JPH0676155B2 - 用紙ジャム検出機構 - Google Patents
用紙ジャム検出機構Info
- Publication number
- JPH0676155B2 JPH0676155B2 JP62145646A JP14564687A JPH0676155B2 JP H0676155 B2 JPH0676155 B2 JP H0676155B2 JP 62145646 A JP62145646 A JP 62145646A JP 14564687 A JP14564687 A JP 14564687A JP H0676155 B2 JPH0676155 B2 JP H0676155B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- gripper
- winding drum
- sheet
- detection mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、用紙ジャム検出機構、特に、ドラムに単票の
用紙を巻付け巻付ドラムの回転と同期しながらインクあ
るいはトナーを介して印字を行うプリンタの用紙ジャム
検出機構に関する。
用紙を巻付け巻付ドラムの回転と同期しながらインクあ
るいはトナーを介して印字を行うプリンタの用紙ジャム
検出機構に関する。
従来の用紙ジャム検出機構は、用紙の先端および後端を
巻付けドラムの外周上に設けられた用紙グリッパではさ
み込み、巻付けドラムと同期させながらインクあるいは
トナーで印字を行っており、単票の用紙が用紙グリッパ
に正常に噛み合っていない場合の用紙ジャム検出には、
巻付けドラムの外周近傍に設けられたジャム検出レバー
を介して光電センサ等動作させ、用紙のジャム検出を行
っていた。
巻付けドラムの外周上に設けられた用紙グリッパではさ
み込み、巻付けドラムと同期させながらインクあるいは
トナーで印字を行っており、単票の用紙が用紙グリッパ
に正常に噛み合っていない場合の用紙ジャム検出には、
巻付けドラムの外周近傍に設けられたジャム検出レバー
を介して光電センサ等動作させ、用紙のジャム検出を行
っていた。
しかしながら、このような上述した従来の用紙ジャム検
出機構は、用紙の弾性でジャム検出レバーを作動させ、
検出スイッチによりジャム検出を行うことになっている
ので、弾性のない用紙あるいは用紙グリッパの一部分の
みしか用紙の先端もしくは後端をつかめなかったような
中途半端な用紙ジャムではジャム検出レバーの自重ある
いはイナーシャに打ち勝つだけ動作力が発生せず、用紙
ジャムでありながら検出不能となり印字ヘッドの破損，
印字不良等の原因となるという欠点があった。
出機構は、用紙の弾性でジャム検出レバーを作動させ、
検出スイッチによりジャム検出を行うことになっている
ので、弾性のない用紙あるいは用紙グリッパの一部分の
みしか用紙の先端もしくは後端をつかめなかったような
中途半端な用紙ジャムではジャム検出レバーの自重ある
いはイナーシャに打ち勝つだけ動作力が発生せず、用紙
ジャムでありながら検出不能となり印字ヘッドの破損，
印字不良等の原因となるという欠点があった。
本発明の用紙ジャム検出機構は、単票の用紙をシートフ
ィーダより吸引し、用紙の先端が巻付ドラムの外周に設
けられた光電センサ位置まで用紙グリッパが来たとき、
一時、巻付ドラムの回転を停止させ、キャリアフレーム
を巻付ドラムの軸方向に走査させ用紙グリッパが正常に
用紙の先端と噛み合っていることを検知後、さらに巻付
ドラムを回転させ用紙の後端が用紙グリッパに噛み込ま
れた後前述した動作を繰り返し用紙の先端および後端が
正常に噛み合っていることを確認後印字開始するように
構成される。
ィーダより吸引し、用紙の先端が巻付ドラムの外周に設
けられた光電センサ位置まで用紙グリッパが来たとき、
一時、巻付ドラムの回転を停止させ、キャリアフレーム
を巻付ドラムの軸方向に走査させ用紙グリッパが正常に
用紙の先端と噛み合っていることを検知後、さらに巻付
ドラムを回転させ用紙の後端が用紙グリッパに噛み込ま
れた後前述した動作を繰り返し用紙の先端および後端が
正常に噛み合っていることを確認後印字開始するように
構成される。
次に本発明の実施例について、図面を参照して説明す
る。
る。
第１図は本発明の一実施例を示す斜視図である。
第１図に示す用紙ジャム検出機構において、シートフィ
ーダにセットされた用紙１は図示しない駆動ローラによ
り一枚づつ繰り出され巻付ドラム２に供給される。巻付
