JPH0616262A - 用紙搬送制御装置および方法 - Google Patents

用紙搬送制御装置および方法

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JPH0616262A
JPH0616262A JP17829592A JP17829592A JPH0616262A JP H0616262 A JPH0616262 A JP H0616262A JP 17829592 A JP17829592 A JP 17829592A JP 17829592 A JP17829592 A JP 17829592A JP H0616262 A JPH0616262 A JP H0616262A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】給紙装置の用紙分離部からプリンタの所定位置
に、定められた時間で用紙を搬送することを目的とす
る。 【構成】用紙ガイド38の中間位置b点に、給紙ローラ
35によって繰出された用紙を検出するフォトセンサ4
2を配置しておく。給紙開始信号が制御部50に入力さ
れてから、フォトセンサ42が用紙を検出するまでの時
間を算出する。この算出された時間に基づいて、用紙が
所定時間にc点に到達するように、モータ40の駆動速
度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザプリンタ等の
用紙処理装置に取付けられる給紙装置に用いられる、用
紙の搬送状態を制御する用紙搬送制御装置および方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、レーザプリンタ等の用紙処理装
置に取付けられた給紙装置は、図8に示すように構成さ
れている。以下、この図を参照して一般的なレーザプリ
ンタの構成を簡単に説明する。
【0003】給紙装置1に積層、収納された用紙3は、
分離ローラ5によって1枚づつ繰出され、プリンタ7に
向けて搬送される。この繰出された用紙は、プリンタ送
りローラ対9およびレジストローラ対11を介して転写
ドラム13に搬送され、用紙の所定位置に転写ドラム1
3に形成された画像が転写される。そして、画像が転写
された用紙は、排紙ローラ対14を介して排紙スタッカ
15上に排紙される。この給紙装置における給紙動作
は、プリンタ側の送り信号に基づいて分離ローラ5が駆
動されることによってなされ、連続的に用紙を繰出す場
合は、ある一定間隔でこの送り信号が発せられる。
【0004】一方、用紙の送り信号によって分離ローラ
5が駆動されてから、用紙がレジストローラ対11の部
分に搬送されるまでの時間には、ばらつきが生じる。上
述したレーザプリンタでは、転写ドラム13に形成され
た画像が用紙の所定位置に転写されなければならないた
め、用紙の転写ドラムへの搬送のタイミングが重要とな
る。このため、通常、レジストローラ対11を制御する
ことにより、用紙の転写ドラムへの搬送のタイミングが
とられる。すなわち、用紙の送り信号が発せられてか
ら、用紙がレジストローラ対11の部分に搬送されるま
での時間のばらつきに、ある程度の範囲を持たせ、この
範囲内においてレジストローラ対11を制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ばらつきの量
は用紙分離部の分離状態に大きく依存しており、用紙の
種類、湿度等によってそのばらつきの量は大きくなりや
すい。すなわち、用紙の種類、湿度、分離ローラ5の状
態等により、用紙の分離時に、分離ローラと用紙との間
でスリップを起こすと、用紙はレジストローラ対11の
部分に遅く到着する。この遅れは、用紙が分離される部
分とレジストローラ対までの距離が長ければより助長さ
れる。また、用紙の分離時に、前に繰出された用紙に連
れ出されて用紙がある程度繰り出されていることがあ
り、この場合、用紙はレジストローラ対11の部分に早
く到着する。このように、発生するばらつきの量が大き
くなると、レジストローラ部での制御可能範囲を越えて
しまい、ジャムとしてプリンタシステムが停止してしま
う。プリンタシステムが停止すると、復旧のための操作
が必要とされ、時間ロス、用紙処理能力の低下、および
オペレータへの負担となる。
【0006】この発明は、上述した問題点を解決するた
めになされたものであり、給紙装置の用紙分離部からプ
リンタの所定位置に、定められた時間で用紙を搬送する
