JPH0674129B2 - 合成フオ−ジヤサイト成形体の製造法 - Google Patents

合成フオ−ジヤサイト成形体の製造法

Info

Publication number
JPH0674129B2
JPH0674129B2 JP60279225A JP27922585A JPH0674129B2 JP H0674129 B2 JPH0674129 B2 JP H0674129B2 JP 60279225 A JP60279225 A JP 60279225A JP 27922585 A JP27922585 A JP 27922585A JP H0674129 B2 JPH0674129 B2 JP H0674129B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aqueous solution
raw material
compact
alkali
sio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60279225A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62138320A (ja
Inventor
雅志 原田
弘 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
Priority to JP60279225A priority Critical patent/JPH0674129B2/ja
Priority to AU66500/86A priority patent/AU588950B2/en
Priority to DE8686117345T priority patent/DE3682753D1/de
Priority to DK600686A priority patent/DK167390B1/da
Priority to US06/941,104 priority patent/US4925613A/en
Priority to EP86117345A priority patent/EP0226195B1/en
Priority to CA000525338A priority patent/CA1275084A/en
Publication of JPS62138320A publication Critical patent/JPS62138320A/ja
Publication of JPH0674129B2 publication Critical patent/JPH0674129B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B39/00Compounds having molecular sieve and base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites; Their preparation; After-treatment, e.g. ion-exchange or dealumination
    • C01B39/02Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof; Direct preparation thereof; Preparation thereof starting from a reaction mixture containing a crystalline zeolite of another type, or from preformed reactants; After-treatment thereof
    • C01B39/20Faujasite type, e.g. type X or Y

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は石油精製,石油化学,環境浄化用触媒としてあ
るいはガス及び液の分離精製に有用なゼオライト成形体
に関し、特にバインダーを使用しないで製造するゼオラ
イト成形体の製法を提供するものである。
〔従来の技術〕
フォージャサイト型ゼオライトは天然に産するアルミノ
ケイ酸塩であるが、ユニオン・カーバイド社のリンデ・
ディビジョンによって人工的にも合成され、ゼオライト
XおよびゼオライトYと名付けられた合成物質であり、
一般に合成フォージャサイトと言われる。この合成フォ
ージャサイトについては、その合成方法について種々提
案されている。しかし、その多くは合成フォージャサイ
ト結晶粉末の製造方法である。
合成フォージャサイトを吸着剤,触媒として工業的に利
用する場合は、合成フォージャサイト結晶粉末そのまま
では、使用し難い場合が多く、球状,柱状あるいは適当
な形にした成形体を用いるのが一般的である。
しかしながら、ゼオライト結晶粉末そのものには、相互
結合性がないので、成形体を製造する場合には適当な可
塑性と強度を付与する為に、通常有機又は無機結合剤が
用いられる。無機結合剤としては例えば、カオリン,モ
ンモリロナイトなどの粘土鉱物あるいはシリカゾル,ア
ルミナゾル等がある。ところが、このようにして製造さ
れたゼオライト成形体は、たとえ機械的強度がある程度
維持されたとしても、結合剤が添加された分だけ、ゼオ
ライト成分が希釈されるばかりでなく、工業的使用に耐
えうる機械的強度を付与する為には、結合剤の量を増加
する必要がある。またこれらの成形体を触媒として使用
する場合には、結合剤である粘土鉱物そのものが好まし
くない副反応を引きおこす原因となることさえある。
