JPH0674102B2 - 2重送り検知装置 - Google Patents

2重送り検知装置

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JPH0674102B2
JPH0674102B2 JP62331347A JP33134787A JPH0674102B2 JP H0674102 B2 JPH0674102 B2 JP H0674102B2 JP 62331347 A JP62331347 A JP 62331347A JP 33134787 A JP33134787 A JP 33134787A JP H0674102 B2 JPH0674102 B2 JP H0674102B2
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芳政 佐藤
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富士通機電株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 証券等のシート状媒体の発行装置等における媒体の2重
送りを検出する2重送り検知装置に関し、 媒体の厚さ、種類等に応じてブレーキ力を可変でき、安
定して2重送りを検知できる2重送り検知装置を提供す
ることを目的とし、 シート状の媒体に関する情報を入力する入力手段と、媒
体を搬送する入力側及び出力側フィードローラ間に配設
されるブレーキローラの周速を制御するブレーキ手段
と、媒体に関する情報に基づいてブレーキ手段のブレー
キ力を制御するブレーキ制御回路と、前記入口側及び出
口側において前記媒体の通過時間を検出するセンサー
と、該センサーによる媒体の通過時間を比較し、2重送
りを判別するセンサー検出回路とを有するように構成す
る。
〔産業上の利用分野〕
本考案は証券等のシート状媒体の発行装置等における媒
体の2重送りを検出する2重送り検知装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、各種証券、通帳、証書等のシート状媒体の発行装
置には、搬送中の媒体の2重送りを検知するために2重
送り検知装置が設けられている。
第7図は従来の2重送り検知装置の原理説明図である。
同図において、この検知装置は、媒体1をAからB方向
に搬送するため、その搬送方向に沿って配置されたフィ
ードローラ2、3、4と、入口側及び出口側のフィード
ローラ2、4に当接され媒体1を挟持するピンチローラ
5、6と、中間のフィードローラ3に当接された媒体1
にブレーキ力を与えるブレーキローラ7と、入口側及び
出口側に配置され媒体1の通過時間を検知するセンサー
8、9とから構成されている。フィードローラ2、3、
4は、図示しない駆動源により等速度に駆動され、ブレ
ーキローラ7は板バネの押圧力あるいはトルクリミッタ
等により所定のブレーキ力が与えられている。そして、
センサー8、9による媒体1の通過時間t1、t2を比較し
て判定が行われる。
すなわち、媒体1がAからB方向に搬送される場合に、
2重送りされているときには、ブレーキローラ7側の媒
体1にブレーキ力が与えられ、ずれが生じる。従って、
出口側のセンサー9による通過時間t2が入口側のセンサ
ー8による通過時間t1よりも大きくなる(t1<t2)。こ
の通過時間t1、t2の比較により2重送りの検出が行われ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の2重送り検知装置では、ブレーキローラ7の制動
力は所定の値に設定されたものであり、媒体1の厚さ、
種類等に対応して可変できるものではなかった。従っ
て、ブレーキ力が強い場合には紙詰まりが生じたり、ま
たブレーキ力が弱いと媒体1をずらすことができず、2
重送りの検知ができない問題点があった。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、媒体の厚さ、種類等に応じてブレーキ力を可変で
き、安定して2重送りを検知できる2重送り検知装置を
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は、シート状の例えば証券、通帳、証書等の
媒体を搬送する入口側及び出口側フィードローラ間に配
設され、媒体にブレーキ力を与える電磁ブレーキ等のブ
レーキ手段と、このブレーキ手段のブレーキ力を媒体情
報に応じて制御するブレーキ制御回路と、入口側及び出
口側において媒体の通過時間を検出するセンサーと、こ
のセンサーによる媒体の通過時間を比較し、2重送りを
制御するセンサー検出回路とを有する2重送り検出装置
によって解決される。
〔作用〕
即ち、本発明は媒体情報に応じたブレーキ力をブレーキ