用紙搬送制御装置および方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の用紙搬送制御装置は、用紙積層部に収容さ
れた用紙を1枚づつ分離して用紙搬送路に繰出す給紙ロ
ーラと、この給紙ローラを駆動するモータと、前記用紙
搬送路に設けられ、給紙ローラによって繰出された用紙
の通過を検出する検出手段と、用紙が給紙されてから前
記検出手段によって検出されるまでの時間を計測し、こ
の計測された時間に基づいて、用紙があらかじめ定めら
れた時間で用紙搬送路の所定位置に搬送されるように、
モータの駆動速度を制御する制御手段と、を有すること
を特徴としている。
【0008】また、前記課題を解決するために、本発明
の用紙搬送制御方法は、給紙開始信号に基づいて、給紙
ローラを駆動するモータを駆動し、積層された用紙を1
枚づつ分離して用紙搬送路に繰出す工程と、前記用紙搬
送路の中間地点において、前記給紙開始信号が発せられ
てから用紙が中間地点を通過するまでの時間、および用
紙が中間地点を通過する際のモータの駆動速度を算出す
る工程と、用紙があらかじめ定められた時間で用紙搬送
路の所定位置に搬送されるよう、前記算出された時間お
よびモータの駆動速度に基づいて、用紙が中間地点から
所定位置に搬送されるまでのモータの駆動速度を制御す
る工程と、を有することを特徴としている。
【0009】さらに本発明の用紙搬送制御方法は、給紙
開始信号に基づいて、給紙ローラを駆動するモータを用
紙繰出し速度で駆動し、積層された用紙を1枚づつ分離
して用紙搬送路に繰出す工程と、用紙が繰出された後に
前記用紙搬送路の中間地点において、前記給紙開始信号
が発せられてから用紙がこの中間地点を通過するまでの
時間を算出する工程と、用紙があらかじめ定められた時
間で用紙搬送路の所定位置に搬送されるよう、前記算出
された時間に基づいて、モータの駆動を一定時間停止す
る工程と、一定時間モータの駆動を停止した後に、モー
タを所定速度で駆動する工程と、を有することを特徴と
している。
【0010】
【作用】用紙搬送経路の途中に、用紙の通過を検出する
センサを配置し、用紙が繰出されてから、センサによっ
て用紙が検出されるまでの時間を計測する。この時間に
基づいて、用紙が、常に一定時間で用紙処理部に搬送さ
れるように、用紙を繰出す給紙ローラの駆動速度を制御
する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に沿って具
体的に説明する。図1は、給紙装置における用紙搬送制
御装置の構成を示す図である。なお、この実施例の用紙
搬送制御装置は、プリンタ装置本体20に着脱され、用
紙をこのプリンタ装置本体に搬送する自動給紙装置30
に設けられている。
【0012】自動給紙装置30内には、例えばB5サイ
ズの用紙31が積層、収容された用紙収納部32が設け
られている。この用紙収納部32には、最上の用紙31
の前端部に当接する給紙ローラ35および給紙ローラ3
5と協働する分離パッド36が設けられている。この給
紙ローラ35はモータ40によって駆動され、積層され
た用紙は分離パッド36によって1枚づつ分離される。
用紙分離部37で1枚に分離された用紙は用紙ガイド3
8によって案内され、プリンタ装置本体20側のプリン
タ送りローラ対21に搬送される。そして、用紙は、こ
のプリンタ送りローラ対21によって、図示されていな
い転写ドラム(用紙処理部)に搬送される。
【0013】自動給紙装置30内には制御部50が設け
られている。この制御部50はプリンタ装置本体20側
の制御部と接続されており、プリンタ装置本体20から
の給紙開始信号が入力される。前記モータ40は制御部
50と接続されており、制御部50からの制御信号に基
づいて、その駆動が制御される。また、前記用紙ガイド
38の中間位置bには、用紙の通過を検出するフォトセ
ンサ42が配置されており、ここで検出された信号は制
御部50に入力される。最初に、図1を参照して、用紙
の搬送の制御について簡単に説明する。
【0014】プリンタ装置本体20から給紙開始信号が
制御部50に入力されると、給紙ローラ35は、この給
紙開始信号に基づいてモータ40によって駆動される。
用紙分離部37で1枚に分離された用紙は、用紙ガイド
38に沿って搬送され、b点を通過する。ここでの用紙
の通過は、フォトセンサ42によって検知され、用紙通
過信号が制御部50に入力される。制御部50は、前記
給紙開始信号が入力されてから、用紙通過信号が入力さ
れるまでの時間をカウントしている。そして、この時間
が所定値より長ければ給紙ローラ35の回転を早くし、
所定値より短ければ給紙ローラ35の回転を遅くし、用