合成フォージャサイト粉末を結合剤と混合して成形体を
得る方法に代えて、予め原料混合物の成形体をつくり、
これを結晶化させて実質的に結晶化前と同一の形状を有
する合成フォージャサイト成形体を製造する方法が既に
いくつか提案されている。その例としては、特公昭40−
746公報及び特公昭53−33557公報がある。しかしなが
ら、これらの方法においても、合成フォージャサイト粉
末を得る場合と同様に原料組成物の室温における長時間
の熟成あるいはあらかじめ低温で熟成することによって
得た0.01ないし0.05ミクロンの核発生種の原料組成物へ
の添加が必要である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは合成フォージャサイト粉末を製造する際透
明な液相物質が極めて効果的であることを見い出した。
しかし、合成フォージャサイト成形体の製造に応用しよ
うと試みたところ、結晶化が十分に進行せず、不純物を
共生しやすいという欠点を有し、望ましい合成フォージ
ャサイト成形体を得ることが出来なかった。これは使用
した透明な液相物質が混練或いは成形の過程でその効果
を失ってしまった為だと考えられる。
本発明はこのような問題の解決を目的としたものであ
る。すなわち、合成フォージャサイト成形体の製造に際
して、混練或いは成形の過程で変質することのない液相
物質を調製し、原料混合物中に存在させることによっ
て、高純度かつ高結晶性の合成フォージャサイト成形体
を再現性良く製造する方法を提供することを目的とした
ものである。
〔問題を解決するための手段〕
本発明はシリカ源,アルミナ源,アルカリ源及び水を主
成分とする原料混合物を混練し、所望の形状に成形し
(えられたものを「原料成形体」という)、珪酸アルカ
リ水溶液或いは水酸化アルカリ水溶液中で加熱して(え
られたものを「結晶化成形体」という)合成フォージャ
サイト成形体を製造するに際し、珪酸アルカリ水溶液,
アルミン酸アルカリ水溶液及び水酸化アルカリ水溶液を
混合して、組成範囲が SiO2/Al2O3=8〜14 M2O /Al2O3=7〜30 H2O /M2O =10〜14 (ここでMはアルカリ金属を示す) の酸化物モル比である液相物質を調製し、20〜60℃で10
分〜6時間熟成した後珪酸アルカリ水溶液を添加するこ
とによって組成範囲を SiO2/Al2O3=14〜60 M2O /Al2O3=15〜40 H2O /M2O =12〜40 (ここでMはアルカリ金属を示す) の酸化物モル比とした構造誘発物質を存在させることを
特徴とする合成フォージャサイト成形体の製造法を要旨
とする。
構造誘発物質の調製に際して、原料の珪酸アルカリ水溶
液としては、珪酸ナトリウム,珪酸カリウム,珪酸リチ
ウム等の水溶液が、またアルミン酸アルカリ水溶液とし
てはアルミン酸ナトリウムが好適に使用される。これら
各水溶液は市販の珪酸アルカリ水溶液,アルミン酸アル
カリ水溶液を用いても良いし、珪砂,含水固体珪酸等の
シリカ源あるいは水酸化アルミニウム,活性アルミナ等
のアルミニウム源を苛性アルカリで溶解してそれぞれの
水溶液を調製して用いることもできる。水酸化アルカリ
水溶液は水酸化ナトリウム水溶液が最も好適である。
構造誘発物質の調製に際して、これら原料水溶液の添加
混合順序に特に制限はないが、水酸化アルカリ水溶液と
アルミン酸アルカリ水溶液とを予め混合した後、珪酸ア
ルカリ水溶液をできるだけ短時間で添加し、熟成した後
珪酸アルカリ水溶液を添加するのが望ましい。
熟成は20〜60℃好ましくは25〜50℃の温度範囲において
10分〜6時間、好ましくは20分〜4時間撹拌下で行う。
前記した熟成時の温度と時間の範囲において、温度と時
間による熟成度が不足した場合には、目的とする構造誘
発物質が形成されないし、一方熟成度が必要以上過度に
なるとゲル状物質が共生し不純物共生の原因となる。
熟成完了後、ただちに珪酸アルカリ水溶液を添加し混合
する。
上記の如くして得られた構造誘発物質は透明な液体状の
物質であり、透過光測定法による透過率は蒸溜水に対し
て80%以上であった。また、構造誘発物質は極めて安定
であり、室温において長時間放置してもその効果を失う
ことがない。
構造誘発物質以外の原料混合物の原料は特定されるもの
ではないが、反応性の比較的高いシリカ源,アルミナ源
又はアルカリ源を組み合せることが望ましく、それらの
混合物中の各成分のモル比は SiO2/Al2O3= 2〜10好ましくは2.5〜8 Na2O/Al2O3=0.5〜 5好ましくは0.5〜2 H2O /Al2O3= 5〜55 であればよい。
シリカ源としては無定形シリカ,シリカゾル,シリカゲ
ル,珪酸ナトリウム,天然に産する珪藻土,珪酸塩鉱物
などが用いられる。特に天然物を用いる場合にはあらか
じめゼオライトの製造に好ましくない不純物を除去して
から用いることも有効な手段である。また、アルミナ源
としては水酸化アルミニウム,酸化アルミニウム,アル
ミン酸ナトリウム,硫酸アルミニウム,硝酸アルミニウ
ム,天然に産するカオリナイト,ハロイサイトなどのア
ルミノ珪酸塩鉱物などがある。このうち特にカオリナイ
トを用いる場合には特に550〜800℃の温度において焼成
を行い反応性を高めたもの(これを「メタカオリン」と
いう)を使用することが望ましい。上記の珪酸ナトリウ
ム,アルミン酸ナトリウムはアルカリ源でもある。アル
カリ源としては苛性ソーダを用いることもできる。
あらかじめ調製しておいた構造誘発物質は、上記のシリ
カ源,アルミナ源,アリカリ源及び水と混合し、混練し
た後、所望の形状に成形する。このとき原料混合物中に
