JP3302718B2 - サーマルプリンタ - Google Patents
サーマルプリンタInfo
- Publication number
- JP3302718B2 JP3302718B2 JP10667592A JP10667592A JP3302718B2 JP 3302718 B2 JP3302718 B2 JP 3302718B2 JP 10667592 A JP10667592 A JP 10667592A JP 10667592 A JP10667592 A JP 10667592A JP 3302718 B2 JP3302718 B2 JP 3302718B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- line head
- label
- guide
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラベルプリンタ等に利
用されるサーマルプリンタに関するものである。
用されるサーマルプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のサーマルプリンタは、例えば、用
紙搬送路上にプラテンローラを回転自在に軸支し、この
プラテンローラに接離自在に対向する発熱素子アレイが
前縁部に形成されたラインヘッドを後縁部で揺動自在に
軸支した構造などとなっている。ここで、このようなサ
ーマルプリンタでは、例えば、用紙搬送路上を順次配送
される印刷用紙の位置を検知してラインヘッドの駆動タ
イミングを制御する必要があるので、例えば、このライ
ンヘッドの後縁部と用紙搬送路との間隙に用紙検知セン
サを配置するなどしている。
紙搬送路上にプラテンローラを回転自在に軸支し、この
プラテンローラに接離自在に対向する発熱素子アレイが
前縁部に形成されたラインヘッドを後縁部で揺動自在に
軸支した構造などとなっている。ここで、このようなサ
ーマルプリンタでは、例えば、用紙搬送路上を順次配送
される印刷用紙の位置を検知してラインヘッドの駆動タ
イミングを制御する必要があるので、例えば、このライ
ンヘッドの後縁部と用紙搬送路との間隙に用紙検知セン
サを配置するなどしている。
【0003】そこで、このような構造のサーマルプリン
タの先行技術として、本出願人が実願平3-98205号や実
願平3-98975号等に提案したプリンタ装置を図4及び図
5に基づいて説明する。まず、このサーマルプリンタで
あるラベルプリンタ1では、図4に例示するように、本
体ハウジング2の内部前後に画像印刷部3と用紙供給部
4とが設けられており、この用紙供給部4はロール状に
巻回された印刷用紙である内巻きのラベルシート5や外
巻きのラベルシート6を回転自在に軸支する構造となっ
ている。ここで、このラベルシート5,6に画像印刷を
行なう前記画像印刷部3は、支持軸7により後縁部で揺
動自在に軸支したラインヘッド8をプラテンローラ9上
に接離自在に押圧保持した構造となっており、図5に例
示するように、この画像印刷部3や前記用紙供給部4
は、下部ハウジング10上に後縁部で揺動自在に軸支さ
れた上部ハウジング11で被われている。そして、この
ラベルプリンタ1では、前記ラベルシート5,6のラベ
ル位置を透過センサ12で検知するようになっており、
この透過センサ12の発光素子と受光素子(共に図示せ
ず)との各々は、前記ラインヘッド8の後縁部の下方に
位置する用紙ガイドである一対のガイド板13,14に
内蔵されている。
タの先行技術として、本出願人が実願平3-98205号や実
願平3-98975号等に提案したプリンタ装置を図4及び図
5に基づいて説明する。まず、このサーマルプリンタで
あるラベルプリンタ1では、図4に例示するように、本
体ハウジング2の内部前後に画像印刷部3と用紙供給部
4とが設けられており、この用紙供給部4はロール状に
巻回された印刷用紙である内巻きのラベルシート5や外
巻きのラベルシート6を回転自在に軸支する構造となっ
ている。ここで、このラベルシート5,6に画像印刷を
行なう前記画像印刷部3は、支持軸7により後縁部で揺
動自在に軸支したラインヘッド8をプラテンローラ9上
に接離自在に押圧保持した構造となっており、図5に例