ドラム２は回転方向Ａに回転しており、巻付ドラム２の
外周には用紙１の先端をキャッチする用紙グリッパ３お
よび後端をキャッチする用紙グリッパ４が設置されそれ
ぞれ図示しないカム等により用紙グリッパ3,4は開閉す
る。用紙グリッパ3,4は用紙端に均等に圧力が加わるよ
うくし歯形状にすると共に黒色にメッキされている。巻
付ドラム２の軸上には同期検出円板５が設けられ丁度前
後のグリッパ位置上に検出穴6,7を有しさらに位置検出
センサ８が設定されている。
ーダにセットされた用紙１は図示しない駆動ローラによ
り一枚づつ繰り出され巻付ドラム２に供給される。巻付
ドラム２は回転方向Ａに回転しており、巻付ドラム２の
外周には用紙１の先端をキャッチする用紙グリッパ３お
よび後端をキャッチする用紙グリッパ４が設置されそれ
ぞれ図示しないカム等により用紙グリッパ3,4は開閉す
る。用紙グリッパ3,4は用紙端に均等に圧力が加わるよ
うくし歯形状にすると共に黒色にメッキされている。巻
付ドラム２の軸上には同期検出円板５が設けられ丁度前
後のグリッパ位置上に検出穴6,7を有しさらに位置検出
センサ８が設定されている。
キャリアフレーム９は前後２本のガイド軸10により支持
され巻付ドラム２の軸方向Ｂに走査する。キャリアフレ
ーム９の上には印字ヘッド11およびグリッパ検知光電ス
イッチ12が搭載されている。
され巻付ドラム２の軸方向Ｂに走査する。キャリアフレ
ーム９の上には印字ヘッド11およびグリッパ検知光電ス
イッチ12が搭載されている。
次に第１図に示す実施例の動作について説明する。
シートフィーダより用紙１が供給されると用紙１の先端
は用紙グリッパ３により噛み込まれると同時に巻付ドラ
ム２は回転方向Ａに回転し、同期検出円板５の上の検出
穴６が位置検出センサ８により検出されるまで送られ、
検出と同時に巻付ドラム５の回転は一時停止させる。こ
こで、キャリアフレーム９を走査させ、用紙グリッパ３
上をグリッパ検知光電センサ12で走査する。この時正常
に、用紙グリッパ３により用紙１の先端がキャッチされ
ていれば第２図に示すような出力波形13を示す。
は用紙グリッパ３により噛み込まれると同時に巻付ドラ
ム２は回転方向Ａに回転し、同期検出円板５の上の検出
穴６が位置検出センサ８により検出されるまで送られ、
検出と同時に巻付ドラム５の回転は一時停止させる。こ
こで、キャリアフレーム９を走査させ、用紙グリッパ３
上をグリッパ検知光電センサ12で走査する。この時正常
に、用紙グリッパ３により用紙１の先端がキャッチされ
ていれば第２図に示すような出力波形13を示す。
しかしながら正常にキャッチされていない場合、用紙グ
リッパ３の黒色部の反射光が位置検出センサ８に戻らな
いため正常な出力波形13が得られず用紙グリッパ３のキ
ャッチミスを検知できる。
リッパ３の黒色部の反射光が位置検出センサ８に戻らな
いため正常な出力波形13が得られず用紙グリッパ３のキ
ャッチミスを検知できる。
用紙１の後端も前述した動作を繰り返すことによりキャ
ッチミスを検知することができる。
ッチミスを検知することができる。
両端ともに正常にキャッチされている場合のみ、印字を
開始し、キャッチミスが発生した場合は用紙排出を行い
次の用紙の吸入により印字を行う。
開始し、キャッチミスが発生した場合は用紙排出を行い
次の用紙の吸入により印字を行う。
本発明の用紙ジャム検出機構は単票の用紙が巻付ドラム
の外周に設けられたくし歯状の用紙グリッパに正常に噛
み込まれ、キャリアフレーム上に設けられた光電センサ
位置まで用紙グリッパが来たとき、一時、巻付ドラムの
回転を停止させ、キャリアフレームを巻付ドラムの軸方
向に走査させ用紙グリッパが正常に用紙の先端と噛み合
っていることを検知後、さらにドラムを回転させ用紙の
後端が用紙グリッパに噛み込まれた後前述した動作を繰
り返すことにより、用紙ジャム検出を確実に行うことが
できるという効果がある。
の外周に設けられたくし歯状の用紙グリッパに正常に噛
み込まれ、キャリアフレーム上に設けられた光電センサ
位置まで用紙グリッパが来たとき、一時、巻付ドラムの
回転を停止させ、キャリアフレームを巻付ドラムの軸方
向に走査させ用紙グリッパが正常に用紙の先端と噛み合
っていることを検知後、さらにドラムを回転させ用紙の
後端が用紙グリッパに噛み込まれた後前述した動作を繰
り返すことにより、用紙ジャム検出を確実に行うことが
できるという効果がある。
第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は第１