制御回路で与えられるため、2重送りのときに媒体にず
れが生じる。そして、入口側及び出口側においてセンサ
ーによりそれぞれ媒体の通過時間が検出され、この通過
時間を比較することにより媒体のずれが検出され、2重
送りが検出される。ブレーキ制御回路では、媒体に応じ
たブレーキ力が与えられるため、ブレーキ力が強すぎる
ことによる紙詰まり、ブレーキ力が弱すぎることにより
ずれが生じないこと等がなくなり、安定して2重送りが
検出できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について、図面に即して説明す
る。
第1図は本発明の2重送り検知装置の構成を示す図であ
る。この2重送り検知装置は、1シートずつ搬送して証
券、通帳、証書等の発行装置に設けられるものである。
同図において、2重送り検知装置は、シート状の媒体11
をAからB方向に搬送するため、その搬送方向に沿って
入口側フィードローラ12、中間フィードローラ13、14、
出口側フィードローラ15が順次配置されている。入口側
および出口側フィードローラ12、15には、それぞれ媒体
11を挟持するピンチローラ16、17が当接され、中間フィ
ードローラ13、14には、それぞれ媒体11にブレーキ力を
与えるためのブレーキローラ18、19が当接されている。
上記入口側フィードローラ12、中間フィードローラ13、
14、出口側フィードローラ15の間にはベルト20が掛け渡
され、かつモータ等の駆動手段21に軸着されたローラ22
と入口側フィードローラ12間にベルト23が掛け渡されて
いる。駆動手段21は駆動制御回路24により制御される。
一方、ブレーキローラ18、19間及び電磁ブレーキ等のブ
レーキ手段25に軸着されたローラ26とブレーキローラ18
間にはベルト27が掛け渡されている。ブレーキ手段25は
ブレーキ制御回路28により媒体11に応じたブレーキ力に
制御される。また、入口側のピンチローラ16、ブレーキ
ローラ19とピンチローラ17との間、出口側のピンチロー
ラ17の近傍には、それぞれ媒体11の通過時間を検知する
ため、入口側センサー29、中間部センサー30、出口側セ
ンサー31が配置されている。これらのセンサー29、30、
31の検出信号は、センサー検出回路32に与えられる。こ
のセンサー検出回路32は、中間部センサー30からの検出
信号によりブレーキ解除信号をブレーキ制御回路28に与
えるとともに、センサ29、31の信号に基づいて媒体11の
通過時間を比較し検知信号を出力する。操作部33は、駆
動制御回路24へ操作信号を与え、かつブレーキ制御回路
28に媒体11に関する厚さ、種類等の情報を与える。
第2図乃至第4図は、上記2重送り検知装置の機械的部
分の構成を示す図であり、2重送りは2重送り検知装置
の平面図、第3図は2重送りの側面図、第4図は第2図
の正面図である。なお、第1図に対応する部分は同一の
符号を記し詳細の説明を省略する。これらの図におい
て、2重送り検知装置のフレーム本体41は、ほぼコ字状
に形成され、各ローラ12〜15、16〜19が、該フレーム本
体41の側壁41a、41a間に配設されている。また、駆動手
段21としてのモータはフレーム本体41の下部に設けら
れ、ブレーキ手段25としての電磁ブレーキはフレーム本
体41の上部に設けられている。
上記構成の2重送り検知装置の動作を説明する。まず、
所定の媒体11を搬送する場合にその媒体11の厚さ、種類
等の情報が操作部33からブレーキ制御回路28に与えら
れ、このブレーキ制御回路28が電磁ブレーキに媒体11に
応じた電流を流し、所定のブレーキ力を与える。操作部
33から操作により駆動制御回路24の制御のもとにモータ
が回転し媒体11が入口側フィードローラ12とピンチロー
ラ16との間に挟持して搬送され、中間フィードローラ1
3、14とブレーキローラ18、19との間では媒体11に所定
のブレーキ力が与えられ、出力側フィードローラ15とピ
ンチローラ17との間に挟持して搬送される。この媒体11
搬送中に入口側センサー29、中間部センサー30、出口側
センサー31で通過時間が計数される。
媒体11が正常に1枚搬送された場合には、各フィードロ
ーラ12〜15の送り力がブレーキ18、19のブレーキ力より
も大きいため、支障がなく搬送され、入口側センサー29
及び出口側センサー31による媒体11の通過時間t1、t2
等しくなる。
一方、2重送りの場合には、ブレーキローラ18、19側の
媒体11が電磁ブレーキのブレーキ力により停止させられ
2枚の媒体11相互間でずれが生じる。そして、フィード
ローラ12〜14側の媒体11の先端が中間部センサー30によ
り検出されると、ブレーキ制御回路28により電磁ブレー
キのブレーキ力が解除される。これにより2枚の媒体11
がずれた状態で出口側フィードローラ15とピンチローラ