紙のc点への到着を給紙開始信号が制御部50に入力さ
れてから所定時間となるように、給紙ローラ35の駆動
を制御する。
【0015】前述したように、転写ドラムに形成された
画像は用紙の所定位置に転写されなければならないた
め、用紙の転写ドラムへの搬送のタイミングが重要とな
る。前記構成によれば、給紙開始信号が発せられてか
ら、所定の時間に用紙をプリンタ送りローラ対21に送
り込むことができる。
【0016】次に、図1乃至図4を参照して、用紙搬送
の制御について詳細に説明する。図2は、モータの駆動
速度と用紙の搬送距離との関係を示す図、図3及び図4
は、モータの駆動の制御状態を示すフローチャートであ
る。
【0017】最初に、プリンタ装置本体20から給紙開
始信号が制御部50に入力され(S1)ると、この信号
に基づいてモータ40がON、給紙開始信号が入力され
てからの時間をカウントするタイマがONとなる(S
2)。このとき、モータ40は給紙ミスを起こさないよ
うな速度、例えばv1 =120mm/sで駆動される。
【0018】次に、用紙がb点を通過するときのタイマ
tの量およびモータの駆動速度vが算出される(S
3)。タイマtの値は、用紙がセンサ42を横切った際
に発生する検出信号に基づいて算出される。また、vは
120mm/sと算出される。この場合、用紙の給紙位置か
らプリンタ本体の用紙処理部までの搬送距離が長けれ
ば、用紙の高速処理を達成するように、用紙のスリップ
等が発生しないa点で、モータの駆動速度をv2 (例え
ば140mm/s)に増速しても良い。このとき、S3にお
いてvは140mm/sと算出される。
【0019】次に、給紙信号が発せられてから用紙がc
点に至までのあらかじめ定められた所定時間Tおよび点
bc間の距離Dと、算出されたv,tとの関係が判断さ
れる(S4)。この場合、(T−t)×v=Dであれ
ば、モータ40の駆動速度はvに維持され、用紙がc点
に搬送されるまでモータを駆動することにより、用紙は
所定時間Tでc点に達する(S5,S6)。次に、用紙
がc点に達した時点で、モータ40の駆動速度は、プリ
ンタ側のプリンタ送りローラ対21の駆動速度に合わさ
れる(S7)。これにより、プリンタ送りローラ対21
の部分において、ジャムが発生すること無く、用紙はプ
リンタ側に送り込まれる。そして、用紙がプリンタ送り
ローラ対21を通過してd点に搬送されたときに、モー
タ40の駆動は停止される(S8,9)。その後、用紙
はプリンタ送りローラ対21によって用紙処理部に送ら
れる。
【0020】前記S4において、(T−t)×v=Dと
ならない場合、モータ40の駆動速度をそのままvにし
ておくと、用紙はc点に所定時間Tよりも早くあるいは
遅く到達する。この場合、S10において、(T−t)
×v>Dと判断されると、用紙はc点に所定時間Tより
も早く到達してしまう。このため、S11において、
(T−t)×v3 =Dとなるような速度v3 を算出し、
所定時間Tで用紙がc点に到達するように、モータの速
度は減速される(S12)。モータは、この減速された
速度で用紙がc点にくるまで駆動される(S6)。その
後、前述したS7〜S9の手順に従って、モータの速度
は制御される。
【0021】前記S10において、(T−t)×v<D
と判断されると、用紙はc点に所定時間Tよりも遅く到
達してしまう。このため、用紙がc点に所定時間Tに到
達するように、モータの駆動速度は増速される。ところ
が、モータの駆動最大速度vmax はあらかじめ定められ
ており、(T−t)×vmax <Dの場合、モータを増速
しても用紙は所定時間Tでc点に到達することはない。
この場合は、ジャムエラーとしてモータの駆動を停止し
終了する(S13,S16)。
【0022】これに対して、(T−t)×vmax >Dの
場合、モータの速度を増速すれば用紙は所定時間Tでc
点に到達する。この場合、S14において、
(T−t)×v4 =Dとなるような速度v4 を算出
し、所定時間Tで用紙がc点に到達するように、モータ
の速度は増速される(S15)。モータは、この増速さ
れた速度で用紙がc点にくるまで駆動され(S6)、そ
の後、前述したS7〜S9の手順に従って、モータの速
度は制御される。
【0023】上記構成によれば、用紙は給紙開始信号が
発せられてから常に所定時間にc点に到達する。プリン
タ送りローラ対21での用紙の搬送は、安定しているた
め、この部分での滑りや、ジャム等は発生することな
く、用紙を用紙処理部に送ることができる。すなわち、
c点に到達するまでの用紙の搬送状態を制御しておけば
