JPH0674368U - 磁気カード - Google Patents

磁気カード

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Publication number
JPH0674368U
JPH0674368U JP2059193U JP2059193U JPH0674368U JP H0674368 U JPH0674368 U JP H0674368U JP 2059193 U JP2059193 U JP 2059193U JP 2059193 U JP2059193 U JP 2059193U JP H0674368 U JPH0674368 U JP H0674368U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
card
magnetic recording
punch
recording layer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2059193U
Other languages
English (en)
Inventor
浩一 青山
俊夫 黒井
佐藤  修
隆之 鎌田
貞一 一色
真之 波多野
Original Assignee
株式会社田村電機製作所
エヌ・ティ・ティ・データ通信株式会社
東京磁気印刷株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社田村電機製作所, エヌ・ティ・ティ・データ通信株式会社, 東京磁気印刷株式会社 filed Critical 株式会社田村電機製作所
Priority to JP2059193U priority Critical patent/JPH0674368U/ja
Publication of JPH0674368U publication Critical patent/JPH0674368U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気カードの逆差しを防止する。 【構成】 磁気カード1は、基材上に磁気記録層が塗布
され、磁気記録層は印刷層と保護層に覆われている。磁
気記録層には、カード1の読取り方向Aに沿ってカード
1の一側部側にストライプ状の磁気記録部6が設けられ
ている。そして、この磁気カード1には、磁気記録部6
の磁気情報が書き換えられるのに応じて、断面が星形の
パンチ孔9が穿設される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、クレジットカードやキャッシュカード等に使用される磁気カードに 関し、特に不正使用を防止する磁気カードに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の磁気カードは、図3および図4に示すように、ポリ塩化ビニ ール等からなる平面視矩形状を呈した薄板状の基材2上に磁気記録層3が塗布さ れ、上下面にデザインや模様等が表示された印刷層4、4が印刷されている。磁 気記録層3には、カード読取り方向Aに沿ってカードの一側部側にストライプ状 に磁気情報が記録された磁気記録部6が設けられている。7は断面形状が円形で 表裏を貫通した金種識別孔で、あらかじめ、磁気カード1に1個穿設されている 。この金種識別孔7は磁気カード1の金種によって、領域8内において穿設され る位置が異なり、この金種識別孔7を、図示を省略したカードリーダ装置側の光 検出手段によって検出することによって磁気カードの金種を識別している。
【0003】 9は断面形状が円形のパンチ孔で、カードリーダ装置に磁気カード1が挿入さ れ、使用金額に応じて磁気記録部6の磁気情報が書き換えられると、使用金額に 応じてカードリーダ装置内のパンチユニットによって穿孔されるものであって、 領域10内において複数個穿設され、このパンチ孔の数が残金の目安となる。同 時に、カードリーダ装置内に配設した光検出手段によりパンチ孔の穴の数が検出 され、この検出結果と磁気記録部6の磁気情報とを照合することによって、使用 済みカードの不正使用を防止する機能を果たしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した断面形状が円形のパンチ孔9による不正使用防止構造 では、パンチ孔9の断面形状と同一のパンチ孔を穿設するパンチユニットは市販 されているので、一般に入手し易く、このため、パンチ孔にカードと同じ材質、 例えば、同じ種類のカードを用いて、パンチ孔を埋め、さらに、磁気記録部6と 、磁気記録部6が読み取られる方向Aに沿った中心線Cに対して対称となる部位 11に新規の磁気情報を不正記録部として書き込み、カードを読み取り方向Aに 対して前後を逆にして差し込む、いわゆる逆差しという不正使用を防止できない といった欠点があった。
【0005】 したがって、本考案は、上記したような従来の欠点に鑑みてなされたものであ り、その目的とするところは、逆差しによる不正使用を防止した磁気カードを提 供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案に係る磁気カードは、基材の上に磁気記録 層が設けられ、この磁気記録層に磁気情報を記録した磁気記録部が設けられて、 磁気情報の書き換えにしたがってパンチ孔が穿設されて、前記パンチ孔の断面形 状を円以外とする。
【0007】
【作用】
