JPH0674017B2 - 無段変速機の制御装置 - Google Patents
無段変速機の制御装置Info
- Publication number
- JPH0674017B2 JPH0674017B2 JP60286611A JP28661185A JPH0674017B2 JP H0674017 B2 JPH0674017 B2 JP H0674017B2 JP 60286611 A JP60286611 A JP 60286611A JP 28661185 A JP28661185 A JP 28661185A JP H0674017 B2 JPH0674017 B2 JP H0674017B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- throttle opening
- speed
- gear ratio
- control
- change
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/66—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
- F16H61/662—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
- F16H61/66254—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling
- F16H61/66259—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling using electrical or electronical sensing or control means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/12—Detecting malfunction or potential malfunction, e.g. fail safe; Circumventing or fixing failures
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S477/00—Interrelated power delivery controls, including engine control
- Y10S477/906—Means detecting or ameliorating the effects of malfunction or potential malfunction
Description
本発明は、車両用のベルト式無段変速機の制御装置に関
し、詳しくは、変速比の変化速度(変速速度)を制御対
象として変速制御するものにおいて、スロットル開度セ
ンサ等のエンジン負荷検出手段の故障時のフェイルセー
フに関する。 この種の無段変速機の変速制御に関しては、例えば特開
昭55-65755号公報に示す油圧制御系の基本的なものがあ
る。これは、アクセルの踏込み量とエンジン回転数の要
素により変速比制御弁がバランスするように動作して、
エンジン回転数が常に一定になるように変速比を定める
もので、変速比を制御対象にしている。 従って変速速度は、各変速比,プライマリ圧等により機
構上決定されることになり、変速速度を直接制御できな
かった。そのため、運転域の過渡状態では変速比がハン
チング,オーバシュート等を生じてドライバビリティを
悪化させることが指摘されている。 このことから、無段変速機を変速制御する場合におい
て、変速比の変化速度を加味して電子制御している。 ここで、上記電子制御ではエンジン側のエンジン回転数
Ne、スロットル開度θ、及び無段変速機側のプライマ
リ、セカンダリプーリ回転数Np,Ns等をセンサで検出
し、これらの入力信号を用いて制御する。特に、エンジ
ン負荷に対応したスロットル開度θの入力信号は目標と
する変速比isやライン圧PLを直接定める重要な要素であ
り、ハーネスの断線、地絡、センサ出力の異常等により
センサが故障した場合には、変速及びライン圧の制御が
不能となる。従って、スロットル開度等のエンジン負荷
を検出するセンサの故障時に対するフェイルセーフは必
要不可欠であると言える。
し、詳しくは、変速比の変化速度(変速速度)を制御対
象として変速制御するものにおいて、スロットル開度セ
ンサ等のエンジン負荷検出手段の故障時のフェイルセー
フに関する。 この種の無段変速機の変速制御に関しては、例えば特開
昭55-65755号公報に示す油圧制御系の基本的なものがあ
る。これは、アクセルの踏込み量とエンジン回転数の要
素により変速比制御弁がバランスするように動作して、
エンジン回転数が常に一定になるように変速比を定める
もので、変速比を制御対象にしている。 従って変速速度は、各変速比,プライマリ圧等により機
構上決定されることになり、変速速度を直接制御できな
かった。そのため、運転域の過渡状態では変速比がハン
チング,オーバシュート等を生じてドライバビリティを
悪化させることが指摘されている。 このことから、無段変速機を変速制御する場合におい
て、変速比の変化速度を加味して電子制御している。 ここで、上記電子制御ではエンジン側のエンジン回転数
Ne、スロットル開度θ、及び無段変速機側のプライマ
リ、セカンダリプーリ回転数Np,Ns等をセンサで検出
し、これらの入力信号を用いて制御する。特に、エンジ
ン負荷に対応したスロットル開度θの入力信号は目標と
する変速比isやライン圧PLを直接定める重要な要素であ
り、ハーネスの断線、地絡、センサ出力の異常等により
センサが故障した場合には、変速及びライン圧の制御が
不能となる。従って、スロットル開度等のエンジン負荷
を検出するセンサの故障時に対するフェイルセーフは必
要不可欠であると言える。
そこで、従来上記無段変速機の制御のフェイルセーフに
関しては、例えば特開昭59-77197号公報の先行技術があ
る。ここで、変速制御弁の故障等の場合は強制的に変速
比最大の状態にすることが示されている。
関しては、例えば特開昭59-77197号公報の先行技術があ
る。ここで、変速制御弁の故障等の場合は強制的に変速
比最大の状態にすることが示されている。
ところで、上記先行技術の方法によると変速比最大の状