存在させる構造誘発物質の量は、全反応混合物から精製
する合成フォージャサイト成形体の理論収量に対しAl2O
3基準で1〜30wt%、好ましくは1〜20wt%の範囲であ
る。これは1wt%未満の場合は、結晶化時に不純物が共
生しやすく、いっぽう多すぎてもそれなりの効果の上昇
が小さいからである。
使用する原料の混合及び混練方法は特に限定されるもの
ではないが、構造誘発物質以外のアルミナ源としてメタ
カオリンを使用する場合には構造誘発物質とメタカオリ
ンを混合することによって起こるゲル化を有効に利用
し、原料混合物の成形性を高めることができる。即ち、
構造誘発物質のSiO2/M2Oモル比が低い場合、特にMがNa
陽イオンの場合はSiO2/N2Oモル比が0.5〜2.0の範囲にお
いて、好ましくは0.8〜1.8の範囲において、構造誘発物
質とメタカオリンを混合し、スラリー状態としたものは
時間の経過とともにその粘度が上昇する。このスラリー
の粘度及び粘度変化は、構造誘発物質のSiO2/Na2Oモル
比、スラリーの混合温度,時間およびスラリー中の固形
分濃度によって制御することが可能であり、5,000〜50,
000cpの粘度範囲において他の原料を混合し、混練する
ことによって原料混合物の粘性と可塑性を高め成形性を
良くすることができる。
また、原料混合物の成形性を良くする為には合成フォー
ジャサイト成形体の結晶化に対して妨げとならない程度
に成形助剤または滑剤を添加することも可能である。成
形助剤または滑剤としては、例えばカルボキシメチルセ
ルロース,ステアリン酸,アルコール類,界面活性剤,
繊維類などがある。
成形機器の種類は必要とする成形体の形状に応じて押出
し式,打錠式,回転式など種々の方式のものが用いられ
る。
次いで原料成形体は15〜100℃の温度範囲において数分
〜数日間放置することによって硬化或いは乾燥させた
後、珪酸アルカリ水溶液或いは水酸化アルカリ水溶液中
で結晶化させる。このとき全反応物の組成範囲は従来公
知であるフォージャサイト粉末合成の組成範囲にたとえ
ば SiO2/Al2O3=2.5〜20 Na2O/Al2O3=1.5〜30 H2O /Al2O3=20〜40 のモル比に設定する。
結晶化は、従来法と同じく、75〜130℃において行い、
結晶化に要する時間は温度にもよるが通常10〜40時間で
ある。
結晶化が終了した後、結晶化成形体は結晶化液から取り
出し、洗浄によって結晶化成形体に付着残存する余剰の
アルカリ分を除去し、次いで乾燥することによって合成
フォージャサイト成形体を容易に得ることができる。
〔作用と効果〕
以上説明したとおり、構造誘発物質を使用することによ
って高純度かつ高結晶性の合成フォージャサイト成形体
を再現性良く製造することが可能となった。また、構造
誘発物質の調整にあたって何ら特別な装置を必要とせ
ず、調製した構造誘発物質は、室温で放置しても変質す
ることがないので、その取り扱いが極めて容易である。
本発明の方法による合成フォージャサイト成形体は十分
量の水分を吸着し、工業的使用に耐え得る機械的強度を
持っている。従って、そのままの形で吸着剤またはイオ
ン交換剤として使用することもでき触媒化の処理を行う
ことによって、種々の反応の固体酸触媒として用いるこ
ともできる。
〔実施例〕
以下実施例において、さらに詳細に説明する。
実施例1 純水305.6gに水酸化ナトリウム(NaOH=98wt%(172.6g
を加えて溶解し、30℃まで冷却後、アルミン酸ナトリウ
ム水溶液(Al2O3=19.6wt%、Na2O=19.0wt%)104.3g
を添加し、十分混合した。
次いで珪酸ナトリウム水溶液(SiO2=28.9wt%,Na2O=
9.4wt%)417.5gを添加し、30℃の環境温度において撹
拌下で3時間熟成した。
熟成終了後直ちに珪酸ナトリウム水溶液(SiO2=28.9wt
%,Na2O=9.4wt%)1000gを添加し、均質な溶液となる
まで十分に撹拌し、構造誘発物質を得た。
この構造誘発物質のモル比は SiO2/Al2O3=34.0 Na2O/Al2O3=22.9 H2O /Na2O =15.6 であった。
メタカオリン,珪藻土の組成を表1に示した。
上記構造誘発物質262gとメタカオリン125gを混合し、40
℃で60分間撹拌した。このとき、スラリーの粘度は30,0
00cpであった。このスラリーに珪藻土114gを加え、混練
し、成形機によって外形1.5mmの円柱状に成形した。
成形した原料成形体は密閉容器に入れ、室温において一
晩放置し硬化させた。次いでこの原料成形体42.8gと珪
酸ナトリウム水溶液(SiO2=8.1wt%,Na2O=10.1wt%)
57.2gを耐圧試験管に入れ密閉した後、95℃において20
時間結晶化させた。
結晶化終了後、結晶化成形体は60℃の温水にて十分に洗
浄し、110℃で乾燥した後、粉末X線回折法により、結
晶化度を測定した。その結果、得られた結晶化成形体は
不純物を全く含まない結晶化度92%の合成フォージャサ
イト成形体であった。
実施例2 熟成後添加した珪酸ナトリウム水溶液の量が1741gであ
った以外は実施例1と同様の方法によって構造誘発物質
を調製した。この構造誘発物質のモル比は次の通りであ
った。
SiO2/Al2O3=51.7 Na2O/Al2O3=28.3 H2O /Na2O =16.9 この構造誘発物質280gをメタカオリン124gと混合し、40
℃で120分間撹拌した。このときスラリーの粘度は20,00
0cpであった。このスラリーに珪藻土96g,カルボキシメ
チルセルロース9.3g,アビセル1.5gを加え混練し、成形
機によって、直径2〜4mmの球状に成形した。成形した