示するように、この画像印刷部3や前記用紙供給部4
は、下部ハウジング10上に後縁部で揺動自在に軸支さ
れた上部ハウジング11で被われている。そして、この
ラベルプリンタ1では、前記ラベルシート5,6のラベ
ル位置を透過センサ12で検知するようになっており、
この透過センサ12の発光素子と受光素子(共に図示せ
ず)との各々は、前記ラインヘッド8の後縁部の下方に
位置する用紙ガイドである一対のガイド板13,14に
内蔵されている。
【0004】このような構成において、このラベルプリ
ンタ1では、図4(a)に例示するような内巻きのラベル
シート5と同図(b)に例示するような外巻きのラベルシ
ート6との一方を選択的に利用するようになっている。
そこで、用紙供給部4内に格納された内巻きや外巻きの
ラベルシート5,6をガイド板13,14で画像印刷部
3まで誘導し、この画像印刷部3のプラテンローラ9で
搬送されるラベルシート5,6のラベル(図示せず)にラ
インヘッド8の発熱走査で所定画像を印刷するようにな
っている。この時、このラベルプリンタ1では、プラテ
ンローラ9等で配送されるラベルシート5,6上のラベ
ルの位置を透過センサ12で検知してラインヘッド8の
動作タイミングを制御するようになっている。
ンタ1では、図4(a)に例示するような内巻きのラベル
シート5と同図(b)に例示するような外巻きのラベルシ
ート6との一方を選択的に利用するようになっている。
そこで、用紙供給部4内に格納された内巻きや外巻きの
ラベルシート5,6をガイド板13,14で画像印刷部
3まで誘導し、この画像印刷部3のプラテンローラ9で
搬送されるラベルシート5,6のラベル(図示せず)にラ
インヘッド8の発熱走査で所定画像を印刷するようにな
っている。この時、このラベルプリンタ1では、プラテ
ンローラ9等で配送されるラベルシート5,6上のラベ
ルの位置を透過センサ12で検知してラインヘッド8の
動作タイミングを制御するようになっている。
【0005】また、このラベルプリンタ1では、ラベル
シート5,6の交換やジャム処理等を行なう場合は、図
5に例示したように、上部ハウジング11とラインヘッ
ド8とを上方に揺動させて用紙供給部4と画像印刷部3
とを露出させるようになっており、用紙供給部4上のラ
ベルシート5,6を画像印刷部3にセットする場合は、
手作業でラベルシート5,6をガイド板13,14間に
挿入してプラテンローラ9上に位置させるようになって
いる。
シート5,6の交換やジャム処理等を行なう場合は、図
5に例示したように、上部ハウジング11とラインヘッ
ド8とを上方に揺動させて用紙供給部4と画像印刷部3
とを露出させるようになっており、用紙供給部4上のラ
ベルシート5,6を画像印刷部3にセットする場合は、
手作業でラベルシート5,6をガイド板13,14間に
挿入してプラテンローラ9上に位置させるようになって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したラベルプリン
タ1では、上部ハウジング11とラインヘッド8とを上
方に揺動させた状態でラベルシート5,6をガイド板1
3,14間に挿入することで、用紙供給部4上のラベル
シート5,6を画像印刷部3にセットすることができ
る。
タ1では、上部ハウジング11とラインヘッド8とを上
方に揺動させた状態でラベルシート5,6をガイド板1
3,14間に挿入することで、用紙供給部4上のラベル
シート5,6を画像印刷部3にセットすることができ
る。
【0007】しかし、ガイド板13,14の間隙と同様
な間隙がガイド板13とラインヘッド8との間にも存す
るため、ここにラベルシート5,6を挿入してしまう場
合がある。この場合、ガイド板13,14に内蔵された
透過センサ12がラベルシート5,6のラベルを検知す
ることができないので、ラインヘッド8の印刷動作に不
良が発生することになる。
な間隙がガイド板13とラインヘッド8との間にも存す
るため、ここにラベルシート5,6を挿入してしまう場
合がある。この場合、ガイド板13,14に内蔵された
透過センサ12がラベルシート5,6のラベルを検知す
ることができないので、ラインヘッド8の印刷動作に不
良が発生することになる。
【0008】