態で走ることは可能であるが、走行性が非常に悪い。 一方、スロットル開度等のエンジン負荷センサ故障の場
合には、故障モードとしてスロットル開度全開又は全開
等の誤判定も考えられる。全開と判定した場合は、変速
ラインが例えば第4図の曲線l1のようになり、エンジン
回転数の高い領域になる。逆に全閉と判定した場合は、
第4図の曲線l2のように低回転域でシフトアップするた
め、駆動力低下が大きく、特に登坂路では著しい走行不
良に陥る。このことから、スロットル開度等のセンサ故
障時のフェイルセーフに関しては、単に走れれば良いだ
けでなく、正常時に近い走行性能を備えることが望まれ
る。 本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、エン
ジン負荷としてのスロットル開度の異常時に、走行性の
低下を最小限にとどめるように変速制御することが可能
な無段変速機の制御装置を提供することを目的としてい
る。
態で走ることは可能であるが、走行性が非常に悪い。 一方、スロットル開度等のエンジン負荷センサ故障の場
合には、故障モードとしてスロットル開度全開又は全開
等の誤判定も考えられる。全開と判定した場合は、変速
ラインが例えば第4図の曲線l1のようになり、エンジン
回転数の高い領域になる。逆に全閉と判定した場合は、
第4図の曲線l2のように低回転域でシフトアップするた
め、駆動力低下が大きく、特に登坂路では著しい走行不
良に陥る。このことから、スロットル開度等のセンサ故
障時のフェイルセーフに関しては、単に走れれば良いだ
けでなく、正常時に近い走行性能を備えることが望まれ
る。 本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、エン
ジン負荷としてのスロットル開度の異常時に、走行性の
低下を最小限にとどめるように変速制御することが可能
な無段変速機の制御装置を提供することを目的としてい
る。
上記目的を達成するため、本発明は、油圧シリンダによ
りそれぞれプーリ溝幅が可変制御される入力側のプライ
マリプーリと出力側のセカンダリプーリとの間に駆動ベ
ルトを巻回してなる無段変換機を対象とし、上記プライ
マリプーリの油圧シリンダに供給するプライマリ圧を制
御ユニットから出力される変速速度の制御信号により変
速速度制御弁を介して変化させることでプライマリプー
リ及びセカンダリプーリに対する駆動ベルトの巻付け径
の比を連続的に変化させて無段変速させる無段変速機の
制御装置において、セカンダリプーリ回転数及びスロッ
トル開度の各検出信号に基づき目標変速比を定める目標
変速比検索部と、上記目標変速比に基づいて変速速度を
算出する変速速度算出部とを備える上記制御ユニットに
は、上記スロットル開度の検出信号に基づき、エンジン
始動に伴う制御開始直後のスロットル開度の変化量が所
定値以下である場合にスロットル開度の検出信号が異常
であると判定して予め中間値に設定された異常時代用の
スロットル開度信号を上記目標変速比検索部に出力し、
その後スロットル開度の変化量が所定値以上となつた場
合にはスロットル開度の検出信号が正常であると判定し
て上記異常時代用のスロットル開度信号の出力を停止す
る異常判定部を設けたことを特徴とする
りそれぞれプーリ溝幅が可変制御される入力側のプライ
マリプーリと出力側のセカンダリプーリとの間に駆動ベ
ルトを巻回してなる無段変換機を対象とし、上記プライ
マリプーリの油圧シリンダに供給するプライマリ圧を制
御ユニットから出力される変速速度の制御信号により変
速速度制御弁を介して変化させることでプライマリプー
リ及びセカンダリプーリに対する駆動ベルトの巻付け径
の比を連続的に変化させて無段変速させる無段変速機の
制御装置において、セカンダリプーリ回転数及びスロッ
トル開度の各検出信号に基づき目標変速比を定める目標
変速比検索部と、上記目標変速比に基づいて変速速度を
算出する変速速度算出部とを備える上記制御ユニットに
は、上記スロットル開度の検出信号に基づき、エンジン
始動に伴う制御開始直後のスロットル開度の変化量が所
定値以下である場合にスロットル開度の検出信号が異常
であると判定して予め中間値に設定された異常時代用の
スロットル開度信号を上記目標変速比検索部に出力し、
その後スロットル開度の変化量が所定値以上となつた場
合にはスロットル開度の検出信号が正常であると判定し
て上記異常時代用のスロットル開度信号の出力を停止す
る異常判定部を設けたことを特徴とする
上記構成に基づき、制御開始時にはスロットル開度セン
サが一旦異常と判定され、その後センサ出力の変化量が
所定値以下の場合は設定値を代用した異常モードとな
る。そして、スロットル開度が所定値以上変化した時点
で正常と判定し、それ以降はセンサ出力により制御され
るようになる。 こうして、本発明によればエンジン負荷の異常に対して
フェイルセーフが適確に対応し、設定値の代用で比較的
走り易い変速特性を設定することが可能となる。
サが一旦異常と判定され、その後センサ出力の変化量が
所定値以下の場合は設定値を代用した異常モードとな
る。そして、スロットル開度が所定値以上変化した時点
で正常と判定し、それ以降はセンサ出力により制御され
るようになる。 こうして、本発明によればエンジン負荷の異常に対して
フェイルセーフが適確に対応し、設定値の代用で比較的
走り易い変速特性を設定することが可能となる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 第1図において、本発明が適用される無段変速機を含む
伝動系の概略について説明すると、エンジン1がクラッ
チ2,前後進切換装置3を介して無段変速機4の主軸5に
連結する。無段変速機4は主軸5に対して副軸6が平行
配置され、主軸5にはプライマリプーリ7が、副軸6に
はセカンダリプーリ8が設けられ、各プーリ7,8には可
動側に油圧シリンダ9,10が装備されると共に、駆動ベル
ト11が巻付けられている。ここで、プライマリシリンダ
9の受圧面積を大きく設定され、そのプライマリ圧によ
り駆動ベルト11のプーリ7,8に対する巻付け径の比率を
変えて無段変速するようになっている。 また副軸6は、1組のリダクションギヤ12を介して出力
軸13に連結し、出力軸13は、ファイナルギヤ14,ディフ
ァレンシャルギヤ15を介して駆動輪16に伝動構成されて