原料成形体は密閉容器に入れ室温において2日間放置し
た。次いで、この原料成形体220gと珪酸ナトリウム水溶
液(SiO2=8.3wt%,Na2O=10.3wt%)280gを耐圧試験管
に入れ密閉した後、95℃において20時間結晶化させた。
結晶化成形体は60℃の温水で十分に洗浄し、110℃で乾
燥した。得られた結晶化成形体は不純物を含まない結晶
化度90%の合成フォージャサイト成形体であった。
実施例3 熟成後添加した珪酸ナトリウム水溶液の量が1323gであ
った以外は実施例1と同様の方法によって構造誘発物質
を調製した。
この構造誘発物質のモル比は次の通りであった。
SiO2/Al2O3=41.7 Na2O/Al2O3=25.3 H2O /Na2O =16.2 この構造誘発物質295gにメタカオリン139g,カルボキシ
メチルセルロース9.1g,アビセル1.5gを混合し、40℃で7
0分間撹拌した。このとき、スラリーの粘度は30,000cp
であった。このスラリーに珪藻土66gを加え混練し、成
形機によって、外径1.8mmの円柱状に成形した。成形し
た原料成形体は密閉容器に入れ室温において一晩放置し
た。次いで、この原料成形体214gと珪酸ナトリウム水溶
液(SiO2=11.6wt%,Na2O=8.7wt%)286gを耐圧試験管
に入れ密閉し95℃で20時間結晶化させた。結晶化成形体
は60℃の温水で十分に洗浄し、110℃で乾燥した。得ら
れた結晶化成形体は不純物を含まない結晶化度95%の合
成フォージャサイト成形体であった。
比較例1 原料成形体を調製するためにメタカオリン124.6g,珪藻
土113.8g,アルミン酸ナトリウム水溶液(Al2O3=19.6wt
%,Na2O=19.0wt%)13.6g,珪酸ナトリウム水溶液(SiO
2=28.9wt%,Na2O=9.4wt%)185g,水酸化ナトリウム
(NaOH=98wt%)22.5g及び純水40.4gを一度に混合し、
混練した後、外形3mmの円柱状に成形した以外は実施例
1と同様の方法で行った。
得られた結晶化成形物は粉末X線回折法によって測定し
た結果、不純物としてグメリナイトを含み、フォージャ
サイトの結晶化度は23%であった。
比較例2 純水30.6gに水酸化ナトリウム(NaOH=98wt%)17.3gを
加えて溶解し、30℃まで冷却後、アルミン酸ナトリウム
水溶液(Al2O3=19.6wt%,Na2O=19.0wt%)10.4g添加
し十分混合した。次いで珪酸ナトリウム水溶液(SiO2
28.9wt%,Na2O=9.4wt%)41.8gを添加し30℃の環境温
度において撹拌下で3時間熟成することによって液相物
質を得た。この液相物質39.1gとメタカオリン24.1g,珪
藻土30.6g,純水21.8gを混合し、混練した後外形3mmの円
柱状に成形した。得られた原料成形体は密閉容器に入れ
室温において一晩放置した。次いで、この原料成形体2
4.6gと珪酸ナトリウム水溶液(SiO2=8.0wt%,Na2O=1
0.0wt%)28.8gを耐圧試験管に入れ、密閉し95℃で20時
間結晶化した。得られた結晶化成形体は不純物としてグ
メリナイトを含む結晶化度76%の合成フォージャサイト
成形体であった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリカ源,アルミナ源,アルカリ源及び水
    を主成分とする原料混合物を混練し、所望の形状に成形
    した後、珪酸アルカリ水溶液或いは、水酸化アルカリ水
    溶液中で加熱して合成フォージャサイト成形体を製造す
    るに際し、珪酸アルカリ水溶液,アルミン酸アルカリ水
    溶液及び水酸化アルカリ水溶液を混合して、組成範囲が SiO2/Al2O3=8〜14 M2O /Al2O3=7〜30 H2O /M2O =10〜14 (ここでMはアルカリ金属を示す) の酸化物モル比である液相物質を調製し、20〜60℃で10
    分〜6時間熟成した後、珪酸アルカリ水溶液を添加して
    混合することによって組成範囲を SiO2/Al2O3=14〜60 M2O /Al2O3=15〜40 H2O /M2O =12〜40 (ここでMはアルカリ金属を示す) の酸化物モル比とした構造誘発物質を上記原料混合物の
    成分として存在させることを特徴とする合成フォージャ
    サイト成形体の製造法。
  2. 【請求項2】生成する合成フォージャサイト成形体に対
    し、構造誘発物質をAl2O3基準で1〜30wt%原料混合物
    中に存在させる特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP60279225A 1985-12-13 1985-12-13 合成フオ−ジヤサイト成形体の製造法 Expired - Lifetime JPH0674129B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60279225A JPH0674129B2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13 合成フオ−ジヤサイト成形体の製造法
AU66500/86A AU588950B2 (en) 1985-12-13 1986-12-11 Process for preparation of synthetic faujasite molded body
DE8686117345T DE3682753D1 (de) 1985-12-13 1986-12-12 Verfahren zur herstellung eines formkoerpers aus synthetischem faujasit.