図に示す実施例における出力信号を説明するための説明
図である。 １……用紙、２……巻付ドラム、3,4……用紙グリッ
パ、５……同期検出円板、6,7……検出穴、８……位置
検出センサ、９……キャリアフレーム、10……ガイド
軸、11……印字ヘッド、12……グリッパ検知光電スイッ
チ、13……出力波形、 Ａ……回転方向、Ｂ……軸方向。
図に示す実施例における出力信号を説明するための説明
図である。 １……用紙、２……巻付ドラム、3,4……用紙グリッ
パ、５……同期検出円板、6,7……検出穴、８……位置
検出センサ、９……キャリアフレーム、10……ガイド
軸、11……印字ヘッド、12……グリッパ検知光電スイッ
チ、13……出力波形、 Ａ……回転方向、Ｂ……軸方向。
Claims (1)
- 【請求項１】単票の用紙の先端および後端が前記用紙を
巻付けるための巻付ドラムに設けられた用紙グリッパに
正常に噛み合ったことを検出するための第１の検出手段
と、前記用紙グリッパが前記第１の検出手段の検出範囲
に位置したことを検出する第２の検出手段とを備え、 前記第１の検出手段は、前記第２の検出手段で前記用紙
グリッパが検出されると、前記巻付ドラムに対し軸方向
に移動して、前記用紙の先端および後端を検出すること
を特徴とする用紙ジャム検出機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62145646A JPH0676155B2 (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | 用紙ジャム検出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62145646A JPH0676155B2 (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | 用紙ジャム検出機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63310431A JPS63310431A (ja) | 1988-12-19 |
| JPH0676155B2 true JPH0676155B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=15389822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62145646A Expired - Lifetime JPH0676155B2 (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | 用紙ジャム検出機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0676155B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2763387B2 (ja) * | 1990-07-20 | 1998-06-11 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置及び該シート搬送装置を有するプリンタ |
| CN109941532B (zh) * | 2019-05-06 | 2024-01-26 | 安徽中烟工业有限责任公司 | 硬盒卷烟包装机的内衬纸下纸到位检测装置及其检测方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58157655A (ja) * | 1982-03-13 | 1983-09-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 用紙の把持ミス検出装置 |
| JPS6259059A (ja) * | 1985-09-09 | 1987-03-14 | Ricoh Co Ltd | ドラム給紙装置 |
-
1987
- 1987-06-10 JP JP62145646A patent/JPH0676155B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63310431A (ja) | 1988-12-19 |
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