いる。 次いで、無段変速機4の油圧制御系について説明する
と、エンジン1により駆動されるオイルポンプ20を有
し、オイルポンプ20の吐出側のライン圧油路21が、セカ
ンダリシリンダ10,ライン圧制御弁22,変速速度制御弁23
に連通し、変速速度制御弁23から油路24を介してプライ
マリシリンダ9に連通する。ライン圧油路21はオリフィ
ス32を介してレギュレータ弁25に連通し、レギュレータ
弁25からの一定なレギュレータ圧の油路26が、ソレノイ
ド弁27,28および変速速度制御弁23の一方に連通する。
各ソレノイド弁27,28は制御ユニット40からのデューテ
ィ信号により例えばオンして排圧し、オフしてレギュレ
ータ圧PRを出力するものであり、このようなパルス状の
制御圧を生成する。そしてソレノイド弁27からのパルス
状の制御圧は、アキュムレータ30で平均化されてライン
圧制御弁22に作用する。これに対しソレノイド弁28から
のパルス状の制御圧は、そのまま変速速度制御弁23の他
方に作用する。なお、図中符号29はドレン油路、31はオ
イルパンである。 ライン圧制御弁22は、ソレノイド弁27からの平均化した
制御圧によりライン圧PLの制御を行う。 変速速度制御弁23は、レギュレータ圧とソレノイド弁28
からのパルス状の制御圧の関係により、ライン圧油路2
1,24を接続する給油位置と、ライン圧油路24をドレンす
る排油位置とに動作する。 そして、デューティ比により2位置の動作状態を変えて
プライマリシリンダ9への給油または排油の流量Qを制
御し、変速速度di/dtにより変速制御するようになって
いる。 第2図において、電子制御系について説明する。 先ず、変速速度制御系について説明すると、プライマリ
プーリ7,セカンダリプーリ8,エンジン1の各回転数セン
サ41,42,43、およびスロットル開度センサ44を有する。
そして制御ユニット40において両プーリ回転数センサ4
1,42からの回転数信号Np,Nsは、実変速比算出部45に入
力して、i=Np/Nsにより実変速比iを求める。また、
セカンダリプーリ回転数センサ42からの信号Nsとスロッ
トル開度センサ44の信号θは、目標変速比検索部46に入
力し、ここで変速パターンに基づくNs−θのテーブルか
ら目標変速比isを検索する。 スロットル開度センサ44の信号θは加速検出部51に入力
し、所定時間内のスロットル開度変化によりスロットル
開度変化速度を算出し、これに基づき係数設定部47で
係数kがの関数として設定される。実変速比算出部45
の実変速比i,目標変速比検索部46の定常での目標変速比
isおよび係数設定部47の係数kは、変速速度算出部48に
入力し、 di/dt=k(is−i) により変速速度di/dtを算出し、その符号が正の場合は
シフトダウン,負の場合はシフトアップに定める。 変速速度算出部48と実変速比算出部45の信号di/dt,i
は、更にデューティ比検索部49に入力する。ここでデュ
ーティ比D=f(di/dt,i)の関係により、di/dtとiの
テーブルが設定されており、シフトアップではデューテ
ィ比Dが例えば50%以下の値に、シフトダウンではデュ
ーティ比Dが50%以下の値に振り分けてある。そしてシ
フトアップではデューティ比Dがiに対して減少関数
で、|di/dt|に対して増大関数で設定され、シフトダウ
ンのテーブルではデューティ比Dが逆にiに対して増大
関数で、di/dtに対しては減少関数で設定されている。
そこで、かかるテーブルを用いてデューティ比Dが検索
される。そして上記デューティ比検索部49からのデュー
ティ比Dの信号が、駆動部50を介してソレノイド弁28に
入力するようになっている。 続いて、ライン圧制御系について説明すると、スロット
ル開度センサ44の信号θ,エンジン回転数センサ43の信
号Neがエンジントルク算出部52に入力して、θ−Neのテ
ーブルからエンジントルクTを求める。一方、実変速比
算出部45からの実変速比iに基づき必要ライン圧設定部
53において、単位トルク当りの必要ライン圧PLuを求
め、これと上記エンジントルク算出部52のエンジントル
クTが目標ライン圧算出部54に入力して、PL=PLu・T
により目標ライン圧PLを算出する。 目標ライン圧算出部54の出力PLは、デユーティ比設定部
55に入力して目標ライン圧PLに相当するデューティ比D
を設定する。そしてこのデューティ比Dの信号が、駆動
部56を介してソレノイド弁27に入力するようになってい
る。 一方、上記制御系において、スロットル開度センサ44故
障時のフェイルセーフ手段として、スロットル開度セン
サ44のスロットル開度信号θが入力する異常判定部60を
有し、前回と今回の値θ1,θ2と所定値Δθにおい
て、|θ1−θ2|≦Δθの場合に異常と判定する。そ
して、判定部60の異常信号が出力した場合は、目標変速
比検索部46及びエンジントルク算出部52においてスロッ
トル開度の値をそれぞれ例えば全開時の60%および100
%に定めるようになっている。 次いで、このように構成された無段変速機の制御装置の
作用について説明する。 先ず、エンジン1からのアクセルの踏込みに応じた動力
が、クラッチ2,切換装置3を介して無段変速機4のプラ
イマリプーリ7に入力し、駆動ベルト11,セカンダリプ
ーリ8により変速した動力が出力し、これが駆動輪16側
に伝達することで走行する。 そして上記走行中において、実変速比iの値が大きい低
速段においてエンジントルクTが大きいほど目標ライン
圧が大きく設定され、これに相当するデューティ比の大
きい信号がソレノイド弁27に入力して制御圧を小さくし
生成し、その平均化した圧力でライン圧制御弁22を動作
することで、ライン圧油路21のライン圧PLを高くする。
そして変速比iが小さくなり、エンジントルクTも小さ
くなるに従いデューティ比を減じて制御圧を増大するこ
とで、ライン圧PLはドレン量の増大により低下するよう
に制御されるのであり、こうして常に駆動ベルト11での
伝達トルクに相当するプーリ押付け力を作用する。 上記ライン圧PLは、常にセカンダリシリンダ10に供給さ
れており、変速速度制御弁23によりプライマリシリンダ
9に給排油することで、変速速度制御されるのであり、
これを以下に説明する。 先ず、各センサ41,42および44からの信号Np,Ns,θが読
込まれ、制御ユニット40の実変速比算出部45で実変速比
