JPH0675921U - ハーネスクリップ - Google Patents
ハーネスクリップInfo
- Publication number
- JPH0675921U JPH0675921U JP022885U JP2288593U JPH0675921U JP H0675921 U JPH0675921 U JP H0675921U JP 022885 U JP022885 U JP 022885U JP 2288593 U JP2288593 U JP 2288593U JP H0675921 U JPH0675921 U JP H0675921U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- claw
- locking claw
- insertion hole
- band
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 係止爪に適当な可撓性を持たせることによ
り、バンド部の引張り作業時におけるバンド部のロック
爪と係合爪との摩擦抵抗を低下させて作業性を高めると
共に、その作業時における係止爪の変形や折損を防止す
る。 【構成】 台部11に形成した挿入孔11a内にバンド
部13を挿入し、該挿入孔の内面に形成した係合爪11
bにバンド部のロック爪13aを係合してワイヤーハー
ネス等の長尺物である被取付物2を取付パネル3に固定
するようにしたハーネスクリップにおいて、前記係止爪
の背面にスリット11cまたは肉薄部11dを形成し、
係止爪に適度な撓みを持たせたものである。
り、バンド部の引張り作業時におけるバンド部のロック
爪と係合爪との摩擦抵抗を低下させて作業性を高めると
共に、その作業時における係止爪の変形や折損を防止す
る。 【構成】 台部11に形成した挿入孔11a内にバンド
部13を挿入し、該挿入孔の内面に形成した係合爪11
bにバンド部のロック爪13aを係合してワイヤーハー
ネス等の長尺物である被取付物2を取付パネル3に固定
するようにしたハーネスクリップにおいて、前記係止爪
の背面にスリット11cまたは肉薄部11dを形成し、
係止爪に適度な撓みを持たせたものである。
Description
【0001】
本考案は、例えばワイヤーハーネスを自動車車体に固定するに際して使用する ハーネスクリップに関する。
【0002】
従来、この種のハーネスクリップとしては、例えば図5、図6に示すような形 式のものがあり、この形式におけるクリップ本体1は合成樹脂により一体成形さ れたもので、自動車等の取付パネル3の上面に載置される台部11と、該台部1 1の裏面から下方に延長され、前記取付パネル3に形成された取付孔31を貫通 する脚部12と、前記台部11の上面から一体に延長された帯状のバンド部13 とから構成されている。
【0003】 そして、前記脚部12の上部には取付パネル3の前記取付孔31の裏面周縁に 係合する係合段部12aが形成されており、脚部12を取付孔31内に嵌合する と、台部11の裏面と係合段部12aとによって取付パネル3は挟持され、従っ て、クリップ本体1は取付パネル3に固定される。
【0004】 また、前記台部11には前記バンド部13が挿通される挿入孔11aが形成さ れると共に、該挿入孔11a内には係止爪11bが突出して形成されている。一 方、バンド部13の一面には多数のロック爪13aが長手方向に沿って形成され ている。
【0005】 次に、上記従来例においてワイヤーハーネス等の長尺な被取付物2を前記取付 パネル3に取付ける方法について説明すると、先ず、被取付物2をバンド部13 によって巻付け、該バンド部13の先端部を台部11の挿入孔11aに上から挿 入する。次いで、取付パネル3の裏面から導出されたバンド部13の先端を引き 出し、更に引張ることにより該バンド部13で被取付物2を締付ける。そして、 この状態において、バンド部13のロック爪13aの何れかが、係止爪11bと 係合状態になる。したがって、締付けた後、その締付力を解除しても被取付物2 は固定された状態を維持する。
【0006】
ところで、前記した従来におけるハーネスクリップは、係止爪11bが台部1 1に形成した挿入孔11aの内面に突出状に形成されているため、バンド部13 を挿入孔11a内に挿入し、引張った場合に、係止爪11bの剛性が高いために 引っ張り力を高くしなければならず、作業性が悪いという問題があった。
【0007】 また、係止爪11bの剛性が高いため、バンド部13のロック爪13aとの摩 擦抵抗が大きく、従って、係止爪11bが図6に示すように下方に変形してしま って、係合力が低下してしまったり、最悪の場合には係止爪11bが折損して使 用不能となってしまうという問題もあった。