【課題を解決するための手段】プラテンに接離自在に対
向するラインヘッドを構成するブラケットを後縁部で揺
動自在に軸支し、前記ブラケットの後縁部の下方に相対
向する用紙ガイドを設け、これらの用紙ガイドの少なく
とも一方に用紙検知センサを設けたサーマルプリンタに
おいて、前記ブラケットの揺動により前記プラテンから
前記ラインヘッドが離反した位置では、前記ブラケット
の後縁部が、前記ラインヘッド側の前記用紙ガイドを被
うことにより前記ラインヘッド側とは離れた側の前記用
紙ガイドに対向する用紙挿入ガイドになる。
向するラインヘッドを構成するブラケットを後縁部で揺
動自在に軸支し、前記ブラケットの後縁部の下方に相対
向する用紙ガイドを設け、これらの用紙ガイドの少なく
とも一方に用紙検知センサを設けたサーマルプリンタに
おいて、前記ブラケットの揺動により前記プラテンから
前記ラインヘッドが離反した位置では、前記ブラケット
の後縁部が、前記ラインヘッド側の前記用紙ガイドを被
うことにより前記ラインヘッド側とは離れた側の前記用
紙ガイドに対向する用紙挿入ガイドになる。
【0009】
【作用】用紙挿入ガイドによって上方の用紙ガイドとラ
インヘッドとの間隙が遮蔽されるので、この間隙に印刷
用紙が挿入されるような誤操作を防止することができ
る。
インヘッドとの間隙が遮蔽されるので、この間隙に印刷
用紙が挿入されるような誤操作を防止することができ
る。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図1ないし図3に基づいて
説明する。まず、このサーマルプリンタであるラベルプ
リンタ15では、図1に例示するように、本体ハウジン
グ2の内部前方に画像印刷部3が設けられると共に内部
後方に用紙供給部4が設けられており、この用紙供給部
4はロール状に巻回された印刷用紙であるラベルシート
5,6を回転自在に軸支する構造となっている。ここ
で、このラベルシート5,6に画像印刷を行なう画像印
刷部3は、支持軸7により後縁部で揺動自在に軸支した
ラインヘッド16をプラテンローラ9上に接離自在に押
圧保持した構造となっており、この画像印刷部3や用紙
供給部4は、下部ハウジング10上に後縁部で揺動自在
に軸支された上部ハウジング11で被われている。そし
て、このラベルプリンタ15では、ラベルシート5,6
のラベル位置を透過センサ12で検知するようになって
おり、この透過センサ12の発光素子と受光素子(共に
図示せず)との各々は、前記ラインヘッド16の後縁部
の下方に位置する用紙ガイドである一対のガイド板1
3,14に内蔵されている。
説明する。まず、このサーマルプリンタであるラベルプ
リンタ15では、図1に例示するように、本体ハウジン
グ2の内部前方に画像印刷部3が設けられると共に内部
後方に用紙供給部4が設けられており、この用紙供給部
4はロール状に巻回された印刷用紙であるラベルシート
5,6を回転自在に軸支する構造となっている。ここ
で、このラベルシート5,6に画像印刷を行なう画像印
刷部3は、支持軸7により後縁部で揺動自在に軸支した
ラインヘッド16をプラテンローラ9上に接離自在に押
圧保持した構造となっており、この画像印刷部3や用紙
供給部4は、下部ハウジング10上に後縁部で揺動自在
に軸支された上部ハウジング11で被われている。そし
て、このラベルプリンタ15では、ラベルシート5,6
のラベル位置を透過センサ12で検知するようになって
おり、この透過センサ12の発光素子と受光素子(共に
図示せず)との各々は、前記ラインヘッド16の後縁部
の下方に位置する用紙ガイドである一対のガイド板1
3,14に内蔵されている。
【0011】そして、このラベルプリンタ15では、前
記ラインヘッド16の後縁部が後方に延長されて用紙挿
入ガイド17となっており、同図(b)及び図2に例示す
るように、この用紙挿入ガイド17は前記ラインヘッド
16が上方に揺動した状態で上方のガイド板13の後縁
部を被うと共に下方のガイド板14に対向するようにな
っている。なお、本実施例のラベルプリンタ15では、
図3に例示するように、ガイド板13は用紙搬送路の一
方にのみ配置されており、ここではラベルシート5,6
の誘導よりも透過センサ12の配置を主眼としている。
また、本実施例のラベルプリンタ15のラインヘッド1
