができる。乾式打錠方法によつても製剤は可能で
ある。しかし、より効率的には、湿式法によるのが好ま
しい。即ち、農薬原体粉末、あるいは農薬原体と無機鉱
物質粉末、あるいは無機鉱物質粉末に農薬原体を噴霧し
たものに、分散剤と適量の水を加え、更に所望により補
助剤を配合したものを、練合し、例えば転動造粒、流動
造粒、破砕造粒、若しくは押出造粒等の湿式造粒するの
が好ましい。
本発明は、粒状組成物の大きさ及び形状によつて制限さ
れるものではない。例えば直径約50μ(約270メツシ
ユ)乃至1cm程度の大きさのものを得る場合に適用する
ことができる。一方、形状について「粒状」という表現
を厳密に定義づけることは本発明では、余り意味がな
く、球状、円筒状、橢円状、その他不定形のもの等、通
常の造粒方法によつて与えられるであろう形状の一切を
包含するものと理解されたい。それ故錠剤と称されるも
のも、この意味に於いて本発明の範囲に属するものであ
る。
〔効果〕
本発明の粒状水和剤組成物を用いることにより、高濃度
に有効成分を含有し、初期分散性に優れ、懸濁安定性良
好な粒状水和剤を得ることができる。本発明の水和剤組
成物の効果が顕著なのは農薬原体が50重量%以上、なか
んづく60〜85重量%の系であり、その際の分散剤の配合
割合は10〜20重量%である。即ち、本発明の粒状水和剤
組成物は計量容器で計量し、そのまま水に投入し1〜2
分放置したのち撹拌混合すれば容易に、安定な散布のた
めの懸濁液を与える。
また粒状であるため一定薬量をあらかじめ網状容器に包
装し、一定量の水に投入して散布液を調製することもで
きる。また一定容量の水の入る容器に、一定薬量をあら
かじめ内蔵させておき、使用時に容器に水を入れて散布
液を調製することもできる。
〔実施例〕
以下に実施例及び試験例により本発明を具体的に説明す
る。
試験例1 試料の調整 固体の農薬原体の場合、原体単独で粉砕を行うか、粉砕
効率を上げるため場合によつては若干の無機鉱物質(ク
レー、ホワイトカーボンなど)を入れ粉砕する。
その粉砕品に分散剤と水を加え練合し、0.8mmのスクリ
ーンをつけた押出式造粒機で造粒し、20〜32メツシユに
整粒し、30℃にて乾燥後粒状水和剤組成物とする。
分散性評価 250mlの有栓シリンダーに3度硬水を125ml入れ、上記の
方法で調整した試料1.2gを静かに投入する。
自己分散性を観察すると同時に、有栓シリンダーを2秒
に1回転倒する方法で、投入粒がすべて崩壊分散する転
倒回数を数える。
自己分散性の評価基準は次の通りである。
4 二次凝集物を形成せずすぐさま分散する。
3 二次凝集物を形成しないが投入粒子の50%が分散し
ない。
2 二次凝集物を形成しないが、投入粒子の80%以上が
分散しない。
1 粒子間の凝集を生じ投入粒子の100%が分散しな
い。
懸濁安定性は下記の方法にもとずいておこなつた。
試料をビーカーに精秤し、20℃の3度硬水50mlを加えて
よく混合分散させる。それを250mlの有栓シリンダーに
移し、更に20℃の3度硬水を加えて250mlとし、15分間
静置したのち1分間に30回はげしく振倒させ、5分間静
置する。次に25mlのホールピペツトを液中に入れ、その
先端を液の中央に保ち、検液25mlを静かに取り、ガラス
フイルターを用いて過し残分を105℃4時間乾燥し下
記の式より懸垂率を求める。
A:最初に精秤した試料の重量 B:採取検液の乾燥残査重量 実施例1 あらかじめ粉砕したキヤプタン原体80重量%に、アクリ
ル酸重合物のソーダ塩を20重量%、水15重量%を加え練
合し試験例1の方法に従つて調整した。
実施例2 あらかじめ粉砕したキヤプタン原体80重量%にアクリル
酸と無水マレイン酸の共重合物のソーダ塩を20重量%、
水15重量%を加え練合し、試験例1の方法に従つて調整
した。
実施例3 あらかじめ粉砕したキヤプタン原体80重量%にアクリル
酸とポリオキシエチレンメタアクリレートの共重合物の
ソーダ塩20重量%、水15重量%を加え練合し、試験例1