iを、目標変速比検索部46で目標変速比isを求め、これ
らと係数kを用いて変速速度算出部48で変速速度di/dt
を求める。そこでis<iの関係にあるシフトアップとis
>iの関係のシフトダウンで、di/dtとiによりデュー
ティ比検索部49でテーブルを用いてデューティ比Dが検
索される。 上記デューティ信号は、ソレノイド弁28に入力してパル
ス状の制御圧を生成し、これにより変速速度制御弁23を
給油と排油の2位置で繰返し動作する。 ここでシフトアップでは、給油と排油とがバランスする
デューティ比D以上の値でソレノイド弁28によるパルス
状の制御圧は、オンの零圧時間の方がオフのレギュレー
タ圧PR時間より長くなり、変速速度制御弁23は給油位置
での動作時間が長くなって、プライマリシリンダ9に排
油以上に給油してシフトアップ作用する。そしてiの大
きい低速段側で|di/dt|が小さい場合は、Dの値が小さ
いことで給油量が少なく変速スピードが遅いが、iの小
さい高速段側に移行し、|di/dt|が大きくなるにつれて
Dの値が大きくなり、給油量が増して変速スピードが速
くなる。一方、シフトダウンでは、給油と排油とがバラ
ンスするデューティ比D以下の値であるため、制御圧は
上述と逆になり、変速速度制御弁23は排油位置での動作
時間が長くなり、プライマリシンダ9を給油以上に排油
としてシフトダウン作用する。そしてこの場合は、iの
大きい低速段側でdi/dtが小さい場合にDの値が大きい
ことで、排油量が少なくて変速スピードが遅く、iの小
さい高速段側に移行し、di/dtが大きくなるにつれてD
の値が小さくなり、排油量が増して変速スピードが速く
なる。こうして低速段と高速段の全域において、変速速
度を変えながらシフトアップまたはシフトダウンして無
段階に変速することになる。 次いで、スロットル開度センサ44故障時のフェイルセー
フ作用を第3図のフローチャートを参照して説明する。 先ず、エンジン始動後スロットル開度センサ44から信号
θが異常判定部60に入力しており、運転者がアクセル操
作をしない時のようにスロットル開度の変化量が小さい
場合は|θ1−θ2|≦Δθにより異常判定部60は一旦
異常と判定し、予め中間値(例えば全開時の60%)に設
定された異常時代用のスロットル開度信号を目標変速比
検索部46に出力する。そこで、目標変速比検索部46のス
ロットル開度が設定値(例えば全開時の60%)に設定さ
れる。また、エンジントルク算出部52のスロットル開度
の値も同様に設定値(例えば全開時の100%)になり、
この状態で走行開始した場合、又は実際にセンサの故障
で出力が変化しない場合は上述のスロットル開度で変速
及びライン圧制御される。そこで、この場合の変速ライ
ンは第4図の曲線l3のように、最高と最低の中間のもの
になる。 一方、運転者がアクセル操作をすることにより、スロッ
トル開度が変化して、|θ1−θ2|>Δθになると異
常判定部60で正常と判定されて異常信号を出力しなくな
る。このとき、フラグ1がセットされてこれ以降は異常
判定しなくなり、スロットル開度のセンサ出力をそのま
ま入力して既に述べたように制御されるのである。 以上、本発明の一実施例について述べたが、吸入管負圧
センサ等の場合にも同様に適用し得る。また、センサ値
が上下限値を越えた場合のフェイルセーフにも適用可能
である。
伝動系の概略について説明すると、エンジン1がクラッ
チ2,前後進切換装置3を介して無段変速機4の主軸5に
連結する。無段変速機4は主軸5に対して副軸6が平行
配置され、主軸5にはプライマリプーリ7が、副軸6に
はセカンダリプーリ8が設けられ、各プーリ7,8には可
動側に油圧シリンダ9,10が装備されると共に、駆動ベル
ト11が巻付けられている。ここで、プライマリシリンダ
9の受圧面積を大きく設定され、そのプライマリ圧によ
り駆動ベルト11のプーリ7,8に対する巻付け径の比率を
変えて無段変速するようになっている。 また副軸6は、1組のリダクションギヤ12を介して出力
軸13に連結し、出力軸13は、ファイナルギヤ14,ディフ
ァレンシャルギヤ15を介して駆動輪16に伝動構成されて
いる。 次いで、無段変速機4の油圧制御系について説明する
と、エンジン1により駆動されるオイルポンプ20を有
し、オイルポンプ20の吐出側のライン圧油路21が、セカ
ンダリシリンダ10,ライン圧制御弁22,変速速度制御弁23
に連通し、変速速度制御弁23から油路24を介してプライ
マリシリンダ9に連通する。ライン圧油路21はオリフィ
ス32を介してレギュレータ弁25に連通し、レギュレータ
弁25からの一定なレギュレータ圧の油路26が、ソレノイ
ド弁27,28および変速速度制御弁23の一方に連通する。
各ソレノイド弁27,28は制御ユニット40からのデューテ
ィ信号により例えばオンして排圧し、オフしてレギュレ
ータ圧PRを出力するものであり、このようなパルス状の
制御圧を生成する。そしてソレノイド弁27からのパルス
状の制御圧は、アキュムレータ30で平均化されてライン
圧制御弁22に作用する。これに対しソレノイド弁28から
のパルス状の制御圧は、そのまま変速速度制御弁23の他
方に作用する。なお、図中符号29はドレン油路、31はオ
イルパンである。 ライン圧制御弁22は、ソレノイド弁27からの平均化した
制御圧によりライン圧PLの制御を行う。 変速速度制御弁23は、レギュレータ圧とソレノイド弁28
からのパルス状の制御圧の関係により、ライン圧油路2
1,24を接続する給油位置と、ライン圧油路24をドレンす
る排油位置とに動作する。 そして、デューティ比により2位置の動作状態を変えて
プライマリシリンダ9への給油または排油の流量Qを制
御し、変速速度di/dtにより変速制御するようになって
いる。 第2図において、電子制御系について説明する。 先ず、変速速度制御系について説明すると、プライマリ
プーリ7,セカンダリプーリ8,エンジン1の各回転数セン
サ41,42,43、およびスロットル開度センサ44を有する。
そして制御ユニット40において両プーリ回転数センサ4
1,42からの回転数信号Np,Nsは、実変速比算出部45に入
力して、i=Np/Nsにより実変速比iを求める。また、
セカンダリプーリ回転数センサ42からの信号Nsとスロッ
トル開度センサ44の信号θは、目標変速比検索部46に入
力し、ここで変速パターンに基づくNs−θのテーブルか
