JP3012362U - プリペイドカード - Google Patents

プリペイドカード

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Publication number
JP3012362U
JP3012362U JP1994016368U JP1636894U JP3012362U JP 3012362 U JP3012362 U JP 3012362U JP 1994016368 U JP1994016368 U JP 1994016368U JP 1636894 U JP1636894 U JP 1636894U JP 3012362 U JP3012362 U JP 3012362U
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JP
Japan
Prior art keywords
card
prepaid card
bit
hole
balance data
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994016368U
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English (en)
Inventor
川 保 男 石
Original Assignee
東京アルテック有限会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 読取エラーを発生させることのない、信頼性
の高いプリペイドカードを提供する。 【構成】 2進数値で構成された残高データの各ビット
の、”0”と”1”のいずれかの側に対応したカード表
面22Aの位置に、凹穴23Aを設け、さらに2進数値
で構成された別の残高データの各ビットの、”0”と”
1”のいずれかの側に対応したカード裏面22Bの位置
に、凹穴23Bを設けて構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリペイドカードに関し、特にカード表面に貫通孔あるいは凹穴を 設けて残高表示するプリペイドカードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、プリペイドカードとして磁気カードが普及している。これは大量のデー タを記録し、且つそのデータの機密を保持するといる点で一応の特徴を有してい る。しかし、磁気カードは通常、樹脂上に貼付した磁気ストライブにデータを書 き込み、さらに磁気式に読みだすものであるから、磁気書込機によるデータ改竄 や不正が極めて容易であり、よって諸々の問題を惹起している。
【0003】 このため、主としてデータ改竄や不正防止の目的で、紙製あるいはプラスチッ ク製カード表面に、残高を2進化データとして濃淡マークで印刷表示し、残高更 新の度に表示を更新する構成のプリペイドカードが使用されるに至っている。こ のようなプリペイドカードでは、平坦なカードの表面に、残高をインク等を用い て印字するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記のような従来構成のプリペイドカードでは、カード表面に印字部分がむき 出しで構成されるため、例えば機械的衝撃で容易に印字部分が剥がれたり、部分 的に損傷をうけることがある。このため、データが変わってしまうという不都合 が容易に生じるおそれがあった。
【0005】 本考案は、このような従来技術の有する問題を解決するため為されたもので、 その目的は読取エラーを発生させることのない、信頼性の高いプリペイドカード を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のプリペイドカードは、2進数値で構成された残高データの各ビットの 、”0”と”1”のいずれかの側に対応したカード面の位置に、貫通孔を設けて 構成したことを特徴とする。 さらに2進数値で構成された残高データの各ビットの、”0”と”1”のいず れかの側に対応したカード面の位置に、凹穴を設けて構成したことを特徴とする 。 あるいは、2進数値で構成された残高データの各ビットの、”0”と”1”の いずれかの側に対応したカード表面の位置に、凹穴を設け、さらに2進数値で構 成された別の残高データの各ビットの、”0”と”1”のいずれかの側に対応し たカード裏面の位置に、凹穴を設けて構成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
前記のように構成された本考案のプリペイドカードは、2進数値で構成された 残高データの各ビットの、”0”と”1”のいずれかの側に対応して、貫通孔あ るいは凹穴がカードに設けられているから、平坦な印字に比して読取が機械式に 確実に行なえる。この結果、読取時のエラー発生が排除される。
【0008】
【実施例】
図1は、本考案のプリペイドカードの一実施例の平面図、図2はその断面図で ある。 以下、本考案の実施例を図1および図2に基づき説明する。本考案のプリペイ ドカード1は、カード基材2の表面2Aと裏面2Bにわたって、貫通孔3が設け られて構成される。 貫通孔3が設けられる位置は、2進数値で構成された残高データの各ビットの 、”0”と”1”のいずれかの側に対応している。
【0009】 基材2は望ましくはポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレンテレ フタレート等の熱可塑性樹脂を用いるが、紙で構成することも可能である。 このプリペイドカードの製造につき説明すると、残高更新時に、リーダライタ によって残高データに対応する部分に、パンチ等で貫通孔3が列状に設けられる 。
【0010】 かようにして形成された本考案のプリペイドカードは、貫通孔の列によって、 残高が2進数で表示されている。すなわち、貫通孔が”0”と”1”のいずれか で、空白部分が”1”と”0”のいずれかになる。
【0011】 図3は、本考案のプリペイドカードの別の実施例の断面図である。 同図で本考案のプリペイドカード11は、カード基材12の表面12Aから裏 面方向に、凹穴13が設けられて構成される。 凹穴13が設けられる位置は、2進数値で構成された残高データの各ビットの 、”0”と”1”のいずれかの側に対応している。
【0012】 図4は、本考案のプリペイドカードのさらに別の実施例の断面図である。 同図で本考案のプリペイドカード21は、カード基材22の表面22Aから裏 面方向に、凹穴23Aが設けられている。凹穴23Aが設けられる位置は、2進 数値で構成された残高データの各ビットの、”0”と”1”のいずれかの側に対 応している。 さらに、カード基材22の裏面22Bから表面方向に、凹穴23Bが設けられ ている。凹穴23Bが設けられる位置は、2進数値で構成された別の残高データ の各ビットの、”0”と”1”のいずれかの側に対応している。
【0013】
【考案の効果】
以上の説明のように、本考案のプリペイドカードは、2進数値で構成された残 高データの各ビットの、”0”と”1”のいずれかの側に対応して、貫通孔ある いは凹穴がカード面に設けられた構成であるから、平坦な印字に比して読取が機 械式に確実に行なえる。この結果、読取時のエラー発生を排除でき、よって信頼 性に優れたプリペイドカードとそのシステムを実現可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプリペイドカードの一実施例の平面図
である。
【図2】本考案のプリペイドカードの一実施例の断面図
である。
【図3】本考案のプリペイドカードの別の実施例の断面
図である。
【図4】本考案のプリペイドカードのさらに別の実施例
の断面図である。
【符号の説明】
1,11,21 プリペイドカード 2,12,22 カード基材 2A,12A,22A カード表面 2B,22B カード裏面 3 貫通孔 13,23A,23B 凹穴

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2進数値で構成された残高データの各ビ
    ットの、”0”と”1”のいずれかの側に対応したカー
    ド面の位置に、貫通孔を設けて構成したことを特徴とす
    るプリペイドカード。
  2. 【請求項2】 2進数値で構成された残高データの各ビ
    ットの、”0”と”1”のいずれかの側に対応したカー
    ド面の位置に、凹穴を設けて構成したことを特徴とする
    プリペイドカード。
  3. 【請求項3】 2進数値で構成された残高データの各ビ
    ットの、”0”と”1”のいずれかの側に対応したカー
    ド表面の位置に、凹穴を設け、さらに2進数値で構成さ
    れた別の残高データの各ビットの、”0”と”1”のい
    ずれかの側に対応したカード裏面の位置に、凹穴を設け
    て構成したことを特徴とするプリペイドカード。
JP1994016368U 1994-12-13 1994-12-13 プリペイドカード Expired - Lifetime JP3012362U (ja)

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Family

ID=43148068

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