【0008】 本考案は前記した問題点を解決するもので、係止爪に対して適当な弾性力を与 えることにより、バンド部の引っ張り時におけるバンド部のロック爪と係合爪と の摩擦抵抗を低下させて引っ張り力が小さくても足りるようにすると共に、作業 時における係止爪の変形や折損を防止できるハーネスクリップを提供することを 目的とする。
【0009】
本考案のハーネスクリップは前記した目的を達成するもので、多数のロック爪 を長手方向に沿って形成したバンド部を一体に設けた台部と、上記台部と連設す る脚部とからなり、上記バンド部を台部に形成した挿入孔内に挿入し、該挿入孔 の内面に形成した係合爪と前記ロック爪とを係合してワイヤーハーネス等の長尺 物である被取付物を締付け,固定するようにしたハーネスクリップにおいて、前 記台部の挿入孔に形成され、前記ロック爪と係合する係止爪の背面にスリットま たは肉薄部を形成し、係止爪に適度な撓みを持たせたことを特徴とするものであ る。
【0010】
以下、本考案に係るハーネスクリップの実施例を図1乃至図4と共に説明する 。なお、前記した従来例と同一符号は同一部分を示し詳細な説明は省略する。ま た、実施例におけるバンド部13のロック爪13aは溝状のものを示したが、前 記した従来例のロック爪13aと同様な形状のものであってもよい。
【0011】 さて、図1乃至図3に示す本考案の第1実施例と前記した従来例との相違点は 、台部11に開設した挿入孔11aに形成する係止爪11bの背面に僅かな間隔 を介してスリット11cを形成した点であり、また、図4に示す他の実施例にあ っては、前記スリット11cに代えて肉薄部11dを形成した点である。
【0012】 そして、このように係止爪11bの背面にスリット11cあるいは肉薄部11 dを形成しておくと、被取付物2に巻き付いたバンド部13を挿入孔11a内に 徐々に挿入して引張る作業時において、バンド部13のロック爪13aが係止爪 11b部分を通過する毎に、該係止爪11bはロック爪13に押されるが、スリ ット11cあるいは肉薄部11dがあることによって背面側に微小に撓むことが できる。
【0013】 従って、バンド部13の挿入,引張り時におけるロック爪13aと係止爪11 bとの摩擦抵抗は小さくなって、引張り力は軽減されると共に、ロック爪の通過 時に係止爪11bは背面側に撓むので、変形や折損によって使用不能になるとい う問題を生じさせることがない。一方、係止爪11bはロック爪13aの通過時 には先に説明したように微小に背面側に撓むものの、その後は復元し、強固な係 合状態を維持する。
【0014】 なお、本実施例ではバンド部13の内面側(被取付物2に接する部分)にロッ ク爪13aを形成し、該ロック爪に対応する箇所に係止爪11bとスリット11 cを形成したが、例えば図5に示す従来例のように、バンド部13の外面側にロ ック爪13aを設け、その対応箇所に係止爪とスリットを形成してもよい。
【0015】
本考案は前記したように、係止爪の背面にスリットまたは肉薄部を形成するこ とによって係止爪に可撓性を持たせたので、バンド部の引っ張り作業時における バンド部のロック爪と係合爪との摩擦抵抗を低下させ、従って、小さな引っ張り 力でも締付け,固定作業が行えると共に、その作業時における係止爪の変形や折 損を未然に防止できる等の効果を有するものである。
【図1】本考案に係るハーネスクリップの一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】取付けた状態を示す断面図である。
【図4】本考案の他の実施例の要部の断面図である。
【図5】従来のハーネスクリップの取付け状態を示す断
面図である。
面図である。
【図6】同上の要部の断面図である。
1 クリップ本体 11 台部 11a 挿入孔 11b 係止爪 11c スリット 11c 肉薄部 12 脚部 13 バンド部 13a ロック爪 2 被取付物 3 取付パネル
Claims (1)
- 【請求項1】 多数のロック爪を長手方向に沿って形成
したバンド部を一体に設けた台部と、上記台部と連設す
る脚部とからなり、上記バンド部を台部に形成した挿入
孔内に挿入し、該挿入孔の内面に形成した係合爪と前記
ロック爪とを係合してワイヤーハーネス等の長尺物であ
る被取付物を締付け,固定するようにしたハーネスクリ
ップにおいて、前記台部の挿入孔に形成され、前記ロッ
ク爪と係合する係止爪の背面にスリットまたは肉薄部を
形成し、係止爪に適度な撓みを持たせたことを特徴とす
るハーネスクリップ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP022885U JPH0675921U (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | ハーネスクリップ |