ら目標変速比isを検索する。 スロットル開度センサ44の信号θは加速検出部51に入力
し、所定時間内のスロットル開度変化によりスロットル
開度変化速度を算出し、これに基づき係数設定部47で
係数kがの関数として設定される。実変速比算出部45
の実変速比i,目標変速比検索部46の定常での目標変速比
isおよび係数設定部47の係数kは、変速速度算出部48に
入力し、 di/dt=k(is−i) により変速速度di/dtを算出し、その符号が正の場合は
シフトダウン,負の場合はシフトアップに定める。 変速速度算出部48と実変速比算出部45の信号di/dt,i
は、更にデューティ比検索部49に入力する。ここでデュ
ーティ比D=f(di/dt,i)の関係により、di/dtとiの
テーブルが設定されており、シフトアップではデューテ
ィ比Dが例えば50%以下の値に、シフトダウンではデュ
ーティ比Dが50%以下の値に振り分けてある。そしてシ
フトアップではデューティ比Dがiに対して減少関数
で、|di/dt|に対して増大関数で設定され、シフトダウ
ンのテーブルではデューティ比Dが逆にiに対して増大
関数で、di/dtに対しては減少関数で設定されている。
そこで、かかるテーブルを用いてデューティ比Dが検索
される。そして上記デューティ比検索部49からのデュー
ティ比Dの信号が、駆動部50を介してソレノイド弁28に
入力するようになっている。 続いて、ライン圧制御系について説明すると、スロット
ル開度センサ44の信号θ,エンジン回転数センサ43の信
号Neがエンジントルク算出部52に入力して、θ−Neのテ
ーブルからエンジントルクTを求める。一方、実変速比
算出部45からの実変速比iに基づき必要ライン圧設定部
53において、単位トルク当りの必要ライン圧PLuを求
め、これと上記エンジントルク算出部52のエンジントル
クTが目標ライン圧算出部54に入力して、PL=PLu・T
により目標ライン圧PLを算出する。 目標ライン圧算出部54の出力PLは、デユーティ比設定部
55に入力して目標ライン圧PLに相当するデューティ比D
を設定する。そしてこのデューティ比Dの信号が、駆動
部56を介してソレノイド弁27に入力するようになってい
る。 一方、上記制御系において、スロットル開度センサ44故
障時のフェイルセーフ手段として、スロットル開度セン
サ44のスロットル開度信号θが入力する異常判定部60を
有し、前回と今回の値θ1,θ2と所定値Δθにおい
て、|θ1−θ2|≦Δθの場合に異常と判定する。そ
して、判定部60の異常信号が出力した場合は、目標変速
比検索部46及びエンジントルク算出部52においてスロッ
トル開度の値をそれぞれ例えば全開時の60%および100
%に定めるようになっている。 次いで、このように構成された無段変速機の制御装置の
作用について説明する。 先ず、エンジン1からのアクセルの踏込みに応じた動力
が、クラッチ2,切換装置3を介して無段変速機4のプラ
イマリプーリ7に入力し、駆動ベルト11,セカンダリプ
ーリ8により変速した動力が出力し、これが駆動輪16側
に伝達することで走行する。 そして上記走行中において、実変速比iの値が大きい低
速段においてエンジントルクTが大きいほど目標ライン
圧が大きく設定され、これに相当するデューティ比の大
きい信号がソレノイド弁27に入力して制御圧を小さくし
生成し、その平均化した圧力でライン圧制御弁22を動作
することで、ライン圧油路21のライン圧PLを高くする。
そして変速比iが小さくなり、エンジントルクTも小さ
くなるに従いデューティ比を減じて制御圧を増大するこ
とで、ライン圧PLはドレン量の増大により低下するよう
に制御されるのであり、こうして常に駆動ベルト11での
伝達トルクに相当するプーリ押付け力を作用する。 上記ライン圧PLは、常にセカンダリシリンダ10に供給さ
れており、変速速度制御弁23によりプライマリシリンダ
9に給排油することで、変速速度制御されるのであり、
これを以下に説明する。 先ず、各センサ41,42および44からの信号Np,Ns,θが読
込まれ、制御ユニット40の実変速比算出部45で実変速比
iを、目標変速比検索部46で目標変速比isを求め、これ
らと係数kを用いて変速速度算出部48で変速速度di/dt
を求める。そこでis<iの関係にあるシフトアップとis
>iの関係のシフトダウンで、di/dtとiによりデュー
ティ比検索部49でテーブルを用いてデューティ比Dが検
索される。 上記デューティ信号は、ソレノイド弁28に入力してパル
ス状の制御圧を生成し、これにより変速速度制御弁23を
給油と排油の2位置で繰返し動作する。 ここでシフトアップでは、給油と排油とがバランスする
デューティ比D以上の値でソレノイド弁28によるパルス
状の制御圧は、オンの零圧時間の方がオフのレギュレー
タ圧PR時間より長くなり、変速速度制御弁23は給油位置
での動作時間が長くなって、プライマリシリンダ9に排
油以上に給油してシフトアップ作用する。そしてiの大
きい低速段側で|di/dt|が小さい場合は、Dの値が小さ
いことで給油量が少なく変速スピードが遅いが、iの小
さい高速段側に移行し、|di/dt|が大きくなるにつれて
Dの値が大きくなり、給油量が増して変速スピードが速
くなる。一方、シフトダウンでは、給油と排油とがバラ
ンスするデューティ比D以下の値であるため、制御圧は
上述と逆になり、変速速度制御弁23は排油位置での動作
時間が長くなり、プライマリシンダ9を給油以上に排油
としてシフトダウン作用する。そしてこの場合は、iの
大きい低速段側でdi/dtが小さい場合にDの値が大きい
ことで、排油量が少なくて変速スピードが遅く、iの小
さい高速段側に移行し、di/dtが大きくなるにつれてD
の値が小さくなり、排油量が増して変速スピードが速く
なる。こうして低速段と高速段の全域において、変速速
度を変えながらシフトアップまたはシフトダウンして無
段階に変速することになる。 次いで、スロットル開度センサ44故障時のフェイルセー
フ作用を第3図のフローチャートを参照して説明する。 先ず、エンジン始動後スロットル開度センサ44から信号
θが異常判定部60に入力しており、運転者がアクセル操
作をしない時のようにスロットル開度の変化量が小さい
場合は|θ1−θ2|≦Δθにより異常判定部60は一旦
異常と判定し、予め中間値(例えば全開時の60%)に設