給紙開始信号が発せられてから、一定時間に用紙を用紙
処理部に送ることができる。なお、上記構成において、
それぞれの点a〜dの位置等については、プリンタの構
成、種類等に応じて適宜変更することができる。図5乃
至図7は、用紙搬送の制御についての第2の実施例を示
す図である。以下、図1および図5乃至図7を参照し
て、第2の実施例を説明する。
【0024】最初に、プリンタ装置本体20から給紙開
始信号が制御部50に入力され(S1)ると、この信号
に基づいてモータ40がON、給紙開始信号が入力され
てからの時間をカウントするタイマがONとなる(S
2)。このとき、モータ40は給紙ミスを起こさないよ
うな速度、例えばV=120mm/sで駆動される。
【0025】次に、用紙がa点まで繰出されたときに、
モータの駆動速度を、あらかじめ定められた速度V1 =
160mm/sに増速する(S3)。なお、用紙がa点まで
繰出されると、スリップ等は発生することなく、用紙は
モータの駆動速度で安定して搬送される。つづいて、用
紙がb点を通過するときのタイマtの量が算出される
(S4)。これは、用紙がセンサ42を横切った際に発
生する検出信号に基づいて算出される。
【0026】本実施例では、用紙がa点からc点まで搬
送される間、モータの駆動速度は、V1 に保たれる。従
って、前記第1実施例で述べた所定時間Tよりも早く用
紙がc点に到達してしまう。このため、本実施例では、
用紙がb点に到達した時点で一旦モータの駆動を停止さ
せて、所定時間Tで用紙がc点に到達するように構成さ
れている。
【0027】前記S4に続き、S5において、T−T1
−t=0について判断される。このT1 は、用紙が速度
V1 で搬送されたときに、用紙が点b,c間の距離Dを
進む時間である(V1 ×T1 =Dが成立している)。T
−T1 −t=0が成立している場合(S5)、モータを
停止させずに、そのまま用紙がc点に来るまで駆動する
ことにより、用紙は所定時間Tでc点に到達する(S
6,S7)。次に、用紙がc点に達した時点で、モータ
40の駆動速度は、プリンタ側のプリンタ送りローラ対
21の駆動速度に合わされる(S8)。これにより、ジ
ャムが発生すること無く、用紙はプリンタ側に送り込ま
れる。そして、用紙がプリンタ送りローラ対21を通過
して、d点に搬送されたときに、モータ40の駆動は停
止され(S9,10)、その後、用紙はプリンタ送りロ
ーラ対21によって用紙処理部に送られる。
【0028】前記S5において、T−T1 −t=0とな
らず、かつS11において、T−T1 −t>0と判断さ
れた場合、モータ40の駆動速度をそのままV1 にして
おくと、用紙はc点に所定時間Tよりも早く到達してし
まう。このため、用紙がb点に来た時点においてモータ
を一旦停止させる(S12)。モータを停止させる時間
は、(T−T1 −t)である(S13)。その後、モー
タを、用紙がc点に来るまで速度V1 で駆動することに
より(S14)、用紙は所定時間Tでc点に到達する
(S7)。その後は、前述したS8〜S10の手順に従
って、モータの速度は制御される。
【0029】前記S11において、T−T1 −t>0で
ないと判断された場合、モータをそのまま駆動しても用
紙を所定時間Tでc点に搬送することはできない。この
場合は、ジャムエラーとしてモータの駆動を停止し終了
する(S15)。
【0030】本実施例の説明では、給紙開始信号によ
り、駆動開始時のモータスピードa点まで低速Vとし、
a点通過後V1 に増速するようにしたが、駆動開始のモ
ータスピードをb点まで及びb点からc点までをV1 と
しても良く、更に駆動開始のモータスピードをb点まで
Vとし一旦停止後のb点からc点までをV1 としても良
い。
【0031】この実施例によれば、前記実施例と比べ
て、用紙がb点に搬送されたときに、モータの駆動速度
を落とすようなことはなくなるので、モータの共振の発
生を防止することができる。さらに、モータを増速、減
速させるための速度を算出する工程がなくなるため、全
体の制御工程が簡略化される。
【0032】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
は上記実施例に限定されることはなく種々変形すること
ができる。例えば、モータの駆動速度を前記実施例以外
の速度に変えても良い。また、センサ42として光学的
なものを用いたが、機械的なセンサであっても良い。さ
らに、本発明の用紙搬送制御装置は、給紙装置があらか
じめ組込まれたプリンタ等についても用いることができ