の方法に従つて調整した。
実施例4 あらかじめ粉砕したキヤプタン原体80重量%にスチレン
スルホン酸のソーダ塩の重合体15重量%、クレー5重量
%、水15重量%を加え練合し、試験例1の方法に従つて
調整した。
実施例5 あらかじめ粉砕したキヤプタン原体80重量%にスチレン
スルホン酸のソーダ塩とアクリル酸の共重合物15重量
%、ホワイトカーボン5重量%、水20重量%を加え練合
し、試験例1の方法に従つて調整した。
実施例6 あらかじめ粉砕したキヤプタン原体80重量%にスチレン
スルホン酸のソーダ塩と無水マレイン酸の共重合物15重
量%、ホワイトカーボン5重量%、水20重量%を加え練
合し、試験例1の方法に従つて調整した。
実施例7 あらかじめ粉砕したトツプジンM原体70重量%にスチレ
ンスルホン酸のソーダ塩とキシレンスルホン酸のソーダ
塩の共重合物20重量%、クレー10重量%、水20重量%を
加え練合し試験例1の方法に従つて調整した。
実施例8 あらかじめ粉砕したトツプジンM原体70重量%にスチレ
ンスルホン酸のソーダ塩とナフタレンスルホン酸のソー
ダ塩の共重合物20重量%、クレー10重量%、水20重量%
を加え練合し、試験例1の方法に従つて調整した。
実施例9 あらかじめ粉砕したダイホルタン原体80重量%にナフタ
レンスルホン酸のソーダ塩のホルマリン縮合物20重量
%、水20重量%を加え練合し、試験例1の方法に従つて
調整した。
実施例10 あらかじめ粉砕したダイホルタン原体80重量%にナフタ
レンスルホン酸のソーダ塩とキシレンスルホン酸のホル
マリン縮合物20重量%、水20重量%を加え練合し、試験
例1の方法にしたがつて調整した。
実施例11 あらかじめ粉砕したダイホルタン原体80重量%にメタア
クリル酸重合物のソーダ塩を18重量%、ポリオキシエチ
レンノニルフエノールエーテル2重量%、水15重量%を
加え練合し、試験例1の方法に従つて調整した。
比較例1 あらかじめ粉砕したキヤプタン原体80重量%に、アルキ
ルベンゼンスルホン酸ソーダ塩を20重量%、水15重量%
を加え練合し、試験例1の方法に従つて調整した。
比較例2 あらかじめ粉砕したトツプジンM原体70重量%にポリオ
キシエチレンステアリルエーテル20重量%、クレー10重
量%、水20重量%を加え練合し、試験例1の方法に従つ
て調整した。
比較例3 あらかじめ粉砕したダイホルタン原体80重量%にアルキ
ル硫酸ソーダを20重量%、水20重量%を加え、練合し試
験例1の方法に従つて調整した。
以上の実施例及び比較例の水和剤組成物の評価結果を表
1に示す。
以上の結果、本発明の水和剤組成物は優れた自己分散性
を示すためシリダーの転倒回数も非常に少なくてすむ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】農薬原体50重量%以上を含有する粒状の高
    濃度農薬原体水和剤中に下記(1)〜(3)の化合物群
    より選ばれる1種以上の化合物からなる分散剤を10〜40
    重量%配合せしめることを特徴とする粒状の農園芸水和
    剤組成物。 (1)不飽和カルボン酸およびその誘導体からなる単量
    体群から選ばれる1種又は2種以上を必須成分とする水
    溶性または水分散性重合体。 (2)スチレンスルホン酸塩を必須構成単量体とする水
    溶性または水分散性重合体。 (3)置換基として炭化水素基を有することもある芳香
    族化合物のスルホン化物のホルマリン縮合物またはその
    塩。
  2. 【請求項2】農薬原体の配合割合が60〜85重量%で、分
    散剤の配合割合が10〜20重量%である特許請求の範囲第
    1項記載の農園芸水和剤組成物。
JP60077769A 1985-04-12 1985-04-12 粒状の農園芸水和剤組成物 Expired - Lifetime JPH0676283B2 (ja)

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