6は、実際には支持軸7で軸支されたブラケット18内
にヘッド基板19を装着した構造となっており、このヘ
ッド基板19上に発熱素子アレイが形成されている。
記ラインヘッド16の後縁部が後方に延長されて用紙挿
入ガイド17となっており、同図(b)及び図2に例示す
るように、この用紙挿入ガイド17は前記ラインヘッド
16が上方に揺動した状態で上方のガイド板13の後縁
部を被うと共に下方のガイド板14に対向するようにな
っている。なお、本実施例のラベルプリンタ15では、
図3に例示するように、ガイド板13は用紙搬送路の一
方にのみ配置されており、ここではラベルシート5,6
の誘導よりも透過センサ12の配置を主眼としている。
また、本実施例のラベルプリンタ15のラインヘッド1
6は、実際には支持軸7で軸支されたブラケット18内
にヘッド基板19を装着した構造となっており、このヘ
ッド基板19上に発熱素子アレイが形成されている。
【0012】このような構成において、このラベルプリ
ンタ15では、先行技術として前述したラベルプリンタ
1と同様に、内巻きと外巻きとのラベルシート5,6の
一方を選択的に利用するようになっている。そして、こ
のラベルプリンタ15でも、用紙供給部4内に格納され
た内巻きや外巻きのラベルシート5,6をガイド板1
3,14で画像印刷部3まで誘導し、この画像印刷部3
のプラテンローラ9で搬送されるラベルシート5,6の
ラベル(図示せず)にラインヘッド16の発熱走査で所定
画像を印刷するようになっている。また、このラベルプ
リンタ15では、上述のようにプラテンローラ9等で配
送されるラベルシート5,6上のラベルの位置を透過セ
ンサ12で検知してラインヘッド16の動作タイミング
を制御するようになっている。
ンタ15では、先行技術として前述したラベルプリンタ
1と同様に、内巻きと外巻きとのラベルシート5,6の
一方を選択的に利用するようになっている。そして、こ
のラベルプリンタ15でも、用紙供給部4内に格納され
た内巻きや外巻きのラベルシート5,6をガイド板1
3,14で画像印刷部3まで誘導し、この画像印刷部3
のプラテンローラ9で搬送されるラベルシート5,6の
ラベル(図示せず)にラインヘッド16の発熱走査で所定
画像を印刷するようになっている。また、このラベルプ
リンタ15では、上述のようにプラテンローラ9等で配
送されるラベルシート5,6上のラベルの位置を透過セ
ンサ12で検知してラインヘッド16の動作タイミング
を制御するようになっている。
【0013】そして、このラベルプリンタ15では、ラ
ベルシート5,6の交換やジャム処理等を行なう場合
は、図1(b)に例示したように、上部ハウジング11と
ラインヘッド16とを上方に揺動させて用紙供給部4と
画像印刷部3とを露出させるようになっており、用紙供
給部4上のラベルシート5,6を画像印刷部3にセット
する場合は、手作業でラベルシート5,6をガイド板1
3,14間に挿入してプラテンローラ9上に位置させる
ようになっている。
ベルシート5,6の交換やジャム処理等を行なう場合
は、図1(b)に例示したように、上部ハウジング11と
ラインヘッド16とを上方に揺動させて用紙供給部4と
画像印刷部3とを露出させるようになっており、用紙供
給部4上のラベルシート5,6を画像印刷部3にセット
する場合は、手作業でラベルシート5,6をガイド板1
3,14間に挿入してプラテンローラ9上に位置させる
ようになっている。
【0014】この時、このラベルプリンタ15では、ラ
ベルシート5,6を挿入するためにラインヘッド16を
上方に揺動させると、このラインヘッド16の後縁部の
用紙挿入ガイド17が上方のガイド板13の後縁部を被
うと共に下方のガイド板14に対向するようになってい
る。このようにすることで、この用紙挿入ガイド17に
よってガイド板13とラインヘッド16との間隙が遮蔽
されるので、この間隙にラベルシート5,6が挿入され
るような誤操作を確実に防止することができ、透過セン
サ12が検知不能な状態でラベルシート5,6が搬送さ
れるような誤動作が生じることがない。さらに、このラ
ベルプリンタ15では、上述のようにガイド板13の後
縁部を用紙挿入ガイド17が上方を被った状態では、こ