KR2019940005565U KR970007059Y1 (ko) | 1993-04-07 | 1994-03-18 | 하니스 클립(harness clip) |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP022885U JPH0675921U (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | ハーネスクリップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0675921U true JPH0675921U (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=12095140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP022885U Pending JPH0675921U (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | ハーネスクリップ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0675921U (ja) |
KR (1) | KR970007059Y1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101400470B1 (ko) * | 2008-06-26 | 2014-05-28 | 현대자동차주식회사 | 차량용 밴드 케이블 |
KR200475852Y1 (ko) * | 2013-07-16 | 2015-01-09 | 주식회사 유라코퍼레이션 | 밴드 케이블 |
-
1993
- 1993-04-07 JP JP022885U patent/JPH0675921U/ja active Pending
-
1994
- 1994-03-18 KR KR2019940005565U patent/KR970007059Y1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101400470B1 (ko) * | 2008-06-26 | 2014-05-28 | 현대자동차주식회사 | 차량용 밴드 케이블 |
KR200475852Y1 (ko) * | 2013-07-16 | 2015-01-09 | 주식회사 유라코퍼레이션 | 밴드 케이블 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR970007059Y1 (ko) | 1997-07-15 |
KR940024647U (ko) | 1994-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2524861Y2 (ja) | ボルト係止用の係止部構造 | |
JP3267451B2 (ja) | バンドクリップ | |
US6203240B1 (en) | Component retaining legs | |
EP0660018A1 (en) | A tie | |
JPS5836190Y2 (ja) | ハ−ネスクリツプ | |
JPH0675921U (ja) | ハーネスクリップ | |
JP4152520B2 (ja) | 電線等の留め具 | |
JPH0216919Y2 (ja) | ||
JPH0673577U (ja) | ハーネスクリップ | |
JPS6328043Y2 (ja) | ||
JPH0716530U (ja) | ワイヤーハーネス固定用クランプ | |
JP3119435B2 (ja) | ワイヤハーネス用クリップ | |
JPH0893723A (ja) | ベルトクランプ | |
JP2528532Y2 (ja) | クランプ装置 | |
JP2603497Y2 (ja) | ガーニッシュ固定構造 | |
JPH0710672U (ja) | ワイヤハーネス用クリップ | |
JPH0635803Y2 (ja) | 自動車用内装材の取付構造 | |
JPS5836185Y2 (ja) | ケ−ブルホルダ− | |
JPH0310404Y2 (ja) | ||
JPH04310423A (ja) | トリムパネルを支持パネルに取り付ける固定装置 | |
JPH0649928Y2 (ja) | クリップ | |
JPH0331847Y2 (ja) | ||
JPH0515672Y2 (ja) | ||
JPS616015A (ja) | 作動伝達用ケ−ブル固定装置のクランプ脱落防止構造 | |
JPH059529Y2 (ja) |