定された異常時代用のスロットル開度信号を目標変速比
検索部46に出力する。そこで、目標変速比検索部46のス
ロットル開度が設定値(例えば全開時の60%)に設定さ
れる。また、エンジントルク算出部52のスロットル開度
の値も同様に設定値(例えば全開時の100%)になり、
この状態で走行開始した場合、又は実際にセンサの故障
で出力が変化しない場合は上述のスロットル開度で変速
及びライン圧制御される。そこで、この場合の変速ライ
ンは第4図の曲線l3のように、最高と最低の中間のもの
になる。 一方、運転者がアクセル操作をすることにより、スロッ
トル開度が変化して、|θ1−θ2|>Δθになると異
常判定部60で正常と判定されて異常信号を出力しなくな
る。このとき、フラグ1がセットされてこれ以降は異常
判定しなくなり、スロットル開度のセンサ出力をそのま
ま入力して既に述べたように制御されるのである。 以上、本発明の一実施例について述べたが、吸入管負圧
センサ等の場合にも同様に適用し得る。また、センサ値
が上下限値を越えた場合のフェイルセーフにも適用可能
である。
以上説明したとおり本発明によれば、エンジン始動に伴
う制御開始直後のスロットル開度の変化量が所定値以下
である場合にはスロットル開度の検出信号が異常である
と一旦判定され、その後スロットル開度の変化量が所定
値以上となつた場合にはスロットル開度の検出信号が正
常であると判定し直されるのであり、スロットル開度の
検出信号の正常、異常の判定が2度にわたつて行われる
ことから、フェイルセーフ機能を充分発揮することがで
きる。 また、スロットル開度の検出信号が異常であると判定さ
れた場合には、予め中間値に設定された異常時代用のス
ロットル開度信号が目標変速比検索部に出力されること
で、無段変速機の変速ラインはスロットル開度の中間値
に対応したものとなり、車両の走行性の悪化を最小限に
とどまることができる。 さらに、制御ユニットに異常判定部を設けるだけでスロ
ットル開度の検出信号が異常である場合のフェイルセー
フ機能が達成されるのであり、制御ユニットの構成を簡
素化することができる。
う制御開始直後のスロットル開度の変化量が所定値以下
である場合にはスロットル開度の検出信号が異常である
と一旦判定され、その後スロットル開度の変化量が所定
値以上となつた場合にはスロットル開度の検出信号が正
常であると判定し直されるのであり、スロットル開度の
検出信号の正常、異常の判定が2度にわたつて行われる
ことから、フェイルセーフ機能を充分発揮することがで
きる。 また、スロットル開度の検出信号が異常であると判定さ
れた場合には、予め中間値に設定された異常時代用のス
ロットル開度信号が目標変速比検索部に出力されること
で、無段変速機の変速ラインはスロットル開度の中間値
に対応したものとなり、車両の走行性の悪化を最小限に
とどまることができる。 さらに、制御ユニットに異常判定部を設けるだけでスロ
ットル開度の検出信号が異常である場合のフェイルセー
フ機能が達成されるのであり、制御ユニットの構成を簡
素化することができる。
第1図は本発明の制御装置の実施例における油圧制御系
を示す構成図、第2図は同電子制御系を示すブロック
図、第3図は作用を説明するフローチャート図、第4図
は変速特性を示す図である。 4……無段変速機 40……制御ユニット 44……スロットル開度センサ 46……目標変速比検索部 52……エンジントルク算出部 60……異常判定部
を示す構成図、第2図は同電子制御系を示すブロック
図、第3図は作用を説明するフローチャート図、第4図
は変速特性を示す図である。 4……無段変速機 40……制御ユニット 44……スロットル開度センサ 46……目標変速比検索部 52……エンジントルク算出部 60……異常判定部
Claims (1)
- 【請求項1】油圧シリンダによりそれぞれプーリ溝幅が
可変制御される入力側のプライマリプーリと出力側のセ
カンダリプーリとの間に駆動ベルトを巻回してなる無段
変速機を対象とし、上記プライマリプーリの油圧シリン
ダに供給するプライマリ圧を制御ユニットから出力され
る変速速度の制御信号により変速速度制御弁を介して変
化させることでプライマリプーリ及びセカンダリプーリ
に対する駆動ベルトの巻付け径の比を連続的に変化させ
て無段変速させる無段変速機の制御装置において、 セカンダリプーリ回転数及びスロットル開度の各検出信
号に基づき目標変速比を定める目標変速比検索部と、上
記目標変速比に基づいて変速速度を算出する変速速度算
出部とを備える上記制御ユニットには、上記スロットル
開度の検出信号に基づき、エンジン始動に伴う制御開始
直後のスロットル開度の変化量が所定値以下である場合
にスロットル開度の検出信号が異常であると判定して予
め中間値に設定された異常時代用のスロットル開度信号
を上記目標変速比検索部に出力し、その後スロットル開
度の変化量が所定値以上となつた場合にはスロットル開
度の検出信号が正常であると判定して上記異常時代用の
スロットル開度信号の出力を停止する異常判定部を設け
たことを特徴とする無段変速機の制御装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60286611A JPH0674017B2 (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | 無段変速機の制御装置 |
DE8686309966T DE3669767D1 (de) | 1985-12-19 | 1986-12-19 | Steuervorrichtung fuer ein stufenlos regelbares getriebe. |
US06/944,346 US4823644A (en) | 1985-12-19 | 1986-12-19 | Fail safe for a continuously variable transmission |
EP86309966A EP0228263B1 (en) | 1985-12-19 | 1986-12-19 | Control system for a continuously variable transmission |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60286611A JPH0674017B2 (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | 無段変速機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62143742A JPS62143742A (ja) | 1987-06-27 |