の用紙挿入ガイド17と下方のガイド板14との間隙の
開口は極めて大きいので、この間隙にラベルシート5,
6を挿入する作業が簡易で能率向上に寄与することがで
きる。
ベルシート5,6を挿入するためにラインヘッド16を
上方に揺動させると、このラインヘッド16の後縁部の
用紙挿入ガイド17が上方のガイド板13の後縁部を被
うと共に下方のガイド板14に対向するようになってい
る。このようにすることで、この用紙挿入ガイド17に
よってガイド板13とラインヘッド16との間隙が遮蔽
されるので、この間隙にラベルシート5,6が挿入され
るような誤操作を確実に防止することができ、透過セン
サ12が検知不能な状態でラベルシート5,6が搬送さ
れるような誤動作が生じることがない。さらに、このラ
ベルプリンタ15では、上述のようにガイド板13の後
縁部を用紙挿入ガイド17が上方を被った状態では、こ
の用紙挿入ガイド17と下方のガイド板14との間隙の
開口は極めて大きいので、この間隙にラベルシート5,
6を挿入する作業が簡易で能率向上に寄与することがで
きる。
【0015】なお、本実施例のラベルプリンタ15で
は、用紙検知センサとして発光素子と受光素子とが用紙
搬送路を介して相対向する透過センサ12を例示した
が、本発明は上記形式に限定されるものではなく、用紙
搬送路に一方向から対向する位置に発光素子と受光素子
とを並設した反射型センサなども用紙検知センサとして
実施可能である。この場合、このような反射型センサを
一対のガイド板13,14の一方に内蔵することになる
が、本発明は何れの場合にも適用可能である。また、本
実施例のラベルプリンタ15では、用紙ガイドをガイド
板13,14で形成することを例示したが、このような
用紙ガイドをフィードローラやベルトコンベヤ等で形成
することも実施可能である。
は、用紙検知センサとして発光素子と受光素子とが用紙
搬送路を介して相対向する透過センサ12を例示した
が、本発明は上記形式に限定されるものではなく、用紙
搬送路に一方向から対向する位置に発光素子と受光素子
とを並設した反射型センサなども用紙検知センサとして
実施可能である。この場合、このような反射型センサを
一対のガイド板13,14の一方に内蔵することになる
が、本発明は何れの場合にも適用可能である。また、本
実施例のラベルプリンタ15では、用紙ガイドをガイド
板13,14で形成することを例示したが、このような
用紙ガイドをフィードローラやベルトコンベヤ等で形成
することも実施可能である。
【0016】なお、本発明で云う前後方向や上下方向と
は、印刷用紙であるラベルシート5,6の搬送方向やラ
インヘッド16の前縁部の移動方向に基づいて表現した
ものであり、これは実施する機器の使用時の方向や部品
の配置等を限定するものではない。
は、印刷用紙であるラベルシート5,6の搬送方向やラ
インヘッド16の前縁部の移動方向に基づいて表現した
ものであり、これは実施する機器の使用時の方向や部品
の配置等を限定するものではない。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のように、プラテンに接離
自在に対向するラインヘッドを構成するブラケットを後
縁部で揺動自在に軸支し、前記ブラケットの後縁部の下
方に相対向する用紙ガイドを設け、これらの用紙ガイド
の少なくとも一方に用紙検知センサを設けたサーマルプ
リンタにおいて、前記ブラケットの揺動により前記プラ
テンから前記ラインヘッドが離反した位置では、前記ブ
ラケットの後縁部が、前記ラインヘッド側の前記用紙ガ
イドを被うことにより前記ラインヘッド側とは離れた側
の前記用紙ガイドに対向する用紙挿入ガイドになること
により、ブラケットの揺動によりプラテンからラインヘ
ッドが離反した位置では、ブラケットの後縁部である用
紙挿入ガイドによってラインヘッド側の用紙ガイドとラ
インヘッドとの間隙が遮蔽されるので、この間隙に印刷
用紙が挿入されるような誤操作を他部材を用いずにライ
ンヘッドのブラケットによって防止することができる等
の効果を有するものである。
自在に対向するラインヘッドを構成するブラケットを後
縁部で揺動自在に軸支し、前記ブラケットの後縁部の下
方に相対向する用紙ガイドを設け、これらの用紙ガイド