本考案によれば、パンチ孔の断面形状を円以外としているので、このパンチ孔 と同形状のパンチ孔を穿設するパンチユニットが市販されていないので、パンチ 孔を完全に埋めることが困難となる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図1は本考案に係る磁気カ ードの平面図である。 同図において、従来技術と同一の構成および同等の構成については、同一の符 号を付して、詳細な説明は省略する。本考案の特徴とするところは、使用金額に 応じて領域10に穿設される第2のパンチ孔9の断面形状を星形とした点にある 。
【0009】 一般に、断面形状が星形のパンチ孔を形成するパンチユニットは、市販されて おらず、また、従来の円形よりも複雑な形状となるため、パンチ孔9と同形状の 埋設物を製作するは困難となり、仮に製作できたとしても、パンチ孔9を完全に 埋めるのが容易ではなく、少しでも隙間があると光検出手段によって、漏洩した 光を検出して、不正カードとして判断される。
【0010】 図2は本考案の第2の実施例を示す平面図である。この第2の実施例では、パ ンチ孔9の断面形状を白抜きの矢印形状とし、上述した第1の実施例と同様にこ のような形状を形成するパンチユニットが市販されていないことおよび形状が複 雑であることから、逆差しの不正を防止し得る。また、この第2の実施例におい ては、パンチ孔9の形状をカードの挿入方向の表示としても兼用することができ る。
【0011】 なお、本実施例では、パンチ孔9の断面形状を星形あるいは白抜きの矢印とし たが、これに限定されず、例えば、菱形、台形、五角形、六角形等種々の設計変 更が可能で、要は円形以外であればよい。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、基材の上に磁気記録層が設けられ、この磁気記 録層に磁気情報を記録した磁気記録部と、この磁気記録部の磁気情報の書き換え にしたがって穿設されるパンチ孔とが設けられ、パンチ孔の断面形状を円以外と し、市販のパンチユニットのパンチかすではパンチ孔に埋設できないようするこ とによって、パンチ孔を容易に完全に埋めることができないようにし、これによ って磁気記録部とカード読取り方向に沿った中心線に対して対称の部位に磁気記 録部と同一の磁気情報を書き込み不正記録部を設けて不正を行なう逆差しを困難 とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る磁気カードの平面図である。
【図2】本考案に係る磁気カードの第2の実施例の平面
図である。
【図3】従来の磁気カードの平面図である。
【図4】図3のIV-IV 線断面図である。
【符号の説明】
1 磁気カード 2 基材 3 磁気記録層 4 印刷層 5 保護層 6 磁気記録部 7 金種識別孔 9 パンチ孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/06 G11B 5/80 7303−5D (72)考案者 黒井 俊夫 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 エヌ・ ティ・ティ・データ通信株式会社内 (72)考案者 佐藤 修 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 エヌ・ ティ・ティ・データ通信株式会社内 (72)考案者 鎌田 隆之 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 エヌ・ ティ・ティ・データ通信株式会社内 (72)考案者 一色 貞一 東京都台東区台東一丁目5番1号 東京磁 気印刷株式会社内 (72)考案者 波多野 真之 東京都台東区台東一丁目5番1号 東京磁 気印刷株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材の上に磁気記録層が設けられ、この
    磁気記録層に磁気情報を記録した磁気記録部が設けられ
    て、磁気情報の書き換えにしたがってパンチ孔が穿設さ
    れる磁気カードにおいて、前記パンチ孔の断面形状を円
    以外としたことを特徴とする磁気カード。
JP2059193U 1993-03-30 1993-03-30 磁気カード Withdrawn JPH0674368U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2059193U JPH0674368U (ja) 1993-03-30 1993-03-30 磁気カード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2059193U JPH0674368U (ja) 1993-03-30 1993-03-30 磁気カード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0674368U true JPH0674368U (ja) 1994-10-21

Family

ID=12031494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2059193U Withdrawn JPH0674368U (ja) 1993-03-30 1993-03-30 磁気カード

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JP (1) JPH0674368U (ja)

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