DK600686A DK167390B1 (da) 1985-12-13 1986-12-12 Fremgangsmaade til fremstilling af et syntetisk stoebt faujasitemne
US06/941,104 US4925613A (en) 1985-12-13 1986-12-12 Process for preparation of synthetic faujasite molded body
EP86117345A EP0226195B1 (en) 1985-12-13 1986-12-12 Process for preparation of synthetic faujasite molded body
CA000525338A CA1275084A (en) 1985-12-13 1986-12-15 Process for preparation of synthetic faujasite molded body

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60279225A JPH0674129B2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13 合成フオ−ジヤサイト成形体の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62138320A JPS62138320A (ja) 1987-06-22
JPH0674129B2 true JPH0674129B2 (ja) 1994-09-21

Family

ID=17608171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60279225A Expired - Lifetime JPH0674129B2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13 合成フオ−ジヤサイト成形体の製造法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4925613A (ja)
EP (1) EP0226195B1 (ja)
JP (1) JPH0674129B2 (ja)
AU (1) AU588950B2 (ja)
CA (1) CA1275084A (ja)
DE (1) DE3682753D1 (ja)
DK (1) DK167390B1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5236680A (en) * 1987-01-20 1993-08-17 Mizusawa Industrial Chemicals, Ltd. Preparation of amorphous silica-alumina particles by acid-treating spherical P-type zeolite particles crystallized from a sodium aluminosilicate gel
JPH0725537B2 (ja) * 1988-11-30 1995-03-22 東ソー株式会社 バインダーレスフォージャサイト型ゼオライト成形体の脱アルミニウム方法
US5053213A (en) * 1989-08-25 1991-10-01 Union Oil Company Of California Process for synthesizing a molecular sieve having the faujasite structure and containing aluminum and gallium
US5271914A (en) * 1990-04-04 1993-12-21 Tosoh Corporation Process for adsorbing the vapor of alcoholic fuels
US5785944A (en) * 1996-07-31 1998-07-28 Chevron U.S.A. Inc. Preparation of Y zeolite
US5716593A (en) * 1996-07-31 1998-02-10 Chevron U.S.A. Inc. Preparation of Y-type faujasite using an organic template
US6284218B1 (en) * 1998-09-23 2001-09-04 Indian Oil Corporation Limited Process for preparing an hydrothermally stable, large crystallite sized, highly crystallite sized, highly crystalline synthetic faujasite zeolite
EP1061046B1 (en) 1999-06-18 2007-09-26 Nippon Shokubai Co., Ltd. Molding of binderless zeolite, method for its production and its use
JP5340620B2 (ja) * 2008-03-27 2013-11-13 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 触媒組成物及び芳香族炭化水素の製造方法