の少なくとも一方に用紙検知センサを設けたサーマルプ
リンタにおいて、前記ブラケットの揺動により前記プラ
テンから前記ラインヘッドが離反した位置では、前記ブ
ラケットの後縁部が、前記ラインヘッド側の前記用紙ガ
イドを被うことにより前記ラインヘッド側とは離れた側
の前記用紙ガイドに対向する用紙挿入ガイドになること
により、ブラケットの揺動によりプラテンからラインヘ
ッドが離反した位置では、ブラケットの後縁部である用
紙挿入ガイドによってラインヘッド側の用紙ガイドとラ
インヘッドとの間隙が遮蔽されるので、この間隙に印刷
用紙が挿入されるような誤操作を他部材を用いずにライ
ンヘッドのブラケットによって防止することができる等
の効果を有するものである。
【図1】本発明の実施例を示す縦断側面図である。
【図2】拡大した要部を示す縦断側面図である。
【図3】斜視図である。
【図4】本出願人が先に出願した先行技術を示す縦断側
面図である。
面図である。
【図5】メンテナンス時の形態を示す縦断側面図であ
る。
る。
5,6 印刷用紙 9 プラテン 12 用紙検知センサ 13,14 用紙ガイド 15 サーマルプリンタ 16 ラインヘッド 17 用紙挿入ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 15/04 B41J 2/32 B41J 25/304 B41J 29/48
Claims (1)
- 【請求項1】 プラテンに接離自在に対向するラインヘ
ッドを構成するブラケットを後縁部で揺動自在に軸支
し、前記ブラケットの後縁部の下方に相対向する用紙ガ
イドを設け、これらの用紙ガイドの少なくとも一方に用
紙検知センサを設けたサーマルプリンタにおいて、 前記ブラケットの揺動により前記プラテンから前記ライ
ンヘッドが離反した位置では、前記ブラケットの後縁部
が、前記ラインヘッド側の前記用紙ガイドを被うことに
より前記ラインヘッド側とは離れた側の前記用紙ガイド
に対向する用紙挿入ガイドになることを特徴とするサー
マルプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10667592A JP3302718B2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | サーマルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10667592A JP3302718B2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | サーマルプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05301404A JPH05301404A (ja) | 1993-11-16 |
JP3302718B2 true JP3302718B2 (ja) | 2002-07-15 |
Family
ID=14439650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10667592A Expired - Lifetime JP3302718B2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | サーマルプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3302718B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN212765324U (zh) * | 2018-01-11 | 2021-03-23 | 三菱电机株式会社 | 热敏打印机 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP10667592A patent/JP3302718B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05301404A (ja) | 1993-11-16 |
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