JPH0674017B2 true JPH0674017B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=17706651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60286611A Expired - Lifetime JPH0674017B2 (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | 無段変速機の制御装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4823644A (ja) |
EP (1) | EP0228263B1 (ja) |
JP (1) | JPH0674017B2 (ja) |
DE (1) | DE3669767D1 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0676026B2 (ja) * | 1987-08-10 | 1994-09-28 | スズキ株式会社 | 連続可変変速機のクラッチ圧制御方法 |
JPH0762625B2 (ja) * | 1988-02-09 | 1995-07-05 | 三菱重工業株式会社 | ノイズ消失検知方法およびその装置 |
US5148722A (en) * | 1990-08-17 | 1992-09-22 | Chrysler Corporation | Method for invoking a shutdown on default |
JPH05106728A (ja) * | 1991-10-11 | 1993-04-27 | Fuji Heavy Ind Ltd | 無段変速機の制御装置 |
DE4313746C2 (de) * | 1993-04-27 | 2002-11-07 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung der Leistung einer Antriebseinheit eines Fahrzeugs |
JP3538472B2 (ja) * | 1995-03-02 | 2004-06-14 | 本田技研工業株式会社 | 自動変速機の制御装置 |
JP3478055B2 (ja) * | 1997-04-25 | 2003-12-10 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両の制御装置 |
DE19928554B4 (de) * | 1998-06-23 | 2007-03-29 | Nissan Motor Co., Ltd., Yokohama | Übersetzungsverhältnis-Regelvorrichtung und Verfahren zur Regelung des Überssetzungsverhältnisses bei einem stufenlos verstellbaren Toroidgetriebe |
DE19952476A1 (de) * | 1999-10-29 | 2001-05-23 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | Verfahren zur Steuerung eines CVT-Automatgetriebes |
JP3788160B2 (ja) * | 2000-01-27 | 2006-06-21 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用無段変速機の変速制御装置 |
KR100416909B1 (ko) * | 2000-08-17 | 2004-02-05 | 안성순 | 목재 가공용 전동톱 |
FR2834034B1 (fr) * | 2001-12-20 | 2005-04-22 | Renault | Procede de commande d'une transmission automatisee a rapports etages |
JP3981317B2 (ja) * | 2002-10-04 | 2007-09-26 | ジヤトコ株式会社 | 車両用変速機の油圧異常低下判定装置 |
JP3857240B2 (ja) * | 2003-01-29 | 2006-12-13 | 本田技研工業株式会社 | 無段変速機の故障判定装置 |
DE102005044176A1 (de) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Braun Gmbh | Haarentfernungsgerät |
WO2010043192A2 (de) * | 2008-10-16 | 2010-04-22 | Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg | Hydraulikanordnung zur steuerung eines getriebes |
US9337676B2 (en) * | 2014-01-07 | 2016-05-10 | Joseph Benigno | Outlet enclosure for device chargers |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1569892A (en) * | 1976-01-31 | 1980-06-25 | Lucas Industries Ltd | Control circuits for vehicle transmissions |
JPS5536611A (en) * | 1978-09-05 | 1980-03-14 | Nissan Motor Co Ltd | Throttle fail safe valve for automatic speed change gear |