US8992884B2 (en) * 2009-11-30 2015-03-31 Chevron U.S.A. Inc. Preparation of X zeolite
EP2527296B1 (de) 2011-05-25 2021-07-07 Chemiewerk Bad Köstritz GmbH Bindemittelfreies zeolithisches Granulat mit Faujasitstruktur und Verfahren zur Herstellung eines derartigen bindemittelfreien zeolithischen Granulats nebst Verwendung

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3492090A (en) * 1966-04-07 1970-01-27 Mobil Oil Corp Process for producing faujasite
CA990708A (en) * 1970-09-24 1976-06-08 Warren S. Briggs Process for preparing a zeolite containing petroleum cracking catalyst
US3777006A (en) * 1972-01-21 1973-12-04 Grace W R & Co Process for preparing zeolitic bodies having high strength characteristics
US4400366A (en) * 1981-09-08 1983-08-23 Ethyl Corporation Method of making zeolites
US4631262A (en) * 1985-06-05 1986-12-23 Engelhard Corporation Method of making seed solution useful in zeolite catalyst manufacture

Also Published As

Publication number Publication date
EP0226195A3 (en) 1988-09-07
CA1275084A (en) 1990-10-09
DK600686D0 (da) 1986-12-12
DK600686A (da) 1987-04-21
JPS62138320A (ja) 1987-06-22
US4925613A (en) 1990-05-15
EP0226195B1 (en) 1991-12-04
EP0226195A2 (en) 1987-06-24
AU6650086A (en) 1987-06-18
AU588950B2 (en) 1989-09-28
DE3682753D1 (de) 1992-01-16
DK167390B1 (da) 1993-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4151189A (en) Synthesizing low sodium crystalline aluminosilicate zeolites with primary amines
US4333859A (en) High silica faujasite polymorph - CSZ-3 and method of synthesizing
JP3299763B2 (ja) 改質ジ珪酸ナトリウムの製造方法
GB1580928A (en) Manufacture of low silica faujasites
PL192559B1 (pl) Sposób wytwarzania aglomeratów zeolitowych i aglomeraty zeolitowe
JPS6035284B2 (ja) ペンタシル型ゼオライトの製造法
JP3066430B2 (ja) ゼオライトx型成形体の製造方法
JPH0674129B2 (ja) 合成フオ−ジヤサイト成形体の製造法
EP0216312B1 (en) Process for preparation of synthetic mordenite molded body
JP2719971B2 (ja) ゼオライト結合剤を含むゼオライト粒子
JPH0239446B2 (ja)
JPS6351969B2 (ja)
JPS6346007B2 (ja)
Moudafi et al. Synthesis of TMA-offretite from natural silicates
JPS6144805B2 (ja)
JP2555627B2 (ja) 合成ゼオライト成形体の製造方法
FR2472538A1 (fr) Procede de production de zeolithes cristallines
JPS6247809B2 (ja)
US5133953A (en) Method of preparing crystalline ZSM-20 zeolites (C-2517)
JPS58217425A (ja) モルデナイトの製造法
JPS6144715A (ja) 合成モルデナイト成形体の製造法
JPS6243927B2 (ja)
JPS6121910A (ja) 高強度合成モルデナイト成形体の製造方法
RU2116250C1 (ru) Способ получения цеолита бета
JPH06102536B2 (ja) 高生成率、高純度合成カオリナイトの製造法