る。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、給紙信号が発せられて
から、プリンタの所定位置(例えば、送りローラ部)に
所定の時間で、用紙を搬送することができるので、用紙
処理部への用紙搬送のタイミングがずれることはない。
この結果、ジャム信号によるプリンタシステムの停止を
無くすことができ、復旧のための操作の時間ロス、用紙
処理能力の低下等が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の用紙搬送制御装置の構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例におけるモータの駆動速度
と用紙の搬送距離との関係を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例におけるモータの駆動の制
御状態を示すフローチャートである。
【図4】図3に示したフローチャートの続きを示すフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の第2実施例におけるモータの駆動速度
と用紙の搬送距離との関係を示す図である。
【図6】本発明の第2実施例におけるモータの駆動の制
御状態を示すフローチャートである。
【図7】図6に示したフローチャートの続きを示すフロ
ーチャートである。
【図8】従来のプリンタの一般的な構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
20…プリンタ装置本体、21…プリンタ送りローラ
対、30…自動給紙装置、35…給紙ローラ、38…用
紙ガイド、40…モータ、42…フォトセンサ、50…
制御部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙積層部に収容された用紙を1枚づつ
    分離して用紙搬送路に繰出す給紙ローラと、 この給紙ローラを駆動するモータと、 前記用紙搬送路に設けられ、給紙ローラによって繰出さ
    れた用紙の通過を検出する検出手段と、 用紙が給紙されてから前記検出手段によって検出される
    までの時間を計測し、この計測された時間に基づいて、
    用紙があらかじめ定められた時間で用紙搬送路の所定位
    置に搬送されるように、モータの駆動速度を制御する制
    御手段と、を有することを特徴とする用紙搬送制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記所定位置は、用紙を用紙処理部に送
    る送りローラ対の直前に位置しており、前記制御手段
    は、用紙がこの所定位置に搬送されたときに、モータの
    駆動速度を送りローラ対の駆動速度に合わせる手段を有
    することを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送制御装
    置。
  3. 【請求項3】 給紙開始信号に基づいて、給紙ローラを
    駆動するモータを駆動し、積層された用紙を1枚づつ分
    離して用紙搬送路に繰出す工程と、 前記用紙搬送路の中間地点において、前記給紙開始信号
    が発せられてから用紙が中間地点を通過するまでの時
    間、および用紙が中間地点を通過する際のモータの駆動
    速度を算出する工程と、 用紙があらかじめ定められた時間で用紙搬送路の所定位
    置に搬送されるよう、前記算出された時間およびモータ
    の駆動速度に基づいて、用紙が中間地点から所定位置に
    搬送されるまでのモータの駆動速度を制御する工程と、
    を有することを特徴とする用紙搬送制御方法。
  4. 【請求項4】 給紙開始信号に基づいて、給紙ローラを
    駆動するモータを用紙繰出し速度で駆動し、積層された
    用紙を1枚づつ分離して用紙搬送路に繰出す工程と、 用紙が繰出された後に前記用紙搬送路の中間地点におい
    て、前記給紙開始信号が発せられてから用紙がこの中間
    地点を通過するまでの時間を算出する工程と、 用紙があらかじめ定められた時間で用紙搬送路の所定位
    置に搬送されるよう、前記算出された時間に基づいて、
    モータの駆動を一定時間停止する工程と、 一定時間モータの駆動を停止した後に、モータを所定速
    度で駆動する工程と、を有することを特徴とする用紙搬
    送制御方法。
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