US4387608A (en) * | 1979-09-12 | 1983-06-14 | Robert Bosch Gmbh | Electronic control for a stepless vehicle transmission using a control member response to dynamic pressure |
US4393732A (en) * | 1979-09-28 | 1983-07-19 | Nissan Motor Co., Ltd. | Abnormality treatment device for automatic transmission control device |
JPS5977157A (ja) * | 1982-10-22 | 1984-05-02 | Nissan Motor Co Ltd | Vベルト式無段変速機の油圧制御装置 |
JPH06100271B2 (ja) * | 1983-04-07 | 1994-12-12 | 日産自動車株式会社 | 無段変速機の制御装置 |
JPH0730838B2 (ja) * | 1983-06-16 | 1995-04-10 | 日産自動車株式会社 | 無段変速機の制御装置 |
JPS601449A (ja) * | 1983-06-16 | 1985-01-07 | Mitsubishi Electric Corp | 車輛用自動変速機の制御装置 |
JPS6053257A (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-26 | Fuji Heavy Ind Ltd | 無段変速機の電子制御装置 |
JPS6098254A (ja) * | 1983-10-31 | 1985-06-01 | Mazda Motor Corp | 電子制御式無段変速装置 |
-
1985
- 1985-12-19 JP JP60286611A patent/JPH0674017B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-12-19 DE DE8686309966T patent/DE3669767D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1986-12-19 US US06/944,346 patent/US4823644A/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-12-19 EP EP86309966A patent/EP0228263B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0228263B1 (en) | 1990-03-21 |
US4823644A (en) | 1989-04-25 |
EP0228263A1 (en) | 1987-07-08 |
DE3669767D1 (de) | 1990-04-26 |
JPS62143742A (ja) | 1987-06-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0674017B2 (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
JPS62146737A (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
JP2741041B2 (ja) | 無段変速機の変速制御装置 | |
JPS62122836A (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
JPH0624895B2 (ja) | 無段変速機のライン圧制御装置 | |
JPS62160931A (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
JPH0830529B2 (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
JP2541821B2 (ja) | 無段変速機の変速制御装置 | |
JPS6277241A (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
JPS624647A (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
JPS62160930A (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
JPS6268141A (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
JPS6253248A (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
JPH0657508B2 (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
JPH07117146B2 (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
JPH0820010B2 (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
JPS624646A (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
JP2665955B2 (ja) | 無段変速機の変速制御装置 | |
JP2900257B2 (ja) | 無段変速機の変速制御装置 | |
JP2741029B2 (ja) | 無段変速機の変速制御装置 | |
JPH0659795B2 (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
JPH0546462B2 (ja) | ||
JP2583038B2 (ja) | 無段変速機の制御方法 | |
JP2741032B2 (ja) | 無段変速機の変速制御装置 | |
JPS62131832A (ja) | 無段変速機の制御装置 |