17間に挟持して搬送され、出口側センサー31では媒体11
がずれた分だけ通過時間t2が入口の通過時間t1よりも長
くなる。入口側センサー29及び出口側センサー31のそれ
ぞれの通過時間t1、t2はセンサー検出回路32で比較さ
れ、t1<t2のときに2重送り検知信号が出力される。
第5図は2重送り検知動作を示すフローチャート、第6
図はタイミングチャートである。第5図においてまず入
口側センサー29による媒体11の通過時間t1の計数が行わ
れ、次に出口側センサー31による媒体11の通過時間t2
計数が行われる(ステップST1、ST2)。次に、センサー
検出回路32で通過時間t1、t2の比較が行われ(ステップ
ST3)、t1<t2のときには2重送り、t1<t2でないときに
は正常送りと判断される。第6図において、入口側セン
サー(S1)29により媒体11の先端が検出されると、電磁
ブレーキ(B)がオンしてブレーキ制御回路28から所定
のブレーキが与えられる。そして、中間部センサー
(S2)30により媒体11の先端が検出されると、電磁ブレ
ーキ(B)がオフしてブレーキ力が解除される。出口側
センサー(S3)では、2重送りにより媒体11に生じたず
れ部分(点線で示す)だけ搬送時間t2が長くなる。
このように本発明では、電磁ブレーキ等によるブレーキ
手段25で媒体11応じたブレーキ力を与えるようにしてい
るため、ブレーキ力が強すぎることによる紙詰まり、あ
るいは弱すぎることによるずれが生じないことがなくな
り、媒体11の2重送りを安定して検出することができ
る。
尚、上記実施例において媒体11は、少なくともシート状
のものを1枚ずつ送る証券、通帳、証書であればよい。
また、ブレーキ手段25は電磁ブレーキ以外ブレーキ力を
制御できるパウダーブレーキ等でもよい。さらに、ブレ
ーキ制御回路28により制御されるブレーキ力は媒体11の
厚さ、表面の摩擦計数等の媒体情報に応じた値が選らば
れる。また、この媒体情報は操作部33より適宜与えられ
る。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、搬送中の媒体にブレーキ
手段で適宜ブレーキ力を与え、入口側及び出口側で媒体
通過時間を検出しているため、媒体の厚さ、種類等に応
じてブレーキ力を可変でき、安定して2重送りの検出が
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る2重送り検出装置の構
成を示す図、 第2図は本発明の一実施例に係る2重送り検出装置の平
面図、 第3図は第2図の側面図、 第4図は第2図の正面図、 第5図は本発明の一実施例に係る2重送り検知動作を示
すフローチャート、 第6図は本発明の一実施例に係る2重送り検知動作を示
すタイミングチャート、 第7図は従来の2重送り検出装置の構成を示す図であ
る。 11……媒体、 12……入口側フィードローラ、 13、14……中間部フィードローラ、 15……出口側フィードローラ、 16、17……ピンチローラ、 18、19……ブレーキローラ、 21……駆動手段、 25……ブレーキ手段、 28……ブレーキ制御回路、 29……入口側センサー、 30……中間部センサー、 31……出口側センサー、 32……センサー検出回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート状の媒体(11)に関する情報を入力
    する入力手段と、 前記媒体(11)を搬送する入力側及び出力側フィードロ
    ーラ(12、15)間に配設されるブレーキローラ(18、1
    9)の周速を制御するブレーキ手段(25)と、 前記媒体(11)に関する情報に基づいて前記ブレーキ手
    段(25)のブレーキ力を制御するブレーキ制御回路(2
    8)と、 前記入口側及び出口側において前記媒体(11)の通過時
    間を検出するセンサー(29、31)と、 該センサー(29、31)による媒体(11)の通過時間を比
    較し、2重送りを判別するセンサー検出回路(32)とを
    有することを特徴とする2重送り検知装置。
  2. 【請求項2】前記ブレーキ手段は電磁ブレーキであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の2重送り検
    知装置。
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DE10361720B3 (de) * 2003-12-30 2005-05-25 Siemens Ag Verfahren und Anordnung zum Erkennen von überlappten flachen Sendungen
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